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  • 【PHOTO】チャン・ナラ&チェ・ダニエル「ゆれながら咲く花」制作発表会に出席“ラブリーなハートポーズ”

    【PHOTO】チャン・ナラ&チェ・ダニエル「ゆれながら咲く花」制作発表会に出席“ラブリーなハートポーズ”

    俳優チェ・ダニエルとチャン・ナラが、28日の午後ソウル中(チュン)区小公洞(ソゴンドン)ロッテホテルで行われたKBS月火ドラマ「ゆれながら咲く花」(脚本:イ・ヒョンジュ、コ・ジョンウォン、演出:イ・ミンホン、イ・ウンボク)の制作発表会に出席した。

    マイデイリー
  • 「会いたい」JYJ ユチョン、もう俳優でしかない

    「会いたい」JYJ ユチョン、もう俳優でしかない

    JYJのメンバー兼俳優としても活動しているユチョンが、壊れる時を知る役者としてしっかりと成長した姿を見せている。ユチョンは、現在MBC水木ドラマ「会いたい」で、幼い時代の初恋を守れなかったという傷を抱いて過ごしているハン・ジョンウ役を演じている。ジョンウは、明るく天然なところもあるが、初恋相手イ・スヨン(ユン・ウネ)を探すために水火も辞さないタフな魅力の持ち主だ。そのため、ユチョンは今回のドラマで突然叫んだり、スヨンを思い出してはすぐに涙を流すジェットコースターに乗るような演技をしている。彼は、感情の起伏が激しい役柄を演じるため、ややすると劇中の人物と溶け込まない印象を残す弱点を、もっぱら演技力でカバーした。凄絶に壊れる時は壊れて、感情が表れるシーンでは凝縮した感情を爆発させ、図々しい表情が必要な時は力を抜くなど、感情の変化に卓越した能力を示している。つまり、力加減を知り、パワフルな一発を飛ばす時を知っているほど、役柄への没入度が優れているということだ。ここに後先考えずに演技にすべてを投じる、例えば、ものすごいスピードの台詞を言って唾が飛んでも、役柄に集中して多少表情が格好良くなくても黙々と自身の演技を披露している点が、これまでの作品から一層成長した俳優ユチョンの今回のドラマ成績表だ。アイドル出身の俳優が一番失敗することの一つが、ステージ上の格好いいカリスマ性をお茶の間でもそのまま再現しようとすることだ。しかし、2010年KBS 2TV「トキメキ☆成均館スキャンダル」で演技に正式デビューして以来、MBC「ミス・リプリー」(2011)、SBS「屋根部屋のプリンス」(2012)を経た彼は、いつの間にか自身の魅力よりは役柄や劇の方向性により気を使う俳優となった。今ユチョンは「会いたい」で視聴者が見ても脱力するように、毎回感情を凝縮して一気に爆発させる演技をこなしている。おかげで、傷を隠して初恋スヨンを探しまわるジョンウという人物は、まだ7話を迎えただけだが視聴者の心の中に大きく印象付けられた。「会いたい」は、韓国で28日放送された第7話で、スヨンが幼い時代に性的暴行を受けた自身を捨てて去ったジョンウを傷つけるために意図的に接近し、本格的なかくれんぼのような恋物語が始まった。同時に、俳優ユチョンに対するお茶の間の切ない恋も幕を開けた。

    OSEN
  • 「ウララ・カップル」もしかしてシーズン制のドラマだったのですか?

    「ウララ・カップル」もしかしてシーズン制のドラマだったのですか?

    ※この記事にはドラマ「ウララ・カップル」の結末に関する内容が含まれています。竜頭蛇尾で終わってしまった「ウララ・カップル」の可能性心と体の入れ替わりを経験する夫婦を演じるシン・ヒョンジュンとキム・ジョンウン。このように一行で要約できたKBS「ウララ・カップル」こそ、本当のハイコンセプトドラマの最新韓国バージョンと思わざるをえなかった。あえて「シークレット・ガーデン」を言及するまでもない。男女の役割チェンジを通じた理解と疎通という題材は、もう珍しくもないからだ。ふたを開けてみると、シン・ヒョンジュンとキム・ジョンウンの、親しみのあるそして公認された(キム・ジョンウンがシリーズ1に、シン・ヒョンジュンがシリーズ2~4に出演した映画「家門の栄光」は、1800万人に迫る観客を動員した)、ずうずうしくコミカルな演技は、期待以上だった。「最低」と「どうする」を連発するシン・ヒョンジュンとチョッボルナム(座るときに足を大きく広げ隣に迷惑を掛ける男)をリアルに演じたキム・ジョンウンこそ、最高視聴率15%をリードした原動力だったと言えよう。個人的に「ウララ・カップル」に注目したのは、ファンタジーがより果敢に全体的に介入していたからだった。月下老人(ピョン・ヒボン)と巫山神女(Brown Eyed Girls ナルシャ)が、毎回違うキャラクターに扮装し、コ・スナム(シン・ヒョンジュン)とナ・ヨオク(キム・ジョンウン)の暮らしを見守りながらも介入し、運命を司るという設定は、かなり興味深く斬新だった。コ・スナムが前世に次ぎ現世でまで、ナ・ヨオクを裏切るという事実を、直接的な回想で羅列したことも新鮮だった。しかし、シム・ヘジンとパク・ジニが出演した「カムバック!スネさん」を通じて女性同士の入れ替わりで効果を得た脚本家のチェ・スンシクは、この才知溢れ、にぎやかだったドラマを新派ドラマに展開させることで、自ら視聴率下落を招いた。なぜ、そうしたのだろうか。果たしてそれが大衆性を増すことができる切り札だと判断したからか。「21世紀のヨオク残酷史」でもないこのドラマ、最初の斬新さはどこに行った?夫婦の魂が入れ替わってから、「ウララ・カップル」は男女関係を覆す気配、正確には家父長制度に対する不穏な反旗を抱いているかのように見えた。予想はいつも的中するものだ。やはり体が替わってから、あらゆる苦難と逆境に耐えるのは妻の体に入った不倫男コ・スナムだった。前世でもナ・ヨオクを裏切った、そのならず者の夫が、専業主婦のあらゆる苦難を自ら体験し生まれ変わる話は、誇張された2人の俳優の演技の中でしっかりと入り組まれているように見えた。しかし、そこまでだった。ナ・ヨオクの体に入ったコ・スナムが(流産が予見される)子供を妊娠するという、過度な設定が目立った(?)中盤から少しずつ始動がかかり始めた。体は元に戻ったが、子供を流産したナ・ヨオクの深い悲しみまでは、中年の女性視聴者たちの共感を得るためのドラマ的装置だと何とか理解することもできる。しかし「ウララ・カップル」はそこから更に、数歩前に進んだ。交通事故は基本で、持病のあるビクトリア(ハン・チェア)の救急室行きに続き、結局初恋の相手ヒョヌ(ハン・ジェソク)と再会して幸せを感じていたナ・ヨオクに肝臓癌を宣告するという罰を下した。ここまで来ると「21世紀のヨオク残酷史」や「嫌われヨオクの一生」とタイトルを変えてもよさそうだ。更には綺麗さっぱり諦めるとしていたコ・スナムとナ・ヨオクが、肝臓移植をきっかけに再婚するという設定は、在り来たりを超えて、怠惰という表現が似合うほどだった。入れ替わりと仙人を登場させたファンタジーなだけに、韓国ドラマの有り触れた設定を取り入れるのは無理もないことだったのだろうか。「夫婦クリニック 愛と戦争」を連想させたマクチャン(日常では起こらないような出来事や事件が次々と起きること)同然の事件が続く中でも、このドラマが伝えたかったことは、最初から運命の絆で繋がれた2人が結ばれることだった。しかし、離婚届に印鑑を押してから入れ替わりという大騒動を経験し、肝臓癌をすっきりと克服して、悔い改め生まれ変わったコ・スナムへ戻り、仕事も愛も手に入れ、2度目の結婚式を挙げるナ・ヨオクの結末は、本当のハッピーエンドだと言えるだろうか。例えるならば、ナ・ヨオクは、運命という歯車の中で離婚夫婦の再婚という結論に戻るしかない鮭を連想させた。「離婚した女性が年下またはまっすぐな初恋のような室長に出会い、仕事で成功し、新しい恋を手にする」という、昼ドラの主人公のようだったナ・ヨオクは、そうしてあまりにも受動的な女性に留まってしまった。新派映画の主人公にぴったりないっそのこと中盤以降はシーズン2だったと言ってほしいファンタジーという大きな傘の中に隠れ、それぞれのディテールをないがしろにした「ウララ・カップル」の負けは、視聴率で証明された。中盤までは「宮廷女官チャングムの誓い」のイ・ビョンフン監督のドラマ「馬医」に立ち向かい、激戦を繰り広げた「ウララ・カップル」は、新派と無理のあるナ・ヨオクの苦難が乱発され8.9%という、結果的には残念な数字で幕を閉じた。ギクシャクした展開は視聴者が先に気づくものだ。更にいくつかを挙げてみよう。天帝と閻魔大王の運命ゲームを繰り広げた「アラン使道伝」とともに神を登場させるファンタジーは、更に細かい細工が必要だということを「ウララ・カップル」は再び証明した。神という名の下、子供の流産と、突拍子もない不治の病、臓器移植中の救急車の突然の事故など、刺激的な状況と偶然を乱発することは、これからは避けるべきだ。そして「ウララ・カップル」がキャラクターを活用する方式は、男性の観点に偏り過ぎていた。ビクトリアがその問題となる人物だ。いかなる状況でもオッパ(兄の意。女性が親しい年上の男性やスターを呼ぶ呼称)だけを求めていたビクトリアは、ナ・ヨオクとは比べられないほどファンタジー的な人物だと言えよう。養子縁組でスウェーデンから来て、持病もあり、妻子持ちに思いを寄せた罰で苦しみ、結局その恋までも譲歩してしまう女性だからだ。実は「ウララ・カップル」の脇役はほとんど、機能的なキャラクターに留まっている。最後に、中盤以降のドラマの雰囲気がはっきりと変わる「ウララ・カップル」を見ながら、平均65分の韓国ドラマが、今や独自的にシーズン制度を取り入れているのではないかとの錯覚さえも覚えた。45分から50分を超えない日本や米国のドラマに比べ、断然長い韓国ドラマが、中盤以降は時間をスキップして舞台を変えたり、ドラマの全体的な雰囲気を変えてしまうケースが多くなったからだ。急に2話が延長された「ウララ・カップル」の新派もまた、シーズン2という重要なキーワードと説明があったなら、更に容易に受け入れられただろう。

    oh!my star
  • 「ゆれながら咲く花」イ・ジョンソク“高校時代、友達より大人だと思っていた”

    「ゆれながら咲く花」イ・ジョンソク“高校時代、友達より大人だと思っていた”

    俳優イ・ジョンソクが、高校時代の心残りについて言及した。イ・ジョンソクは28日午後、ソウル小公洞(ソゴンドン)ロッテホテルのクリスタルボールルームで開かれたKBS 2TV新月火ドラマ「ゆれながら咲く花」(脚本:イ・ヒョンジュ、コ・ジョンウォン、演出:イ・ミンホン、イ・ウンボク)の制作発表会で、「高校時代はどんな生徒だったのか?」と質問された。彼は、「16歳の頃からモデルとして仕事を始めた。社会人になったのが早かったため、学校にあまり行けなかった。たまに行っても自分は友達より大人だと思った」と語った。続いて、「友達とあまり付き合わなかった。高校の時の友達が一生の友達になると言うのに、僕はその時の友達がいない。それが一番残念だと思う」と付け加えた。イ・ジョンソクは劇中、スンリ高校2年2組の会長コ・ナムスン役を引き受けた。口数が少なく秘密を抱えているため、誰とも仲良くしないキャラクターである。「ゆれながら咲く花」はスンリ高校2年2組で起きるエピソードを中心に、学校の現実的な状況について赤裸々かつ繊細に描くリアルスクール報告書である。「ウララ・カップル」の後続作品として韓国で12月3日から第1話が放送される。

    マイデイリー
  • 「清潭洞アリス」ドラマ版“江南スタイル”になれるのか

    「清潭洞アリス」ドラマ版“江南スタイル”になれるのか

    来月1日に韓国でスタートするSBS週末ドラマ「清潭洞アリス」(脚本:キム・ジウン、キム・ジンヒ、演出:チョ・スウォン)の成功可否に注目が集められている。27日午後、ソウル陽川(ヤンチョン)区木洞(モクトン)にあるSBS社屋で「清潭洞アリス」の制作発表会が開かれた。この日の制作発表会には主演俳優ムン・グニョン、パク・シフ、ソ・イヒョン、キム・ジソクと演出のチョ・スウォン監督、キム・ジウン、キム・ジンヒ脚本家が参加した。「清潭洞アリス」は平凡な庶民の女性が玉の輿に乗るためのプロジェクトで、真の結婚の条件と幸せに対するストーリーを描いたドラマである。2年ぶりにドラマに復帰するムン・グニョン、「紳士の品格」「蒼のピアニスト」に続く週末ドラマとして話題になり、ドラマが示唆する点が大きいだけに、単に傍観するのは惜しい。脚本を担当したキム・ジウン脚本家はこの日、制作発表会の場で「このように豊かな時代になぜ私たちが剥奪感を抱き、幸せから遠ざかっているのかという疑問から始まったドラマである。持っても不幸で持たなくても不幸なら、幸せになるためにはどのような価値を持つべきかを考えさせる」と説明した。彼の話のように「清潭洞アリス」は、就職の狭き門を突破してアパレル企業に新入デザイナーとして入社したが、デザイナーの仕事はおろか、手伝いだけをされられるハン・セギョン(ムン・グニョン)を中心に、物質万能主義社会に対して考える場を与える。これはドラマの舞台である「金持ちの象徴」の清潭洞と相まって最大化される。多少重く見られるテーマは、登場人物のはっきりしたキャラクターで緩和される。「88万ウォン世(韓国で平均給与額が88万ウォンである大卒の非正規労働者を示す)」に代表されるハン・セギョンの笑いと涙は、多くの視聴者たちから共感を引き出し、世界的なブランド流通会社アルテミスの最年少会長であるがつまらないチャ・スンジョ(パク・シフ)は、コミカルな姿を見せる。結婚して玉の輿に乗ったソ・ユンジュ(ソ・イヒョン)と清潭洞の仲人タミー・ホン(キム・ジソク)は、人間関係を複雑にする。ドラマは私たちと同じ人間が清潭洞でアピールするオーラの中で、夢のために前に進む姿を見せてくれる。漠然と韓国の金持ちの町だと認識されてきた清潭洞。その中で行われるあらゆる階層の人々の話は、清潭洞の再解釈が可能になるだろう。童話「ふしぎの国のアリス」でアリスが新しい世界を経験するように、ドラマの中の人物たちも清潭洞で率直な人生を見せる。歌手PSY(サイ)の「江南(カンナム)スタイル」によって江南という地名が私たちに親しくなったように、「清潭洞アリス」特有の共感できるドラマの展開が清潭洞に対する違う観点を誘導できるかが注目される。

    マイデイリー
  • 「会いたい」JYJ ユチョン&オ・ジョンセ、この男男コンビに賛成

    「会いたい」JYJ ユチョン&オ・ジョンセ、この男男コンビに賛成

    MBC水木ドラマ「会いたい」が、切ない恋愛だけではなく、似合いそうにないが妙に似合うJYJユチョンとオ・ジョンセを通じて関心を集めている。「会いたい」は、初恋の悲しい記憶を抱いて生きているハン・ジョンウ(ユチョン)とイ・スヨン(ユン・ウネ)の切ない恋物語だ。深い感性のロマンスに、ジョンウ周辺の人物の生き生きとしたストーリーが視聴者を引きつけている。ジョンウが恋人だと話すスヨンの母親ソン・オクスクと、親しくしている警察署の清掃員キム・ミギョン等のストーリーが、ジョンウとスヨンのかくれんぼのような愛と同様に、楽しめる要素となっている。特に、ジョンウといつも彼の近くにいるチュ・ジョンミョン刑事(オ・ジョンセ)による組み合わせは、視聴者を楽しませている。ジョンミョンは、ジョンウの心の傷を誰よりよく知っており、心配している人物だ。韓国で28日に放送された第7話で、ジョンミョンはジョンウがカン・サンドク(パク・ソヌ)を殺害した容疑者に挙げられると、アリバイを問い詰め、どうにかして疑惑を晴らすために奮闘した。ジョンミョンは、語尾を下げて「あれ? 容疑者を逮捕するよ。サンドクを殺したの? そうなの?」と冗談交じりに尋ねながら、ジョンウを抱きしめる。ジョンウは面倒くさそうにジョンミョンのスキンシップを拒むが、これまでジョンミョンが見せたジョンウを思う気持ちを知っている視聴者にとっては、面白いシーンの一つだった。ジョンミョンはこれに先立って、サンドクが出所すればジョンウが何か事故を起こすのではないかと心配し、手錠をはめ、白々しく鍵をなくしたと嘘をついたり、自身を捨てて新しい恋人ができたのかと冗談を言い、ジョンウの傷をかりそめでも忘れられるようにしていた。「会いたい」は、俳優と同じように視聴者の感情の消費も多いドラマだ。感情が膨らむばかりだと疲れてしまいがちだが、ユチョンとオ・ジョンセの組み合わせは、緩衝材となる。二人が一緒のシーンで深い友情に感動し、限りないほどの配慮に自ずと笑いが溢れ、緊張感が多少解消されている。男男コンビのユチョンとオ・ジョンセが、これから「会いたい」で披露する無尽蔵なエピソードが楽しみだ。

    OSEN
  • 水木ドラマ対決…視聴率下落の中「チョンウチ」1位

    水木ドラマ対決…視聴率下落の中「チョンウチ」1位

    水木ドラマの視聴率がすべて落ちている中、KBS 2TV水木ドラマ「チョンウチ」が1位を記録した。視聴率調査会社のAGBニールセン・メディアリサーチによると、28日に韓国で放送された「チョンウチ」は、視聴率12.6%(以下全国基準)を記録した。これは22日の放送で記録した13.2%より0.6%下がった数値である。「チョンウチ」は、第1話以降視聴率が下がり続けている。ずさんなCGとイ・ヒジュンのぎごちない台詞の言い方などが、視聴者の熱中度を下げているという評価を受けている。同時間帯に放送されたMBC「会いたい」も、前回の放送(11.0%)より0.4%下がった10.6%を記録し、水木ドラマの2位の座を守った。また、SBS「大風水」は7.5%を記録し、苦戦している。

    マイデイリー
  • 「清潭洞アリス」真の愛と幸せの意味に気づいてほしい

    「清潭洞アリス」真の愛と幸せの意味に気づいてほしい

    歌手PSY(サイ)をワールドスターにしたのは、「江南(カンナム)スタイル」という一曲だった。同曲は、富裕層が集まっている江南地域では、「昼には温かい人間的な女、夜になれば胸が熱くなる女」や「大人しく見えるけれど遊ぶ時は遊ぶ男、筋肉より思想がごつごつした男」が集まって遊ぶということを主な内容としている。だが、また同じ江南地域である清潭洞(チョンダムドン)は、話が違う。全身を高級ブランドで固めた品のある男女がそばを通り過ぎるようなところという印象が強く、遊興とは距離があるように見える。SBS新特別企画「清潭洞アリス」(脚本:キム・ジウン、キム・ジンヒ、演出:チョ・スウォン)は、清潭洞を小説「不思議の国のアリス」の中の神秘的な国に例えた。キム・ジウン脚本家は「『豊かな時代になぜ私たちは剥奪感を抱くのか』という疑問から始まった」とし、「持っていても不幸で持たなくても不幸ならば、幸せになるためにどんな価値を持って機会を模索しなければならないのかを描きたい」と伝えた。27日にSBSで開かれた制作発表会では「清潭洞アリス」のハイライト映像を見ることができた。華麗な世界に憧れるアパレル会社の新人デザイナーハン・セギョン(ムン・グニョン)と、女の俗物根性を嫌悪する世界的なブランド流通会社のCEOチャ・スンジョ(パク・シフ)の最初の出会いが描かれ、学生時代にハン・セギョンとライバルだったソ・ユンジュ(ソ・イヒョン)が玉の輿に乗ってハン・セギョンの上に君臨するシーンが流れた。パク・シフ「これから情けない男の姿をお見せします!」だが、ドラマではこの過程を一遍のchit-lit小説(20~30代女性の仕事と恋愛を描いた大衆的な内容の小説)のように愉快に描いた。ハン・セギョンが清潭洞の道端で両手を上げながら「私も人気デザイナーになりたい」と叫ぶシーンや、ソ・ユンジュに過去の復讐をするかのようにチャ・スンジョが自身の名言を録音して聴きながら拳を握り締めるコミカルなシーンは爆笑を誘った。これをうまく表現するため、俳優たちは壊れる役を演じることになったが、特にパク・シフはこれまで悲劇的な恋愛を描いた朝鮮時代のロミオ(「王女の男」)やイケメン殺人犯(「殺人の告白」)で見せたイメージから脱し、恋愛とコメディのジャンルを行き来する活躍を見せた。これに対し彼は、「これまで僕が演じてきた全てのキャラクターの集大成に壊れる姿を加えた。感情の幅が広く、ただカッコいいキャラクターではなく、視聴者に親近感を持ってもらえると思う」と期待を示した。「少し情けない姿を見せると思います。普段とは違って(笑)というのは冗談です。僕が長く付き合ってきた友人にしか見せられない姿を、キャラクターを通じて表現しているようで、演技しながら楽しかったです。僕は(キャラクターの特徴を)自分の中から見つけ出そうとする方で、そのような面が自然にカメラに収められたのではないかと思います。露出シーンもあると思いますが、それはまだ準備ができていません。身体の具合を見て決めなければならないと思います」(パク・シフ)これまで主に都会的な役を演じてきたソ・イヒョンも、自身のイメージをより多様化させた。どのドラマにも出てきそうな普通の悪役に見えるソ・ユンジュが、ストーリーが前に進むことにつれ、より多様な姿を見せるためだ。ソ・イヒョンは「ユンジュは最初から金持ちの、もともと清潭洞に住んでいた人ではない。だから、たまにがっかりさせる部分もあるし、品があるように見せているけれど、後になってそうではないように見えるところもある」と伝えた。ソ・イヒョンは、清潭洞婦人(玉の輿に乗った女性)らしさを表現するため、撮影現場でかなり苦労したと言う。彼女は「ハイライト映像に出てきたダイヤモンドセットも、本当に1億9千万ウォン(約1430万円)で、着ているワンピースも5~6百万ウォン(約37万6千円~45万円)もする。そういったものと一緒に撮影するのはとても疲れる。普通にご飯を食べに行ってもいけないし、車にもそのまま入ってはいけない」と話した。おかげでフロアディレクターとスタイリストは尻に火がついたという。ソ・イヒョンは「いつも白い綿手袋を着用して扱い、(衣装とアクセサリーのせいで)私は冷や飯食いだ。高価な服ばかり着ているので、ちょっと不便だ」と付け加えた。ムン・グニョン「誰にもあり得る欲望に気づき、変化する姿を描きたい」だが「清潭洞アリス」の美徳は清潭洞という世界と、その中の人物を愉快に描きながらも、決して軽くならないよう注意したところにある。「幸せになるためどのような価値を持たなければならないのかを描きたい」という脚本家の言葉のように、ドラマは輝く幻想の中の現実を描く。そのメッセージを伝える核心的な人物は、清潭洞を探険するアリス、つまりハン・セギョンだ。ハン・セギョンを演じるムン・グニョンは「(人物が)その目的を明確に表わしていることが、以前のドラマのキャンディ(漫画キャンディ・キャンディの主人公、お転婆な少女の意味)のような役柄とは違うと思う。男性主人公が女性主人公に偶然に会い、『君のような女は初めてだ!』という形で恋に落ちるわけではなく、女性が『私も素敵で堂々と生きていく』という目的を持っている」と説明した。やる気満々な新人のデザイナーハン・セギョンをこのような清潭洞婦人志望者にするきっかけも、ドラマで明確に説明される。みっともない現実に恋人(ナムグン・ミン)とも別れ、留学していないという理由で仕事からも外される。弱り目にたたり目で、自身がいつも努力で勝ってきたソ・ユンジュは玉の輿に乗った。「私がダメなわけじゃなくて、私が身に付けているものがダメだから、センスがなさそうに見えるんじゃないか」というハン・セギョンの一言は、見た目で判断される自身の立場をひしひしと感じ、変化を夢見る決定的な一言になる。ムン・グニョンは「これまでセギョンは『努力して何かを成し遂げる』と信じて生きてきた人だった。だけど、あるきっかけによって変化し、心の中に秘められていた欲望を表に出すという部分で共感できる」と語った。誇張されたり、とんでもない欲だけがハン・セギョンの全てではないということだ。また、彼女は「誰もが欲望や羨み、嫉妬などの感情を持てると思う。先入観からこれを隠す場合もあるし、逆に自慢する人もいるだろうけど、その正直なところに気づくところを上手く表現したいと思う」と意気込みを見せた。だが、ドラマはもう一度ハン・セギョンに真の愛と幸せの意味を気づかせるきっかけを与える。これに対しソ・イヒョンは「『玉の輿に乗って運命を変える』と誓う女と『そのような女に会ってはならない』と思う男性が対立する状況で、どのように愛すべきかを教えてくれるドラマ」と強調した。俳優たちが「ただ平凡な町」と口をそろえて話したように、清潭洞も結局人が生きていく世界なのだ。同ドラマは、12月1日の午後9時50分から韓国で放送が始まる。

    oh!my star
  • 「チョンウチ」チャ・テヒョン、ファンに囲まれ記念撮影“人気を証明”

    「チョンウチ」チャ・テヒョン、ファンに囲まれ記念撮影“人気を証明”

    俳優チャ・テヒョンの人気を証明する写真が公開された。KBS 2TV水木ドラマ「チョンウチ」(脚本:チョ・ミョンジュ、演出:カン・イルス)の制作陣は28日に、チャ・テヒョンを見るために撮影現場を訪れたファンの姿が映っている写真を公開した。写真には野外撮影を終えたチャ・テヒョンが次の撮影場に移動する時に彼を発見したファンの姿が映っている。撮影現場は一瞬でチャ・テヒョンを見ようと集まった人々でいっぱいになった。この日チャ・テヒョンは、集まった人々に囲まれてもファンの一人一人に配慮する姿を見せ、現場の雰囲気を和ませた。彼は、絶えないサインと写真撮影の要請にも笑顔を見せていたという。さらに夜通しの撮影と忙しいスケジュールの中でもいつも明るい笑顔とポジティブな考えで、撮影現場のムードメーカー的な役割をしている。彼の姿にドラマのスタッフは、「チャ・テヒョンを見るといつも驚く。続く撮影で疲れているはずなのに、ファンに会うとそのまま通り過ぎてしまうことがまったくない」と伝えた。制作会社の関係者もやはり「ドラマのすべての雰囲気を左右するのは、俳優の心構えだと思う。チャ・テヒョンはもともと明るくてポジティブな俳優なので、撮影現場でも皆のお手本となっている。いい俳優と作業する事ができることは、制作会社の立場からもとても感謝したいことである」と話した。チェ・テヒョンが熱演している「チョンウチ」は、28日の韓国で午後10時に放送される。

    マイデイリー
  • 「ウララ・カップル」こんなにも強い“糟糠の妻”の神話

    「ウララ・カップル」こんなにも強い“糟糠の妻”の神話

    ※この記事にはドラマ「ウララ・カップル」の結末に関する内容が含まれています。KBS 2TV「ウララ・カップル」最終話 夜10時コ・スナム(シン・ヒョンジュン)は自分の愛を守り、ナ・ヨオク(キム・ジョンウン)は自分の家庭を守り、チャン・ヒョヌ(ハン・ジェソク)は自分のプライドを守った。そして、すべての登場人物たちは笑いながらストーリーの幸せな結末を祝った。しかし、登場人物たちがそれぞれの結論に満足するからといって、それが必ずしもハッピーエンディングかどうかについては疑問を抱く必要がある。ようやくビクトリア(ハン・チェア)は、「手術を受けました」と後日談が要約されるだけで、ナ・ヨオクの安定のために除去され、夫婦不和の大きな要因だった姑パク・ボンスク(チョン・ジェスン)の態度の変化も説明されなかった。結局、ナ・ヨオクとコ・スナムの幸せと救援は根源的な問題解決を果たせないまま決定したものであり、ドラマは彼らの成就を説得するため早急に職場での成功を挿入した。妊娠とガンのように、「ウララ・カップル」での重要な事件はいずれも突然発生し、その締めくくりは次の話に繋がらない。そのため、2人が原点に戻ってくるまでドラマは事件を並べるだけで、その事件に対する連続的な関連性を与えることに失敗した。虚しいのは構成の問題だけではない。「ウララ・カップル」は極端な設定を通じて、夫と妻がお互いの立場を体験して理解し合うようにしたが、結局この過程でそれぞれの欲望はかえって隠ぺいされ、そっぽを向かれた。月下老人(ピョン・ヒボン)は話の結論を「縁を続けていくために愛が必要だ」とまとめたが、言葉で表現しない愛は家族イデオロギーへの盲目的な従順に留まり、コ・スナムがナ・ヨオクに許しを求める方式は男女の関係が変わっただけで、糟糠の妻の神話をそのまま踏襲する。ドラマが逆転するために改める必要があったのは、上辺だけの男女関係ではなく、臓器を共有して、一緒に子育てをし、相手の親を養うことを愛に置換する考え方そのものだった。とんでもない結末に向かって飛んでいった矢が、今となっては変に思えない。そもそも、矢は標的を間違って狙っていたのだ。

    10Asia
  • 「会いたい」英語吹替え版制作…米進出を狙う

    「会いたい」英語吹替え版制作…米進出を狙う

    MBC水木ドラマ「会いたい」の英語吹替え版が制作される。28日午後、MBCの関係者はOSENとの取材で「『会いたい』の英語吹替え版の制作が確定した。近く米国のレコーディングスタジオで、現地の声優が参加する吹替え版が制作される予定」と伝えた。同関係者は「英語吹替え版を制作し、ドラマの版権を米国や欧州の放送局に販売することが目標」とし、「現在は吹替えが可能なスタジオを調査している段階」だと説明した。「会いたい」の英語吹替え版が制作される理由は、高い作品性が海外でも通じるという自信があるためだ。更に、出演中のJYJユチョンやユン・ウネが、韓流スターとして高い人気を博しており、アジアではない米国と欧州でもドラマが人気を得られると見込んでいる。MBCの計画通り「会いたい」の吹替え版が米国や欧州に販売されれば、韓流コンテンツの新たな領域を広げるきっかけになると見られる。「会いたい」は幼い頃のトラウマですれ違う2人の男女の愛を描いた正統派恋愛ドラマで、現在視聴率10%を超えて順調な成績を収めている。ユチョン、ユン・ウネ、ユ・スンホが主演を務めている。

    OSEN
  • 「会いたい」JYJ ユチョン、警察大学の卒業写真を公開“制服を着ただけでグラビア”

    「会いたい」JYJ ユチョン、警察大学の卒業写真を公開“制服を着ただけでグラビア”

    アイドルグループJYJのメンバーであるユチョンの制服写真が公開された。28日の午前JYJの公式Facebookページには、制服を着たユチョンが敬礼している一枚の写真が掲載された。該当の写真は、MBC水木ドラマ「会いたい」(脚本:ムン・ヒジョン、演出:イ・ジェドン)で、ハン・ジョンウ(ユチョン)を実の息子のように育てたスヨンの母親(ソン・オクスク)の家に飾る額のために撮影されたのである。強行犯係の刑事に成長したハン・ジョンウが、警察大学を卒業する場面が写っている。ユチョンの制服写真を見たネットユーザーは、「カッコいい!」「こんな息子が一人いたらいいのに」などの反応を見せた。

    マイデイリー