Kstyle
Kstyle 13th

「海雲台の恋人たち」ロンドン五輪真最中の6日に放送スタート

マイデイリー
写真=KBS
ドラマ「海雲台(ヘウンデ)の恋人たち」が、ロンドン五輪の真最中に、ドラマへの期待と懸念と共に韓国で放送がスタートした。

KBSドラマ「海雲台の恋人たち」(脚本:ファン・ウンギョン、演出:ソン・ヒョヌク、パク・ジンソク)は、ロンドン五輪中継による放送の延期なしで、予定通り6日に韓国で放送がスタートする。これに先立ち「ドリームハイ2」から「ラブレイン」「ビック」にいたるまで、T-ARAのジヨンと2AMのジヌン、チャン・グンソクと少女時代のユナ、コン・ユとイ・ミンジョン、miss Aのスジなど、豪華な出演陣で期待を集めたが、屈辱に近い視聴率を記録し、月・火曜日に放送されるドラマの中で最低の視聴率となった以前の作品の不運を踏まえ、もう一度KBSドラマを代表する切り札となるか注目を集めている。

「海雲台の恋人たち」には期待と同時に懸念される点もある。まず釜山(プサン)市で行われるオールロケーション撮影と、俳優たちの鍛えぬかれたボディラインの公開で、美しい映像や見所の充実と同時に、ドラマの軸となるストーリーではなく、俳優たちの露出シーンだけが浮き彫りになるのではないかという懸念である。

2009年6月KBS「男物語」放送後、3年ぶりに映画からドラマにその姿を見せたキム・ガンウは、既に放送前から何回も上着を脱いだ姿が公開され、久しぶりのドラマ復帰よりも、彼の腹筋に対する期待が高まった。脚本家のファン・ウンギョンは、キム・ガンウのお尻露出シーンまで予告した。ここで、“歌手ペク・チヨンの男”として、海兵隊出身のチョン・ソグォンも鍛えている肉体が有名な俳優だ。この二人は、1日行われた制作発表会で、お互いの体に対してライバル意識を見せたこともある。

そして、最近映画「春香秘伝 The Servant 房子伝」に続き「後宮の秘密」で、またもや大胆な濡れ場演技を見せたチョ・ヨジョンは、キム・ガンウとの密着キス写真で、ベーグル女(ベビーな顔で、グラマラスなボディラインを持っている女性のこと)を代表する女優らしいボディラインを披露した。露出のある衣装を避けられないため、今後チョ・ヨジョンのボディラインはより浮き彫りになる見込みだ。

また、棒読み演技で話題になったガールズグループのメンバーたちの出演が、薬になるか毒になるかまだ未知数である。あいにくも今回のドラマでは、ナム・ギュリ、Davichiのカン・ミンギョン、T-ARAのソヨンまで、コアコンテンツメディア所属芸能人が多数登場する。元SeeYaのメンバーだったナム・ギュリは、一番早く女優として多数の作品に出演したが、演技力の点で非難されたことがある。Davichiで活動しているカン・ミンギョンも、先立ちSBS「笑ってお母さん」で主役級の役を熱演したが、やはり演技力不足という指摘を受けた。

そして、今回本格的に演技に挑戦するT-ARAのソヨンは、所属グループのT-ARAが、最近メンバーファヨンの脱退とともに、いじめ説で議論を呼び、非難の的になっているという悪材料まで抱えている。実際にドラマの公式サイトでは、ソヨンの降板を求めるコメントやドラマでのボイコット意思を表明するネットユーザーたちの意見が多数掲載されている。

また、ドラマ「海雲台の恋人たち」は、同時間帯の他局ドラマへの負担も抱えている。既にスタートを切っているMBCのメディカルドラマ「ゴールデンタイム」は、イ・ソンギュン、イ・ソンミンの熱演が話題になり、順調な視聴率を記録し、6日にも放送休止せず放送されるため、「海雲台の恋人たち」の足かせとなる可能性が高い。また、13日放送予定のSBSファンタジー韓医学ドラマ「シンイ-信義-」は、女優のキム・ヒソンの復帰作であり、「太王四神記」の製作スタッフたちが再び集結した大作である。

しかし、「海雲台の恋人たち」は、このような懸念と負担の中でも、ドラマ「ニューハート」「レディプレジデント~大物」「シティーハンター in Seoul」を手がけたファン・ウンギョンが脚本を努め、見所満載であると共に作品性も良いという抱負を持っている。ここに、イム・ハリョン、イ・ジェヨン、パク・サンミョンなど、有名な名脇役たちの活躍も期待される。

ロンドン五輪の真最中、大胆な放送を決めたKBSの決断が通用するのか、注目を集める中、ドラマ「海雲台の恋人たち」は6日の夜9時55分に韓国で放送がスタートした。

写真=SSD・TIMO E&M
元記事配信日時 : 
記者 : 
コ・ギョンミン

topics

ranking