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大ヒット作続々!キム・スヒョン&イ・ビョンホンからキム・ソンホまで「第60回百想芸術大賞」候補リストを公開
「第60回百想(ペクサン)芸術大賞」のテレビ、映画、演劇部門の候補リストが公開された。8日、「百想芸術大賞」事務局は公式ホームページをオープンし、ここ1年間のテレビ、映画、演劇部門で活躍した部門別候補を発表した。◆テレビ部門まずテレビ部門は、多様なチャンネルとプラットフォームを通じて配信された作品が名を連ねており、目を引く。ドラマ作品賞部門は、JTBC「良くも、悪くも、だって母親」、Disney+「ムービング」、SBS「悪鬼」、MBC「恋人」、Netflix「今日もあなたに太陽を ~精神科ナースのダイアリー~」がノミネートされた。教養作品賞部門の候補は、SBS「クジラと私」、EBS 1TV「人口大企画超低出生」、KBS 1TV「日本人オザワ」、KBS 1TV「持続可能な地球はない」、KBS 1TV「1980、ローションとショベル」が選定された。続いて、昨年からクリエーターを含む、ウェブコンテンツまで審査範囲を拡大したバラエティ作品賞と男女バラエティ賞部門の候補は、激しい競争が予想される。ENA、SBS Plus「私はSOLO」、Wavve「思想検証区域:ザ・コミュニティ」、JTBC「最強野球」、MBC「生まれてきたついでに世界一周」シーズン2、YouTubeチャンネル「DdeunDdeun」の「ピンゲゴ(言い訳で)」がバラエティ作品賞にノミネート。また、キアン84、ナ・ヨンソク、ユ・ジェソク、YouTuberのチムチャクマン(Calm Down Man)、タク・ジェフンが男性バラエティ賞に、キム・スク、IVEのユジン、イ・スジ、チャン・ドヨン、ホン・ジンギョンが女性バラエティ賞にノミネートされた。毎年、熱い関心を浴びている男性最優秀演技賞の候補には、キム・スヒョン(tvN「涙の女王」)、ナムグン・ミン(MBC「恋人」)、リュ・スンリョン(Disney+「ムービング」)、ユ・ヨンソク(TVING「運の悪い日」)、イム・シワン(Coupang Play「少年時代」)が名を連ねた。女性最優秀演技賞には、ラ・ミラン(JTBC「良くも、悪くも、だって母親」)、アン・ウンジン(MBC「恋人」)、オム・ジョンファ(JTBC「医師チャ・ジョンスク」)、イ・ハニ(MBC「夜に咲く花」)、イム・ジヨン(genie TV「庭のある家」)がノミネートされ、激しい競争を繰り広げる。男女助演賞部門は、誰が受賞しても異見がなさそうな最強の候補が名を連ねた。助演男優賞の候補はリュ・ギョンス(Netflix「ソンサン -弔いの丘-」)、アン・ジェホン(Netflix「マスクガール」)、イ・イギョン(tvN「私の夫と結婚して」)、イ・ヒジュン(Netflix「殺人者のパラドックス」)、チ・スンヒョン(KBS 2TV「高麗契丹戦争」)だ。助演女優賞の候補にはカン・マルグム(JTBC「良くも、悪くも、だって母親」)、シン・ドンミ(JTBC「サムダルリへようこそ」)、ヨム・ヘラン(Netflix「マスクガール」)、イ・ジョンウン(TVING「運の悪い日」)、チュ・ミンギョン(JTBC「ヒップタッチの女王」)が選ばれた。人生で一度しか受賞できない栄光の新人演技賞の候補には、各作品で強烈な印象を残した俳優たちが名を連ねた。キム・ヨハン(Netflix「殺人者のパラドックス」)、イ・シウ(Coupang Play「少年時代」)、イ・シンギ(Disney+「最悪の悪」)、イ・ジョンハ(Disney+「ムービング」)、イ・ジョンウォン(MBC「夜に咲く花」)が男性新人演技賞の候補に、コ・ユンジョン(Disney+「ムービング」)、キム・ヒョンソ(Disney+「最悪の悪」)、ユナ(ENA「誘拐の日」)、イ・イダム(Netflix「今日もあなたに太陽を ~精神科ナースのダイアリー~」)、イ・ハンビョル(Netflix「マスクガール」)が女性新人演技賞の候補に選定され、競争を繰り広げる。演出賞部門には、パク・インジェ監督(Disney+「ムービング」)、イ・ミョンウ監督(Coupang Play「少年時代」)、イ・チャンヒ監督(Netflix「殺人者のパラドックス」)、チョン・ジヒョン監督(genie TV「庭のある家」)、ハン・ドンウク監督(Disney+「最悪の悪」)がノミネートされた。繊細な筆力を誇る脚本家軍団も、トロフィーをめぐって競争する。脚本家のカン・プル(Disney+「ムービング」)、キム・ウニ(SBS「悪鬼」)、ペ・セヨン(JTBC「良くも、悪くも、だって母親」)、イ・ナムギュ、オ・ボヒョン、キム・ダヒ(Netflix「今日もあなたに太陽を ~精神科ナースのダイアリー~」)、チョン・ゴウン、イム・デヒョン(TVING「LTNS」)が候補に選定された。芸術賞部門では、キム・ドンシク監督、イム・ワンホ監督(SBS「クジラと私」撮影)、ヤン・ホンサム監督、パク・ジウォン監督(SBS「悪鬼」美術)、イ・ソックン監督(KBS 2TV「高麗契丹戦争」衣装)、イ・ソンギュスーパーバイザー(Disney+「ムービング」VFX)、ハ・ジヒ監督(KBS 2TV「婚礼大捷」美術)が候補として競う。◆映画部門映画業界は厳しかったコロナ禍時代を経て、3年ぶりに雰囲気の転換に成功した。興行ブームを巻き起こして劇場街に活力を与えた千万映画(観客動員数1,000万人以上の作品)から、抜群の作品性を誇る作品まで、最強の候補リストが目を引く。映画作品賞部門には、「クモの巣」「ノリャン―死の海―」「ソウルの春」「コンクリート・ユートピア」「破墓」がノミネートされた。キム・ソンス監督(「ソウルの春」)、キム・ハンミン監督(「ノリャン―死の海―」)、リュ・スンワン監督(「密輸 1970」)、オム・テファ監督(「コンクリート・ユートピア」)、チャン・ジェヒョン監督(「破墓」)は、監督賞候補に名を連ねて競争する。新人監督賞部門には、キム・チャンフン監督(「このろくでもない世界で」)、パク・ヨンジュ監督(「市民捜査官ドッキ」)、ユ・ジェソン監督(「スリープ」)、イ・ジョンホン監督(「怪人」)、チョ・ヒョンチョル監督(「君と私」)が候補に選ばれた。映画脚本賞(シナリオ賞)は、脚本家のパク・ジョンイェ(「キリング・ロマンス」)、ユ・ジェソン監督(「スリープ」)、イ・ジウン監督(「秘密の丘」)、チャン・ジェヒョン監督(「破墓」)、ホン・インピョ、ホン・ウォンチャン、イ・ヨンジョン、キム・ソンス監督(「ソウルの春」)がノミネートされた。芸術賞候補としては、キム・ビョンイン監督(「破墓」音響)、イ・モゲ監督(「ソウルの春」撮影)、チョン・イジン監督(「クモの巣」美術)、チン・ジョンヒョンスーパーバイザー(「THE MOON」VFX)、ファン・ヒョギュン監督(「ソウルの春」特殊扮装)が選定された。男性最優秀演技賞部門では、韓国を代表する演技のベテランたちが競争を繰り広げる。キム・ユンソク(「ノリャン―死の海―」)、イ・ビョンホン(「コンクリート・ユートピア」)、チョン・ウソン(「ソウルの春」)、チェ・ミンシク(「破墓」)、ファン・ジョンミン(「ソウルの春」)が選ばれ、受賞者の発表直前に見られる、強烈な候補5ショットが期待される。女性最優秀演技賞も激しい競争が予想される。キム・ゴウン(「破墓」)、ラ・ミラン(「市民捜査官ドッキ」)、ヨム・ジョンア(「密輸 1970」)、イ・ハニ(「キリング・ロマンス」)、チョン・ユミ(「スリープ」)が名を連ねた。助演賞には、目覚ましい熱演で作品の完成度を高めた俳優たちが名を連ねた。キム・ジョンス(「密輸 1970」)、パク・グンヒョン(「最後のピクニック」)、パク・ジョンミン(「密輸 1970」)、ソン・ジュンギ(「このろくでもない世界で」)、ユ・ヘジン(「破墓」)が助演男優賞に、キム・ソニョン(「コンクリート・ユートピア」)、ヨム・ジョンア(「宇宙+人」第2部)、ヨム・ヘラン(「市民捜査官ドッキ」)、イ・サンヒ(「ロ・ギワン」)、f(x)のクリスタル(「クモの巣」)が助演女優賞にノミネートされ、トロフィーをかけて争う。次世代の韓国映画界を引っ張っていく新人演技賞も、激しい競争が予測される。男性新人演技賞には、キム・ソンホ(「貴公子」)、キム・ヨンソン(「ビッグスリープ」)、イ・ドヒョン(「破墓」)、チュ・ジョンヒョク(「万分の一秒」)、ホン・サビン(「このろくでもない世界で」)が、女性新人演技賞にはコ・ミンシ(「密輸 1970」)、キム・ヒョンソ(「このろくでもない世界で」)、ムン・スンア(「秘密の丘」)、オ・ウリ(「地獄万歳」)、イム・ソヌ(「世紀末の愛」)が候補として選定された。昨年新設された「GUCCI IMPACT AWARD」は、地域社会の不均衡と公正性への声を込めて、より良い明日を作るのに貢献した作品に与えられる賞だ。昨年は事前審査で受賞作を選定したが、今年からは候補作を選定し、「君と私」「ビニールハウス」「秘密の丘」「世紀末の愛」「市民捜査官ドッキ」の5作品がノミネートされた。◆演劇部門復活して6年目を迎えた演劇部門では、毎年演劇界への注目度が高まっている中、前年度と同じく百想演劇賞、演技賞、若い演劇賞部門の候補が選定された。団体、作品、俳優などの境界を問わず、候補を選ぶ今年の百想演劇賞部門は「ゴドーを待ちながら」、演出家のキム・プンニョン(「ケンカの技術、<卒>」)、劇団美人(「息子へ/副題:ミオク・アリス・ヒョン」)、劇団サンスユ(「森」)、「生活の費用」がノミネートされた。男女を問わず、昨年から1つに統合した演技賞部門には、カン・ヘジン(「息子へ/副題:ミオク・アリス・ヒョン」)、キム・ヨンジュン(「生活の費用」)、キム・ウンソク(「古い伝統の新しい動き ー メン」)、イ・ミスク(「ケンカの技術、<卒>」)、イ・ジヘ(「彼女を許すことができるだろうか」)が候補に選ばれた。生物学的な歳の若さを意味するのではなく、創作方式においての新しさに重点を置く若い演劇賞は、劇団シンセゲ(「不動産・オブ・スーパーマン」)、演出家のシン・ジンホ(「月で災難が起きた時」)、両手プロジェクト(「青い鳥」)、演出家のイ・デウン(「ベローナの二人の紳士」)、演出家のイ・チョルヒ(「古い伝統の新しい動き ー メン」)など、2つの劇団と3人の演出家が名を連ねた。今年の百想芸術大賞の審査対象は、2023年4月1日から2024年3月31日まで、地上波、総合編成、ケーブル、OTT(動画配信サービス)、ウェブコンテンツ(最小4部作以上、連作の場合、審査日基準で3分の1以上配信された作品)、同じ時期に韓国で公開された韓国長編映画と演劇だ。候補の選定前、業界専門評価委員60人の事前アンケートを行い、テレビ、映画、演劇を代表する専門家集団の推薦で依頼された部門別の審査委員が、厳しい審査過程を通じて候補を決めた。より詳しい内容と最終候補は、公式ホームページと公式SNSを通じて確認できる。韓国でテレビ・映画・演劇を網羅する、唯一無二の総合芸術授賞式である「百想芸術大賞」は、今年で60周年を迎えた。「第60回百想芸術大賞」は、5月7日午後5時よりソウル江南(カンナム)区COEXで開かれ、JTBC・JTBC2・JTBC4で同時生中継される。・「愛の不時着」に続くブーム?キム・スヒョン&キム・ジウォン主演ドラマ「涙の女王」日本のNetflixで1位に・キム・ソンホ&カン・テジュら出演の映画「貴公子」舞台挨拶付きジャパンプレミアを4月8日に開催!・イ・ビョンホン&ソン・イェジン、パク・チャヌク監督の新作で共演なるかオファーを受けて検討中
2024年もDisney+で韓国ドラマ三昧!多彩なラインナップの中から気分別のおすすめ作品を一挙紹介
2021年の2月に新ブランド「スター」を開始以降、オリジナル制作のドラマをはじめ、ロマンス、ヒューマン、アクション、スリラーまで、多彩なラインナップ作品で韓国ドラマファンの間でも注目を集め続けているDisney+。本記事では、Disney+で2024年も楽しめる気分別のおすすめ韓国ドラマを一挙ご紹介。新作ドラマを少しずつ楽しむか、全話配信中のドラマ一気見して楽しむか、そんな贅沢な悩みが生まれてしまうかも?! ◆気分別で楽しむ!おすすめ作品を一挙紹介#元気がほしい!『財閥×刑事』『私たちの人生レース』『浪漫ドクター キム・サブ3』#思いっきり泣きたい!『愛だと言って』『ムービング』#闘うイケメンを見たい!『ヴィジランテ』『最悪の悪』#スリルを味わいたい!『殺し屋たちの店』『悪鬼』 #元気がほしい!◆財閥の御曹司が天下りで刑事に!?アン・ボヒョン最新作『財閥X刑事』<ストーリー>遊ぶことが大好きで世間知らずな財閥3世チン・イス。天下りの刑事でもある彼は、財閥家の莫大な財力と人脈、頭の回転の早さや、遊びから身につけたアクティビティスキルを発揮した非常識な方法で捜査を進めていく。彼の所属するチームの女性長であるイ・ガンヒョンは、犯人逮捕に命をかける熱血ベテラン刑事で、型破りなイスの存在に頭を抱えていた。そんな異色の2人が思いがけずコンビを組むことになり。果たしてイスとガンヒョンは共に犯人を追い詰めることができるのか!?<見どころポイント>・ありえない設定の主人公にもリアリティを吹き込むアン・ボヒョンの演技財閥3世が刑事になるというありえない設定ではありますが、どんな役もリアリティを持って演じられるアン・ボヒョンが主演ということで、配信前から期待を集めている本作。世間知らずと揶揄されながらもこれまでの捜査の定石を覆すような、思いもよらない方法で事件を解決していく姿は、これまでのアン・ボヒョンが演じてきた役柄とも異なる新たな魅力を見せてくれるのではないでしょうか。爽快感、アクション、コメディ、恋愛、ヒューマニズムの全てを詰め込んだストーリー展開とのことで期待が高まります。配信はいよいよ1月26日(金)23:30よりスタート!>>『財閥X刑事』1月26日(金)23:30より配信スタート ◆夢を追い仕事に情熱を燃やす人たちへの応援ドラマ『私たちの人生レース』<ストーリー>人生って、レースのようなもの。スタートラインも違えば、進むスピードも異なる――。ユンジョは家柄も学歴も普通そのもので、弱小PR会社で働くPRマン。情熱だけは人一倍の努力家なのに、なかなか仕事に恵まれず報われない。一方彼女の幼馴染のジェミンは、大手会社セヨン広報室のエースで、同期にもかかわらず2人のキャリアには雲泥の差があった。ある日、ユンジョにセヨンの大型競合に参加する機会が降りかかる。彼女は奮起して素晴らしい企画案を提示したものの、社内政治で勝者は別会社へ。競合に負けて無気力になるユンジョだが、ジェミンからいい知らせが届く:セヨンが新規に無差別雇用を始めたと。ユンジョは一か八かの気持ちで履歴書を出す。<見どころポイント>・韓国で働く会社員たちから共感を呼んだリアルなストーリー展開就職や転職で学歴や家柄の影響力が色濃く残る韓国の会社員事情と、広告代理店事情をリアルに描き、多くの会社員から共感を呼んだ本作。小さなPR会社ながら仕事に情熱を燃やして働いていたが、大手企業に契約社員として入社することになったパク・ユンジョ役を演じたイ・ヨニは、オフィスドラマへの出演は初めてのため役作りにも力を入れ「髪にあまり気を使いたくないので、ショートカットの人が多いと聞いたんです。イメージチェンジにもなりますし、ユンジョとも似合うと思いました」との思いから、ショートカットにしたそう。情熱だけで大手企業に入社したユンジョが、さまざまな現実の壁にぶつかりながらも、職場で生き残るために孤軍奮闘する姿には元気をもらえます!・東方神起ユンホができる若きCEO役を好演!2004年に韓国で放送されたシットコム『ノンストップ4』で演技に初挑戦した後も、映画やドラマ『野王~愛と欲望の果て~』『夜警日誌』など、さまざまなジャンルの作品に出演してきた東方神起のユンホが、2017年のドラマ『メロホリック』以来、約5年ぶりのドラマ出演を果たしたことでも話題となった本作。広報業界を引っ張るアースコムの若きCEOで、非の打ち所がない好青年ソ・ドンフン役を爽やかに演じています。ホン・ジョンヒョン演じるユンジョの幼馴染で大手企業広報部のエースのリュ・ジェミンとの、ユンジョをめぐる三角関係の行方にも注目です。>>『私たちの人生レース』視聴はこちら ◆見逃し厳禁!愛溢れる大人気メディカル・ヒューマンドラマ『浪漫ドクター キム・サブ3』<ストーリー>片田舎に存在する3年以内に「政府支援の外傷センター」にすることを目指すトルダム病院は、天才外科医で自らを浪漫ドクターと名乗るキム・サブや、壮絶な生い立ちをバネに優秀な外科医となったソ・ウジンと、医師一家に育ちながらも抱えていた手術恐怖症を克服した胸部外科医のチャ・ウンジェら、限られた人数ながらプロフェッショナルなスタッフたちと共に日々患者を治療していた。そんなある日、トルダム病院の未来を揺るがす事件が起こるーー。<見どころポイント>・トルダム病院の歴史を振り返ると面白さ倍増!3シーズンを全て見られるのはDisney+だけ!2016年に放送された『浪漫ドクター キム・サブ』に始まり、2019年に放送された『浪漫ドクター キム・サブ2』、そして2023年に放送された『浪漫ドクター キム・サブ3』まで、全て高視聴率を記録したメディカル・ヒューマンドラマ。長く愛される理由の1つが、キム・サブ役のハン・ソッキュを筆頭に、全シリーズを通し継続出演しているキャストが多く、文字通り息のあった俳優たちに親近感を抱き、こんな医師やスタッフがいる病院があったらと思ってしまうほどのリアリティではないでしょうか。神の手を持つ天才外科医キム・サブはもちろん、悩み・苦しみながら患者と向き合うことから逃げず、医療従事者として最善を尽くそうと奮闘とするトルダム病院の人々の姿に、何度も胸が熱くなってしまいます。まだ見たことがない方は、ぜひ1から3まで全シーズンを通して見てほしい! そんなドラマです。・一筋縄では行かない若手医師カップルのラブロマンスの行方にドキドキ『浪漫ドクター キム・サブ3』では、『浪漫ドクター キム・サブ2』に続き、生計のために外科医になったが、キム・サブに出会い本物のドクターに成長したソ・ウジンをアン・ヒョソプが、医者一家に育ち手術恐怖症に苦しんでいたが、キム・サブの手助けもあり克服したチャ・ウンジェを演じたイ・ソンギョンの同期カップルが登場しています。医師として成長していく日々の中で2人の将来を考えるようになるのですが、ウンジェの父親とキム・サブが敵対していたり、育った環境があまりに違うことからすれ違いが生じることも度々。それでもお互いを大切に思い、愛を貫く2人の姿には思わずほっこりしてしまいます。また『浪漫ドクター キム・サブ』シーズン1に新人医師カン・ドンジュ役で出演していたユ・ヨンソクが立派な先輩医師となって再登場するのにも注目です。>>『浪漫ドクター キム・サブ』視聴はこちら #思いっきり泣きたい!◆復讐か、愛情か?キム・ヨングァン&イ・ソンギョン主演の切ない愛の物語『愛だと言って』<ストーリー>これは、復讐をきっかけに出会った男女の、切なくも心温まる愛の物語。父親の不倫が発覚して、生活の全てが悪い方に向かっていたウジュ。ある日、父親が突然亡くなり、ウジュは父の愛人に家を追い出される羽目になる。人生を狂わされたウジュは復讐を企むが、そのうちドンジンと出会って恋に落ちることになる。しかしドンジンはなんと父親の愛人の息子だったことを知る。<見どころポイント>・虚しさに心を支配された男と、復讐に心を支配された女。不器用で繊細な大人たちの愛キム・ヨングァンが演じたドンジンは、優しく常に穏やかなイベント会社の共同CEO。おそらくこれまで演じてきたどの役柄よりも、口数が少なく真意が見えにくいドンジンが心の底に抱える、毒親の母のせいで幼少期から積もりに積もった痛みと、虚しさを見事に表現しています。劇中にも出てくる「背中を見ればどんな人かわかる」を文字通り体現していて、モデル出身の恵まれた広い背中にも関わらず、道に迷い心細そうな少年の背中に見えるほどです。一方、イ・ソンギョンが演じたウジュは怒りと復讐だけを胸に、それ以外には全く関心を持たず淡々と生きる女性。感情をほとんど出さない心の温度の低い2人が、硬く固まった氷が少しずつ溶けていくようにゆっくりゆっくりと心を近づけていく様子に、もどかしさを感じつつ不器用で繊細な2人の愛の行方を見守りたくなるはずです。・愛を知り毒親の呪縛から解放されていく物語幼い頃から暮らした家を追い出されたウジュと姉ヘソン、弟ジグが転がり込んだのが、ウジュの幼馴染で裕福な家に生まれた薬剤師で薬局を営むユン・ジュンの家。人と関わることを避けて生きるウジュの唯一の友人であり理解者のジュンも、厳格な両親のせいで苦労している人物。そんなジュンのおせっかいな優しさにときめく視聴者の方も多いのではないでしょうか? また、ウジュとは異なり明るく社交的な銀行員の姉ヘソンが恋愛に依存していたり、ドンジンの元カノのミニョンも実は自分勝手に別れを告げたわけではなかったりと、物語が進んでいくにつれて毒親の呪縛から逃れ、自分の人生を自分の足で生きていこうとする登場人物たちの逞しさに胸が熱くなります。>>『愛だと言って』視聴はこちら ◆2023年韓国大ヒットの超大作!ヒューマン・ファンタジー・アクション『ムービング』<ストーリー>1990年代、韓国の国家安全企画部は、超能力者たちによるブラック・オプスチームを設立。極秘任務の遂行を命じられたこのエリート部隊のメンバーは、特殊能力を使って国を守り、不可能なことも可能にする日々を過ごしていた。しかしある日突然、部隊は姿を消し、国中に散り散りになった。数十年後、歩くよりも先に宙に浮くことができた少年キム・ボンソクと、再生能力により自動車事故で無傷で生き残った少女チャン・ヒスは同じ学校に通うことになる。互いに自らの秘密を打ち明け、世の中には自分たちのような人間がいることを知り、すぐに親しくなる。そんな彼らの日常をよそに、フランクという謎の配達員がソウル市内で能力者たちを殺害し始める。子供たちが能力者と暴かれる前に、フランクを止めることはできるのだろうか。<見どころポイント>・ハリウッド映画並みの超能力者同士の攻防シーンは必見! 人気ウェブトゥーン漫画を実写化本作で脚本も手がけたKang Full原作の大ヒットしたウェブトゥーン漫画を原作に、『キングダム2』をはじめ超大作ドラマで知られるパク・インジェが監督を務め、Disney+のオリジナル韓ドラ史上最大規模のプロジェクトとなった作品。さまざまな超能力を持った人物の描写はもちろん、超能力者同士のアクションシーンでも、ハリウッド映画並みのハイクオリティなCGを駆使し、圧巻の映像美で『ムービング』の世界へ視聴者を引き込みます。大義名分のために超能力者を利用し、一方でその能力を恐れ抹殺しようとする秘密組織、国家同士の争いと過去から現在まで続くさまざまな因縁と、ストーリーは非常に壮大ながらも、根底には家族愛・人間愛という普遍的なテーマがしっかり存在しているので、ファンタジーやアクションものが苦手な方も楽しめるのではないでしょうか。・親世代と子世代、実力派俳優が勢揃いし、過去と現在の物語を繋げる登場人物の多いドラマでもある本作で子世代の主役であり、一見地味で冴えない高校生だが実は空飛ぶ能力を隠し持つボンソクを演じたイ・ジョンハと、痛みを感じずどんな怪我や傷も回復できる再生能力を持つ転校生ヒスを演じたコ・ユンジョンは、親に守られてばかりだった子供がたくましく成長していく姿をフレッシュかつ魅力的に演じています。また、超人的な五感を持つボンソクの母親イ・ミヒョン役を演じたハン・ヒョジュ、8話以降で登場するボンソクの父で空飛ぶ能力を持つキム・ドゥシク役を演じたチョ・インソンの共演は、昔からの韓国ドラマファンの方にはたまらないはず! 2人の出会いから別れまでの過去の切ない物語は必見。子を守りたい親の思い、親を守りたい子の思い、愛する人を守りたい思いが随所に散りばめられている作品です。>>『ムービング』視聴はこちら #闘うイケメンを見たい!◆ナム・ジュヒョクが笑顔を封印!アクションと影のある演技で新たな魅力を開花させた『ヴィジランテ』<ストーリー>キム・ジヨンは警察学校に通う学生で、成績は首席のトップクラス。まさに警察学校のスター的存在のジヨンだが、実は幼いころに目の前で罪のない母親が、見ず知らずの粗暴者に殴り殺されながらも、犯人は精神衰弱状態だったという理由で軽罪となった過去を持ち、事件の残像が頭から離れずに苦しみ続けていた。そんなジヨンは何度も犯罪を繰り返す人間や、犯した罪に比べて軽罰で済んだ犯罪者たちが簡単に釈放される法制度に対し、私的制裁を決心しヴィジランテ(自警団)として、歪んだ社会に立ち向かっていくことにーー。<見どころポイント>・ナム・ジュヒョクがダークヒーロー役で新たな魅力開花! ベテラン俳優ユ・ジテの重厚な演技も必見現在兵役中の人気俳優ナム・ジュヒョクが、兵役前最後に出演した作品ということでも話題になった『ヴィジランテ』。これまで『二十五、二十一』や『スタートアップ:夢の扉』をはじめソフトな役柄と可愛らしい笑顔で多くの視聴者を魅了してきたナム・ジュヒョクが本作では笑顔を封印し、復讐を原動力に法治国家の歪みと不条理にダークヒーローとして立ち向かいます。昼は警察学校の主席として、夜はヴィジランテ(自警団)というハードな役柄を演じるため、ボクシング、柔道、武術訓練などで準備を重ねたという、激しいアクションシーンは必見! また、ヴィジランテを追跡する刑事チョ・ホン役を演じたユ・ジテは、不敵で重厚な演技を見せながら鍛え上げた身体でのダイナミックなアクションもこなし流石の一言です。・人々がダークヒーローに惹かれるのはなぜか? の答えに迫る意欲作キム・ギュサム原作の同名ウェブトゥーン漫画を実写化した本作。ナム・ジュヒョクが演じた主人公のジヨンは、昼は警察学校の学生として、公人としての正義感を胸に法律を遵守する模範学生でありながら、夜は自身の復讐心から法の網を掻い潜る悪人たちを私的に制裁する<ヴィジランテ>として生きるダークヒーロー。大円団とならない最終回まで見終わると、正義とは? 悪とは? 法とは? 報道とは? この世界の不条理は変わることはないのか? 人々がダークヒーローに惹かれるのはなぜなのか? 自身の倫理観を問われるようなシーンやエピソードも多く、考えさせられます。ダークヒーローが真の悪を倒してすっきり! とはいかないストーリーが、逆にリアリティを感じさせ現実を突きつけられた気分にもなります。ぜひ、多くの方に見て欲しい作品です。>>『ヴィジランテ』視聴はこちら ◆チ・チャンウクが最高の演技で魅せるアクションノワール『最悪の悪』<ストーリー>舞台は1990 年代の韓国。悪名高い国際麻薬組織の捜査が暗礁に乗り上げた時、一人の警察官が潜入捜査官となって全てをかけ、地下犯罪の網を暴こうと奮闘するクライムアクション。韓国警察の捜査チームは、韓国、中国、日本の麻薬密売のトライアングルを形成する新たな国際犯罪組織を追っていたが、捜査はなかなか思うように進んでいなかった。そこで、潜入捜査官のカン・ジュンモが潜入することとなるが。<見どころポイント>・世界中の視聴者を魅了! チ・チャンウク×ウィ・ハジュンの豪華スター競演アクションシーン日本でも大人気のチ・チャンウクと、『イカゲーム』への出演で一躍スター俳優の仲間入りを果たしたウィ・ハジュンの初共演でも話題となった『最悪の悪』。チ・チャンウクは2016年に放送された『THE K2~キミだけを守りたい~』以来のアクションにも関わらず、ドラマの制作記者会見でウィ・ハジュンが「チ・チャンウクさんはとても上手だということを知っていたし、僕もアクションに自信があり、2人で撮影したらリアルでかっこよく撮れるのではないかと思った。チ・チャンウクさんのアクションに感情が溶け込まれているのが不思議で、たくさん学んだ」と語ったほどで、初共演とは思えない息のあったアクションシーンは必見です!・何が『最悪の悪』なのか? 変化していく人間の心情と先の読めないストーリー展開に釘付け『最悪の悪』ではアクションシーンはもちろんですが、チ・チャンウクとウィ・ハジュンの演技力に感嘆してしまう方も多いはずです。チ・チャンウクは、地方で燻っていた警察官ジョンモが昇進をかけて、韓国最大にして最悪の麻薬組織での潜入捜査を続けるうちに、次第に警察官としての正義を見失い、一線を越えそうになるギリギリの精神状態を見事に表現。一方のウィ・ハジュンは、犯罪組織のリーダーギチョルを血も涙もなく冷徹に生きているように見えるのにも関わらず、絶望の中に希望を捨てきれないどこかで切なさを感じさせる男を繊細に演じています。最後の最後まで先の読めないストーリー展開と共に、劣等感、欲望などに起因する目を伏せたくなるような人間の弱さを抱えながらも、次第に変化していく登場人物たちの心情に注目しながら見ると、『最悪の悪』のタイトルが持つ真の意味に近づくのではないでしょうか。>>『最悪の悪』視聴はこちら #スリルを味わいたい!◆イ・ドンウク最新作!危険な武器店をめぐるクライムスリラー『殺し屋たちの店』<ストーリー>ある日、大学生のジアンは警察署から、残された唯一の家族であるジンマン叔父さんが自殺したと連絡を受ける。ショックを受けつつ叔父の家に行ったジアンは、そこで衝撃の事実を知る。なんと叔父が殺し屋にあらゆる種類の殺傷武器を売るオンラインショップを経営していたのだった。戸惑うジアンだったが、ショップの倉庫を狙う殺し屋の集団は家のすぐ側まで来ていてーー。たった一人で残されたジアンは、果たして彼らを相手に危険な殺傷武器と自分の命を守り抜けるのか?!<見どころポイント>・謎めいた叔父がたった一人の姪に遺したのは危険な武器店!?多くの人気作品に出演してきたイ・ドンウクの最新作で、2024年のDisney+オリジナル1作目でもある『殺し屋たち店』は、ストーリーを見ただけで今後の展開が気になって仕方なくなるクライムスリラー。叔父が遺した遺産と自身の命を守るために勇敢に立ち向かう姪のジアン役には、同じくDisney+オリジナルシリーズ『コネクト』で、チョン・ヘインの助っ人となるミステリアスなチェ・イラン役も好評だったキム・ヘジュンが大抜擢されています。謎めいた叔父の過去をめぐる物語はもちろん、アクションシーンも完璧にこなすキム・ヘジュンの熱演にも注目です!>>『殺し屋たちの店』視聴はこちら ◆キム・テリが脚本家キム・ウニと最強タッグ!怖いだけではない韓国型オカルトミステリー『悪鬼』<ストーリー>貧しい家庭に生まれたク・サニョンは、すでに不運ばかりだった人生が、父親が不可解な死を遂げたことによってさらに最悪なものとなっていった。なぜ何をしていても不幸なことばかりが次々と起こってしまうのかわからないク・サニョンだったが、ある時、悪鬼の姿を見ることができる男、ヨム・ヘサンと出会い、自分を呪っている存在の真相を知り始める。やがて2人は、悪鬼の出入り口を発見し、両家を滅ぼした呪いを解くために協力することになる。<見どころポイント>・実力派キム・テリがドラマ3作品目に選んだ異色ジャンル作品悪鬼に取り憑かれた女と、悪鬼が見える男が謎の死を暴くオカルトミステリーという異色の新ジャンルドラマである本作は、『ミスター・サンシャイン』のヒロイン役で華々しくドラマデビューを飾り、『二十五、二十一』の演技で「第58回百想芸術大賞」を受賞したキム・テリが、ドラマ3作品目に選んだ作品として放送前から話題となりました。父親が謎の死を遂げたことを機に、平凡な公試生(国家公務員の準備生)ながら悪鬼に取り憑かれた女性ク・サニョンという難しい役を、視線、息遣い、表情と佇まいで、恐怖と同時に神秘さを感じさせるキム・テリの演技力の素晴らしさは、一見の価値ありです。また、民族学教授で悪鬼が見る能力を持つヨム・ヘサン役を『サイコだけど大丈夫』で自閉症の兄役を好演したオ・ジョンセが演じており、超実力派俳優2人によるシナジーにも注目です。・面白くないはずがない! 『キングダム』『シグナル』の脚本家による緻密で完璧なストーリー『悪鬼』は、『サイン』『ファントム』『シグナル』『キングダム』など、大ヒットドラマを数多く生み出し ジャンル物の大家とも呼ばれる脚本家のキム・ウニの最新作。これまでの作品同様に視聴者を掴んで離さない緻密かつ完璧なストーリー展開で、1話見たら最後まで完走したくなること必至の作品です。また韓国民俗学を取り入れたストーリー展開と、それにぴったりマッチした韓国独自の感性を感じさせる映像は恐ろしくも美しく、どこかスタイリッシュで『悪鬼』の世界に引き込まれます。>>『悪鬼』視聴はこちら執筆:平松道子■関連サイト・Disney+公式サイト・Disney+公式X(@DisneyPlusJP)
「悪鬼」脚本家キム・ウニ、キム・テリの第一印象は?“清純で可愛いけれど、この人だったらという力強さも感じた”
ディズニー公式動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」のコンテンツブランド「スター」にて、悪鬼・死・オカルトを描いた息を呑むオカルトミステリースリラー『悪鬼(あっき)』が独占配信中!『キングダム』『シグナル』『サイン』などの大ヒットシリーズを手がけた韓国で最も著名な脚本家の一人、キム・ウニが脚本を担当。悪鬼に取り憑かれた女ク・サニョン役には『二十五、二十一』の演技で「第58回百想芸術大賞」を受賞したキム・テリ、その悪鬼を見ることのできる男ヨム・へサン役を『サイコだけど大丈夫』で自閉症を抱える兄役を見事に演じたオ・ジョンセが熱演している。今回、日本での配信を記念して、脚本を手掛けたキム・ウニさんにインタビューを実施! 脚本やキャラクター、さらにKstyle独占の質問では、キム・テリ、オ・ジョンセの印象までたっぷりと聞いた。【インタビュー】「悪鬼」キム・テリ&オ・ジョンセ、撮影現場のムードメーカーは?顔を見るだけで笑っちゃう(笑)【プレゼント】キム・テリ&オ・ジョンセ&ホン・ギョン直筆サイン入り「悪鬼」ポスターを2名様に!――本作は、民俗学に基づいた韓国型オカルトジャンル作品とのことですが、どのようなアイディアから生まれたのですか?キム・ウニ:実は、私が描きたかった鬼や神は世界を破滅に追い込むような巨大な悪というよりは、私たちの生活に密着した鬼や神を描きたかったんですね。その起源を辿ると民俗学にかなり密接に関わっているので参考にして、色々と資料を調べたりしました。――オープニング映像と1~2話を見ると伏線が多く張り巡らされているようですが、ストーリー制作は、伏線や小道具を決めて結末ありきで書いているのか、キャラクターが動いてストーリーを進めていってくれるのか、どういう形で書き進められましたか?キム・ウニ:それは本当にケースバイケースですね。まずキャラクターがこういう風に成長を遂げていけばいいなと考えて小物を採用するケースもあれば、小物が頭に浮かんで、その後にキャラクターを描いたりですね。どちらが正解とは言い切れないんですね。――今回はどちらでしたか?キム・ウニ:今回もいろんな登場人物が登場するんですね。民俗学がまず土台になってますので、例えば今はあんまり使われていないけれど、かつては使われていた物。今は馴染みはないけれど、なんとなくどういう所に使われるのかわかるような物。例えば今回は髪飾り、テンギという物が登場するんですけども、景福宮(キョンボックン)という昔の宮殿に行けば見ることはできるのですが、実生活で使われなかったり、そういう物を使っているんですね。青い甕(かめ)の欠片とか、今見たら何となくはわかるんですが使われていない物を結構採用していると思います。――キム・ウニ作家が生み出したキャラクター、主人公ク・サニョンと民俗学者ヨム・ヘサンを演じたキム・テリさん、オ・ジョンセさんの演技についてどう思われましたか?キム・ウニ:キム・テリさんは、編集バージョンを拝見した時は、まさには本物だと思ったんです。彼女の芝居を見て、これがク・サニョンなのか、キム・テリなのか本当に区別がつかないほど卓越した表現力には本当に感謝を申し上げたいと思います。一方で、オ・ジョンセさんは本当に探究するスタイルなんですね。普段もすごく研究熱心で、私はオ・ジョンセさんの姿、話し方などを見て、「あ、こういうセリフを使おう」と思ったぐらいに非常にヨム・ヘサンとのシンクロ率が高いんです。彼の場合は、説明をするようなセリフがすごく多くて、今回お芝居をするのが容易ではなかったと思うんですけれども。あとすごく孤独なキャラクターなんですが、それに合わせて非常にいい芝居をしてくれていると思います。ク・サニョンの場合は、パッと見てもすごい演技だなとわかりやすい、そういうキャラクターかもしれません。ただ、ヘサンの場合は、今のところちょっと地味かもしれないんですが、これからご覧になる方がどんどんハマっていく、そういうキャラクターなんじゃないかなと思います。 Kstyle独占の質問にも回答!キム・テリの第一印象「シナリオを書く前に」――放送開始となって周囲や視聴者からの反応はいかがでしたか?キム・ウニ:実は私は臆病で、エゴサーチはあまりできないタイプなんです。ですが、今回一緒に仕事をした制作陣や友達、夫も面白いと言ってくれました。怖かったという声もありましたが、思ったほど怖くなかったという話もありました。その中でも一番多かったのが、キム・テリさんの芝居がすごかったという話でした。――キム・テリさん、オ・ジョンセさんにはどんな印象を持っていて、今作でどんな期待を持っていましたか?キム・ウニ:キム・テリさんの第一印象は本当にしっかり者だと思いました。最初に会った時はまだシナリオもなく、キャスティングが決まるかなり前でした。彼女に会って、このような話を書こうと思っていると伝えました。第一印象としては清純で可愛い、美人という印象でしたが、この人だったら悪鬼を叩きのめすことが可能なんじゃないかという力強さも感じました。オ・ジョンセさんは私の前作である『智異山』でご一緒しましたが、彼は人見知りで、一体どうやってこんな性格で演技ができるんだろうと思うようなタイプなんです。口数も少なくて内向的な人ですが、ヘサンの成長を描くのに、オ・ジョンセさんみたいな俳優に演じてもらえたらすごくよさそうだと思いました。今回オファーをしたら快く引き受けてくれてありがたいと思いました。彼はどんな台本でもうまく演じることができる役者だと思います。――シナリオを書いた時に考えていたことが映像化された時、思いもよらなかった意外なシーンや驚いたシーンはありましたか?キム・ウニ:もともと考えていたもの以外で追加されたシーンは特にありませんでしたが、編集された映像を見た時、驚いたのは美術です。特にク・サニョンの父親ク・ガンモの書斎がすごく気に入りました。私もいろいろ資料を調べたのですが、美術チームの調査が素晴らしく、具現化された書斎を見て全く隙がないなと思い、本当に驚かされました。それで別の作品でこれを使わせてもらえないかと言ったほど気に入っています。これは制作チームがディテールにこだわった成果だと思います。――OTTサービスの拡大により、様々な作品が海外でもリアルタイムで視聴できるようになり、韓国ドラマへの海外からの注目もより大きくなっていると思います。脚本家として感じていることはありますか?キム・ウニ:海外でKドラマと表現され、たくさんの方に韓国の作品を見ていただけて、作り手からすればすごく嬉しいです。脚本家にとってはいろいろなチャンスが開かれ、いろいろな題材にチャレンジできると思うので機会が非常に感謝すべき状況だと思います。――数々の作品を手掛けてきたキム・ウニさんですが、これまでの作品で脚本家として転機になったタイミングや作品はありますか?キム・ウニ:一作だけ選ぶのは難しいと思います。あまり知られてないですが、『危機一髪!プンニョンマンション』というドラマがありまして、これは書き方を教えてくれた作品だと思います。また『ファントム』はドラマを書く上で主題の大切さを教えてくれた作品で、このようにすべての作品で私に教えてくれることがたくさんあったと思います。――それでは、最後に日本のファンに向けて本作の見どころを含めてメッセージをお願いします。キム・ウニ:よく韓国的なオカルトものだとか言われますけれど、やっぱり人間の暮らしというのは国が違っても似たようなところは結構あると思うんです。特に韓国特有の恨(한/ハン)、これは無念さとかなかなか晴らせない悲しみの感情、いろんなものが絡み合った複雑な感情を指します。私が日本の小説とか漫画、アニメなどを見ても、韓国のハン(恨)に近い感情に近いものが描かれているような、そういう印象を受けました。ですから、この『悪鬼』というドラマをご覧になって、韓国と日本のどういう所が違うのか、どういう所が近いのか、これは韓国のものだと決めつけずに、世界の人々はだいたいこういうことを考えて暮らしているんだなという風に考えていただきたいなと思います。あと、キム・テリという本当に素晴らしい役者さんが演じています。今回彼女は一人二役に挑戦していますので、彼女の演じる悪鬼をぜひ楽しみにしていただければと思います。■配信情報『悪鬼』(全12話)ディズニープラス スターにて独占配信中© STUDIO S. All rights reserved.■関連リンクディズニープラス公式ページ
「悪鬼」キム・テリ&オ・ジョンセ、撮影現場のムードメーカーは?“顔を見るだけで笑っちゃう(笑)”
ディズニー公式動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」のコンテンツブランド「スター」にて、悪鬼・死・オカルトを描いた息を呑むオカルトミステリースリラー『悪鬼(あっき)』が独占配信中!『キングダム』『シグナル』『サイン』などの大ヒットシリーズを手がけた韓国で最も著名な脚本家の一人、キム・ウニが脚本を担当。悪鬼に取り憑かれた女ク・サニョン役には『二十五、二十一』の演技で「第58回百想芸術大賞」を受賞したキム・テリ、その悪鬼を見ることのできる男ヨム・へサン役を『サイコだけど大丈夫』で自閉症を抱える兄役を見事に演じたオ・ジョンセが熱演している。今回、日本での配信を記念して、キム・テリとオ・ジョンセにインタビューを実施! 見どころやそれぞれの役作りなどを語ってくれた。Kstyle独占の質問では、互いに顔を見て笑い合う2人の姿もあり、撮影現場の雰囲気を垣間見ることもできた。【プレゼント】キム・テリ&オ・ジョンセ&ホン・ギョン直筆サイン入り「悪鬼」ポスターを2名様に!――この作品への出演を決めた理由を教えてください。オ・ジョンセ:脚本がキム・ウニ作家だということと、キム・テリさんが出るということで快く引き受けました。キム・テリ:オカルトものなんですよね、今回。オカルトものの韓国版ということで、非常に興味を覚えました。韓国の鬼神ということで、今までオカルトジャンルで韓国の鬼神をやったことがなかったので非常に刺激を感じて、キム・ウニ先生が非常にディープなジャンルものに青春を溶け込ませたいとおっしゃったので、どういう風に青春が表現されるのか、面白いんだろうなと思い今回参加することにしました。――キム・テリさんは前作の『二十五、二十一』のナ・ヒド役を演じるにあたって足に錘をつけて歩いたりといった役作りをされたそうですが、本作のク・サニョンを演じるにあたり準備したことや、役作りがあれば教えて下さい。キム・テリ: (ナ・ヒド役で足に錘をつけて~のくだりで笑う)韓国にクエスチョンマークキラー(質問攻めする人のことを指す造語)というのがありまして、これを取り入れて、「なぜ? なぜ?」と質問を沢山するようにしました。台本の世界感が確固たるものがあって、ディティールがすごく多かったんですよ。で、この中で一つでも見落としちゃいけないと思って、とにかく沢山の質問を投げかけるように努力をしたように思います。――オ・ジョンセさんは、『サイコだけど大丈夫』のムン・サンテ役では、放送を見られた(自閉症の)視聴者の方とサンテとして、遊園地に行ったりと心温まる交流をされていますが、本作のヨム・ヘサンとして、民俗学に触れるなどの役作りのエピソードがあれば教えて下さい。オ・ジョンセ:ヘサンという人物は、一人の世界で生きている非常に孤独な人で、いわばユーモラスさとか、面白さというセンスがない人なんですね。魅力のない人物なんですけども、終わる頃には、このヘサンという人物に皆さんに魅力を感じていただきたいなと思って、役の根底には善良な心を込めて演じたいなと思いました。「悪鬼」というものを追い出す中で、救うことができるものや解決できることに対して目を瞑らずに人間としての善良な心を持って表現したいなと思って、肉付けしました。キム・テリ:(オ・ジョンセの答えに笑いながら付け加えて)私は今回オ・ジョンセさんから学んだことが多くて、ヘサンとして作品に対する役作りへの取り組みにおいて、非常にたくさんのことを学べて、あと、この人(オ・ジョンセ)いい人だなと思いました(笑)。(オ・ジョンセも顔を見合わせて笑う) Kstyle独占の質問にも回答!現場のムードメーカーは?「顔を見るだけで笑っちゃう(笑)」――オカルト・ミステリー・スリラーというなかなかヘビーなジャンルですが、撮影現場はいかがでしたか? 現場のムードメーカーは?キム・テリ:(ジョンセの)顔を見るだけで笑っちゃうんです(笑)。オ・ジョンセ:(笑いながら)嘲笑いでしょ、嘲笑い(笑)。(キム・テリのことを)本当に健康な人っていう感じがするんです。健康的なイメージ。キム・テリ:アハッ!(笑)オ・ジョンセ:心が健康な人。キム・テリ:(ジョンセの言葉に被せて)初めて知り合ったのは6,7年前からの付き合いですね。作品としては今回が初めてなんですよ。相変わらずこの人元気なんだなあとそういう意味だと思います。あはははは!(笑)――実態のない幽霊や悪鬼が出てきますが、本作を演じ、作品を見ていかがでしたか?キム・テリ:私は(ちょっと考えて)、サニョンもそうだっだし、私も、人生の中で悪鬼が(考えて)鮮明には見えないような気がします。あと、若干概念的に前に進むという意味で生きていく、しっかり足を踏ん張って前に進むようなイメージがサニョンと私が似ているような部分がありました。うーん、少し違うのは、サニョンは私よりもっと元気(笑)。もっと元気そうです。サニョンがドラマの中で惑わされる場面が多いと思うんですね。鬼神という部分も、目に見えない非現実的なものに惑わされたり、非常にスケールの大きいモノに惑わされるんですけれども長いでしょう? すいません。オ・ジョンセ:はい、長いです(笑)。あははは!キム・テリ:あはははは!(笑) それでも芯がぶれずに選択していく、歩んでいくという面では非常にかっこいい人ではないかなと思います。オ・ジョンセ:基本的にですね、みんな孤独を抱えていると思うんですね。それは私もヘサンも共通しているところだと思います。ヘサンは基本的にすごく善良な人で、私は善良になろうと努力している人間なんじゃないかなと思うんですね。私もこの作品を通して成長したんじゃないかなと思うんですが、ヘサンもこの作品の中でサニョンと出会っていろんなことを経験しながら成長していく人物だと思います。――作品を見る日本のファンへの見どころメッセージをお願いします。オ・ジョンセ:面白いストーリー、人物が出る面白いコンテンツなんじゃないかと思います。ドラマを見終わったら、押し付けるつもりはないんですが、ただふと青春という言葉が頭をよぎるような、考えなおすような意味のある作品なんじゃないかなと思います。■配信情報『悪鬼』(全12話)ディズニープラス スターにて独占配信中© STUDIO S. All rights reserved.■関連リンクディズニープラス公式ページ
【終了しました】キム・テリ&オ・ジョンセ&ホン・ギョン直筆サイン入り「悪鬼」ポスターを2名様に!
ディズニー公式動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」のコンテンツブランド「スター」にて、悪鬼・死・オカルトを描いた息を呑むオカルトミステリースリラー『悪鬼(あっき)』が独占配信中!今回、日本での配信を記念して、キム・テリさんとオ・ジョンセさんにインタビューを実施! 見どころやそれぞれの役作りなどを語ってくれました。Kstyle独占の質問では、互いに顔を見て笑い合う2人の姿もあり、撮影現場の雰囲気を垣間見ることもできました。さらに、『悪鬼』の配信を記念して、キム・テリさん、オ・ジョンセさん、ホン・ギョンさん直筆サイン入りポスターを2名様にプレゼントいたします。【インタビュー】「悪鬼」キム・テリ&オ・ジョンセ、撮影現場のムードメーカーは?顔を見るだけで笑っちゃう(笑)■配信情報『悪鬼』(全12話)ディズニープラス スターにて独占配信中© STUDIO S. All rights reserved.■関連リンクディズニープラス公式ページ ◆キム・テリ&オ・ジョンセ&ホン・ギョン直筆サイン入りポスターを抽選で2名様にプレゼント※プレゼントは終了しました。たくさんのご応募ありがとうございました。※【応募方法】Kstyle公式X(Twitter)アカウント「@Kstyle_news」をフォロー&コチラのツイートをRTするだけ。奮ってご応募ください。【応募期間】2023年9月5日(火) 18:00 ~ 9月7日(木) 11:00まで【参加条件】・X(Twitter)でKstyle公式アカウント(@Kstyle_news) をフォローしていること。・日本に居住されている方(賞品配送先が日本国内の方)・応募に関する注意事項に同意いただける方【当選発表について】・プレゼントの当選については、厳正なる抽選の上、決定させていただきます。・プレゼントはお選びいただけませんので、予めご了承ください。・当選者の方にはKstyle(@Kstyle_news)のアカウントよりDM(ダイレクトメッセージ) にて当選のご連絡をさせていただきます。・プレゼントに関するDM/メンションでのご連絡は、平日10:00~18:30となります。※DM(ダイレクトメッセージ)は、Kstyle(@Kstyle_news) をフォローいただいておりませんと、お送りすることができませんので、ご注意ください。【注意事項】※本キャンペーンに関して、弊社が不適切な行為がされていると判断いたしましたアカウントは、キャンペーン対象外とさせていただきます。※弊社は、ご応募者のツイート内容については一切の責任を負いません。※当選発表は、当選者様への当選のご連絡をもってかえさせていただきますので、ご了承ください。※当選通知後、指定の日時までにご連絡がない場合、当選を無効とさせていただきます。※当選結果に関するお問い合せは受け付けておりませんので、ご了承ください。※当キャンペーンの掲載内容や条件は、予告なく変更する場合がございます。あらかじめご了承ください。※当選の権利の譲渡はできません。※賞品の不具合・破損に関する責任は一切負いかねます。※キャンペーン参加にあたっては、必ず弊社個人情報保護方針<プライバシーポリシー>をお読み下さい。※当選時にご連絡いただく住所、氏名、電話番号は、その確認などの関連情報のご案内のみに使用し、キャンペーン終了後は弊社の定める方法に基づき消去いたします。※インターネット通信料・接続料およびツイートに関しての全ての費用はお客様のご負担になります。※次の場合はいずれのご応募も無効となりますのでご注意ください。・応募時の内容に記載不備がある場合。・お客さまのご住所が不明・又は連絡不能などの場合。・本キャンペーン当選賞品を、インターネットオークションなどで第三者に転売・譲渡することは禁止しております。※当選者の方は、当選連絡のDMに記載されているURLをSNS等で公開されますと、第三者に入力されてしまう危険性がございますのでお控えください。
放送終了「悪鬼」キム・テリが迎えた結末は?【ネタバレあり】
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。キム・テリとホン・ギョンが、ピンク色の結末を迎えた。韓国で7月29日に放送されたSBS金土ドラマ「悪鬼」(脚本:キム・ウニ、演出:イ・ジョンリム、キム・ジェホン)第12話では、悪鬼が消滅した後、イ・ホンセ(ホン・ギョン)が日常に戻ったク・サニョン(キム・テリ)のところを訪れた。この日、イ・ホンセは母が運営しているカフェで働くク・サニョンに会いにきて「目の具合はどうか」と聞いた。ク・サニョンは「まだ大丈夫。お医者さんにもまだ失明段階ではないと言われたし、長くて5~6年、短くても1~2年残っているという」と状態を伝えた。続けて「お母さんにはまだ言えなかったのか」という質問には「母にはまだ不安障害があるから、もう少し良くなったらその時に話そうと思っている」と答えた。イ・ホンセは「ヨム教授(ヨム・ヘサン)の祖母の変死事件は単なる極端な選択と終結しそうだ」と捜査の状況を知らせた。そしてク・サニョンにこれからの人生の計画を聞いた。ク・サニョンは「よくわからない。ゆっくり考えてみようと思う。急いで生きてきたから。何になりたいか、何がしたいのか悩みながらゆっくり行こうと思う」と答えた。すると「僕が間違ってた。君は変わってない」と言ったイ・ホンセは「私はどんな人だったのか」と聞くク・サニョンには沈黙した。先立ってイ・ホンセは、ク・サニョンを影にして、彼女の体を占めた悪鬼が「おじさんも私よりク・サニョンのことが好きなの? ク・サニョンが生きて、私に死んでほしいの? あんな子をなんで?」と責めると、「屈しないから」と答えたことがある。それから2人の頭の上には花びらが散った。ク・サニョンが「綺麗。雪みたい」と微笑みながら花びらを捕まえようとすると、イ・ホンセは「そうだね。あの日みたいだね」と言いながら、高校時代にコンビニでバイトをしているク・サニョンと一緒に窓の外の雪を見た記憶を思い浮かべ、視線を引きつけた。
「悪鬼」キム・テリ、母パク・ジヨンを危機から救う【ネタバレあり】
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。キム・テリが母親パク・ジヨンの命を助け、悪鬼と手を組んだ。韓国で28日に放送されたSBS金土ドラマ「悪鬼」第11話では、ク・サニョン(キム・テリ)が母親ユン・ギョンムン(パク・ジヨン)の命が危なくなると、絶叫する姿が描かれた。ヨム・ヘサン(オ・ジョンセ)は「(悪鬼を消す)最後のものを見つけ、イ・ヒャンイの生活記録簿も見つけた。これらが本物なのか確認しなければならない。そちらに行く」とイ・ホンセ(ホン・ギョン)と移動した。しかし、この時、悪鬼は「本当に私を殺すのか?」とし、ク・サニョンに母親を殺すと警告し、驚いた彼女はしめ縄をほどいて車に乗って母親のカフェに行った。車に乗って母親の元に向かっていた彼女は「教授、私の母親が死にそうだ。悪鬼が私の母親を殺そうとしている」と絶叫した。ク・サニョンの母ユン・ギョンムンはいきなり手首に赤いあざができ、縄を出して極端的な選択をしようとし、ク・サニョンの友達ペク・セミ(ヤン・ヘジ)は驚いた。その時、カフェに入ったク・サニョンは「やめて、お母さんが死んだら私も死ぬ。私が死んだらあなたも消えるだろう。どうする?」とガラスの破片を首に当てた。幸い、ユン・ギョンムンは命を救われ救急車で運ばれ、病院に行き、ク・サニョンはそのまま消えた。ヨム・へサンは「刑事はサニョンさんを探して。僕は最後のものを探しにいく」と話した。
キム・シンビ、ドラマ「悪鬼」放送終了の感想を伝える“新しい姿を見せることができて幸せ”
俳優のキム・シンビが「悪鬼」放送終了の感想を明かした。彼は韓国で7月29日に放送終了を控えているSBSの金土ドラマ「悪鬼」で、オ・ジョンセ(ヨム・へサン役)の頼れる友達で、餓鬼のキム・ウジン役を演じた。キム・シンビは本日(28日)、所属事務所のPrainTPCを通じて愛情のこもった放送終了の感想を伝えた。彼は「撮影したのが昨日のことのようなのに、もう夏が来ました。まず、『悪鬼』のために頑張ってくださった監督と脚本家、スタッフの方々、そして先輩たちにとても感謝しています。また、ドラマ『チアアップ』のヨンイルとは違う姿を見せることができて幸せでした」と感謝の気持ちと共に感想を明かした。続いて「『悪鬼』の台本を初めて見た時、とても集中して読みました。視聴者の皆さんはどのようにご覧いただくのか、気になります。また、ドラマ『悪鬼』とウジンを愛していただき、感謝しています。これからも様々な姿でご挨拶したいです」と視聴者にも感謝を伝えた。キム・シンビはオ・ジョンセとのケミストリーはもちろん、悪鬼を探す過程で、キープレイヤーとして活躍し、ドラマの一つの軸を担当した。しっかりとした演技力を元に、キャラクターの面々を多彩に消化し、人物の魅力を倍増させ、これから彼が見せてくれる活動への関心を高めた。
「悪鬼」キム・ヘスク、オ・ジョンセに警告【ネタバレあり】
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。キム・ヘスクがオ・ジョンセに死を予告した。韓国で22日に放送されたSBSドラマ「悪鬼」第10話では、ナ・ビョンヒ(キム・ヘスク)が悪鬼を殺そうとするヨム・ヘサン(オ・ジョンセ)に警告する姿が描かれた。ク・サニョン(キム・テリ)は、急に祖母の家にやってきた母親のユン・ギョンムン(パク・ジヨン)と鉢合わせた。彼女は扉を叩くユン・ギョンムンが悪鬼かもしれないと思ったが、結局扉を開け、母親と対面した。ユン・ギョンムンは「警察が来ていた。あなた、何かあるのか」と問い詰めた。しかし、ク・サニョンは「夜は危険だ。夜じゃなく、昼に会おう」と、母親を家に帰そうとした。しかし、ユン・ギョンムンは「何でお父さんと同じことを言うの?」と、ク・ガンモ(チン・ソンギュ)が生前言っていたことを振り返った。当時、ユン・ギョンムンは夜遅くにク・サニョンを連れて家を出ようとしたが、ク・ガンモは「夜は危険だ。行くなら、日が昇ってから出ていけ」と止めた。ヨム・へサンはナ・ビョンヒの元を訪ねた。ナ・ビョンヒは「あなたも悪鬼を無くそうとしているのか?」とし、「私はあなたにすべて話した。あの時死んだ子はイ・モクダンだった」と述べた。興奮したヨム・へサンは、ナ・ビョンヒの部屋をあさってイ・モクダンの端緒を見つけようとした。しかし、ナ・ビョンヒは「あなたも同じく死ぬことになるだろう」と警告。ヨム・へサンは、ナ・ビョンヒの家にいるキム・チウォン(イ・ギュフェ)にも「母がなぜ亡くなったのか、知らないか?」と聞いたが、キム・チウォンは「何も知らない」と答えた。ユン・ギョンムンはク・サニョンに、過去キム・チウォンがク・ガンモに渡したカメラに言及した。当時、キム・チウォンは「亡くなった若奥様が探していた引き出しの中のものだ。奥様に話さないで持ってきた。求めていたものを渡したから、もう来ないで」とし、巫女チェ・マンウォルの身上情報とカメラを渡した。ク・サニョンは同じカメラを差し出して「これで合ってるのか」と聞いた。しかし、カメラを渡した人物がキム・チウォンであることまでは気づかなかった。キム・チウォンは、ナ・ビョンヒに「若奥様もあの悪鬼を無くそうとして亡くなったのではないか。若奥様が消えたとき、お坊ちゃんを連れてくるようにと、僕を送った。あの時見た。若奥様がどうやって亡くなったのか」と聞き、当時を振り返った。続いて「お坊ちゃまもそのように死ぬかもしれない。今でも止めなければ」と、ナ・ビョンヒを説得。しかし、彼女は「よく知りもしないで喋るんじゃない。絶対口外しないで。わかった?」とキム・チウォンに口止めした。
「悪鬼」キム・テリ、悪鬼の弱点を突き止める【ネタバレあり】
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。「悪鬼」でキム・テリが悪鬼の弱点を突き止めた。しかし、誰にも言えなかった。21日に韓国で放送されたSBS金土ドラマ「悪鬼」(脚本:キム・ウニ、演出:イ・ジョンリム、制作:スタジオS、BAエンターテインメント)では、黒ゴムひもを探してから記憶を失う時間が多くなったク・サニョン(キム・テリ)、そして何かを知ったソ・ムンチョル(キム・ウォンヘ)が悪鬼にやられて死亡する様子が描かれた。イ・ホンセ(ホン・ギョン)は、「幽霊が犯人だ」という言葉に容赦なく後を追った。悪鬼がばれたくなかったのはソ・ムンチョルが死ぬ前に見た「遺品確認整理書」だった。ヨム・ヘスン(オ・ジョンセ)はク・サニョンに「悪鬼が殺す前の姿が見えないか。ソ・ムンチョルが見たことを教えてくれ」と話した。ク・サニョンの耳元でささやくのは悪鬼の声だった。ク・サニョンは「黒いゴムひもを探してから思い出せない時間が多くなった。もう私が悪鬼なのか、悪鬼が私なのかよく分からない」と苦しさを吐露したが、「君が言えばあの子も死ぬよ」と話す悪鬼の言葉に言葉を止めた。ク・サニョンは父の署名が書かれた遺品確認受領書が悪鬼が人に知られたくない弱点だということを知った。しかし、「知らせたら他の人が死ぬだろう。一人でなんとかしなければならない」と首を横に振った。
「悪鬼」キム・テリ、悪鬼を必要とする自分自身を受け入れる【ネタバレあり】
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。キム・テリが悪鬼を送ることができなかった。韓国で15日に放送されたSBS金土ドラマ「悪鬼」第8話は、イ・ホンセ(ホン・ギョン)がチュンヒョンキャピタルに不利益を与える人たちが相次いで自殺したということを、ソ・ムンチュン(キム・ウォンへ)に報告して始まった。ソ・ムンチュンは「1995年に始まったのではなく、1958年から始まった」とイ・モクダン事件に言及した。続けて「太子鬼を作った巫女が初めてだった」と、チェ・マンウォルについて話した。また、ソ・ムンチュンはイ・モクダンの記事を書いた記者、太子鬼事件担当刑事、チャンジン里の住民に言及し、「みんな同じく、手首に赤いあざができたまま、自殺した」ということを見つけた。イ・ホンセはチュンヒョンキャピタルの調査内容を加えた。チュンヒョンキャピタルの違法貸出現況を捜査していた部長検事、競合社だった会社の代表、建設事業現場の所長とブローカーが同じく命を失ったと振り返った。また、イ・ホンセは「続いてク・ガンモ教授周辺で人が死んだ」と付け加えた。ク・サニョン(キム・テリ)は父親のク・ガンモ(チン・ソンギュ)と同じ眼病の診断を受けた。医師は「病気の原因が明かされていない。治療方法が今はない」と言い、ク・サニョンは絶望した。しかし、医師は「当時、ク・ガンモ教授に5~6年以内に失明する可能性が高いと話した。しかし、僕が間違っていた。昨年、偶然に街で教授に会った」と、10年ぶりに会ったク・ガンモのことを話した。この時、ク・ガンモの目が正常であることを確認し、ク・ガンモの影には髪の毛がとがった悪鬼が見えた。ク・サニョンは母親ユン・ギョンムン(パク・ジヨン)にバリスタスクールの登録証を渡し、カフェをやることを勧めた。続いて友達のペク・セミ(ヤン・ヘジ)に会って、彼女をファウォンジェに連れていった。祖母、父親の写真を見せながら、挨拶させてあげ、庭でキャンピングをして合格パーティを開いてあげた。ク・サニョンは「幽霊が私についた。恐ろしい悪鬼だ。人を2人も殺した。しかし、私にはその悪鬼が必要だ。私はどうすればいい」と悩みを打ち明けた。ペク・セミは「言い訳が創意的だね」とク・サニョンの言葉を信じなかった。ク・サニョンは結局、「あなたが欲しい」と話し、悪鬼を必要とする自分自身を受け入れた。続いて彼女は「私が何をしてあげればいい?」と悪鬼に聞いた。ヨム・へサン(オ・ジョンセ)は、チャンスン(村の守りとして村外れに立てる男女一対の木像や石像)のところに行き、ホジェビ人形を燃やして自分の娘を守ったパクおばあさんのように、自分の血で幽霊を呼んだ。この時、ヨム・へサンは「ク・ガンモ教授に会わなきゃ」とし、「祖父、父が作った悪鬼を消す」と誓った。
「悪鬼」パク・ヒョジュ、死の真相が明らかに…オ・ジョンセへの悪鬼の継承を防ぐ【ネタバレあり】
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。オ・ジョンセの母親であるパク・ヒョジュの死の真相が明らかになった。14日に韓国で放送されたSBS金土ドラマ「悪鬼」第7話では、ヨム・ヘサン(オ・ジョンセ)が悪鬼誕生の背後に自身の家があることを知った。ヨム・ヘサンは、イ・モクダン(パク・ソイ)を殺して太子鬼にした巫女チェ・マンウォル(オ・ヨンア)に莫大なお金を代価に支払った背後があることを知った。衝撃的なことに、その背後にはヨム・ヘサンの祖父であるヨム・スンウクと祖母ナ・ビョンヒ(キム・ヘスク)が居たのだ。彼らは会社の成功のためにチェ・マンウォルはもちろん、事件担当刑事、村人にまでお金を渡しながら太子を作る儀式を行った。この過程で2人は巫女の「代々この家の家長たちに悪鬼が噛まれるだろう。悪鬼はあなたたちと共にしながら望むことを聞いてくれるはずだが、そこには必ず代価が伴うだろう」という警告も気にしなかった。この日、ナ・ビョンヒは「どうか違うと答えてほしい」と話すヨム・ヘサンに「そうだ。私たちがその子を殺した」と自白した。続いて疑問な死を迎えたヨム・ヘサンの母親(パク・ヒョジュ)に対しては「あのバカ。お前の父親が死んでその悪鬼はお前にとりつくべきだった。それを防ごうとしてかえってやられたのだ。それさえなかったら、私たちはさらに大きな金持ちになれた」と明らかにし、相変わらずの強欲さを見せた。