【REPORT】SF9 ロウン、日本初ソロファンミーティングで満員の会場にド緊張…安全地帯の楽曲もカバー

ロウンは最近、「偶然見つけたハル」(2019年)、「先輩、その口紅塗らないで」(2020年)、「恋慕」(2021年)、「明日」(2022年)と主演作が立て続けにヒットし、演技ドル(演技もできるアイドル)として大ブレイク中だ。今回のファンミーティングも当初は24日の2公演のみ開催の予定だったが、昼夜公演ともにチケットが即完売を記録し、25日の東京、そして8月7日の大阪公演が追加されるほど日本も高い人気を誇っている。

マイクを握るロウンからは緊張が伝わってきたが、SF9のボーカル担当として世界のステージで歌ってきた経験を活かし歌い上げると、「初めてのソロファンミーテイングなので、とても緊張しています。でも皆さんの笑顔で少し楽になりました(笑)。『恋慕』のチョン・ジウン(ロウンが演じた役名)になりきって歌いました。今回は“恋慕”というタイトルなので、セットリストも恋愛をテーマにしました」と日本語で一生懸命に説明した。

後半は俳優としてのロウンの魅力、そしてプライベートを知ることができるゲーム&トークのコーナーを展開。なんと、来場者の6割はドラマを見て彼のファンになったという。会場のファンが参加する2択クイズ「恋慕、恋い焦がれるのはどっち!! ~忠心? 恋心? ~」コーナーでは、「最近はテニスにハマっている」ことや、「コーヒーは凍え死んでもアイスアメリカーノ派」など、彼のプライベートが垣間見えた。

もちろん、大ヒットドラマ作品を振り返るコーナーも。マンガの中の世界を描いた初主演作「偶然見つけたハル」では、ハルを演じたロウンの誠実なジェントルマンぶりが注目され、「MBC演技大賞」で新人俳優賞を受賞。ドラマの映像が流れると、その美しさに客席からは思わずため息が漏れた。注目のきっかけとなった作品に「始めたときは内容も複雑だし本当に怖かったけれど、やればできるという自信をつけさせてくれた作品です。お酒が入った打ち上げの席で、『もうハルはいないんですよ~』と泣いたのを覚えています」と役への愛情を吐露した。

あの世からの使者を演じた最新作「明日」については、「この作品から、生きること、人生の大切さを感じられると思います。今日という1日、そして明日がどれくらい大切かを教えてくれる作品です」と、その魅力に言及。そして今後の俳優活動に関しては、「ラブコメに出たいです。恋愛だけでなく、コメディの要素がある作品に挑戦したい。アクションや映画にも出てみたいです」と抱負を語った。

そして、「今日(7月24日)はSF9のメンバー、ダウォンさんの誕生日です。8月には日本でSF9のファンミーティングもあります。僕が皆さんにいただいた感情をそのまま皆さんに感じてほしいと思います。僕と同じ気持ちを感じてくれたらうれしいです。遅くならないうちにまた新しい挑戦のお知らせをして、皆さんをドキドキさせたいです。それまで健康で待っていてくださいね。日々のささやかなことが幸せに感じられるよう祈っています。すぐにまた会える日を願っています。今日は本当にありがとうございました! 感動しました!」と挨拶して、3階席にまで大きく手を振りながらステージを後にした。

取材・文/坂本ゆかり

- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- Kstyle編集部
topics






