xikers、6thミニアルバムでシリーズ完結“変化が必要なタイミングだと思った”
写真=KQエンターテインメントxikersは先月、6thミニアルバム「HOUSE OF TRICKY : WRECKING THE HOUSE」をリリースした。
「HOUSE OF TRICKY:WRECKING THE HOUSE」は、試練を乗り越えて成長したxikersが“TRICKY HOUSE”を打ち壊し、世界へと進んでいく過程を描いたアルバムだ。今年4月に発売した5thミニアルバム「HOUSE OF TRICKY : SPUR」以来、約7ヶ月ぶりの作品となる。
スミンは「7ヶ月間、roady(xikersのファン)たちに会いたすぎて大変でした。早く素敵な曲を聴いてもらいたいと思っていました」とカムバックの感想を明かし、ミンジェは「7ヶ月間ツアーをやりましたし、ありがたいことにATEEZ先輩の公演のオープニングステージにも立ち、多くの経験をしながら成長しました。エネルギッシュな『SUPERPOWER』で成長した姿をお見せできると思うとワクワクしています」と期待を表した。

xikersは、「HOUSE OF TRICKY:WRECKING THE HOUSE」で、デビューから2年7ヶ月間続けてきた世界観「HOUSE OF TRICKY」シリーズを完結させた。メンバーたちは、今が変化が必要なタイミングだったと口を揃え、今回のアルバムに臨む特別な覚悟を明かした。
ミンジェは「好きな映画も、公開する時はワクワクしますが、次のチャプターに進む時はもっと大きな期待をすると思いますが、自然に次のシリーズへ進みながら、今回のアルバムが次のxikersに期待できるトリガーになるのが究極の目標です。そのためより一層精魂を込めました。アルバムを出すことも重要ですが、xikersとして世の中に興味深いインスピレーションや瞬間をたくさん投げかけたいと思います。今回のアルバムがそうした役割を200%果たせると信じています」と答えた。

ハンターは「デビューした時から続けてきたシリーズが終わるので、特に記憶に残ると思います。1枚目のアルバムから様々なコンセプトをお見せしてきました。ついにこのシリーズを終えて、次のシリーズへ進むと思うと、ある種の寂しさもあるように感じます。最後までしっかりやりたいと思います」と意気込みを語った。ヒョヌは「漫画で例えるなら、10人が集まって苦難と逆境を乗り越えながら『SUPERPOWER』で限界を突破していく物語です。第1部と別れるのは寂しいですが、新たな第2部を期待させるアルバムだと思います」と語った。
タイトル曲「SUPERPOWER(Peak)」は、既存の枠に縛られず、xikersならではのエネルギーで限界を超える意志を表現した曲だ。曲名にふさわしく、xikersのエネルギーもフルパワーで装備された状態だ。
セウンは「『SUPERPOWER』という曲名に戸惑うかもしれませんが、聴いてみたらこの曲に本当にぴったりなタイトルでした。曲とタイトルのシナジーで『SUPERPOWER』が生まれるという覚悟で練習に取り組みました。10人でのカムバックは2回目です。メンバーと良いエネルギーを生み出そうという気持ちで前向きに準備しました」と語った。

またミンジェは「僕たち同士、実際に『人生は勢いだ』とよく言うんです。ソウルコンサートを準備する際、『BREATHE』の活動中だったため、3週間でコンサートを準備しなければならなかったんです。高クオリティのステージを完成させることができるか不安だったのですが、結局僕たちが選択できるのは、ただやることだけでした。それを悟り、コンサートも無事に終えました」とし、「大きな山をとにかく一緒に超えてみたら、そこそこ大きな悩みが押し寄せても、僕たち同士で『とにかく行ってみよう』という思いが集まれば、やれると思いました。その時から『人生は勢いだ』と言って正面突破しています」と答えた。
xikersは「SUPERPOWER」を表現できるキーワードを挙げた。まずダンスにも入れた「エナジードリンク」です。ミンジェは「僕も疲れた時、好きなアーティストのアルバムを聴くと目が覚めて力を得ます。誰かがエネルギーを必要とする時、僕たちの曲を聴いて充電された気分になったり元気をもらえるなら、歌手として良い足跡になると思います」と強調した。
ハンターは「ピークです。歌詞にもPeakという言葉が登場します。クライマックスという意味で、今回はシリーズの最後のアルバムであり、限界を突破しなければならないので、歌詞にもピークまでエネルギーを満タンにして進んでいくというメッセージを込めました」と説明した。「確信」を挙げたイェチャンは、「これが(シリーズの)最後です。道に迷い、全てを打ち砕いたのです。何事も乗り越えられるという確信を与えてくれたアルバムです」とつけ加えた。

この日メンバーたちは、先輩であるATEEZの公演のオープニングステージを務めたことにも言及した。ユジュンは「デビュー前に先輩たちのステージオープニングに立ったことがありましたが、その時は緊張もたくさんして、ときめく気持ちだったとしたら、今回はxikersの魅力とステージをATEEZのファンの方々の記憶に残そうと思って頑張りました。以前より大きいステージで緊張しましたが、メンバー同士頑張って、無事に終えました」と振り返った。
セウンは「LAで先輩たちの公演が終わり、一緒にご飯を食べる時間があったのですが、ステージが良かったと言ってくれて嬉しかったです。僕たちが公演をする時も先輩たちが来てくれたのですが、ステージを見て、頑張ろうと思うきっかけになったと言ってくれました。先輩たちのステージを見ると学ぶことが多いのですが、そのような方たちが褒めてくれたのですごく力になりましたし、さらに頑張ろうと思えます」と話した。

スミンは「ミンギ先輩のステージが印象深く、とても感動しました。携帯電話に収めた映像を見ながら頭の中でシミュレーションして、曲の作業までした記憶があります」と説明した。ハンターは「先輩たちが6万人規模のスタジアムで公演をしました。僕だったら緊張して、感情が高ぶったと思いますが、先輩たちのように動揺せずに楽しめば、観客たちもさらに楽しんで、より心に響くということに気づきました。ステージでもっと楽しもうと思うようになりました」というエピソードを話した。
xikersは今回のアルバムの次のチャプターをどのように描いているのだろうか。セウンは「これまで6枚のミニアルバムを出しました。次はフルアルバムを出してもいいと思っています。素敵なステージを見せ続けながら、様々な挑戦をしていきたいです」と抱負を語った。
2023年3月にデビューしたxikersは、これまで常に成長を重ねてきた。スミンは「僕たちだけのステージ活用法が生まれたり、どのようにステージを披露すべきか少しずつ感覚をつかんでいったと思います。ファンの皆さんがどのような部分で反応してくださるかも分かってきて、そういったことがカムバックの準備においても役立ちました」と話した。またジュンミンは「カメラのアングルによって僕がどのように臨み、どのような表情や動きをしなければならないか研究しました。そうしていたら、ステージに合わせて没入できるように成長できました」と話した。
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- イ・ハナ
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