キム・スヒョン側、遺族の主張に改めて詳細に反論「キム・セロンさんとの数千枚の写真は存在しない」
写真=OSEN DBキム・スヒョンの弁護人であるコ・サンロク弁護士は12日、自身のチャンネルに「国立科学捜査研究院の鑑定結果以降、捜査チームから迅速な事件処理の気運が感じられる」とし、「捜査には機密性が求められるため、警察の判断を待つ」と明らかにした。
さらに、キム・スヒョンと故キム・セロンさんの「数千枚の写真」について改めて強調した。コ弁護士は「数千枚の写真は存在しない。存在し得ないので当然だ」と断言した。
加えて、2020年2月末に撮影された故人とキム・スヒョンが顔を寄せ合った写真の撮影日時に関して、故キム・セロンさんの遺族側の弁護人が「その写真は自身が遺族の代理人として選任される以前にすでに公開された写真であり、自身は言うことがない」と述べたことについて、「2020年2月末に撮影されたものであることを認めているのは明らかに見える。遺族は故人が大学2年生になってから撮った写真を高校1年生の時の写真だと信じていたとのことだが、何度も申し上げた通り、常識的に納得しがたい」と述べた。
また、2016年6月のカカオトークのメッセージ(「僕はいつ君を抱きしめて眠れる?」)の発信者名が「不明」であるとし、「それがキム・スヒョン俳優だと主張した根拠は、故人の妹の主張だとしており、理由を聞いてみると失笑が出るほどとんでもない話だ」と主張した。
「公開された軍隊の手紙以外に追加の手紙はない」とも述べた。コ弁護士は「遺族側は『現物の手紙ではなく、インターネットの手紙をたくさん送ったので、叔母がそれを見た』と主張しているとのことだが、これは全く話にならない」とし、「当時の軍隊のインターネット手紙というのは、家族やファンなどが外部から公開されたWebポータルを通じて『軍人に送る方式』であるだけで、軍人が外部に送るものではない。そしてその内容は誰でも照会・閲覧可能な公開形式の手紙だ」と説明した。
続けて、「訓練所の頃、兵士たちは外部から送られてきたインターネットの手紙を助教が印刷して、毎日点呼の時間に配られる形で受け取っていた。キム・スヒョン俳優は軍服務当時、ファンが作成してくれる文章が多かったため、他の同僚たちよりもインターネットの手紙を多く受け取っていただけであり、その手紙はすべてファンの一般的な応援メッセージであり、公開された経路を通じて誰にでも閲覧可能だった内容だ。また、キム・スヒョン俳優は軍服務中に故人に個人メールを送ったことはない。したがって、叔母が故人のメールを開いて『軍隊時代の個人メッセージを確認した』という主張は成立し得ない。その主張が事実であれば、これは故人のメールアカウントに無断でアクセスしたということ、すなわちハッキングという意味になる。それならば、今すぐ該当資料を公開すれば済むことだ」とも立場を明らかにした。
これに先立ち、パク・ジョンボソウル警察庁長は定例記者懇談会で「関連事件が複数の課に分離・配当され、捜査が遅れていた側面があったが、これからはスピード感を持って進められる予定だ」とし、「すでに相当部分捜査が進行された状態で、既存の捜査チームが事件を引き続き担当する」と明らかにしている。
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- チェ・イジョン
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