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カン・ジファン「お金の化身」への出演確定…SBSが公式発表
カン・ジファンが新週末ドラマ「お金の化身」で主人公イ・チャドン役を演じる。SBSは4日、カン・ジファンが「お金の化身」で幼い頃の心の傷を抱きながら消費者金融会社のお金で韓国の検事になるイ・チャドン役を務めると、公式発表した。イ・チャドンは優れた能力で組織内のホープとなるが、その腕で専ら私利私欲を満たし、自分ならではの手法で勇往邁進する金の化身になる人物だ。しかし、幼い頃の心痛む秘密が明らかになり、お金しか知らなかった人生を生きていた彼は正義という新しい価値を知るようになる。イ・チャドンは、新しい生き方で生きながら、自分を育ててくれた消費者金融会社の娘であるポク・ジェイン(ファン・ジョンウム)と同僚の女検事チョン・ジフ(イ・テイム)の間で愛の葛藤をする。カン・ジファンは現在、所属事務所であるSPLUSエンターテインメントと専属契約を巡って対立を続けている。「お金の化身」は「清潭洞アリス」の後番組として、韓国で来月の2日に第1話の放送が予定されている。

ZE:A ヒョンシク、KBSドラマスペシャル「シリウス」で一人二役に初挑戦
アイドルグループZE:Aのヒョンシクが、デビュー以来初めて一人二役に挑戦する。ヒョンシクは6日夜11時45分に放送されるKBS 2TVドラマスペシャル連作シリーズ「シリウス」で、双子のト・ウンチャンと、シヌの学生時代役を演じる。「シリウス」は、4部作の連作シリーズのうち1番最初のシリーズだ。ヒョンシクはこれまで、SBSドラマ「愛の贈り物」でオ・チェリン(ユ・イニョン)の腹違いの弟オ・スヒョン役で好演を見せたが、今回のように一人二役に挑戦するのは初めてだ。「シリウス」は、ある日突然運命が変わってしまった兄弟の話を、熾烈な頭脳ゲームと息が詰まるような追撃戦などと共にに見せる。ヒョンシクの成人役は、俳優ソ・ジュニョンが演じる。これに関連して、ZE:Aの所属事務所スター帝国側は、「多くはない演技経験にもかかわらず、難しい役の演技に果敢に挑戦したヒョンシクを見守ってほしい。一生懸命準備した」と話した。

「オ・ジャリョンが行く」熱愛説よりも進まないドラマ ― Best or Worst
ストーリータイトルは「オ・ジャリョンが行く」なのに、昨日もオ・ジャリョン(イ・ジャンウ)ではなく、ナ・コンジュ(オ・ヨンソ)が行った。ジャリョンが初恋のマリ(ユ・ホリン)に会えなかったという話を聞いたコンジュは、電車代がないという言い訳をしてジャリョンの屋台でアルバイトをする。一方、数日前、ペクロ(チャン・ミヒ)から屈辱を味わったギジャ(イ・フィヒャン)は、息子ヨンソク(チン・テヒョン)がジンジュ(ソン・ヒョンジン)の代わりに交通事故に遭ったことを知る。今がチャンスだと思い、ジンジュとペクロに「ヨンソクほどいい夫、婿は他にいない」と偉そうに言う。Best or WorstWorst:「オ・ジャリョンが行く」で最も熱いものは、コンジュの片思いでもヨンソクの野望でもなく、ジャリョンが作ったトッポッキだ。ジンジュの家の財産を狙って愛する女と赤ちゃんまで捨ててジンジュと結婚したヨンソクは、一人でいる時さえ自分の欲望を表現しない。ジャリョンに向けたコンジュの小さな片思いは、2人がカムジャタンのお店で働いていた時と比べ、まったく進展していない。問題は、愛する男のために喜んで彼の世界に足を踏み入れたコンジュの純情と、小細工を使わず成功しようとするジャリョンの着実で優しい心が向き合うことがないということだ。そのため、「私はオ・ジャリョンさんが好き。オ・ジャリョンさんを諦めない」というコンジュの決心は、誰も説得できないこだまになって戻ってくる。ストーリーが前に進む力を得るためには、すでに決まっているキャラクターの性質を繰り返して見せる細かなエピソードではなく、人物の感情を引き出せる大きな事件が必要だ。毎日のように、キジャの俗物キャラクターとコンジュのジャリョンへの真心だけを確認するわけにはいかないじゃないか。仲間たちとおしゃべりするポイント― ジャリョンが火傷を負ったコンジュの手をぎゅっと握る瞬間、私は直感しました。明日の朝、「オ・ヨンソ&イ・ジャンウ、ドラマでも甘いスキンシップ」「熱愛説のオ・ヨンソ&イ・ジャンウ、ドラマでどれほど仲がいいのか見てみたら」のような記事がたくさん報じられるだろうな!と。― 体の調子がよくないとコンジュとジャリョンだけ残しといて先に家に帰るジェリョン。兄より君の方が人の気持ちをよく分かっているんだね。― イ・ギジャ(勝とうという意味)、コ・ソンシル(誠実という意味)、ナ・コンジュ(姫という意味)、チャン・ペクロ(美しいという意味)このようにダサい直球の名前はもう結構。

「野王」クォン・サンウ&スエ、初回から官邸での銃撃シーン“衝撃”
SBS新月火ドラマ「野王」が、初回から青瓦台(韓国の大統領官邸)での銃撃シーンで視聴者の視線を捕らえる予定だ。4日午前、「野王」の制作社は、劇中ファーストレディ役で登場するスエがクォン・サンウをピストルで狙っている姿を公開した。映像の中でクォン・サンウは、黒いスーツ、スエは白いドレスを着てピストルでお互いを狙い、愛と裏切り、憎悪と憐憫でいっぱいになった悔恨の涙を流す。「野王」第1話は、青瓦台で響く一発の銃声で始まる。一般人の出入りが厳しく統制されている青瓦台。その中でも、ファーストレディが暮らす官邸内室は禁断の園だ。しかし命のように愛し合ったた2人の男女は、この秘密めいた空間で向かい合い、すれ違った運命の終止符を血の色で染める。極貧から抜け出してファーストレディになることを夢見たダヘ(スエ)は、結局自分の全ての夢を叶える。一方、彼女によって全てのものを失ったハリュ(クォン・サンウ)は、ダヘに憎しみのこもった復讐を開始する。制作社の関係者は、「この作品は正統派メロドラマの基本構造に緻密なミステリーが加わるため、視聴者は簡単に結末を推理することができないだろう。ベテラン脚本家のイ・ヒミョン氏が、多くのどんでん返しと伏線を張るために、さらに面白いストーリーになることを期待している」と伝えた。一人の男の人生を貫く悽絶な愛の話を通じて、この時代の愛に対して疑問を提起するドラマ「野王」は、14日9時50分から韓国で放送がスタートする。

「となりの美男<イケメン>」単なるイケメンシリーズではない…盛り込まれた“現実的なメッセージ”
tvN新月火ドラマ「となりの美男<イケメン>」引きこもりとおっちょこちょいの恋は?SNSには全国のいたるところに知り合いがいるが、実際に隣には誰が住んでいるのか分からない。それで、ここに「隣の家にイケメンがたくさん住んでいる」というファンタジーを題材にしたドラマが登場した。2012年、多くの女性の心を掴んだtvN「美男ラーメン店」に続き、イケメン3部作の頂点を目指すtvN月火ドラマ「となりの美男<イケメン>」は、「美男ラーメン店」のチョン・ジョンファ監督が演出を手がけ、映画「接続 ザ・コンタクト」「フー・アー・ユー」「イルマーレ」などを執筆したキム・ウンジョン脚本家が執筆した。ここに、視聴者の目を楽しませるイケメン軍団にユン・シユン、キム・ジフン、コ・ギョンピョ、水田航生、キム・ジョンサンが、これに負けない美女軍団にパク・シネ、パク・スジン、キム・ユネが合流した。「となりの美男<イケメン>」隣人へのよそよそしい感じを無くすドラマ3月午後に行われた制作発表会で、彼らは明るくて軽快なドラマの雰囲気を見せるかのように、終始愉快な姿を見せた。特に、昨年「私も花!」以来ドラマ復帰したユン・シユンは自身のキャラクターエンリケ・クムに対し「(実際に)ありうる状況にありうる人たちが登場するドラマに唯一非現実的に登場し、状況を覆すキャラクター」とし、「面白くて活発で、妖精のような人がふざけて歩き回るようなキャラクターが『ケグム』(エンリケ・クムの愛称)だ」と説明した。空前のヒットを記録した「製パン王キム・タック」(2010)以来ユン・シユンは、それと似たようなシノプシスだけもらってきたため「やるか、やらないかは関係なく、これまで見たことのない正反対のキャラクターとシノプシスだった『となりの美男<イケメン>』に興味を抱いた」と言う。そのおかげで、撮影現場ではいつも軽い振る舞いをしていると言う彼は「学生時代に1ヶ月に一回、土曜日にあった部活の時間のようだ。実際に、一番気楽で気持ちいい時に出てくる表情と行動をドラマで自然にお見せできると思う」と語った。パク・シネは「美男ですね」「オレのことスキでしょ。」に続き、「となりの美男<イケメン>」まで、イケメン3部作を完成させた。これに対してパク・シネは、「20代に見せられる一番良い姿をお見せするためにそうしたと思う。いじめられたり、涙ばかり流すキャンディーのような役だったら出演を迷ったはずだが、『となりの美男<イケメン>』は違う」と強調した。「イケメンがたくさん出るということで、男の方には鳥肌が立つかも知れませんが、よく分からないですね。ひょっとしたら私たちの隣に美男美女たちが住んでいるかも(笑) そのような楽しい想像をしながら見ることのできるドラマです。最近では、隣に誰が住んでいるのかもよく分からない世の中になってしまいましたが、このドラマで隣人へのよそよそしさもなくなるのではないでしょうか」キム・ジフン、除隊後初のドラマ「整っていない姿をお見せしたかった」7月の除隊以来、初の作品として「となりの美男<イケメン>」を選んだキム・ジフンは、活気溢れる姿が他の人とは違うように見えた。「現場で年長者になることは初めてだ」という彼は、「世代のギャップを感じる暇もなく、俳優たちと親しくなって楽しく撮影している」と語った。引き続き彼は自身の役に対し、「オ・ジンラクは少女漫画のようなファンタジー的なキャラクターではなく、現実を基にしたキャラクターだ」と語った。「オ・ジンラクはイケメンですが、現実と接点があるキャラクターです。選んだ理由は二つですが、これまで僕が演じてきたキャラクターとはかけ離れていて躊躇せずストレートで、整っていない姿をお見せしたかったです。また、これまで週末ドラマをメインに出演してきたので、ファン層があまりにも偏っていました。このドラマに出演すれば、他のことはよく分かりませんが、若い女性ファンは確保できるだろうと思いました(笑)」「SNL KOREA」で頭角を現したコ・ギョンピョは、オ・ジンラクの同居人で漫画家を志望するユ・ドンフン役を演じた。キム・ジフンは、コ・ギョンピョに対し「面白いキャラクターですが、あまりにもイケメンで『うまく演じられるのだろうか』と思いましたが、ぴったりでした。時間が経てば素晴らしい俳優になると思う」と高く評価した。コ・ギョンピョも彼の期待に答えるかのように、「最初は『いつまで茶目っ気あふれる明るい役ばかり演じるのか』という気持ちもあったが、やれる間にできるだけたくさんやらなきゃとも思った」とし、笑いを誘った。この他にもパク・スジンは、コ・ドンミ(パク・シネ)のトラウマを作った非常識な悪女チャ・ドフィ役に扮し、ユーモア溢れる姿を思う存分アピールする。彼女は「女優なら、清純で美しい役がしたいと思うが、実際の私はいたずらっぽくて性格が活発なので、このようなユニークな役の方がもっと面白い」と意気込んだ。コ・ドンミの隣に引越してくる料理を勉強する留学生、渡辺役を演じる日本のイ・ミンホ水田航生も「一生懸命韓国語を習っている」と活躍を予告した。糖衣錠のようなドラマイケメンシリーズに現実のメッセージを入れたこんなに美男美女が沢山登場するドラマだが、「となりの美男<イケメン>」は単なるイケメンが登場するラブコメディーを目指しているドラマではない。チョン・ジョンファ監督は、前作「美男ラーメン店」でもそれぞれ違う事情を持つ人物が一生に暮らしていく新たな形の家族を描いた。今回の作品でも、過去の傷を背負って引きこもりとして生きていたコ・ドンミがエンリケ・クムとオ・ジンラクに出会い、世に出てくる過程を通じコミュニケーションと共同体に関する部分を話したかったと言う。チョン・ジョンファ監督は、「軽いストーリーの中に真剣で洞察力のある部分がたくさん入っている」とし、「そのような部分がリアルに伝わるよう気を遣っている」と強調した。「イケメンシリーズ」という糖衣錠の中に脚本家と監督が伝えようとした現実的なメッセージを入れたというわけだ。コ・ドンミ、オ・ジンラクが住むみすぼらしいアパートとエンリケクム、ハン・テジュン(キム・ジョンサン)が住む派手なオフィステルを対比させた設定と、「もともと加害者は過去を記憶できない」というパク・スジンの言葉も意味深長に聞こえる。尋常でないこのラブコメディは、7日午後11時に韓国で放送を開始する。「題名に『イケメン』が入るが、内容は違います。キャンディとテリウスが出会って恋に落ちるありふれたドラマではありません。ヒロインは引きこもりで、男性主人公はおっちょこちょいですので(笑) 私と俳優がこれまでのラブコメディとは違うと思ったので、この作品を選ぶことができました。脚本家の台本が、若い世代をハツラツに描きながらも現実での痛みをなだめる感じがあります」

「となりの美男<イケメン>」ユン・シユン&キム・ジフン、視聴率公約は“キス”?
ユン・シユンとキム・ジフンが、異色の視聴率公約を掲げた。ユン・シユンとキム・ジフンは3日午後、ソウル江南(カンナム)区論硯洞(ノンヒョンドン)にあるインペリアルパレスホテルで開かれたtvN「となりの美男<イケメン>」(脚本:キム・ウンジョン、演出:チョン・ジョンファ)の制作発表会で、「チョン・ジョンファ監督の前作である『美男ラーメン店』の視聴率を超えると、キス認証ショットを公開する」と述べ、爆笑を誘った。「美男ラーメン店」の最高視聴率は3%中盤であった。このような異例の公約は「となりの美男<イケメン>」の現場の雰囲気がとりわけ良いためだという。制作発表会の間、冗談を交わしていた俳優たちは、このような公約を掲げ自信感を示した。ユン・シユンが「僕は元々主導的な恋愛はしないので、僕がリードする。ジフンさんの横のラインがきれいだ」と挑発すると、キム・ジフンがすぐに「ユン・シユンとぜひキスがしたい」と応じた。これを見ていたパク・シネは、「これはキム・ジフンの半強制によるものだ。私とすればスキャンダルが起きるかもしれないから、(キム・ジフンが)ユン・シユンとやりたいと言っている。たとえ半強制的であっても、その写真が見られるようたくさんの声援と関心をお願いしたい」と状況を収拾するセンスを発揮した。tvN新月火ドラマ「となりの美男<イケメン>」は、ある町を背景に世界と断絶した引きこもりとして暮らすコ・ドンミ(パク・シネ)が隣の家を盗み見していた中、エンリケ・キム(ユン・シユン)にバレてから展開されるストーリーを描いた生活密着型恋愛コメディだ。韓国で7日午後11時から放送開始する。

イ・ジャンウ&オ・ヨンソカップル効果?「オ・ジャリョンが行く」最高視聴率を更新
MBCドラマ「オ・ジャリョンが行く」3日に最高視聴率を記録イ・ジャンウとオ・ヨンソの熱愛説効果だろうか。MBC毎日ドラマ「オ・ジャリョンが行く」が3日の放送で最高視聴率を更新した。明るく健康的なドラマを掲げ、人気を得てきた「オ・ジャリョンが行く」は、3日の放送で12.5%(AGBニールセン・メディアリサーチ、全国基準)を記録した。放送された第33話では、コンジュ(オ・ヨンソ)はジャリョン(イ・ジャンウ)に初恋マリ(ユ・ホリン)について尋ねては、ジャリョンに対する愛を諦めないと決心した。また、コンジュは新製品アイテムをトッポッキに決め、計画的にジャリョンの屋台でアルバイトをした。4日に放送される第34話では、ジンジュ(ソ・ヒョンジン)と一緒に買物に行ったキジャ(イ・フィヒャン)がマリの家と自身の家が近いことに気づく。一方、ジャリョンと美味しいトッポッキ屋を回りながら秘宝を研究するコンジュが幸せな気分になる姿が放送される予定だ。3日、同時間帯のドラマの中では、KBS毎日ドラマ「がんばれ、ミスターキム!」が28.8%の視聴率を記録し1位となった。SBS「家族の誕生」は9.9%で、地上波3局の中では一番低い視聴率を見せた。

ユ・アイン「チャン・オクチョン」オファーを受け“前向きに検討中”
ユ・アインがSBSドラマ「チャン・オクチョン」(仮題)への出演オファーを受け、前向きに検討している。ユ・アインの所属事務所の関係者は4日午前、OSENとの電話取材で「ユ・アインが『チャン・オクチョン』への出演オファーを受けたのは事実だ。しかし、オファーを受けてまだ間もないので決定されてはいない」と述べた。続いて、この関係者は「まだ契約書を作成してはいないが、前向きに検討していることは事実だ」と現在の状況について付け加えた。「チャン・オクチョン」は波瀾万丈な人生を生きた張禧嬪(チャンヒビン)をファッションデザイナーに再解釈したドラマだ。月火ドラマ「ドラマの帝王」「野王」の後続作品として3月から放送される予定だ。現在、キム・テヒがチャン・オクチョン役への出演を決定しており、ユ・アインは男性主人公粛宗(スクチョン)役のオファーを受けた。ユ・アインは現在、映画「カンチョリ」を撮影している。

「会いたい」JYJ ユチョン&ユン・ウネ“甘くて風変わりな一夜”
JYJ ユチョンとユン・ウネが、甘くて風変わりな一夜を過ごした。3日夜に韓国で放送されたMBC水木ドラマ「会いたい」(脚本:ムン・ヒジョン、演出:イ・ジェドン)で、イ・スヨン(ジョイ、ユン・ウネ)は、自分のためにカン・サンドゥクを殺したと言ったカン・ヒョンジュン(ヘリ、ユ・スンホ)を捨て、ハン・ジョンウ(ユチョン)の胸に抱かれた。ジョンウと共に母親(ソン・オクスク)の家を訪ね、泊めてもらうことになったスヨンは、「かろうじて逃げ出してから車に引かれたみたいだが、気が付いたらヒョンジュンがそばにいた。フランスでは言葉も通じなかったし、私たちはわずか12歳、15歳だった。頼るものはお互いしかなかった」とジョンウに打ち明けた。続いて、「ヘリは早く大人になりたがっていた。私はもしかしてヘリが自分を置いて行ってしまうのではないかと不安だった」と付け加え、ジョンウは、「二度とお前を置いて逃げない。ひとりで死んだりもしない」と言い、スヨンの手を握った。スヨンはジョンウが寝ている間、「ジョンウ、私、ヘリからは本当にたくさんのものをもらってばかりで、あげたことがない。食べて、着て、学校にも通って、気楽な場所で休んで。それを全部返すことはできないだろうけど、愛の借りだけは返したい。約束する。そんなに時間はかからないから。人殺しの娘スヨンに友達になろうと言ってくれたジョンウ。私もあなたが誰の息子であれ関係ない。ジョンウ、私と愛し合おう。私たちが再び出会えたら、その時は別れずに愛し合おう」と日記をつけた。寝ているジョンウの姿を見つめていたスヨンは彼に唇を合わせ、眠りから覚めたジョンウは、スヨンにキスをした。すると二人は気まずい雰囲気になり、ジョンウは唇を出したままゆっくりスヨンに近づき、妙な目つきで彼女を見つめた後、彼女の隣に横たわった。ジョンウは、スヨンが自分をポンポンと触ると布団をかぶり、九九を唱えながらスヨンに対する本能を押さえつけた。この日の放送でカン・ヒョンジュンは、自分を愛さなかった罪としてスヨンにカン・サンドゥク、カン・サンチョル、ナム・ウィジュン、ファン・ミラン連続殺人事件の濡れ衣を着せ、ジョンウはそんなスヨンを助けるために警察に銃を向けてまで彼女を逃がす姿が描かれた。

【CLOSE UP】「私たち結婚できるかな?」イ・ジェウォン ― 世界のどこにもいない“元カレ”
結婚を控えたヒロインの元カレ。職業は弁護士。好みの弁当を考試院(コシウォン:各種国家試験を受ける全国の受験生たちが集まって勉強できるように作った長期宿泊施設)まで持って来てくれた彼女を置いて浮気をし別れたが、自分に献身的な女性が必要だという理由で再び訪ねてきたこの男は、何事もなかったかのようににやにや笑いながら堂々と話す。「僕が訪ねて来てもいつでもお前は拒否できる。でも、お前、そうはしないだろう」。JTBC「私たち結婚できるかな?」でイ・ジェウォンが演じるサンジンは、ヘユン(チョン・ソミン)とジョンフン(ソンジュン)の恋愛に突然登場した元カレであり、ヘユンの姉ヘジン(チョン・エヨン)の離婚訴訟の担当弁護士という曖昧な立場に立っている男だ。だが、イ・ジェウォンは最初からこのように誰も視線を投げなさそうなサンジンの恋愛に興味があった。「実は少し不器用ですが、彼女がよく食べて生きるように外で熱心に働くというやり方で、自分ならではの恋愛をする人物がサンジンです。純粋だったり、ものすごく優しくしたりする男ではありませんが、自分ならではの方法で恋愛を探す人です」どこにでもいるが、見たことがない男演技をしていない普段のイ・ジェウォンはみっともないというよりあどけなくて、少しだけ気分を悪くしてもすぐ無邪気に笑いそうな顔を持っている。同時に、どこかへ行ってもまったく負けないようなしっかりとした視線を投げる。彼が「私たち結婚できるかな?」にキャスティングされるきっかけとなった、KBS「ドラマスペシャル」の「湿地生態報告書」で演じたノギョンは、友達の家に居候をして就職もできず戦々恐々としながらも、主人公のチェ君(ソンジュン)に女性とのデートのノウハウを教えようと、紙コップの底をくしゃくしゃに巻いてワイングラスを持つ振りをする。限りなく天然な姿が印象的だった彼が、サンジンのようにみっともない姿とくじけない姿という相反する姿をすべて持つ役で戻ってきたのは当たり前のことかもしれない。そして、これは映画「カン・チョルジュン 公共の敵1-1」をはじめ、「アジョシ」とKBS「カクシタル」など見せた、憎たらしかったり、ふざけたりするのに欠かせない役を継続して演じていた間、「六つの原則の中で他の五つの原則は台本に全部出ているから、俳優として似たような役をどのようにするかにより焦点を」合わせて少しずつ固めてきた実りであろう。どこにでもいそうな平凡な役の一つ一つを「イ・ジェウォンならではの何か」にするために努力してきたストーリーには、まるでノギョンが手で隅々まで擦って作り出した紙のワイングラスのように粗雑に見えるが、我慢強い真心が込められている。自らビデオオタクだったというほど、目の前に繰り広げられる映画とドラマの世界に溺れていった高校時代、イ・ジェウォンはある俳優を発見すると、彼のフィルモグラフィーに最初から全部目を通し、また見れば見るほど映画にしっかりはまっていった少年だった。そして、卒業する学年になって進路を選択しなければならなかった時、とうとう自らその世界に入ってみようと心を決めたことは、まるで毎日食べるご飯に他のおかずを一度のせてみることのように自然なことであった。「学問への情熱がとりわけ強い大邱(テグ)寿城(スソン)区の学区内で唯一」演劇映画学科の進学を希望していた彼は、「自分にどれだけの可能性があるのか気になって」週末ごとにソウルにある塾に通いながら進学の準備をした。平日は学校へ、週末は明け方にKTX(韓国高速鉄道)に乗って塾へ行き来するという過酷なスケジュール。しかし、イ・ジェウォンは「大邱の田舎者だったからこそ、もっと頑張れた」という言葉でその辛かった時間を要約する。何かに集中するとそのまま突っ走ってしまう趣向が彼をこの世界について勉強させ、1年間で分かってきた演技の味は、忙しく行き来する生活に振り回されずに自分の準備をし、集中するようにした基盤になったのだ。「サバのような俳優になりたい」確信的な話をする時は弾力よく声のテンションを上げていたイ・ジェウォンは、Twitterに掲載した「サバのような俳優になりたい」という表現を詳説しながら、口元を大きく引っ張って笑った。「グルメ紀行番組でサバの特集を放送していました。安くてありふれた魚だから、簡単に食卓に上るのがサバじゃないですか。でも、その味は本当に食べるたびに『サバってこんなにおいしかったっけ』と思うんです(笑) 一瞬、そんな俳優になりたいと思いました」ある作品が繰り広げるストーリーは時に、そのストーリーを待っている人々の前に整えられる食卓となる。贅沢に整えられた食卓であれ、数少ないおかずでこぢんまりと整えられた食卓であれ、その上でイ・ジェウォンが居たいと思う場所は、最初は目立たないが、一度手が伸びると何度もスプーンの上に乗せるようになるサバなのだ。演技というスプーンの上に香ばしくてあっさりした味をのせたがるこの俳優は、これからまたどんな味に興味を感じるのだろうか。何になろうと、すでにサバの平凡ながら非凡な味を一番にした俳優だ。だからこそ、イ・ジェウォンが料理するサバのおかず一皿を、そしてまた違う味の何かを私たちはただ涎を飲みながら待ってみてもいいだろう。

「会いたい」ユ・スンホ、ユン・ウネに不気味な警告…“三角関係に危機”
ユ・スンホがユン・ウネに不気味な警告をし、ユン・ウネを困惑させた。2日午後、9時55分放送されたMBCドラマ「会いたい」では、ヘリ(ユ・スンホ)がジョイ(ユン・ウネ)に向かって「僕の足をこうした人を必ず見つけて殺してしまおう」と話し、ぞっとする警告をした。ヘリはこの日、自身を訪れたジョイを抱いて、「目眩がする。部屋に連れて行って」と言った。この時、ヘリの家を訪れたハン・ジョンウ(JYJ ユチョン)はこの状況を見て「甘えるな。今日ここで寝ていく」と威勢を張って話した。ヘリはジョンウが見ている前で、ジョイをもっと強く抱きしめ「今日はジョイが僕を訪れたので、もう帰って欲しい」と話し、ジョイも「今日私もヘリと話があるから帰ってほしい」と話した。部屋の中に入ったジョイは、ヘリに「あなたの足をこうした人が誰だか知っているのではないか?知っていながら知らないふりをしているのか」と問いただした。これは、ジョイがハン・ジョンウの父親のハン・テジュン(ハン・ジニ)の音声が盛り込まれたUSBファイルを聞いて疑いながら言ったことだ。これに対して、ヘリは「何を言っているのか。先日君が僕をおいて出かけた時、ハン・ジョンウがすぐ飛び出していった。それを見て僕が何を考えたか知っているか?僕をこのようにした奴の子供がいる場合、そいつまで僕と同じくしてあげる」と意味深なことを言った。これはハン・ジョンウを念頭に置いて、ヘリがジョイに投げた言葉だった。この日「会いたい」では、ヘリがジョイをジョンウに取られるのではないかという不安から、極端に怒る姿が放送された。

「清潭洞アリス」ムン・グニョン、厳しい寒波の中でも台本の勉強“プロの姿”
女優ムン・グニョンが厳しい寒波の中でも台本の勉強に余念がない姿を見せた。ムン・グニョンは、現在SBS週末ドラマ「清潭洞(チョンダムドン)アリス」でハン・セギョンに扮し、20代を代弁するリアルなキャラクターを好演している。3日、所属事務所が公開した写真にはムン・グニョンが冷たい風の中でも屈せずに台本を読んでいる姿が写っており、彼女のプロらしさが垣間見えた。所属事務所は「ムン・グニョンは、小道具に常に台本を入れ、野外ロケ、スタジオ撮影など場所に関係なく、どこでも休まずリハーサルをしながら相手と息を合わせている」と明かした。もう一枚の写真では、一層女性らしくなった彼女の姿が目を引く。ナチュラルなメイクに透明な肌で清純な美貌をアピールした。「清潭洞アリス」は、主演俳優らの好演に支えられ、第1話以降視聴率が着実に上昇している。最近では、キャラクター間の対立が本格的に始まり、果たしてセギョンが清潭洞に入ることができるのかに注目が集まっている。




