“女性憧れのボディ1位”SISTAR ソユ「細いだけの体はイヤ！美ボディを維持する秘訣は…」

SISTARのソユ(23)が女優に変身した。カーリン(CARLYN)の2015 S/S新製品でスタイリッシュな女優に変身したソユが様々なポーズをとる。カーリンバッグとソユが出会い、オーラを放つ撮影現場を訪れた。

“直CAM(ファンが直接撮影した映像)の女神”EXID ハニ、“女性兵士の愛嬌”Girl's Day ヘリ、“肉付きのいいアイドル”元Jewelry キム・イェウォンまで。とりわけ競争が激しかった2014年、ホットなアイドルのうち、長い間愛されたガールズグループのメンバーがいる。容姿やボディだけではなく、歌唱力まで兼ね備えた彼女はセクシーガールズグループSISTARのソユだ。レジェンドたちの帰還と共にレトロブームが巻き起こり、まるで戦場のようだった2014年の音楽界で、彼女は長い間トップの座を守りながらどんなことを考えたのだろうか。2015年を準備する彼女の率直な話を聞いてみた。

―OnStyle「Get It Beauty 2015」でMCとして活躍している。初のMC挑戦の感想は？

ソユ：新鮮です。ビューティー番組も初めてで、MCも初めてですから。漠然として「やりたい」とだけ思っていたことを実際にやることができて本当に嬉しいです。まだ足りない所が多いと思いますが、でも楽しみながら頑張ろうと思います。

―自分について点数をつけるとしたら、何点のMCだと思うか？

ソユ：40点くらいではないでしょうか。自分で考えても私はまだ不十分です。イ・ハニさんやキム・ジョンミンさんがすごくお話上手で勉強させてもらっています。まだ50点にも満たない水準ですが、必ず高い点数を言える日が来るように頑張らなきゃと思っています。

―イ・ハニ、キム・ジョンミンなど、達弁な美人たちとの撮影で、とりわけ気を遣いそうだ。

ソユ：私は、自分自身がビューティーに非常に関心の多い人だと思っていました。メンバーたちからもこだわりが多いと言われますし。でも、OnStyle「Get It Beauty 2015」のMCをして、私はまだ子どものようなものだなあと感じました。特に、ハニさんは頭から足の先まで自己管理に徹底している人で、ハニさんの近くにいたら、もっとはっきりと感じることができます。美人は勤勉でなければならないという言葉、本当に正解だと思います。

―ソユも勤勉そうに見える。

ソユ：私は実は勤勉ではありません。体が休みたいと感じている時は、本当に何もしないでじっとしています。一日中寝ていたり、ちっとも動きません。そんな時は怠け者だと思いますが、海外公演に行く時なんかは必要以上にビューティー製品をいっぱい持っていくのを見たら勤勉なのかなあとも思います。

―ソユ・クリーム、ソユ・オイル、ソユ香水など、ビューティー業界にソユブームが巻き起こっている。

ソユ：実は少し心配です。私が使っている製品をお見せする理由は、皆さんも買って使ってくださいという意味ではなくて、私が多くの試行錯誤を経て私にぴったりの製品を見つけたという理由、それ一つです。でも、私には本当にいい製品でもみんなに合うわけではないですよね。みんなにこの製品を使ってほしくてお見せしたのではなくて、単純に「私はこれを使っています」という意味だったんですけれど、少しプレッシャーを感じたり心配になる時が多いです。

―本当に自分が使っている製品なのか疑う視聴者もいる。

ソユ：OnStyle「Get It Beauty 2015」は、収録前に脚本家さんたちからしょっちゅう連絡が来ます。関連するテーマでたくさん連絡を取り合います。実際に私がどんな方法でどんな製品を使っているか詳しくインタビューもします。また、収録前にレポート形式で提出しなければいけないものもたくさんあります。私だけではなく、MC全員が製作陣と多くの対話でリアルさを追及しています。

―あるサイトで女性たちの一番なりたいボディ1位に選ばれた。

ソユ：その話を聞いてすぐに「あ、ダイエットをしなきゃ」と思いました。1位よりも”女性たちが”選んだというのが嬉しかったです。私は、実は50kg以下に体重が減ると、見た目が悪く痩せるほうです。自信も減るし。だから、無理に痩せたボディよりは健康的な感じを維持しようとするほうです。女性の方々がそんな部分をよく見てくださったようです。

―そのためか、他の女性たちと違って、スリムだった過去の写真をファンたちは“黒歴史”と呼んでいる。

ソユ：ファンたちが私に求めるボディは明らかにスリムなだけのボディではないと思います。それを私もよく知っています。実を言うと、スリムなボディになるのは簡単です。しかし、出るところは出て、引っ込むところは引っ込めるボディにするのが難しいです。ボリューム感を維持しながら贅肉を落とすように努力しています。私も細いだけのボディはイヤです。

―20代半ばになったが、体力は変わっていないようだ。400mリレーは本当に印象的だった。

ソユ：番組では感じられなかったようです。本当に死ぬのかと思いました。以前とは明らかに違います。私より年齢の若い方と一緒に参加しましたが、彼女たちと違って私だけ呼吸が荒くなって、めまいがしてもう大変でした。

―突然だが、ソユさんは実物が本当にキレイだ。本人もこれに同意するのか？

ソユ：私も自分の顔が画面より実物がマシだと思います。私は目立った美人というわけではありませんし、たまにブスだとコメントする方もいますが、その方々がコメントをつけた写真は、私が見てもブスに見えるので理解できます。でも、私について知らずに容姿で人格まで判断するコメントは残念ですね。例えば、「性格悪そう」とか「強そう」「払い戻し遠征隊」などの言葉です。

―ソユの理想のタイプの男性は？

ソユ：優しい人が好きですね。でも、優しいばかりの人は魅力がなさそうだし。難しいですね。容貌はセクシーな顔が好きです。

―JTBC「すごい夫の実家」での気さくな姿もそうだし、ある番組で長男のお嫁さんらしいと褒められた。結婚の計画はないか？

ソユ：まだ結婚はまったく考えていません。私は現実的な人間で、遠い将来の計画よりは、今年そして来年の計画に集中するほうです。「いつか結婚をするだろう」とは思っても、特に計画を立てたりはしていません。

―ソユはタレントにならなくても、何でもしっかりできそうなイメージだ。

ソユ：タレントになっていなければ、他のどんな職業を選んていたかはわかりませんが、自分で考えてもそうです。何をやってもしっかりできたと思います。元々私の性格がそうですし、他の方からもそのように評価してもらえるなんて感謝する限りです。

―SISTARと言えば、たくさんのヒット曲がある。一番愛情を持っている曲は？

ソユ：「Loving U」です。音楽を聴くと、その音楽にまつわる思い出も一緒に思い出すじゃないですか。私は「Loving U」を聴くと、メンバーたちが一緒にハワイでMVの撮影をしたことを思い出します。曇りが多かったけれど、でもそこは絵に描いたようにキレイでした。最近はそんなに頻繁に見ていませんが、昨年まで1日に1回、欠かさずMVを見ていました。それだけ私が本当に愛情を持っている曲です。

―実際にプライベートではどんな曲をよく歌うか？

ソユ：一曲を選べないほど、本当に全部歌います。愛唱曲がないというくらいです。私はカラオケに行くと、ジャンルに関係なく全て歌います。ヒョリン姉さんとはほぼマイクを手放さずに歌うほどです。

―文字通り「コラボの女王」だ。また最高のコラボを期待してもいいか？

ソユ：期待はせずに聴く準備だけしていただきたいですね。「Some」で本当に身に余る愛を受けてすごくプレッシャーを感じました。幸い、私が誰とコラボをしても新鮮だと思ってくださるようです。だから、誰とコラボするかよりは、どんな曲で皆さんにまた気持ちの良い音楽を聴いていただけるかを悩んでいます。

―コラボといえば、よくIU(アイユ)とソユを思い出す。ライバルだという意見についてどう思うか？

ソユ：ライバルというより、本当に異なる雰囲気の声だと思います。私もIUさんの曲が大好きでよく聴きます。特に「春、愛、桜じゃなく」と「金曜日に会いましょう」は私が本当に好きな曲です。IUさんの歌声を聴いていると、隠す所なく透き通った感じがします。逆に私は「なんかある」ような感じ。これを言葉でどう表現すればいいのでしょうか。私は文字通り「なんかある」ような声としか説明できませんね。皆さん、分かってくれますよね？

―MC、歌手に続い女優へのチャレンジだけが残っているようだ。計画はあるのか？

ソユ：計画はありませんが、やってみたいとは思っています。タレント活動に線引きをしたくはありません。“万能エンターテイナー”になりたいです。外国の場合、歌手、演技、MC、全て境界線なくやるじゃないですか。そんな人になりたいです。

―最後にソユは、後輩たちにとってどんなロールモデルになりたいか？

ソユ：気楽な人です。親しくなりたいと思う先輩になりたいです。音楽的にだけではなく、人間的によく親しくできて、また親しくなりたいと思う人です。



エディター：ユ・ヨンジン、インタビュー：キム・ドゥリ、フォトグラファー：キム・ウェミル(青年写真館)、ビハインドフォトグラファー：アン・ソンフ、スタイリスト：キム・ミン、ヘア：チョ・ヨンジェ、メイク：イ・ミヨン