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「DNAラバー」チョン・インソン“SUPER JUNIOR シウォンさんの才能が羨ましくなった”

Newsen
写真=BLITZWAY STUDIO
女優チョン・インソンが、ドラマ「DNAラバー」で相手役として共演したSUPER JUNIORのシウォンのおかげで笑いが絶えなかった撮影現場の雰囲気を伝えた。

彼女は最近、ソウル江南(カンナム)区のあるカフェで、TV朝鮮の週末ミニシリーズ「DNAラバー」放送終了のインタビューを行った。

劇中、数々の恋愛で失敗した後、遺伝子を通じて自身の運命のパートナーを探そうとする遺伝子研究員のハン・ソジン役を演じたチョン・インソンは、制作陣にヘアスタイルまで提案するなど、作品に没頭した。

彼女は「作品ごとにPinterestでフォルダを作って、スタイルやヘアメイクなど、インスピレーションを得られるような写真を保存しておくんです。今回もすぐに思い浮かぶヘアスタイルがありましたので、その写真を監督や脚本家さんに見せ、説得して髪を切りました。私が初めて提案したのは、映画『シングルス』のチャン・ジニョン姉さんや『アメリ』のような髪でしたが、脚本家さんがくせ毛の優性遺伝子を持っていた方がよさそうだと、パーマはかけてほしいと言いました」とし、「それらを反映させてあのスタイルになりました。監督はややビンテージ感のあるウォームトーンを望んでいましたが、私は原色のチェック柄を想像していました。そのようなスタイルから、ソジンのキャラクターが表現されたらいいなと思いました。ぱっと見た時に目につく人で、ユニークに見えたらと思いました」と語った。

スタイリングについて反応が分かれたことも淡々と受け入れた。彼女は「好き嫌いがあると思いましたが、自分では満足しています。女優という職業の特性上、気の向くまま切ってしまってはいけませんが、実はショートヘアが好きなんです。久しぶりに役のために切って私自身もすっきりしましたし、ソジンというキャラクターにもっと没頭できるようになりました。好き嫌いがあるので、次はそのようなことを考えてキャラクターを作らなければならないと思いました」と答えた。

ヘアスタイルの他にも、現場で意見を出したことが反映された部分はあるかという質問に彼女は「私だけじゃなくて、シウォン兄さんが“アイディアバンク”でした。現場で提案すると、監督がよく受け入れてくれました。台本の通り撮ってみて、リハーサルをして面白いものができたら、そのバージョンでも撮ってみました。本当にたくさん笑いました」と説明した。

制作発表会の時、彼女は深呼吸をして行かなければならないほど、シウォンと撮影する時は笑いが我慢できない瞬間が多かったと伝えた。これに対して彼女は「兄さんが最初は台本通りに上手に撮ります。でも、『私たちが撮るべきものは全部撮った』と思った瞬間、とても攻撃的なユーモアを投げかけます。アドリブもしますが、突然体でも笑わせます」とし、「体を張って笑わせてくれますのでとても楽しいですが、『私が我慢しなきゃいけない』と思って我慢しました。でも、兄さんは笑うまでやります。兄さんの素晴らしい才能を如実に感じました。撮影しながらも、ソジンは偽の狂気で、兄さんが本当の狂気だと言ったことがあります。兄さんを見ながら(その才能が)欲しいと思いました」と話した。

爆笑を誘った「増毛エピソード」も公開した。彼女は「さらにそのシーンを撮る時、兄さんが隠していて、撮る前に突然見せてきたんです。我慢できるはずがありませんよね。『我慢してみろ』という感じで笑わせます」とし、「アナザーレベルのセンスを感じました。アドリブで笑わせる方がいて、行動で笑わせる方がいますが、普通は一つだけやる場合が多いです。兄さんは両方でした。病室に横になっているシーンで安心していたら、指なんかでも笑わせます」と振り返った。

SUPER JUNIORのイトゥク、シンドンと共にカラオケで「Sorry, Sorry」を歌うシーンも話題になった。当時の状況を尋ねると、チョン・インソンは「『この貴重な公演を見ながら私が座っていてもいいのだろうか』と思いました。シーンの雰囲気に合わせて泣き顔でいなければならなかったのですが、拍手を送りたい気分でした」とし、「でも、カメラを見てしまいNGが出ました。歌う部分だけ撮ろうと言われて、クレーンカメラが動き始めたら、その時からずっとカメラを見ているんです。シウォン兄さんも他のシーンを撮る時は全くそんなことはありませんでしたが、自分でも知らないうちにカメラを見るようになると言っていました」と説明した。

彼女は作品を視聴し、彼の新しい面に驚いたという。彼女は「ソジン、ヨヌ(シウォン)が二人きりだった時は、思いっきり楽しんで次の話を進めてみようと言っていました。そのため兄さんが私をもっと笑わせようとしたのかもしれません」とし「放送で兄さんが泣いて、父親と対立するシーンを見て驚きました。後半で真剣になるシーンがもちろんありますが、私の前では涙を見せたことがありません」と明かした。

劇中、ソジンは自分と全く異なるヨヌとガンフン(イ・テファン)に同時に愛される。チョン・インソンとしてはどのような選択をするかと聞くと、彼女はヨヌを選び、「私の論理と理性と世界を揺るがすほどの存在だと思ったら、その人を本当に運命だと思って、その愛にかけてみたくなるだろうと思います。ガンフンの優しい愛だけがあればむしろ悩んだと思いますが、『DNAラバー』というタイトルが存在して、ヨヌになるような気がしました」と答えた。

チャン・ミウン(チョン・ユジン)のような女友達についても、俳優たちと話し合ったという。彼女は「シウォン兄さんはガンフンのような男友達は話にならないと言っていましたが、テファンと私は理解できると思いました。そしたら、シウォン兄さんが『まったく知らないんだな』と言っていました(笑)」と伝えた。

雪や梅雨など、避けられない状況のため撮影スケジュールが変更となり、後半は余裕がなかったことが残念だったという彼女は、やや低かった視聴率についても率直に語った。

彼女は「とても残念です。でも、最近は後からまたご覧になる方々もいらっしゃると聞きました。オリンピックが過ぎたら、錚々たる作品が一斉に始まりました。ジャンルが重なるものが一つもなく、様々なものがありました。個人的には今回の作品のメッセージがとても良かったです。私がこの話を伝えることにもわくわくして嬉しかったです。後からでも口コミで広がって、もっと作品をご覧になる方が増えてほしいです」と話した。
元記事配信日時 : 
記者 : 
イ・ハナ
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