INFINITE、17万人が熱狂したワールドツアー終了…“これからがスタート”

「韓国のファンの皆様、ワールドツアー無事に終えて帰ってきました!」
7人組ボーイズグループINFINITEが、ぐんと成長した魅力をアピールし、6ヶ月にわたるワールドツアーの幕を閉じる。
INFINITEは28日午後7時、ソウルオリンピック体操競技場で開かれたワールドツアーソウルアンコール公演「ONE GREAT STEP RETURNS」で約1万人の熱狂的な歓声を浴びながら、ワールドツアーに終止符を打った。
約3時間にわたって行われたこの日のコンサートは、計27ステージが披露された。メンバーたちは汗をたっぷりかきながらトレードマークであるキレのある群舞からソロ、ユニット、バラードまで披露した。

アンコールコンサートだったが、6ヶ月で15ヶ国21都市をまわる26回のコンサートを休むことなく開催してきたことで、より成長した姿を見せるという覚悟が表れていた。オープニングステージの構成も変えた。
オープニングはメンバーたちが曲の途中で1人ずつ登場し、それぞれ好きなアイテムを自ら紹介した。ソンギュはレーザー、ソンジョンは天使、ウヒョンは水、ソンヨルはキューブ、ホヤはポンピング、エルはカメラのフラッシュ、ドンウは火を描写しながら「Destiny」のステージを披露した。
続いて「TIC TOC」「PARADISE」「WINGS」などを歌うメンバーたちの体は汗に濡れ、ノースリーブ姿でキレのある群舞を披露すると、ファンたちの歓声は序盤から最高潮に達した。
メンバーたちはワールドツアーで経験した面白いエピソードを紹介し、tvN「ザ・ジーニアス」をパロディした映像を初披露するなど、ファンサービスを行った。ワールドツアーの感想を盛り込んだ映像では「ワールドツアーをまわりながら、これまでは始まったとは言えなかったことが分かった。これからがスタートなんだ」と謙虚に話した。

特に注目を浴びたのは、この日初めて公開された爽やかなユニット“INFINITE F”だった。ソンジョン、ソンヨル、エルで構成されているINFINITE Fは、キュートな黄色いジャケットを着てステージに立ち、機敏に脚の動作を合わせながら新曲「胸がときめく」のステージを披露した。彼らは「もともとユニット名は冥王星だったけれど、惑星から外された星なので、気に入らなかった。だからINFINITE Fになった。フェイス(Face)、フラワー(Flower)、フォーエバー(Forever)などの意味がある」と説明した。
INFINITE Hは自ら作詞した新曲「Alone」を公開した。同曲はINFINITE Hがツアーをしていた時に歌詞を考えた曲で、寂しい雰囲気のミディアムテンポのラップソングだ。またウヒョンは自作曲「目を閉じれば」を披露した。この曲は起承転結がはっきりした正統派バラード曲であり、ウヒョンは多少緊張しているように見えたが切なく歌声を響かせ、ファンたちの熱い声援を受けた。ウヒョンは「意味のあるステージなので、どんな曲を聞かせたら一番胸にしみるかな、と考えた末に自作曲を披露することになった」と話した。
代表曲である「Be Mine」を皮切りに「B.T.D」「Man in Love」「追撃者(The Chaser)」と続いた後半の雰囲気は爆発的だった。続いて4月のカムバックを予告する強烈な映像が公開されると、雰囲気は一層盛り上がった。メンバーたちは涙ぐみながら感謝の気持ちを伝え、「With」のステージを最後にファンたちと別れた。
今回のワールドツアーは昨年8月9日にソウルオリンピック体操競技場でスタートし、アメリカ、日本、中国、フランス、ドバイなど世界15ヶ国21都市26回のコンサートで行われた。計15万人を動員し、今回のソウルアンコールコンサート2回でさらに2万人が追加となる。最後のコンサートは3月1日、同じ場所で行われる。
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- イ・ヘリン
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