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【PREVIEW】「お金の化身」ありふれたお金の話、うんざりしませんか?
SBS新週末ドラマ「お金の化身」(脚本:チャン・ヨンチョル、チョン・ギョンスン、演出:ユ・インシク)夜9時50分 2月2日初回放送「お金で解決できないことはない。金額が少なかっただけだ」という信念を持つ明洞(ミョンドン)の不動産財閥イ・ジュンマン(チュ・ヒョン)が1997年のある日の夜、秘書であるチ・セグァン(パク・サンミン)の陰謀で殺害され、彼の妻はチ・セグァンの陰謀で懲役12年の刑を宣告される。突然両親と離れ離れになったイ・チャドン(カン・ジファン)は、チ・セグァンに追われて交通事故に遭った。その後、彼は新しい人生を歩みソウル中央地検の特殊部検事になった。そんなある日、イ・チャドンはある若い男性から「両親がつけてくれた本当の名前が知りたくないのか」という内容の電話を受けた。そして、ある土砂崩れの現場から100億ウォンという巨額の現金の束が見つかる。一体この100億ウォンの正体は何なのだろうか。誰から、どうやってそこに埋められたのか。ありふれたお金の話、うんざりしないのか?ユ・インシク監督はお金に縛られた貪欲と復讐をドラマのキーワードとして選んだ。ジャンル的にはイ・チャドン、チ・セグァン、ジョン・ジフ(チェ・ヨジン)の検事のキャラクターを中心にした法廷ドラマを見せる予定だと明かしたが、新たなアプローチではないので、ジャンル的な魅力が半減されるのは事実だ。これに対し「お金の化身」は、類似タイトルのドラマと違うキャラクターを武器としている。イ・チャドは子供の時の不幸をしつこく暴く人物であるが、とてつもなくコミカルな面を持つ人物として、通常のドラマで見せる男の復讐とは違う。ポク・ジェイン(ファン・ジョンウム)も「ブサイクで性格までも悪い、お金だけある母親の下で育ち、父親が誰なのかも分からない状態で、あらゆるストレスを食べることで解消して太ったけど、お金だけは沢山持っている」人物としてお決まりのヒロインの枠を飛び越えた。重い内容のドラマだが、イ・チャドンとポク・ジェインの二人がドラマを引っ張ると同時に活気を呼び起こす役として、愉快な展開を期待できそうだ。「お金の化身」は第2の「ジャイアンツ」になれるのだろうか?「お金の化身」は「『ジャイアンツ』と『サラリーマン楚漢志』に引き続き、お金と貪欲、そして権力に対抗するこれらのシリーズの完結編」(パク・サンミン)で、3年前、40%の視聴率で放映終了したSBS「ジャイアンツ」のユ・インシク監督とチャン・ヨンチョル、チョン・ギョンスン作家が再結集して制作したドラマだ。特にこのドラマには、ファン・ジョンウムからパク・サンミンまで主演俳優として参加し、すでに「ジャイアンツ」でのタッグが組まれていた。チャン・ヨンチョル脚本家は「企画段階から時間を効率的に使うことができた」と順調な制作過程を明かし、パク・サンミンは「すでにお互いを知っていることが、とても役に立っている。撮影現場で何らかの理由で笑える瞬間、感じる信頼感が大きな力になっている」と「ジャイアンツ」のチームの再会を喜んでいた。息ぴったりのチームではあるが、「ジャイアンツ」と同じ成功を成し遂げるために、「ジャイアンツ」の枠を飛び越え、「お金の化身」だけの物語をどれだけインパクトあるドラマとして展開していくかによって、成敗がかかっている。スピード感のあるドラマ「百年の遺産」に追いつくことができるのだろうか?「お金の化身」は同時間帯で視聴率1位を記録しているMBC「百年の遺産」との真っ向勝負は避けられない。後発走者である「お金の化身」は、序盤の展開で耳目を集めなければならない。ここではイ・チャドンとポク・ジェインの子供時代を演じる二人の子役であるパク・チビンとソ・シネの責任は重大である。パク・チビンはイ・チャドンの役を務めることになり、追いかけて来る車を避けて走り、体を張った喧嘩をするなど、アクションシーンを完璧にやり遂げ、ソ・シネは太った子供のポク・ジェイン役を演じるために特殊メイクをしたまますべてのシーンを演じ、風変わりで愛らしい魅力をアピールしている。二人の子役は初回で高視聴率を獲得し、「お金の化身」を週末ドラマの安定軌道に乗せることができるだろうか?見守っています―「特殊メイクをしたにもかかわらず、シリコンの特殊扮装からはみ出ている愛らしさ」(ユ・インシク、カン・ジファン)でスタッフたちを感動させたポク・ジェイン(ファン・ジョンウム)は、その愛らしいさを武器として、多種多様な体を張ったギャグを披露する予定だ。―策略と裏切りを代表する俳優として登場する国民的将軍パク・サンミンが「『百年の遺産』でのパク・ウォンスク先生より、視聴者たちから悪口を言われることが目標」と明かした。これは、興味津々ですね。―映画「アンニョン兄さん」で9歳のチャン・ハニだった国民の弟パク・チビン君が、もう19歳(数え歳17歳)になった。もうすぐ二十歳になる!チビン君大きくなったねどうして涙が出るのかな。

「いとしのソヨン」「清潭洞アリス」が見せたヒロインの進化論
※この記事にはドラマ「清潭洞アリス」の結末に関する内容が含まれています。現実を反映したキャンディの変化、それにもかかわらず変わらないシンデレラのファンタジー過去のドラマで地位向上を遂げるキャンディ(漫画キャンディ・キャンディの主人公、お転婆で元気に困難を乗り越えるキャラクター全般を意味する)たちは、男性中心の社会に最適化された従順な女性のキャラクターがほとんどだった。しかし、女性の社会進出が増え、形式的にでも男女平等になっている今日、男性依存的なキャンディはもはや女性たちにとって歓迎される存在ではない。2000年代に入り、新しく登場したキャンディは、時代の流れに合わせて進取的で能動的な性向に変身を図る。世間知らずで優しくきれいなだけの過去のキャンディに比べて、新世紀のキャンディたちは比較的自身の世俗的な欲望に忠実であり、自身の願いを叶えるために、先に王子様に近づく積極性を持っていたりもする。しかし、2013年のドラマに登場するキャンディも最初は王子様の求愛を受けるシンデレラを望んでいたわけではない。彼女らは自身の力だけで成功できる資質を十分に備えていた。本人たちも他の誰かの助けではなく、自分で世界に立ちたいという夢を持っていた。しかし、優れた才能を持っているにもかかわらず、努力と誠実さだけでは彼女たちを取り巻く不遇な環境から脱出できないと判断したキャンディたちは、シンデレラを夢見て、富裕層が集う清潭洞への嫁入りに挑む。実際に平凡な家の女性が財閥の男性と結婚する確率は極端に低いが、ドラマでのキャンディと財閥3世の結婚成功率は100%に近い。しかし、「シンデレラと王子様が出会って幸せに暮らしました。めでたしめでたし」で終わるファンタジーとは違い、2013年のシンデレラのサクセスストーリーは、ただ結婚の成功にとどまらない。また、キャンディたちがシンデレラに変装して王子様に会う過程も、さして美しく純粋なものには見えない。それも玉の輿に乗るためにキャンディであるふりをするSBS「清潭洞アリス」のハン・セギョン(ムン・グニョン)がついた嘘は、SBS「野王」、KBS「いとしのソヨン」のキャンディに比べると可愛いレベルだ。「いとしのソヨン」のイ・ソヨン(イ・ボヨン)はそもそも財閥との結婚そのものに積極的ではなく、父親の正体を隠すしかない特別な事情があった。しかし、「野王」のチュ・ダヘ(スエ)は、財閥3世との結婚のために自身にそれまで献身的だったハリュ(クォン・サンウ)に意図的に冷たくし、顔を背けるようなひどい悪女の本性を見せる。90年代末までは可愛く優しいだけだったキャンディたちが、自分たちの地位向上のために自身の正体まで隠す行動までもはばからず、緻密さまで備えた背景には、自分で自分の将来を開拓できる女性たちの能動性を反映しようとする意図も見える。以前とは違い、宮殿入りに成功したシンデレラの挫折と脱出の過程を描いていることも興味深い。ふしぎの国への旅行を終え家に帰るアリスとは違って、「清潭洞アリス」のハン・セギョンが見せた結末は清潭洞の原住民チャ・スンジョ(パク・シフ)と一緒にうんざりする清潭洞の夢の国の旅行を続けていくということを暗示した。その半面、「いとしのソヨン」のイ・ソヨンは、3年間財閥家の嫁、お金持ちのお坊ちゃんカン・ウジェ(イ・サンユン)の妻として献身的に暮らしたノラの家から脱出して自身なりの人生を生きると宣言する。保守的なホームドラマの特性上、イ・ソヨンとカン・ウジェがよりを戻す結末も排除できないが、過去3年間カン・ウジェとともにした時間が幸せばかりではなかったと打ち明けるイ・ソヨンの告白は、お金持ちの家に嫁ぎ、幸せに暮らすとだけ思っていたキャンディの寂しい自嘲がにじむ。自ら玉の輿のチャンスを蹴飛ばして出た「清潭洞アリス」のソ・ユンジュ(ソ・イヒョン)の選択も、やっとのことで手にした王子妃の席から追い出されないために戦々恐々していただろう過去のシンデレラから一層進化した姿を見せる。しかし、キャラクターが変わっただけで、以前も今も財閥家系に入る機会を与えられたキャンディがやがて王子様から選ばれるという成功神話はドラマだから可能なファンタジーだ。特に、2013年のように階層間の移動がさらに難しくなった時代には、ドラマの主人公を通じて一瞬だが地位向上の欲求を満たすことも贅沢なことに思えるほどだ。以前とは違って女性の権利が拡張し、女性たちの社会進出が増えているとしても、財閥の男性の助けを得て地位向上に成功する女性たちのストーリーは、依然としてドラマでよく活用される展開だ。ただ時代が求める女性像と両親から受け継いだ富によって子どもたちの将来がある程度決まる現実に合わせてシンデレラを夢見るキャンディもさらに大変になっただけだ。日増しに階級の固定化が激しくなり、一生懸命に努力すれば成功するという希望さえ抱きにくくなった時代、藁をも掴む気持ちで清潭洞への就婚を夢見て数々の苦労を経験する大変なキャンディの孤軍奮闘は当分続きそうだ。それも現実では不可能なシンデレラ成功ファンタジーのもう一つの変奏曲に過ぎないだろうが。

「その冬、風が吹く」吹いてくる風にあなたの心も揺らぐ
SBS新水木ドラマ「その冬、風が吹く」制作発表会2月13日に放送スタート「風に揺らぐ一本の木を見て弟子が師匠に『あの木が揺らいでいるのか、風が揺らいでいるのか』を聞いたといいます。師匠は『お前の心が揺らいでいるのだ』と答えました。作品の中の風もそんなものだと思います。物語が進むにつれ、4人のキャラクターの価値観と感情が変わり、それによって新たな対立が生まれます。タイトルの中の風は心を揺らすものではないかと思います」「風は心を揺らすもの」と言った俳優キム・ボムの真剣な言葉に膝を打った。同席していたチョ・インソンは「僕たちはまだそこまで考えたことがなかったけれど、ボムが賢明な答えを出してくれました。それ以上答えることは難しいと思うので、僕たちは『その通り』としてください」と感嘆した。31日午後、ソウル龍山(ヨンサン)区漢南(ハンナム)洞BLUE SQAREで行われたSBS新水木ドラマ「その冬、風が吹く」(脚本:ノ・ヒギョン、演出:キム・ギュテ)の制作発表会場での出来事だ。ノ・ヒギョン脚本家「視覚障がい者も同じ人間だということを見せたかった」何より「その冬、風が吹く」が話題作になった理由は「嘘~偽りの愛~」「グッバイ・ソロ」「彼らが生きる世界」などでヒューマニズムを見せたノ・ヒギョン脚本家が台本を書き、彼と息を合わせてきたキム・ギュテプロデューサーが演出を担当したためだ。特に、俳優にとってノ・ヒギョン脚本家の存在感はすごい。ノ・ヒギョン脚本家と息を合わせるのは2度目となる女優ソン・ヘギョは「2度目だからといって気楽になったり、易しくなったことはありません。前より2倍は難しくなったと思います」と言い、キム・ボムも「台本を見たらやはり俳優が勉強し、自ら質問を投げかけなければいけませんでした。脚本家の台本のおかげで俳優がその中で安定して演技をすることができます」と打ち明けた。目の不自由なオ・ヨンの人生を描くだけに、ノ・ヒギョン脚本家は着実に取材を重ねキャラクターを完成させた。画面の中のオ・ヨンの完璧なメイクとキルヒールを見た一部の人は、リアリティを疑ったが、ノ・ヒギョン脚本家は揺るがなかった。取材しながら驚いたことは、視覚障がい者が一番聞きたくないと思う言葉が「部屋にいて」ということだったと言い、「私でさえオ・ヨンは部屋にずっといた方がいいと思っていましたが、『この人は部屋にいるべき人』という考えが逆に彼らを傷つけていました」と伝えた。「視覚障がい者はただ患者だと思うだけです。『この人も人間だ』ということを見せたいと思いました。実際に視覚障がい者のための教本を見ましたが、メイクする方法とハイヒールを履く方法などが全部のっていました。部屋にいるオ・ヨンを世の中に引き出すことがオ・ス(チョ・インソン)です。ただ、ドラマが視覚障がい者をテーマにすることで彼らに迷惑をかけたり、傷つけたりすることは起きないでほしいという面では心配もあります」キム・ギュテ監督は、今回の演出のポイントとして淡泊さを挙げた。「絵だけが見える」という評価もあるようで今回は技術的な部分にはあまり気を遣わず、「シンプルだが力のある演出を見せたいです」と語る彼は「画面の角度が特別でなくても俳優たちが与える感じがあり、クローズアップショットだけでも力がありました」と満足感を示した。「俳優の力がこれほど強烈だとは思いませんでしたが、3日間撮影しモニタリングしてみるとドラマチックな部分がよく出てきました。今回は脚本家や俳優にただついていく形になると思います(笑) 僕が悩むのは視聴者がオ・スの気持ちを全部分かるようにするべきか、それを分からないようにすべきか、という(演出の)線です。脚本家の(台本)スタイルは静寂な感じでしたが、それをインソンが演じると動的な感じもかなりに出てきました」ソン・ヘギョ&チョ・インソン、トップ俳優の共演序盤から感情的なシーン同年代の俳優でほぼ同じ時期に芸能界にデビューした二人の俳優、ソン・ヘギョとチョ・インソンは「その冬、風が吹く」で初めて共演することになった。「一度は会えるはずなのに本当に会えないと思ったこともありますが、共演するという話を聞いて『頼りながらできる』と思って安心しました」というソン・ヘギョと「演技が難しくてよくまとまらない時、ソン・ヘギョの演技をみたり、台詞を聞いたりすると整理される時が多いです」と言うチョ・インソンはすでに撮影の序盤で感情を見せるシーンを集中的に撮り、「最高のカップルに生まれ変わった」と語った。特に、多様な演技で女優としてキャリアを築いているソン・ヘギョは、大手企業の跡継ぎで目の不自由な死にたいと思う女オ・ヨンを演じる。彼女は「よく表現しなければならず、敏感な部分が多くて私も敏感になりました。視覚障がい者も、その症状は様々で症状の進み具合によってそれぞれ現れる現象が違いました。オ・ヨンは正面だけに視覚があるトンネル視力でよくいう瞳演技とは違います」という専門的な説明までしながらこれまでの悩みの時間を覗かせた。「視覚障がい者を演じていると、自分でも寂しい時が多いです。(相手の)目を見ながら演じられませんから。相手が追う言う様に演じるのか、表情はどうなのかも見ることができず、空に向かって演じます。それだけで寂しさを感じます。ある時は私一人だけで何かをしていると思って寂しくなります。そのためあえて(感情を)作って演じるよりは現場で自然とそのような状況が作られるので、自然に演じることができるようです」イケメンスターから離れ、確実な存在感をアピールしているチョ・インソンは専門のギャンブラーだったが金目当てでオ・ヨンの兄を装って接近する生きたい男オ・スを演じる。彼は、軍隊での生活を振り返りながら「変わったと思います。良い影響を画面で見せれたらと思います」と言いながらより一層深くなった眼差しを見せた。また、発表会の中ずっと俳優とノ・ヒギョン脚本家などを案内し、配慮する姿が印象的だった。現場での気配りが感じられる姿のように、チョ・インソンは「大衆的ではないかもしれません」と、世間の憂慮も十分に説明した。「たくさんの方々が、作品があまりにも重くないかと懸念されていますが、ただ軸がしっかりしていると見ればいいと思います。僕は重い人ではないので演じるキャラクターもただ重く見えることはない」という言葉で作品への自信を示した。「序盤で色々なことを説明する部分は真剣にアプローチします。ですが、撮影した結果を見ればキャラクターが重いだけではありません。面白いシーンもあります。ジンソンとヒソンも面白い演技を見せます。バランスが取れていると思います」このような彼についてノ・ヒギョン脚本家も「自信があり、何よりも一生懸命にします。無謀に見えるほど情熱的な人です」と話し、「私自身も若くなる感じです」と評価した。「面白い」と語り始めた彼は「これだけ自身のある俳優は診たことがありません。後輩の前でも自身の短所を気兼ねなく語るが、それを見て『本当に自信があるんだ』と思いました。チョ・インソンは頭で演技をする俳優ではなく、心で演技する俳優で、チョ・インソンの解釈を見ながら私が台本を書くラインが決まりました」と語った。最後にソン・ヘギョとチョ・インソンは一番印象深かったシーンとして屋敷のプールでのシーンを挙げた。ソン・ヘギョは「撮る時に体がしびれるほど感情が出ました」とし「他のドラマは第7話以降から恋愛や感情を見せるシーンが出てきますが、私たちは第1話からその様なシーンが多くありました」と語り、チョ・インソンも「計算して演じたわけではありません。ソン・ヘギョの演技だけを見てそのまま演じましたが、インパクトがあって期待できます」と話した。彼らのSBSドラマ「その冬、風が吹く」は、韓国で2月13日午後9時55分に放送を開始する。この冬、見る人の心に切ないながらも温かい風が吹いてくるようだ。

“放送不可”キム・ヒョンジュン主演「都市征伐」KBS側に法的対応を予告
ドラマ「都市征伐」のKBSでの編成不可が論争になっている中、制作会社であるメディアパック側が先月31日、KBSが発表した公式立場に対して再度反論した。メディアパックは1日、「ここ数ヶ月間、制作会社メディアパックはKBSドラマ局の高位関係者の要請に従い、共同制作会社であるKBSメディアに全体的な制作進行費を支援し、脚本家の交代、台本執筆および修正など、すべての企画業務を事実上KBSドラマ局本社出身のKBSメディアの役職員関係者と共に行ってきた。KBSが言う企画会議に提出された企画案と台本を検討した結果、コンテンツ競争力が著しく落ち、過度な暴力性など公営放送のドラマとして不適切だという判断により最終的に編成不可の決定を下したという公式発表は明らかに言い訳に過ぎず、到底納得できない。KBSという巨大集団の横暴レベルだ」と主張した。メディアパックは、「KBSドラマ局の高位関係者を通じて、制作会社は放送編成不可の理由としてコンテンツおよび事業性は優秀で良いが、暴力的な描写が多く、新政府発足の初期に適切ではないという政治的な言葉をはっきりと聞いた。これに対して、時機が来れば証明資料を必要に応じて提出する」と声を荒げた。メディアパック側は、KBSドラマ制作局の高位関係者が某メディアとインタビューした内容についても反論した。当時、KBSドラマ制作局の高位関係者は「都市征伐」の編成不可の理由として内容の暴力性、私的復讐、検察組織に対する戯画化など、公営放送に不適切だという判断により編成が不発になったとし、メディアパックの制作水準の低さを先に反省すべきだと主張している。これに対してメディアパック側は、「総合編成チャンネルの20話のドラマを何の問題もなく制作した経験のある制作会社として、水準以下の制作会社に見下され名誉毀損された点と、KBSメディアと共同制作の過程で被害を被った内容についても法的な対応を考慮する」と立場を発表した。メディアパック側はまた「最近KBSドラマ局の編成会議に提出した台本と企画案は、KBSドラマ局本社出身のKBSメディアの役職員が陣頭指揮してKBSメディアの内部脚本家を通じて台本を執筆し、彼らは誰よりも放送編成のプロセスに対する理解を示しており、台本の完成度を引き出すことのできる能力と経験を持っている方々だ。台本の暴力的な内容が問題になるのであれば、いくらでも修正補完できる簡単な問題であり、韓流文化輸出の発展のためにもドラマはドラマであるだけで、創造性や自律性を基盤に改善、成長、反映するのがいいと考えている」と反論した。これに先立ちメディアパック側は昨年10月、KBSから公式編成意向書を受け取り、編成のために努力してきたが、KBS信任社長の就任を始め、新政権発足以来非公式ラインを通じてKBSから最終編成不可の意見を通告された。しかし、これは新政権に対する過度な忠誠だと解釈し抗議した。これに対してKBS側は同日午後、「KBSが制作会社側に発送した編成意向書にも台本の競争力がなければ編成は不可能だという但し書きがはっきりと明示されている。しかも、メディアパック側は公営放送の公式的なシステムによって処理された編成不可の方針を新政権の顔色を伺うものだと主張し、ドラマ局の高位関係者に対して名誉を毀損する表現を使った。KBSはメディアパック側の事実と異なる主張に対して厳重に対応することを改めてはっきりと伝える」という公式立場を発表した。

女優ユン・ウネ「会いたい」で見返した演技力“ユチョンもユ・スンホも元々演技がうまくて負担だった”
最初は、軽い寄り道くらいに思えた。ガールズグループBaby V.O.X出身の女優ユン・ウネ(29)が2006年、MBCドラマ「宮~Love in Palace」を通じて演技を始めると言った時、人々は半信半疑だった。いつまで彼女が演技を続けるのかも訝しんだ。デビュー作で大きな人気を集め、続けてKBS 2TV「ぶどう畑のあの男」に出演すると、今度は足りない演技力で話題になった。2007年、MBC「コーヒープリンス1号店」でラブコメの女王の座に登板したが、どうにかして女優としての価値を貶めようとする視線が存在していた。ある人は、2009年のKBS 2TV「お嬢さまをお願い!」と2011年SBS「私に嘘をついてみて」など主演を演じた作品が立て続けに残念な視聴率で終了すると、「スター性で包み込まれていた演技者」ユン・ウネのバブルが弾けたとも言った。あまりにも酷すぎた。おかしいことに、人々のユン・ウネへの視線は冷たいものだった。そのため、小さな失言一つにもただ見過ごすことがなかった。ユン・ウネ本人も知っている。それでも、恨んだりはしていない。一部のネットユーザーの悪質なコメントとマスコミの冷たい視線を受けながらも、理由があるはずだと全身で受け止めた。ユン・ウネは先月17日に放送終了したMBC水木ドラマ「会いたい」で、幼い頃性暴行を受け、その傷を抱えながら生きるイ・スヨン役を演じた。正統派のメロドラマを標榜し、題材が題材であるだけに1話で数回も涙を流す、複雑な感情演技をこなした。しつこく付きまとっていた演技力騒動もなかった。ドラマが終わり、苦しみ苦しんだスヨンから抜けだしたユン・ウネに会った。ドラマが終わってから体調を崩しました。腸炎かと思いましたが、違いました。苦しすぎて、ノロウイルスかと思いました。痛いのが嫌いで、実は痛いとあまり言わないんです。漢方医に見てもらったら、浮腫がひどいと言われました。低血圧もありますし。朝起きると腫れ上がりがひどいんです。それで理由もなく太るそうです。最近結構太ってますから。体重を見て泣くところでした(笑) 怠け者で、普段あまり健康管理をしないんです。作品を続けるには体力もなければなりません。これからは鍛えようと思います。視聴者が、結末に不満を感じていること、知っています。性的暴行という題材は被害者が傷つかないように慎重にアプローチしなければならないじゃないですか。私が演じるスヨンを通じて、傷を克服する姿が伝わって欲しかったです。スヨンが傷ついて苦労しながら生きてきたのに、結末が幸せでないと悲しくなりそうでした。私は内心、幸せな結末を望んでいました。ハン・ジョンウを演じたJYJ ユチョンさんは幸せでない結末を望んでいたようですが、私は違いました。幸せに終わって本当によかったと思いますし、結末に対する不満はありません。ユン・ウネの再発見という言葉、正直感謝しています。さらに率直に話すと、足りない部分があっても大目に見て欲しいという気持ちもあります。実は再発見と言う言葉自体が、私に対する期待値が低かったことを意味するものですから。そう考えると、残念でもあります。再発見という言葉は冷静に考えると多くの方が、私が傷を抱えるスヨンというキャラクターをうまく演じられないだろうと思っていたから出てきたのではないでしょうか。悪評されると思いました。序盤に子役俳優が素晴らしく演じてくれたので。それに私は、演じる度に叱咤されてきたので、不安だったんです。心配が多かったので、実は撮影現場が地獄のようでした。でも、初放送後に思ったより反応がよかったので、突然気が楽になりました。正直好評を受けるとは予想しなかったんです。何せユチョンさんやユ・スンホさんがもともと演技がうまいので、負担は少なかったです。これまで私が叱咤されてきたのには、理由があるはずだと思います。それでも、大目に見てもらえる部分までも悪口を言われ、寂しかったのはあります。私の演技の点数は。私は私に良い点数は付けられません。いつも演じる度に物足りなくて、容易ではないと感じます。私も完璧に演じたいです。でも、私の演技において残念な部分はあります。それでも、話さないつもりです。短所は話さないところだと言われています(笑)ラブコメだけやろうとしていたわけではありませんでした。正直、オファーのくる作品の8割がラブコメでした。ラブコメの選択の幅が広かったんです。また、自分の年齢でうまく演じることのできる作品をやろうという思いもありましたし。無理して成熟な姿をお見せしたくはありませんでした。歳を取れば取るほど、変化した演技とキャラクターをお見せしたかったです。JYJ ユチョンとユ・スンホに一緒にご飯を食べようと言いました。以前は相手俳優からご飯でも食べようと言われたら、「どうしてご飯を食べようと言うんだろう。誤解されたいのかな」と思っていました。それが、ある瞬間から私がそう言っていました(笑) もちろん、私も性格が積極的ではない方です。それでも作品をするのなら、親しくならなければならないのでご飯を食べようと言いました。ユチョンさんもユ・スンホさんも人見知りな方なんで、最初は反応が生ぬるかったんです(笑) 勇気を出して近づいたのに、少し傷つきました(笑) でも、後で親しくなってみると二人共配慮深い性格なので、大いに頼ることができました。年下は男には見えないです。ユ・スンホさんは私より9つも下じゃないですか。最初は心配しました。どうやって恋人を演じたらいいのか、悩みました。でも、二人で色々と話し合って、その中で親しくなりました。スンホさんって、ものすごく大人っぽいんです。そのせいか歳の差はあまり感じられません。軍隊に早く行きたいというスンホさんの気持ちも理解できます。早く軍隊に行ってきて、新しい演技がしたいんだと思います。時代劇は、後にやりたいです。時間が経てば、時代劇の演技も落ち着いてできると思います。今は時代劇に出演すれば、窮屈な衣装を着ているように見苦しい演技になると思います。たくさん準備した上で時代劇に出演したいです。ファッショニスタですって?(笑) もちろん、ファッションに関心は多いです。だからといって高価な衣装ばかり着ることはありません。その都度流行を勉強し、ファッション雑誌や本をたくさん買う方です。ファッションだけでなく、インテリアにも関心があります。目で学ぶことが好きです。完璧主義者です。考えの多い完璧主義者です。たくさん変わろうと努力しています。手放すといいますよね?実はインタビューをしながら、色々と考えています。本意でなく自分の言葉が騒ぎを起こすこともあって、傷ついたりします。物は言いようじゃないですか。インタビューするとき、心が重くなる場合があります。遊ぶことも不得意です。恋愛ですか?いっそのことやらない方が楽です(笑) 実際、新しい人に出会う機会が多くないんです。あまり外で遊ぶ性格ではないので。昨年、一度遊んで見ようと決心してクラブに行きました。それが、面白くなかったんです。実は、どれほど気楽な仲だとしても男の人と二人では合わない方です。誰が誤解するのかと心を決めて出て行っても、気楽になれないんです。もしかして自分がゴシップの題材になるのではと心配になります。誤解されるのが嫌なんです。

イ・ジュンギ&シン・ミナ主演「アラン使道伝」DVDが5月10日リリース&レンタル開始
日本はもちろん、アジア全土で圧倒的な人気を誇るトップ俳優、イ・ジュンギ待望の除隊後復帰第1作となったドラマ「アラン使道伝」のDVDが5月10日にリリースされることが決定した。「アラン使道伝」は、「屋根部屋のプリンス」「太陽を抱く月」など、次々とヒット作が生まれる新ジャンルファンタジー・ロマンス時代劇 。映画「王の男」でスターダムに駆け上がり、ドラマ「イルジメ〔一枝梅〕」で、高視聴率を叩き出した時代劇の申し子イ・ジュンギとの相性は抜群だ。「僕の彼女は九尾狐<クミホ>」で狐の妖怪を演じたシン・ミナは、今回幽霊役に挑戦して話題を集めた。シン・ミナは、生前の記憶を失い現世をさまよう悲運の娘アランを、大胆にも元気いっぱいの生き生きとしたヒロインに演じ上げた。見る者すべてを虜にするキュートな笑顔と、この世ならざるものが持つ儚さを巧みに演じ分け、男女問わず絶大な支持を獲得。ウノ演じるイ・ジュンギとの次元を超えた切ないラブストーリー、そして韓国を代表する豪華ビッグカップルの初共演が話題となり、2012年の「MBC演技大賞」でベストカップル賞に輝いた。イ・ジュンギ&シン・ミナの2大スターの豪華初共演の他、確実に子役から青年へと大きな成長を遂げているユ・スンホ(ドラマ「会いたい」)など、人気実力派俳優が共演し、2012年8月から10月まで韓国MBCで同時間帯に放送された番組中、視聴率1位を記録した。日本でも韓国ドラマ界の注目作としてオンエア前から話題となった「アラン使道伝」は、いよいよ5月10日にDVD-SET1、6月5日にDVD-SET2が発売およびレンタル開始となる。【「アラン使道伝」DVD情報】・「アラン使道伝」特集ページ・「アラン使道伝」DVD公式ホームページ●「アラン使道伝」DVD-SET1 税込価格¥19,950 5月10日(金)発売GNBF-3112 / 第1話~第10話収録 / 6枚組【初回限定特典】オリジナルマウスパッド / キャンペーン応募ハガキ【特典】アウターケース / 特典ディスク(1枚) / ブックレットPart.1(16P) / ポストカードセット(5枚)★レンタルVol.1~5 同時リリース!●「アラン使道伝」DVD-SET2 税込価格¥19,950 6月5日(水)発売GNBF-3113 / 第11話~第20話収録 / 6枚組【初回限定特典】オリジナル・ステッカー / キャンペーン応募ハガキ【特典】アウターケース / 特典ディスク(1枚) / ブックレットPart.2(16P) / ポストカードセット(5枚)★レンタルVol.6~10同時リリース!

パク・ジニ「ホジュン」にイェジン役で出演…主要キャストがほぼ決定
女優のパク・ジニがMBC毎日ドラマ(月曜日から金曜日まで放送されるドラマ)「ホジュン~伝説の心医~」にイェジン役で出演することが決まった。31日、MBCは報道資料を通じて、パク・ジニがキャスティングされたと発表した。パク・ジニは、同ドラマで時代劇に初めて出演することになる。パク・ジニは「映画で宮廷医官を演じた経験があり、宮廷医官役には馴染みがある」と出演への意思を見せたという。イェジン役が決まり、「ホジュン~伝説の心医~」の主要キャストがほとんど明らかになった。ホ・ジュン役に俳優のキム・ジュヒョクが、ユ・ウィテ役はペク・ユンシク、ク・イルソ役とハムアンデク役には女優のキョン・ミリとパク・チョルミンがキャスティングされ、おしどり夫婦を演じる。「ホジュン~宮廷医官への道」(1999)でヒョンシクが演じコミカルな印象を与えたオグン役はチョン・ウンピョが務め、ホ・ジュンと兄弟のような関係で主要なニュースを知らせるヤンテ役はヨ・ホミンが演じる。「ホジュン~伝説の心医~」は、ホ・ジュンを題材に放送されるドラマとしては3作目となるため、出演する俳優もそれぞれ覚悟を固めただろう。特に、キム・ジュヒョクは、父の故キム・ムセン氏が1975年ドラマ「執念」でホ・ジュン役を演じた縁もある。今回は、毎日ドラマで全120話になっているため、制作陣をはじめ関係者はキャスティングに心血を注いできたという。主要な役がほとんど決まったことで、制作陣は原作ドラマとは差別化するとの覚悟だ。ホ・ジュンを題材にしたドラマとしては、1975年イ・ウンソンが脚本を務めた毎日ドラマ「執念」(全143話)を始め、1991年「東医宝鑑」(全14話)、そして1999年特別企画ドラマ「ホジュン~宮廷医官への道」(全64話)が放送された。特に、国民的ドラマとして愛された「ホジュン~宮廷医官への道」は、ドラマチックな感動と面白さを与え、最高視聴率63%という驚くべき視聴率を記録した。

KARA スンヨン「チャン・オクチョン」にキャスティング!“キム・テヒと対決”
KARAのスンヨンがSBS月火ドラマ「チャン・オクチョン」で初の正劇(シリアスで深みのある内容を扱った作品)演技にチャレンジする。スンヨンは同ドラマで淑嬪崔氏に扮し、宮廷の女中という低い身分だったが、後日王の後宮になって息子を王(英祖)に立てた人物を描く。この人物は、劇中でユ・アインをめぐってキム・テヒと対決する重要な役だ。所属事務所のDSPメディアは1日、「演技への挑戦を夢見ていたスンヨンが真剣な気持ちで慎重に検討してから出演を決めた。これまでカメオや日本のドラマに出演したことはあるが、初めての正劇への挑戦を時代劇に決めただけに、特別な覚悟で徹底して準備している」と説明した。「チャン・オクチョン」は政治的な人物のチャン・ヒビンではなく、チャン・オクチョンが朝鮮時代初のファッションデザイナーだったという設定の下、女性としての人生と夢を新しい観点から描いていく予定だ。「野王」の後番組として4月から韓国で放送される。

「7級公務員」チェ・ガンヒ&チュウォン、水木ドラマ視聴率トップに“独走態勢?”
チェ・ガンヒ&チュウォンカップルが水木ドラマの視聴率1位をキープしている。1日、視聴率調査会社ニールセン・コリアによると、韓国で先月31日の夜に放送されたMBC水木ドラマ「7級公務員」は全国基準15.2%の視聴率となり、1位をキープした。これは自己最高視聴率を記録した前日の放送よりも0.7%低下したものだ。特に同日の放送では、オム・テウンが死を迎え、強烈なインパクトを与えた。チュウォンとの義理で特別出演したオム・テウンは、短いが強烈な存在感を発揮し「7級公務員」序盤の人気を支えた。「7級公務員」は放送の序盤から期待以上の視聴率を記録し、水木ドラマの新しい王者として浮上した。主人公のチェ・ガンヒ&チュウォンカップルの甘く、殺伐したキャラクターや演技力が好評を得て、早いスピードで人気を得ている。これまで先頭に立っていたKBS 2TV「チョンウチ」をおさえてトップを獲得し、これからが注目されている。

「ゆれながら咲く花」クァク・ジョンウク“思いやりと愛でオ・ジョンホも人間らしくなった”
「学校は子どもたちが変わる過程を見せる場所」クァク・ジョンウク、いやオ・ジョンホと顔を合わせていると、すぐこんなことを言わなければならない気がした。「ジョンホ、学校にはなぜ来なかったのか? お父さんを連れてきなさい」と。しかし、世界で一番悪い表情で睨むオ・ジョンホがいるべきところに、正しい姿勢で微笑んだまま質問に耳を傾けるクァク・ジョンウクがいた。KBS 2TV「ゆれながら咲く花」の最終回が放送された28日の翌日、スンリ高校2年2組の一番の問題児だったオ・ジョンホ役のクァク・ジョンウク(24)に会った。オ・ジョンホ特有のアフロヘアを端正に整えた彼は「髪にうんざりしたので、すぐに変えました」と笑った。友だちを殴り、担任のチョン・インジェ(チャン・ナラ)の手首をひねるという統制不可能なオ・ジョンホの姿がまだ記憶に新しい今、礼儀正しくドアも開けてくれるクァク・ジョンウクに対して何だか違和感があった。初登場から制服を着てタバコをくわえていたオ・ジョンホとは違って、喫煙者ではないクァク・ジョンウクは、撮影の合間にタバコタイム(役は学生だが、役者は成人たち)の時にぼーっと立っていたという制作陣の話を思い出した。「ゆれながら咲く花」の最終回の最後のシーン、冬休みが始まり、空っぽの教室でチョン・インジェはオ・ジョンホを待っていた。「学校を辞める」と数日間欠席しているオ・ジョンホが終礼が終わる前までに来れば、3年に進級することができるためだ。結局オ・ジョンホは姿を現さなかったが、以前として彼を待っている教師たちの表情は妙に明るかった。「ジョンホ、こいつは何でこんなことを?俳優としても気になった」―それでオ・ジョンホは終礼に行きましたか?行かなかったんですか?クァク・ジョンウク:個人的にジョンホは行けなかったと思います。その教室に現れる勇気がなかったと思います。行ったとしても、先生のところだけ行ったんじゃないでしょうか。まだそれくらいプライドが重要な子ですから。―最初にオ・ジョンホ役のオファーを受けた時はリスクがあると思ったのではないですか。校内暴力の加害者ですから、CMも入らないと思いますし。クァク・ジョンウク:キャラクターそのものが弱くて、CMはそもそも念頭にありませんでした。しかし、ジョンホが携帯をいじるシーンが多くて、『この調子なら携帯のCMが入るんじゃないか』と思いましたが、やっぱり入らないですね(笑)初めのころまでは唯一の悪役でプレッシャーがあったのは事実です。最初の登場から友だちを殴ってタバコを吸う役だったので、脚本家の方にこの子は何でこんなことをするんですかと聞きました。この子がこのようになったのには、理由がなくはないだろうと思いました。そして、そんな中で2年生まで我慢していたのにも、はっきりとした理由があったはずですし、本当に悪い子だったら、すでに退学になっていたでしょう。―終わったらその意味が分かりそうですか?クァク・ジョンウク:ジョンホが学校に行く理由は父親だと思います。あんなに父親に殴られて大変な思いをしながらも、結局背負わなければならない理由でしたから。最後には「父が怪我をして金を稼がなければならない」と学校を辞める決心をしますが、結局仕事に就いて父親と一緒に住みたかったので高校卒業の意志があったのです。そんな状況であるため、ジョンホは友だちのイ・ジフン(イ・ジフン)が職業学校に行くのを嫌っていました。ジフンのように職業学校に行きたいけど、家庭の事情でそれはできないし、そうなると遠くなり離れそうなのでさらに強く出るのです。コ・ナムスン(イ・ジョンソク)とパク・フンス(キム・ウビン)の間のトラウマと似たようなものだと思います。ナムスンもサッカー選手になろうとするフンスが離れるのではないかと心配していたように。「リュ・スンボム先輩の演技を参考ヤクザよりはチンピラ」クァク・ジョンウクがオ・ジョンホ役を取るためにオーディションでパスすべき台詞は「おい、タバコあるか」の一言だった。イ・ミンホン監督は「僕が退社するまでにきちんとしたキャラクターが出来上がらないと一緒にできない」と脅したという。クァク・ジョンウクは、午前11時から夜9時までその台詞だけを根気強く練習し、そこから発生したストレスのおかげで、いらだたしさいっぱいのオ・ジョンホのキャラクターに合格できたという。―最初はオ・ジョンホ役をするには弱く見えるという評価を受けたそうですね。だんだんきつくなれた秘訣は?クァク・ジョンウク:思ってもいなかった役に困惑して迷いました。それで初めに僕が演じたジョンホは少し優しく映っています。監督に『あなたに与えられたチャンスが無くなるかもしれない』と言われても、勘が掴めなかったんです。ジョンホがぶつかるジョンソクさんとウビンさんは僕より図体が大きいじゃないですか。この子が小さいけど強い理由を探さなければなりませんでした。どうすれば制圧できるかを考えながらリュ・スンボム先輩の演技を参考にしました。ヤクザではなくチンピラだと思いました。第3~4話でジョンホがナムスンにものすごく殴られるシーンがありました。殴られる回数と強さから見て、植物人間になるはずですが、次の日堂々と学校に出てまたつっかかります。それを見ながらジョンホの武器は根性と簡単には折れないプライドだと思いました。―最終話でカン・セチャン(チェ・ダニエル)先生に「学校は行かなくても悪い生き方はしない」と言いながら初めて涙を流しました。それまで毒気づいていたオ・ジョンホも少しずつ変わったことについて自らも実感しましたか?クァク・ジョンウク:どうしても変化する過程が一番目に見えるキャラクターでした。すでに設定上に変化が予定されてもいますし。家庭問題などで大変な思いをしながら完成されたキャラクターが第1話のジョンホでしたから、いつでも変化する可能性が無限に開いていたと思いました。もちろん、ジョンホが許せるプライドのラインについては十分に変わったと思います。変わるべきだと思いましたし、変わると思いました。元々愛情が足りない子だったじゃないですか。愛と思いやりを与え続けると、この子もそろそろ人間になっていくと思いました。プライドをことができませんでしたが、徐々に変わっていく姿を見せました。ジョンホが表では不良で事件事故を起こしてばかりですが、結局は変わることができる点で、すべての学生が同じだと思います。そして、学生が変わっていく過程を見せてくれる場所が学校だと思いました。人間を作って教える場所です。

「7級公務員」愚かな青春が生み出す信頼関係
ストーリー MBC水木ドラマ「7級公務員」第3話 夜9時55分放送嘘発見器による検査を欺く訓練で、キム・ソウォン(チェ・ガンヒ)はハン・ギルロが(チュウォン)投げた質問に対し、年齢、名前、住所をすべて嘘で答えたが真実だと判定され、ケースAに分類される。ハン・ギルロは、偶然キム・ソウォンと彼女の両親が通話する内容を聞いて、本当のキム・ソウォンの正体を知ることになるが、知らない振りをし、カジノの授業で放送局の入社試験を受けるチャンスを失いたくないキム・ソウォンは休暇を賭けた訓練官とゲームをするが、負けて給料をすべて失う。ハン・ギルロは、そんなキム・ソウォンのために国家情報院からの進退を賭けて訓練官に対決を挑み、持っているチップをすべて賭けた。レビュー考えも行動も未熟である現在の新人要員たちは、とても単純である。今まで自分が信じて来たことをより強く信じようとする。それが根本から崩れていっても、また、今まで信じて来たことに向かって前進する。キム・ソウォンは訓練官から給与を賭けたギャンブルの話をもちかけられ、その提案を受け、踊って歌って給与まで失う。これは、常に生活苦にあえぎながら、正当にお金を稼ぐことができれば何でもしてきたキム・ソウォンの人生そのものだった。その反面、お金持ちの息子であるハン・ギルロは、お金で苦労したことがなかったため、未練も恐怖もない。しかし、それは同時にお金に盲目的に従う人たちを非難し、キム・ソウォンを警戒した理由でもある。このようなハン・ギルロが、キム・ソウォンの本当の人生を知るようになり、彼女がお金のせいで呆然としていた姿を見た瞬間に心を許してしまったことは、ストーリーの展開上、少し突然だったが、十分理解できることだった。ハン・ギルロは、自分にとって価値のあると考えた方向に向かって生きる人が、キム・ソウォンであることを知ることになり、彼女がお金のせいで悲しむ姿が心配になってすべてを賭ける。「7級公務員」での若者たちは、そのように愚かでありながらも邁進する。それは単純だから、一層純粋な信頼関係である。それは今後、逆転する彼らの運命と物語に期待してしまう理由である。仲間たちとおしゃべりするポイント―1977年生まれのチェ・ガンヒさんの住民登録番号は、860131-2******、1986年生まれのキム・ソウォン役を演じても違和感のない、若さを保つ運命的な理由は!彼女が、5月5日(子供の日)生まれだからである。―KBS「ゆれながら咲く花」のキム・ミンギが退場するやいなや、キム・ソウォンが入場しました。最近のドラマでは、放送プロデューサーを夢見る人が多いですね。仕事もPPL(Product Placement:テレビ番組や映画に特定会社の商品を小道具として登場させること)をするのでしょうか?―気付かないところでした。赤く染めた髪に、いい加減で、強そうで、人気がない設定のあの人(キム・ミンソ)が、MBC「太陽を抱く月」でユン・ボギョン役を演じたその王妃のように似合っていますか?

「男が愛する時」ソン・スンホン&シン・セギョン&ヨン・ウジンの出演が確定!
MBC、31日に新水木ドラマのキャストを公式発表MBC新水木ドラマ「男が愛する時」(仮題、脚本:キム・イニョン、演出:キム・サンホ、チェ・ビョンギル)の主演としてソン・スンホン、シン・セギョン、ヨン・ウジンが最終確定した。3人の俳優はそれぞれ個性豊かなキャラクターで登場する。ソン・スンホンは冷徹な判断力を持つハン・テサン役を演じる。ハン・テサンは自身の実力で成功した事業家だが、過去に親から受けた傷を抱える人物だ。子供の頃に出会ったミドから幼い頃の自分の姿を見ることになり、生まれて初めて彼女に愛情を感じることになる。シン・セギョンは明るい性格だが身分上昇への欲望が強いソ・ミド役を演じる。ミドは子供の頃経験した様々な試練により、世の中に怖いものがなく、挑戦的な性格の人物だ。ヨン・ウジンは鋭敏な頭脳と根性を持つイ・ジェヒ役を演じる。ジェヒは、祖父母と孫の家庭で兄のチャンヒと二人で育ち、格別な兄弟愛を持っている。兄と親しいテサンに感謝し大いに共感しているが、ミドを間に置いて対立する。「男が愛する時」は主人公の愛と葛藤を描く愛情メロドラマで、「赤道の男」を執筆したキム・イニョン脚本家と「ファンタスティックカップル」「私の心の声が聞こえる?」「アラン使道伝」を演出したキム・サンホ監督がタッグを組む作品だ。同ドラマは現在放送中の「7級公務員」の後番組として、韓国で4月に初放送される。




