ソン・シギョンの元マネージャー、横領の疑いで告発「大谷翔平選手の事件を想起させる」

歌手ソン・シギョンの元マネージャーが、不当な利得を得た疑いで第三者により告発された。

10日、警察によると、ソン・シギョンの元マネージャーA氏に対する業務上横領及び特定経済犯罪加重処罰等に関する法律違反の疑いの告発状が、ソウル永登浦（ヨンドゥンポ）警察署に提出された。永登浦署は事件を捜査1課に割り当てた。

告発人は告発状で「ソン・シギョンの事件は全米で話題となった『大谷翔平の通訳事件』を想起させた」とし「有名人の信頼を悪用した私益の追求は断固として断罪されるべきだ」と主張した。

これに先立ち、大谷翔平選手の元通訳である水原一平は、違法賭博及び借金返済などで約1700万ドル（約26億円）を横領した疑いで、禁錮4年9月を言い渡された。

告発人は「ソン・シギョンの業界での地位を考慮すると、被害額は少なくないと予想されるため、捜査機関が徹底的に捜査し、特定経済犯罪法の適用の可否まで綿密に検討し、厳正に処理してほしい」と促した。

これに先立ち、A氏はソン・シギョンの公演のVIPチケットをダフ屋取り締まりの名目で横流しし、妻名義の口座を通じて収益を得たという疑惑が提起された。論

ソン・シギョンの所属事務所は「前マネージャーは、在職中に業務遂行の過程で会社の信頼を裏切る行為をしたことが確認された。当社は内部調査の結果、事態の深刻性を認識し、正確な被害範囲を確認中だ」と明かした。

ソン・シギョンも「ここ数ヶ月は本当に苦しく耐え難い時間の連続だった。信頼し大切にし、家族のように思っていた人への信頼が裏切られる経験をした」と打ち明けた。