パク・ミニョン、高いギャラでも“売れる”理由

パク・ミニョンは「Dr.JIN」を通じて20代の同じ年頃の女優の中でも抜群の競争力を確保した。2010年KBS「トキメキ☆成均館スキャンダル」で演技やビジュアル両方とも卓越した20代の独歩的な女優として認められたあと、2011年イ・ミンホと共演したSBS「シティーハンターin Seoul」や、チョン・ジョンミョンと共演したKBS「栄光のジェイン」に至るまで、ほとんど休まず作品活動を続けてきた。その後多少空白期間が長くなるのではないかと思った放送関係者らの予測とは違って、今回の「Dr.JIN」で2012年上半期にも活発な活躍を展開している。
それでは、パク・ミニョンがこれほどまでに“売れる”理由は何か。わずか2年前「トキメキ☆成均館スキャンダル」に出演したとき、彼女のギャラは約200万ウォン(約14万円)だった。だが、この作品で女優としての潜在力と可能性を高く認められたパク・ミニョンの出演料は、後続作品である「シティーハンター」で一気に1千万ウォン(約70万円)台に突入した。その後「栄光のジェイン」と「Dr.JIN」に至るまで急上昇した結果、現在は同じ年頃の20代女優の中でトップレベルにあたる2千万ウォン(約140万)中盤にまで上がった。2年間で目を見張るほどの成長を見せたのだ。
放送関係者は「昨年から制作されるドラマのほとんどがパク・ミニョンをキャスティング第一候補に挙げるほど激しいキャスティング競争が行われている。事実上パク・ミニョンのギャラは、かなり高い水準だ。制作会社や放送局としても負担になる金額だが、それにもかかわらず彼女に立て続きオファーが入るのは演技力やスター性が認められるためだ」と語った。
あるドラマ制作会社の関係者も「出演料に比べて満足できる成果を出す女優だ。『トキメキ☆成均館スキャンダル』以降彼女の出演作を見ると、ほとんど中間以上の興行成績を出した。作品の完成度や興行を考慮すると、キャスティングの優先順位に入るしかない女優だ」とパク・ミニョンの価値を説明した。
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- ユン・ガイ
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