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【年末特集】自殺・告訴・盗作・批判…韓国音楽界の10大ニュース

マイデイリー
写真=マイデイリー DB、ソ・テジ ホームページ
2013年度の韓国音楽界は、予想していなかった大きな話題が続いた。“微笑みの天使”ソン・ホヨンの自殺未遂から、全国民が見守る中ではばかることなく悪口を吐いたヒップホップ歌手たちの“批判戦”に至るまで、簡単に面白くピックアップしてみた。

“自殺未遂”ソン・ホヨン、また笑います

2013年で最も衝撃的だった事件は、第1世代の国民的アイドルグループgod出身の歌手であるソン・ホヨンの自殺未遂であった。これに先立ち、ソン・ホヨンが所有する車でソン・ホヨンと約1年交際したと伝えられている女性が、遺書を残して練炭に火をつけて自殺した。しかし、その衝撃が収まる前に、死んだ彼女の葬儀が執り行われた翌日、ソン・ホヨンが自殺を試みて国民を驚かせた。火をつけた練炭が車に広がり、ソン・ホヨンの自殺は未遂に終わった。ソン・ホヨンは現在まで番組出演を中断している状態である。

暴露の果てに告訴まで…チャン・ユンジョン一家、泥沼の争い

事の発端は、SBSバラエティー番組「ヒーリングキャンプ~楽しいじゃないか~」だった。事前インタビューの内容が表面化されて始まった歌手チャン・ユンジョン一家の泥沼の争いは、長期戦となっている。チャン・ユンジョンが母親と弟によってデビュー後に稼いだお金を全て失い借金を抱えたという衝撃的な話は、終わることのない暴露戦を引き起こした。チャン・ユンジョンのアンチブロガーソン氏は、「チャン・ユンジョンが母親のユクさんを監禁、暴行、尾行した」などの名目でチャン・ユンジョンを告発し、ユクさんとアンチブロガーは、各種インタビューを通じてチャン・ユンジョンのイメージを下げることに熱を上げていたが、23日に「チャン・ユンジョン側からの3度の告訴に耐え切れなかった」とし、「これ以上チャン・ユンジョンを非難しない」と表明した。

Ailee、ヌード写真流出

歌手Aileeのヌード写真が、韓流サイトallkpopを通じて公開され波紋が広がった。所属事務所側は「Aileeがアメリカに住んでいた当時、下着モデルを提案されて詐欺に遭った」として、現在allkpopで働いている元恋人に、この件に関して相談していた際に写真を送ったことがある」と説明した。続いて所属事務所は、事件の発生地であるアメリカと韓国を並行しながら最初の流布者を探し出すという計画を発表した。事件後Aileeは差し支えなく番組出演を続けており、多くの芸能人仲間とファンからの慰めを受けた。

“噂と問題だらけ”芸能兵士、歴史の中に消える

芸能兵士の問題も欠くことはできない。SBSのニュース番組を通じて波紋を呼んだ芸能兵士の議論は、韓国の多くの男性たちの怒りを買った。携帯電話の使用と飲酒、私服着用などを通り越して、マッサージ店(風俗店)に出入りする歌手SE7ENや Mighty Mouthのサンチュの姿に、ファンの衝撃と怒りは頂点に達した。これによって国防部は、該当事件に関連する芸能兵士をはじめ、芸能兵士制度について全面的に検討を行い、SE7EN、サンチュ、RAIN、フィソンなどをはじめとする多くの芸能人たちが懲戒処分を受けた。その後、国防部は芸能兵士制度を廃止した。

“神秘主義”ソ・テジ、ベールを脱ぐ

歌手ソ・テジの再婚も影響力が大きかったニュースだ。これに先立ち、女優イ・ジアと極秘結婚し、離婚した後にそのニュースが伝えられ世間を騒がせたソ・テジは、今回は16歳年下の女優イ・ウンソンと電撃再婚のニュースを伝えた。イ・ジアの場合とは異なり、結婚前にあらかじめファンにそのニュースを伝えた。その後結婚式を挙げた二人は、ソウル平倉洞(ピョンチャンドン)の自宅でソ・テジの両親と共に新居を構えた。ソ・テジは結婚後も自身の日常と所感を盛り込んだ近況などを公開し、次第に神秘主義のベールを脱いでいる。

写真=B2Mエンターテインメント、Amoeba Culture、Chromeエンターテインメント
結婚も他の人たちとは異なった…セクシー歌手イ・ヒョリの“ハウスウエディング”

万人の恋人だと思われていた歌手イ・ヒョリの結婚も大きな話題だった。ギタリストのイ・サンスンと公開恋愛していたイ・ヒョリは、イ・サンスンと3年間の交際の末に結婚にゴールインした。特にイ・ヒョリは協賛がないことはもちろん、済州島(チェジュド)の別荘でごく少数の知人たちだけを招待してハウスウエディング形式の結婚式を挙げ、再度話題を集めた。当時済州島(チェジュド)にあるイ・ヒョリの別荘は、取材熱戦を避けるために厳重な警護が置かれる珍風景が見られた。

DUKE キム・ジフンさんの死亡…勝てなかった苦痛の重さ

混声グループTwo Twoとしてデビューした歌手キム・ジフンさんの死去は、12月に入って最も衝撃的な韓国音楽界のニュースである。この事件は、離婚と麻薬事件など芸能界での活動を長い間中断していたキム・ジフンさんが、約1年前からうつ病を患ってきたことなど、警察と遺族は様々な状況を考慮して自殺と暫定的に結論づけた。

ULALA SESSION イム・ユンテクさん死亡…だめだと言わないで、ノーと言わないで

ULALA SESSIONのリーダーイム・ユンテクさんの死亡もまた、とても悲しいニュースだった。胃がんのステージ4だったイム・ユンテクさんは、彼が闘病中であることを信じなかった人々の悪質な書き込みと冷たい視線にも関わらず、最後まで笑いと希望を失わなかった。そのために彼の死はより悲しいものとなった。特に、奇跡的に世の中に生まれた娘リダンちゃんの存在は希望の証拠である。

盗作疑惑“ジャンルの類似”は万能の盾か?

歌手Primaryの「I Got C」、IU(アイユー)の「ブンホンシン(赤い靴)」、ガールズグループCRAYON POPの「Lonely Christmas」、ロイ・キムの「春春春」など、今年の韓国音楽界には盗作をめぐる議論が横行した。「そうだ」「ちがう」などと意見が分かれたが、万病治療薬の“ジャンルの類似”により、うやむやになった状況だ。歌手にとって、盗作議論は致命的だという事実は明白だ。そのため、消えた火もまた確認して石橋を叩いてみよう。

ヒップホップの批判戦…「Control」ビートをダウンロードしている

ラッパーたちのラップ戦争だ。今年のヒップホップ市場を盛り上げた原動力でもある。E-Sens、Swings、GAEKO、Simon Dを含む多くのラッパーたちが、アメリカのケンドリック・ラマーの「Control Beat」をダウンロードした事件だ。たとえ竜頭蛇尾の状態で“批判戦”は終結したとしても、アイドル一色の韓国音楽界にヒップホップシーンを拡大させた一件でもあった。
元記事配信日時 : 
記者 : 
チェ・ジイェ
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