Kstyle
Kstyle 14th

イ・ヒド 検索結果

  • 「オクニョ 運命の女(ひと)」チン・セヨン、反逆罪の濡れ衣を着せられたコ・スを助けるため奮闘

    「オクニョ 運命の女(ひと)」チン・セヨン、反逆罪の濡れ衣を着せられたコ・スを助けるため奮闘

    ※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。「オクニョ 運命の女(ひと)」のチン・セヨンが反逆罪の濡れ衣を着せられたコ・スを助けるため奮闘した。12日に放送されたMBC週末ドラマ「オクニョ 運命の女(ひと)」(脚本:チェ・ワンギュ、演出:イ・ビョンフン、チェ・ジョンギュ) 第13話では、オクニョ(チン・セヨン) が反逆罪の濡れ衣を着せられたユン・テウォン(コ・ス) を救い出すために、奮闘する姿が描かれた。オクニョは、ユン・テウォンがチョン・ナンジョン(パク・チュミ) によって反逆罪の濡れ衣を着せられ、拷問されている事実を知り、キ・チュンス(クァク・ミノ) のところを訪れ、イ・ミョンウ事件と共に反逆は全部作り話だと言い、文定王后(キム・ミスク) に会わせてほしいと言った。しかし、オクニョの話には確かな証拠がないため、キ・チュンスはこのことについて言及するなと言った。結局、ユン・テウォンのことを心配していたオクニョは、コン・ジェミョン(イ・ヒド) のところを訪れる。彼に、ユン・テウォンが濡れ衣を着せられていると話したオクニョは、ユン・テウォンを助けるための方法を探る。オクニョはチョン・ナンジョンの策略からユン・テウォンを無事に救い出すことができるのか、関心が高まっている。

    OSEN
  • チョ・ダルファン、地球星の旅がとても上手な人

    チョ・ダルファン、地球星の旅がとても上手な人

    俳優、芸人、アマチュア卓球選手、カリグラフィー作家、作家の卵。このすべての単語はチョ・ダルファンという一人を説明するための修飾語である。中には、KBS 2TVバラエティ番組「ホドン&チャンミンの芸・体・能~めざせ!ご当地スポーツ王~芸体能」(以下「芸・体・能」)を通じてチョ・ダルファンという名前を初めて聞いた人もいるかもしれない。最初から俳優という肩書きではなく、アマチュア卓球の強者としてタクシン(卓神)というニックネームをつけて「芸・体・能」に出演した彼であるため、番組で「チョレイ、ハ!」と叫ぶ彼と俳優チョ・ダルファンはなかなかマッチしにくいだろう。だが、チョ・ダルファンの意外性はこれだけではない。彼は人々が思う以上の多くの作品に名を馳せた俳優で、カリグラフィー(手書きで描いた美しくて個性豊かな書道のこと)の個人展示会を2回も行った作家であり、出版を控えている作家の卵でもある。こうなると、「まだ驚くものが残っているの?」と聞きたくなる。そして、予想通りもう一つ。彼は突然「僕は地球星の旅行者だ」と言い出し、博愛主義者でもあるかのように愛を礼賛し始めた。しかし、この分かるようで分からない男との会話には、彼の意外性と同様に真正性があった。毎日を旅立つような気分で生きているという彼に、様々なことをすべて成し遂げられた秘訣について聞いてみた。P.S.インタビューの最後にチョ・ダルファンが10asiaにプレゼントしたカリグラフィーの作品を公開する。2回の個展を開いたチョ作家の感性に触れたい人はお見逃しなく!―あなたにとって「芸・体・能」という番組は本当に特別な意味を持つと思う。卓球から種目が変わった後もレギュラーゲストとして出演するようになったが、その秘訣は?(笑)チョ・ダルファン:出演当時はカン・ホドンとイ・スグンが僕を俳優として扱った(笑) バラエティは映画やドラマとはまったく違う分野なので、レギュラーゲストになりたいという欲はまったく出していなかった。でも、「芸・体・能」に出演したのは天運だった。最初はただ一生懸命やろうと思った。反応が良かった「チョレイ、ハ!」の場合も、本来卓球選手たちが使用する掛け声である。「打ち難いボールを渡してやる」という意味の中国語だが、本業が俳優だからそれをリアルに真似し、思ってもいなかった好評を得た。―バラエティ番組の出演は「芸・体・能」が初めてだ。共演する出演者たちがアドバイスをしてくれたのか?チョ・ダルファン:この前もカン・ホドンから「ダルファン、笑わせようとしないで。その部分はスグンが上手くやっているから。笑わせようと意識して力が入ると、飾り気が出てしまう」と言われた。最初に番組の作家やプロデューサーとも話し合ったが、彼らもキャラクターを作ろうとするとむしろ演技をするようになり、面白くなくなると言っていた。面白味を作るのは自分たちの仕事なので、番組の中でただ気楽に楽しめばいいと言われた。でも、今でもどうすればいいのかよく分からない(笑)―「芸・体・能」を見ていると、出演者たちの熱い友情が感じられる。まるで家族のような感じがするが。チョ・ダルファン:彼らは映画界の家族とはまた違う感じがする。男同士で5ヶ月間運動し、毎回一緒にシャワーを浴びるから、そりゃ熱くなるだろう(笑) みんな一緒に練習しているので自然にパートナーシップが生まれ、試合に負けると涙が自然に出てくる。―確かに演技とバラエティは違うと思う。他の分野から来た人として番組に出演しながら感じたことはあるのか?チョ・ダルファン:演技は誰でもできるが、俳優は誰でもなれるわけではないという話が、バラエティ界でも通用すると感じた。演技する人の間では「俳優になるためには一番近くにいる人を真っ先に感動させろ」という言葉がある。本人がやらなければならないことだけに留まると、演技者から俳優にはなれないという意味だ。イ・スグンは撮影現場でも最高だ。彼は視聴者だけではなく、制作陣まで笑わせる。カン・ホドンは隣で見ると、本当に毎瞬間最善を尽くしているのが感じられる。だから、彼たちは演技者ではなく俳優だ。―CBS「世の中を変える時間 15分」に出演し、「僕は俳優ではなく、演技者だ」と話した。先ほど話したことと同じ理由のためか?チョ・ダルファン:僕の演技にはまだ力が入っている。心と体に欲があるので、演技が自然でも、創造的でもなくなる。あえて言葉にしなくても、全身で感情を見せなければならないし、演技が終わってからはキャラクターとしてではなく、俳優として観客の頭に刻まれなければならないと思う。僕はまだその領域に到達していない。―本人が挙げるチョ・ダルファンの演技人生の最悪な瞬間はいつなのか?チョ・ダルファン:最悪はKBS 2TVドラマ「海神-HESHIN-ヘシン」の時だった。演技がとても上手なチェ・スジョン、スエ、イ・ヒド先輩と共演していたため、僕の実力不足が露骨に見えた(笑)―どんな演技がしたいのか?チョ・ダルファン:オ・ダルス、オ・ジョンセ、キム・イングォン、ソン・ヒョンジュ、イム・チャンジョン先輩を尊敬している。ダルス先輩の自然さと重厚な響きを学びたい。ジョンセ先輩からは映画「カップルズ」を撮影した時に本当に色々学んだ。演技は結局、俳優が表現するものなので、俳優の本質が重要である。つまり、人間的な魅力と性格が重要だ。―オ・ダルスの影響で演劇「キサラギミキちゃん」にまで出演するようになった。チョ・ダルファン:毎瞬間が感動だった。演劇の舞台は経験したことがなかったが、演技以外のメカニズムが違うだけで映画と似ていた。新しい人々に出会い、たくさん学んだ。特に、初めて舞台に上がる時、演出者が「舞台で自由に遊んできてください。戻ってきたら私が抱きしめてあげますから」と言ってくれて大きな力を得た記憶が今でも生々しい。―映画「共謀者」を撮ってからは「頑張ってもできないことがあることが分かった」と言った。では、チョ・ダルファンの人生はいつから上手くいくようになったのか?(笑)チョ・ダルファン:心と体から力が抜け始めた時点からだと思う。「芸・体・能」もその頃に掴んだチャンスだ。すべては心構え次第であることが分かって、自分が持てないものは欲張らないようにしようと思った。聖者と呼ばれる方々を僕たちが尊敬する理由は、精神的な遺産のためじゃないか。だから、尊敬する人がいると、その人を10%でも真似しようと努力して、自分が持っているものの大切さを自覚しなければならない。そういった心構えを持つようになってから、僕の人生も良い流れに乗り始めた。―チョ・ダルファンを説明する単語も様々だ。あなたは個人的にどんな修飾語を自分につけたいのか?チョ・ダルファン:「地球星の旅行が本当に上手な人」という修飾語をつけたい(笑) チョン・サンビョン詩人の「遠足」を読んで多くのことを感じた。僕の祖父が「大変だと思わずに仕事ばかりしてきた。結局、人はみんなこう死ぬのに、腰でも伸ばしてみればよかった」という遺言を残した。生と死は同じ位置にあると思う。成功ばかり追いながら欲張って生きるより、毎瞬間を旅するような気分で生きたい。チョ・ダルファンは10asiaのために作品を描いてくださいという記者の依頼に喜んでペンを握った。ペンを握ってしばらく悩んだ彼は、頭の中にあるイメージをそのまま紙に移すように一筆書きした。作品には「花の香りは風に沿って流れ、善良な人の香りは風に逆らってどこにでも広がる」といったメッセージが含まれていた。彼の人生哲学がどんなものか感じ取れるだろう。

    10Asia
  • 「天命」ソン・ジヒョ、衝撃的な事実を知る…“イ・ドンウクのもとを離れるのか”

    「天命」ソン・ジヒョ、衝撃的な事実を知る…“イ・ドンウクのもとを離れるのか”

    KBS 2TVの水木ドラマ「天命」のホン・ダイン(ソン・ジヒョ)が衝撃的な事実を聞き、胸を痛めた。韓国で19日に放送された「天命」の第17話で、チェ・ウォン(イ・ドンウク)親子と一緒にいたホン・ダインは、文定(ムンジョン)王妃(パク・ジヨン)が送った刺客から襲われるが、死んだと思っていたドムン(ファン・ソンウン)のおかげで危機から逃れた。その後ダインは、ウォンとドムンとの会話の中から、チャン・ホンダル(イ・ヒド)の指示でウォンの父が殺されたことを知り、衝撃を受けた。第16話の放送でウォンの告白を受け入れ、お互いの気持ちを確認したダインは「これから貴方をどのような顔をして見たらいいか、貴方のそばにいられない」と言いながら涙を流した。続いてダインがウォンから離れる決心をし、再び二人の恋が新たな局面を迎えるのではないかと、注目を集めた。しかし、ダインが離れると言おうとした瞬間、反対にウォンからしばらくの間ランの面倒を頼まれ、何も言えないもどかしい姿で視線を集めた。またこの日ソベク(ユン・ジニ)は、自身の母が病で死亡したのではなく、キム・チヨン(チョン・グクファン)に殺されたことを知り、衝撃を受ける。ソベクはコクチョンに「私の母がキム・チヨンに殺されたの」と聞き返し、母の死に関して今まで知っていたこととはあまりにも異なる真実に混乱しながら憤る姿を見せた。一方、宮に入ったダインが王妃とキム・チヨンの勢力の間で無事に過ごすことができるか、視聴者の好奇心をくすぐっている。「天命」の第18話は、韓国で20日の午後10時に放送される。

    OSEN
  • 「天命」イ・ドンウク、2AM スロンを殺害の危機から守り“自らを危機にさらした”

    「天命」イ・ドンウク、2AM スロンを殺害の危機から守り“自らを危機にさらした”

    KBS 2TV水木ドラマ「天命」(脚本:チェ・ミンギ、ユン・スジョン、演出:イ・ジンソ、チョン・ウソン)のチェ・ウォン(イ・ドンウク)が機転を利かせ、皇太子のイ・ホ(2AM スロン)を死の危機から救った。30日韓国で放送された「天命」では、皇太子が雨乞い祭りのために旅立った中、この機会を利用し彼を殺そうとする右議政キム・チヨン(チョン・グクファン)の計略をチェ・ウォンが阻止する姿が描かれた。チェ・ウォンはこの日、皇太子が雨乞い祭りの旅程で文定(ムンジョン)王妃(パク・ジヨン)とキム・チヨンによって命を奪われる危機にさらされたことを知り、これを防ぐために皇太子一行の後を追い始めた。案の定、雨乞い祭りを始める直前、キム・チヨンの差し金を受けたものが動き、皇太子の命が危うくなった。この時、機転を利かしたのはチェ・ウォンだった。チェ・ウォンは、皇太子の弟で文定王妃とキム・チヨンが神のように仕える慶原大君(キョンウォンテグン、ソ・ドンヒョン)の行方を分からなくし、これに驚いたキム・チヨンが殺害の計画を中止することで皇太子の命を救うことができた。皇太子の命は救ったが、危機に瀕したのはチェ・ウォンだった。チェ・ウォンはホン・ダイン(ソン・ジヒョ)と一緒にキム・チヨンに捕まり、義理の父チャン・ホンダル(イ・ヒド)により命拾いをしたホン・ダインとは違い、チェ・ウォンは死に直面する窮地に陥った。放送の最後にはキム・チヨンの手下がチェ・ウォンの首に剣を突き出すシーンが放送され、彼が果たしてこのような危機を克服し、命を救えるかに関心が集まった。

    OSEN
  • 「ホジュン」シリーズ第5作目、歴代最高のホ・ジュンは…?

    「ホジュン」シリーズ第5作目、歴代最高のホ・ジュンは…?

    「執念」から「ホジュン~伝説の心医~」まで、ホ・ジュンを題材にしたドラマの変遷史MBCの野心作「ホジュン~伝説の心医~」の第1話が18日に放送された。同作は「善徳女王」のキム・グンホン監督と「ホジュン~宮廷医官への道」「朱蒙(チュモン)」のチェ・ワンギュ脚本家がタッグを組み、キム・ジュヒョク、ペク・ユンシク、パク・ジニなど演技派キャストが勢ぞろいしているだけに、同作の行方に関心が集まっている。ホ・ジュンは過去に何度もドラマや映画として制作され「必ずヒットする題材」と言われるためである。そこで気になった。果たしてこれまでホ・ジュンを題材にした作品にはどのようなものがあるだろうか。またホ・ジュンを演じた役者には誰がいるのだろうか。「執念」とイ・ウンソンの「小説 東医宝鑑」ホ・ジュンを主人公とした最初の作品は、1975年のMBC連続ドラマ「執念」である。「カエル夫」「キョドン奥様」で有名なピョ・ジェスン監督と、イ・ウンソン脚本家が手がけた同作は、キム・ムセン、イ・スンジェ、イ・ヒョチュン、チョン・ヤンジャなど当代の人気俳優が名を連ねたドラマである。患者を救うべく一生を捧げ、様々な苦難や逆境に負けずにたゆまぬ努力を続け、御医(オイ:王の主治医)になったホ・ジュンの生涯を描き、視聴者から高く支持された。「執念」でホ・ジュン役を演じたキム・ムセンは、独特の骨太な演技でホ・ジュン役をリアルに演じ、当代の演技派俳優として名を馳せた。同作は第12回百想(ペクサン)芸術大賞のテレビ部門で作品賞を受賞し、主演を務めたキム・ムセンは最優秀男優賞を獲得するなどダブル受賞に輝いた作品でもある。「PD手帳」という番組で有名なパク・ゴンシクプロデューサーはこのドラマを以下のように振り返った。「1975年、村の里長(イジャン:村長)宅に登場したテレビは村の祭りのようなものだった。数多くの番組の中でとりわけ忘れられないのが『執念』だった。ホ・ジュンの生涯を描いたドラマの中で、キム・ムセンは汗を滝のように流しながら患者に針を刺した。情熱的に医術を説明し、『小説 東医宝鑑』を執筆していた彼の姿には渾身の力を注ぐ一人の人間の情熱と真実があった。その真実が幼かった少年の目にも見えたのだ」(PDジャーナル「僕の人生の光-キム・ムセン主演のMBCドラマ『執念』」より)1976年には同名の映画「執念」が制作された。イ・スンジェが2代目ホ・ジュンに起用され、キム・チャンスク、パク・ピョンホなどが脇を固めた。「三絃六角」「三号脱出」などで知られていたチェ・イニョン監督がメガホンを取り、シナリオはドラマと同様にイ・ウンソン脚本家が書いた。映画「執念」はドラマに劣らない作品性と大衆性で良好な興行成績を収めた。さらに第16回大鐘賞(テジョンサン)映画祭で優秀作品賞を始め、監督賞、脚本賞、編集賞、撮影賞などを総なめにし、第13回百想芸術大賞では大賞、作品賞、脚本賞、主演男優賞を受賞し存在感を遺憾なく発揮した。その後イ・ウンソン脚本家は「執念」のストーリーを土台に、1984年11月から釜山(プサン)日報に小説を連載した。これが全4巻(春夏秋冬)で企画された「小説 東医宝鑑」である。第一巻目の一冊分を10年以上も練り直したほど力を入れた同作は、後に脚本家イ・ウンソンを象徴する代表作となった。イ・ウンソン脚本家の友人で放送記者だったイ・ジンソプ氏は、「彼は一つの人間像を追及し、作品として仕上げるために粘り強く凄まじいほどこだわった」(1991年、韓国愛書家クラブ「『小説 東医宝鑑』とイ・ウンソン」の発表文より)と語り、イ・ウンソンの執筆へのこだわりを評価した。彼は複数の出版社に門前払いされていた「小説 東医宝鑑」を創批社に紹介し、発刊できるように手伝った人物でもある。しかしこのような努力にもかかわらず、1988年1月、88オリンピック記念特集ドラマを書いていたイ・ウンソンが心臓麻痺で突然亡くなり、「小説 東医宝鑑」は結局完結できず3巻分の未完の作品になってしまった。その後同作はホ・ジュンを題材にした複数の作品の原作として20年を超えた現在までも読者から愛されるベストセラーとなっている。「東医宝鑑」とホ・ジュンブーム1991年には「小説 東医宝鑑」を原作としたMBC月火ドラマ「東医宝鑑」が放送された。ソ・インソクが主人公のホ・ジュン役を熱演し、イ・スンジェがホ・ジュンの師匠ユ・ウィテ役を演じて、深い印象を残した。そのほかにもキム・ヨンリム、チェ・ブラム、イ・ウンギョン、イ・ギョンジン、イ・ウォンジョンなど、演技派キャストが脇を固め、ドラマに重みを加えた。全14話で放送されたこのドラマは短いが、ホ・ジュンの生涯を丁寧に描いた秀作と評価されている。それから8年後の1999年、MBCは再びホ・ジュンが主人公の作品を制作した。それが韓国民衆時代劇の草分け的存在であるあの有名なドラマ「ホジュン~宮廷医官への道」である。しばらく現場を離れていたイ・ビョンフン監督のテレビ復帰作でもある同作は、現代的かつスタイリッシュな演出、キャストの名演技、豊富な想像力を土台にしたスピーディーな展開で爆発的な人気を集めた。時代劇は古臭いという先入観を取り払った「ホジュン~宮廷医官への道」は、ラップやピアノの旋律が融合した曲をBGMにするなど若い感覚の表現に取り組んだ作品でもあった。その結果「ホジュン~宮廷医官への道」は老若男女から愛される最高の作品となることができた。最高視聴率64.2%という恐ろしい数字を記録し、平均視聴率はなんと53%(AGBニールセン・メディアリサーチ、首都圏基準)、視聴占拠率は85%に達した。出演者たちも全盛期を迎えることになった。4代目ホ・ジュンのチョン・グァンリョルは迫真の演技で視聴者を釘付けにし、自身初となる演技大賞をも手に入れた。当時彼の人気はまさに国民的俳優そのものと言えるほどだった。91年に続き2度目のユ・ウィテ役を演じたイ・スンジェも名優と称えられた。また彼は75年の「執念」から99年の「ホジュン~宮廷医官への道」までホ・ジュンを題材にした全作品に出演したという珍記録も残した。しかし何と言っても「ホジュン~宮廷医官への道」が生んだビックスターは、イェジン役のファン・スジョンだった。ホ・ジュンを密かに慕って医女になるイェジン役を見事に演じた彼女は、上品かつ端正な魅力で視聴者を一気に魅了した。その後彼女はいわゆるヒロポン事件に巻き込まれる前まで当代のトップスターとして人気を博した。その他、脇役として出演したヒョンシク、イ・ヒド、チェ・ラン、キム・ヘスクなども人気を集めた。受賞歴も華々しい。前述の通り主人公のチョン・グァンリョルがMBC演技大賞の大賞を、ファン・スジョンが最優秀女優賞を、ヒョンシクがキャラクター人気賞を手に入れた。演出のイ・ビョンフン監督はその功を認められ、韓国放送協会放送大賞の優秀作品賞、国会大衆文化メディア賞、韓国放送PD連合会の今年のプロデューサー賞を受賞し、最高の演出家として名声を高めた。社会的な波及力は想像を超えるレベルだった。「ホジュン~宮廷医官への道」のヒットで、原作の「小説 東医宝鑑」は放送される間ベストセラー1位をキープし、全国の漢方医も過去に例を見ないほど好況を享受した。劇中、ホ・ジュンが熱で苦しむ患者たちを梅で治療するシーンが放送された時は、梅が飛ぶように売れて「入手できなくて食べれない」ほど品薄になる現象まで起こったこともあった。梅飲料もホ・ジュンブームのおかげで作られたヒット商品だった。ドラマの主題歌が収録されたOST(劇中歌)も大ヒットした。ソプラノ歌手のスミ・ジョーが歌ったタイトル曲「不忍別曲」やBGMで流れた様々なピアノ曲が収録された同作は、2000年の一年間で30万枚弱も売れ、ホ・ジュンブームを実感させた。OSTが文化商品のひとつに認められ始めたのもこの時からのことである。このように「ホジュン~宮廷医官への道」は、ひとつの時代劇の作品が社会や文化全般にいかに影響を及ぼせるかを端的に見せた作品となった。「ホジュン~伝説の心医~」ヒットする題材という名声を受け継ぐことができるだろうかあれから13年が経った現在、今回は「ホジュン~伝説の心医~」が5番目のバトンを受け継いだ。第1話の視聴率が6.7%と悪くないスタートを切った「ホジュン~伝説の心医~」は、果たしてこれまで放送された歴代のホ・ジュンドラマのようにまたもヒット作となることができるだろうか。MBCがプライドをかけて作る全120話の「ホジュン~伝説の心医~」がどのような結果を出すかとても気になるところだ。19日に放送されたMBC「ホジュン~伝説の心医~」の視聴率は、全国基準で7.5%(AGBニールセン・メディアリサーチ)だった。一方裏番組のKBS 2TVテレビ「1対100」は7.1%、SBSの「現場21」は5.9%を記録した。「OhmyStar」ではスターはもちろん、バラエティ、ドラマなど、様々な市民記者のレビューや主張を幅広く掲載しています。もちろん、いかなる反論も歓迎します。いつでもノックして下さい。「OhmyStar」は市民記者の皆さんの参加をお待ちしています。―編集者コメント

    oh!my star
  • 【ドラマレビュー】「馬医」展開をたるませる要素とは?

    【ドラマレビュー】「馬医」展開をたるませる要素とは?

    活気ある展開のために、事件の乱発よりは専門性を活かす方向へMBCドラマ「馬医」で、毎回の事件はクライマックスで絶頂に達し、次の回で解決される。十分予測できる手順だが、これまでは比較的多彩な事件が起きている。そして、ペク・クァンヒョン(チョ・スンウ)が人医に成長していくにつれ、その規模も次第に大きくなる傾向にある。問題は編集だ。事件の展開を見せる上で一定の順番ができたのだ。ペク・クァンヒョンが事件を解決したら、獣医のコ・ジュマン(イ・スンジェ)とカン・ジニョン(イ・ヨウォン)が、その次は飲食店ムギョタンバンの人々、最終的にチュ・ギベ(イ・ヒド)、ジャボン(アン・サンテ)に知られる形だ。合間にスパイスとして恵民署(ヘミンソ:朝鮮王朝時代に設置された官庁・医療施設)や内医院(李朝時代に宮中の医薬をつかさどった官庁)、スクフィ姫などの反応が流れる。「馬医」で起こる事件は、以前から解決可能なものとみなされる。張り詰めたような緊張感を作らなければならないが、毎回平易な編集で相当部分、その点数をなくしているのだ。画面構成も単調極まりない。そのため、恵民署の病床は窮屈で、ムギョタンバンは常にごちゃごちゃしているし、各人物の行動半径もそれほど大きくなく見える。まるでカメラはいつも同じ位置に固定され、事件と人物だけ毎回変わっているような気がするほどだ。次第に立体感をなくしていく人物たちしかし、最大の問題は各登場人物が日増しに平面的なキャラクターとして固着化されつつあることだ。善悪が克明に区分され、つまらない気がするのだ。ドラマでは稀に悪役が脚光を浴びることがあるが、人間的な魅力を基に挑発において視聴者から共感されるべき十分な理由を提供するケースがそうだ。「馬医」では主にイ・ミョンファン(ソン・チャンミン)を中心に事件が起こる。自分の身分を隠し、ただひたすら出世だけを考える人物として描かれ、人間的な苦悩はもちろん、どのことにおいても一抹の憐憫さえ全く表さず、立体的な悪役になり得ないでいる。また、左議政(官職の一つ)チョン・ソンジョ(キム・チャンワン)は、ただイ・ミョンファンに振り回されているだけで、時代の勢力下としての面貌と品位が全く感じられない。スクフィ姫は、人間的に成熟する過程を見せられないでいる。主観が明確な人物ではあるが、終始自分勝手で無策な行動ばかりを続けている。序盤はペク・クァンヒョンの周辺を多彩にする人物の一人だったが、進展しない関係の繰り返しで、いまや蛇足の感じまでする始末だ。そのため、周辺人物も一緒に輝きを失いつつある。ペク・クァンヒョンは色んな逆境の末、もはやチョン・ソンジョの寡婦の嫁ソ・ウンソ(チョ・ボア)を尋ね弄んだという濡れ衣まで着せられた。事件が劇的でなく、無理な設定だと感じるのは、これまでの内容でペク・クァンヒョンとソ・ウンソ、そしてカン・ジニョンの3人の間に張り詰めた緊張感と微妙な感情が作り上げられていなかったためだ。「馬医」は特定の職業を描くドラマだ。朝鮮時代に馬医から人医へ、また御医(オイ:王の主治医)へと抜擢される主人公の一生は、それだけで波瀾万丈である。これまで脚光を浴びたエピソードは、ほとんど彼が専門性を生かして活躍した時だった。無理な事件を乱発するよりは、そこにポイントをおいた方がドラマの活気を生かす上で良き選択になると思われる。

    oh!my star
  • 【ドラマレビュー】「ホジュン」 vs 「馬医」同じようで違う2つの“イ・ビョンフン流”ドラマ

    【ドラマレビュー】「ホジュン」 vs 「馬医」同じようで違う2つの“イ・ビョンフン流”ドラマ

    主人公の成長は似通っているが、女性の至高な犠牲は違うMBC月火ドラマ「馬医」(脚本:キム・イヨン、演出:イ・ビョンフン、チェ・ジョンギュ)が絶賛放送中だ。朝鮮時代、馬を治す医者から王を治す御医(オイ:王の主治医)になるペク・クァンヒョンの一代記を描くこのドラマは、主人公チョ・スンウの好演においても連日話題を呼んでいる。ところで、「馬医」を観れば思い浮かぶドラマがある。1999年から2000年まで韓国で放送されたドラマ「ホジュン~宮廷医官への道~」(以下「ホジュン」、脚本:チェ・ワンギュ、演出:イ・ビョンフン)だ。最高視聴率63.5%を記録し、国民的なシンドロームを巻き起こした「ホジュン」は、「東医宝鑑」の著者であり、かつ御医だったホ・ジュンの一生を描いている。この2つのドラマは、イ・ビョンフンという韓国時代劇の巨匠の手から誕生した作品でもある。「ホジュン」にもあり、「馬医」にもある3つとは?それでは、演出者が同じこと以外に、「馬医」と「ホジュン」の共通点は何があるだろう。第1に、主人公があらゆる逆境を乗り越え成長していく、ファンタジー英雄の属性を持っている点だ。主人公はまるでゲームのように、1つ1つ技を会得し、やがてはその分野の独歩的な存在になっていく。これを見守る視聴者は、主人公の成長過程を一緒に歩むことになるわけだ。このような点から、「ホジュン」と「馬医」は妙な中毒性を持っている。第2の共通点は、2つのドラマに個性豊かな助演が必ずいることだ。その中でも、「この人が出ているから、イ・ビョンフン監督の作品だな」と思わせる人物がいる。それは、「馬医」でチュ・ギベ役を演じる俳優、イ・ヒドだ。彼は「ホジュン」でもホ・ジュン(チョン・グァンリョル)の側近であるク・イルソ役を演じている。第3の共通点は、主人公がこのすべての逆境を乗り越えるうえで手を貸す女性キャラクターがいる点だ。「馬医」でこの役割を果たすのは、医女カン・ジニョン(イ・ヨウォン)だ。また、ペク・クァンヒョンに片思いを寄せるスクフィ姫(キム・ソウン)もやはり、今後ペク・クァンヒョンの助力者として活躍する可能性が高い。「ホジュン」でも、医女のイェジン(ファン・スジョン)が物心両面からホ・ジュンを助けていた。「ホジュン」にはあるが、「馬医」にはない2つとは?このように酷似しているように見える2つのドラマにも、もちろん違いはある。「ホジュン」にはあり、「馬医」にはないもの。その1つは、師匠の犠牲だ。「ホジュン」のホ・ジュンは、庶子という身分の制約により非行に走ったあまり、密輸人の道に足を踏み入れる。しかし、そこで出会うのがホ・ジュンの一生の師匠である、ユ・ウィテ(イ・スンジェ)だ。ユ・ウィテはホ・ジュンには超えることのできない壁のような存在で、常に叱ってばかりの人物だったが、自分の死が差し迫るとホ・ジュンに自身の遺体を解剖させる。ホ・ジュンはこのような師匠の愛に報いるために、当時は御法度だった遺体解剖を行う。これが基になり後々ホ・ジュンは御医になり、「東医宝鑑」を執筆するに至るのだ。しかし、「馬医」では彼の師匠として活躍するコ・ジュマン(イ・スンジェ)の犠牲はまだ見られていない。そしてもう1つ、「ホジュン」にはあり「馬医」にはないものがある。それは、一人の女性の献身的な至純の愛だ。「ホジュン」のイェジンは、ホ・ジュンが死を迎える瞬間までも運命を共にしようとする純粋な愛を見せる。ホ・ジュンのことなら、何でも助けようと努力するのはもちろんだ。妻のいるホ・ジュンとの愛は結局叶わなかったにも関わらずだ。このような犠牲的な女性の愛が「ホジュン」にはあるが、「馬医」には現れない。ペク・クァンヒョンを手助けするカン・ジニョンの姿はただの助けであるだけで、犠牲にまでは至らない。スクフィ姫もやはりペク・クァンヒョンに思いを寄せ彼を助けようとするが、彼のために犠牲になるような姿まで見せてはいない。しかし、ここで挙げた共通点と違いがこれから変わる可能性ももちろん存在する。「ホジュン」は既に終了しているドラマだが、全50話で予定されている「馬医」はまだ第18話までしか展開されていないためだ。制作陣がどのように物語を展開するかにより、2つのドラマの共通点と違いはさらに増えることも、或いは減ることもあるだろう。現在「馬医」は視聴率20%に近づき、順調である。果たして今後「馬医」が「ホジュン」を超えることができるか、その展開が注目される。「OhmyStar」ではスターはもちろん、バラエティ、ドラマなど、様々な市民記者のレビューや主張を幅広く掲載しています。もちろん、いかなる反論も歓迎します。いつでもノックして下さい。「OhmyStar」は市民記者の皆さんの参加をお待ちしています。―編集者コメント

    oh!my star
  • 「チョンウチ」AFTERSCHOOL ユイ、子役への思いやり溢れる優しい姿を公開

    「チョンウチ」AFTERSCHOOL ユイ、子役への思いやり溢れる優しい姿を公開

    AFTERSCHOOLのユイが、子役に優しい思いやりを見せた。KBS新水木ドラマ「チョンウチ」(脚本:チョ・ミョンジュ、パク・デヨン、演出:カン・イルス)の撮影現場で、子役俳優と共演しながら楽しい時間を過ごしているユイの写真が公開された。この写真は、「チョンウチ」の第4話でホン・ムヨン(ユイ)が連れて逃げたチェ・ゴンジャン(イ・ヒド)の孫と楽しい時間を過ごしている姿である。無表情、無感情のホン・ムヨン役のユイが、子役俳優を見ながら微笑みを浮かべている理由に、人々の関心が高まっている。撮影は8日、京畿道(キョンギド)南楊州(ナムヤンジュ)市の総合撮影所で行われた。激しい寒さにより、俳優たちは休憩時間になると厚いジャンパーを着て体を温めるなど、気をつけなればならない状況だった。とりわけユイは、子役俳優が風邪をひくのではないかと心配し、休憩時間になると、「厚着をしないと」と装いを改めるなと、本当に温かい思いやりを見せた。ユイは、劇中のホン・ムヨンらしく無表情、無感情の演技を披露しながらも、OKサインが出ると一変し、特有の明るい笑顔で子役俳優の面倒を見てあげるなど、細心な思いやりを見せたという。こうしたユイの温かい心に子役俳優は、自分が食べていたおやつをユイにあげながら親しみを見せ、ユイは子役俳優がくれたお餅を食べながら笑顔を見せた。制作会社チョロクベムメディアの関係者らは、「ユイは常に自分より相手を優先する女優だ。子役俳優が撮影現場に早くなれるように、自ら話しかけたり、微笑んだりするなど、思いやりを見せた。撮影が終わるころには、子役俳優とユイがお互い離れたくなくて、かなり残念そうにしていた」と語った。

    マイデイリー
  • 「チョンウチ」AFTERSCHOOL ユイに変化の兆し…記憶は戻るのか

    「チョンウチ」AFTERSCHOOL ユイに変化の兆し…記憶は戻るのか

    ドラマ「チョンウチ」で、毒虫に刺され、栗島国での記憶を失ったまま、無表情に操らていたムヨン(AFTERSCHOOL ユイ)が、変化の兆しを見せた。韓国で29日に放送されたKBS 2TVの水木ドラマ「チョンウチ」(脚本:チョ・ミョンジュ、演出:カン・イルス、パク・ジンソク)で、ムヨン(ユイ)はガンニムが拉致してきた朝鮮一の褙貼匠(伝統工芸の匠)チェ・ゴンジャン(イ・ヒド)の姪を見て、憐憫を感じるような姿を見せた。この日の放送で、絵巻の中に付け加えられたホン・ギルドンの銀鉱の地図を探すため、チェ・ゴンジャンを拉致してきたマ・スク(キム・ガプス)は、自身に協力しない彼を脅すため、彼の姪を利用した。祖父の前で幼い姪を燃え尽きる炎の中に投げようとしたのだ。これを見ていたムヨンは、今までの無表情な姿から変化し、不安がる様子を見せた。さらにガンニム(イ・ヒジュン)に「チョンウチが誰か分かるのか?」と、昨日偶然再会したチョンウチについて訊き、彼を怯えさせた。結局ムヨンは、チョ・ゴンジャンの姪を閉じ込めた部屋にひっそりと入り、子供をつれて逃げ、失った記憶が戻るのではないかと期待させた。これを聞いたガンニムは、マ・スクにこの事実は知らせず、「毒虫に刺された者は、どこまで記憶できるのか?」とさりげなく質問し、マ・スクは「ムヨンは内攻が高いので、刺激を与えられるとどう変わるか分からない」とし、もしそうなれば、毒虫をさらに使ってでも、ムヨンを留めておく必要があると、悪人の面を見せた。マ・スクがこのようにムヨンを隣に置こうとするのは、銀鉱の地図の秘密を突き止めるためだった。ホン・ギルドンの唯一の子孫であるムヨンだけが、その地図の謎を解くことができると信じているためだった。ドラマ「チョンウチ」は古典小説「チョンウチ伝」を基にしたフュージョン時代劇だ。友の裏切りで父のように思っていたホン・ギルドンと、愛する女性ムヨンを失ってから復讐を夢見る栗島国の道士チョン・ウチの話を描いている。

    OSEN
  • 新しいところのない「馬医」だからこそ惹かれる

    新しいところのない「馬医」だからこそ惹かれる

    恐ろしい勢いの「馬医」3つの人気要因を分析時代劇の巨匠イ・ビョンフン監督と、演技の神様チョ・スンウの組み合わせがその理由だろうか。MBC月火ドラマ「馬医」が恐ろしい勢いを見せている。遠くは「朝鮮王朝500年」、そして「ホジュン~宮廷医官への道~」「宮廷女官チャングムの誓い」「イ・サン」など数多くの時代劇ヒット作を演出してきたイ・ビョンフン監督が、新ドラマ「馬医」で帰ってきた。しかし、ドラマ序盤の成績は振るわなかった。視聴率が6.9%まで落ち込み、「もうイ・ビョンフン監督の時代も終わるのではないか」という懸念も出てきたほどだった。しかし、それは杞憂に過ぎなかった。成人役者の登場に伴い、その勢いは驚くほどだ。実は、馬医という斬新な題材を取り上げていることを除けば「馬医」はイ・ビョンフン流時代劇パターンを維持している。いつからかイ・ビョンフン監督の時代劇は、似たような物語構造を繰り返している。「主人公は人並みならぬ才能を持って生まれるが、周りの妬みと嫉妬、または親世代の悪縁により苦労をする。しかし、それに屈せず立ち向かい、主人公はようやく成功する」といった、ありきたり過ぎるサクセスストーリーなのだ。そのためか出生の秘密を加えたが、これもやはり他のドラマで多く見すぎているため、新しいどころか、かえって月並みに見えた。これはドラマの序盤に視聴者から背けられた原因の一つにもなった。「馬医」の勢いには、理由があったしかし、第5話から俳優チョ・スンウが登場しながら、ドラマが流れに乗ったかと思うと、第6話からは視聴率1位を占めている。マスコミではこれをチョ・スンウの力とも見ている。もちろん、俳優の演技力が視聴率の上昇に一役買ったのは事実だ。どれだけドラマの作品性が良くても、俳優の演技力が至らなければドラマへの集中を妨げ、視聴者から背けられがちなためだ。しかし「馬医」の視聴率上昇の原因は、ただそれだけではない気がする。第一に上げたいのは、ペク・クァンヒョン(チョ・スンウ)を通じての視聴者の満足感だ。出生の秘密はあるにはあるが、ペク・クァンヒョンは賤民(センミン:最下層の階級の身分)の身分である。身分社会で、賤民の能力は宝の持ち腐れだ。しかし彼は、身分社会で自分の持って生まれた能力をもって王の主治医である御医(オイ:王の主治医)にまでなる。親の財産でもなく祖父母の財産で勉強する時代になり、身分上昇がほとんど不可能な状態になってしまったこの時代に、ペク・クァンヒョンの存在は視聴者に対して慰めになったことだろう。第二に、いつも同じパターンであるにも関わらず勧善懲悪のテーマは常に有効だという点だ。イ・ビョンフン流時代劇の大きなあらすじは、善良な人は福を授かり、悪人は罰を受けるという勧善懲悪の構造である。おとぎ話で韓国の人々はそれに接しているが、歳月が流れ21世紀になった時代にも、それは依然として教訓を与えてくれる。第三に、個性派助演俳優たちの活躍だ。イ・ビョンフン流時代劇は、一歩間違うと重くなりがちな劇の流れを、個性派助演の演技で愉快に展開させるのが長所である。これまでヒョンシク、イ・ヒド、チ・サンリョル、イ・グァンスなどに続いた個性派助演俳優の活用は、劇を飾るデコレーションの役割を果たし、完成度を高めてきた。ありきたりで飽きがきそうなものだが、そのありきたりなストーリーがイ・ビョンフン監督ならではのカラーになり、結局はイ・ビョンフン流時代劇の長所になったかも知れない。いつまでイ・ビョンフン監督の時代劇が視聴者から愛されるかは分からないが、今のように愉快な笑いと暖かいメッセージの盛り込まれたドラマを作ってくださるよう、期待したい。

    oh!my star
  • 「馬医」すべての生き物に対する尊重

    「馬医」すべての生き物に対する尊重

    MBC月火ドラマ「馬医」第6話、夜9時55分身分が入れ替わったまま成長したペク・クァンヒョン(チョ・スンウ)とカン・ジニョン(イ・ヨウォン)に試練を与えたのは、彼らの現在の身分であった。清に献上しようとした馬が病気にかかったことで命が危なくなったギベ(イ・ヒド)を助けるため、ペク・クァンヒョンは馬より安い自分の命を担保にしなければならなかった。惠民署(ヘミンソ:朝鮮王朝時代に設置された官庁・医療施設)で働くことを夢見てきたカン・ジニョンは、両班(ヤンバン:朝鮮時代の貴族)という身分が理由で、チャン・インジュ(ユソン)から惠民署への入校を拒否された。「馬医」の世界で身分は、姫から馬医に至るまで彼らの行動を妨げる絶対的な規律として作用する。そして「馬医」はペク・クァンヒョンの馬医という職業を通じて身分制度を人間だけでなく動物にまで広め、馬を中心に権力の地形図を取り出して見せるといったドラマの独特な視線を確保している。値段が高い馬はそれのために馬医まで存在するが、犬や猫のような動物は治療の必要さえ感じることなく死んでいく。つまり、これは両班と賤民(センミン:最下層の階級の身分)の命の値段を象徴する。また、清に献上する馬の病気が国の安泰を危うくするのは、朝鮮と清の権力構図を明確に見せてくれるからだ。「馬医」の身分に対するこのような視線は「馬医」に1人の個人としての成功談、それ以上のものを期待するように仕向けさせる。動物さえ等級によって違う待遇を受けながら生きていくこの世界で、ペク・クァンヒョンは治療の対象を姫の猫から街の闘犬まで及んでいる。ペク・クァンヒョンが献上する馬の治療に命をかけるのは、自分の命をギベだけでなく死んでいく馬の命まで、すべてを同じはかりの上に乗せたからこそ可能なことだった。身分によってすべての行動に制約がつくその世界で、ペク・クァンヒョンの医術は生命があるすべての生き物を対象とする。そのため、これから治療の対象を人間に広めていくペク・クァンヒョンの医術は、それ自体が生命の平等を主張していることになる。弊風にかかった馬を治療できる方法が、貴重な馬と街の闘犬を同じ命として認識した時に発見できたように「馬医」の世界が変化していく力は、すべての命に同じ価値をつけるペク・クァンヒョンのはかりの上に置かれている。大人になったばかりのペク・クァンヒョンがさらに多くの生命の手を握ってくれることを楽しみにしている。

    10Asia
Kstyleを
Google検索でお気に入り登録
Kstyle 特集・タイアップ一覧