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  • コン・ユ&イ・ミンジョン主演「ビッグ」日本武道館でイベント開催

    コン・ユ&イ・ミンジョン主演「ビッグ」日本武道館でイベント開催

    韓国ドラマ「ビッグ~愛は奇跡<ミラクル>~」のライブファンミーティングが3日、東京の日本武道館で開催され、出演者のコン・ユやイ・ミンジョン、アイドルグループmiss Aのスジらが出演した。主役を演じたコン・ユは「ファンミーティングではいつも1人だが、今日はかわいい女優さんが2人いて頼もしい」と、あいさつした。ドラマの印象的なシーンを問われたイ・ミンジョンは、恋の相手のことを忘れられない高校の臨時教師、キル・ダランの揺れる心情を表現するシーンを挙げた。スジは病院に運ばれたカン・キョンジュン(CROSS GENE SHIN)が生きていることを確認するためにほおをたたく場面でNGを出したことについて、「申し訳ないが、20回以上撮り直した」と振り返った。ほかに出演陣はソロステージで歌を披露したほか、自らが描いた絵にサインを挿入してファンにプレゼントした。ライブファンミーティングは16日に神戸市のワールド記念ホールでも開かれる。

    聯合ニュース
  • 「会いたい」ユン・ウネ“私の演技点数?高くつけても70点”

    「会いたい」ユン・ウネ“私の演技点数?高くつけても70点”

    女優ユン・ウネは変わっていた。MBCドラマ「会いたい」のイ・スヨンより髪が少し短くなって肩より少し長いほどで、青みを帯びた明るい髪だった。声は沈んだ感じで、体の調子はよくないと言った。「会いたい」の最後の撮影では病院まで運ばれ点滴を受けたほど体の状態が悪く、今もコンディションは回復していないように見えた。しかし、彼女ははっきり自分の考えを加減なくきれいな声で話した。私的な質問をした時も記事で公開されることを知っているにもかかわらず私的な答えをしてくれた。質疑後、「嘘をつくこともできるけど、そうしたくありませんでした」と述べた。インタビューを終えた後素直な本音という感じが残った。彼女は、イ・スヨンから抜け出すことは意外と大変ではなかったと言った。「会いたい」でイ・スヨンが治癒されたため、イ・スヨン役を演じたユン・ウネも治癒されたままドラマから抜け出した。視聴率は気にしないといい、停滞していた視聴率について自分なりの分析をしていた。「イ・スヨンを演じた自分に自ら点数をつけるとしたらどうですか?」と質問した時は「自分に優しく点数をつける方ではありません。それでも賞賛してくれたことに感謝し、自ら誉めたりもします。しかし、私は短所とより努力していくべき部分がもっとよく見えます。高い点数をつけることはできません。足りない部分が多くあります」と語った。そのためもう一度「何点ですか」と聞いた。「足りなくて90点ですか」と聞いたら「私はそんなに上手でしたか」と笑い、再三促す声に結局「本当に高くつけて70点です」と話した。自分の演技について足りなく見える部分を教えてほしいという要請には「短所は話せません。話すとそれしか見えなくなってしまいます。代わりに自ら直していきます」と約束した。「会いたい」が児童性暴力の被害者であるイ・スヨンの傷を温かくできなかったことや、エンディングでイ・スヨンが主体的ではなく、とても受動的な女性として描かれたことなどすべて満足できなかったのが事実だった。こんな話をユン・ウネと話し合った時、イ・スヨンを演じたユン・ウネが誰よりイ・スヨンをよく理解していたことを知り、「会いたい」を選択した理由は「色々な苦衷があったけど、私が『会いたい』を見て慰められたような感じを多くの方が感じるようにしたかったです」と説明した。悲劇的ではない結末もイ・スヨンのために必要なエンディングだったと強調した。ただイ・スヨンの幼少時代を演じた子役キム・ソヒョンの演技を見た時は「不安でした」と述べた。「毎回作品に出演するたびによくない記事が出る方ですが、子役まで演技が上手で不安でした。放送前にソヒョンの撮影分を見ましたが、本当に上手でした。その時も不安でしたが、放送された後、より演技が上手だと感じられ、予想していた記事が出始めました。『成人俳優たちは子役俳優のバトンを受け継ぐことができるだろうか』というような記事でした。どうすればいいか、上手くやっても何もないだろうという考えで大きな期待もできませんでした。そのため最初は本当に大変でした。撮影現場に行くことが楽しくなく、他人の食卓でスプーンを持っているような感じでした。ドラマの中間で投入されたのは初めてでしたから。すでに進行されている段階で私が参加し評価される感じでした。それにスヨン役は何か見せられるキャラクターではなく節制された演技をすべきだったためもっと大変でした。実は良い反応は諦めていました。ところが実際私の出演シーンが放送された後、良い話をしてくれるのをみて『どうしたのだろう』という気持ちでした。期待もしていなかったため、むしろ気分がよくなりました。その後はより気楽に撮影することができました」ガールズグループ出身であるユン・ウネを女優として記憶するようにしたドラマ「コーヒープリンス1号店」については「作品への愛着も深く、演技だけに夢中になった記憶はその時が初めてでした。すべてが好きでした。ただ、貴重な経験を早くからして残念です。もっと後だったら、その前により多くのものに簡単に挑戦し、怖く感じることも少なかったと思います」と語った。「コーヒープリンス1号店」以降、ユン・ウネにはプレッシャーが生じた。また、その程度の関心は受けなければならないと考え、自ら作品を導いていかなければならないようなプレッシャー。「考えたように進まない部分が生じ、誤解を招くこともあった。キャラクターから脱することができないと二度とメロドラマの様な演技ができなくなるような感じもありました。歌手出身の俳優として認められたと考え、私に対する視線に余裕が生じるのではないかと自分なりに期待もしましたが、私が考えたよりもさらに大きな期待がありました。冷たい視線が感じられ、気にしないために頑張っても小心者な性格で気になりました。怖かったです。周りでも私が傷付けられるのではないかと、大丈夫だと慰めはしませんでした。友達に電話をして一人で泣いたりしました」とユン・ウネは告白した。しかしユン・ウネは結局その時期を克服した。自ら作り出した圧迫感を自慢できないきっかけとし、女優として演技に対し本気で最善を尽くすと、誰かは認めてくれることも分かった。「コーヒープリンス1号店」のコ・ウンチャンを消す代わりに、人々の記憶の中にチェ・ハンギョル(コン・ユ扮)と一緒に永遠に残したまま、我慢して女優の道を歩いてきた。そしてユン・ウネは「会いたい」のイ・スヨンで自分の女優人生において意味のある一歩を踏み出した。どんな女優も簡単に演じることは難しいイ・スヨンであり、ユン・ウネはつまりイ・スヨンだった。それで70点という数字はユン・ウネにとって適切な点数だと思う。30点はユン・ウネがまだ埋められなかった余白であり、ユン・ウネが今後必ず見せるべき潜在能力であるためだ。

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  • 【PREVIEW】「花を咲かせろ!イ・テベク」“広告の天才”イ・ジェソクとどれほど似ているだろうか?

    【PREVIEW】「花を咲かせろ!イ・テベク」“広告の天才”イ・ジェソクとどれほど似ているだろうか?

    KBS新月火ドラマ「花を咲かせろ!イ・テベク」(脚本:ソル・ジュンソク、イ・ジェハ、イ・ユンジョン、演出:パク・キホ、イ・ソヨン)夜10時 2月4日初回放送地方にある大学のデザイン学科を中退した後、広告代理店に就職することを夢見るが、いつも1次書類審査で落ちて就職できず、看板屋でアルバイトをしながら暮らしていたイ・テベク(チン・グ)は、大手広告代理店である金山(クムサン)ADの屋外広告物の設置をきっかけに、金山ADのインターンであるペク・ジユン(パク・ハソン)に出会う。テベクは「考えをひっくり返せば世界がひっくり返る」という持論に従い、横向きに設置する予定だった広告物を縦に設置する。そして、この事件により金山ADの総括本部長であるエディ・カン(チョ・ヒョンジェ)と留学派AEのコ・アリ(ハン・チェヨン)まで、4人の広告人生が複雑に絡み始める。「花を咲かせろ!イ・テベク」広告の天才イ・ジェソクとどれほど似ているだろうか?「花を咲かせろ!イ・テベク」は数多くの国際広告祭で受賞し、アメリカ屈指の広告代理店で働いたことがある若い広告人イ・ジェソクのエッセイ集「広告の天才イ・ジェソク」からモチーフを得た作品だ。しかし、大学を中退したイ・テベクと違い、イ・ジェソクは啓明(ケミョン)大学の視覚デザイン学科をトップで卒業した後、韓国の広告代理店に就職しようとしたがどこも彼を受け入れてくれず、看板屋で働いていた途中に、留学のため渡米した。そこで、彼は多くの公募展に参加し、短い間に数十個のメダルを獲得した公募展神話として有名になった。すなわち、海外で華やかなキャリアを積んで韓国に帰り、イ・ジェソク広告研究所をオープンしたイ・ジェソクと、金山ADに代表される韓国広告市場を舞台にして活躍する予定であるイ・テベクのストーリーは、そのスタート地点だけが同じであると言える。パク・キホ監督も「イ・ジェソクさんのストーリーからインスピレーションを受けた部分は、世界に対する破壊的な考え方と世界の基準を自分に合わせるためぶつかっていく過程だけであり、具体的なエピソードはフィクションとバランスよく配置した」と話しているので、イ・テベクだけの新しいストーリーを期待してもいいだろう。極限の職業である広告人の世界がどんな風に描かれるだろうか?「都会に住んでいる私たちにとって、広告は誘惑であり、公害であり、芸術であるが、誰かにとっては夢である」というイ・テベクのナレーションのように、資本主義の花と呼ばれる広告を作る人々のストーリーは、ドラマとしてかなり魅力的な題材だ。しかし、広告は一人の天才が完成するものではなく、多くの人々の緻密な分業と協業によって制作されるということをはじめ、広告業界の殺人的な労働強度、スーパー甲である広告主の他、その下に存在する段階別の甲と乙の間の無数な葛藤など、現実的な部分を視聴者が納得できるように描かなければならないという点は、「花を咲かせろ!イ・テベク」の重要な課題である。そして、KBSに入社する前、1年半の間広告代理店でAEとして働いたというパク・キホ監督の経験が、そのリアリティーの糸口になるかもしれない。ただ、トレンドの先端を走っている広告にすでに慣れている視聴者たちを感心させるような広告のアイデアを、全16話のドラマに描いていかなければならないという点は、もう一つの課題となる。典型的な四角関係、食傷気味に感じられるのでは?金も、コネも、スペックもない3無イ・テベクが持っているものは、あふれる情熱とポジティブな力だ。しかし、金山ADの代表の一人息子であり、アイビー・リーグ大学を優秀な成績で卒業してニューヨークにある世界的な広告会社で華やかな経歴を積んだ完璧主義者のエディ・カンは、すべてを持っているように見える典型的なチャドナム(冷たい都会の男)であるため、イ・テベクと正反対なキャラクターだと言える。それに、誠実だけど地味で気さくなインターン社員のペク・ジユンと、アメリカの名門広告スクール出身の洗練された美女AEのコ・アリも、完全に対照的という点が少し陳腐に感じられる。90年代以後、ミニシリーズ(毎週連続で2日間に2話ずつ放送されるドラマ)、特に専門職のドラマでよく使われた四角関係や雑草のような主人公 vs 傲慢な王子(姫)様といった設定が、安定的であると同時に食傷気味に感じられるかもしれないという意味だ。まだはっきり明かされていないアリの過去とジユンの秘密が、果たしてこのような典型性を乗り越え、斬新な化学作用をもたらすことができるだろうか?見守っています―看板屋のマ社長役を演じるコ・チャンソクだけができるコミカルな演技とは?「大きな頭に小さな帽子を被る。しかし、それを他の人が被ったら、実は大きな帽子であったのだ」―イ・テベクの妹であるイ・ソラン役を演じるSecretのソナの告白、MBC「私たち結婚しました」の制作陣は緊張してください。「チン・グ兄さんは兄より彼氏だったらいいなと思いました。兄さんの人間的な容貌や性格、情熱的な姿が私の心を揺さぶりました」―10年前、MBC「ラブレター」でアンドレアだったチョ・ヒョンジェの変身!「心が弱く見える役を主に演じてきましたが、エディ・カンは仕事に対して完璧であり、すべての面において野望を持っているキャラクターです」まあ、ウナ(スエ)も同時間帯のSBSで凄まじい悪女に

    10Asia
  • キム・ジュヒョク&イ・スンギ&ソン・スンホン、MBC上半期ドラマの主役へ

    キム・ジュヒョク&イ・スンギ&ソン・スンホン、MBC上半期ドラマの主役へ

    キム・ジュヒョクとイ・スンギ、ソン・スンホンがMBCのドラマの主役として活躍する。4日MBCは、2013年上半期ドラマのラインアップを最終公開した。MBCは3月と4月、特別企画ドラマ「ホジュン~伝説の心医~」、新月火ドラマ「九家の書」、新水木ドラマ「男が愛する時(仮題)」の放送を決定した。MBCは「三つのドラマはそれぞれ正統時代劇、武侠時代劇、現代劇など、異なるたジャンルとキム・ジュヒョク、イ・スンギ、ソン・スンホンなど有名な俳優たちの出演で、視聴者たちに多様な見どころを提供する」と伝えた。また「チェ・ワンギュ、カン・ウンギョン、キム・インヨンなど経験を積んだ脚本家たちの実力とキム・グンホン、シン・ウチョル、キム・サンホ監督の優れた演出力が加わり、2012年に続いて2013年もMBCドラマ王国という名声を響かせるつもりだ」と覚悟を明かした。3月には「ホジュン~伝説の心医~」がスタートを切る。ホ・ジュンの生涯はドラマとしては1975年「執念」、1991年「東医宝鑑」、1999年「ホジュン~宮廷医官への道」、映画としては1976年「執念」で描かれ、故キム・ムセン、イ・スンジェ、ソ・インソク、チョン・グァンリョルなど、当時最高の俳優たちを輩出した。「ホジュン~伝説の心医~」は、キャラクターやターゲットなどを、現在の視聴者たちの価値観に合わせて補完し、新しくドラマチックなシーンを加え、これまでのホ・ジュンシリーズとは差別化を図る予定である。俳優のキム・ジュヒョクがホ・ジュン、ナムグン・ミンがユ・ドジ、パク・ジニがイェジン、ペク・ユンシクがユ・ウィテ、コ・ドゥシムがソン氏をそれぞれ演じる。「ホジュン~宮廷医官への道」「商道-サンド-」「朱蒙(チュモン)」「光と影」を執筆したチェ・ワンギュ脚本家が脚本を手がけ、「朱蒙(チュモン)」「イ・サン」「善徳女王」「階伯(ケベク)」を演出したキム・グンホンが監督を務める。2月初旬に済州道(チェジュド)で撮影を始める。4月には「馬医」の後続番組として新月火ドラマ「九家の書」が放送される。半人半獣として生まれたチェ・ガンチが、人間になるために孤軍奮闘する愉快な武侠時代劇で、イ・スンギががむしゃらな性格のチェ・ガンチ、ガールズグループmiss Aのメンバースジが、優れた武術と弓術を備えた武術教官のタム・ヨウル役を演じる。「栄光のジェイン」「製パン王キム・タック」などを執筆したカン・ウンギョン脚本家と「紳士の品格」「シークレット・ガーデン」「オンエアー」などを演出したシン・ウチョル監督が手を組んだ。また、4月には「男が愛する時」が「7級公務員」の後続番組として放送される。「男が愛する時」は、主人公たちの恋愛と葛藤を描いたロマンスドラマで「赤道の男」を執筆したキム・インヨン脚本家と「ファンタスティック・カップル」「アラン使道伝」を演出したキム・サンホ監督が手を組んだ。ソン・スンホンが冷静な判断力と恐ろしい推進力を持っているハン・テサンを演じ、女優のシン・セギョンが愛らしい女性で、社会的な地位への欲望に満ちているソ・ミド役を演じる。

    マイデイリー
  • 「お金の化身」お金で描いたありふれた絵

    「お金の化身」お金で描いたありふれた絵

    ストーリーSBS新週末ドラマ「お金の化身」夜9時55分放送 初回イ・チャドン(カン・ジファン)がイ・ガンソクだった1997年の話。カンソクの父であるイ・ジュンマン(チュ・ヒョン)が犯した不倫は、チ・セグァン(パク・サンミン)がその相手であるウン・ビリョン(オ・ユナ)を手に入れることによって、長い間耐えてきた裏切りの餌になり、その裏切りでイ・ジュンマンはチ・セグァンとウン・ビリョンを殺そうとする。しかし、これは再びチ・セグァンの復讐に逆転されてしまった。結局、チ・セグァンの計画通りにイ・ジュンマンの妻であるパク・ギスン(パク・スンチョン)は、意識不明の状態に陥ったイ・ジュンマンが犯した殺人未遂の容疑をかけられたが、チ・セグァンは裁判で彼女の無罪を証明した後、再び殺人容疑をかけるために陰謀を図った。レビュー不倫、殺人未遂、不正を犯した検事、ロビー活動(私的な政治活動)など、刺激的で陳腐な事件で綴られたストーリーは、初回の魅力を半減させた。しかし、これを取り除けば、その下絵には作品のタイトルであり、テーマであるお金が明確に刻まれている。この世の中で最高位の人は、最もお金をたくさん持っている人で、露骨にお金が全知全能であると言うイ・ジュンマン会長だ。イ会長が歳をとってからできた息子であるイ・ガンソク(パク・チビン)は、彼からの寵愛を受け、彼と共に組織のトップになり、イ・ジュンマンが格別に大事にしている女優ウン・ビリョンは不倫相手にもかかわらず、本妻であるパク・ギスンより上位に位置している。そして再び、ウン・ビリョンは彼女がギスンをいじめたことに恨みを抱いているイ・ガンソクの脅迫に振り回される。お金によって形成された食物連鎖が、これを根源にした権力によって再び転覆したのだ。「お金の化身」は、マクチャン(非現実的で無理やり作ったストーリ)のエピソードを繰り広げることで視線を集めているが、強固なピラミッドのような権力構造とこれをめぐって起きている世の中の出来事、それ自体に魅力がある。お決まりの設定より、このような権力の構造を感覚的にコントロールする小さいながらも具体的な描写があったなら、刺激的な要素がなくても、より高い説得力と吸引力を得ることができたかもしれない。仲間たちとおしゃべりするポイント―SBC芸能記者のゴ・ホ記者(イ・スンヒョン)に付いて放送局に行くと、撮影テープを持って非常階段を3、4段ずつ走り降りるアンソニー・キムに会えるのですか。―「お前、大きくなったな」(パク・サンミン)私もそう思います。どれだけ牛乳を飲めば、あのようにぐんぐん身長が伸びるんですか?―応答せよ1997!カンソク君は会長の息子なのに、BOY LONDONのブランドは着ないんですか?

    10Asia
  • 「IRIS 2」イ・ダヘ vs BEAST ユン・ドゥジュン、激しい柔道対決を公開

    「IRIS 2」イ・ダヘ vs BEAST ユン・ドゥジュン、激しい柔道対決を公開

    KBS 2TVの新しい水木ドラマ「IRIS 2」のイ・ダヘとBEASTユン・ドゥジュンが、激しい柔道対決を繰り広げる。4日に公開された写真は、13日に放送予定の「IRIS 2」第1話のシーンで、相手が男だとしても負けず嫌いの根性を見せるスヨン(イ・ダヘ)と、エリート要員のヒョヌ(ユン・ドゥジュン)がユゴン(チャン・ヒョク)の厳しい指導の下、激しい試合を繰り広げる場面が写っている。特に、汗まみれになっても優越な外見を誇る2人は、男女柔道対決という風変わりな光景で視聴者の目を引く予定だ。この日の撮影でユン・ドゥジュンは、イ・ダヘを羽毛のように軽く持ち上げても、用心深く受身を誘導するなど、安全に配慮した心遣いを見せたという。ドラマ「IRIS 2」の関係者は「NSS(国家安全局)は男女を問わない厳しい訓練で実践に備え、死への恐怖を無くす。ユゴンの指導の下、最高の精鋭要員に生まれ変わるための2人の熾烈な対決を期待して欲しい」と伝えた。「IRIS 2」はシーズン1に続きNSSとIRISが追いつ追われつの勝負を繰り広げるスパイアクションロマンスドラマで、2013年上半期の期待作として挙げられている。女性でも例外のないNSSの厳しい訓練シーンの公開で更に期待を高めている「IRIS 2」は、チョンウチの後続作品で、13日午後10時から韓国で放送スタートする。

    OSEN
  • パク・シネ&キム・ジフンのただならぬスキンシップ“どんな仲?”

    パク・シネ&キム・ジフンのただならぬスキンシップ“どんな仲?”

    tvN月火ドラマ「となりの美男<イケメン>」のパク・シネとキム・ジフンがただならぬスキンシップで視線を捉えた。最近公開された「となりの美男<イケメン>」の現場写真でパク・シネは、キム・ジフンの耳にカイロを直接当てている姿で登場し、特別な同僚への愛を見せた。キム・ジフンも自然にパク・シネの配慮を受け入れ、仲の良い姿を見せた。また、他の写真ではパク・シネとキム・ジフンが互いの姿に爆笑する姿が捉えられている。しかし、このような姿は兄妹のように気楽な関係だからこそできるというのが関係者の伝言だ。実際に、普段「となりの美男<イケメン>」の現場の雰囲気は和気あいあいとしていると評判だ。ある関係者は「冗談の達人コ・ギョンピョはもちろん、キム・ジフンとユン・シユンみんなムードメーカーの役割をしている。パク・スジンもギャグに意欲があり、パク・シネは普段からよく笑うほうなので、俳優たちが集まると笑いが絶えない。本人の撮影シーンがない時もそれぞれ別の場所の休むよりは、一緒に集まってじゃれあいながら同僚愛を築く」と述べた。「となりの美男<イケメン>」は、人気ウェブ漫画「私は毎日彼を覗き見する」を原作とする16話のラブコメディドラマで、ユン・シユン、キム・ジフン、パク・シネ、パク・スジンなどが出演する。韓国で毎週月火曜日の午後11時に放送されている。

    OSEN
  • 「IRIS 2」前作で死んだはずの人物が戻ってくる…好奇心UP

    「IRIS 2」前作で死んだはずの人物が戻ってくる…好奇心UP

    KBS新水木ドラマ「IRIS 2」に、前作で死んだはずの人物が登場すると予告され、好奇心が高まっている。シーズン1で死んだ人物がいつどこでどのように登場するのかは、「IRIS 2」の見どころとなりそうだ。そのため、前作からのファンはもちろん、新しい視聴者の好奇心も刺激し、ドラマを一層楽しむことができそうだと期待されている。ドラマ「IRIS 2」のある関係者は、「今回の作品はシーズン1とつながっているだけに、視聴者がびっくりするような要素が豊富にある。そのため、現在と過去が巧妙に共存しているような異色の印象を受けると思う」と話した。「IRIS 2」は、チャン・ヒョク、イ・ダヘ、イ・ボムス、BEAST ユン・ドゥジュン、イム・スヒャン、MBLAQ イ・ジュン、デヴィッド・マクイニスらが演じる新キャラクターと、前作との架け橋となるキム・ヨンチョル、キム・スンウ、ユン・ジュサンらの組み合わせで、斬新で巧妙なスパイアクションラブストーリーだ。「IRIS 2」は「チョンウチ」の後番組として韓国で2月13日午後10時から放送される。

    OSEN
  • 「その冬、風が吹く」ソン・ヘギョはもっと綺麗に映らなければならない

    「その冬、風が吹く」ソン・ヘギョはもっと綺麗に映らなければならない

    事の末に、脚本家まで乗り出した。「その冬、風が吹く」のノ・ヒギョン脚本家が、最近話題になったソン・ヘギョのハイヒール騒ぎについて口を開いた。ノ・ヒギョン脚本家は31日行われた「その冬、風が吹く」制作発表会に参加し、「視覚障がい者もメイクをしてハイヒールを履く」と最近騒ぎになったことについて解明した。ノ脚本家は自分が直接視覚障がい者を取材し情報を集めたと話し、「視覚障がい者の教本を見ると、実際にメイクの仕方、ハイヒールの履き方などがある」と説明した。なぜノ・ヒギョン脚本家はドラマ制作発表会でこのような解明をすることになったのだろうか。騒ぎは数日前、ドラマ制作会社が配布した1枚の写真だった。この写真で劇中で視覚障がい者を演じるソン・ヘギョは、ハイヒールを履いている。するとすぐに、リアルさの問題が提起された。「目が見えない人が、どうやってハイヒールを履けるのか」という批判だった。「危なすぎるのではないか」という、心配混じりの声も出てきたし、ひいては女優ソン・ヘギョのイメージのための過剰な設定という悪質な非難にまで広がった。それ以降ネットユーザーたちの間では視覚障がい者がハイヒールを履けるかどうかを置いて甲論乙駁が繰り広げられ、実際の視覚障がい者の証言が続き、彼らもハイヒールは履けるということで結論づいた。ソン・ヘギョの写真には何ら問題がなかったということだ。しかし、そもそも視覚障がい者がハイヒールを履いたことに対して問題を提起し、また騒ぎにつながった事実は、苦い現実だ。なぜなら、その中には視覚障がい者を見据える非障がい者の無知と偏見がそのまま溶け込まれているからだ。目が見える人を例に、簡単に考えてみよう。その人にハイヒールは、履きたかったら履き、履きたくなかったら履かない一種の嗜好品だ。そもそもハイヒールも着用有無は、騒ぎの対象ではないのだ。まったく同じ事で、視覚障がい者の中にもハイヒールを履く人がおり、履かない人がいる。目が見える見えないの問題でなく、趣向の問題なのだ。それにも関わらず私たちは、障がい者は能力がなく、目が見えなければ私たちとは違う人生を生きるだろうと思いがちだ。無関心、偏見、理解不足を振り返ることはせずに、ただ私たちの定規で彼らを測り、評価する。ある統計によれば、視覚障がい者を含む障がい者が全人口の約10%に達するという。家族、友達、または会社でいくらでも障がい者と顔を合わせながら行きなければならない数値である。しかし、意外と私たちが1日に出会う多くの人の中で、障がい者が極めて少数に過ぎない場合が多い。それだけ、韓国の社会では障がい者の社会参加や活動が厳しいという意味になる。障がい者は能力が足りないという間違った偏見が、さらに拡大再生産され続ける理由でもある。そのためにもソン・ヘギョは、「その冬、風が吹く」でさらに綺麗に映らなければならない。必要ならば自分でメイクもしてハイヒールも履きながら、私たちが持っている間違った偏見を爽快に吹き飛ばして欲しい。目が見えない人たちも、あるいは耳が聞こえなかったり体が不自由な人達も、結局は私たちと一緒にこの世の中を生きる人達で、同じ趣味と同じ本能を持つ人であることを「その冬、風が吹く」に提示して欲しい。今年最も期待されるドラマとして挙げられるこの作品で、誰より綺麗に映るソン・ヘギョの姿を期待している理由が、まさにここにある。

    oh!my star
  • “特別な女優”キム・へオクの圧倒的な存在感

    “特別な女優”キム・へオクの圧倒的な存在感

    「いとしのソヨン」「オ・ジャリョンが行く」仕草一つ一つで演技する、彼女の再発見最近もっとも目に付くベテラン女優を一人挙げるとしたら、キム・へオクの名前はおそらく必ず登場するだろう。MBC「オ・ジャリョンが行く」とKBS 2TV「いとしのソヨン」で正反対のキャラクターをリアルに表現している彼女の演技は、極めてナチュラルながらも、圧倒的な存在感を誇っている。まさに、女優キム・へオクの再発見といっても過言ではないほどだ。ただそれだけの女優になるところだった。演技はうまかったが、人々の視線を引きつけることはできなかった。叔母となり、年老いた母になり、そのように歳月の流れに流されるところだった。しかし、キム・へオクは諦めなかった。色んな作品の中で自分のすべての情熱を燃やし、ベテラン女優としてもっとも成功した、美しい姿で自分ならではの道を開いた。誰一人の助けもなく、ひたすら自分一人の才能と努力によってだ。「いとしのソヨン」で胸を打つ内面の演技を繰り広げているキム・へオクは、韓国を代表するベテラン女優として人々の前に凛々しく立っている。いつもキャラクターが与えられると「この女性の幼い頃はどうだっただろうか。この女性の若い時代はどうだっただろうか」ということから考えるというこの女優。顔が崩れるのは怖くなくても、キャラクターが壊れることに対しては羞恥を感じ、恐ろしいと言うこの女優は、綺麗に映りたいという女優本来の欲望を乗り越え、真なる役者としての理想郷を見つけ出した。どの役柄もこれ以上にないほど演じこなす幅の広い演技と、世の中のすべてのものを飲み込んだような深い眼差しは、それがまるで実際のことかのように人々の心を魅了し、胸を打っている。キム・へオクは、嫁をいじめ、いたずらに結婚を反対する月並みの母のキャラクターにだけとどまることはなかった。彼女はいい歳でロマンスを夢見る女性であり、分別のない泥棒で、息子のために心を痛める母であり、野望に燃える財閥家の奥様だった。色んな作品で自分ならではの確固たる個性を持って演じたのだ。それでだろうか。キム・へオクは、表情だけで演じる、ありふれた女優ではない。彼女は目と鼻と口と仕草すべてで演技をしている。徹底的かつ的確に、そのうえ非常にナチュラルで余裕ありげに。まるで自分が演じるキャラクターが彼女の存在の一部であるように、キム・へオクの演技は少しの隙も、乱れもなく清潔ですっきりして淡白かつ率直だ。そのためキム・へオクは深い内面の演技者であり、微かな目の震え一つにも戦慄を与えられる、真の役者になりえるのだ。このように、決して一ヶ所にとどまらない勤勉さと誠実さは、平凡な彼女を非凡な役者として刻印させた。キム・へオクの演技力は老弱男女世代を問わず、いつでもどこでも強い印象を残し、人々の魂を魅了した。測りきれない情熱と演技力のおかげで彼女はこの時代最大のホットなベテラン女優であり、かつもっとも多様な幅広い演技を披露できる女優となった。少なくともキム・へオクは、他の女優たちのようにルックスを武器にして人々を幻惑しようともしなかったし、数多くのCMに出演しながら自分の名前を売ることもなかった。キム・へオクを見られるところは、いつもカメラが回り数多くの台詞が飛び交う場所、監督のキューサインとスタッフの汗の匂いのするドラマと映画を作るところ、そこだけだった。そして今も、キム・へオクは涙と汗の匂いに満ちたあの暮らしの現場の中で、依然としてリアルな人生を表現する女優として、黙々と自分の道を歩いている。才能と努力、情熱の黄金比率により女優としては稀に、年をとるほどピークへと走っているキム・へオクに残っている夢は何だろうか。おそらく、絶えず演じる役者として生きること、そしてそのような伝説的な女優として記憶されること、それだけではないだろうか。いつでもどこでも最善を尽くす美しさで、女優として生きることがどういうことかを自ら証明しているこの女優こそが、私たちが本当に尊敬すべき、この時代のマイスターなのである。

    oh!my star
  • 【PREVIEW】「お金の化身」ありふれたお金の話、うんざりしませんか?

    【PREVIEW】「お金の化身」ありふれたお金の話、うんざりしませんか?

    SBS新週末ドラマ「お金の化身」(脚本:チャン・ヨンチョル、チョン・ギョンスン、演出:ユ・インシク)夜9時50分 2月2日初回放送「お金で解決できないことはない。金額が少なかっただけだ」という信念を持つ明洞(ミョンドン)の不動産財閥イ・ジュンマン(チュ・ヒョン)が1997年のある日の夜、秘書であるチ・セグァン(パク・サンミン)の陰謀で殺害され、彼の妻はチ・セグァンの陰謀で懲役12年の刑を宣告される。突然両親と離れ離れになったイ・チャドン(カン・ジファン)は、チ・セグァンに追われて交通事故に遭った。その後、彼は新しい人生を歩みソウル中央地検の特殊部検事になった。そんなある日、イ・チャドンはある若い男性から「両親がつけてくれた本当の名前が知りたくないのか」という内容の電話を受けた。そして、ある土砂崩れの現場から100億ウォンという巨額の現金の束が見つかる。一体この100億ウォンの正体は何なのだろうか。誰から、どうやってそこに埋められたのか。ありふれたお金の話、うんざりしないのか?ユ・インシク監督はお金に縛られた貪欲と復讐をドラマのキーワードとして選んだ。ジャンル的にはイ・チャドン、チ・セグァン、ジョン・ジフ(チェ・ヨジン)の検事のキャラクターを中心にした法廷ドラマを見せる予定だと明かしたが、新たなアプローチではないので、ジャンル的な魅力が半減されるのは事実だ。これに対し「お金の化身」は、類似タイトルのドラマと違うキャラクターを武器としている。イ・チャドは子供の時の不幸をしつこく暴く人物であるが、とてつもなくコミカルな面を持つ人物として、通常のドラマで見せる男の復讐とは違う。ポク・ジェイン(ファン・ジョンウム)も「ブサイクで性格までも悪い、お金だけある母親の下で育ち、父親が誰なのかも分からない状態で、あらゆるストレスを食べることで解消して太ったけど、お金だけは沢山持っている」人物としてお決まりのヒロインの枠を飛び越えた。重い内容のドラマだが、イ・チャドンとポク・ジェインの二人がドラマを引っ張ると同時に活気を呼び起こす役として、愉快な展開を期待できそうだ。「お金の化身」は第2の「ジャイアンツ」になれるのだろうか?「お金の化身」は「『ジャイアンツ』と『サラリーマン楚漢志』に引き続き、お金と貪欲、そして権力に対抗するこれらのシリーズの完結編」(パク・サンミン)で、3年前、40%の視聴率で放映終了したSBS「ジャイアンツ」のユ・インシク監督とチャン・ヨンチョル、チョン・ギョンスン作家が再結集して制作したドラマだ。特にこのドラマには、ファン・ジョンウムからパク・サンミンまで主演俳優として参加し、すでに「ジャイアンツ」でのタッグが組まれていた。チャン・ヨンチョル脚本家は「企画段階から時間を効率的に使うことができた」と順調な制作過程を明かし、パク・サンミンは「すでにお互いを知っていることが、とても役に立っている。撮影現場で何らかの理由で笑える瞬間、感じる信頼感が大きな力になっている」と「ジャイアンツ」のチームの再会を喜んでいた。息ぴったりのチームではあるが、「ジャイアンツ」と同じ成功を成し遂げるために、「ジャイアンツ」の枠を飛び越え、「お金の化身」だけの物語をどれだけインパクトあるドラマとして展開していくかによって、成敗がかかっている。スピード感のあるドラマ「百年の遺産」に追いつくことができるのだろうか?「お金の化身」は同時間帯で視聴率1位を記録しているMBC「百年の遺産」との真っ向勝負は避けられない。後発走者である「お金の化身」は、序盤の展開で耳目を集めなければならない。ここではイ・チャドンとポク・ジェインの子供時代を演じる二人の子役であるパク・チビンとソ・シネの責任は重大である。パク・チビンはイ・チャドンの役を務めることになり、追いかけて来る車を避けて走り、体を張った喧嘩をするなど、アクションシーンを完璧にやり遂げ、ソ・シネは太った子供のポク・ジェイン役を演じるために特殊メイクをしたまますべてのシーンを演じ、風変わりで愛らしい魅力をアピールしている。二人の子役は初回で高視聴率を獲得し、「お金の化身」を週末ドラマの安定軌道に乗せることができるだろうか?見守っています―「特殊メイクをしたにもかかわらず、シリコンの特殊扮装からはみ出ている愛らしさ」(ユ・インシク、カン・ジファン)でスタッフたちを感動させたポク・ジェイン(ファン・ジョンウム)は、その愛らしいさを武器として、多種多様な体を張ったギャグを披露する予定だ。―策略と裏切りを代表する俳優として登場する国民的将軍パク・サンミンが「『百年の遺産』でのパク・ウォンスク先生より、視聴者たちから悪口を言われることが目標」と明かした。これは、興味津々ですね。―映画「アンニョン兄さん」で9歳のチャン・ハニだった国民の弟パク・チビン君が、もう19歳(数え歳17歳)になった。もうすぐ二十歳になる!チビン君大きくなったねどうして涙が出るのかな。

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  • 「いとしのソヨン」「清潭洞アリス」が見せたヒロインの進化論

    「いとしのソヨン」「清潭洞アリス」が見せたヒロインの進化論

    ※この記事にはドラマ「清潭洞アリス」の結末に関する内容が含まれています。現実を反映したキャンディの変化、それにもかかわらず変わらないシンデレラのファンタジー過去のドラマで地位向上を遂げるキャンディ(漫画キャンディ・キャンディの主人公、お転婆で元気に困難を乗り越えるキャラクター全般を意味する)たちは、男性中心の社会に最適化された従順な女性のキャラクターがほとんどだった。しかし、女性の社会進出が増え、形式的にでも男女平等になっている今日、男性依存的なキャンディはもはや女性たちにとって歓迎される存在ではない。2000年代に入り、新しく登場したキャンディは、時代の流れに合わせて進取的で能動的な性向に変身を図る。世間知らずで優しくきれいなだけの過去のキャンディに比べて、新世紀のキャンディたちは比較的自身の世俗的な欲望に忠実であり、自身の願いを叶えるために、先に王子様に近づく積極性を持っていたりもする。しかし、2013年のドラマに登場するキャンディも最初は王子様の求愛を受けるシンデレラを望んでいたわけではない。彼女らは自身の力だけで成功できる資質を十分に備えていた。本人たちも他の誰かの助けではなく、自分で世界に立ちたいという夢を持っていた。しかし、優れた才能を持っているにもかかわらず、努力と誠実さだけでは彼女たちを取り巻く不遇な環境から脱出できないと判断したキャンディたちは、シンデレラを夢見て、富裕層が集う清潭洞への嫁入りに挑む。実際に平凡な家の女性が財閥の男性と結婚する確率は極端に低いが、ドラマでのキャンディと財閥3世の結婚成功率は100%に近い。しかし、「シンデレラと王子様が出会って幸せに暮らしました。めでたしめでたし」で終わるファンタジーとは違い、2013年のシンデレラのサクセスストーリーは、ただ結婚の成功にとどまらない。また、キャンディたちがシンデレラに変装して王子様に会う過程も、さして美しく純粋なものには見えない。それも玉の輿に乗るためにキャンディであるふりをするSBS「清潭洞アリス」のハン・セギョン(ムン・グニョン)がついた嘘は、SBS「野王」、KBS「いとしのソヨン」のキャンディに比べると可愛いレベルだ。「いとしのソヨン」のイ・ソヨン(イ・ボヨン)はそもそも財閥との結婚そのものに積極的ではなく、父親の正体を隠すしかない特別な事情があった。しかし、「野王」のチュ・ダヘ(スエ)は、財閥3世との結婚のために自身にそれまで献身的だったハリュ(クォン・サンウ)に意図的に冷たくし、顔を背けるようなひどい悪女の本性を見せる。90年代末までは可愛く優しいだけだったキャンディたちが、自分たちの地位向上のために自身の正体まで隠す行動までもはばからず、緻密さまで備えた背景には、自分で自分の将来を開拓できる女性たちの能動性を反映しようとする意図も見える。以前とは違い、宮殿入りに成功したシンデレラの挫折と脱出の過程を描いていることも興味深い。ふしぎの国への旅行を終え家に帰るアリスとは違って、「清潭洞アリス」のハン・セギョンが見せた結末は清潭洞の原住民チャ・スンジョ(パク・シフ)と一緒にうんざりする清潭洞の夢の国の旅行を続けていくということを暗示した。その半面、「いとしのソヨン」のイ・ソヨンは、3年間財閥家の嫁、お金持ちのお坊ちゃんカン・ウジェ(イ・サンユン)の妻として献身的に暮らしたノラの家から脱出して自身なりの人生を生きると宣言する。保守的なホームドラマの特性上、イ・ソヨンとカン・ウジェがよりを戻す結末も排除できないが、過去3年間カン・ウジェとともにした時間が幸せばかりではなかったと打ち明けるイ・ソヨンの告白は、お金持ちの家に嫁ぎ、幸せに暮らすとだけ思っていたキャンディの寂しい自嘲がにじむ。自ら玉の輿のチャンスを蹴飛ばして出た「清潭洞アリス」のソ・ユンジュ(ソ・イヒョン)の選択も、やっとのことで手にした王子妃の席から追い出されないために戦々恐々していただろう過去のシンデレラから一層進化した姿を見せる。しかし、キャラクターが変わっただけで、以前も今も財閥家系に入る機会を与えられたキャンディがやがて王子様から選ばれるという成功神話はドラマだから可能なファンタジーだ。特に、2013年のように階層間の移動がさらに難しくなった時代には、ドラマの主人公を通じて一瞬だが地位向上の欲求を満たすことも贅沢なことに思えるほどだ。以前とは違って女性の権利が拡張し、女性たちの社会進出が増えているとしても、財閥の男性の助けを得て地位向上に成功する女性たちのストーリーは、依然としてドラマでよく活用される展開だ。ただ時代が求める女性像と両親から受け継いだ富によって子どもたちの将来がある程度決まる現実に合わせてシンデレラを夢見るキャンディもさらに大変になっただけだ。日増しに階級の固定化が激しくなり、一生懸命に努力すれば成功するという希望さえ抱きにくくなった時代、藁をも掴む気持ちで清潭洞への就婚を夢見て数々の苦労を経験する大変なキャンディの孤軍奮闘は当分続きそうだ。それも現実では不可能なシンデレラ成功ファンタジーのもう一つの変奏曲に過ぎないだろうが。

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