韓国で日本人観光客が乗ったタクシーが事故…20代夫婦が骨折・生後9ヶ月の乳児が意識不明

韓国で日本人観光客が乗ったタクシーが事故を起こし、乗車していた20代の夫婦と乳児が負傷したことが遅れて明らかになった。

事故は10月21日午後7時頃、ソウル・龍山（ヨンサン）区の道路で発生。タクシーが対向車線をはみ出し、反対方向から走ってきた乗用車と衝突した。この事故により、タクシーに乗っていた20代の日本人夫婦が骨折し、生後9ヶ月の子供が意識不明の重体となっている。

夫婦は子供が生まれ、初めての家族旅行で韓国を訪れたと伝えられている。

龍山警察署は、アクセルの踏み間違いで対向車線をはみ出し交通事故を起こした疑い（交通事故処理特例法に基づく傷害容疑）で、70代のタクシー運転手A氏を立件し、調査を進めている。A氏に飲酒や薬物の使用は見られなかった。

先立って今月2日、ソウルを旅行中だった日本人親子が、飲酒運転の車にはねられ、母親が死亡するという事故が報じられ、韓国の交通事情に対する問題意識が高まっている。

・韓国・ソウルを旅行中の日本人親子、飲酒運転の車にはねられ母親が死亡