BTOB ウングァン&ミンヒョク&ヒョンシク&プニエル「80歳までグループ活動を続けたい」

BTOBが歩んできた時間は、それ自体が一つの物語となった。BTOB COMPANYを立ち上げ、グループ、ユニット、個人としても活動しているウングァン、ミンヒョク、ヒョンシク、プニエルは、固いチームワークと創作への情熱で、音楽的な成長を続けている。最近発表した「BECOMING PROJECT」を通じ、もう一度自分たちだけの個性を見せたBTOB。先行公開曲「Please Stay」から「Be Alright」「Hi Beautiful」まで続いたこのプロジェクトは、BTOBならではの深い感性と癒やしのメッセージでファンに感動を与えた。彼らは今、限界を超えてより大きな輝きを放つ準備をしている。


ヒョンシク:BTOBとして活動したいという気持ちが一番大きかったです。曲をもらって、どのような形で音源を公開するか、すごく悩みました。その結果、プロジェクトを通じて曲を3回にわたって披露することになりました。
ウングァン:BTOB COMPANYで活動を始め、ヒョンシクが言ったように、どのように曲を披露したらいいか悩んだ結果、今の方法を見つけたんです。良い曲がたくさんあります。いつ公開するかは分かりませんが、適切な時期に1つずつプレゼントのように公開する予定です。

ヒョンシク:BTOBには、“ヒーリングドル(ヒーリング+アイドル)”というニックネームがありますよね。ポジティブな力を与えることができる曲を書きたいという気持ちが大きかったです。温かい雰囲気の楽曲であるだけに、制作やレコーディングの全過程にメンバーたちが気持ちよく参加しましたし、満足の行く曲が完成しました。
ウングァン:本当に僕が好きなタイプのグルーヴで、レコーディングも本当に気楽に、楽しくやった記憶があります。
ミンヒョク:僕たちが移籍し、ファンの皆さんが心配していた時期がありましたが、「すべて大丈夫」という気持ちが届いてほしいと思いながら制作しました。
ウングァン:レコーディングした時の面白いエピソードを一つ話しますと、歌詞に「Be Alright」が本当にたくさん出てきますが、僕は「R」の発音が苦手で、舌がもつれるほどレコーディングしました(笑)。


ミンヒョク:僕たちのために頑張ってくれるスタッフで満たされているというのが大きな変化だと思います。直接的に感じることは難しいかもしれませんが、様々な部分で知らず知らずのうちにその心強さが積み重なっています。
ウングァン:最近、僕が何かの撮影をしてモニタリングする時、ハンサムで顔色が良いという言葉をたくさん聞くんです。今、ミンヒョクの話を聞いたら、今まで事務所の方々から愛情をたくさんもらってきたからだと分かりました(笑)。
―― コンサートもあって、年末も忙しかったですね。
ウングァン:個人的なステージもありましたし、これまで一度もお見せしたことのないステージも見られたと思います。久しぶりなので、ファンの皆さんにもっと喜んでもらえるステージも用意しました。
プニエル:少し遅いクリスマスプレゼントもありました!


プニエル:ボーカルが2人抜けた分、その部分を補うために、兄さんたちがさらにたくさんの準備をしました。
ウングァン:なるべく不在を感じさせないように努力しましたし、ミンヒョクとプニエルに歌のパートも配分しました。
ミンヒョク:パートが再分配され、振り付けや動線も変わり、レコーディングし直さなければならない部分がありました。時間をかけなければならないので大変でしたが、チャンソプとソンジェがいない部分を、ファンの皆さんに感じてほしくなかったので、一生懸命に準備しました。
―― 大変だったのではないでしょうか?
ミンヒョク:なんとかできました。すでにソロコンサートで2時間、2時間半を1人でやってきた経験のあるメンバーもいます。もちろん、6人揃うより満たされた感じは少ないかもしれませんが、その分、メンバー個々に注目してもらえるポイントが増えたのもあって、長所も短所もあると思います。今回は4人で、それぞれの魅力をより多くお見せできるように準備しました。

ミンヒョク:努力というよりは、時間が経つにつれて受け入れられるようになりました。異なる人生を歩んできた人たちが集まった時、合わない部分は当然あるじゃないですか。それぞれ好みも性格も違いますし、問題を解決する方法も違うので、最初はそこから来るストレスもありました。若い頃は「どうしたらいいんだろう」と悩んだ時間もありましたが、今は自然と違いを受け入れるようになりました。メンバーたちは皆優しくて譲り合える人たちなので、そういった問題が発生することはほとんどないのですが(笑)。誰かが間違っているのではなく、異なるのだと分かっているんです。このような互いへの理解が積み重なって、13年が作り上げられたのではないでしょうか。
―― 成長に対する渇望はありますか?BTOBの歩みを見ると、相変わらず挑戦的で情熱的ですね。
ヒョンシク:それぞれが自分の未熟な部分を知り、それを補おうとするので、そういった姿が見えてくるのだと思います。メンバーたちの共通の目標が、長く活動することなので、僕たちの願い通りに長く活動するためには、留まることなく少しずつ成長する姿をお見せしなければならないと思っています。僕はまだ自分が未熟だと思い、これからレッスンも始めることにしましたし、作業室で勉強も続けています。


プニエル:やりたいことはたくさんあるのですが、まだ未熟だと感じているので、さらに頑張って勉強し、成長したいです。
ウングァン:僕たちのように大衆芸術をする人たちは、努力をやめたら終わりだと思います。長くこの仕事をしていて、これからも続けていくためには、時代の流れに合わせて勉強する必要があると思います。僕もボーカルトレーニングを続けています。僕たちの夢は大きく、目標とした場所まで行くために努力しているのです。夢が小さければ、安住していたかもしれません。「ここが夢の終着点か」と思って、それ以上努力しなかったと思いますが、僕たちの夢はまだ遠いところにあるんです。
―― その「遠いところにある」夢とは何ですか?
ウングァン:最高のボーカリストになることです。素晴らしい先輩たちの足跡を追いたいです。そしてグループとしては、BTOBを本当に長く一緒に続けていくことが夢です。
プニエル:僕も腰の手術をしてリハビリ中です。BTOBを長くやりたいからです。
―― 「長くやっていきたい」の終わりはどこでしょうか?
ウングァン:とりあえず、80歳を考えています。ハハ。
プニエル:体が持つまでやります。
ヒョンシク:声が出るまで活動できます。


ウングァン:個人的にはまだまだだと思いますが、除隊してボーカルを再び習い始めたんです。1年間は難しかったのですが、2年、3年経ったら歌い方がすごく変わっていました。以前は歌を歌う時、体調によって大きく変わったのですが、もうそういったことがなくなって、最近は歌うことがとても楽しいですし、楽になりました。
プニエル:僕もボーカルのレッスンを始めました(笑)。
ヒョンシク:自分自身で感じるよりも、ファンの皆さんが「前のアルバムより音楽的にさらに成長した」と言ってくれて気づきました。よかったと思いました。毎回、成長した姿をお見せするために悩みますが、それに気づいてくれる方がいて、「努力が届いたんだな」と思いました。
―― 長い道のりの中、ファンとの関係で感じた変化も多いですよね。
ヒョンシク:ファンとアーティストの関係は、人間と人間の関係とは違うと思います。アーティストという職業を経験してみないと分からない、大きな幸運のようなものです。ファンの皆さんがくれる愛は、本当に偉大でありがたいです。今はファンと歌手の関係ではなく、同伴者のようなもので、お互いに力を与えて一緒に進んでいくんです。ファンと言っても、本当に深い関係です。
プニエル:長く活動してきただけに、ファンの皆さんの人生も変わっているのも分かります。サイン会とかをすると、赤ちゃんを抱っこして、子どもの手を握って来るファンもいるんですよ。
ミンヒョク:僕たちがデビューしてもう13年ですが、誰もがこれほど長くやっていけるものではありません。長い間、歌手をそばで支えてくれるファンへの感謝の気持ちは、時間が経つにつれて大きくなります。僕たちより若くてかっこいいグループが好きになってもいいのに(笑)。それでも僕たちのそばにいてくれること自体に大切さを感じます。大切で愛している分、表現しようと思っていますが、ヒョンシクが言うように、普通は経験できない特別な関係なので、まだ難しく感じる時もあります。でも、感謝と大切に思う気持ちは、いつも心の中に持っています。


ミンヒョク:やはりファンコンサートが記憶に残っています。大切な時間でした。
ヒョンシク:僕たちがデビューして13年ですが、ファンコンサートは初めてで、だからこそより楽しかったです。海外のMELODY(ファンの名称)も長く待ってくれていましたが、会うことができて幸せでした。
ウングァン:以前から「世界中のMELODYたちに会いに行きたい」と言っていましたが、今回、海外のMELODYたちに会えてとても嬉しかったです。これからも僕たちが会えていないMELODYがいる国にもたくさん行ってみたいですし、努力しようと思っています。


ウングァン:僕は今、「光化門(クァンファムン)恋歌」というミュージカルをやっています。作曲家のイ・ヨンフンさんとイ・ムンセ先輩の名曲がメインとなる作品です。いつかBTOBの音楽で作られたミュージカルが作られ、僕たちの歴史を後輩たちが新たに書き直してくれたら嬉しいです。インスピレーションを与えるアーティストになりたいです。
プニエル:バラードを歌いたい時、BTOBの曲を思い浮かべてほしいです。
ミンヒョク:「最近、いい曲ないな~」と思った時に聴く歌手がBTOBであってほしいです。いつ聴いても良い曲という認識が、人々に定着したら嬉しいです。



- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- パク・スンヒョン
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