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【コラム】「その冬、風が吹く」人間のための弁明 ― カン・ミョンソク
※この記事にはドラマ「その冬、風が吹く」の結末に関する内容が含まれています。SBS「その冬、風が吹く」は、オ・ヨン(ソン・ヘギョ)とチョ・ムチョル(キム・テウ)が両端にいる世界だ。オ・ヨンは人にお金を与えられる財閥の相続人で、チョ・ムチョルは借金した人を取り立てるヤミ金業者だ。オ・ス(チョ・インソン)は、両端にいる人達の生きる方式を極端に示している。78億ウォン(約6億6千万円)の借金を返さないと、彼はチョ・ムチョルに殺される。78億ウォンを返すには、オ・ヨンの死んだ兄のふりをしなければならない。オ・ヨンの母のような役割をするワン秘書(ペ・ジョンオク)と友達ソン・ミラ(イム・セミ)、婚約者のイ・ミョンホ(キム・ヨンフン)も同じだ。彼らはオ・ヨンの目を晦ませ、真実を隠し、過去を捨てた。そして、チョ・ムチョルと同じ人生から抜け出し、オ・ヨンの偽の家族として残る。資本があるところに家族もいる。または、資本がなければ家族もいない。オ・スは貧しい人生が嫌で自分の子を身ごもったムン・ヒジュ(キョン・スジン)を捨て、ワン秘書はオ・ヨンの父と不倫してから親とは会わない。チョ・ムチョルの姉チョ博士(チョン・ギョンスン)も医師として成功しようと家族を捨てた。自らを詐欺師呼ばわりするオ・スは、ノ・ヒギョン脚本家の前作のSBS「華麗な時代」の偽の大学生オ・ミンジュ(パク・ソニョン)、KBS「グッバイ・ソロ」では過去を消して生きるユ・ジアン(キム・ナムギル)と同類だ。しかし、ノ・ヒギョン脚本家は前作のようにオ・スの貧しさを具体的に描写することはない。その代わり、現在の欲望を見つめる。どうにかしてお金を稼いだ。しかし、78億ウォンはどうにかして手に入るような額ではない。資本はオ・ヨンのように財閥家に生まれてきたものだけが持てるものだ。オ・ヨンの家族になりさえすれば、資本によって、チョ・ムチョルから殺されず安全な人生を手に入れることができる。ノ・ヒギョン脚本家が描く2013年の風景だ。「愛があるかどうか知りたかったが、本当に愛はあるんだな」「その冬、風が吹く」は、日本ドラマのリメイクでスタートするが、結局は人間の罪と贖罪というノ・ヒギョン脚本家独自の物語に展開する。変わったのは、贖罪の方式だ。チョ・ムチョルはオ・スに提案する。誰でも証拠なく殺せる薬がある。おまえはオ・ヨンを殺すか、自ら死ぬか。富への欲望も、罪も手に負えないほど大きくなった時代。ノ・ヒギョン脚本家は贖罪を人間の範囲内で解決できない問題として描写する。それはむしろ、宗教的な救いの問題だ。顔には刃物による傷があり、いつも黒い服をまとうチョ・ムチョルの外見は、明白な宗教的象徴だ。罪人を誘惑する悪魔。反対にオ・ヨンは傷一つない顔を持ち、ドラマの後半では白いウェディングドレスを着る。善と悪、生と死、救いと刑罰。チョ・ムチョルはオ・スに罪責感を掻き立たせ、オ・ヨンはオ・スの罪を許す。彼らはオ・スが贖罪するだろうと殉教を選んだ。オ・ヨンは全てを許したうえで自殺を選択し、肺がん末期だったチョ・ムチョルは刃物で刺される。二人がオ・スの周りにいる人たちの中で唯一、友人と家族に罪を犯していないのは偶然ではない。罪のない二人が罪のある者たちを許し、彼らの代わりに殉教するのだ。なぜそこまでしなければならないかと言われれば、答えは愛だ。「愛があるかどうか知りたかったが、本当に愛はあるんだな」というチョ・ムチョルの台詞は、まるで人間を試していた神の声のように聞こえる。ただ、オ・スが金の代わりに愛を選んだからではない。チョ・ムチョルはオ・スが「自分を諦める」ために他人を愛することができると言った。チン・ソラ(ソ・ヒョリム)のようにオ・スにこだわる人さえ、愛のために自分を諦めることはできなかった。自分の世界を、または欲望を諦めて初めて本当の愛が始まる。「その冬、風が吹く」がこだわった極端なクローズアップは、その点で肯定的だ。オ・ヨンとチョ・ムチョルの顔のように、極端なクローズアップは「その冬、風が吹く」のキャラクターを視覚的に理解させると同時に、キャラクター以外の全ての背景を消している。「その冬、風が吹く」には二人が会話している時も、相手の肩や背中が映るカットさえほとんどない。専らそれぞれの顔だけが映る。そして、その画面いっぱいのクローズアップの合間に、「その冬、風が吹く」のキム・ギュテ監督は時折フルショットを差し込んだ。オ・スとオ・ヨンが山で一緒に風景を見ながら風の音を聞く瞬間、カメラは極端に後ずさりし、全体の風景を撮る。それぞれの世界に閉じ込められていた人たちが、互いに近づき外部の世界を認識する。その世界の音が与える喜びは、自分一人のために生きていた人生では埋めることができない。窓を開けなければ、風の音は聞こえないクローズアップを活用した映像の効果は、登場人物が閉ざされた世界を進む方法に続く。オ・ヨンはそれ以上傷つかないように心の扉を閉じ、自分の記憶を温室の中の秘密部屋に閉じ込めておく。オ・スはそのようなオ・ヨンに近づき愛と傷を同時に与えた。束の間ではあるが、若干視力が戻ったオ・ヨンは、オ・スの首の傷を見る。そのように愛は、他人の傷を見ることから始まり、その過程で傷つくこともある。しかし、オ・ヨンはオ・スに「あなたが私を騙したこと、無罪よ。あなたは生きるための方法だったし、私は幸せでもあったから」と話す。絶えず傷つけ傷つくとしても、人間はその過程で愛することができる。そして、愛して初めて幸せになることができる。オ・スはオ・ヨンを騙し、オ・ヨンはオ・スを拒んだにも関わらず近づいたことを許してもらえる理由となる。温室の中の花は外の風に当たることができず、また窓を開けなければ風鈴は鳴らない。極端なクローズアップ、極端なフルショットそしてオ・ヨンが自殺を選んだ「その冬、風が吹く」の物語は次第に悲劇へと変わるが、メッセージは救いと希望を強化する。オ・スはオ・ヨンから金の代わりに愛を与えられ、オ・ヨンを騙すために調べた情報はオ・ヨンを理解するきっかけとなる。金への欲望から彼女に近づいたが、彼女を知る過程で理解と愛に変わる。ノ・ヒギョン脚本家は金、愛、暴力、死のような恋愛ドラマの慣習的な枠の中で愛の力を取り返し、キム・ギュテ監督は俳優の美しさをアピールするクローズアップに作品のメッセージを盛り込んだ。時代の欲望を見つけ、その欲望を愛で救い、人間のどろどろした人生まで肯定する。「その冬、風が吹く」でノ・ヒギョン脚本家が示すのは、新しいメッセージではなく、メッセージを盛り込む方法の変化だ。次第につまらなくなりかけていたジャンルが、ノ・ヒギョン脚本家に出会い人間を省察できるジャンルへと一歩前進した。そして、ノ・ヒギョン脚本家はより大衆的な恋愛ドラマの中で自分の物語を語り、2013年のドラマ市場に適応した。人間に必要なのは慰めだろうかただ気になるのは、「その冬、風が吹く」以降のノ・ヒギョン脚本家の選択だ。現実の被害者を宗教的な殉教者にまで作り上げ、ノ・ヒギョン脚本家はオ・スを始めとする「その冬、風が吹く」の人たちを救援した。この救いは、贖罪の過程より慰めという結果により集中する。オ・スはオ・ヨンと愛しあう過程で、自分の罪が仕方ない状況で犯されたと、それでも愛される資格はあると慰められる。ドラマ「グッバイ・ソロ」でユ・ジアンが憐憫の対象であり、他人から完全に許されなかったとしたら、「その冬、風が吹く」のオ・スは憐憫と理解と救援の対象だ。ノ・ヒギョン脚本家が世の中をより広く抱え込むようになったのかも知れない。世間の多くは、懺悔より慰めをさらに感動的に受け入れるだろう。しかし、本当に許しと慰めだけで私たちは救いに至ることができるだろうか。もちろん、ノ・ヒギョン脚本家はこのような質問についての答えも用意しているようだ。オ・ヨンは自分の大変だった過去を語り、「必要だったのは、慰め」と話す。それはそうだ。救われない人生や苦しむ人に最も優先して必要なのは、慰めだ。その次もまた慰めなら、それはおかしいだろうが。文:コラムニスト カン・ミョンソク「NAVERコラム - カン・ミョンソク編 -」では、今話題の人物にクローズアップし、コラムニストのカン・ミョンソク氏が執筆。韓国で注目が集まっている人物や出来事についてお届けします。

「オフィスの女王」フランスに“超大型広告パネル”が登場
キム・ヘスの出演するドラマ「オフィスの女王」が、フランスで紹介された。KBS 2TV月火ドラマ「オフィスの女王」(脚本:ユン・ナンジュン、演出:チョン・チャングン、ノ・サンフン)の制作会社は9日、「今週フランスのカンヌで開かれる世界最大規模の国際テレビ番組見本市であるMIPTV(Marche International des Programmes de Television)のイベント会場に、『オフィスの女王』の超大型広告パネルを掛けた」と伝えた。この広告パネルは、毎年、カンヌ国際映画祭が開かれるイベント会場の入口、いわゆるレッドカーペットが敷かれる階段の上に設置されている。MIPTVに参加したKBSメディア関係者は、「ドラマ『オフィスの女王』の英語版のタイトルが『The Queen of Office』なだけに、キム・ヘスが女王様になったようだ。全世界からのイベント参加者が『オフィスの女王』の広告パネルを見て、キム・ヘスがどんな演技を披露しているのか知りたがっている」と伝えた。イベント会場に掛けられたこの大型広告パネルのおかげで、ドラマ「オフィスの女王」は、イベントに参加した世界中のバイヤーからの熱い関心を集めている。昨年の第65回カンヌ国際映画祭のマーケットでは、キム・ヘスが出演した映画「10人の泥棒たち」が、バイヤーからの関心が集中した。これに関連してKBSメディア関係者は、「『オフィスの女王』も放送序盤から、海外のバイヤーからの問い合わせが続いており、8日に月火ドラマの視聴率1位を獲得してからはドラマの輸出商談も活発に行われている」と伝えた。

「チャン・オクチョン」キム・テヒ&ユ・アイン、幼少時の縁が明かされる“結婚を約束した関係”
SBS月火ドラマ「チャン・オクチョン」(脚本:チェ・ジョンミ、演出:プ・ソンチョル)のキム・テヒ、ユ・アインの子どもの頃の縁が明かされた。実は2人はお互いの服になろうと結婚を約束した関係だった。9日に韓国で放送された「チャン・オクチョン」では、オクチョン(キム・テヒ、子役:カン・ミナ)とイ・スン(ユ・アイン、子役:チェ・サンウ)が大人になってから出会う前に、子どもの頃既に縁を結んだことはもちろん、結婚を約束していたストーリーが描かれた。前回の放送でイ・スンがオクチョンに「見覚えがある」と言ったのは、意味のない台詞ではなかった。皇太子イ・スンは下町に出て本屋でオクチョンに出会い、彼女の姿を頭の中に刻印した。衣服作りに夢中になっていたオクチョンは、春画のなかの女性の姿に好奇心を示し、これを知る由もないイ・スンは、オクチョンの不埒な姿に目を離せなかった。2人の関係が急激に進んだのは、魚屋の商人同士の喧嘩にオクチョンとイ・スンが巻き込まれてからだった。イ・スンは、オクチョンとどさくさから逃れる途中、裾の間から見える美しい曲線に目を離せず、毎日のようにオクチョンのことを想うようになった。特に、イ・スンはオクチョンが服に興味を示す理由が、身分を低く見せない服を作りたいためだということを知り、その力になることを約束し、オクチョンの服になってくれることを提案した。賤民はやっと逃れたものの、低い身分のままのオクチョンの限界に、これから王になるイ・スンが力になってくれることを約束する瞬間だった。2人はこれから運命をかけた恋に落ちることになるが、オクチョンに服になってくれると約束したイ・スンの誓いが守られるかどうかは「チャン・オクチョン」の最も興味深い見所になりそうだ。

「オフィスの女王」キム・ヘス&オ・ジホが桜キス…ロマンスは生まれるのか?
俳優キム・ヘスとオ・ジホが桜の花をきっかけにキスをした。韓国で9日に放送されたKBS 2TV月火ドラマ「オフィスの女王」(脚本:ユン・ナンジュン、演出:チョン・チャングン、ノ・サンフン)では、スーパー派遣社員であるミス・キム(キム・ヘス)と、彼女に立ち向かう小学生のような精神年齢を持った正社員のエース、チャン・ギュジク(オ・ジホ)チーム長の間で、予想外のロマンチックなキスハプニングが起きた。二人はまるで小学生であるかのように、デコピンをかけてホッチキスの早打ち対決をし、勝利を収めたチャン・ギュジクは、ミス・キムにデコピンの代わりにキスをした。8日の放送で、ミス・キムの家の前でビンタされる辱めを受けたギュジクは、悔しい気持ちが抑えられなかった。しかしデコピンをかけたゲームでミス・キムがわざと負けてくれたことに気付き、気持ちは少し収まる。会社からの帰り道でミス・キムに会い、その理由を聞くが、返ってくる答えはいつもと変わらなかった。まだ施行していない罰則でも行おうと思ったギュジクは「目瞑って。あんたの顔見るのはいやだからさ」と言い、ミス・キムも「私も顔見るのはいやですが」と言い返して目を瞑った。チャン・ギュジクがミス・キムにデコピンをしようとした瞬間、桜の花びらが舞い落ちて、その場面とは全く似合わないロマンチックな雰囲気が演出された。折りしも、無表情だったミス・キムの口元に初めて笑みが浮かび、その微笑みを眺めていたギュジクはミス・キムに思わずキスをした。その日ヘアゴムを準備し、自分の気持ちを告白する機会を待っていたム・ジョンハン(イ・ヒジュン)が二人のキスを見てしまう。この時、チョン・ジュリの「ドラマではいつもいい男は一歩遅れる」というナレーションが加わり、3人の三角関係の始まりを予感させた。

新人ヨン・ジュンソク「サメ」にキャスティング…キム・ナムギルの子役に確定
新人のヨン・ジュンソクがKBSの新しい月火ドラマ「サメ ~愛の黙示録~」(演出:パク・チャンホン、脚本:キム・ジウ)にキャスティングされた。「サメ ~愛の黙示録~」は家族の復讐のために過去を隠し死に際から戻り、愛する女性にさえ矛先を向ける、冷酷で切ない、悲劇的な人生を生きる人物を、絶えず泳がないと生きられない鮫に例えた作品だ。ドラマでヨン・ジュンソクは男子主人公のハン・イス(キム・ナムギル)の高校生の頃を演じ、ドラマ初盤をリードする。現在KBSドラマ「がんばれ、ミスターキム!」でチョルヨン役を演じているヨン・ジュンソクは、若い歳にも関わらず、複数の作品を通じてその実力を認められた期待株だ。ヨン・ジュンソクは所属事務所のJ ONE PLUSを通じて「とても出演したかったドラマだったが、合流することになり幸せです。尊敬する先輩の方々とご一緒することができ、とても光栄に思っており、先輩の方々にご迷惑をかけないよう最善を尽くします」と抱負を語った。「サメ ~愛の黙示録~」はキム・ナムギル、ソン・イェジン、ハ・ソクジン、イ・ハ二などがキャスティングされ、KBS「オフィスの女王」の後続作品として韓国で5月末から放送スタートする予定だ。

【ドラマレビュー】「オフィスの女王」職場という苛酷なジャングル、脱出のカギは“人”
弱肉強食の組織の中で同僚の力を呼び起こす韓国で8日に放送されたKBS 2TV月火ドラマ「オフィスの女王」は、弱肉強食の職場の力関係をリアルに映し出した。職場での派遣社員、正社員、社長の関係はもちろん、他社の店長と常務まで、力の論理が働く関係を上手く表現し、一種の食物の連鎖のようだった。このジャングルのような場所に、絶対的な強者はいなかった。派遣社員はもちろん、正社員、さらにはマーケティング部の部長まで、誰もが誰かに対し頭を下げ、ひざまずくしかなかった。ドラマは、派遣社員がそれほどまでに羨望していた正社員もまた、安定した場所でないことを見せてくれた。この日、派遣社員を無視し続けるチャン・ギュジク(オ・ジホ)は、職場生活の最大の危機に直面した。カンジャンケジャン(カニを醤油につけた韓国料理)の達人(キム・ビョンマン)が参加するイベントを企画したが、達人が交通事故に遭いイベントが取り消しになる危機に直面したのである。チャン・ギュジクのミスは、会社はもちろん、製品を納品する大手スーパーまでも危機に晒した。今までチャン・ギュジクは、自分が正社員だという事実に陶酔し、派遣社員のことを「お姉ちゃん」と呼びながら無視していた。しかし、実は自身もまた、儚い存在だった。職場内で飛ぶ鳥を落とす勢いのチャン・ギュジクの居場所は、一回のミスで消え去り、その代わりに、惨めに辞職願いを書く状況へと直面した。もし、この日ミス・キム(キム・ヘス)がカンジャンケジャンショーを仕切らなかったとしたら、チャン・ギュジクは失業者になっているところだった。チャン・ギュジクは、自分がそれだけ軽蔑していた派遣社員で、他でもないミス・キムに助けられたという事実に大きなショックを受けた様子だった。そのため、今までとは全く違う態度を見せた。特に、今まで「お姉ちゃん」と呼んでいたチョン・ジュリ(チョン・ユミ)の名前を呼びながら、温かい言葉をかけたのは印象的だった。今まで派遣社員に対し、率先して差別していたチャン・ギュジクの変化を予告する伏線だった。「誰もが一時期、自分のことをクリスマスツリーだと思い込むときがある。しかしすぐ、自分はそのツリーを照らしている数多くの電球の一つでしかない事実に気づく。そして、間もなくして更に重要な真実を知るようになる。その何でもない電球にもレベルがあるということを。そして、糞なのか味噌なのかは、食べてみないと分からないということを」ドラマのチョン・ジュリのナレーションは、視聴者の共感を得ることに成功した。誰もが自分を重要な存在だと思っているが、自分は電球に過ぎず、そのような消耗品にもランクがあるということだ。最初、その言葉は派遣社員に向けての言葉に聞こえていたが、職場というジャングルで熾烈に競争するすべての人々に向けられた言葉だった。今の時代、職場で大変なのは、みんな同じだからだ。職場という残酷なジャングル、脱出のカギは人この日、「オフィスの女王」でチョン・ジュリとクム・ビンナ(チョン・へビン)が一緒に食事会に行くシーンは、派遣社員の悲しい現実を反映した。クム・ビンナはチョン・ジュリと友達になり、良かれと思ってチョン・ジュリを自分の同期との食事会に誘った。しかし、そこで直面したのは、差別と偏見だった。派遣社員と正社員との関係、学歴が人を惨めにした。チョン・ジュリはクム・ビンナの同期たちから、派遣社員と地方大学出身者が経験する無視を経験した。これだけでも辛いのに、チャン・ギュジクはその傷に塩をまいた。2人の友情を冷やかし、派遣社員と正社員は友達になれないとあざけ笑った。このシーンを見ながら心が痛んだ理由は、これはドラマの中でのチョン・ジュリに限られた話ではないからだ。しかし、ドラマは、ただ派遣社員の痛みを語るだけではなかった。無視される派遣社員のように、派遣社員を無視する正社員もまた、職場の消耗品という棘のある教訓を伝えた。職場と言う名のジャングルにおいて、誰も安全ではないということを見せたのである。チャン・ギュジクに代表される正社員、ファン・ガプトク部長(キム・ウンス)に代表される終身雇用世代、引いてはもっと上の立場にある他社の店長(キム・グァンギュ)まで、彼らもまた職場という残酷な現実の中で、いつ淘汰されるか分からない不安を持ちながら生きているということをリアルに見せてくれた。チャン・ギュジクのミスが自身に飛び火する危機に晒された他社の店長が、「俺がどんな思いで働き、やっとここまで上り詰めた店長の座なのに」と言いながら泣き叫ぶシーンは、そのジャングルの恐ろしさを赤裸々に見せてくれた。「オフィスの女王」は、その職場というジャングルの中での脱出のカギを提供した。それは人だった。チャン・ギュジクは人生最大の危機に直面する中で、ミス・キム、チョン・ジュリ、ム・ジョンハン(イ・ヒジュン)を通じてその価値を実現した。表面的には、この日チャン・ギュジクを救ったのはワンダーウーマンのミス・キムだったが、他の人たちの力も大きかった。この日、派遣社員のチョン・ジュリは、カンジャンケジャンの達人を探すことに置いて決定的な役割をする。そして、ム・ジョンハンはミス・キムを訪れ、友達のチャン・ギュジクを助けて欲しいと頼んだ。彼らがいなかったらミス・キムがチャン・ギュジクを助けたりはしなかっただろう。「あなたが私の立場だったらやりますか?」(ミス・キム)最初ミス・キムは、ム・ジョンハンの頼みを冷たく拒絶した。それもそのはず、ミス・キムが自分をいじめるチャン・ギュジクを助ける理由がないからだ。しかし、ミス・キムは、それでも自分に対し真摯に接してくれるム・ジョンハンの要請に心が動かされ、結局これがきっかけとなり、カンジャンケジャンショーを仕切ることになった。幸いカンジャンケジャンショーは大成功を収め、これによりチャン・ギュジクはピンチから逃れることが出来た。職場は冷たいジャングルのようだが、その中には人がいる。危機に直面したときに力になるのは人だ。そこには、派遣社員と正社員の区分はない。この日、「オフィスの女王」はお互いを見下し、無視するよりも、お互いを同僚として認め合った時、大きなシナジー効果を発揮することを気づかせてくれた。

コ・ス「黄金の帝国」への出演が有力…3年半ぶりのドラマ出演となるか
俳優コ・スが3年半ぶりにドラマに出演すると見られる。コ・スは、今年7月に韓国で放送される予定のSBSドラマ「黄金の帝国」(仮題)で男性主人公役に起用される可能性が高い。9日、ある放送関係者はOSENに「コ・スが出演を提案され、前向きに検討している。細部の調整が残っているものの、異変がない限り主役になる予定だ」と語った。「黄金の帝国」は、昨年話題作「追跡者 THE CHASER」を作り出したパク・ギョンス脚本家とチョ・ナムグクプロデューサーがもう一度意気投合する期待作で、1990年代初めから20年に及ぶ韓国経済の激動期に、帝王の座をめぐって家族の間で繰り広げられる争奪戦を描いた政治ドラマである。最終的に出演が確定すれば、コ・スは2010年1月に放送を終了したSBS「クリスマスに雪は降るの?」以来3年半ぶりにドラマで視聴者と出会うことになる。コ・スは現在、チョン・ドヨンと映画「マルティニークからの祈り」(監督:パン・ウンジン)の撮影に励んでいる。

【ドラマレビュー】「九家の書」興味深いファンタジー時代劇の誕生
手堅いストーリーと感覚的な演出、多彩な見どころで期待上昇MBCの月火ドラマ「九家の書」が、興味深い展開で砲門を開いた。九尾狐と人間の間に生まれた半人半獣の物語を描く「九家の書」は、「製パン王キム・タック」で国民ドラマを誕生させたカン・ウンギョン脚本家と「シークレット・ガーデン」「紳士の品格」などでスタイリッシュな演出力を披露したシン・ウチョル監督がタッグを組み、期待を集めた作品だ。二人の初めての出会いは、とりあえず成功したように見える。練り上げられたストーリー構成に加わった感覚的な演出力が、初回からドラマに熱中させ、視線を離せなくした。ソファ(イ・ヨニ)は、逆賊の濡れ衣を着せられた父が殺され、官妓(朝鮮時代の官庁所属の芸者)に転落する。両班(ヤンバン:朝鮮時代の貴族)家の令嬢だったソファは妓生(キーセン:朝鮮時代の芸者)にはなれないと拒み続け、春画館のリーダー的存在であるスリョン(チョン・ヘヨン)は、ソファを思い知らせるために、彼女を下着姿で外に立たせっぱなしにする。九尾狐のウォルリョン(チェ・ジニョク)は、偶然村に遊びに訪れ、水一口飲まずに人々から蔑視されながら立っているソファを発見し、憐憫の気持ちを感じる。結局スリョンは死ぬ直前のソファを家に上げらせ、ソファの妹を人質に降伏させる。しかし、初夜の前にソファは女官の助けで逃げ、追われる過程でウォルリョンに助けられ辛うじて命拾いする。「九家の書」は初回からソファの悲劇的な家族史、ソファとウォルリョンの運命的な出会いなどが早く展開され、視聴者を夢中にさせた。また、スリョンの太鼓舞(韓国の民族舞踊)のシーン、ウォルリョンが神秘な力を発揮するシーンなどが、華やかで神秘的に描かれ、視聴者に多彩な見どころを提供した。また、昔話を語るようにユ・ドングンのナレーションで物語が始まり、時代劇というジャンルでは異例のポップペラ(ポップ+オペラ)をメインテーマ曲にし、ドラマに神秘的な雰囲気を加えた。興味深いスケッチの上に多彩なカラーを加え、興味深いフュージョン時代劇を作り上げたのだ。ここに、イ・ヨニ、チェ・ジニョク、イ・ソンジェ、チョン・ヘヨンなど新旧役者の演技も調和をなし、ドラマへの期待を高めた。これまでの九尾狐の物語とは違い、男性の九尾狐を登場させ、九尾狐と人間の間に生まれた半人半獣を主人公にしたこのユニークな物語が、今後どのような世界を描くのか、早くも第2話が期待されている。「OhmyStar」ではスターはもちろん、バラエティ、ドラマなど、様々な市民記者のレビューや主張を幅広く掲載しています。もちろん、いかなる反論も歓迎します。いつでもノックして下さい。「OhmyStar」は市民記者の皆さんの参加をお待ちしています。―編集者コメント

イ・スンギ&miss A スジ主演「九家の書」第8話まで広告完売…“ドラマへの熱い反応”
MBC新月火ドラマ「九家の書」(脚本:カン・ウンギョン、演出:シン・ウチョル&キム・ジョンヒョン)への熱い反応が広告販売に繋がっている。9日、MBCによると「九家の書」は第1話から第8話まで広告が完売した。放送関係者はこれと関連し「カン・ウンギョン脚本家とシン・ウチョル監督、出演俳優イ・スンギとmiss Aスジへの期待が高い」と説明した。8日に放送をスタートした「九家の書」は、済州島(チェジュド)で撮影した美しい月光庭園の風景と半人半獣というユニークな題材で視聴者の視線を刺激した。特に、特別主演した女優のイ・ヨニが、両班から官妓に転落したソファ役を演じ、密度ある演技で好評を博した。「九家の書」は、ソファに心を寄せ不老不死の生命を捨て人間になろうとするク・ウォルリョン(チェ・ジニョク)の姿と、ソファを最後まで見つけ出そうとするチョ・グァヌン(イ・ソンジェ)の姿が9日に放送される予定だ。

終盤を迎える「IRIS 2」MBLAQ イ・ジュンに注目すべき理由は?
KBS水木ドラマ「IRIS 2」(脚本:チョ・ギュウォン、演出:ピョ・ミンス、キム・テフン)でMBLAQ イ・ジュンが目を見張るほどの演技力の向上を見せている。先日の放送でユ・ジュンウォン(イ・ボムス)にミスターブラックの指示を伝え、パートナー要員だったソン・ヨンミン(キム・ヒョンゴン)を冷静に銃殺し、アイリスの正体を現したユン・シヒョク(イ・ジュン)が、回を重ねるごとに優れた演技力で目を引いている。劇中で気難しいながらもしっかりしたNSS要員のユン・シヒョクに扮し活躍しているイ・ジュンは、内部スパイに疑われNSSの取調べを受けるが、終始感情のない表情で嘘発見器も判読不能な冷静な態度を取る。特に、チェ・ミン(オ・ヨンス)に向けて嘘で涙を流すずうずうしさまで見せる彼の二重人格は、視聴者も感心するしかなかったという好評を得た。実際に撮影現場でもイ・ジュンはNGがほとんどないほど優れた集中力を見せ、ピョ・ミンス、キム・テフン監督から賞賛を一身に受けており、演技力の成長が著しいという。また、今週の放送ではイ・ジュンがミスターブラックから単独任務を受ける予定で、彼の存在感がより輝くと見られ、期待が高まっている。ドラマ「IRIS 2」のある関係者は「イ・ジュンは普段から台本の練習とモニタリングを几帳面にすると知られているだけに本人のキャラクターに格別な愛情を持っている。チャン・ヒョク、オ・ヨンスのような先輩俳優にアドバイスを求め、たくさんの作品を参考にするなど、情熱を見せているだけにこれからの活躍にもっと注目してほしい」と伝えた。第16話の放送ではユ・ゴン(チャン・ヒョク)に捕まったヨンファ(イム・スヒャン)が彼との対話を通じて徐々に心を開き、協力し始める姿が描かれ、二人の関係が今後どの様に展開されるのかが注目されている。イ・ジュンの優れた演技でより一層緊張感溢れる展開を見せている「IRIS 2」は、韓国で明日(10日)夜10時に第17話が放送される。

ソ・ジソブ&コン・ヒョジン、ホン姉妹の新ドラマ「主君の太陽」主人公候補に“肯定的に検討中”
ソ・ジソブとコン・ヒョジンがSBS新ドラマ「主君の太陽」(仮題)で有力な主人公候補となった。ソ・ジソブの所属事務所である51Kのキム・ジョンヒ代表は9日午前、マイデイリーとの電話取材で「ソ・ジソブが『主君の太陽』への出演オファーがあり、検討している」と伝えた。コン・ヒョジンの所属事務所であるマネジメントSOOPの関係者もこの日、「コン・ヒョジンに『主君の太陽』の出演オファーがあった。まだ放送日まで時間があるので、肯定的に検討している」と伝えた。「主君の太陽」はSBSで7月に放送する予定で企画しているドラマである。幽霊が見える女とその女を守る一人の男の話を描く。ドラマ「美男<イケメン>ですね」「僕の彼女は九尾狐<クミホ>」「最高の愛」などで高視聴率を記録したホン姉妹ホン・ジョンウン&ホン・ミラン脚本家が執筆し、ドラマ「華麗なる遺産」「シティーハンター in Seoul」などを演出したジン・ヒョクプロデューサーがメガホンを取った。ソ・ジソブが出演を確定したら、昨年の「ファントム」以来1年ぶりにテレビドラマに復帰することになる。コン・ヒョジンはドラマ「最高の愛~恋はドゥグンドゥグン~」以来2年ぶりである。

イ・ハニ&ハ・ソクジン、ドラマ「サメ」出演確定…ソン・イェジン&キム・ナムギルと共演
女優イ・ハニと俳優ハ・ソクジンがKBS 2TV新月火ドラマ「サメ ~愛の黙示録~」に出演することを確定した。イ・ハニとハ・ソクジン側の関係者は9日午前、OSENに対し「出演を確定した」と伝え、ソン・イェジンとキム・ナムギルが出演する「サメ ~愛の黙示録~」に出演すると話した。イ・ハ二は秘書のチャン・ヨンヒ役、ハ・ソクジンはソン・イェジンの婚約者オ・ジュニョン役を演じる。これにイ・ハニとハ・ソクジン、ソン・イェジン、キム・ナムギルは、ドラマの中心でラブラインと葛藤を起こす予定だ。ハ・ソクジンは3月に韓国で放送終了した総合編成チャンネルJTBCドラマ「限りない愛」に、イ・ハニは2月に韓国で公開された映画「Behind the Camera」にそれぞれ出演した。「オフィスの女王」の後番組として放送される「サメ ~愛の黙示録~」は、家族の復讐のため死の直前まで行ってきて愛する女性にさえ矛先を向ける男と、冷酷ながらも切ない人生を生きていく人物を絶えず泳ぐことで生きていける鮫に喩えた作品だ。5月27日に韓国で放送をスタートする予定だ。





