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2013年の音楽業界…世間を騒がせた10大衝撃ニュース

OSEN
今年も音楽担当者記者たちは休む暇がなかった。

昨年韓国だけでなく全世界を騒がせたPSYが「GENTLEMAN」をリリースし、韓国を騒がせたT-ARAが“頻繁に”カムバックするなど、新しく報じられるニュースもその大きさや影響力の面で負けていなかった。

特に、軍隊で大きなスクープが報じられた。1月1日からトップスターと交際する芸能兵士が話題となったかと思えば、マッサージ店に出入りする姿を撮られる大きな事件が発生した。2011年に最も関心を集めたソ・テジは、イ・ウンソンとの結婚で再び話題の中心となり、人気歌手たちには相次いで盗作疑惑が浮上した。スキャンダルも規模が違っていた。写真で話題になることは、もはやヌードほどにならないとスキャンダルとして扱われない雰囲気だ。Dynamic DuoのCHOIZAとf(x) ソルリの交際疑惑は、多くの男性の心を揺さぶった。

RAIN、軍人の身分でキム・テヒと交際するとは

普通、軍隊に行けば付き合っていた恋人も離れていくというが、RAINはむしろ軍隊に入ってからキム・テヒと交際を始めた。元日を飾ったこのニュースは、キム・テヒが一日悩んだ末に正式に認めることになり、大きな話題となった。

しかし、これは始まりに過ぎなかった。RAINは頻繁に休暇を貰っては外出し、脱帽した状態で街を歩いたことが分かり、芸能兵士の服務の実態が問題となった。それぞれの地方を回りながら週末にもイベントに出演するため、舞台準備及び褒賞の性格の休暇が多かったが、これが全て明るみになったのである。事情はともかく、その数字は確実に大きく見え、芸能兵士に対する世論が急激に悪化するきっかけとなった。そしてこれは、その後SBS「現場21」を巻き込み、さらに大きな事件に発展するきっかけとなった。

チャン・ユンジョン、お嫁候補1位の衝撃の告白

お嫁候補1位として挙げられてきた歌手チャン・ユンジョンが、KBSト・ギョンワンアナウンサーとの結婚を電撃発表した。イベントの女王と呼ばれ、歌手の中で現金保有額が最高なのではないかと推測されてきたチャン・ユンジョンだったため、当然意地悪な質問が相次いだ。ト・ギョンワンアナウンサーには良いお嫁さんを貰ったという反応が相次いでいた中、予想できなかったチャン・ユンジョンの返事がネットを騒がせた。

SBS「ヒーリングキャンプ」の事前インタビューで語った内容が漏れたのだ。内容は衝撃的だった。ここ10年間で稼いだお金が全て飛んでいっただけでなく、借金が10億もあるという。その理由として挙げられた母と弟への叱咤が相次ぐと、彼らは総合編成チャンネルの番組に出演し、チャン・ユンジョンに対する不満を吐露、泥沼化する事態となってしまった。

ソン・ホヨン、彼女に続き自殺を図る

5月に女性の死体が発見された車の所有者が歌手ソン・ホヨンだと分かり、ソン・ホヨンが話題の中心に立った。その女性はソン・ホヨンと交際していた女性だった。当時パク・シフの効果でモバイルアプリによるチラシ(ゴシップ性の強い情報誌)がとても活性化していたが、やはりソン・ホヨンをめぐる憶測と噂が絶えなかった。

ソン・ホヨンは5月24日の早朝、ソウル龍山(ヨンサン)区の共用駐車場に駐めておいた車の中で、彼女と同じ練炭を燃やす方法で自殺を図った。車に火が移り、外に出て命を助かった彼は、その後、登山をしながら心の安静に努めている。来年godでカムバックする可能性が高いが、まだ議論中である。

SE7EN&サンチュ、マッサージ店に行った理由は?

RAINの甘い恋愛は爆発的なバタフライ効果を呼び起こした。芸能兵士の実態を取材していたSBS「現場21」のカメラに、マッサージ店から出るSE7ENとサンチュが捉えられたのだ。入隊してわずか3ヶ月で起こった不祥事だった。2人は健康上の理由で一般のマッサージ店を探しており、結局華やかなネオンサインがあるマッサージ店(風俗店)に入ったと説明した。すぐに店を出たものの、このような店に入ったこと自体が市民の怒りを買った。

最終的に芸能兵士は廃止となった。2人は営倉10日処分を受け、揃って前線に配置された。

ソ・テジの花嫁はイ・ウンソン

“文化大統領”ソ・テジは6月26日、ソウル平倉洞(ピョンチャンドン)の自宅で女優イ・ウンソンと密かに結婚式を挙げた。外部には全く知らせない非公開の結婚式だったが、このことを自らファンに公開しながら優しいメッセージも付け加え、私生活が謎めいていたこれまでとは、確かに異なる歩みを見せた。

ソ・テジの花嫁がイ・ウンソンであるということは、音楽業界だけでなく、映画業界でも大きな話題になった。有望株として徐々に人気を集めていた女優が突如姿を消したことで疑問に思っていた人々は、ようやく頷くことができた。当時「ミスターGO!」の公開を控えていたキム・ヨンファ監督は、前作の「国家代表!?」でイ・ウンソンと仕事をしていたため、イ・ウンソンはどんな役者だったのかという質問を何度も受けた。


猫も杓子も“コントロールビートダウン”?

やはり、争いを外から見るのは面白い。今年1年間、音楽配信チャートを席巻していたヒップホップグループが、いきなり曲をめぐって互いに攻撃し、喧嘩し始めた。さらにSimon Dをはじめ、Dynamic Duoなどの大物歌手まで巻き込まれた。彼らを狙ったE-Sensの曲は、所属事務所とアーティストの確執を暴く性格まで持っており、とても興味深かった。落ち着いた態度で言いたいことを全て話すE-Sensに、タフなGAEKO、Simon Dの曲が相次いで大きな話題となった。GAEKOがディスで対応するという意味で使った“コントロールビートダウン”は流行語になった。

もちろん、争いも続くとつまらなくなる。ファンはすぐに飽きたという反応を見せ、E-Sensは2回の猛烈な攻撃を最後にこれ以上ディス曲を発表しなかった。しかし、メロディカルな感性ヒップホップが中心となっていた状況で、再びタフになったヒップホップを歓迎するファンも少なくなかった。

ソルリ、これ本当?

IUがSUPER JUNIOR ウニョクとの怪しい写真を公開し、“セルフスキャンダル”を巻き起こした時も、miss A スジがソンジュンと仲良く立っている姿が撮られた時も、これほど話題にはならなかった。ファンの心を揺さぶったソルリの交際説の相手がCHOIZAとは。30代の男の心はそわそわした。

14歳も年の離れた男女が、手を繋いで街を歩き、乙支路(ウルチロ)の飲食店でおつまみを食べる姿が公開されると、話題は爆発した。交際説はお昼の時間に報じられたが、サラリーマンたちが集まったテーブルでは「ソルリー!」と叫ぶ珍しい光景も見られた。両側は仲が良いだけと交際説を否定したが、男たちは「アイドルはともかく、同じ年頃の男に取られるのはとても変な気分だった」と口を揃えた。

再びやってきた賭博事件

賭博事件は、やはり今年も発生した。今回はH.O.T.出身のトニー・アンと神話(SHINHWA)のメンバーアンディーだった。2人のほかにもイ・スグン、タク・ジェフン、BOOMなどが一斉に摘発された。

彼らが行ったのは、いわゆる“マッテギ賭博”というものだが、イギリスのプレミアリーグなど、スポーツの試合の結果を予想し、ブローカーにお金を送金してお金をかける形式で、1回当たり数百万ウォンまでかけられる違法賭博だ。アンディーはBOOMと一緒に500万ウォンの罰金刑を受け、トニー・アンは6日に初公判が行われた。

Ailee、この写真はいったいなぜ?

賭博事件は予想よりも静かに終わった。ちょうどAileeのヌード写真流出という大きな事件が報じられたためだ。11月11日、Aileeがあどけない顔立ちで上半身を露出したままポーズをとっている写真がネットやトークアプリを通じてあっという間に拡散され、Aileeはこのような類の事件の主人公の中で最も堂々と真正面から対応し、注目を浴びた。彼女の公式立場によると、この写真はアメリカに居住していた当時、下着モデルのスカウトを受け、カメラテスト用だと言われて撮ったものだった。実際は、女子大生を相手にした詐欺だったという。

この写真は遅れて流出されたが、Aileeはアメリカで最初に流布した人を捕まえるために対応している。それからわずか3日後の14日にMelOn Music Awardの舞台に立つなど、堂々とした行動でファンから熱い応援を受けた。

盗作? 参考? 似ているジャンル?

盗作疑惑は非常によくあることだが、ここに人気歌手や嫌われ者の歌手が関わると、その爆発力は凄まじいものになる。ロイ・キムはコンサートでチャン・ボムジュンに対して生意気な態度を見せ、盗作疑惑に発展した。音楽配信チャートを席巻したPrimaryはMBC「無限に挑戦」に出演して認知度を上げたかと思えば、盗作疑惑が浮上した。

記者の見解では、今年最高の“メンタル”はロイ・キムだった。6月上半期に大ヒットした「春春春」に遅れて盗作疑惑が浮上し、膨大な悪口が書き込まれたが、運悪くその時はロイ・キムがマスコミのインタビューを50件も事前に予約していた状況だった。普通このような事件が発生すると芸能人は隠れるのが一般的だが、ロイ・キムは予定された50件のインタビューを全て行い「本当に盗作なのか?」という質問に、一つ一つ答えた。

多少妙な事件ではあった。Acoustic Rainの「Love Is Canon」が発表されてから、ロイ・キムの「春春春」が発表され、その後「Love Is Canon」のウクレレバージョンが発表されたが、「春春春」とウクレレバージョンはとても類似していた。発表時期などをめぐって論争があった。ロイ・キムは相手の曲を聞いたことがないとし、Acoustic Rainはロイ・キムに申し訳ないという立場を表明したことで、事件はうやむやのまま一段落した。

バトンはIUに渡された。IUの「赤い靴」がNektaの「Here's Us」と似ているとの指摘が提起されたが、IU側は「ジャンルの類似性に過ぎたい」とし、「『赤い靴』はBフラットマイナースケールのコード進行で、Bフラットマイナ-bm7-cm7-cm6-f7sus4-f7に続き、「Here's Us」はドミナントスケールのコード進行で、Bフラットメジャーのワンコード進行」という即時かつ具体的な返事でその後の盗作対応のマニュアルを提示した。

ヒップホップブームをリードしていてディスに巻き込まれ、CHOIZAの交際説まで経験したAmoeba Cultureは、Primaryの盗作疑惑で多難な1年を終えた。相手のカロ・エメラルド側がSNSで随時コメントし、たまにからかうような映像まで掲載し、話題はなかなか収まらなかった。韓国でも強い口調でPrimaryを叱咤する教授まで登場し、結局MBC「無限に挑戦」とPrimaryは問題となった歌謡祭の曲「I GOT C」の配信サービスを中断するに至った。カロ・エメラルド側はまた、Amoeba Cultureと順調に対話しているとし、一緒に制作したいと伝えた状態だ。

続いてCRAYON POPも「Lonely Christmas」が日本のアニメ「ルパン三世」のテーマ曲と似ているという指摘を受けたが、作曲家は「ジャンルの類似性」と立場を表明した。
元記事配信日時 : 
記者 : 
イ・ヘリン
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