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NewJeans、ADORが送った内容証明に対する返信を公開「誤解が解けることを願っている」

Newsen
NewJeansが、ADORから受け取った返信内容を公開した。

本日(29日)、NewJeansはADORが送った公文書の全文を公開した。28日に発送された同文書は、ADORのキム・ジュヨン代表が発信者であり、ミンジ、ハニ、ダニエル、ヘリン、ヘインの5人が受信者となっている。これは「11月13日付内容証明郵便に対する返信」というタイトルで送られた。

ADORは「思いもよらず、親会社(HYBE)と前代表取締役(ミン・ヒジン)間で法的紛争が発生し、代表取締役が交替するという変化もあったが、ADORと職員たちは変わらずアーティストの芸能活動を誠実に支援してきた。また、より大きな飛躍を夢見てこれからの芸能活動のための契約交渉、および締結を行ってきた」と明かした。また「来年の活動計画を策定するために必要なアーティストとの面談が実現することを心から願っているが、機会を得られずにいる。このような状況になってしまったことは非常に悲しい」とつけ加えた。

そして「弊社の努力が、アーティストが望む特定の方法でなかったり、主観的な期待にそぐわないからといって、これを専属契約に違反したとは言えない」とし「アーティストが専属契約違反だと主張する理由のほとんどはADORではなく、第3者の言動が問題になったものだ。第3者にアーティストが要求する事項をそのまま履行するよう強制する方法において、限界もある」と主張した。

また「突然専属契約を解除したいという意志を表明したことにも非常に当惑しているが、アーティスト側が主張する事案が、どのような理由と根拠で専属契約の重要な内容に反したケースに当たるのか、まともに説明されていないことも残念だ。法律的にだけ見れば、ADORが専属契約を解除されるほどの違反をしたのか、アーティストの今回の是正要求がアーティストの主張どおり専属契約の解除を前提とした是正要求に当たるのかは疑問だ」と反論した。

HYBEが「ニュー(NewJeansを指す)を捨てて新しく(グループを)組めばいい」と決めたことに対し、必要な措置をとってほしいというNewJeansの要求にADORは、「同レポートは私たちではなく、HYBEで作成したものだ。HYBEに説明を要請し、HYBEがNewJeansを捨てるという内容ではなく、特定の行為を決定して指示した内容でもないという事実を明確に確認した」と答えた。また「アーティストに数回にわたって面談を要請し、このような誤解はアーティストが一度でも面談の要請に応じたなら、すぐに解消されたはずだった。私たちの要請をすべて断った彼女たちが、インターネットコミュニティ上の一部の意見やマスコミの報道などに基づいて内容証明を送ったことに対し、残念に思っている」と伝えた。

先立ってNewJeansは、BELIFT LABのマネージャーがハニに対して「無視しろ」と発言したことについて、措置を要求した経緯がある。これに対しADORは「法律事務所にBELIFT LABの公式コメントによる名誉棄損成立の可能性について検討を依頼したが、すでに両親に説明した通り、名誉毀損の成立は難しいという意見を受けた」とし「外部の法律事務所にハニが言及した部分の防犯カメラ映像が保存されていないことに対し、証拠隠滅罪、その他の刑事上の犯罪成立の可能性および関係者を懲戒できるか追加の検討を依頼したが、証拠隠滅罪が概念として成立せず、その他の方法を想定しにくいという意見を受けた」と説明した。

NewJeansの練習生時代の写真や動画などを無断で公開したことに対しては、「私たちが公開したり、流布した主体ではないため、直接削除できない状況であることはアーティストも理解しているはずだ」とし「ADORは問題を認知した直後、動画の掲載を中止する措置を取り、記事の中の動画2本が全て削除されるように措置をとった。その後、記事の中に残っている動画がまた見つかり、直ちに連絡を取り、掲載を中止するようにした。そこから派生した一部の映像も削除を要求した」と知らせた。また「流出の経緯を把握するため積極的に努力した。アーティストが自ら肖像権侵害の訴訟を行おうとするのならば、私たちは必要な資料を提供する予定だ」と明らかにした。

アルバム押し売り(制作会社が初動販売枚数を増やすために、販売会社に莫大な量を任せること)でNewJeansの評価が下げられた状況の解決、「アーティストが称する押し売りが具体的にどのような行為なのか明確ではないが、4月頃に問題提起した行為ならば、ADORは当時、HYBEからアルバムの押し出しはなかったという点を確認した」とし「HYBEの努力とは別に、私たちもアーティストの成果に対し、誤解が発生しないよう、より積極的に説明する」と伝えた。

最後に「アーティストが要求した事項の一部は多少抽象的だったり、過度に広範囲であり、私たちの権限および業務範囲を越える事項も相当数あった。それでも、ADORは要求事項に対してできる最善の措置を取り、進捗状況についても周期的に共有し、円満にコミュニケーションすることを願う」と強調した。

続けて「私たちはこの内容証明でアーティストの誤解が解けることを心から願っている。アーティストが今回要求した事項について、これまで私たちが対外的に沈黙したり、できるだけ自制するしかなかったのは、アーティストのイメージを守るためだった。このような会話を公開するよりは、別途議論するのがより効果的で、アーティストのイメージや利益のためにもよいと信じている。したがって直接会い、十分に協議し、コミュニケーションすることを真剣に考慮してほしい」と呼びかけた。

これに対し、ADORは返信内容について「昨日の記者会見後の(我々の)立場同様、今からでも心を開いて会って本音で話せることを望み、アーティストの活動を支援し、グローバルアーティストとしてさらに成長できるように最善を尽くすという意志が込められている」と伝えた。また「ADORはアーティストをマネージメントする企画会社として、アーティストの要求を満たすことができる最善の措置を引き続き講じていく」と強調している。

・NewJeans、ADORとの契約解除を発表「何の是正も行われなかったと判断」

・NewJeans、今後の活動は継続「グループ名も諦めない」

・NewJeans、ミン・ヒジン前代表との活動を希望「私たちと同じ気持ちだと思う」

【ADORのメールおよび回答全文】

0. メール全文

ミンジさん、ハニさん、ダニエルさん、ヘリンさん、ヘインさん

内容証明を受け取った後2週間、もしかしたら一度でも直接お会いできるかなと期待してみましたが、結局直接お会いできず、メールでお伝えすることになり複雑な心境です。

これまでの14日間、ADORの職員たちは大きな挫折感と悲しみに陥っていました。NewJeansのメンバーの皆さんが私たちにとって唯一のアーティストであるだけに、不安を感じる職員もいました。ですが、私たちはNewJeansの皆さんの事務所であるという本質を忘れず、メンバーの皆さんの要求事項を綿密に検討し、是正要求に対する回答を本当に熱心に準備しました。ある部分は、ADORで行った行為ではなかったり、直接措置を取ることができず、14日という時間が少し足りないと感じるほどでしたが、それにもかかわらず他会社との協議、または確認を通じて、与えられた時間の中でできる最善を尽くしたと考えます。追加で気になる事項や要求事項があれば、いつでもおっしゃってください。

同時に、我々従業員たちは、来年度の活動計画とフルアルバムのコンセプトを一生懸命に企画しています。一週間前、ヒジンさんがADORとNewJeansの皆さんと共にすることは難しいという意思を通告された点はとても残念ですが、失望するには私たちの状況があまりにも切実であるため、一週間という短い時間ですが、その間メンバーの皆さんと過ごした楽しい時間を思い出し、皆さんの潜在力を引き出せる、さまざまな国内外のプロデューサーラインナップを検討し、全般的に肯定的な方向に進んでいます。もちろん、私たちの心は今でも開けていますので、ヒジンさんの気が変わってADORに戻り、NewJeansのプロデューサーになってくださるのであれば、この上なく素敵だと思います。今日、理事会でADORの従業員が力を合わせて作ってくださった来年度の活動計画とフルアルバムのコンセプトについて報告を受けましたが、皆さんが一緒に参加さえしてくだされば、皆さんの真心を込めた、皆さんのカラーが際立つ素敵な音楽が出来上がると信じて疑いません。

私が内容証明を受け取り、最も驚いた部分は、我々が何の計画もなしに皆さんを放置するのではないかと懸念されている点でした。しかし、HYBEのイ・ジェサンCEOも今日私に連絡をくださりましたが、皆さんが望むのであれば、HYBEグループの力量、グローバルネットワークを基盤とした、グローバルレベルでのあらゆるサポートを惜しまないとのことでした。数回にわたりお伝えしましたが、我々はNewJeansの来年度の活動計画を誠実に準備してきましたし、我々は皆さんにこれをお伝えする機会が来ることを心待ちにしています。

今日午後4時頃、皆さんにお送りする返信を速達で発送し、私が今日さまざまな会議などで忙しく、返信を添付したメールをお送りすることができなかったのですが、今夜8時半に記者会見をされると聞きました。今回、我々の回答を通じて、皆さんの誤解が解けることを願います。可能であれば、顔を合わせて会話をしたいです。日本スケジュールをこなしながらゆっくり考えて、日程を教えてもらえればと思います。今日の記者会見での言葉にも傾聴したいと思います。

ありがとうございます。

ADOR代表 キム・ジュヨン

1. 我々の基本立場

ADORとADORのすべての従業員は、これまでADORの大切なIPであり自慢であるアーティストの芸能活動をサポートするため、物心両面で最善の努力をしてきました。

アーティストとアーティストのご両親が、生配信やインタビューなど、対外的にADORに対する立場を着実に明らかにしていますが、私たちとは会話やコミュニケーションを通じて誤解を解いて、問題を解決する機会が遮断されたような気がして残念です。

ADORは懸案事項があるたびに取締役の意見を集め、合理的な問題解決のために努力してきました。このような努力がアーティストが望む特定の方法ではなかった、または主観的な期待に及ばなかったからといって、これを専属契約違反とすることはできません。

アーティストが専属契約違反と主張する相当数の事案は、ADOR以外の第三者の言動に関するものです。アーティストとご両親が要求された措置の中には、特定の人の謝罪、特定の人との合意のように、第三者にアーティストが要求する事項をそのまま履行するよう強制する方法がない、やむを得ない限界があるものもあります。また、法的根拠と客観的な証拠が明確でない状況における第三者に対する法的措置の要求のように、アーティストの利益と発展を図り、アーティストの名誉と評判を大切にしなければならない専属契約の目的に照らし合わせ、会社が取るには適切でない措置もあります。

これまで何度もアーティストや保護者の皆様にご説明してきたにもかかわらず、本件の内容証明で再びこのようなことが繰り返され、問題視されたことを大変残念に思っております。どうか、対話と協議を通じてお互いの誤解を解き、今の状況を解決できることを願っています。

2. 事案ごとの立場と追加措置等の説明

A)HYBEが「ニュー(NewJeans)を捨てて新しいものを作ればいい」という決定を下したことに対して、NewJeansのマネジメント社として必要な全ての措置を取ってほしいという要求に関連して、ADORはHYBEが作成したモニタリング文書に記載された「ニュアル(NewJeans、IVE、LE SSERAFIMを合わせた造語)というワーディングで数日間苦しんだのに、ニューを捨てて新しいものを作ればいい」というフレーズに関して、アーティストが持っている誤解を十分に釈明する機会がなかったことを非常に残念に思います。

アーティストは、HYBEのモニタリング文書に記載された当該文言の意味について、「ニュアル」を、HYBE傘下レーベルからデビューした女性アイドルグループ、アーティストであるILLIT、LE SSERAFIMをNewJeansと一緒にまとめて指すものと捉え、「NewJeansを捨てて新たな展開をする計画」を意味するものと考え、当該表現をアーティストに対する差別、不当な扱い、および相互の信頼関係の喪失の有力な根拠として挙げました。

HYBEはADORの要請により経緯を確認し、メールを通じて、当該文言は2023年5月ごろのLE SSERAFIMセクションに掲載された内容で、ILLITのデビューメンバーを決めるオーディション番組が放送される前だったため、「ニュアル」の「ア」は決してILLITを指していないことを含め、詳細な回答を提供し、アーティスト側がレポート内容を誤解していた点を説明しました。

当時、一部のメディア報道やコミュニティなどで「NewJeansと他レーベルの某グループ、そしてLE SSERAFIM」の3グループを“第4世代ガールズグループの代表”とまとめて「ニュアル」と称しましたが、3グループ感の音源ランキングなどを比較する過程でLE SSERAFIMが否定的なフィードバックを多く受けたため、LE SSERAFIMとしてはあえて「ニュアル」という名称でまとめられ、他の2つのアーティストと比較されるよりは、当時共に初動売上100万枚を達成した他の女性アイドルグループと一緒に位置づけられながら、独自の道を構築するのが良いのではないかという筆者の個人的なアイデアを提案したものだという点も伝えられました。

実際に当該レポートが作成された2023年5月以降の動向をみても、アーティストはADORはもちろん、HYBEの全面的なサポートのもと、アルバムをリリースするなど最も成功的な活動を展開し、今年ADORの理事陣が変更になった後も、東京ドームでのファンミーティングを成功させました。

つまり、上記の「ニュー捨てて」の意味は、すでに大成功を収めたNewJeansと比較されるカテゴライゼーションを「捨てて」、LE SSERAFIMが別の自己領域を作るべきだという筆者の考えであって、HYBEがアーティストを捨てるという意味では全くありません。HYBEもアーティストが誤解しているような決定や指示はしていないという事実を明確に確認し、常識的にもADORの最大株主であるHYBEが、ADORの唯一のアーティストを捨てろと決定し、指示する理由がないという点を伝えてきました。

当社はそれにもかかわらず、当該表現に接し、驚きと不快感を覚えたアーティストの気持ちを十分に理解しています。そのため、当該レポートが国会で公開された後、アーティストに説明と謝罪のための面談を提案しましたが、アーティスト側が面談を拒否したため、まずはメールを通じてでもHYBEからの謝罪を伝えたことがあります。その後もHYBEは、レポート内の一部過激な表現について、アーティストが望むのであれば、いつでも直接会って謝罪を伝えたいという意思を伝えてきました。一方、HYBEでは既に、当該レポートの作成を即座に中止し、作成者は役職を解任されたことをお知らせしています。

B)ハニさんに「無視しろ」と言った他レーベルのマネージャーに対し、ADORがどのような措置も取らず、問題を放置したという主張について

ADORは、ハニさんが最初に問題を提起した時から、該当レーベルに強く抗議するため、該当レーベルとHYBEに事実関係を確認し、客観的な根拠となる資料を確保しようと努力しました。それにもかかわらず、アーティスト側で問題視された状況が客観的な根拠資料として確認されなかったことは、非常に残念なことです。このような経緯をアーティストとご両親に丁寧に説明してきましたが、内容証明で要求された通り、改めて経緯を確認し、法的な検討を受けて回答させていただきました。

まず、上記事案に関して、ADORとHYBEが意図的に特定の監視カメラの該当部分を削除したのではないかという誤解があるため、これを訂正する事実関係を説明します。

ADORはHYBEに「無視しろ」発言が問題視された場面が保存処理されなかった具体的な経緯を説明してほしいと要求し、HYBEから以下の点を確認しました。セキュリティチームは監視カメラの確認要請を受けた時点で、保存されている監視カメラの映像30日分と、両社アーティストおよびメンバーの入退室記録をすべて確認しました。当該監視カメラを実際に確認した担当者は、2人のアーティストが挨拶する場面1回以外、監視カメラの画面上の特異点を発見できなかったため、当該シーンのみを保存したものと把握しました。さらに、関係法令に基づき、期限を過ぎた監視カメラ映像は自動削除されているため、例外で保管処理された部分を除き、他の部分は保存されていないとのことです。

ただし、アーティストの権利と名誉を守るため、当該レーベルが発表した声明によるアーティストへの名誉毀損、HYBE側の証拠隠滅成立の可能性について、外部法務法人に検討を依頼しましたが、認められにくいという意見を受け取りました。

上記のような状況を考慮し、当社は当該レーベルに対して法的措置を取ることは困難であり、アーティストのイメージと保護のためにも適切ではないと判断しました。ただし、アーティストの名誉回復の観点から、11月27日にアーティストの立場を支持し、当該レーベルに相互尊重の態度を示すよう求める声明を発表しました。

C)HYBEのPR職員の不適切な発言に対し、ADORの措置を求める要請について

当社はHYBEのPR職員による発言で、アーティストが抱いた不快感や懸念について、改めて深くお詫び申し上げます。当社もHYBEのPRに直ちに意義を申し立て、再発防止のための措置を求めるなど、合理的に必要な措置を講じました。

当社は7月、当該職員が所属している組織の最高責任者(役員)に事実関係の確認を促し、再発防止策を要求し、当該組織はADORの取締役会に再発防止案を伝達しました。ADORは、上記の再発防止案を基に取締役会レベルの議論の後、HYBEにADOR及びアーティスト保護のための追加的な措置を取るよう強く要求しました。これに対し、HYBEは当該職員に対する注意措置など、要求をすべて受け入れたことを知らせました。

また、アーティストが内容証明により、当該メンバーに対して刑法上の名誉毀損の告発措置を要請してきたため、外部の法律事務所に名誉毀損の成立の可能性に関する検討も依頼しましたが、名誉毀損は認められにくいという意見を受け取りました。

一方、アーティストは、HYBEのPRチームを通じてアーティストの広報業務を遂行することに懸念を表明し、ADORとHYBEの間で締結された支援サービス関連契約の解約を要請しました。これは会社の経営判断に属するものであり、上記のような事実関係に照らして業務支援サービス契約の解約が適法に認められることは難しいと思われ、業務空白を防ぐための実務的な代替案を用意することも実質的に難しい状況です。しかし、当社はアーティストの意見を尊重し、ADOR内部にアーティスト専属のマーケティングチームを新設する方法を検討中です。

D)練習生時代の写真、動画などがメディアを通じて無断で公開され、削除されなかったという主張について

当社もアーティストの練習生時代の写真や動画などが、特定のメディアを通じて公開された点について、深い遺憾の意を表します。当社は問題を認知した直後である7月23日から、HYBEのデジタルプラットフォーム関連チームを通じて、動画に対する掲載中止の措置を取り、該当メディアに数回削除を強く要請するなど、最善の努力をしましたq。

これにとどまらず、最初に映像をコピーし、YouTubeなど国内外のプラットフォームに追加で掲載されたコンテンツを迅速に削除し、法的措置を講じるための専門法務法人を選任し、テイクダウン作業を担当する業者も追加で雇用しました。これからもアーティストが考慮する資料を迅速に削除し、追加で拡散されないように最善の努力をしていきます。

また、当社はこのような事態が再発しないようにするため、最小必須人員を除き、アーティストのデビュー前の資料にアクセスできるとみられる職員のアクセス権限を調整するなど、必要な措置を講じました。

しかし、該当メディアとアーティストが練習生契約を結んでいたレーベルで資料が流出した経緯を把握するためにも、公文書の発送およびメールを通じた要求など、数回積極的に努力しましたが、該当メディアとレーベルは経緯を確認してくれませんでした。未だ流出経緯が明確にb確認されていない状況では、アーティストの肖像権侵害を理由にした訴訟のみ可能であると判断できますが、アーティストが肖像権侵害訴訟を行おうとする場合、当社は必要な支援に最善をつくして提供するつもりです。

E)HYBEの押し売りによるNewJeansの被害を解決せよという要請について

アーティストが指す「押し売り」が具体的にどのような行為を指しているのかは明確ではありませんが、4月頃に問題を提起した行為であれば、ADORは当時、HEBEから「CD押し売り」が発生していないことを確認され、これをアーティストや保護者にも伝えたことがあります。

アーティストの懸念により、内容証明の受領以後、HYBEに再度CD押し売り行為があったのか確認しましたが、同じ趣旨の回答を受け取りました。HYBEによると、2022年および2023年、HYBE傘下レーベルのアルバム販売取引を全数調査し、調査の客観性を保証するため、外部の会計法人2ヶ所に依頼し、検証を完了しました。むしろHYBEは「NewJeansも押し売りを勧められた」という主旨の発言により、アーティストを含むHYBE傘下レーベルの所属歌手の成果が過小評価されている状況をどのように解決できるか悩んでおり、疑惑を釈明するために可能なすべての努力を惜しまないという立場を表明してきました。

上記のようなHYBEの立場とは別途で、アーティストの懸念のように成果が過小評価されることがない様、積極的に努力します。アーティスト専担マーケティングチームの新設およびHYBEのPRチームとの協業を通じた積極的な広報はもちろん、ADORのIR資料を通じてアーティストの性かに関する内容を積極的に知らせ、外部の専門業者に広報資料の制作を依頼するなど、追加の措置を取るつもりです。

F)イルカ誘拐団のシン・ウソク監督との紛争により、既存作品が消える問題について

アーティストの大切な創造物は、ADORの大切な資産でもあり、このような創造物が消えてはならないという懸念は、当社も深く共感しています。しかし、既存の作品が消えた問題は、当社が意図した状況ではないという点を明確に説明いたします。

アーティストはADORの経営陣交替の後、シン・ウソク監督との間にあった一連の事件により、「バン・ヒスチャンネルの映像が消えた」と主張しましたが、9月にアーティストに既に詳しく説明をしていたように、ADORはイルカ誘拐団が制作したすべてのNewJeans関連の映像に問題を提起したわけではありません。当社は主要広告主の問題提起によって「ETA Director's Cut」の掲載中断を要請しただけであって、他のNewJeans関連のコンテンツに対する削除を要請してはいません。それにもかかわらず、イルカ誘拐団側はバン・ヒスチャンネルの映像をはじめとする一切の動画を、当社との協議なしに一方的に削除しました。

イルカ誘拐団とのミュージックビデオ撮影領域の契約上、イルカ誘拐団が撮影した映像をアップロードする時は、事前にADORの書面同意が必要ですが、イルカ誘拐団が該当動画に関してADORの書面同意を受けたという事実は全く確認されていませんでした。イルカ誘拐団川と数回協議を図りましたが、イルカ誘拐団側から競技を一方的に拒否しました。

アーティストとの専属契約によると、当社はアーティストの芸能活動や著作権などを第三者が侵害したり妨害する場合、必要な措置を講じなければいけない義務があります。当社がイルカ誘拐団に要請した事項は、これによる適切な権限を行使したのです。

アーティスト側では、当社がイルカ誘拐団に提起した民事訴訟を全て取り下げよという要請をしてきました。しかし当社は、協力会社が一切の協議を拒否し、アーティストに関連する知的財産権の利用に関する適法な契約上の手続きを守らないことを発見しても、知的財産権の侵害行為を知らぬふりをして黙認したり、幇助することはできませんでした。イルカ誘拐団側から「ETA Director's Cut」に関連し、領域契約違反の事実を認め、ADORおよびADOR職員に対する陰害を中断し、アーティストと関連する知的財産権を今後侵害しないことを約束すれば、会社としても訴訟を維持する理由がなく、追加的なコラボレーションもいくらでも話し合うことができるでしょう。その他の協力会社とも、アーティストの成功的な芸能活動のために、変わらぬ協力関係を維持できるよう最善の努力を尽くします。

G)NewJeansのカラーを守り、NewJeansの活動を保証するために必要なすべての措置を講じてほしいという要請について

アーティストが固有のカラーを守りながら、成功的に芸能活動を遂行することが、我々の重要な目標のひとつで、当然我々はこの目標達成のため最善を尽くしています。

当社はミン・ヒジン前代表と共にしようとするアーティストの意見を尊重し、ミン・ヒジン前代表が社内理事を連任することができるようにHYBEを説得し、ミン・ヒジン前代表にアーティストプロデュースを担当する内容の業務委任契約を提案しました。

また、国内ファンミーティング、フルアルバム発売、ワールドツアーなど、2025年の活動計画を樹立し、アーティストの音楽制作を担当してきた株式会社Beasts And Natives Alikeにも、フルアルバム発売のためのA&Rとコンセプト企画を要請し、ミーティングを提案した状況です。これをアーティストと議論しようとしましたが、拒否を続けている状況に、当社としてはとても残念です。

BELIFT LABの企画案コピーの主張に関連し、問題を提起した企画案はADORが作成した資料ではなく、最初にコピーを主張したミン・ヒジン前代表側に根拠となる資料を要請しましたが、提供しないなど連携が取れていない状況で、再度確保した資料のみを基盤に事実関係の確認および判断をするという部分で難しさがあるのは事実です。

当社はこのように、具体的で客観的な証拠資料がなく安易にコピーを主張することが、アーティストのイメージにも否定的な影響を与えかねないとみており、アーティストが世間の前で自身のカラーをはっきりと見せる活動をしながら、ポジティブで固有のイメージを構築するようにサポートすることが、より重要だと判断しています。

H)ミン・ヒジン前代表を代表に復帰させてほしいという要請について

アーティスト側では、8月の代表交代以降、持続的にミン・ヒジン前代表を代表に復帰させてほしいという要請をしてきましたが、すでに数回明かしているように、特定人物の代表職の維持は、ADOR理事会の経営判断の領域です。ADOR理事会では、アーティストの意志を尊重し、これに対して数回議論をしてきましたが、現状ではミン・ヒジン前代表が代表に復帰するのは難しいという判断を下しました。最近、裁判所の仮処分却下の決定も、代表の専任はADOR理事たちの忠実義務と善管注意義務に基づき、独立して決定する経営判断事項であるため、HYBEがADOR代表たちについて、その選任と関連する業務執行指示をすることはできないと判断しました。このような仮処分却下の決定の意味については、すでに数回アーティストとご両親に説明差し上げました。

また、専属契約はアーティストとADOR間で、アーティストの芸能活動のために締結された契約です。ADORが専属契約が終了するまで、特定人物を代表職に維持しなければならないというのは、専属契約の内容に含まれておらず、締結当時に前提とされていない事実です。

アーティストが本件の内容証明でおっしゃった音楽制作、ステージ構想、練習などの音楽活動は、大部分が“経営”ではない“制作”に関連する内容であるため、会社は“制作”に限ってはアーティストが望む方向で夢を広げられるように、そしてアーティストの意志をできるだけ尊重し、ミン・ヒジン前代表がプロデュースを継続できるように最善の努力を尽くしていました。

しかし、当社は11月20日、ミン・ヒジン前代表のコメントを通じて、業務委任契約協議の拒否を、一方的に通告されました。それにもかかわらず、アーティスト側で本件の内容証明を通じて再度要求したことにより、ミン・ヒジン前代表にNewJeansのためプロデュースを引き受けてほしいと要請しましたが、再び拒否意志を通告しました。

当社はアーティストの意志を尊重し、制作総括プロデューサーとしてミン・ヒジン前代表と共にできるように、最善の努力を尽くしましたが、残念ながらこれは当社の意志だけで可能なことではありませんでした。ですが、当社は芸能事務所としてアーティストの今後の活動のための計画を準備中です。アーティストが固有のカラーを守り、やりたい音楽とステージを実現していけるようにサポートできる、新しいプロデューサーを交渉中で、一部から前向きなフィードバックを受けました。このような準備の現状については、アーティストが望むのであれば、いつでも会って説明し、アーティストが望む方向性に関するフィードバックに耳を傾けるつもりです。

3. アーティストに対する真摯なコミュニケーション要請

アーティストが今回要求した項目のうち、一部は多少抽象的であったり、過度に広範囲で、我々の権限および業務範囲を超えている事項も相当数ありましたが、当社はアーティストの要求事項について可能な最善の措置を講じました。

アーティストが今回要求した事項について、これまで我々が対外的に沈黙したり、最大限自制することしかできなかったのは、アーティストのイメージを守るためでした。我々はこのような対話を公にするよりは、別途じっくりと話し合うことがより効果的で、アーティストのイメージおよび評判管理や利益においても適切だと信じているため、数回要請した通り、ADORおよび職員と直接対面して、コミュニケーションを取ることを真剣に考慮していただければと思います。

元記事配信日時 : 
記者 : 
イ・ミンジ
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