Best or Worst
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「2012 SBS歌謡大祭典」主人公を飲み込んでしまったステージ ― Best or Worst
ストーリーSBSがK-POPの一年間を決算する過程は、思ったより長い旅程だった。「Sherlock」でオープニングステージを飾ったSHINeeから、「2011 SBS歌謡大祭典」でデビューを果たしたEXO、「FANTASTIC BABY」と「江南スタイル」をリミックスした曲を聞かせてくれたBIGBANGまで、今年活動したアイドルグループのほとんどが「2012 SBS歌謡大祭典」に出演したのである。そして、そのステージの合間には、SBSが既に何度も予告した通り、プロジェクトグループの「Mystic WHITE」や「Dramatic BLUE」「Dynamic BLACK」「Dazzling RED」のステージが準備され、すべてのステージが終わった時には、既に4時間が過ぎていた。Best or WorstWorst: 他の放送局ではなかなか見ることができない華やかで細かな演出のセット、作曲家たちを投入して新曲まで作り披露したプロジェクトチームの構成、2NE1のCLとソン・シギョン、KARAのハラとキム・ワンソンなど独特なコラボレーション。今年の「SBS歌謡大祭典」は新しい試みが多く、期待を集めた。しかし、このように内容がびっしり詰められて完成された4時間の放送時間は、興味深いというより、虚しくて退屈に感じられた道のりだった。スペクタクルさに捕らわれた過ぎたあげく、番組が歌手たちの持つ個性をむしろ隠してしまったのである。フルショットやロングショットのカメラワーキングがとりわけ多かったように、壮大なセットを目立たせたいという意欲が、各チームのコンセプトや振り付けに対する理解を妨げていた。また、安易に組まれたコラボレーションは、歌手が曲の雰囲気をきちんと表現できず、見ている人ががぎこちなさを感じたり、気恥ずかしく思うステージとなった。もちろん、毎年同じような年末決算の番組で、新しい企画を発掘することは重要である。しかし、その場の本当の主人公を念頭に置かなかったアイデアは、虚しい結果を出すしかない。「たった一度のステージのために、歌手たちが注ぎ込んだ情熱」(MCチョン・ギョウン)を知っていたなら、放送局が準備したもの、あるいは見せたいものより、歌手自体を優先順位に置くべきだった。仲間たちとおしゃべりするポイント― 「Mystic WHITE」「Dramatic BLUE」「Dynamic BLACK」「Dazzling RED」「SM THE PERFORMANCE」の中で、一番好きな一組を選び、書き込みを残してください。最も多い票数を記録した一組が、今週のSBS「人気歌謡」に出演してくれたらいいですね。― 「Trouble Maker」を継ぐCUBEエンターテインメント所属のユニットに、4Minuteのホ・ガユンとBEASTのイ・ギグァンさんをお勧めします。2人とも今、本当に瑞々しい美しさを放っています!― 今回「SBS歌謡大典」の最大の受益者は?(1)GLAMのカムバックステージに参加し、知名度を高めたボーカロイドのSeeU(2)「Mystic WHITE」を通じて、デビュー後、初めてセンターに立ったAFTERSCHOOLのリジ3)ピエロのダンスの汚名を挽回し、ダンシングマシーンとして生まれ変わった2AMのジヌン4)また違うヘアスタイルを開発したBIGBANGのSOL
「ドラマの帝王」すべての駅に停車するんですか ― Best or Worst
ストーリーソン・ミナ(オ・ジウン)とアンソニー・キムのキス現場を目撃したイ・ゴウン(チョン・リョウォン)は、2人の関係を疑いながらも自分の感情に違和感を抱く。母親が準備してくれたパプチャ(ご飯車)を運転して撮影現場に向かっていたイ・ゴウンとアンソニー・キムは事故に遭い、2人きりで夜を明かすことになる。カン・ヒョンミン(SUPER JUNIOR シウォン)が2人の関係を疑いからかったことで、ソン・ミナは機嫌が悪くなる。一方、自身の局長任命に、父親の力が介入していたことが分かったナム局長(クォン・へヒョ)は、辞退することを決心し、この話を聞いたオ・ジンワン(チョン・マンシク)は、キム副局長(ソン・ミンヒョン)が彼の後任になれると思い込む。Best or WorstWorst:事件が多い「ドラマの帝王」は、瞬間速度は速いかもしれないが、区間速度が速い作品ではない。劇中ドラマ「京城(キョンソン)の朝」は未だに撮影の序盤に留まっており、人物たちの感情もあまり進んでいない。突然事件が発生する中で、時々ストーリーが効果的ではない方法でシーンを描写することに時間を費やし、停滞された区間はエピソードを積み重ねるだけで、ドラマ全体を貫く独特の流れを作り出せなかった。人物の本心を描くために、彼らの両親を動因する方法や、人物たちの感情を高めるためにクリシェ(ありふれたものになってしまった対象の意)に頼るのは、ドラマの限界に直面したということである。さらに、ドラマを守ると言ったナム局長の意志は、1話で自己矛盾に陥ってしまった。このドラマは目的地に向けて全力で走っているが、窓の外の風景を見逃していて、通らなければならない駅がたくさん残っている。走る方法ではなく、目的地が最も重要であるという事を念頭に置かないと、今後一緒にこの旅はできないだろう。仲間たちとおしゃべりするポイント― 冬は本当にいい季節だ。昨夜、母親が作ってくれたスープとご飯を、翌朝スタッフみんなで食べてもお腹を壊さない季節だから。― 「私の子どもが変わりました」に出演を勧誘:2012年、あなたの選択は?アンソニー・キム(キム・ボンダル、1種 普通) vs カン・ヒョンミン(ランドマーキング、精神年齢が7歳と思われる)― 今さら話すのも何なんですが、酷いと思ったことがあります。ク監督が十歳以上も年下の若い俳優たちにデマを流したのです。「恥ずかしくないですか!」と興奮して荒い息づかいをしている私は大きな衝撃を受けました。(スタッフSの手記から)
「チョンウチ」チョン・ウチはどこ? ― Best or Worst
ストーリーみんなが何かを追っている。ヘリョン(ペク・ジンヒ)は傷跡がないチョン・ウチ(イ・チ:チャ・テヒョン)を実の兄ではないかと疑い裏調査を依頼し、宦官ソチル(イ・ジェヨン)一行は、巻き物とマ・スク(キム・ガプス)を探しながらもチョン・ウチが巻き物を盗んだ犯人ではないかと思いチョン・ウチの後を追う。マ・スクは病んでいるムヨン(AFTERSCHOOL ユイ)を利用して、ホン・ギルドンが隠した宝の位置を把握する。しかし、ガンニム(イ・ヒジュン)はそんなムヨンを守ることができなくて苦しむ。結局、ガンニムは死んだと思ったチョン・ウチにムヨンを奪われてしまう。Best or WorstWorst:「チョンウチ」の問題点は、遅い展開ではない。主人公の感情を表現できないまま70分余りを満たした中身こそ、ドラマをドロ沼に陥らせた原因だ。チョン・ウチは、マ・スクとガンニムが宝を、ソチルとソ・チャンフィ(ホン・ジョンヒョン)がマ・スクを探す間、初回から続けてきた単純な捜査だけを繰り返したり、時々道術を使って事件を探るだけだった。そして、すべての登場人物の行動を無理やり説明することに多くの時間を費やした。またチョン・ウチが反撃を試みた場面は「マ・スクが巻き物を盗んだのか?ドゥンゲ(シン・スンファン)はどこにいるのだ?」のように独り言をつぶやきながら推理する方式も過度に圧縮したシーンだった。ガンニムには除去対象であって、ソチルとソ・チャンフィにとって巻き物を盗んだ容疑者であるチョン・ウチは、すべての事件の中心にいる。だが、なかなか劇を引っ張って行くチャンスが回ってこない。この過程でチョン・ウチの欲望と感情がだんだん薄れていくのは当たり前のことだ。そんな理由で、再び出会ったムヨンのことを切なる思いで探していたチョン・ウチの声は何の波動もなく、ムヨンを脱出させる場面も爆発的な効果はなかった。一刻も早くチョン・ウチにマ・スクの黒い考えとソ・チャンフィの不安な目つきを見守ること以外に劇の主導権を取り、感情を吹き込む必要がある。仲間たちとおしゃべりするポイント― どう考えても一人できない時は(簡単ではないだろうが)呪文を覚えよう。オドイルグァンジ!!!― 他の人の才能を奪いたい時は(鳥肌がたつけど)叫ぼう。ネハップアシン!!!― 誰かを操りたいのなら(覚えにくいが)ガプス翁を真似してみよう。ヨクサチョンジョパチョンウンジジオクトジュ、ヨルサチョンジョパチョンウンジジオクトジュ、ヨルサチョンウンジジオクトジュ
「ヒーリングキャンプ」パク・シフの本当の姿は見られなかったのでは― Best or Worst
ストーリー二重まぶたがない飾り気のない顔のため、数多くの女優たちと完璧なカップル姿を見せてくれたパク・シフが自分自身の正体が分からないと「ヒーリングキャンプ~楽しいじゃないか~」(以下「ヒーリングキャンプ」)に訪れた。「ヒーリングキャンプ」に出演するために他の5つのバラエティ番組を断った彼のために「パートナー」「チャレンジ1000曲」など他のバラエティフォーマットを借りてパク・シフを迎えた。これに対しパク・シフは話さなくても良いことまで話してしてくれた。MCのハン・ヘジンは彼を剥いでも剥いでも終わらないたまねぎ男と称して、彼の正体探しに終止符を打った。Best or WorstWorst:パク・シフが「モシメリ(メンズ下着)」のモデルだった時のエピソードから始め、彼の実家の部屋がいくつあるのかまで話してくれた。これくらいならパク・シフについて細かいところまで聞けたけど、ストーリーはどことなく締まりがなかった。最初から最後まで正直さで一貫したパク・シフから出演作品を通じて人々に紹介されていた「見栄っ張り」あるいは「ホダン」(いつもしっかりしているが、たまに間の抜けていること)そして「ロマンチックガイ」のイメージに触れながら話を引っ張っていくのも番組のために必要な部分だった。そのおかげで面白い瞬間もあった。しかし、ほとんどの時間をパク・シフに関する噂に消費し、それに対して短い答えを聞いたり、彼のユニークな面を掘り出したり、フィードバックするのに時間を消費し、ゲストに対して幅広い意見を聞くことができなかった。脇役の時代、イ・ビョンホンとチャン・ドンゴンの隣の席を守るために必死だったが、今は恋愛ドラマでキャスティング人気NO.1の俳優になった今のパク・シフに対して大変だった時の面白いエピソードを紹介することで終わり、残りは順調な道だったと締めくくり、彼が目標達成したことに対しての話はほとんどなかったようだ。俳優パク・シフを招待して、見せてくれた彼の率直な姿をほとんど今までのイメージを証明するところに費やし、最後に彼をたまねぎ男と結論を下すのは、あまりに安易なトークだった。仲間たちとおしゃべりするポイント― パク・シフの忠清道(チュンチョンド)の方言が弱かったので、物足りないと思う人はSBS「清潭洞(チョンダムドン)アリス」のチャ・スンジョ(パク・シフ)が怒ったり、興奮する瞬間を集中して見逃さないように!― パク・シフが画面にぎっしり映り、同時に流れるバックミュージックの歌詞は「Let's fall in love」これは素晴らしいコラボレーションですね。寒くて冷える年末には控えてください(泣)― 次の中からパク・シフと関係ないものを一つ選んで下さい。1.ベクターマン2.アイアンマン3.オニオンマン4.コプンナム(口説きたい男)5.完朝男(完璧な朝鮮男子)正解2.アイアンマン
「会いたい」通俗は強力だ ― Best or Worst
ストーリーミョンヒ(ソン・オクスク)とジョイ(スヨン/ユン・ウネ)はお互いの正体を確認するが、二人だけの秘密にとどめたまま、涙で別れる。その後、ジョイはミョンヒが置いていった靴を返すため、昔、住んだ街を訪れるが、そこでジョンウ(JYJ ユチョン)の姿を盗み見て心をときめかせる。そして、徐々に心境の変化を見せるジョイを見守るヘリ(ユ・スンホ)の心により濃い影を落とす。一方、ジョンウはジョンミョン(オ・ジョンセ)を通じて受け取ったジョイのアドバイスを参考に、カン・サンドクを殺した犯人が清掃員(キム・ミギョン)ではないかと疑い始める。Best or WorstWorst:複雑な事件が絡み合っているように見えるが、実は「会いたい」が語っていることはそれほど深くない。このドラマがトラウマを扱う方法は、すでに切り込みが入っている角材を折るように、とても簡単で単純であり、登場人物たちは強迫と傷を使い捨ての感情のように簡単に使って隠すことを繰り返す。しかし、このドラマは多くの粗末な点を登場人物たちの盲目的な勢いで乗り越えるといった不思議な瞬間をしばしば作り出す。復讐を夢みるヘリとスヨンに執着するジョンウの勢いは変わらず、これは視野を広げたり深く突っ込む代わりに、前に突進することでドラマに没頭させる「会いたい」の意向とも似ている。そのため、ついに2人の男がスヨン/ジョイを間に対立することになった途端、ドラマは強烈な衝突の中心を自ら探し出した。ヘリがハン・テジュン(ハン・ジニ)と対立し、ジョンウが事件に集中した今日の放送が、2人の男を対比させた昨日に比べてゆるく見えたとしたら、そのためだろう。依然として通俗は力が強く、中途半端なジャンル物より強力だということは言うまでもない。仲間たちとおしゃべりするポイント― 次の人の中で一番うらやましい人は?1.可愛いコートが多いジョイ2.ハン・ジョンウ刑事が僕たちは恋人と呼ぶ清掃員3.若いヘリ・ボリソンに非常によく似合う杖― 次の中でドラマ「会いたい」のOSTに相応しい曲の歌詞は?1.落ちる涙が ぽろ ぽろ ぽろ2.会いたい 会いたい こんな私が憎くなるほど3.自由にあの空を飛んでいっても驚かないでください4.人を死ぬほど愛したことがありますか?― 「会いたい」の鳥肌が立つ3つの話1.イ・スヨン?2.チョ・イル?3.あそこにテープあるじゃん
「ヒザ打ち導師」豪華ゲストに助けられるのは今回の放送で十分だ ― Best or Worst
ストーリー廃業後1年ぶりに営業を再開したMBC「黄金漁場-ヒザ打ち導師」(以下「ヒザ打ち導師」)に40歳の独身男のチョン・ウソンが初放送のゲストとして登場した。カン・ホドンのためにサムギョプサルと何も書かれてないカードを用意してきた彼は「どうして僕を招待したのか気になる」という言葉とは裏腹に、ユーモアに対する持論と貧しい村で暮らした幼少期とアルバイトをしていた当時の経験などを隠すことなく素直に打ち明けてくれた。しかし、多くの人が気にしているあの方に関する話題は、来週の予告編で少しだけ公開された。Best or WorstWorst:過去「ヒザ打ち導師」で目立っていたのは3人のMCバランスだった。重心をとりながらトークを引っ張っていたカン・ホドンと挑発的な質問を投げるユ・セユン、そして静かに聞いていて、突然とんでもない質問を投げつけるAll Lies Band(オールライズバンド)は、それぞれの明確な役割を果たしていた。しかし、ZE:Aのメンバーであるグァンヒが新しく投入された昨日の放送は、MCたちが緊張しすぎて戸惑うような印象を与えた。MCとしてトークショーを引っ張っていかなければならないカン・ホドンは、少し意気消沈した態度でチョン・ウソンの話をただ展開するだけだった。グァンヒはジェネレーションギャップと整形のことを話題にし、チョン・ウソンを追い詰めたが、番組の流れについていけず、いつもと変わらない自分だけのキャラクターで目立っていた。そういった面で少し慌ただしかった「ヒザ打ち導師」のテンポを調節してくれたのは、ゲストのチョン・ウソンだった。自分の昔話を正直に打ち明けたことはもちろん、カン・ホドンを刺激したり「コ・ソヨンさん、寂しいときは僕に連絡して!」とウィットに富んだ発言で番組を盛り上げてくれた。トークショーが飽和状態に至った今、再び帰ってきた「ヒザ打ち導師」は、これからはさらに戦略的な番組進行のためにMC同士の息を合わせなければならない。豪華ゲストに助けられるのは、今回の放送で十分だ。仲間たちとおしゃべりするポイント― チャン・ドンゴンを挑発するチョン・ウソンの老練さ!「ヒザ打ち導師」でチョン・ウソンさんをゲストとして招いた理由がここにありましたね。もう一度チャン・ドンゴンさんに出演して欲しいとそれとなくほのめかす製作陣の計略かな?― 「男が一度口に出したことは、必ず守らなければならない」と話し、ファンクラブの設立記念の当時、涙をこらえながらファンに向かって「愛してる!」と叫んだチョン・ウソン、あなたを男の中の男として認めます。― ファッショニスタ、チョン・ウソンを見ながら学ぶかっこよく着こなす方法1.かっこいい2.服を着る
「週刊アイドル」餌があるのになぜ食べない? ― Best or Worst
ストーリー「ファンからの出演要請の書き込みがもの凄くたくさんありました。3人くらいかな」と意地悪されながらBlock Bが「週刊アイドル」の初出演を果たした。ステージでの血気溢れる姿はなく、自粛モードのメンバーたちの多少はにかむ姿や、発する言葉の一言一言、ダンスまでもがMCのいい餌となった。しかし、それは自然なウォーミングアップの時間だった。一番年下のメンバーP.Oが、新興財閥ドル(新興財閥+アイドル)として挙げられると、MCは自ら耳をかいてあげたり、ユグォンの野心に満ちたひよこのものまねに追い込みで答えるMCの率先垂範も輝いたが、ウォーミングアップが終わった途端放送終了?Best or WorstWorst:「週刊アイドル」はいつも一定以上の面白さを確保している。ジコに「番組を見たことがあるのか」と聞き、「INFINITE編を見ました」という普通の答えにも「普通はINFINITE先輩と呼ぶんだけどな」と言葉尻を捉えたり、パクキョンが「AFTERSCHOOLのリジはいい友達」と説明すると「女性としては魅力がない?」と追い込んで慌てさせるなど、出演者たちを窮地に陥らせることでMCの卓越した能力が発揮され、番組の魅力が表れたからだ。しかし、どうやら30分にも満たない時間で7人グループのメンバー全員の魅力を見せるのには無理があった。「初めて書くプロフィール」の中で注目された3~4人のメンバーに集中したトークの分量はアンバランスだったし、一部のメンバーのプロフィールも話を引き出す装置として活用するには不十分だった。リーダーのジコがガールズグループのメンバーたちに口説かれたことが多かったという興味深い話題に触れたチョン・ヒョンドンが、「このことについて深く突っ込んで聞きたいけど、この少年たちはまだ自粛期間中だから」と意外に優しく目をつぶってくれたMCの配慮からは優しさを感じた。しかし、アイドルのインキュベーターとしての役割をしっかりと果たしてきた「週刊アイドル」としては、残念な放送だった。仲間たちとおしゃべりするポイント― 「初めて書くプロフィール」を書き直すとしたら追加事項テイル:熱帯魚同好会出身ジェヒョ:蛾恐怖症ユグォン:法人カード限度額超過恐怖症ビボム:「男の魅力は財布から生まれる」― 同じアイドルだが、チョン・ヒョンドンやDefconn(デフコン)が理解できなかったこと。「カムバックを間近に控えてどうして痩せるのか?」― P.Oの父親が免税店を運営しているというニュースに関して一人の視聴者の反応「君!早く届けて、私との婚姻届」(ソウル、33歳女性)
「ドラマの帝王」プロとアマチュアの間で ― Best or Worst
ストーリーソン・ミナ(オ・ジウン)が「京城(キョンソン)の朝」に合流することになり、アンソニー・キム(キム・ミョンミン)が組んだドラマチームがようやくスタートを果たした。しかし、それを待っていたかのように「京城の朝」チーム内に様々な対立が相次いで起こった。ソン・ミナが自分の出演量が少ないとイ・ゴウン(チョン・リョウォン)に台本の修正を要求したのである。そのためイ・ゴウンがアンソニー・キムのアドバイスを受け入れて台本を修正したが、今度はカン・ヒョンミン(SUPER JUNIOR シウォン)が不満を爆発させ予期せぬ行動を起こした。しかし本当の危機は、投資を行ってくれたワタナベグループの新しい総帥ケンジ(チャン・ヒョンソン)がアンソニー・キムに送った契約取消の通知だった。Best or Worst Best:「ドラマの帝王」の弱点は明らかである。毎回、帝国エンターテインメントの陰謀とそれを解決するアンソニー・キムの奮闘が機械的に繰り返されるということがその代表だ。しかし、昨日の放送ではこのような短所よりも長所が目立った。これは対立の動力を「京城の朝」チームと帝国エンターテインメントの対決から「京城の朝」チームの内部へ移すことができた結果だ。ずるいと思うかもしれないが、台本の修正を強要できるほどの力を持つ女優と、彼女に立ち向かう新人脚本家の対決は、結果が決まっているアンソニー・キムとオ・ジンワン(チョン・マンシク)とのつまらない対決より生々しく興味を引き付ける。ソン・ミナとイ・ゴウンのこのような行動は、女優と脚本家の立場から、それぞれがそうするしかない理由によって説明される。彼女たちの対立の解決自体に単なる偶然や個人的な感情ではなく、納得できる理由が必要だったため、視聴者は解決の過程を興味を持って見守ることができたのである。だからソン・ミナと何度もぶつかった末に、「プロもアマチュアもみんな過ちを犯す。その時、アマチュアはそれを世の中のせいにするが、プロは心に余裕を持って自分を振り返る」というアンソニー・キムの言葉を聞いて、ソン・ミナのためではなく自分の作品のために台本を修正することができたイ・ゴウンの成長に集中することができたのだ。「ドラマの帝王」は、再び始まった帝国エンターテインメントの妨害のように、これからもまた意味のない対決を繰り返すという過ちを犯すだろう。それでも「ドラマの帝王」にアマチュアよりもプロに近いクオリティを見せてくれることを期待するのは、こういった瞬間があるからなのだ。仲間たちとおしゃべりするポイント― イ・ゴウンにいつも意地悪ばかりするけど、それが全部彼女のためだって知ってます。ツンデレアンソニー代表さん。― チャン・ヒョンソンさんが出てきてすぐに感じました。事件が起こりそうな不吉な予感を。― 「京城の朝」は一体いつ始まるのだろう。撮影に入ったら「ドラマの帝王」が終わるのでは?
「ハッピーサンデー-1泊2日」音楽の神が降臨して、大きな笑いを与えてくださった! ― Best or Worst
ストーリーKBS 2TV「ハッピーサンデー-1泊2日」(以下「1泊2日」)のメンバーは加沙島(カサド)の音楽会の準備をするために「素朴な誕生」のオーディションを行った。そして彼らを助けるために、KBS「ユ・ヒヨルのスケッチブック」の一流の司会者ユ・ヒヨルと、「もうこんなことはしない」と何食わぬ顔をしていたユン・ジョンシン、そして自分が登場したことを誰も喜んでくれないと思って不安になっていたユン・サンが登場した。寝ても覚めてもガールズグループのゲストだけを希望していたメンバーだったが、バラエティ番組では見られない三人の登場に、みんなウキウキしていた。そして参加することになった音楽の神三人は、ラーメンを獲得するためにチェギチャギ(羽子を地面に落とさず足で蹴り上げる韓国の伝統的な遊び)にすべてのエネルギーを注ぎ、罰ゲームで冷たい水に飛び込まないためにダックサウム(けんけん相撲)にまで全力を尽くした。Best or WorstBest:ユ・ヒヨル、ユン・ジョンシン、ユン・サンが「1泊2日」のメンバーと一つになるまで、それほど時間はかからなかった。ユン・ジョンシンは保温用のインナー一枚だけを着て冷たい海に飛び込み、ユ・ヒヨルはキム・ジョンミンから正しいリアクションの仕方を説明された後、すぐに太い二重まぶたを作り存在感をアピールした。初めは大人しくしていたゲストたちも次第に自分を投げ出し、「1泊2日」のメンバーが彼らをサポートして、ガールズグループが一人もいなくても面白いエピソードがぎっしりと詰まった放送となった。シーズン2が始まって以降、ゆっくりと丹精込めて自分たちのキャラクターを作り上げ、番組を軌道に乗せたメンバーたちは、野外バラエティの枠に慣れていないゲストが違和感を感じないように雰囲気を盛り上げていった。ユン・ジョンシンはバラエティ芸能人兼歌手らしく「今日は自信持って皆様に笑いを捧げます」と自らのキャラクターでオープニングを飾り、ユン・サンはラーメンを賭けたチェギチャギ勝負で本人のチームがはるかに勝っていたので申し訳ないから「今回は一回だけ蹴る」と言ったにも関わらず、必死に3回目を蹴ろうとして脚を大きく開き、見苦しい場面を見せた。「冷たい水に飛び込んだり野外で寝たりしたら死ぬかもしれない」と「ユ・ヒヨルのスケッチブック」の制作スタッフが「水に飛び込むことだけは勘弁して下さい」とユ・ヒヨルのことをお願いしたが、約束は守られず、福不福(「福が来たり来なかったり」という意味で人の運を表す)ゲームまですることになったユ・ヒヨルは、ダックサウムに熱中した。ユン・ジョンシンを除いてはバラエティ番組に慣れてない彼らを、あえて意図的に作られたキャラクターの枠に合わせたり、設定や状況劇の枠に閉じ込めなかったおかげで、ユ・ヒヨルは特有の自信とセンスで笑いを作り、ユン・サンの素直で純真なリアクションは意外な面白さとなった。バラエティ番組で頻繁に見たいキャラクターの登場だった。もちろん彼らが今後出演を了解すればの話だが。仲間たちとおしゃべりするポイント― 「素朴な誕生」のオーディション。誰も注目してくれないけど、左手をあごに当てて、いらっしゃ~いと細かいところまでイ・スンチョル(RUI)の真似をしながら、サングラスを鼻まで下ろしたソン・シギョンのセンス!― 何度も隣の人の肩に背中をもたれかけるユ・ヒヨルおじいさん。私の背中がその背中だったら、彼の肩が私の肩だったら― 特徴:恥ずかしがりや/現在のコンプレックス:髪の毛がないのに風に飛ばされる心配をしている/ 注意事項:ダックサウムをする時、叫ぶことがある。「ダメだ~ストップ!」
「チョンウチ」チャ・テヒョンのみに頼っている制作陣 ― Best or Worst
ストーリー栗島(ユルド)国で謀反を起こしたガンニム(イ・ヒジュン)の裏切りにより、仲間と彼女をすべて失ったチョン・ウチ(チャ・テヒョン)は、ムヨン(AFTERSCHOOL ユイ)と一緒に朝鮮へ発ったガンニムに復讐するため、朝鮮の承政院(スンジョンウォン:朝鮮時代に王命を司った中央政府の機関)の朝報所(チョボソ:朝廷で出す新聞を作成する機関)で働くイ・チに変装する。ガンニムが他人の道術まで吸収して、より強力な悪党に変身していく間、身分と能力を隠したまま、みすぼらしい末端の官吏のふりをして生きていたイ・チは、偶然、寄別文書(キビョルムンソ:朝廷で出す朝報)でガンニムの居場所を知ることができた。Best or WorstWorst:チャ・テヒョンがすでに何回も予告している。「下手をすると少し幼稚だというレベルではなく、100%幼稚だ」と。しかし、KBS「チョンウチ」の本当の問題は粗末なCGではなく、脚本と演出にある。冷静に話すと、「チョンウチ」の第1話はチャ・テヒョンのワンマンショーだった。天の成せる天才だけが可能という式年試(シクニョンシ:朝鮮時代に3年ごとに定期的に行われた科挙試験)で首席合格を果たしたにもかかわらず、にこにこ笑いながら部将に悪ふざけをして面白がるイ・チの姿は、これまでチャ・テヒョンが積み重ねてきたコミカルな演技の二番煎じに過ぎなかった。もし、チャ・テヒョンがそのコミカルさのレベルを調整していなければ、無茶な道術や意図的なスラップスティック(体を使ったギャグ)は、ドラマの中へ自然に溶け込むことができず、無理やりに盛り込んだコメディになったはずだ。栗島(ユルド)国に続き、朝鮮まで倒そうとするガンニムの野心、妓生(キーセン:朝鮮時代の芸者)に夢中になっている官吏の不正腐敗など、英雄を必要とする時代状況をアピールするために盛り込んだ出来事さえ、イ・チのキャラクターを完成させるための補助的な要素に転落した。制作陣は第1話をたった一人で引っ張ったチャ・テヒョンに感謝するべきなのか。それとも、幼稚だと予告したにも関わらず「チョンウチ」を選んだ視聴者たちに謝るべきなのか。確かであるのは、制作陣たちが俳優の力に頼らず、もっとテキパキと働く必要があるということだ。仲間たちとおしゃべりするポイント― イ・ヒジュンの「天と地を支配する者」 vs ハハの「時間を支配する者」果たして勝者は?― 見えないけれど分かっています。あなたたちがみんなワイヤーにぶら下がっていることを。― 今日の教訓:おでこを全部見せて、かっこいい人はいない。私の店長はこんな姿じゃない!!!
「強心臓」今必要なのは?強力な一発!― Best or Worst
ストーリーSUPER JUNIOR イトゥクは去ったが、SBS「強心臓(カンシムジャン)」は続く。ソン・ダムビが新曲「涙がぽろぽろ」のダンスを披露し、作曲家のシンサドンホレンイ(S.TIGER)がT-ARAの「Roly-Poly」、BEASTの「Fiction」など、自身のヒット曲のビハインドストーリーを公開した。無難なトークが行われている中、BOOMとSUPER JUNIOR ウニョクがX-Fileとしてソン・ダムビのオプシン(ソン・ダムビがステージに立った時の彼女独特の人々を無視して見下すような感じの表情)写真を見せ、ウニョクとソン・ダムビの肩幅の差も明らかにした。先週から予告されていたBOOMアカデミーのオーディションの模様は、番組の中間でVTRとして放送され、最初のインターンであるRAINBOW ジスクだけがスタジオに登場した。Best or WorstWorst:様々なトークが次々と披露される「強心臓」の進行方法は、両刃の剣のようだ。休む暇もなく続くトークの中で、予想もできなかった笑いが作られる場合もあるが、印象的な一つの笑いがない場合、視聴者の頭の中には流れのないトークの羅列として残るためだ。そして、韓国での昨日の放送は後者に近かった。話題になるだろうと予想したBOOMアカデミーのオーディションの模様が、先週の予告と同じような映像を放送したことだけを責めているわけではない。ゲストのトークが笑いをリードしにくい状況で、彼らが頼れるところはレギュラーゲストたちが作り出す小さな笑いの瞬間だったが、それさえも大きな力を持っていなかったことが問題だった。ゲストたちはMCと一緒に感嘆詞を言ったりしながらスムーズに話を繋げたり、特に面白くもない普通のトークに何かを加えたりするかわりに、シン・ドンヨプのキャラクターに頼るパターンばかり繰り返した。ソン・ダムビのダンスを見たシン・ドンヨプがぼーっとしている表情をBOOMが指摘し、「ソン・ダムビはウニョクより○○が大きい」という質問に答えようとするシン・ドンヨプに「ダメ!言わないで!」と叫んだ瞬間は、確かに才気煥発だった。しかし、それは一定レベル以上の笑いを与えることができなかった理由でもある。昨日の「強心臓」はパンチを打ち続けてはいたが、強力なパンチがなかった。力があまり入っていないパンチばかりを見るには、75分間は長過ぎる。仲間たちとおしゃべりするポイント― オ・スンウンの本名(アン・ジンオク)を聞いてすぐに「冷麺がおいしそう」と言ったシン・ドンヨプ。本当に意地悪ですよ!― 予想記事タイトル:シン・ドンヨプ、ピョン・ギスの結婚式の祝儀袋に衝撃!記事の内容:ピョン・ギスはシン・ドンヨプが金浦(キンポ)の新都市にあるアパートの分譲権利書を祝儀袋に入れてほしかった。― BOOMアカデミーのオーディションのフル映像は本当に見ることができるのでしょうか?
「ロマンチック&アイドル」恋愛したいです ― Best or Worst
ストーリー公開恋愛を夢見る8人の男女アイドルたちが出会った。それぞれが選んだ初めての出会いのスタイルにより、ZE:Aのヒョンシクと4Minuteのナム・ジヒョン、2PMのJun. KとFIESTARのJei、MBLAQのミルとAOAのヘジョン、JJ ProjectのJBとRAINBOWのスンアが第1次カップルとして結ばれた。彼らは手をつなぐミッションまで行い、ときめきデートを楽しんだが、済州島(チェジュド)に到着した後、8人のうち半分が違う相手とデートしてみたいと答えた。Best or WorstBest:今年初めに放送されたtvN「The Romantic」は、ロマンティックな雰囲気と恋愛に臨む一般人の出演者たちの率直な姿がよく溶け込んでいた番組だった。「ロマンチック&アイドル」もやはり、主人公がアイドルに変わっただけで、他に変わったことは何もなかった。番組では初めての出会いのスタイルを無作為に映画館で隣の席にこっそり座る横断歩道の真ん中で出会うなどロマンティックな状況を提示し、アイドルたちは飾り気のない素直な姿を見せ、リアリティを生かした。2人きりの初めて出会いはぎこちなかったが、血液型や好きな食べ物の話をして雰囲気を盛り上げた。手をつなぐミッションでは手が震えるほど緊張するなど、アイドルという殻を脱ぎ、平凡な男女としての率直さが際立っていた。その中で「彼女がトイレに行くのは嫌だ。小便はいいけど、大便はちょっと」というMBLAQのミル、年下であるZE:Aのヒョンシクに「私が年上だからタメ口で話すね」と先に自分から話し出した4Minuteのナム・ジヒョンのように、それぞれのキャラクターも自然にはっきりと見せることができた。そのため、この番組がアイドルの公開恋愛という最終結果に繋がるかどうかは関係なく、普遍的な恋愛の面白味は確実に伝えられるだろう。仲間たちとおしゃべりするポイント― 次の中であなたの理想のタイプの男性は?(1)食事の途中、突然トイレの話をする男性(2)女の子にいきなり「スイカと呼んでもいいですか?僕、スイカが大好きなんです」と話す男性(3)突然先にキスをして、その後から愛していると告白する男性(4)女の子がなかなかタメ口に切り替えられないとき、「僕に悪口を言ってみて。タメ口になかなか切り替えられないとき、悪口を言ったらタメ口にできるから。うちの母が教えてくれた」と言ってくれる男性(5)一緒に飛行機に乗ったのに、1人で眠ってしまう男性(1)を選んだあなた:MBLAQのミルが理想のタイプですね。(2)を選んだあなた:MBLAQのミルと趣向がよく合いそうです。(3)を選んだあなた:MBLAQのミルはどうですか?(4)を選んだあなた:MBLAQのミルとベストカップルです。(5)を選んだあなた:相性を占う必要もないです。あなたの相手はMBLAQのミルです。― この番組の教訓1:合コンは年齢、職業、性別と関係なく、誰もがぎこちなく感じるものである。― この番組の教訓2:自分の理想のタイプは合コンに来ない。FIESTARのJeiとAOAのヘジョンが理想のタイプとして選んだTastyはどこに