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SF9 チャニ&フィヨン&カン・ミナ主演「MIRACLE/ミラクル」はアイドルの青春ロマンス“ルイス派かシウ派…見どころで楽しいポイント”

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写真提供:「MIRACLE/ミラクル」日本語版製作委員会

9人組ダンスボーイズグループとしてのアーティスト活動をはじめ、最近ではメンバー個人での活躍にも注目が集まっているSF9。「SKYキャッスル~上流階級の妻たち~」や「女神降臨」など、大人気ドラマに出演し、演技力が高く評価されているチャニと、映画化もされたドラマ「トッコ・ビンはアップデート中」では主演を務め、俳優としても精力的に活動しているフィヨンが、本作で恋のライバル役を熱演した「MIRACLE/ミラクル」のDVDが好評リリース中。

今回DVDのリリースを記念して、チャニ、フィヨン、カン・ミナの3人によるオフィシャルインタビューが到着。本作の見どころやアイドル役を演じた背景など、語っている。

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アイドルの青春ロマンス「ルイス派かシウ派…見どころで楽しいポイント」

写真提供:「MIRACLE/ミラクル」日本語版製作委員会
――本作に出演を決めたきっかけと、最初に脚本を読んだ際の感想を教えてください。

フィヨン:これといって大きなきっかけがあったわけではないのですが、チャニと共演できるということで、チャニと一緒にいたかったので出演を決めました(笑)。台本を読んでみると、シウというキャラクターがとても魅力的な一方で、どう表現すべきか悩みましたし、いろいろと不安もありました。一生懸命準備はしたんですが、準備したものをすべて出しきれなかったような気もしていて、正直悔しさもあります。

カン・ミナ:監督から「一緒にやれたらとてもいいドラマになると思う」と連絡をいただき台本を受けとったのですが、ソリンは(「MIRACLE/ミラクル」の)直前に私が演じた役とはまったく異なる性格のキャラクターで、ドラマ自体の雰囲気もとても明るく、かわいいなと思ったんです。当時、ちょうどこういった明るいドラマを撮ってみたいと思っていたのですが、監督ともそういった部分で意見が一致し、出演しようと思いました。

チャニ:僕もルイスはこれまで演じてきたキャラクターとは少し違う雰囲気だったので、ぜひ挑戦してみたいと思いました。キャラクターがとても魅力的でしたし、ドラマ自体も面白そうで、出演できたらきっとすごく思い出になるし、楽しい作品になるだろうなと思ったんです。

写真提供:「MIRACLE/ミラクル」日本語版製作委員会
――本作は芸能界やアイドルを扱った青春ロマンスですが、皆さんが考える見どころは?

フィヨン:アイドルをテーマにした作品ではありますが、個人的にはパフォーマンスなどよりも、キャラクター同士の関係性やケミ(相性)が楽しい作品だなと思いました。

カン・ミナ:ルイスとシウはそれぞれまったく違う魅力のキャラクターなので、視聴者の皆さんの間でルイス派かシウ派が分かれるのではないかと思うのですが、それが見どころでもあるし、楽しいポイントになっていると思います。今回はルイスがすごく可愛かったけれど、次の回ではシウがとても魅力的で……というように、どちらのキャラクターと結ばれるのか気になる展開になっているのもとても楽しいです!

チャニ:熱い青春のストーリーに共感し、楽しんでもらえるのではないかと思います。恋をして、挫折もして、ドラマの中でさまざまなことが起こりますが、それぞれの出来事から展開するエピソードがとても面白いので、そういった部分を楽しんでいただければと思います。

写真提供:「MIRACLE/ミラクル」日本語版製作委員会
――ご自身が演じた役柄はどんなキャラクターですか? キャラクターの魅力や注目のポイントを教えてください。

チャニ:ルイスは海外を拠点にするワールドスターです。韓国で生まれたけれど幼い時に事情があって海外で活動することになるのですが、海外で大成功してワールドスターになります。トップを走り続け、自信満々で、常にNo.1というキャラクターなのですが、韓国でシウやソリンと出会い、一緒に過ごすことで人間味が際立つようになり、自身について改めて考えるようになる、そんなキャラクターです。

フィヨン:シウは大スターです。ルイスはソロアーティストですが、シウはアイドルグループに所属していて、グループの中でも一番人気があります。そんなシウにとってたった一つの“超えられない山”がルイスでした。シウはルイスを超えてこそトップスターになれるのですが、トップ中のトップで、あまりに高いところにいる存在で、なかなか関わることもできずにいました。ところが、あることをきっかけにルイスと一緒に活動する機会が生まれ……という設定です。そして、ソリンに一途です!(笑)

カン・ミナ:ソリンは高校時代にルイスの大ファンでした。ルイスに憧れてアイドルになる夢を抱き、オーディションを受けたり、ルイスのダンスを覚えて練習したりしていたのですが、ある日事故に遭い、後遺症のせいでアイドルの夢を諦めることになります。その後、大人になってからはシウが所属する芸能事務所に入社し、コンテンツクリエイターとして働くようになります。そんなある日、数年ぶりに自分が大好きだったルイスと出会い、一方でシウもソリンに近づいていき……というようにストーリーが展開していきます。
 

シンクロ率は何%?「僕は自由奔放に生きるタイプ」

写真提供:「MIRACLE/ミラクル」日本語版製作委員会
――ご自身が演じたキャラクターの魅力や注目してほしいポイントは?

フィヨン:シウは純粋で、情熱的で、頭がよく努力家です。でも決して傲ることなく、謙虚さも兼ね揃えています。何でもできて完璧な理想の息子という感じなので、実際の僕とはちょっと違いますね(笑)。そんなシウの魅力は、こんなに素晴らしい性格なうえに、たった一人だけを想い続けているという一途さです。ほかの子には見向きもせず、ソリンのことだけをずっと好きでいるんです。僕としてはちょっと不思議です(笑)。

カン・ミナ:不思議だなんて! 私的には全然不思議じゃないし、ソリンはそれくらい好かれる要素があるキャラクターだと思います!(笑) ソリンの魅力はまっすぐで、正直で、つらいことがあっても決して目をそむけずに乗り越えようと努力するところです。シウは一番親しい友達として、何年もソリンをそばで見守ってきたからこそ、愛をつらぬくことができたのではないかと思います。

チャニ:ルイスは一言で表現するなら「自信家」です。色で表現するなら「白」だと思います。純粋で、面白くて、すごく単純なキャラクターなのですが、それでも彼なりに悩んだりするところが可愛くもあり、魅力的だなと思います。

写真提供:「MIRACLE/ミラクル」日本語版製作委員会
――ご自身と演じたキャラクターのシンクロ率は何%? 似ているところと異なるところをそれぞれ教えてください。

フィヨン:10%くらいかな? まず、シウも人間だという点は僕と同じですね(笑)。二人とも高校を卒業しているし、職業も同じ。でも、それくらいかな。それ以外は全然違う気がします。シウはとにかく一途にソリンのことを想っていますが、僕は“自由”を追い続けてきたタイプなので、その点でも違います。性格的な部分だと、シウは思慮深くて軽々しい行動や発言をしませんが、僕はそうじゃありません。軽々しく生きています(笑)。僕は自由奔放に、自分の夢に向かって生きるタイプです。

カン・ミナ:40%くらいだと思います。私もソリンのように明るくて、思ったことをすぐ口に出すところは似ていますが、そっくりというレベルではないかなと思います。ソリンはちょっと鈍感で、もどかしいところがあるんですよ。2人の男性から好かれていることにもずっと気づかないし。誰の目から見ても明らかなのに(笑)。正直、私も脚本を読みながら、ドラマを見ている人からしたら相当もどかしいだろうし、「なんで気づかないの!?」って思われるんじゃないかなと思ったりもしました(笑)。私はソリンよりは空気を読めますよ! 誰かが自分のことを好きだったら、気が付くと思います(笑)。

チャニ:う~ん、僕は……60~70%くらい? わりと似ていると思います。ルイスはとてもシンプルな生き方をしているんですよね。考え方も単純だし。僕もルイスと環境こそ違えど、同じようにシンプルな生き方をしているので。違うところは、ルイスの自信に満ち溢れているところ。僕はどちらかというと反対の性格なので、そういうところはうらやましくもありました。

写真提供:「MIRACLE/ミラクル」日本語版製作委員会
――表情、話し方、立ち振舞いなど、役を演じる上で意識的に心掛けたことはありますか?

チャニ:ルイスは自信にあふれたキャラクターなので、監督からいつもエネルギッシュに演技をするように言われたんですが、僕は普段おとなしい性格なので、その点は気をつけて演じるようにしていました。まなざしについても「メラメラと燃えるような目つきで」というディレクションがあったので、気を遣いました。燃えるようなまなざし……!

カン・ミナ:私が監督から繰り返し念を押されたのはたった一つ、「愛おしそうな目つきをしないこと」でした。ソリンは二人から愛されているので、それぞれに愛おしそうなまなざしを向けると思わせぶりな態度をとっているように見えるということで(笑)。ソリンはどんな時もまったく何も知らない状態でいなければならないし、純粋に二人と接しなければならなくて。この作品に出演するまでは恋が実ったり、誰かを思って涙を流すようなキャラクターを演じることが多かったので、私としてはロマンチックなシーンに感じられる部分があったんですが、監督からは「ソリンにとってはロマンスではないから、愛おしそうなまなざしをしないように」と指示されることが多々あり。ことあるごとに監督から「目つきをしっかり!」と言われました(笑)。できるかぎり淡白に演じるように努力しました。

フィヨン:僕は言葉づかいや話し方なども含めて、まっすぐで、真面目であろうと努力しました。普段の僕はわりとぼそぼそと話すし、自由気ままに発言するタイプなんですが、シウはそうあってはいけない気がして。グループのリーダーだし、学生時代は生徒会長もしていたキャラクターなので、だらしない言葉遣いは合わないと思い、ヘアスタイルなども含めてできるだけしっかりした人に見えるように努力をしました。
 

芸能界が舞台のドラマ「失敗や努力する姿も描いてリアル」

写真提供:「MIRACLE/ミラクル」日本語版製作委員会
――本作は芸能界を舞台にしたドラマですが、実際に歌手や俳優というお仕事をされているからこそ共感できることはありましたか?

チャニ:ルイスが韓国にやってきてホテルの外に出られず過ごしているシーンです。実際に芸能の仕事をしていると行動に気をつけなければならないし、出かけるときも注意しなければいけないことが多いんですよね。そういう部分は自分にも通じるところがあるなと思います。ですが、ルイスは部屋を脱出して外に出かけるので、そこはカッコいいなと思いました。僕は脱出できなかったので(笑)。

カン・ミナ:よくドラマで芸能人が描かれる時は、成功している姿だったり、すでに芸能人という職業についているキャラクターであることが多いのですが、ソリンは一度夢を諦めていたり、再び挑戦する過程でも主人公だからだといって簡単に成功したりはしません。また練習生として一からスタートをするし、オーディションプログラムに出ても落ちてしまったりします。そんなふうにドラマの主人公だからといって一度に成功するのではなく、失敗したり、努力する姿をしっかりと描いているので、ご覧いただく方にも納得してもらえるのではないかなと思いますし、とてもリアルだなと感じました。

フィヨン:ミナさんも話してくれましたが、このドラマではアイドルになるために練習する過程や、どんなことも簡単に叶うわけではないということをしっかり描き、よい例を提示しているなと思いました。ルイスも一度は成功しますが、いいことばかりが起こるわけではありませんし、そういったところに現実味を感じます。

写真提供:「MIRACLE/ミラクル」日本語版製作委員会
――印象に残ったセリフなどはありましたか?

チャニ:印象に残っているセリフは、ルイスが歌う「Shining Star」という曲の歌詞です。「You are my shining star」という歌詞がドラマのテーマによく合っているなと思いました。

カン・ミナ:印象に残っているセリフはシウのセリフです。劇中にシウが「最初はソリンのためにアイドルを始めたけれど、努力をするうちにこの仕事が好きになった」というような話をする場面があるんですが、そのセリフを聞いた時に最初から「芸能人になろう!」と決めて芸能人になったわけではなくても、仕事をしながらだんだんとその魅力を知っていき、その仕事に夢中になるケースもあるんだなとふと思って。私はどちらかというと「演技をしよう!」「芸能人になろう!」と決めて大学の専攻を選んで……というタイプだったので。シウというキャラクターをとてもよく説明している一言でもあり、とても印象に残っています。

フィヨン:僕はセリフよりも、シウが告白するタイミングが印象に残っています。いつも告白するタイミングが悪くて(笑)。練習して、振られて、また練習して、また振られて……(笑)。そんなシウが印象的でした。
 

夢に向かって頑張っている人たちへ「健闘を祈っています」

写真提供:「MIRACLE/ミラクル」日本語版製作委員会
――本作では目標に向かって試練を乗り越えていく若者たちの物語が描かれていますが、歌手としてデビューの夢を叶えたり、演技という好きな仕事をしている皆さんから、夢に向かって頑張っている人たちに応援のメッセージを伝えるなら?

チャニ:正直、僕もまだまだ立派な言葉をかけられる立場ではないのですが、最後まで諦めずに走り続ければ叶えられると信じて、頑張ってください!

カン・ミナ:どんな選択をしたとしても、どうしても後悔はしてしまうものだと思うんです。私は「それでもその当時はこれが自分の最善の選択だった」と考えるようにして、忘れようと努力をするタイプです。「どうしてこんなにつらくて、うまくいかないんだろう」と思うことがあったとしても、やっぱり自分が好きな仕事をするというのが、一番つらくない、いい選択だと思うんです。好きな仕事をするためにつらさを経験するのも、やりがいの一つだと思うので、頑張ってください。応援しています!

フィヨン:今つらいと感じている人も、今のその瞬間は、おそらく一番大変な瞬間ではないと思うんです。だから、楽しむのが一番だと思います。本当につらく苦しい瞬間は、夢と希望を失った時だと思うので。それまでは一生懸命頑張ってください。健闘を祈っています。

写真提供:「MIRACLE/ミラクル」日本語版製作委員会
――最後に、ドラマを楽しみにしている日本の視聴者へのメッセージをお願いします。

フィヨン:まずは、ドラマを待ってくださり、楽しみにしてくれている視聴者の皆さん、愛しています。一生懸命頑張るのでたくさんの応援をよろしくお願いいたします。とても楽しい作品なので、ご覧いただくことで皆さんの“癒し”になればと思います。ファイティン!

カン・ミナ:ご覧いただけばとても気分がよくなる明るい作品なので、ドラマを見ていただくことで、ほんの少しでも明るエネルギーを受け取ってくださるとうれしいです。「MIRACLE/ミラクル」をよろしくお願いします!

チャニ:楽しみながら見ていただけるとうれしいです。気軽に、楽しく、ハッピーに、楽しんでいただけると嬉しいです。

写真提供:「MIRACLE/ミラクル」日本語版製作委員会

■リリース情報
「MIRACLE/ミラクル」
DVD-BOX1 発売中
DVD-BOX2 2022年11月2日(水)発売
各13,200円(税込)/12,000円(税抜)
※レンタルDVD同時リリース

発売元:「MIRACLE/ミラクル」日本語版製作委員会
販売元:TCエンタテインメント
© JTBC Studios Co., Ltd & Across Co., Ltd. All rights reserved
予告編:https://youtu.be/Tv707NU9WNM

元記事配信日時 : 
記者 : 
Kstyle編集部
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