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建築学概論

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  • miss A スジ「濃いロマンスに挑戦してみたい」…客席からは「ダメ!」

    miss A スジ「濃いロマンスに挑戦してみたい」…客席からは「ダメ!」

    ガールズグループmiss Aのスジが今後濃いロマンスに挑戦してみたいと明かした。23日午後、京畿道(キョンギド)坡州(パジュ)市文發洞(ムンバルドン)ミョンフィルムアートセンターで映画「建築学概論」の上映後、スジとイ・ヨンジュ監督が観客の対話イベント(GV)を行った。スジは「やりたいことも多いし、欲張りです。これから濃いロマンスをしてみたいです」と話した。すると観客席からは「ダメ」という声が上がった。するとスジは「ダメですか?」と聞き返し「静かで印象深い映画が好きです」と付け加えた。「建築学概論」は建築家スンミン(オム・テウン)と彼の前に15年ぶりに現れ、家を建ててほしいと言うソヨン(ハン・ガイン)の2人が一緒に家を完成させていく過程で、もしかしたら恋だったかもしれない記憶が蘇り、新たな感情が生まれるというストーリーを描いた映画だ。スジは学生時代のソヨンを演じ、国民の初恋と呼ばれるようになった。「建築学概論」は韓国で2012年公開され、累計観客動員410万人を記録した。「ミョンフィルム全作展:20歳の記憶」は1995年にミョンフィルムが創立してから、約20年間提供、制作してきた36作品を集め、観客に披露するイベントだ。「Actor's Day」「Director's Weekend」「Critic's Choice」などのコーナーで俳優ソン・ガンホ、ムン・ソリ、パク・ウォンサン、イ・ジェフン、スジ、評論家のチョン・ソンイル、映画ジャーナリストペク・ウナ、イム・スルレ、プ・ジヨン、イム・サンス、チョン・ジヨン、パク・チャンオク、クォン・チリン監督などが参加した。このイベントは9月16日まで行われる。

    OSEN
  • 【PHOTO】miss A スジ、映画「建築学概論」のイベントに出席“国民の初恋の美貌”

    【PHOTO】miss A スジ、映画「建築学概論」のイベントに出席“国民の初恋の美貌”

    国民の初恋miss A スジが23日午後、イ・ヨンジュ監督と共に京畿道(キョンギド)坡州(パジュ)市ミョンフィルムアートセンターで行われた映画「建築学概論」の観客との対話イベント(GV)に出席した。韓国で2012年3月22日に公開された映画「建築学概論」は二人の男女の愛の記憶を切なくも美しく描いた映画。オム・テウン、ハン・ガイン、イ・ジェフン、スジ、チョ・ジョンソク、ユ・ヨンソク、キム・ドンジュ、イ・スンホ、キム・ウィソン、パク・スヨン、チョ・ヨンチョルなどが出演した。

    OSEN
  • 少女時代 ソヒョン「SMが憎い」と語った理由とは?

    少女時代 ソヒョン「SMが憎い」と語った理由とは?

    少女時代のソヒョンが大ヒット映画「建築学概論」の出演オファーが来ていたことを明かし、それを断った「SMが憎い」と語った。19日に韓国で放送されたMBC「黄金漁場-ラジオスター」の第441回には、タレントのパク・チユン、歌手チュ・ヨンフン、少女時代のソヒョン、俳優シム・ヒョンタクがゲストとして出演した。ソヒョンは「『建築学概論』にキャスティングされるところだったの?」というMCたちの質問に「そうです。出演を提案されていたのに、私は知らなかったんです」と残念そうな顔をした。続いて彼女は「私は本当に出演したかったです。役もピアノ学科だし、私もピアノが弾けるのに。役名もソヨンで、私の名前に似ています。事務所が憎いだけです」と明かし、笑いを誘った。ソヒョンが出演しなかった映画「建築学概論」のソヨン役はmiss Aのスジが演じ、国民の初恋と呼ばれるようになった。

    マイデイリー
  • イ・ジェフン「建築学概論」観客との対話イベントに参加…撮影当時の話を語る

    イ・ジェフン「建築学概論」観客との対話イベントに参加…撮影当時の話を語る

    俳優イ・ジェフンが自身の出演作「建築学概論」の初GV(観客との対話)で観客と意味のある時間を過ごした。イ・ジェフンは9日に行われた「ミョンフィルムの全作展:二十歳の記憶」のうち、映画「建築学概論」のGVに参加し、公開当時、多忙なスケジュールにより語ることのできなかった、より深い対話を観客とした。「ミョンフィルムの全作展:二十歳の記憶」は1995年、ミョンフィルムが創立以来20年間、提供及び制作した36作を集めて観客に披露する場だ。「建築学概論」で初恋のアイコンとして浮上し、男性観客に初々しい二十歳の思い出を刺激し、女性観客には初恋の純粋なときめきを思い起こさせたイ・ジェフンは、撮影当時の話はもちろん、演技に関する率直な話で観客と深みのある対話を続けていった。ある観客はイ・ジェフンに「建築学概論」撮影当時、スンミン役を表現するとき、1990年代のアナログ的な感性にフォーカスを当てたか、それとも監督の意図通りに二十歳の恋愛にフォーカスを当てたかを聞いた。イ・ジェフンは90年代の時代的な感性より初めて感じる恋の感情つまり、初恋の初々しい感性にフォーカスを当てて演じたとし、「未熟だけど純粋な、誰もが経験したはずの初恋の感情を表現しようと努力した。そういうところに初恋を経験した観客の方々が共感なさったようだ」と答えた。この日のGVはいつもより熱い雰囲気の中で行われた。ミョンフィルムの映画学校開館以来、最も多くの観客が参加し、イ・ジェフンと映画「建築学概論」に対する観客の愛を実感させた。イ・ジェフンは最近「私のオオカミ少年」のチョ・ソンヒ監督と息を合わせた映画「探偵ホン・ギルドン」の撮影を終え、公開を控えている。

    マイデイリー
  • EXO ディオ&キム・ソヒョン主演「純情」再び初恋ブームを巻き起こせるか?(総合)

    EXO ディオ&キム・ソヒョン主演「純情」再び初恋ブームを巻き起こせるか?(総合)

    2012年、韓国に初恋ブームを巻き起こした「建築学概論」の系譜を引く、もう一つの初恋映画が誕生するものと見られる。EXO ディオ(本名:ド・ギョンス)と女優キム・ソヒョンが主演を務める映画「純情」のことだ。28日、全羅南道(チョンラナムド)高興(コフン)のジョムアン小学校で映画「純情」の現場公開及び記者懇談会が開かれ、イ・ウンヒ監督、ディオ、キム・ソヒョン、ヨン・ジュンソク、イ・デビッド、チュ・ダヨンなどが参加した。「純情」はSBSドラマ「大丈夫、愛だ」以後、映画「明日へ」やKBS 2TV「君を憶えてる」で演技アイドルと呼ばれるようになったディオと、子役時代から確かな演技力を見せてきたキム・ソヒョンが描くロマンス映画と知られ、多くの話題を集めた。これまで心に傷を抱えるミステリアスな役を主に演じてきたディオは、初めてロマンスジャンルの作品に挑むことになった感想として「『純情』では、明るく元気で、スオク(キム・ソヒョン)が好きだが表現できない、これまで演じたことのない明るいキャラクターだ。この年齢で経験できなかったワクワク感を経験しているようで嬉しい」を喜んだ。「建築学概論」のmiss A スジに続く国民の初恋に挑戦するキム・ソヒョンは「観客をドキドキさせなければならない、初恋の記憶を思い出させる役なので気を使った」とプレッシャーを語りながらも「監督に、スオクは典型的な初恋のキャラクターではないと言われた。映画を見れば、これまでの初恋と似ている点もあるが、スオクならではのエネルギーがある」と役への愛情を示した。続いてキム・ソヒョンは、ディオとのロマンスについて「(ディオは)瞬時に役の感情に入り込むのがすごく上手いので、(感情が)よく伝わってくる」と満足感を示し、2人のロマンスへの期待を高めた。演出を務めるイ・ウンヒ監督も、出演する俳優たちや作品への強い自負心を打ち明けた。彼女はディオについて「窓のような目を持つ俳優だ。(ディオは)演じる時、感性で演じる。非常に感性が豊かで、自分でどのように表現するかたくさん悩んでくる。それだけでなく、他の俳優の役に関してもアイデアをたくさん出すほど、誠実に作品に取り組んでいる」と褒めた。また、キム・ソヒョンについてはロマンス神童と呼ばれていることに言及し「『このような感情が、17歳でどうして分かるんだろう』と思うほど、瞬間的な集中力が高く、安定した演技のトーンを見せる。一つのシーンについて、前もって相談した以上の演技を見せてくれる」と絶賛した。さらに映画について「『純情』が単純なロマンスとは思わない。2時間で子供のような大人が本物の大人になり、あるいは自分の中の子供を見つけられるという点が、他のロマンス映画との最大の差別点だと思う」と強調した。このようにディオとキム・ソヒョンの純粋で若々しいロマンスが描かれる「純情」は、現在全45回の撮影のうち20回ほどが行われた状態で、飾らない美しい風景がそのまま残っている高興郡オールロケで撮影が行われている。「建築学概論」が大学時代の初恋を描くストーリーだったならば、「純情」はそれより若く純粋な小学校時代から始まった初恋を描く。似ているようで違う初恋を描く「純情」が、「建築学概論」の系譜を引き、大ブームを巻き起こすことができるか、今後が注目される。ディオとキム・ソヒョンが主演を務める映画「純情」はラジオ番組の生放送中、23年前の過去から来た手紙を通じて現在と過去を行き来する切ない初恋と5人の友達の友情を描く。韓国で2016年上半期公開される予定だ。

    OSEN
  • チャン・ドンミン「映画『建築学概論』を観てmiss A スジが嫌いになった」…その理由は?

    チャン・ドンミン「映画『建築学概論』を観てmiss A スジが嫌いになった」…その理由は?

    チャン・ドンミンが映画「建築学概論」を観てmiss Aのスジが嫌いになったと述べ、笑いを誘った。22日に韓国で放送されたJTBC「内部事情サロン」では、また会いたい恋人について、初恋の話が出た。初恋を題材にした映画「建築学概論」の話になると、チャン・ドンミンが感情的になった。チャン・ドンミンは「その映画を観てスジが嫌いになった。その時お酒を飲んで気を失わなかったにもかかわらず、男を家に入れた。先輩がキスしようとした瞬間よけた。気を失わなかった」と述べた。ホ・ジウンは「その歳月を耐えたのは女で、男は何もせずに精神的に勝利したことに満足するキャラクターだ。何の発展もないキャラクターだ。実は、ファクトだけをみると悪い女ではない。しかし、男が自身を選択しなかったことを理由にその女を悪い女にする」と述べた。また、ホ・ジウンはチャン・ドンミンの興奮に「このような男性の方々のおかげで映画がヒットした」と述べた。

    OSEN
  • AFTERSCHOOL ユイがハン・ガイン、2AM スロンがオム・テウンに!?新ドラマ「ホグの愛」パロディーポスター公開

    AFTERSCHOOL ユイがハン・ガイン、2AM スロンがオム・テウンに!?新ドラマ「ホグの愛」パロディーポスター公開

    大ヒット映画「建築学概論」をパロディーした新ドラマ「ホグの愛」のポスターが公開された。最近、ケーブルチャンネルtvNの公式Facebookページには「ホグの純粋さを忘れてしまったあなたのための映画」というコメントとともに、ドラマ「ホグの愛」のパロディーポスターが公開された。公開された画像には、「ホグの愛」に出演するAFTERSCHOOLのユイ、チェ・ウシク、2AMのスロン、イ・スギョンの顔が映画「建築学概論」のポスターのハン・ガイン、イ・ジェフン、オム・テウン、miss Aのスジの顔の部分にそれぞれ合成されている。このポスターには「私たち全員は誰かのホグだった」というキャッチコピーが書かれており、共感と笑いを誘う。「ホグの愛」は恋愛技術ゼロの母胎ソロ(生まれてから一度も異性と付き合ったことがないことを意味する造語)カン・ホグ(チェ・ウシク)が初恋の相手で水泳の女神である韓国代表選手ト・ドヒ(ユイ)と再会してから複雑な愛情関係、危険な友情に巻き込まれるストーリーを愉快なタッチで描くコミカルロマンスドラマだ。「一理ある愛」の後番組として韓国で2月9日月曜日の午後11時から放送がスタートする。

    10Asia
  • “大ヒット映画”「建築学概論」ハン・ガインが演じた役を断った人気女優とは?キャスティング秘話が話題

    “大ヒット映画”「建築学概論」ハン・ガインが演じた役を断った人気女優とは?キャスティング秘話が話題

    映画「建築学概論」のキャスティング秘話が公開され、話題となっている。 韓国で最近放送されたtvN「名簿公開2015」のキャスティング秘話編で、ハ・ジウォンはランキングの6位に選ばれた。 ハ・ジウォンは1000万人を超える観客を動員した「TSUNAMI -ツナミ-」や演技大賞に輝いたドラマ「ファン・ジニ」「奇皇后」など、作品を選ぶ目の高い女優だ。しかし、そんなハ・ジウォンにも逃した作品があり、視線を独占した。ハ・ジウォンは「建築学概論」のハン・ガインが演じたオム・テウンの初恋の相手でmiss Aのスジの20年後の姿であるソヨン役を断ったという。 「建築学概論」はソン・ヘギョ、チョン・ジヒョンに断られ、オム・テウンと親しいスエが出演を決めていたが、スエがドラマ「千日の約束」に出演することになり、結果的にハン・ガインがソヨン役を演じることになった。同日の「名簿公開2015」では大ヒットと大失敗の明暗が分かれたスターたちのキャスティング秘話とそれにまつわるエピソードが公開された。

    TVレポート
  • 「セシボン」&「建築学概論」を徹底比較!思い出になった男の初恋

    「セシボン」&「建築学概論」を徹底比較!思い出になった男の初恋

    レトロと初恋。韓国で2月5日に公開される映画「セシボン」について、一部では1960年代バージョンの「建築学概論」(2012年)だとも言われている。もちろん、題材と内容は全く違う。「セシボン」は1960年代後半、音楽鑑賞室セシボンを背景に若者たちの友情と愛を描いたのに対し、「建築学概論」は1990年代建築学概論の授業を通じて縁を結んだ大学新入生の話を描く。しかし、思い出になった男の初恋を描いているところは同じだ。そこで、2本の映画を比べてみた。初恋は悪いやつだ2本の作品とも男性の初恋を描く。「建築学概論」を見た30代半ばの男性が「あれは僕の話」と叫んだように、「セシボン」を見た中年男性の反応もそうだった。誰にでも初恋は大変で下手だったという話だ。それと同時に、初恋は観客の郷愁を誘う一番強力な題材であることを確認させた。時代を超え、20代前半の若者たちが見せてくれる純粋な姿と、それぞれの時代の浪漫が2つの作品の最も大きな魅力だ。「セシボン」のミューズミン・ジャヨン(ハン・ヒョジュ)のことが大好きでたまらないオ・グンテ(チョンウ)を見ていると、「建築学概論」のスンミン(イ・ジェフン)の姿が思い浮かぶ。彼らの初恋が結局叶わないこと、相手と遠い未来に再会するという点は似ている。それほど優しくない女性のことを好きになった点も似ている。「建築学概論」が残した名台詞「初恋は悪いやつだ」は「セシボン」にも当てはまる。2人1役、現在と過去「建築学概論」は型破りな設定を見せた。人物の20代と30代をそれぞれ違う俳優が演じたのだ。もちろん、子供が大人になったり、年が30~40歳ほど離れている場合は、普通2人が同じ人物を演じる。しかし、「建築学概論」は10年余りの年齢差にもかかわらず、同じ役に2人の俳優を起用した。外見がそれほど似ていないが、それなりに見る楽しさを与えた。miss Aのスジとハン・ガイン、イ・ジェフンとオム・テウンがそれぞれ同じ人物を演じた。「セシボン」も2人1役だ。チョンウとキム・ユンソクがオ・グンテ役を、ハン・ヒョジュとキム・ヒエがミン・ジャヨン役を、チン・グとチャン・ヒョンソンがイ・ジャンヒ役を演じる。似ているようで違う姿で、人物の20代と40代をそれぞれ演じる。「建築学概論」に比べ「セシボン」は20代の出番が圧倒的だ。しかし、キム・ユンソクとキム・ヒエのラブストーリーは、チョンウとハン・ヒョジュのものより強烈だ。これまで強いキャラクターを演じてきたキム・ユンソクの涙はさらに切ない。国民の初恋、ハン・ヒョジュ vs スジ「建築学概論」で最も輝いた人はスジだった。「聞く?」と言いながらスジがイ・ジェフンにイヤホンを渡すシーンで、多くの男性の観客はイ・ジェフンになってしまった。「セシボン」ではハン・ヒョジュが一人で輝く。初登場から印象的だ。悲壮な表情でシン・ドンヨプ詩人の「殻は行け」を朗読していた彼女は、音楽に合わせてかぶっていた風呂敷を投げ、溌剌とした表情を見せる。チョンウだけでなく、観客の心まで掴んだ瞬間だ。大胆な姿も魅力的だ。スカート丈を取り締まった時期によくミニスカートをはいて、可愛い嘘で相手をだます。周りの人物も面白い。「建築学概論」に江南(カンナム)兄さんユ・ヨンソクがいることに対し、「セシボン」には教会の兄さんキム・ジェウクがいる。チョ・ジョンソクが「建築学概論」でものすごい存在感を見せたことに対し、「セシボン」ではソン・チャンシク役のチョ・ポクレがその可能性を見せる。

    OSEN
  • “映画女優”miss A スジを見い出した制作会社、次のターゲットはEXO?

    “映画女優”miss A スジを見い出した制作会社、次のターゲットはEXO?

    正統派恋愛映画として歴史に名を刻んだ映画「建築学概論」(監督:イ・ヨンジュ、制作:ミョンフィルム)はしっかりとしたストーリーと演出、俳優たちの好演で興行に成功した。特に、宝石のような新人の登場で多くの観客に愛された。実際、miss Aのスジやチョ・ジョンソクなどの「建築学概論」が生んだスターはその後お茶の間とスクリーンを行き来しながら活発な演技活動を繰り広げている。何よりスジは演技ドル(演技のできるアイドル)の限界を乗り越え、映画女優というタイトルを得て高く飛び上がった。初恋のアイコンに浮上したスジは男性ファンの愛情を一身に受けた。映画界では「建築学概論」の最大の功労者はスジだと言う声もあがっているほどだ。かつて映画界は演技派俳優を好んだ。誰もが簡単に見れるテレビドラマとは異なり、観客がチケットを直接購入する映画は演技力を備えた俳優だけが成功することのできる舞台だった。針の穴ほど小さく、厳しかったそんな場所にアイドルの存在なんて想像することさえできなかった。そんな未知の地にも新しい風が吹き始めた。昨年だけで2PMのジュノとテギョン、MBLAQのイ・ジュン、FTISLANDのイ・ホンギ、BIGBANGのT.O.P、少女時代のユリ、ZE:Aのシワンというアイドル7人が映画に出演した。ジュノは「監視者たち」(監督:チョ・ウィソク、キム・ビョンソ)で550万人、シワンは「弁護人」(監督:ヤン・ウソク)で1130万人の観客を動員した。チャンスが来たその瞬間に行動しなければならないという言葉通り、スジから始まった良い流れをジュノやシワンなど、すでに演技をする準備が整ったアイドルたちが引き継ぎながら演技ドルのスクリーンデビューがどんどん増えている。映画女優スジを生んだミョンフィルムの先見の目が映画界の流れを完全に変えたのだ。ミョンフィルムのシム・ジェミョン代表は最近、TVレポートとのインタビューで演技ドルのパワーを強調した。シム・ジェミョン代表は「スター性のある俳優が大事な時代になった。意図的ではないが、ミョンフィルムはスター性のある新人に注目しており、作品ごとにそのような原石をキャスティングしようと努めている」と説明した。彼女はスジをキャスティングした当時のことを振り返りながら「可能性が見えた。当時からスジは国民の初恋の条件を備えていた。清純な顔立ちに隠された演技力など、すべてを満たしたスターだった。役者としてのタレント性が十分にあった」と話した。シム・ジェミョン代表は「アイドルの中には演技をしたがる人も、すでに準備ができている人も大勢いる。『アイドルはアイドル、演技ドルは演技ドル』と分ける必要はもうない。よく探してみればスジみたいな宝石が多い」と演技ドルの可能性を示唆した。今年もすでに映画にチャレンジしたアイドルたちが良い成績を記録している。「怪しい彼女」(監督:ファン・ドンヒョク)に出演したB1A4のジニョンが715万人の観客を動員し、快調なスタートを切った。昨年、「同窓生」(監督:パク・フンス)で実力を認められたT.O.Pが「タチャ-神の手-」(仮題)の撮影に参加しており、「監視者たち」でデビューに成功したジュノは最近「メモリーズ 追憶の剣」(監督:パク・フンシク)の撮影を終えた。BoAは最近公開された「官能の法則」(監督:クォン・チリン)でミヨン(ムン・ソリ)の隣に引っ越してきたソン・ボムシク役としてカメオ出演し観客に面白さを与え、現在は「ビックマッチ」(仮題、監督:チェ・ホ)の撮影に参加しており、昨年の音楽授賞式で大賞を総なめにした人気アイドルEXOのディオも「明日へ」(監督:プ・ジヨン)の撮影に邁進している。スジに続いてBoAとディオをキャスティングしたシム・ジェミョン代表は、「観客に面白さを与えたくてBoAに出演を依頼した。ディオの場合は意図的なキャスティングだ。『明日へ』は非正規職問題を指摘する映画であるうえに、女性中心の映画という先入観があったため興行的に難しい面があった。それを補いたくてディオを選んだ。若い観客の関心を集めたかった。ディオのおかげで『明日へ』が広く知らされた」と説明した。「明日へ」は制作費調達のために5000万ウォン(約476万円)を目標とするクラウド・ファンディング・システム(不特定多数の人がインターネット経由で他の人々や組織に財源の提供や協力などを行うこと)を導入し、わずか21日で目標金額を達成する勢いを見せた。比較的早い期間内に5000万ウォンを集めた「明日へ」は今月9日まで1次追加ファンディングを行い、近いうちに2次ファンディングを行う計画だ。シム・ジェミョン代表は「EXOのファンがファンディングにたくさん参加してくれた。ファンディングだけでなく、私たちがリリースした『明日へ』の報道資料をファンの間で共有し、口コミで拡散してくれる。このような部分だけを見ても演技ドルのパワーがどんなに大きいのかが分かる」と付け加えた。演技ドルのスクリーンでの地位はもはや無視することができなくなった。ダイヤモンドのように完璧なわけではないが、上手く磨けばダイヤモンドにも劣らない光を放つ彼ら。誰が第2のスジ、次世代の演技ドルになれるのか。映画界は今、アイドルに注目している。

    TVレポート
  • “春風に誘われて”もう一度見たい映画 BEST15

    “春風に誘われて”もう一度見たい映画 BEST15

    Spring Movie BEST15「春風はためかせ~舞い散る桜の花びらが~」Busker Buskerの「桜エンディング」が1年ぶりに音楽ランキングで1位になった。のろのろと近づいてきている春をもっと早く満喫したい人々の気持ちがあったためではないかと思う。それでは、「@star1(アットスタイル)」と共に春の音楽と映画を楽しみながら春のロマンスを満喫してみよう。目と耳を魅了するロマンチックな作品BEST15。4月が過ぎて5月になった。だが、今年の映画は春とは少し距離がある。昨年韓国で初恋の淡い思い出を描いた映画「建築学概論」が上半期に高い人気を得たことに比べると、少し冷え込んでいるのが事実だ。映画にはまだダーティー・セクシーな流行が残っており、春の気配を呼び起こす女優らの不在から分かるように映画界では依然としてロマンチックな作品がほとんど見当たらない。ソウルでキムさんを探すことと同じくらいだ。その理由は、恋愛映画がヒット作になりにくい構造的問題があるためだ。だが、今や俳優と観客はみんな恋愛映画を望んでいる。その隙間をゾンビを題材にした「ウォーム・ボディズ」と100%リアルを掲げた「恋愛の温度」が攻略している。もしこの作品を見ても、まだ他の春の作品が見たいという気持ちになるなら、今度は以前私たちの心に春風を吹き込んだ作品に目を向けてみるのはどうだろうか。当時は気が向かず見なかった作品や、当時胸をときめかせた作品が今春あなたの春風に一緒に乗る準備をしている。恋が全てではないが、恋がしたい季節。冬に凍りついていた身体と心を溶かしてくれる温かい作品を韓国、アジア、ハリウッド映画に分けて選んでみた。韓国映画1.「春の日は過ぎゆく」(2001年公開、監督:ホ・ジノ、出演:イ・ヨンエ、ユ・ジテ、上映時間:106分、R15)「愛がどうして変わるの?」10年以上広く知られている名台詞を誕生させた映画。「春の映画と言えば何を思い出すか?」と聞いたとき、必ず一番先に出る映画。ユ・ジテ、イ・ヨンエ主演の「春の日は過ぎ行く」は、永遠に続くように見えた愛と別れについて新しく描いた作品である。ストーリー:サウンド・エンジニアのサンウ(ユ・ジテ)と地方放送局のラジオプロデューサーであるウンス(イ・ヨンエ)が伝える旅のようなラブストーリーは、恋愛の幻想を見せながらも私たちに現実を振り返らせる。ホ・ジノ監督は、この映画で恋愛ドラマの巨匠と呼ばれるようになった。「春の日は過ぎ行く」は、ときめきながらもほろ苦い春と愛の香りを満喫できる映画だ。2.「春が来れば」(2004年公開、監督:リュ・ジャンハ、出演:チェ・ミンシク、キム・ホジョン、チャン・シニョン、上映時間:128分、R12)国民の俳優、チェ・ミンシクが出演し話題になった作品。不安定な未来を抱えるトランペット演奏者ヒョヌ(チェ・ミンシク)が、江原道(カンウォンド)にある中学校の吹奏楽部の臨時教師になり起きる話を描いた「春が来れば」は、題名のように花の咲く春が来るたびに思い浮かぶ映画として挙げられる。ストーリー:これといったクライマックスはないが、冬から春に季節が変わる時期、新しい始まりと希望を伝えるにはこれ以上の作品はないと思う。郷愁と思い出をもとに涙腺を刺激する感動は「春が来れば」が持つ最も大きな強みである。チャン・シニョンとキム・ガンウの初々しい幼い頃の姿は、時間が流れた今になってこそ楽しめるもう一つの見どころだ。3.「建築学概論」(2012年公開、監督:イ・ヨンジュ、出演:オム・テウン、ハン・ガイン、イ・ジェフン、miss A スジ、上映時間:118分、R12)2012年上半期の韓国映画界を動かした作品だ。イ・ヨンジュ監督が10年をかけて作った。「恋愛ドラマはヒットしない」という韓国映画界の固定観念を破り、初恋の淡い思い出とレトロブームを巻き起こした。ナプトゥクという稀代の名脇役まで誕生させた「建築学概論」は、何も怖いものなどなかった学生時代の恋と社会にまみれた大人の恋を見せてくれるという点で両方を比較してみるのも面白い。ストーリー:元気は溢れているが、勇気はなかった二十歳。建築学科のスンミン(イ・ジェフン)は、「建築学概論」の授業で初めて会った音楽科の大学生ソヨン(スジ)に好意を持つ。15年後再会した初恋を建築に喩えたユニークな形式は、恋愛映画の歴史にとって重要な意味のある作品だと評価された。4.「永遠の片思い」(2002年公開、監督:イ・ハン、出演:チャ・テヒョン、イ・ウンジュ、ソン・イェジン、上映時間:106分、R12)清純で可憐な故イ・ウンジュと初恋の象徴だったソン・イェジンの美貌を見るだけでも後悔はしない作品。切ないながらも胸の痛い三人の友情と愛を淡々と描いた「永遠の片思い」は、10年が過ぎた今見ても野暮ったくない印象を与え、より素晴らしい作品だと評価されている。ストーリー:カフェで働きながらカメラで写真を撮ることが好きなジファン(チャ・テヒョン)と、偶然彼のカメラに撮られたスイン(ソン・イェジン)、そんなスインと一緒に入ってきたギョンヒ(イ・ウンジュ)。この三人が描いていく些細な話は甘くて痛く、さらに悲しい。美しい春、「永遠の片思い」は私たちに時間を振り返ってみる大事な機会を与える。5.「純情漫画」(2008年公開、監督:リュ・ジャンハ、出演:ユ・ジテ、イ・ヨニ、チェ・ジョンアン、SUPER JUNIOR カンイン、上映時間:113分、R12)あまりにも有名な漫画家カン・プルのウェブ漫画を原作にしているため、原作のファンはこの映画をそれほどいいとは評価しない。しかし、映画だけをよく見れば新鮮な映像が目立つ。一回り上のおじさんユ・ジテと高校生イ・ヨニ、年下男性&年上女性カップルである22歳のカンインと29歳のストレートヘアのチェ・ジョンアンは、始まったばかりのカップルたちの心のときめきを見せてくれる。ストーリー:想像もできない瞬間に始まるのが恋愛だ。新しい季節の始まりである春、しばらく恋愛感情を忘れていた恋人のいない人には恋愛細胞を活性化させ、カップルには恋を始めた時を思い出させる映画だ。なんとなく見ていたら113分後には微妙に変わった自分を見つけることができる。アジア映画6.「四月物語」(1998年公開、監督:岩井俊二、出演:松たか子、田辺誠一、藤井かほり、上映時間:67分、R12) 韓国の春の映画に「春の日は過ぎ行く」があるなら、日本には「四月物語」がある。大学の新入生の初々しい初恋を描いた作品「四月物語」は、舞い散る桜と美しい春の映像に魅了されもう一度見たくなるようにする魔力を持っている。ストーリー:上映時間が67分と短いため、スマートフォンを利用してもいいだろう。スマートフォンにダウンロードし、バスや地下鉄の中で見ても無理がない。実際に春風と共に楽しめる作品で、「短くて太い水彩画のような映画」「4月のたびに訪れる心のときめき」などの評価は絶対に嘘ではない。7.「ハチミツとクローバー」(2007年公開、監督:高田雅博、出演:蒼井優、櫻井翔、上映時間:115分、鑑賞年齢制限なし)広さ16.5m2の部屋、まったく防音が効かない古いマンションで暮らす貧乏な美大生らがいる。純情で片思いをしている真山巧(加瀬亮)と無垢で臆病な青年竹本祐太(櫻井翔)は、花本教授の姪であり、美術に天才的な才能を持つ花本はぐみ(蒼井優)に出会う。ストーリー:一目ぼれし、片思いする話。複雑な彼らの関係は、恋だけでなく、人と人の間で起こりうるいくつかの状況を描いた。学生にとって春はわくわくしながらも新学期へのプレッシャーが同時に始まる季節だ。どうすれば若い青春時代を面白く過ごせるのだろうか。些細だが、平凡ではない「ハチミツとクローバー」でその答えを見つけられる。8.「花とアリス」(2004年公開、監督:岩井俊二、出演:鈴木杏、蒼井優、上映時間:135分、R12)三角関係を題材にしたラブストーリー。「花とアリス」は「ハチミツとクローバー」のように新入生、新学期の話を描いた作品だ。しかし、その背景は高校。新学期を迎える二人の女子高生の友情と愛、一人の男性をめぐって親友の花とアリスが表現する嫉妬や重い感情は、逆に幸せな感じを与えるほど美しい。ストーリー:「花とアリス」も花が満開した春の日を背景にしている。パッと咲いた花と美しい景色を見ていると映像ながらもまるで自分がその空間にいるような錯覚が呼び起こされる。家の中にうずくまっているあなたに飛び出していけと言ってくれる作品だ。暖かい春に何もせず過ごすわけにはいかないと教えてくれる完璧な春の映画だ。9.「あの頃、君を追いかけた」(原題:「那些年,我們一起追的女孩」)(2012年公開、監督:ギデンズ・コー、出演:クー・チェンドン、ミシェル・チェン、ハオ・シャオウェン、上映時:107分、R15)台湾版「建築学概論」、この映画もフレッシュな印象を与える。意地悪でいたずら好きで好奇心旺盛な少年と、成熟した大人しい少女がいた。二人が作り出す愛と思い出は、映画を見る人に「なんで私にはああいう思い出がないんだ」「私の思い出はどうだったかな?」という考えを自然に呼び起こさせる。ストーリー:リアルで感動的だ。監督の実際の話としても有名なこの作品は、台湾映画のレベルをより一層引き上げたとまで評価され、マニアから高い人気を得た。「あの頃、君を追いかけた」を見れば台湾のドラマもこれから人気を得ると予想される。巧妙に洗練された感じはなぜこの映画を今見つけたのかと思えるほどだ。10.「いま、会いにゆきます」(2005年公開、監督:土井裕泰、出演:竹内結子、中村獅童、上映時間:118分、R12)最初からやり直すため「いま、会いに行きます」。1年後の雨の季節に帰って来るという約束を残して先にこの世を去った妻には、小学校1年生の息子とその息子の面倒を見なければならない不器用な父がいる。そして雨の降るある日、いつも遊びに行く森で散歩をしていた父子の前に嘘のように妻が再び現れた。だが、彼女は生前の記憶を全て失った状態だった。ストーリー:二人は自然にもう一度恋に落ち、息子ももう一度ママに会えた事実に大きな喜びを感じる。しかし、その女性は自身が記憶していない約束を残した。雨の季節が終わる6週間後に去っていくということだ。しかしが与えるどんでん返しが「いま、会いに行きます」の醍醐味だ。宝くじに当選する確率より低いかもしれない愛の奇跡を語る作品だ。ハリウッド映画11.「ノッティングヒルの恋人」(1999年公開、監督:ロジャー・ミッシェル、出演:ジュリア・ロバーツ、ヒュー・グラント、上映時間:123分、R12)女優と一般人のラブストーリー。誰もが一度は夢見たはずの状況が、まるで明日にでも自分に起こるかのように描いた映画だ。しかし、映画はそれ以上の価値を伝える。すべての逆境を乗り越え、愛を勝ち取るアナ(ジュリア・ロバーツ)とウィリアム(ヒュー・グラント)。この過程で、アナが発した「私はただ一人の男性の前で愛してくださいと言う女であるだけ」という一言はこれまでに感動的な名台詞として挙げられている。ストーリー:イギリスのノッティングヒルでウィリアムが経営する書店に訪れた世界的な女優アナは、ノッティングヒルで運命的な出会いをする。お互いへの好感は好意に変わり、ついに恋に落ちるが、女優との恋愛は誤解を生む。12.「フリップド」(2010年公開、監督:ロブ・ライナー、出演:マデリン・キャロル、レベッカ・デ・モーネイ、上映時間93分、R12)ポスターからも分かるように少年と少女の愛の物語を描いた映画で、成長物語でもある。映画を見た観客は「見ながらずっと母のような温かい笑みが消えなかった」と話す。なんだか幼稚だが、かわいくて微笑ましい感情がよいという評価だ。もっとも目立つ部分は少年ではなく、少女の方が一目ぼれするという設定だ。ストーリー:男性主人公と女性主人公の視点を同時に見られる。そのためなのだろうか、とても愛らしく魅力的だ。二人の少年、少女のビジュアルも映画から目を離せなくする一因になっている。見たほうがいい映画ではなく、見せてあげたい映画だ。よい推薦は称賛を呼ぶ。13.「ラブソングができるまで」(2007年公開、監督:マーク・ローレンス、出演:ヒュー・グラント、ドリュー・バリモア、上映時間:103分、R12)定義できない愛とは、まさにこれだということを見せてくれる作品だ。典型的なラブコメディでOST(劇中歌)まで話題になった。女性と男性が出会い、作詞と作曲をする話だ。これがごく平凡だと思われるなら、周りを見てほしい。これほど愛せる人が何人いるだろうか。ストーリー:こんな愛ができれば、男女主人公のように幸せになれるなら、一生愛だけしても後悔はしないと思う。彼らの作詞、作曲の前には誰かのためにという語句がつく。一緒の時間そのものが特別だという言葉ほどロマンチックな表現があるだろうか。誰かにとって特別な存在になること。映画はこれを誇張せず説明しており、より美しい。14.「50回目のファースト・キス」(2004年公開、監督:ピーター・シーガル、出演:アダム・サンドラー、ドリュー・バリモア、上映時間:99分、R15)男性主人公のヘンリーは普段から愛は人生の邪魔だと思う平凡な獣医だ。そんな彼が偶然ルーシーに出会い、一目惚れする。ヘンリーは彼女とデートの約束をすることに成功するが、初日のデートで彼女は彼を覚えていない。ここでは交通事故の後遺症と短期記憶喪失という主な題材が登場する。ストーリー:「これってなんだ。とんでもない題材だな」と思っても、恋できる時間が一日しか残っていないという設定が逆に集中度を高める。ヘンリーは自分のことを記憶すらできないルーシーとの愛を守るため、毎日新しいデートを考える。真の愛とは何かということに気づかせてくれる美しい作品だ。「恋したい」という言葉が出るしかない作品。15.「ホープ・スプリングス(原題)」(2012年公開、監督:デヴィッド・フランケル、出演:メリル・ストリープ、トミー・リー・ジョーンズ、上映時間:104分、R19)「ホープ・スプリングス」は、セックスレスの夫婦が行く一週間のヒーリング旅行をテーマにした映画だ。アメリカでは、昨年8月に公開され、韓国では4月4日に公開された。夫婦のセックス問題を赤裸々に描いた映画といってもよい。刺激的な題材であるだけに自然と目がいく。夫婦に必要なヒーリングポイントをすべて含んでいる。ストーリー:恋の賞味期限は3年といわれる。結婚してから30年となるセックスレス夫婦のケイ(メリル・ストリープ)とアーノルド(トミー・リー・ジョーンズ)は、この3年を30年後まで持続させる方法について悩む。50~60代の夫婦の現実を描いているが、30~40代の夫婦も共感できる。「ホープ・スプリングス」はこの春、いつの間にか恋が退屈になった夫婦、またはカップルにとって一筋の光になる準備ができているという自信を持っている。

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  • 中尾彬、映画「建築学概論」トークショーに出席“胸にキューンとくる懐かしさだった”

    中尾彬、映画「建築学概論」トークショーに出席“胸にキューンとくる懐かしさだった”

    俳優の中尾彬が13日、シネマート六本木にて開催された映画「建築学概論」のトークショーにスペシャルゲストとして出席した。恋の達人としてMCより紹介を受けると、「俺は違う。恋の達人は、ロンブーの淳だよ」とまず会場を沸かせた。そして、「私たちの世代の初恋は、まったくこの映画の世界のようだった。この映画を見て、日活の吉永小百合、東宝の酒井和歌子とかの作品を思い出した。いかに、当時は澄んだ心をもっていたか。主人公が、はっきりと好きと言えないところがいい。かみさんと見たんだけど、胸にキューンとくる懐かしさだった」と映画の感想を語った。また、「初恋は、50年前ぐらいかな。六本木で遊んでたとき。峰岸徹、内田裕也とかみんな売れてない頃でつるんでた。加賀まりこ、大原麗子もいた。ギラギラしてたから、野獣会といった」とし、「彼女と都電の線路の上を信濃町までトボトボ歩いたりした。恋に落ちたら、彼女しか見えなかった」と自身の初恋のエピソードも明かした。さらに、男女の恋愛観についても分析し、「男は惚れたら弱いね、女はリアリスト。彼女とは5年続いた。昔は携帯電話とかない時代だから、電話すると親父が出て緊張した。手紙にしたら、彼女にはこんな紙がいいかな?万年筆もこんな太さが彼女の好みかな、とかいろいろ考えていた。男は繊細なんだよ」と語った。そして「この映画を見て、志乃と初恋の話なんかもしたよ。自分の初恋の話はしたけど、反対に妻・志乃の初恋の話は聞いてないよ。聞きたくないよ、男ってそんなもんだよ。初恋の頃は純粋で澄んでたけど、今だって澄んでる部分はある。そんな部分がないと役者はやってられない。確かに年とって澱みたいなものが溜まってくるけど、俺は今だって澄んでるよ」と言って笑い、「志乃は、初恋の彼女から数えて10人目。中身が濃いから人数は少ない。志乃は、芸人の娘で、俺がだめになっても慌てない。いてくれないと困る」と話した。【映画ストーリー】「建築学概論」は、大学の初恋の相手だった女性が15年後に突然現れ、建築士の自分に家を建ててほしいと頼むことから始まる物語。過去と現在を行き来しながら、現在の家を建てる過程と初恋の思い出を回想する構成となっており、現在の主人公ソヨンとスンミンをハン・ガインとオム・テウンが、20歳のころのふたりをK-POPグループmiss Aのスジと俳優イ・ジェフンが演じる。恋愛映画にも関わらず特に男性たちが泣けると熱狂。爆発的クチコミと驚異的なリピート率で410万人を動員し、韓国のこれまでの「私の頭の中の消しゴム」(256万人)、「私たちの幸せな時間」(313万人)という恋愛映画の興行成績を6年ぶりに塗り替えた。■関連サイト・映画「建築学概論」公式サイト

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