日本映画のヒットで大注目…KADOKAWAと韓国企業BY4M STUDIOが合弁会社を設立
写真=BY4M STUDIO6日、BY4Mは「当社の出版事業部門を分割し、KADOKAWAの有償増資を通じて合弁新会社を設立する」と明らかにした。
KADOKAWAグループは、出版、映像、ゲーム、ウェブサービス、教育など、多彩なポートフォリオから成るIP(Intellectual Property)を安定的に創出し、全世界に広く展開することを中核とした「グローバル・メディアミックス with Technology」の推進を基本戦略として掲げ、これまで北米・中華圏・東南アジア圏を中心に、海外拠点の事業基盤強化・拡大を進めてきた。韓国では映画「君の名は。」「すずめの戸締まり」「新世紀エヴァンゲリオン」「ナミヤ雑貨店の奇蹟」などで知られており、韓国の企業とパートナーシップを結び、現地法人を設立するのは今回が初めてとなる。
BY4Mは「楽しさがあるすべての場所に」という企業モットーを掲げ、独自のデジタルマーケティング及びOSMU(ワンソースマルチユース)事業力をもとに、これまで海外オリジナルIPを発掘し、出版・映画産業で様々な作品をヒットさせた実績がある。
写真=「今夜、世界からこの恋が消えても」ポスター韓国・ソウルに設立する合弁新会社は、KADOKAWAが保有する様々なIPとBY4MのデジタルマーケティングおよびOSMU事業能力をもとに、韓国市場で拡大展開することを目指す。BY4MとKADOKAWAは、今後両社がそれぞれ保有するOSMUインフラをもとに、日本と韓国をそれぞれ起点としたクロスボーダー・メディアミックスの展開拡大など、原作IP基盤の映像事業を含む付加事業の拡大と新規領域への進出にも力を入れていく計画だ。
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- チャン・ウヨン


