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イ・ジュアン、母親への肝臓移植で兵役免除に「傷跡が特殊メイクだと思われた」

Newsen
写真=YYエンターテインメント、tvN
俳優イ・ジュアンが、母親に肝臓を移植したことを明かした。

イ・ジュアンは最近、江南(カンナム)区のNewsen社屋で行われたtvN土日ドラマ「暴君のシェフ」に関するインタビューで、過去に臓器移植の手術を受けていたことを明かした。

「暴君のシェフ」でイ・ジュアンは、秘密の多い道化師コンギル役を演じた。劇中、彼は上半身裸で鍛えられた筋肉を公開した。上半身の露出について彼は「いきなり監督から、次のシーンで、上半身裸になる必要があると言われました。コ・チャンソク先輩が冗談で“僕も脱ごうか? それはダメだよね? 視聴者のために”と言いました(笑)」と伝えた。

放送では、腹部にある鮮明な傷跡も露わになった。これは22歳の時、肝臓がんで闘病中だった母親に肝臓を移植した際にできた傷跡だった。肝臓の約70%を切除したイ・ジュアンは、兵役免除の判定を受けたという。彼は「自慢することではないですが、はずかしい傷跡でもありません。この傷跡があったから、母が生きていると思っています。現場でも特殊メイクだと思われました。“すごくリアルだね”と言われたので、“僕の傷跡です”と答えました。それだけコンギルによく合う傷跡だったと思います」と答えた。

イ・ジュアンは肝臓を移植した当時の状況を語った。彼は「(移植を)しないわけにはいかない状況でした。急に病状が悪化して病院に行きましたが、手術をしなければ母の命はなくなると言われました。母も意識がない状態でした。病院に到着した時が夕方7時頃でしたが、翌朝5時30分頃に手術を受けました」とし、「悩む暇もなく手術に同意しました。色々なことを考えすぎて、ほとんど眠れませんでした。自分の夢に支障があるかもしれないというようなことは考えても無駄で、まずは母を助けないとと思いました」と説明した。

幸い、母親は完治判定を受けた。イ・ジュアンは回復した母親だけでなく、親戚も「暴君のシェフ」の人気に一緒に喜んだと伝えた。彼は「叔母たちも“うちのスター甥っ子が来た”と言っていましたが、最近結婚式で会った時は言葉に力が込められていました。本当に誇りに思ってくれているようでした。叔母、叔父、親戚みんなが嬉しそうにしていました」とし、「僕は、自分の仕事を頑張っただけなのに、家族が喜んでくれて本当に嬉しいです」と答えた。

イ・ジュアンは青年イ・ジュアンとして、俳優イ・ジュアンとして叶えたいことも明かした。彼は「世界の美しい場所に全て行ってみたいです。今年沖縄に行ったのですが、綺麗な風景を見ると本当に癒されると感じたんです。家に6時間いられないと話しましたが、“外に出て何かやれるのに、なぜやっていないんだろう”という思いで不安になるためです。海外では、自分が外に出たい時に出て、宿でじっとしている時もありました」とし、「今回のベトナム報奨休暇の時も、何もせずサンベッドに横になって休んでみようと思います」と話した。

続いて「俳優として動ける時までは、演技をしていたいです。普段からあまり怒ることがないのですが、溜まったものを演技で解消しています。演技で解消できなかったら、塊となって心の病になるのではないでしょうか。媒体ではなくても、僕を呼んでくれるところがあれば、ずっと俳優として生きながら、様々なキャラクターを演じてみたいです」とし、「機会があれば、肝臓移植センターにも寄付したいです。入院した時、本当に辛そうにしている人を多く見ましたし、その苦痛を自分も経験したからです」と打ち明けた。
元記事配信日時 : 
記者 : 
イ・ハナ

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