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【10フォーカス】マクチャンドラマ、マクチャンな犯罪「その犯行について知りたい」
現実ではドラマよりもっと恐ろしい事件が起こるとよく言われるが、最近、放送されたいくつかのドラマを見ると、それは間違った言葉だと思える。児童青少年への性的暴行から強姦や拉致はもちろん、殺人まで、テレビの中では視聴者たちを驚かせる事件が毎日のように何気なく起こっている。顔にほくろをつけただけでまるで違う人であるふりをしながら元の場所に戻ってきたり、将軍の魂に憑依され目からレーザー光線を発射したりすることなどが、可愛く見えるほど、恐ろしい犯罪が作品の中で重要なコードとして使われている。マクチャンドラマ(非現実的で無理やり作った感じのドラマ)の新たな地平を開いた要素を探ってみるため、「10asia」がいくつかの作品の中から事件を選び出し、仮想番組である「その犯行について知りたい」旧正月特集編を構成してみた。これは全5件の犯罪に関する話であり、すべての事件は背筋が寒くなるほど残酷なものである。そのため、この記事を読んでいるうちに読者たちは気づくかもしれない。これまでドラマの中で頻繁に犯された犯罪が、もし現実で起きていたらどれほど怖いことなのかを。それと同時に、そのようなシーンを何とも思わず普通に見てきた私たちの姿勢がどれほど無神経で鈍感だったのかを。

「九家の書」イ・スンギ、初の撮影現場写真を公開“ユニークなヘアスタイル”
歌手で俳優のイ・スンギが、MBC新月火ドラマ「九家の書」の初めての撮影に突入した。18日、「九家の書」の制作陣はがむしゃらな性格の半人半獣チェ・ガンチ役で、デビュー以来初めての時代劇に挑戦するイ・スンギの撮影現場の写真を公開した。公開された写真でイ・スンギは、髪を結い、こげ茶色の韓服姿に明るい笑顔でチェ・ガンチを見事に表現している。イ・スンギが参加した初めての撮影は、14日に慶尚南道(キョンサンナムド)河東(ハドン)で行われた。この日の撮影で、長い時間をかけてメイクを施した後、演出を担当するシン・ウチョル監督とキャラクターについて話し合った。特にイ・スンギは、撮影が終わると細かくモニタリングをし、収録の間ずっと台本を手から離さない姿で人一倍の意欲を見せた。イ・スンギは「カン・ウンギョン脚本家、シン・ウチョル監督と仕事ができて光栄だ。共演することになった俳優もそうだし、元気の良いドラマだからさらに期待している。時代劇は初挑戦であるため、特にたくさん準備している。時代劇の口調に慣れるように一生懸命練習している。期待に応えられる面白い作品にしたい」と覚悟を伝えた。イ・スンギの他にもガールズグループmiss Aのスジ、俳優イ・ソンジェなどが出演する「九家の書」は、ドラマ「栄光のジェイン」「製パン王キム・タック」などを手がけた脚本家カン・ウンギョンと、「紳士の品格」「シークレット・ガーデン」「オンエアー」などを手がけたシン・ウチョル監督が初めてタッグを組む。MBC月火ドラマ「馬医」の後番組として韓国で4月に放送される予定だ。

「最高です!スンシンちゃん」自己最高視聴率を更新“一気に25%を突破”
KBS 2TV週末ドラマ「最高です!スンシンちゃん」が自己最高視聴率を更新した。視聴率調査会社ニールセン・コリアによると、韓国で17日に放送された「最高です!スンシンちゃん」は、視聴率25.2%(以下、全国基準)を記録した。これは16日に記録した21.0%より4.2%上昇した数値であり、10日に記録した自己最高視聴率24.3%より0.9%上昇した数値である。「最高です!スンシンちゃん」は、第1話の放送から22.2%という高視聴率を記録し、新しい国民的ドラマの誕生を予感させた。その後、李舜臣(イ・スンシン)将軍を卑下しているという論争が起こったものの、「最高です!スンシンちゃん」の視聴率上昇の勢いを止めることはできなかった。放送開始から2週目にして視聴率25%台を突破し、KBS週末ドラマの名声を引き継いでいる。この日の放送では、シン・ジュノ(チョ・ジョンソク)がチェ・ヨナ(キム・ユンソ)との競争のため、イ・スンシン(IU)を立派な女優にして見せるべく、イ・スンシンにキャスティングのオファーをし、注目された。

「となりの美男<イケメン>」パク・シネ“辛い経験があったから、コ・ドンミの気持ちが理解できました”
女優パク・シネがtvNドラマ「となりの美男<イケメン>」で演じたキャラクターは、現代版ラプンツェルだった。自分の世界に引きこもって他人とのコミュニケーションを断絶し、漫画の中に出てくるようなコ・ドンミは、エンリケ・クム(ユン・シユン)に出会うことで少しずつ外の世界へと出ていく。このようにユニークなキャラクターを選んだ理由についてパク・シネは、「これまで演じてきたシンデレラのようなキャラクターではなかったからです」と語った。今まで多くの作品で、主にシンデレラのようなキャラクターを演じてきたため、まったく新しいキャラクターを演じてみたいという気持ちが強かったという。「これまで演じてきたキャラクターは、ハツラツとしたキャラクターが多かったです。でも、コ・ドンミというキャラクターは普通のラブコメのヒロインではなく、独立した性格が良かったですね。重みの感じられるセリフ、暗いイメージのキャラクターだったので、セリフや口調もシンプルに表現しながら、違った姿を披露できると思いました」実際、コ・ドンミは心に傷を持って生きている女の子だった。彼女は、高校時代に些細な誤解からいじめられた後、家に閉じこもって自分の世界から出ようとしなかった。そして、このようなキャラクターの表現にパク・シネの経験が役立った。「いじめられたというより、友達と不仲になったことでつらい思いをしたことがあります。私の普段見せないような行動のせいで、誤解が生じたわけです。しかし、このような経験があったからこそ、コ・ドンミの気持ちが理解できました。学生時代にデビューすることになって、多くの人から関心が寄せられ、初めはただ不思議に思っていたんですが、だんだんプレッシャーを感じるようになりました。14~15歳の当時は、本当に大変でしたね。でも、高校に入ってからは良い友達と出会って、自然と乗り越えました」実際に会ったパク・シネは、コ・ドンミのような暗い人物ではなく、明るい人物だった。家に閉じこもって生活するコ・ドンミとは違ってアクティブなことが好きだというパク・シネ。彼女によると、むしろ、劇中アクティブなキャラクターであるエンリケ・クム役のユン・シユンの方が静的だという。「私とユン・シユンさんは、劇中のキャラクターも正反対ですが、実際でも正反対なんですよ。私は運動が好きで、ユン・シユンさんは読書が好きですからね。例えば、私は応援するために野球の試合を見ますが、シユンさんは打率分析するために野球の試合を見ます。ユン・シユンさんと私はすべてが正反対なので、ドラマを撮影しながらたくさん話し合いました。あんなに熱く話し合ったのは、初めてだと思います」ユン・シユンだけでなく、パク・シネは他の出演者ともたくさん話し合いながらバランスを合わせて行こうとした。相手を理解してこそ、演じることができるという彼女の考えからだ。彼女は、「私が相手をぎこちなくしてしまうと、お互いのぎこちない感じが画面にそのまま表れてしまいます。私一人で演じるわけではないので、お互いにたくさん話し合って、リハーサルもたくさんしている」と語った。そして、そのような過程で出演者と親睦を深めたパク・シネは、「となりの美男<イケメン>」の出演者と一緒にMT(メンバーシップトレーニング、仲間内で出かける小規模旅行)に出かけた。「MTに行ってゲームをしたり、料理をしたりしました。私の指揮の下、助監督と一緒に料理を作りました。みんな積極的な性格、言い換えれば遊ぶのが大好きな人たちだったんです。撮影現場でNGを出しても笑いながら励まし合いました。これを仕事だと思う人は誰もいなかったし、作品への愛情が大きかったと思います」そうやってお互いに応援しながら熱心に撮った作品だけに、撮影終了時の寂しさも大きかった。パク・シネは、自身が主に時間を過ごしてきたコ・ドンミの部屋で、最後の撮影が終わった後、涙を流した。「いつも作品が終わる度に、寂しさを隠せません。私は泣かないと思っていたんですが、終わった後にユン・シユンさんが泣きそうな顔をしているのを見て、私は平気で『兄さん、何で泣きそうなの?』ってからかったんです。なのに、私もその後すぐ泣いてしまいました。たくさん話し合って頑張ってきた作品だったので、終わってほっとする一方、寂しさも大きかったようです」今年、彼女はデビュー10周年を迎えた。10年間、どんな役者として生きてきたのかという質問に、「楽しむことのできる役者」と答えた。幼い頃から演技を始めたので、楽しめていなかったら、10年間もやって来れなかったはずだという。「いつも、新しくて面白いものを求めているようです。私がこれまでやったことのないキャラクターたち。子どもの頃は、恋愛物をよくやりましたが、20代になっての恋愛物はまた違うような気がします。アクションもやってみたいです。ドラマ『IRIS』のような作品も良いですね。ただ、今までのようにずっと楽しみながらお仕事をしたいです。一つの遊びのように、私の中にある新しいものを見つけながら、作っていきたいです」

「その冬、風が吹く」キム・ギュテ監督が語る映像の秘密…鏡の中の人物を映す理由は?
SBS水木ドラマ「その冬、風が吹く」(脚本:ノ・ヒギョン、演出:キム・ギュテ)は特別な事前制作システムで「ドラマ制作の青写真を提示した」との評価を見せている。放送開始前からすでに8話分の撮影を終え、ノ・ヒギョン作家は最近第16話の台本の最終版を脱稿した。そのお陰で役者たちは、4話分の台本を受け取るたびに1回ずつ集まり、台本を読み合わせながらノ・ヒギョン脚本家やキム・ギュテ監督と長く会議する時間の余裕を与えられた。しかし、そうすればするほど、キム・ギュテ監督の悩みも深くなる。14日、ソウル江南(カンナム)区新沙洞(シンサドン)のコーヒーショップで行われた記者懇談会で彼は「ノ・ヒギョン脚本家は私とは合わない」との冗談で話を始めた。そして「今回の作品をしながらも脚本家に感心しており、執筆の意図が上手く表現されてほしいと思っている」としながらも、「撮りながら毎回練習して撮影するが難しい。とても難しい脚本家だ」と告白した。「私たちさえしっかりすれば問題ない」という言葉と共に。「ソン・ヘギョ&チョ・インソン、どう撮っても美しく、カッコイイ」しかし「その冬、風が吹く」で欠かせないのは、ドラマの完成度を上げる映像の力だ。放送前から「人物の感情を活かすためにクローズアップをたくさん活用する」と公言していた彼は、本当に惜しむことなくソン・ヘギョ(オ・ヨン)とチョ・インソン(オ・ス)の顔を様々な角度から拡大して見せている。これについてキム・ギュテ監督は「美しい映像や画面だと評価してくださることは、基本的にチョ・インソンとソン・ヘギョが美しいからだ」とし「フルショットでもカッコイイし、クローズアップでもカッコイイが、役者たちのお陰で私までも褒められているようだ」と謙遜した。「美しい被写体を思う存分撮影することに過ぎない」というのが監督の答えだ。しかしキム・ギュテ監督もそれなりの演出哲学を持って「その冬、風が吹く」に臨んでいる。「作品そのもののトーンが重いので、視聴者が息苦しく感じるかもしれないと思った」とする彼は「そこで、何とかして演出の力で、軽くやわらかく撮影しなければならないという、基本的な方向性はあった」と伝えた。そこで力を入れたのが色だ。キム・ギュテ監督は「美術監督やスタッフたちと会議を繰り返した」とし「役者たちのビジュアルやカリスマ的な部分が大きくはあるが、そのお陰で視聴者たちが評価してくださっていると思う」と付け加えた。もう一つ、今まで使わなかった画面の構図を活用することも、キム・ギュテ監督のアイデアだ。「その冬、風が吹く」では実際の空間にいる人物より、自動車のバックミラーや鏡、ガラスに反射された人物の像をカメラに盛り込むことが多々ある。これについてキム・ギュテ監督は「ドラマの中の人物たちの二重の心理を見せたかったため」とし「そのようなシーンは人物同士の葛藤が生まれたり、緊張感が形成されるシーンだが、役者たちの詳細な心理描写を際立たせる画面の構図を作りたかった」と説明した。「実際に撮影した映像と放送されるものは遥かに違う」同時にキム・ギュテ監督は「その冬、風が吹く」でしかできない事前制作方式に大きな満足を示した。「ドラマの完成度を上げることにおいて、これだけ良い方法もない」というのが彼の持論だ。そのなかで大きな割合を占めるのが後補正だ。『その冬、風が吹く』は、撮影した映像に色や質感を細かく補正する過程を施してから放送される。「後半の作業を新しくしたかった。既存のドラマでも行っている過程だが、『その冬、風が吹く』の場合、さらに詳細な作業が行われる。撮影の時もそのため、任意で一つの色を強調しない。後半の作業過程で求める色と質感を得るためだ。実際撮影した元々の映像を見れば色と質感が全く違うことが分かると思う。びっくりするはず」続いて監督は、「このような作業を既存のドラマでできなかった理由は、どうしても時間がかかってしまうため」だとし、「その日に台本ができてすぐ撮影し放送するシステムでは(このような作業が)できない」と強調した。また「新しい方式や装備を使うからと言ってすべて良い結果を出せるわけではなく、『誰がどうするのか』も重要な要素だと思う」と言いながら笑った。「今までのノ・ヒギョン脚本家の作品には台詞を聞く楽しさがあったとすれば、私との共同作業を通じて見るドラマとしての要素も加えられたと思う」と自ら評価するキム・ギュテ監督。彼の言葉通り、ノ・ヒギョン脚本家の共感できる作品はキム・ギュテ監督の映像美と出会い、鬼に金棒となった。「その冬、風が吹く」が水木ドラマのトップをキープしていることも人々から愛されるようにとチームワークを発揮したコンビの力を証明していると言えよう。現在「その冬、風が吹く」チームは第13話から第15話までの分量を撮影している。キム・ギュテ監督は「1週ほど前に撮影を終え、最後の放送の2日前までには後半作業も終わりそうだ」とし「ただし、最後にエピログシーンがあるが、これは放送直前に台本が公開されそうだ」と余韻を残した。最後に彼は、「これからは2人の愛が深まり、ロマンスも本格的に展開され、大きな葛藤状況が残っているため、期待してほしい」としながら「これからもたくさんの方々の心を焦がしたい」との抱負を伝えた。

「野王」スエ vs 「花を咲かせろ!イ・テベク」ハン・チェヨン…異なる評価の理由とは?
イメージだけで演技力のない女優という視聴者の厳しい評価ドラマにおいて悪役は、トラブルを増やしストーリーを展開させる重要な役割を担う。もちろん、悪役が登場しないドラマもあるが、いつもトラブルメーカーは存在し、そのトラブルメーカーによる事件が起こるときに視聴率が上がる相関関係は未だに通じる。現在放送中のSBSドラマ「野王」とKBS「花を咲かせろ!イ・テベク」にもトラブルメーカーが登場する。「野王」では史上最悪の悪女と評価されているスエがその役割を果たしており、スエほどではないが、「花を咲かせろ!イ・テベク」では、主人公の昔のガールフレンドとして、主人公を裏切ってお金と野望を求めるハン・チェヨンがトラブルメーカーの役割を担っている。この二人は必然的に何らかの非難を受けざるを得ないキャラクターだ。役そのものが好感を呼ぶキャラクターではないためだ。だからなのか、この二人は非難を浴びているが、その非難には決定的な違いがある。「野王」というドラマは全体的に欠陥の多いドラマだ。ストーリーの中できちんとした説明のないキャラクターの行動や設定は、しばしば筋が通っていない感じを与えドラマ全体の完成度を下げている。緻密でない構成のせいで視聴者はキャラクターを理解できず、さらにはストーリー全般に対して疑問を持たざるを得ないのだ。しかし、幸いにも「野王」はMBC「馬医」と視聴率で首位争いをしながら好調を見せている。「野王」の好調背景にはスエがいる?このドラマの立役者は悪女を誰よりもうまく表現しているスエだ。チャンネルを変えたくなる瞬間でさえ、視聴者はスエが演じるチュ・ダヘの没落を期待する気持ちで耐えることができる。お粗末なストーリーでも、スエの優れた演技力のおかげで乗り越えているのだ。「野王」では唯一チュ・ダヘに対する反感だけが視聴者を夢中にさせることができる。スエが悪質になればなるほど、ドラマへの没入度が強くなるためだ。スエは夫や家族はもちろん、恋まで道具として使う悪女だ。最終的に彼女は野望を成し遂げて、ファーストレディーというトップの座に上がる予定である。悪女にも理由や過去を設定する最近のトレンドとは正反対に、単に男のために主人公を苦しめるという在り来たりな悪女キャラクターから脱して、自分の欲望を加減することなく見せた悪女キャラクターを最大化することで、かえって新鮮な感じを与える。スエの演技は、視聴者をこのキャラクターに夢中にさせ続けることができるほど安定的だ。演技だけでなく、スエが出す雰囲気はこのキャラクター作りに大きな貢献をしている。スエは史上最悪の悪女を演じながらも、浅ましかったり毒々しい感じを与えない。行動そのものはこれ以上ないほど悪質だが、その悪女を表現するスエならではの雰囲気によって、女であることを利用してトップの座まで上がる悪女キャラクターにより説得力がついた。悪質であっても、上流階級を夢見る女性として遜色のない優雅さも持っているのである。スエはデビュー当初から上品で清楚な魅力で注目された。ただ、今までスエが選択した作品を見ると、単純に純粋で受身なキャラクターではない。上品なキャラクターで演技の第一歩を踏み出したが、自分のイメージに閉じ込もることなく、多様な役に挑戦した。テレビでは「9回裏2アウト」で、周りでよく見られるような、平凡でありふれたキャラクターを演じた。言葉遣いも荒く、時には身を投げて演技する必要のある役だったが、スエはこれまでの清楚な姿にこだわることなく、自分自身を丸ごと投げて演技した。「野王」以前には、キム・スヒョン脚本家のドラマ「千日の約束」に出演し、アルツハイマー病にかかって死んでいく女性を見事に表現して、主人公としての役割を十分に果たした。強い語り口調が特徴であるキム・スヒョンドラマのヒロインになったということは、彼女が単なるイメージではなく、演技力を中心に作品を選択しているという証拠だ。スエは映画「炎のように蝶のように」で明成皇后役にチャンレンジして強いけれども悲運の女性を表現し、映画「ミッドナイトFM」ではスリラーに挑戦した。二つの作品とも、彼女の上品なイメージだけを考えると選択しにくい役である。スエが出演した作品の成績がいずれも良かったわけではないが、スエは演技の幅を多岐に広げたのだ。「野王」の中で悪役を選択したのも、このような選択の延長線上と考えられる。この役は叩かれるしかない悪いキャラクターだ。スエより、共演する中堅女優のキム・ソンリョンのほうに好感が持てるほどだ。だが、スエはそのようなことを分かっていながらも「野王」を選択した。実際、「野王」のスエが「千日の約束」のスエより、はるかに優れた演技力を見せているわけではないが、「野王」でスエが演じるキャラクターは「野王」の中の誰よりも目立つ。自分の従来のイメージを活用しながらも、新たな役を演じるスエの選択が輝く瞬間だ。スエはこれからも非難を浴び続けるだろうが、これはスエ本人ではなく、チュ・ダヘというキャラクターへの非難であり、スエの演技キャリアにはプラスになることである。残念なハン・チェヨンの役、これを補おう一方、「花を咲かせろ!イ・テベク」のハン・チェヨンは事情が異なる。ハン・チェヨンが「秋の童話」で演技に挑戦してから、すでに10年をはるかに超える時間が過ぎた。これまでハン・チェヨンは「快傑春香」「花より男子~Boys Over Flowers」「恋の花火」「神と呼ばれた男」などのドラマ、「ガールフレンズ」「今、愛する人と暮らしていますか?」などの映画に出演してきた。この中でハン・チェヨンのキャリアとして残るほどの作品は、視聴率30%を超えた「快傑春香」だけである。ハン・チェヨンを代表するキーワードは、女優に関連するものではなく、バービー人形、腹筋、美脚など、容姿に関するものがほとんどだ。ハン・チェヨンが自分を浮上させることができなかったのは、単純に作品の失敗だけが理由ではない。演技者としてのハン・チェヨンに輝かない残念さがあるためでもある。「花を咲かせろ!イ・テベク」は題材を展開する方式において物足りない部分がある。広告という題材を扱い、広告にカタルシス(解放感)を与える主人公の魅力を最大化する必要があるにもかかわらず、「キャンディ・キャンディ」のように、明るく前向きな少女が周りの偏見に負けず成長するという陳腐なストーリーであり、主人公が男に変わっているだけというような印象だ。もちろん、それなりの長所もあるが、視聴率が4%ということからも分かるように、人々が見たがるポイントをキャッチすることができておらず、かといって優れた作品性で勝負することもできていないのだ。このような物足りなさの中でハン・チェヨンはやや残念な演技を見せている。ドラマの中で基本的な発声や表情に対してしばしば指摘されるということは、明らかに彼女自ら直していくべき部分である。ハン・チェヨンは美しい女優だ。基本だけでもできれば非難は受けないはずだ。非常に優れた演技力がないとしても、自身が演じるキャラクターを魅力的に表現する能力も不足している。また、ハン・チェヨンが演じるコ・アリは、心理描写が複雑で大変な役とも言えない。ハン・チェヨンが演技するコ・アリでなく、女優ハン・チェヨンの演技に対する批判が続いているだけに、彼女自身も変わる姿を見せるべきだ。イメージとともに、テレビで視聴者を夢中にさせられる演技力を向上させていく姿のことだ。スエとハン・チェヨンは二人とも最初は美貌で注目されたが、キャリアを積んで行く方式は違っていた。そのキャリアを構築するときに容姿が決定的な役割をしたのは事実だが、容姿を活用する方法が異なっていたため、彼女らの演技への評価も異なってきたのだ。イメージだけの演技力が不足している俳優には、視聴者の評価はしばしば厳しくなるためだ。

「その冬、風が吹く」予想されるいくつかの結末…死ぬ、死なない?
オ・スとオ・ヨンのラブーストーリー、その結末とはオ・ス(チョ・インソン)は死を覚悟し、オ・ヨン(ソン・ヘギョ)は初めて生きたいと思う。オ・スはタブーを超え(本当の妹ではないが)妹にキスを試み、オ・ヨンは(本当の兄ではないが)兄に嫉妬心を感じただけでなく好きになった。16部作のSBS水木ドラマ「その冬、風が吹く」があと5話だけを残している。オ・スの正体にも今はオ・ヨンを除いた周辺の全ての人が気づき、チョ・ムチョル(キム・テウ)がオ・スに与えた100日という時間も2週間しか残っていない。自然にドラマは結末に向かって進んでおり、オ・スとオ・ヨンの運命がどうなるのかに関心が集まっている。それで予測してみた。オ・スとオ・ヨンの運命は果たしてどうなるのだろうか?二人とも死ぬか、二人とも生き残るか、一人だけ生きるか。大きく3つに分けてドラマの結末を予想してみた。一人だけ生きる悲劇オ・ヨンは生きてオ・スは死ぬ?まず最初に考えられる結末は、オ・スだけが死ぬというものだ。しかし、オ・スはただ死ぬのではなく、ドラマチックに、オ・スとオ・ヨンの切ない愛を強調するように死ぬのではないかと思われる。現在オ・スは「オ・ヨンを救って自分は死ぬ」と思っている。もちろん、オ・ヨンの脳腫瘍が簡単に完治するものでもなく、さらに脳腫瘍の手術を受けて生きるとしても長い間放置して失われた視力を回復する方法はなさそうに見える。ここで考えられる一つの可能性は、オ・スがオ・ヨンに自身の組織を寄贈することである。もう死を覚悟したオ・スは、オ・ヨンが一度でも自身の顔を見ることができるよう離れる前に手術をさせ、オ・スの目を通して見ることになったオ・ヨンがオ・スが離れた後、全ての事実を知ることになるのだ。結局、オ・スが残した目で世界を見るようになったオ・ヨンはオ・スの願い通り、人生にさらに愛着を持ち、きつい抗がん剤治療に耐え、脳腫瘍まで克服するストーリーを予想できる。二人とも死ぬ悲劇オ・ヨンの後を追って死を選ぶオ・ス2番目の結末は、オ・ヨンとオ・スがどちらも死ぬシナリオだ。現在までの話だけ見れば、最も可能性が高い結末でもある。オ・スがチョ・ムチョルによって死ぬか、キム社長によって死ぬかは分からないが、オ・スに残った時間が2週間しかないという事実は、彼が死ぬ可能性をより高めている。オ・スが死を避けられないなら、重要なのはオ・ヨンだ。やっと「生きたい」気持ちを持って初めて「手術を受ける」という意志を見せたオ・ヨンが果たして成功の可能性の低い手術を乗り越えることができるのかは疑問だ。さらに、オ・ヨンは脳腫瘍手術と共に目の手術にまで耐えなければならない。脳分野の最高実力者であるチョ博士まで懐疑的であるほどオ・ヨンの容態がよくないことは、オ・ヨンの運命も悲劇で終わるのではないかと思わせる。二人とも死ぬ結末なら、果たしてどのようなエンディンシーンが作られるのかがまた関心を集める。深い眠り(死)に落ちたオ・ヨンが寂しくないように後ろからオ・ヨンを抱きしめ、オ・スも死を迎えるシーンはどうだろうか?チョ・インソンとソン・ヘギョなら悲劇的なシーンまで一枚のグラビアになるのではないだろうか。死ぬ前、オ・ヨンが一度でもオ・スの顔を見られればよいだろうが、それが叶わなくてもかまわない。彼らが作っていく悲しいエンディングは、明らかに最近で一番記憶に残るドラマのラストになるはずだから。二人とも生き残るハッピーエンドオ・スとオ・ヨンは幸せに暮らしました最後の結末はたくさんの視聴者が期待するハッピーエンドだ。14日に行われた「その冬、風が吹く」の記者懇談会でソン・ヘギョは自身が願うラストに対し、「悲しいエンディングが心が痛くて長く記憶に残りそうだけど、ある時は『二人がこんなに大変だったから幸せな姿も見せなきゃ』という考えでハッピーエンドでなければならないような気もする」と余韻を残した。ハッピーエンドもまったく不可能なシナリオではないという意味だ。チョ・インソンも「脚本家と監督の前作は、ファンタジーでしたね。『実なオ・スとオ・ヨンはこの世の人間ではなかった』というふうに終わらせたらどうですか?」と冗談を言ったが、ここにはどんな形であれ、「二人が幸せに生きた」というメッセージが込められた開かれた結末も可能だという意味が隠されていた。もちろん、オ・スが本当の兄でないことを知った時、オ・ヨンが受ける傷は非常に深いだろう。だが、「オ・スを許せない」という周りの人に笑いながらこう話せば素敵ではないだろうか。「人が人にしてあげられるのは許すことではなく、慰めることです。私はオ・スのおかげで生きることができました。私は、むしろそういう生き方しかできなかった彼が可哀想です。彼を慰めてあげます」オ・スに似た息子一人、オ・ヨンに似た娘一人。4人家族が一緒に綿菓子を食べて川に石を投げながら遊ぶようなラストを期待してみることはできないだろうか?結局ほとんどの童話が「それで主人公は幸せに暮らしました」と終わるように、今冬の終わり目に訪れてきた一本のラブストーリー「その冬、風が吹く」も「それでオ・スとオ・ヨンは幸せに暮らしました」になることを期待してみる。「OhmyStar」ではスターはもちろん、バラエティ、ドラマなど、様々な市民記者のレビューや主張を幅広く掲載しています。もちろん、いかなる反論も歓迎します。いつでもノックして下さい。「OhmyStar」は市民記者の皆さんの参加をお待ちしています。―編集者コメント

「最高です!スンシンちゃん」IUは“マイ・フェア・レディ”になれるのか?
「最高です!スンシンちゃん」オードリー・ヘプバーン主演映画と相似歌手IU(アイユー)が主演を演じ話題を集めているKBS 2TV週末ドラマ「最高です!スンシンちゃん」がスンシン(IU)のスター作りを予告しており好奇心を高めている。韓国での10日の放送最後にトップスターチェ・ヨナ(キム・ユンソ)は芸能プロダクションの社長シン・ジュノ(チョ・ジョンソク)に一つの提案をした。詐欺に遭い挫折していたスンシンを芸能界最高のスターにすることを要求したのだ。このことから、オードリー・ヘプバーン主演の映画「マイ・フェア・レディ」(1964年)が連想される。この映画は言語学者のヘンリー・ヒギンズ教授(レックス・ハリソン)が、彼の親友ピッカリング大佐(ウィルフリッド・ハイド論硯ホワイト)と妙な賭け事をすることからストーリーが始まる。街をうろつく下級階層の女性一人を連れてきて決まった期間中に彼女を教育させ、優雅かつ洗練されたお嬢様に仕立て上げるのだ。この賭け事の実験対象が下町出身で花売りの娘イライザ・ドゥーリトル(オードリー・ヘプバーン)だ。映画の末尾にはもはやイライザから野暮なロンドン訛りやアクセントを聞けなくなり、結局ヒギンズ教授の理想的な女性像になったイライザが彼と恋に落ちるという内容だ。今後スンシンのマイ・フェア・レディ作りプロジェクトがどのように展開されるか注目されている。

イ・スンギ&スジ主演「九家の書」その意味とは?
15日、俳優イ・スンギと、ガールズグループmiss Aのスジが主演を務めるMBC新月火ドラマ「九家の書」(脚本:カン・ウンギョン、演出:シン・ウチョル、キム・ジョンヒョン)の意味が公開された。制作陣は「『九家の書』は数千年間、九尾狐(クミホ)の一族に伝えてきた密書で、ファンウン(桓雄:韓国の建国神話の人物)が天から降りて来たとき、地を守っていた数多くの守護霊に人間になる機会を与えるため作った契約書である」とし、「契約書を手にするためには三つの禁忌事項を100日間守らなければならないというが、実際にこの『九家の書』を見た者は誰もいない」と説明した。「九家の書」では守護霊ク・ウォルリョン(チェ・ジニョク)が人間ソファ(イ・ヨニ)と恋に落ち、人間になるために「九家の書」を手に入れようと努力するストーリーが描かれる。イ・スンギが真っ直ぐな性格のチェ・ガンチ役を、スジが武芸に優れた教官タム・ヨウル役を演じる。また、時代劇初挑戦となる俳優イ・ソンジェと、チョン・へヨン、オム・ヒョソプ、ユ・ヨンソク、イ・ユビ、キム・ヒウォンなどの演技派俳優たちが出演する。ドラマ「栄光のジェイン」「製パン王キム・タック」などを手がけた脚本家カン・ウンギョンと、「紳士の品格」「シークレット・ガーデン」「オンエアー」などを手がけたシン・ウチョル監督とが初タッグを組む。MBC月火ドラマ「馬医」の後番組として韓国で4月に放送される予定だ。

「チャン・オクチョン」キム・テヒ、イ・サンヨプからのチョコレートに“満面の笑み”
女優キム・テヒがイ・サンヨプからホワイトデーのチョコレートをもらった。SBS新月火ドラマ「チャン・オクチョン」(脚本:チェ・ジョンミ、演出:プ・ソンチョル)の制作会社によると、イ・サンヨプは14日、ドラマの公式ポスターを撮影する前に撮影現場のスタッフと出演者にチョコレートをプレゼントした。これは3月14日のホワイトデーを記念してイ・サンヨプが用意したものである。彼は主演女優のキム・テヒをはじめ、スタッフにチョコレートを渡し撮影現場は和気藹々とした雰囲気に包まれた。二人が出演するドラマ「チャン・オクチョン」は、チャン・オクチョンが朝鮮初のファッションデザイナーだったという独特の設定で、政治的人物ではない一人の女性、そしてデザイナーとしての人生と、寝房(寝室)と補艶署(ポヨムソ:朝鮮時代に宮中の化粧品の制作を担当した部署)などを背景に、朝鮮の美しい色彩を描き出す予定だ。キム・テヒ、ユ・アイン、ホン・スヒョン、ジェヒなどが出演し、「野王」の後番組として4月8日夜9時55分に韓国で初放送される。

「オフィスの女王」2AM チョグォン、台本読み合わせ現場を公開“本物の新入社員のオーラ”
2AMのチョグォンがドラマ「オフィスの女王」の台本読み合わせ現場を公開した。15日、チョグォンは自身のTwitterに「『オフィスの女王』の台本読み合わせ~」という書き込みとともに、一枚の写真を掲載した。写真のチョグォンは、カジュアルな姿でKBS 2TV新月火ドラマ「オフィスの女王」の台本に集中している。「オフィスの女王」で新入社員を演じるだけに真面目に台本読み合わせに臨んでいる彼の姿が、これまで見せてきたチョグォンのイメージとは正反対でさらに視線を引き付ける。写真を見たネットユーザーは「真摯なチョグォンもいいね」「『オフィスの女王』でどんな姿を見せてくれるか気になる」「チョグォン、ファイト!」などのコメントを残した。ドラマ「オフィスの女王」はスーパー派遣社員ミス・キムと彼女をめぐる職場でのエピソードとロマンスを愉快に描くラブコメディである。ドラマ「花を咲かせろ!イ・テベク」の後番組として、4月1日に韓国で初放送される。

「オフィスの女王」キム・ヘス&オ・ジホ、互いを見つめる強烈な視線“愉快なラブストーリーを予告”
KBS 2TVの新月火ドラマ「オフィスの女王」の主人公キム・ヘスとオ・ジホが挑発的な視線で見つめ合う姿を公開し、愉快なラブストーリーを予告した。15日、「オフィスの女王」の制作会社は、劇中でミス・キムを演じるキム・ヘスとチャン・ギュジクを演じるオ・ジホの姿が映った写真を公開した。写真での2人はお互いに身体を密着させたまま強烈な視線を交わしている。公開された写真で、キム・ヘスとオ・ジホは駆け引きをしているかのような挑戦的な視線と、これを受けるようなポーズで激しい駆け引きを予告し、ユニークなラブストーリーの展開を予感させた。「オフィスの女王」は、部長も頭が上がらないスーパー派遣社員ミス・キムと彼女を巡る職場でのエピソードと恋愛を愉快に描くラブコメディで、キム・へスは何でもできるスーパーウーマンだが、名前も所属も不明で同僚社員から好奇心むき出しの視線を一身に受ける人物だ。オ・ジホは米国のMBA課程を終えて帰国したばかりのエリート社員チャン・ギュジクに扮し、ミス・キムとはことあるごとに衝突するが、妙な感情に包まれるキャラクターを演じる。「オフィスの女王」は、現在放送中のKBS 2TV月火ドラマ「花を咲かせろ!イ・テベク」の後番組として、4月1日に韓国で放送が開始される。





