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放送終了「シン社長プロジェクト」ハン・ソッキュらが最後の旅路へ…交渉ヒーローズが大活躍【ネタバレあり】

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※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=tvN「シン社長プロジェクト」キャプチャー
ハン・ソッキュ、ペ・ヒョンソン、イ・レの愉快で痛快な交渉劇が幕を閉じた。

10月28日に放送されたtvN月火ドラマ「シン社長プロジェクト」(脚本:バン・ギリ、演出:シン・ギョンス)最終回では、疎通困難な時代の中で多彩な事件を痛快に解決してきた交渉ヒーローズ、シン社長(ハン・ソッキュ)、チョ・フィリップ(ペ・ヒョンソン)、イ・シオン(イ・レ)の最後の旅路が描かれた。

最終回の視聴率は、首都圏世帯平均8%、最高9.4%、全国世帯平均8.6%、最高9.9%を記録し、地上波を含む全チャンネルで同時間帯1位を獲得、有終の美を飾った。さらに、tvNターゲット層の20~49歳男女視聴率でも、ケーブル・総合編成チャンネルを含む全チャンネルで1位にランクインした(ニールセン・コリア基準)。

息子を失った後、初めて元妻に会うためアメリカへ向かったシン社長は、長年胸にしまっていた申し訳ない気持ちを伝え、心の重荷を下ろした。さらに、アメリカでも思いがけず交渉ヒーローとしての顔を見せたシン社長は、現地で贈られたメキシカンハットをかぶり、平穏な日常へと戻った。

チョ・フィリップは、裁判長のキム・サングン(キム・サンホ)の提案で、対立調整のための裁判所内TFチームに迎え入れられ、チキン屋ではなく裁判所に出勤する新たな日常を迎えた。また、試験に合格したイ・シオンも警察という新しい夢を追うと共に、チョ・フィリップと恋人関係に発展した。

シン社長のチキン屋は、さらに賑やかな空間へと変貌を遂げた。TFチームが事件解決のために集まる会議の場となったのはもちろん、チョ・フィリップが新人法曹人を社員として連れてきてシン社長に教育を任せたことで、さらに本格的にチキン屋の社長と交渉専門家の顔を行き来しながら忙しい日々を送る姿が描かれ、今後も続く交渉ヒーローズの活躍を予感させた。

こうして「シン社長プロジェクト」は、様々な対立が渦巻く疎通困難な時代に、便法と遵法の境界を行き来しながら紛争を解決するヒーローたちの熱く痛快な活躍で共感を呼んだ。特に、かゆいところに手が届くシン社長ならではの奇想天外な解決法が、視聴者の心をつかんだ。

また、同作では、チキン屋の役職員として集まり、交渉ヒーローズへと成長したシン社長、チョ・フィリップ、イ・シオンのキャラクターを生き生きと描き出した俳優たちの熱演も際立った。主演を務めたシン社長役のハン・ソッキュは、キャラクターの複雑な内面を丁寧に貫き、特有の深みある演技力で「さすがハン・ソッキュ」と感嘆を呼んだ。チョ・フィリップ役のペ・ヒョンソンとイ・シオン役のイ・レは、若々しいエネルギーと絶妙な掛け合いで、作品の面白さを一層高めた。

さらに、監督シン・ギョンスの感覚的な演出と脚本家パン・ギリのしっかりしたストーリー展開が、多彩な紛争エピソードの中で交渉ヒーローズが繰り広げる解決策の魅力をさらに引き立て、毎週月・火の放送を楽しみにさせる理由となった。

これに支えられ、2025年tvN月火ドラマとして初回放送で最高視聴率を記録し、順調なスタートを切った「シン社長プロジェクト」は、その後もケーブルおよび総合編成チャンネルで同時間帯1位をキープし、人気の高さを証明した (ニールセン・コリア基準)。
元記事配信日時 : 
記者 : 
イ・ミンジ

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