キム・スヒョン側、私生活資料の流布に警告「キム・セロンさんの遺族が事実上犯罪を認めたも同然」
写真=Newsen DBキム・スヒョンの法律代理人であるコ・サンロク弁護士は11月14日、自身のチャンネルに「オンラインプラットフォームを通じた虚偽事実・私生活資料の流布に対する警告及びブ・ジソク弁護士関連の注意呼びかけ」という長文の文章を掲載した。
コ・サンロク弁護士は「放送局のインタビュー及び再反論の過程で確認されたブ・ジソク弁護士の最近の立場によると、イ某氏と遺族は既に犯罪を事実上認めたのも同然だ」とし「本件虚偽事実流布の全ての本質的前提が完全に崩壊した」と伝えた。
彼は「全ての情報の出どころである遺族の立場が確認された以上、本件サイバー犯罪の全容は既に明らかになったも同然だ。したがって、俳優の私生活に関連するその他すべての非本質的資料 - カロセロ研究所が公開した成人交際時代の写真、葉書・手紙、そして私たちが公開弁論の過程でやむを得ず公開した日記・手紙など - これらすべては俳優の私生活に関する資料であり、俳優の同意なしで公開されてはいけなかったものだ」と指摘した。
コ・サンロク弁護士は「この時点以降、過去にカロセロ研究所が既に公開した資料であるか否かを問わず、俳優の同意なしに俳優の私生活関連の資料が、いかなる方法であれ流布された場合、民事上の損害賠償請求はもちろん、事案によって追加の刑事措置を慎重に検討する」と警告した。
キム・スヒョンとキム・セロンさんとの交際に関連する私生活疑惑を提起したYouTubeチャンネル「カロセロ研究所」は、キム・セロンさんの遺族と共に、故人が未成年時代からキム・スヒョンと約6年間交際していたと主張した。
これに対し、キム・スヒョン側は記者会見を開き疑惑を全面否定。遺族側が提示した証拠については「編集された偽の証拠だ」と反論し、故人が成人した後に交際したが、未成年時代には交際したことがないと強調した。
【コ・サンロク弁護士のコメント全文】
【オンラインプラットフォームを通じた虚偽事実・私生活資料の流布に対する警告及びブ・ジソク弁護士関連の注意呼びかけ】
ブ・ジソク弁護士の最近の立場によると、イ某氏と遺族は既に犯罪を事実上認めたのも同然です。レガシーメディアについては大きな懸念はありませんが、カロセロ研究所、クォン・ヨンチャンチャンネル及びその他YouTube等のオンラインチャンネルについては、法令違反のリスクを十分に考慮し、特に慎重に対応くださいますよう謹んでお願い申し上げます。
本事件において被告訴人たちが共謀して流布した虚偽事実の核心は以下の通りです。
「俳優キム・スヒョンが、キム・セロンさんを中学生(16歳未満の児童)だった時期から交際し、心理的に支配し性的に搾取してきた。また故人が引き起こした飲酒事故で発生した7億ウォン(約7400万円)の債務を返済するよう督促し、故人を死に追いやった」
そして彼らが上記虚偽事実を大衆に信じ込ませるために提示した主な資料は以下の通りです。
1. カロセロ研究所が「未成年交際の証拠」と主張した写真(顔を寄せた写真、スキー場の写真など)
2. 2016年6月のカカオトーク会話(「僕はいつ君を抱きしめて眠れる?」)
3. 2018年4月13日のカカオトーク会話(「兄さんが努力してくれなければ会わないから」)
しかし、最近の放送局のインタビューと再反論の過程で確認された遺族代理人・ブ・ジソク弁護士の立場は以下の通りです。
1. 遺族は「該当写真が未成年時代に撮影されたものだとキム・セウィ氏に言ったことはない」と陳述しており、
2. 2016年6月のカカオトークの送信者名は「不明(Unkown)」であり、これをキム・スヒョンと判断した理由は「故人の妹がそう言ったから」だけであり、
3. 2018年4月13日のカカオトークは、そもそも送信者・受信者・受信者返信が全くない、切り取られたキャプチャ画面しか存在せず、
4. 遺族は「故人がキム・スヒョンのせいで苦しんで死亡した」と考えたか主張したことがないと明らかにしました。
これは私がかつて確定的に申し上げた内容と完全に一致します。すなわち、
1. 未成年交際の証拠と言っていた写真は、いずれも2019年12月から2020年初春までの短期間に撮影された成人交際時期の写真であり、
2. 2016年6月のカカオトークは、キム・スヒョンではなく、当時故人が他の男性とやり取りしたメッセージであり、
3. 2018年4月のカカオトークは、送信者すら特定できない無価値な資料であり、
4. 遺族が俳優と故人の死は無関係であると明らかにしたことで、本件虚偽事実流布の全ての本質的前提が完全に崩壊しました。
遺族の立場が明確に確認された以上、今後遺族とキム・セウィの間で真実を巡る争いが続くものと見られ、これについては捜査機関が明確に究明することを期待しています。
しかしそれとは別に、全ての情報の出どころである遺族の立場が確認された以上、本件サイバー犯罪の全容は既に明らかになったも同然です。
したがって、俳優の私生活に関連するその他すべての非本質的資料 - カロセロ研究所が公開した成人交際時代の写真、葉書・手紙、そして私たちが公開弁論の過程でやむを得ず公開した日記・手紙など - これらすべては俳優の私生活に関する資料であり、俳優の同意なしで公開されてはいけなかったものです。
カロセロ研究所が俳優の同意なくプライベートな資料を公開した行為は、それ自体で民事上の不法行為責任を構成します。しかも前述の通り、カロセロ研究所が提起した俳優関連の主要疑惑が全て事実でないことが、情報の出どころである情報提供者(イ某氏・遺族)によって確認された以上、当該公開行為が公益目的など正当性を持つと主張する余地は全くありません。
したがって、この点をはっきりと告知します。
この時点以降、過去にカロセロ研究所が既に公開した資料であるか否かを問わず、俳優の同意なしに俳優の私生活関連の資料が、いかなる方法であれ流布された場合、民事上の損害賠償請求はもちろん、事案によって追加の刑事措置を慎重に検討することをお知らせします。
最近、遺族側の立場が確認されたことにより、カロセロ研究所が犯した国民に対する詐欺犯罪の実態が全て明らかになった状況です。既に3月27日及び5月7日の記者会見で繰り返し申し上げた通り、捏造・汚染の可能性のある資料、特に俳優の私生活関連の資料を記事・放送・YouTube等で伝達または拡散する行為は、追加的な法的責任を招く可能性があります。
したがって特に、カロセロ研究所、クォン・ヨンチャンチャンネル及び一部弁護士YouTubeチャンネルを含む全てのオンラインニューメディアのチャンネルは、上記法令違反のリスクを十分に認識され、格段の慎重さをもって対応されるよう強く要請いたします。
また、本日中にブ・ジソク弁護士に対しても同様の趣旨の内容証明郵便を発送し、追加の犯行及び二次加害の懸念を伝達するとともに、カロセロ研究所、クォン・ヨンチャン及びその他オンラインチャンネルとの不適切な交流など一切の行為の中止を要求する予定であることをお知らせします。
つきましては、全てのメディアは今後、ブ・ジソク弁護士との接触やインタビュー提案などにおいて、一層慎重を期されるようお願い申し上げます。
2025年11月14日
俳優キム・スヒョンの法律代理人
法務法人 ピル
弁護士 コ・サンロク
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- イ・ミンジ
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