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  • キム・ヨハン主演「第4次恋愛革命」監督インタビュー!“主演はまさに理想のキャスティング”

    キム・ヨハン主演「第4次恋愛革命」監督インタビュー!“主演はまさに理想のキャスティング”

    ドラマ「第4次恋愛革命~出会いはエラー:恋はアップデート~」がPrime Videoにて独占配信中! 理系脳で恋愛に疎い工学系女子と、外見は完璧だが度が過ぎるほどの天然な人気インフルエンサーが繰り広げるドタバタラブコメディは、多くの視聴者から反響を得ている。今回、本作の演出を手掛けたユン・ソンホ監督のオフィシャルインタビューが到着。現代の若者ならではの葛藤を物語に落とし込んだ背景や、日本の作品からインスピレーションを受けたエピソードなど、たっぷりと話を聞いた。「ガリレオ」や「リーガル・ハイ」の女性版を作りたかった――「第4次恋愛革命」を企画するに至った経緯を教えてください。ユン・ソンホ監督:韓国には、理工系の学生やエンジニアなど、いわゆる理系の人たちのステレオタイプに目を付けたユーモアやミームがたくさんあるんです。どれも情緒的な問題に対して理性や論理、科学的な思考の物差しを持ち込んでくるような、日常で出会うとちょっと対応に困るけれど、フィクションの中で見るととても興味深い、そんなキャラクターが多いと思っていて。そう思いませんか(笑)?日本のドラマで言うと「ガリレオ」の物理学教授とか、理系ではないけれど「リーガル・ハイ」の弁護士のようなキャラクターがそうですね。でも、そういうキャラクターってたいてい男性に割り当てられています。私はその性別のステレオタイプを逆にしてみたいと思ったんです。徹底的に論理的で計算高く、自己中心的な女性エンジニアの前に、驚くほど無邪気でかわいくて、悪を全く感じさせないイケメンが現れて、お互いの世界を揺るがしていく。そんな物語があったら面白いんじゃないかなって。――企画から演出までご自身で手掛けられていますが、理由はありますか?ユン・ソンホ監督:作家の中で1番年上だから(笑)? というのもあるけれど、企画した流れで自然と演出も自分で担当することになりました。ただ、この作品は2020年代のキャンパスを舞台にした青春ドラマなので、私より若い、大学を卒業して間もないような制作スタッフがたくさん必要でした。そうして集まったメンバーの中で、長編ドラマの演出経験があるのが私だけだったので、結果的に私が演出を担当することになったという理由もあります。――過去に手掛けた作品がヒントになった部分などはありますか?ユン・ソンホ監督:私が過去に演出した作品で言うと、チャウヌさんやアン・ヒョソプさんなど、今でも十分若い俳優さんたちがもっと若かった頃に出演していただいた「トップマネジメント」のような、青春群像劇の雰囲気がこの作品には含まれています。加えて、青春キャンパスものであるにもかかわらず、財団の不正に学生たちが立ち向かったり、学生会の幹部同士がもめ合ったり。そういったエピソードを見ると、やはり私の前作「こうなった以上、青瓦台へ行く」のような政治的ブラックコメディの要素も反映されているように思います。――完成した脚本を読んだ時の感想は?ユン・ソンホ監督:このドラマの序盤で最も重要な設定の1つは、工学科とモデル科という、絶対に統合されるはずのない2つの専攻が、大人たちの都合によって無理やり統合され、まったく異なる個性を持つ2つのコミュニティが苦楽を共にすることになる、という点なのです。実は私はこの部分を序盤で少し視聴者の注意を引くためのfunnyな背景設定程度に考えていました。だからこそ「融合フィジカルテクノロジーグローバルコンテンツ開発学部」という、長くて笑える名前を付けたんです。ところが、この笑える統廃合設定がドラマの中盤以降からは、かなり情緒的で立体的な役割を果たすことになります。主人公のカン・ミンハク(キム・ヨハン)とチュ・ヨンサン(ファン・ボルムビョル)だけでなく、周囲の工学科の学生たち、モデル科の学生たちも、様々な出来事や感情を共有していくんです。ラブコメとしての本分に忠実なストーリーではありますが、中盤以降はかなり心を動かされる、そして社会的にも考えさせられるような展開が続きます。これには一緒に脚本を書いた作家たち、特にソン・ヒョンジュさんが大きく貢献してくれました。主演の2人はまさに理想のキャスティング「この人だ! と思いました」――主人公カン・ミンハク役にキム・ヨハンさんを起用した経緯は?ユン・ソンホ監督:カン・ミンハクは、イケメンで可愛くて人気者だけれど、頭がいいタイプではなく、時々人を唖然とさせるようなキャラクターです。ということは、その役を演じる俳優は、見た目がイケメンで可愛いだけでなく、実はとても頭が良くなければなりませんよね? ヨハンさんは、まさにそんな人です。カン・ミンハクを演じてもらうには自分の魅力に酔っていない、純粋で落ち着いた雰囲気が必要だったのですが、初めてお会いした時から彼のそうした人柄を感じ取ることができました。――ミンハクに振り回されてしまう工学科の超理系女子チュ・ヨンサン役にファン・ボルムビョルさんを起用した経緯は?ユン・ソンホ監督:カン・ミンハク役のヨハンさんは、かなり早い段階で「この人しかいない」と決めていたので、他のオーディションやミーティングはほとんど必要ありませんでした。一方で、チュ・ヨンサン役については本当に、本当に、本当に多くの女優さんに会いました。その中には、すでに韓国の他のドラマや映画で主演を務めたことのある女優さんもいました。どなたと一緒に作っていくべきか、悩みに悩んで。2ヶ月以上続いたオーディションやミーティングのほぼ終盤でボルムビョルさんが入ってきて、目の前のペットボトルのキャップを自然に明けながら「そうね、ミンハク。あなたの話を聞いてみるわ」というオーディション用のセリフを読んだ瞬間、共同演出のハン・インミ監督と、すぐに互いの顔を見合って「この人だ!」というアイコンタクトを交わしました。脚本家を子を宿した母親にたとえるなら、その瞬間はまるでお腹の中の赤ちゃんのエコー写真を初めて見たような感覚でした。ちなみに、彼女がすでに高校を舞台にした青春ドラマでヨハンさんと共演していたということは、後になって知りました。――撮影現場でのキム・ヨハンさんの様子はいかがでしたか?ユン・ソンホ監督:ヨハンさんは意外に少し内向的な性格で、現場では監督である私と賑やかに意見を交わすタイプではなく、1人で何かに集中している時間が多かったんです。最初は、そのシャイな雰囲気がこの騒がしいコメディと合わなかったらどうしようと心配もしましたが、それは杞憂でした。カメラが回り始めた瞬間、彼はすぐに可愛くて面白くて、時には少しおバカに見えるけれど、実はとても聡明なカン・ミンハクに変身するんです。彼は、台本に書かれていない前後の文脈までしっかり把握しているまさに演技の天才でした。――それでは、ファン・ボルムビョルさんの様子はいかがでしたか?ユン・ソンホ監督:ボルムビョルさんが演じたチュ・ヨンサンというキャラクターは、本当にセリフの量がものすごく多いんです。少し大げさに言うと、この作品のキャラクター全員のセリフを合わせたくらい。毎日1番早く現場に来て、1番遅くまで残って、あの膨大なセリフとアクションをこなすのは本当に大変だったと思います。それを立派にやり遂げました。演出陣がOKを出しても、自分が納得できなければ辛い中でも「もう一度やってみます!」と叫ぶことも多かったですね。インフルエンサー時代を描いた新境地「ユニークな設定だからこそリアリティを」――「インフルエンサー」という存在が当たり前になった現在、本作のようなパッと見冴えない女子とイケメンインフルエンサーとの恋愛は妙にリアリティのある設定だと思いましたが、何か意識したことはありますか?ユン・ソンホ監督:ユニークでアイロニーな設定だからこそ、むしろリアリティを持たせることが重要だと思いました。人気インフルエンサーであればあるほど、ただ偉そうにしたりはしないはずですから。そこでカン・ミンハクというキャラクターが、1日の中でコンスタントに協賛商品のPR投稿をしなければならず、出なくてもいいイベントに顔を出し、体型維持のために筋トレをし、周囲の人々が常にスマホで彼を撮っても平気なふりをして受け入れるなど、そんなルーティンがあるということを表現しました。カン・ミンハクは行動力のある動のキャラクターですが、チュ・ヨンサンはいつも同じ場所に座ってコーディングをして、1人で物思いにふける静のキャラクターです。正反対の2人が出会い、ぶつかり合い、アプリ開発というミッションを通じて反発しながらも惹かれ合う姿を描くうえで、撮影時の動線を決めることが非常に重要でした。――撮影しながら、特にこだわった部分はありますか?ユン・ソンホ監督:動線と、カメラワークでしょうか。私は、撮影においていくつかの原則を立てました。カメラが止まっている時は登場人物を動かさなければならず、登場人物が止まっている時はカメラを動かさなければならない。といった形で。すべてのシーンに適用できたわけではありませんが、主要人物のセリフが多くて、それぞれを取り巻くキャラクターたちにも個性があるので、常に楽しく忙しい感じを出すように工夫しました。その結果、他のラブコメよりもドタバタコメディや活劇に近いシーンが多くなりました。キャンパスの真ん中でノートパソコンが壊れたり、バスケットボール対決があったり、講義室や廊下で大人のおもちゃが飛んでいったり、デモ隊と警備員がぶつかり合ったり、仮面をつけた格闘シーンまで! 撮影だけでなく、衣装・メイク・美術などすべての部署が、その賑やかな動線を生み出すことに力を注ぎました。――監督が考える物語のターニングポイントは?ユン・ソンホ監督:エピソード5のエンディング。セレブのカン・ミンハクをずっと避けてきたチュ・ヨンサンがなぜかやたらと親しげに近づいて、自分からミンハクに「一緒にグループワークをしよう」と声をかけるシーンが5話に出てきます。この瞬間からヨンサンは気づくんです。「あ、私、ミンハクに惹かれてるんだな」と。これがチュ・ヨンサンにとってのターニングポイントです。それから、エピソード8のエンディング。今、自分の価値は人気があること以外、何なのかと悩んでいたカン・ミンハクが、チュ・ヨンサンに段々と惹かれていた中でチュ・ヨンサンに良くしてあげようとした結果、ヨンサンが偶然持っていたある物(大人のおもちゃ)を講義室にいた人たち全員に見られてしまうという大失態を犯します。この出来事をきっかけに、ミンハクはヨンサンに対して漠然とした憧れ以上の申し訳なさと責任感を抱くようになるんです。これがカン・ミンハクにとってのターニングポイントです。LGBTQにマッチングアプリ、現代ならではの描写も「実情を描きたかった」――撮影中、忘れられない出来事は?ユン・ソンホ監督:2月の中旬、最初の屋外撮影の日に、なんと大雪が降ったんです。よりによって、キャンパスの新学期初日の風景を撮る予定の日だった。普通なら撮影を中止して別日に延期するのが一般的ですよね。でも1時間ほどすごく悩んだ末、「これは気候変動が進むこの時代に、とてもリアルな風景ではないか」と思い至りました。どうせこれから3月、4月の撮影中も、数え切れないほど同じような起こる気がしました。そこで、もう雪があちこちに積もってて、溶けてもいたりする状況をドラマに収めることにしました。そして、本格的に撮影を行う3月、4月はというと、例年なら暖かいはずの季節なのに1日の中で雨が降ったり雪が降ったり再び快晴になったりと、天気がめまぐるしく変わっていきました。あとから振り返ってみると、初めての屋外撮影の日の選択がこのドラマのベースになっていたので、その後もそんな天気の変化に落ち込んだり、後ろめたさを感じたりすることなく、ひたすらドラマにのめり込めたのかなと思います。演出と脚本を兼ねていたからこそ、そうした柔軟な判断ができたのかもしれません。――特に思い入れのあるシーンはありますか?ユン・ソンホ監督:これまで私の作品に出演してくださった俳優たちが友情出演して、現場を盛り上げてくれました。キム・ソンリョンさん、アン・ジェホンさんなどが一話ずつ素敵にカメオ出演してくれたんです。その中に、特別出演ですが、複数エピソードに登場し、物語上重要な役割を果たすパン・ミナさんがいらっしゃいます。Girl'sDayというグループのメインボーカルで、有名なアーティストでもあります。彼女はカン・ミンハクの元恋人という役どころで、ベタなポジションのキャラクターですが、物語に新たなディテールを吹き込んでくれたような気がします。台本を送ると、自らセリフや状況に対するアイデアを考えて提案してくれるほどでした。――「第4次恋愛革命」では、多様な恋愛模様や今の若者のカルチャーが描かれています。他のキャンパスドラマと差別化した部分があれば、教えてください。ユン・ソンホ監督:韓国の青春ドラマは、多くがソウルの名門大学が舞台で、健全な異性愛者の明るい恋愛を描きがちです。気候危機の時代なのに、いつも天気は快晴。経済的に厳しいはずなのに、デートはいつも華やか。でも、実際の韓国にはソウル以外の所に住む若者も多く、名門大学ではなく、来月の家賃を心配する人たちの方がずっと多いんです。LGBTQ+人口も多く、留学生、障がいをもつ方もいます。一方で、日本でもそうだと思いますが、多くの若者にとって、今は現実よりもSNS上の世界の方が大事で、そこでの評価を気にし、オンラインで出会うことも多いのに、そうした姿はあまりドラマに描かれません。だからこそ、このドラマでは、実際に存在するのに従来のドラマでは描写が限られていた多様な背景を持つ若者たちが愉快に動き、喧嘩し、仲直りし、恋をする姿を描きたかったんです。なので、舞台はソウルではなく京畿(キョンギ)道、3月の春なのに雪や雨が頻繁に降る不安定な天気の中、彼らが忙しく動き回る姿を映しました。アプリで出会った男に失望するシーンも、異性愛に限らない若者たちの恋愛として物語の中に入れ込みました。――本作品が視聴者に最も伝えたいメッセージについて教えてください。ユン・ソンホ監督:個性の異なる若者たちが多く登場するこのドラマで1番大切にしたポイントは、「偶然共にすることになった異なる世界の人々が、お互いの違いを受け入れながら愛するようになる。ただ、そのためには、自分の感性を少し手放す必要がある」ということです。これはチュ・ヨンサンとカン・ミンハクのメインストーリーだけでなく、他のキャラクターたちのサブストーリーにも共通しています。たとえば、工学科の学生会長で、権力に抵抗するのが好きなアクティビスト(活動家/運動家)のレズビアンであるカン・ドンウォンは、どこかお金持ちの1人娘のようでちゃっかりしており、権力には従順な方。彼女は、見た目にも気を使うモデル科の学生会長イム・ユリと、いざこざがありながらも恋に落ちます。また、弱々しい豆腐系男子に憧れていた作家志望のナレは、とても濃い顔立ちのバイセクシュアルであるペン・ギルタンを好きになり、胸の内で悩みを抱えることになります。このように、全く異なる存在同士が、かえって互いを意識し合い、そして恋に落ちるのです。しかし、これがファンタジーにならないためには、彼らは互いのために自分がもっているあるものと決別する必要があります。こうした現実的なハンディキャップやアイロニー、そしてロマン。そのすべてを表現しようと、頑張りました。日本への思い入れも!「たくさんの作品がクリエイターとして成長させてくれた」――本作は日韓同時配信がされていますが、これまでに日本に行ったことはありますか?ユン・ソンホ監督:以前、私が監督した初の長編映画「銀河海放電線(英題:Milky Way Liberation Front)」が東京国際映画祭に招待され、5日間東京のあちこちを巡りながらとても楽しい時間を過ごしました。その後も、由布院の旅館でゆっくり休んですごしました。数年前に結婚してからは家族と一緒に日本を訪れたことがなくて今は子どももいるので、家族みんなでまた旅館に泊まって、東京にも行って、行ったことのない場所に足を運びたいです!――日本の視聴者に注目してほしいポイントは?ユン・ソンホ監督:韓国と日本の青春意外とそんなに違わないと思うんですよね。以前「花束みたいな恋をした」という日本映画を見て、とても共感しました。そうそう、最近韓国では90年代に木村拓哉さんのような俳優が活躍していた時代の日本ドラマが、若者の間で再ブームとなっています。前者の花束はとてもリアルで、後者の90年代ドラマは良き時代のポジティブさとロマンがある。日本の視聴者の皆さんにも、この「第4次恋愛革命」を通じて、現実感とポジティブさ、そしてロマンという二兎をどちらも楽しんでいただけたら嬉しい限りです。――最後に、日本の視聴者の皆さんにメッセージをお願いします。ユン・ソンホ監督:日本の創作物、特に映画やドラマ、そして漫画は、私というクリエイターの成長に大きな影響を与えてくれました。おそらく「第4次恋愛革命」にも、その力が反映されていると思います。日本の皆さんに、私たちのドラマを観ていただけるなんて、とてもドキドキします。ぜひ楽しんでください!■配信情報「第4次恋愛革命 ~出会いはエラー:恋はアップデート~」2025年11月13日(木) よりPrime Videoにて日本独占配信中>>視聴はこちら【あらすじ】工学科の超理系女子、チュ・ヨンサン(ファン・ボルムビョル)。ある日突然モデル科と統合され迎えた新学期、モデル科の人気インフルエンサー謙モデル、カン・ミンハク(キム・ヨハン)の撮影現場でパソコンを壊され、その上、ミンハクのファンだと勘違いされてしまう。ヨンサンはこのトラブルのせいで締切間近だった奨学金の申請を逃すが、気持ちを立て直し、同じ学科の親友ドンウォン(ミンソ)、ナレ(クォン・ヨンウン)と共に、賞金2000万ウォンの学内コンペに挑戦する。そこへ、ヨンサンへの新しいパソコンを持って現れたミンハクは、チームメンバーとして一緒にコンペへ参加したいと申し出る。互いの誤解や衝突を経て、次第に惹かれ合っていくヨンサンとミンハクだったが、スキャンダルやライバルの出現によって、恋は迷路のように複雑化していく。【キャスト】キム・ヨハン「学校2021」「TRY~僕たちは奇跡になる~」ファン・ボルムビョル「学校2021」「コッソンビ 二花院の秘密」■関連リンク・「第4次恋愛革命 ~出会いはエラー:恋はアップデート~」視聴ページ・「第4次恋愛革命 ~出会いはエラー:恋はアップデート~」番組公式サイト・「WE LOVE K」公式HP

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  • ファン・ボルムビョル「第4次恋愛革命」でヒロインに!キム・ヨハンと2度目の共演“一緒のシーンは笑いをこらえるのが大変(笑)”

    ファン・ボルムビョル「第4次恋愛革命」でヒロインに!キム・ヨハンと2度目の共演“一緒のシーンは笑いをこらえるのが大変(笑)”

    ドラマ「第4次恋愛革命~出会いはエラー:恋はアップデート~」がPrime Videoにて独占配信中! 理系脳で恋愛に疎い工学系女子と、外見は完璧だが度が過ぎるほどの天然な人気インフルエンサーが繰り広げるドタバタラブコメディは、多くの視聴者から反響を得ている。今回、主演キャストのオフィシャルインタビューが到着。勉強は完璧だけど恋には不器用なヒロイン、チュ・ヨンサンを演じたファン・ボルムビョルにたっぷりと話を聞いた。出演の決め手は脚本の面白さ「私の好みにぴったり」――まずは、「第4次恋愛革命」のご紹介をお願いします。ファン・ボルムビョル:突発的な大学の学科統合により、工学科とモデル科が同じ学部になることで巻き起こる大胆で奔放な青春ロマンスを描いたドラマです。――本作に出演を決めた理由は?ファン・ボルムビョル:ユン・ソンホ監督の予測不可能なコメディセンスが私の好みにぴったりでした。最初から最後まで台本を読むのが楽しくて面白くて、魅力的に描かれたヨンサンをぜひ演じきってみたいと思いました。――脚本を読んだ時の感想を教えてください。ファン・ボルムビョル:最初の印象は「新鮮だ」でした。ヨンサンという人物に惹かれました。勉強は完璧だけれど、恋愛には不器用。そんな人が、自分とは正反対のミンハクと出会って衝突して、お互いに惹かれていく過程が興味深かったです。また、周囲の登場人物たちもみんな個性が際立っていて、異なる形で青春の葛藤や成長を描いているところが魅力的でした。――ずばり、「第4次恋愛革命」の注目ポイントは?ファン・ボルムビョル:「特別じゃないキャラクターが1人もいない」という点です。それぞれの個性がはっきりしているので、誰を追いかけても興味深い物語を楽しめます。――ご自身の演じたチュ・ヨンサンは、どのような人物ですか?ファン・ボルムビョル:ヨンサンは、世の中のあらゆる問題を公式(ロジック)で解きたい人物です。感情より論理を優先して、世界も数式のように整理できると信じています。そんなヨンサンがミンハクと出会うことで、初めて計算不可能な感情という変数を経験することになります。――チュ・ヨンサンの魅力は?ファン・ボルムビョル:一見完璧でも、内面は誰よりも不完全だという点です。理性的に振る舞うけれど、実は愛されたい人。その矛盾が人間的で愛おしいのです。徹底した役作りも!「猫背と丸まった肩を意識しました」――ご自身とキャラクターを比較して、似ているところ、異なるところは?ファン・ボルムビョル:私も感情をすぐに表に出すより、一度考える方です。でも私はヨンサンよりずっと正直で、心が動いたら表現するタイプです。――チュ・ヨンサンを演じながら、特に意識したり、努力した部分は?ファン・ボルムビョル:理工系の学生らしさを表現するために、姿勢や仕草といった細かな部分にもこだわりました。撮影中は、猫背気味の姿勢や少し丸まった肩を意識していました。そうした小さな癖にも、その人らしさが表れると思ったからです。――チュ・ヨンサンというキャラクターが、ファン・ボルムビョルさんにとって新しい挑戦だった部分はありましたか?ファン・ボルムビョル:今回の作品はリズム感のあるコメディ要素と感情の振幅が大きい台詞が多く、本当に新しい挑戦でした。短い呼吸でやり取りする場面が多いので、言葉のスピードとタイミングを1つの音楽のように感じながら演じなければなりませんでした。また、台詞の量が多くて「これを全て自分自身の言葉のようにしなければならない」というプレッシャーもありました。だけど、その過程が本当に楽しかったです。一定のリズムの中で、感情が爆発する時のスリルを楽しんでいた気がします。――ユン・ソンホ監督からは、演技についてどのようなお話がありましたか?ファン・ボルムビョル:監督からは、本当にたくさんのお話を聞きました(笑)。最初は方向性が豊かすぎて混乱しましたが、その中で1つの言葉が長く心に残りました。「ヨンサンは感情を学んでいくAIのような存在だ」という言葉です。この一言を聞いてから、ヨンサンの内面が一瞬で描けるようになりました。感情を理解しようと努力する人物の質感が、一層鮮明になったのです。キム・ヨハンと2度目の共演!「本当にありがたい存在でした」――キム・ヨハンさんとの2度目の共演をした感想は? 印象的なエピソードがあれば教えてください。ファン・ボルムビョル:ヨハンさんとは「学校2021」で少しだけご一緒しました。今回作品を通じて再会できたことが嬉しくて、同時にお互いの成長を感じて胸が熱くなりました。ヨハンさんは、現場でいつも雰囲気を明るくしてくれる方です。一緒にいるシーンでは笑いをこらえるのが大変でしたが(笑)、そのおかげで撮影現場はいつも和やかでした。本当にありがたい共演者です。――カン・ミンハクというキャラクターの魅力は?ファン・ボルムビョル:表向きはふざけているように見えても、その中に確かな真心がある人です。本当の愛を知っている人物だと思います。――カン・ミンハクとチュ・ヨンサンの出会いは最悪でしたが、次第に心を開いて相手を意識するようになります。どのような点が2人を近づけたと思いますか?ファン・ボルムビョル:最初は本当に合わない人だと思いました。でも、何度もぶつかるうちに、ある瞬間お互いの本当の気持ちが見えた気がしました。ミンハクはヨンサンにはない純粋さから来る明るさと自由さを持っていて、ヨンサンはそんなミンハクに安心感を覚えるのです。お互いの違いが、むしろ惹かれる理由になったようです。――撮影期間を振り返ってみて、印象に残るエピソードはありますか?ファン・ボルムビョル:撮影を振り返ると、本当に愉快でエネルギーに満ちた現場でした。役者それぞれの個性と呼吸がうまく合わさって、どの瞬間も楽しく、ヨンサンという人物として生きている時間が私にとっても大きな刺激になりました。監督とスタッフの方々の細やかなディレクションのおかげで、信頼して没頭することができました。ムードメーカーだらけの撮影現場!微笑ましいエピソードも――撮影の待ち時間は何をして過ごしましたか?ファン・ボルムビョル:台詞が本当に多かったので、待機時間の大半は台詞を覚えるモードでした。それでも、撮影の合間には共演者の皆さんと控室でお菓子を分け合いながら冗談を言い合ったりして。雑談していたはずが、最終的にはお互いに台詞合わせをしている、なんてことが多かったですね(笑)。――撮影現場のムードメーカーは誰でしたか?ファン・ボルムビョル:実は、私を除いて現場の皆さんがムードメーカーでした。私は台詞を覚えるのにいつも必死だったのですが、そんな私をみんなが理解してくれて、むしろ笑わせてくれました。そのおかげで無事に撮影を終えることができました。――様々な恋愛の形や今の若者のカルチャーについて描かれた「第4次恋愛革命」ですが、作品を通して視聴者に最も伝えたいメッセージは?ファン・ボルムビョル:愛は依然として人の営みだということ。頭で計算できないのが愛だということを、どうか感じてくださったらと思います。――自分の人生を変えた、あるいはターニングポイントとなった経験や作品はありますか?ファン・ボルムビョル:まさに「第4次恋愛革命」が、私にとって明確な転機となりました。これまでは、主に感情の密度や、内面の流れを繊細に表現するキャラクターを多く演じてきました。今回は、コミカルなリズム感と台詞のテンポを生き生きとさせるという、全く異なる質の演技でした。膨大な台詞を消化しながら感情のリアリティを維持する過程は簡単ではありませんでしたが、その挑戦が私を一段階成長させてくれました。だからこそ、この作品は単なるフィルモグラフィーの1つを超えて、俳優ファン・ボムビョルとしての変化と拡張の瞬間だったと考えています。最近のマイブームも!毎日食べたい日本のグルメは?――最近ハマっていることや趣味は?ファン・ボルムビョル:20歳の頃から好きだったヨガに、再びハマっています。ヨガは私にとって単なる運動ではなく、人生と演技にバランスをもたらす作業です。最近は、より体系的に学びながら、内面と外面の調和を探求してみたいと思っています。ヨガが私の人生全体のインスピレーションの言語になっているような気がします。――「第4次恋愛革命」は日本の視聴者からも好評を得ていますが、日本に行ったことはありますか?ファン・ボルムビョル:日本には3回ぐらい行ったことがあります。まだ札幌には行ったことがないのですが、写真を見るだけでも雪の降る街並みや静かな雰囲気がとても素敵でした。冬に訪れて雪原で転げ回って、温かい日本料理を食べながら一日中ゆっくり過ごしてみたいです。――好きな日本語、または最近知った日本語は?ファン・ボルムビョル:好きな日本語は「いただきます」です! 言うたびに何だか可愛くて温かい感じがして好きです。聞くだけでも気分が少し明るくなる言葉だと思います。――好きな日本の料理は何ですか?ファン・ボルムビョル:寿司です! 本当に大好きで、日本旅行に行ったら毎食寿司だけ食べる自信があります(笑)!――最後に日本の視聴者の皆さんにメッセージをお願いします。ファン・ボルムビョル:この作品を通じて、皆さんの恋愛と人生にも小さな愛の革命が起こりますように。気軽に笑い、そしてちょっと胸がときめく時間になればと思います。「第4次恋愛革命」を、たくさん愛してくださいね!■配信情報「第4次恋愛革命 ~出会いはエラー:恋はアップデート~」2025年11月13日(木) よりPrime Videoにて日本独占配信中>>視聴はこちら【あらすじ】工学科の超理系女子、チュ・ヨンサン(ファン・ボルムビョル)。ある日突然モデル科と統合され迎えた新学期、モデル科の人気インフルエンサー謙モデル、カン・ミンハク(キム・ヨハン)の撮影現場でパソコンを壊され、その上、ミンハクのファンだと勘違いされてしまう。ヨンサンはこのトラブルのせいで締切間近だった奨学金の申請を逃すが、気持ちを立て直し、同じ学科の親友ドンウォン(ミンソ)、ナレ(クォン・ヨンウン)と共に、賞金2000万ウォンの学内コンペに挑戦する。そこへ、ヨンサンへの新しいパソコンを持って現れたミンハクは、チームメンバーとして一緒にコンペへ参加したいと申し出る。互いの誤解や衝突を経て、次第に惹かれ合っていくヨンサンとミンハクだったが、スキャンダルやライバルの出現によって、恋は迷路のように複雑化していく。【キャスト】キム・ヨハン「学校2021」「TRY~僕たちは奇跡になる~」ファン・ボルムビョル「学校2021」「コッソンビ 二花院の秘密」■関連リンク・「第4次恋愛革命 ~出会いはエラー:恋はアップデート~」視聴ページ・「第4次恋愛革命 ~出会いはエラー:恋はアップデート~」番組公式サイト・「WE LOVE K」公式HP

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  • キム・ヨハン、「第4次恋愛革命」の肉体美に大反響!日本でやりたいことも熱弁“グルメは味わい尽くした気がします(笑)”

    キム・ヨハン、「第4次恋愛革命」の肉体美に大反響!日本でやりたいことも熱弁“グルメは味わい尽くした気がします(笑)”

    ドラマ「第4次恋愛革命~出会いはエラー:恋はアップデート~」がPrime Videoにて独占配信中! 理系脳で恋愛に疎い工学系女子と、外見は完璧だが度が過ぎるほどの天然な人気インフルエンサーが繰り広げるドタバタラブコメディは、多くの視聴者から反響を得ている。今回、主演キャストのオフィシャルインタビューが到着。超天然の美男子、カン・ミンハクを演じたキム・ヨハンにたっぷりと話を聞いた。【プレゼント】「第4次恋愛革命」キム・ヨハン直筆サイン入りチェキ&台本を計3名様に!ラブコメで見せた新境地!超天然イケメンを熱演――まずは、「第4次恋愛革命」のご紹介をお願いします。キム・ヨハン:「第4次恋愛革命~出会いはエラー:恋はアップデート~」は、まず設定が面白いです。モデル科と工学科が統合する、というムチャクチャなことが起きてしまうキャンパスが舞台とっていて、物語では多種多様な若者が登場して、それぞれの関係性や恋愛模様が描かれています。魅力的な作品です。――本作に出演を決めた理由は?キム・ヨハン:ストーリーが斬新でした。よくあるラブコメの台本とはひと味違う感じがして、面白かったですね。そして、何より監督と会って話をしてみて、面白くなると確信しました。それが一番の決め手になったと思います。カン・ミンハクというキャラクターも、楽しく演技ができそうな役だと思いました。モデル科と工学科が合体する展開なんて、普通に考えたらあり得ないじゃないですか(笑)。そのような状況を自然に描いていて、しかも登場人物に多様性がある。論理派で完璧主義のヨンサンと、正反対のミンハクの恋はもちろん、多様な背景や恋愛観を持つ人々の物語も盛り込まれている僕は、このようなラブコメを初めて見ました。――脚本を読んだ時の感想を教えてください。キム・ヨハン:まずは、「キャラクターが面白いな」「上手く演じられそうだな」という印象だったので、監督と話してみたいと思いました。実際にお会いして話してみて、改めてこの作品をやりたいと思って、出演を決めました。――ずばり、「第4次恋愛革命」の注目ポイントは?キム・ヨハン:登場人物たちの多様な関係性に注目して頂きたいです。ミンハクとヨンサンの関係性もその1つです。完璧で論理的なヨンサンのアルゴリズムに欠陥があるとしたら、それは恋愛感情だと思います。そこへミンハクがとても自然に入り込んでいくので、ヨンサンの心は揺さぶられるんです。お互いに影響を及ぼし合うヨンサンとミンハクの関係を見ていただければと思います。それから、ミンハクと腹違いの兄・ジェハクとの関係もコメディ的な要素があって面白いです。ジェハクはミンハクを利用して儲けようとしますが、実はそれにミンハクも気付いているのでコミカルな中にある緊張感にも注目して頂きたいです。――ご自身の演じたカン・ミンハクは、どのような人物ですか?キム・ヨハン:カン・ミンハクは優しくて根が真面目な人物なのですが、恋愛番組への出演を機にインフルエンサーになります。頭の中もピュアで単純なので、環境保護をモットーにしているのに知識不足で大事な部分が抜けていたり、彼のド天然な行動がヨンサンや周囲の人たちの固定概念を壊す力も持っていたり。ギャップも感じさせる、多彩な魅力に溢れた人物です。――カン・ミンハクの魅力は?キム・ヨハン:かなり変なことを言ったり、変な行動をとるけれど憎めないところ(笑)。なぜなら真面目に頑張る人だからです。友達の役に立とうとするし、環境保護にも熱心。でも常に何かが欠けていて本人の思いどおりにならない。もどかしいけれど、憎めない可愛い存在なのではないかと考えています。そして、後半に進むほどミンハクの行動も変わって来ます。ネタバレになるので話せませんが、皆さんの予想と異なる行動を取る姿はとても魅力的に映ります。――ご自身とキャラクターを比較して、似ているところ、異なるところは?キム・ヨハン:ミンハクほどじゃないけれど、性格は明るいかな。特に友達といる時は明るくいたいと思っていますし、実際に明るいほうですね。あと、意外とミンハクのように洞察力があります。ただ、ミンハクほど変なことは言わないかと! 台本を読みながら「ミンハク、普通はこんなこと言わないよ?」と思ったこともありましたので(笑)。そのような部分はミンハクとは違いますね。肉体美もあらわに!役作りのエピソード――カン・ミンハクを演じながら、特に意識したり、努力した部分は?キム・ヨハン:「僕は何もわからない」と言い聞かせながら演技をしていました。キム・ヨハンとしては状況を理解できること、ミンハクには理解できないそのようなシーンが多いので。極力、ミンハクになりきって同じ気持ちになれるよう努力していました。――カン・ミンハクというキャラクターが、キム・ヨハンさんにとって新しい挑戦だった部分はありましたか?キム・ヨハン:モデル科の学生らしさ、ですね。今までのドラマでは必要とされなかったキャラクターの外見、ビジュアル面でいろいろと意識しました。その点については新しい挑戦だったかと思います。――露出の多いシーンがありますが、体作りに励んだエピソードなどはありますか?キム・ヨハン:以前ラグビー選手を演じたので、体作りに関してはある程度基礎ができていたと思います。もちろん当時から完璧な肉体改造ができていたわけではないですが、以前の体作りで土台ができていたので、少しは良い状態だったかなと思います。――ユン・ソンホ監督からは、演技についてどのようなお話がありましたか?キム・ヨハン:ユン監督とは、現場でたくさん意見交換をしました。監督は脚本作りだけでなく、現場の統括もされる方なので、監督からの指示は当然全て受け入れました。ただ、撮影中にアイディアが浮かんだ時は「こうしてみるのはいかがでしょうか」と自分から提案することもありましたね。実際に僕の意見を採用していただいたこともあります。監督は考えがはっきりしていて、それでいて「いいね、そうしよう」と現場の意見も受け入れてくれる方でした。ファン・ボルムビョルとは2度目の共演!「撮影中は笑いすぎて」――ファン・ボルムビョルさんとの2度目の共演をした感想は?印象的なエピソードがあれば教えてください。キム・ヨハン:まずは、また作品を通じてお会いできて嬉しかったです。前回は2020~2021年に撮影したので、約4年ぶりの再会という点でも感慨深かったです。はじめの頃は、前作(「トキメク☆君との未来図」)で彼女が演じたソヨン役のイメージが強かったので、ヨンサンを演じる姿が想像つきませんでした。それが、撮影前の台本読みでセリフを合わせてみたら本当にヨンサンにピッタリだと思ったんです。現場でもスムーズな撮影ができたように思います。また、今回の撮影でよく笑う明るい人なのだと知りました。笑い上戸なんですよ。撮影中も体をめいっぱい使うようなコミカルなシーンでは少しオーバーに演じて、お互いに大笑いしたことがたくさんあります。――チュ・ヨンサンというキャラクターの魅力は?キム・ヨハン:ヨンサンは人生のアルゴリズムに忠実に生きているキャラクターです。何か対立が起きても論理的に相手を言い負かすので、一見すると冷たくてお堅く見えるかもしれません。けれど、1人でいる時はまったく様子が違う、可愛らしさも持ち合わせたキャラクターです。ミンハクと出会ってから心が揺さぶられている彼女の姿を見られるのは、視聴者の皆さんの特権ですよね? お堅くて論理的で完璧主義者のヨンサンとミンハクに出会って心を動かされるヨンサンのギャップあふれる可愛らしさを見比べながら、楽しんでいただければと思います。――カン・ミンハクとチュ・ヨンサンの出会いは最悪でしたが、次第に心を開いて相手を意識するようになります。どのような点が2人を近づけたと思いますか?キム・ヨハン:ノートパソコンだと思います(笑)。ネタバレになるので詳しくは話せませんがノートパソコンが物凄い引き金となって2人の距離を縮めて、一気に接点を増やすきっかけになります。――撮影期間を振り返ってみて、印象に残るエピソードはありますか?キム・ヨハン:毎日びっしりの撮影スケジュールでした。僕よりスタッフの皆さんほうが大変だったと思いますが、誰も文句を言わず自分の仕事に励んでいました。だから現場の雰囲気もよくて撮影もスムーズでした。振り返ってみると、1つひとつのシーンやエピソードよりも、あの空気感を思い出しますね。懸命に仕事に取り組む方々とスムーズに撮影できたことが、最も記憶に残ってます。それに僕には「今日はみんなをどれだけ笑わせようか!」という楽しみがありました。撮影監督がすごくよく笑う方で、僕がコミカルな演技をしたら監督が笑いすぎて、カメラを構えている肩が上下に揺れている光景もよく見ました(笑)。楽しい現場でした!――撮影の待ち時間は何をして過ごしましたか?キム・ヨハン:ひたすらセリフを覚えていました。この作品は、今までの出演作で1番セリフが多かったです。といっても、ボルムビョルさんのセリフ程ではないですが。もちろん共演者の方々とも楽しく過ごしていました。よく一緒に撮ってたのはヨンサン、ナレ、ドンウォン、そして僕の4人ですね。みんな面白くて、楽しい仲間でした。あとはジェハク役のジヒョンさんとよく一緒なって、この組み合わせの時は本当におかしくて笑いがこらえられなかった時もありました。作品を見ていただければ、僕が面白いと言う気持ちがよくわかるかと思います(笑)。「運命的な出会い」となった作品は?キム・ヨハンが振り返る人生の転機――様々な恋愛の形や今の若者のカルチャーについて描かれた「第4次恋愛革命」ですが、作品を通して視聴者に最も伝えたいメッセージは?キム・ヨハン:「ドキドキ」と「楽しみ」、この2つかな。まさにこの2つは、僕自身がラブコメを見る理由ですので。皆さんにも、僕が視聴者の時に味わったような気持ちになってほしいです。――劇中の2人の運命的な展開も印象的でした。キム・ヨハンさんのこれまでの人生において、恋愛に限らず運命的な出会いと言えるような出来事はありましたか?キム・ヨハン:以前出演した「TRY~僕たちは奇跡になる~」は、まさに運命的な出会いを果たした作品と言えると思います。この作品をたくさんの方に見ていただけたことをきっかけに、「第4次恋愛革命」への出演が決まり、さらに映画出演も決まり、いろんな番組にたくさん出られるようになりました。――様々な作品に出演されていますが、俳優として活動するようになってから取り入れている俳優ルーティンなどはありますか?キム・ヨハン:ルーティンとまでは言えないかもしれませんがその時見ているドラマのセリフをマネしちゃいます(笑)。先輩の演技を見て、そこに出てきたセリフを同じように繰り返すんです。これがいつの間にか癖になってました。ふとテレビをつけた時にドラマが放送されていても、セリフを真似して言ってしまいます。ほぼ無意識にやってしまいますね。――自分の人生を変えた、あるいはターニングポイントとなった経験や作品はありますか?キム・ヨハン:テコンドーをやめたことですね。僕の人生においては、それが一番大きな経験かと。テコンドーは14年ぐらいやっていて、毎日の時間をほぼテコンドーに捧げていたといっても過言ではありませんでした。テコンドーを辞めた時の感覚は、同じくらい選手生活をした人でないとわからないと思います。それだけの時間を1つのことに費やせたこと、また、やめる勇気があったことも誇らしく思います。もちろん、今の仕事を頑張れていることも誇らしいです。マイブームはひとり飲み「日本のビールに牛カツ、美味しいです!」――最近ハマっていることや趣味は?キム・ヨハン:自分たちの曲にハマっています。今(取材当時)はグループ活動をしている最中で、もう少ししたらコンサートのために日本に行きます。ずっと歌って練習しているので、自分たちの曲にハマらざるを得ないですね(笑)。普段の趣味でいうと、ひとりでお酒を飲むことですかね。ひとり酒はよくない、と言われる理由が分からないです(笑)! すごくいいのに。1人で飲む時は大体ウイスキーを飲みますが、ビールもいいですよね。日本のビール、おいしいです!――「第4次恋愛革命」は日韓同時配信されていますが、キム・ヨハンさんは普段、日本の作品を見ますか?キム・ヨハン:「花束みたいな恋をした」を見たことがあります。本当にいい映画でした。あと「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」もよかったです。日本の恋愛ものが好きです。日本の作品には、独自の感性があって好きですね。――今、日本で行ってみたい場所はありますか?キム・ヨハン:ほとんどの場所に行った気が。随分前の話ですが、岡崎市という地域で食べた豚骨ラーメンが驚くほどおいしかったです。町並みもすごく綺麗でした。「クレヨンしんちゃん」に出てきそうな家や道があって、いい所だなと思った記憶があります。また行きたいですね。――日本に行ったら、まず何をしたいですか?キム・ヨハン:今はファンの皆さんに会いたいですね。長いこと会えていないので。日本のファンの方々は、よく韓国まで来てくれます。リアクションも可愛い! みんな大好きです! だから、韓国まで来てくれたり、長く待っててくれた皆さんにコンサートやファンミーティングなど、どんな形でもいいのでお会いして恩返しをしたいです。――好きな日本語、または最近学んだ日本語は?キム・ヨハン:話せる日本語は「トイレはどこですか?」や「何歳ですか?」とかですね。そうそう、昔日本語で失敗したことがありまして。ホテルのルームサービスでステーキを2つ頼みたかったですが「ふたつ」という言葉を知らなかったんです。それで翻訳機を使ったら出てきたのが「ずがい」で。そのまま「ずがい下さい」と言ってしまいました。対応してくれた店員さんが困惑されていたので、英語で「ツー、プリーズ」と言ったら伝わりましたが、「ずがい=頭蓋骨」ということにずっと気付きませんでした。日本語で数字、ちゃんと覚えないとですね(笑)。――好きな日本の料理は何ですか?キム・ヨハン:牛カツや寿司が好きです! ラーメンも好きです。あとは油そばも好きです、餃子も! 日本の食べ物は美味しいですね! ほとんど制覇したかも。――今後、日本でドラマファンミーティングをするならばどんなことをしたいですか?キム・ヨハン:ファンの皆さんが望むことをやりたいです。俳優としてファンミーティングに参加したとしても、僕は歌って踊れるのでいろいろと楽しめる内容を準備したいです。待っていてくれたファンの皆さんのために。ファンミーティングに来たことを後悔しない、楽しいイベントにしたいです!――最後に日本の視聴者の皆さんにメッセージをお願いします。キム・ヨハン:「第4次恋愛革命」が配信開始されました。既にご覧になった方は、このインタビューを見てからもう一度見ると、より楽しめると思います。まだの方はぜひ見てくださいね。1人でも多くの方に「第4次恋愛革命」が届くと嬉しいです。■配信情報「第4次恋愛革命 ~出会いはエラー:恋はアップデート~」2025年11月13日(木) よりPrime Videoにて日本独占配信中>>視聴はこちら【あらすじ】工学科の超理系女子、チュ・ヨンサン(ファン・ボルムビョル)。ある日突然モデル科と統合され迎えた新学期、モデル科の人気インフルエンサー謙モデル、カン・ミンハク(キム・ヨハン)の撮影現場でパソコンを壊され、その上、ミンハクのファンだと勘違いされてしまう。ヨンサンはこのトラブルのせいで締切間近だった奨学金の申請を逃すが、気持ちを立て直し、同じ学科の親友ドンウォン(ミンソ)、ナレ(クォン・ヨンウン)と共に、賞金2000万ウォンの学内コンペに挑戦する。そこへ、ヨンサンへの新しいパソコンを持って現れたミンハクは、チームメンバーとして一緒にコンペへ参加したいと申し出る。互いの誤解や衝突を経て、次第に惹かれ合っていくヨンサンとミンハクだったが、スキャンダルやライバルの出現によって、恋は迷路のように複雑化していく。【キャスト】キム・ヨハン「学校2021」「TRY~僕たちは奇跡になる~」ファン・ボルムビョル「学校2021」「コッソンビ 二花院の秘密」■関連リンク・「第4次恋愛革命 ~出会いはエラー:恋はアップデート~」視聴ページ・「第4次恋愛革命 ~出会いはエラー:恋はアップデート~」番組公式サイト・「WE LOVE K」公式HP

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  • イ・ジフン、サバイバル番組「私たちのバラード」で準優勝“キム・グァンソク先輩や尾崎豊さんを尊敬している”

    イ・ジフン、サバイバル番組「私たちのバラード」で準優勝“キム・グァンソク先輩や尾崎豊さんを尊敬している”

    キム・グァンソクを敬愛し母校を選んだ少年から、自身の物語を歌うアーティストへ成長したイ・ジフンが、「私たちのバラード」の裏話と準優勝への思いを語った。最近韓国で放送終了した韓国初のバラードオーディション番組、SBS「私たちのバラード」は、平均年齢18.2歳の出場者たちが自身の歌声で往年の名曲を届け、感動を与えた。故キム・グァンソクさんの母校に在学中の17歳の少年イ・ジフンは、自身を「キム・グァンソクさんを愛しすぎて、同じ学校に通うことになった生徒」と紹介した。小学6年生の時にキム・グァンソク通りを訪れ、ベストアルバムを購入したことをきっかけに、思春期を彼の音楽とともに過ごしたという。「すべての曲と歌詞を覚えているほど」と、深い愛を伝えた。しかし、彼の目標は単なる模倣ではない。「キム・グァンソクさんを真似したいわけではありません。自作曲もたくさん作っている」と明かした彼は、「いつか小劇場で観客と目を合わせながら歌いたい」と、自身が思い描く音楽家としての夢を率直に語った。カザフスタン人の母と韓国人の父の間に生まれたイ・ジフンは、幼い頃から二つの文化の狭間で育ってきた。異国的なビジュアルは、ときにステージ上で彼の真心よりも先に視線を集めてしまい、「観客の没入を妨げてしまったことがあった」と打ち明けることも。その経験を経て彼は、音楽そのものに集中してもらうため、ステージではブラウン系の衣装のみを身にまとうようになったという。セミファイナルでイ・ムンセの「彼女の笑い声だけ」を選曲した理由も、やはり母親の存在だった。ステージに立った彼は、飾らない歌声で一編のドラマを描き、国籍や言語を超えた家族愛を鮮やかに表現した。郷愁を誘う声色と独自の表現の中には、異国の地で人生を築いてきた母の時間と、それを見つめながら成長してきた息子の眼差しが静かに溶け込んでいた。イ・ジフンは2026年、「私たちのバラード 全国ツアーコンサート」を通じてファンと再会する予定だ。1月10日に城南(ソンナム)、1月24日に大邱(テグ)、2月7・8日にソウル、そして2月28日に釜山(プサン)まで、計4都市を巡る。――「私たちのバラード」で準優勝を果たしましたが、お気持ちはいかがですか?イ・ジフン:単に準優勝を果たしたという事実以上に、これまで一人で思い描いてきたステージを高いシンクロ率で実現し、それが準優勝という形で認められた瞬間だったため、胸がいっぱいになりました。――「僕たちのバラード」で披露したステージの中で一番記憶に残っている瞬間とその理由は何ですか?イ・ジフン:第3ラウンドのデュエットステージ「序詩」が特に印象に残っています。それまで観客とのコミュニケーションだけを楽しんでいた僕が、隣で共に歌う参加者と目を合わせた瞬間、なぜか温かな感情が込み上げてきました。その温もりは、きっとこれからも長く心に残ると思います。――競演中に印象深かった視聴者のコメントや反応はありましたか?イ・ジフン:これまで、「誰かの転生を見ているようだ」というコメントをたくさんいただいてきました。キム・グァンソク先輩をはじめ、尾崎豊さん、ヴィクトル・ツォイさんなど、コメントで多く名前を挙げていただいたのですが、偶然かどうかは分かりませんが、実は皆さん僕が尊敬している人物のトップ3です。――準優勝後、お母様の反応はいかがでしたか? また、お母様に伝えたい言葉はありますか?イ・ジフン:優勝できなかったことは残念ではありますが、むしろ「1位」という新たな目標ができたことで、僕にとってはより大きな成長につながるだろうと話してくれました。お母さん、いつも信じて応援してくれてありがとうございます。――イ・ジフンさんを音楽の道に導いたキム・グァンソクさんに伝えたい言葉はありますか?イ・ジフン:もしキム・グァンソク先輩に直接お会いできるなら、ぜひ時間をかけてお話ししたいです。これまで元気でいらっしゃったのか、僕のステージをご覧になったことがあるのかもお聞きしたいです。その中で最も伝えたい言葉があるとすれば、「かつて僕はあなたの歌を聴きながら笑い、泣いていました。あの感動を、まだ幼い僕が受け継いでもいいでしょうか」と笑いながら尋ねてみたいです。――これから歌手イ・ジフンとして届けていきたい音楽は、どんな色でしょうか?また、今後叶えたい目標を教えてください。イ・ジフン:人々が少し立ち止まって休める、木製ベンチのような音楽を届けたいです。愛や幸せ、悲しみ、孤独など、様々な感情を抱えて生きる人たちが、僕の音楽でそれぞれの方法で慰めを見つけてくれたら、という願いがあります。―― 応援してくれた視聴者とファンの皆さんに一言お願いします。イ・ジフン:応援してくださったすべての皆さんに、心から感謝を伝えたいです。その想いに応えるためにも、これからさらに良い歌を作り、より多くのステージで歌い続けていきます。本当にありがとうございます。

    OSEN
  • 「捏造された都市」チ・チャンウク、撮影後に寝込んだ日も?“体力的にとてもハードだった作品”【ネタバレあり】

    「捏造された都市」チ・チャンウク、撮影後に寝込んだ日も?“体力的にとてもハードだった作品”【ネタバレあり】

    ※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。チ・チャンウクが、「捏造された都市」を終えた感想を明かした。最近、ソウル鍾路(チョンノ)区三清洞(サムチョンドン)のあるカフェで、Disney+オリジナルドラマ「捏造された都市」の主演俳優チ・チャンウクのインタビューが行われた。「捏造された都市」は、平凡な人生を生きていたテジュン(チ・チャンウク)が、ある日、凶悪犯罪に巻き込まれて刑務所に行くことになり、全てはヨハン(EXO ディオ)によって計画されたことを知り、彼への復讐を実行するアクションドラマだ。チ・チャンウクは作品を終えた感想を尋ねられると、「非常に大変だった作品です。それでも無事に終えることができてよかったと思っています。多くの方々に好評していただけたことが何よりの喜びです」とし、「この長く難しかった作品を、仲間のおかげで耐え抜くことができ、意味のある作業でした」と振り返った。彼は制作過程で大変だった点について、「体力的にも非常に大変でしたし、個人的に欲が出た作品だったので、自分の欲のために大変だったこともありました。役自体が苦しみ悩む役だったため、それも大変でした」と答えた。「捏造された都市」は、2017年に公開されたパク・グァンヒョン監督の映画「操作された都市」をリメイクした作品。原作でも主人公を務めた彼は、「10年前に自分が撮影した作品をシリーズ化するにあたり、プレッシャーもありました。シリーズなので、ストーリー展開はかなり変わりました。同じ世界観を持つ別の作品と言えると思います。それ自体が僕にとっては大きな挑戦でしたし、10年前にやった作品をさらに発展させたいという欲がありました」とプレッシャーを伝えながらも、「自然と『これは自分がやるべきじゃないか』という思いがありました。最初に第1話から第4話までの台本をもらった時、本当に面白かったんです。まず思ったのは『きちんと演じこなしたい』ということでした」と明かした。アクションシーンもさらに多彩になった。チ・チャンウクは「自分でできる部分はやったのですが、できない部分はスタントの方にやっていただきました。アクションは自分で100%こなすのは簡単ではないので、必要な部分はスタントの方にやってもらい、僕の欲が出たり、スタントよりもう少し上手くできそうだと思ったアクションは自分でやりました。パーセンテージで言えば50対50です」とし、「他の作品に比べてアクションが本当に多かったんです。第1話のバイクから、刑務所でもずっと殴られるし、アクションの連続でした。刑務所から出る時はカーチェイスがメインですし、そこから出たらまた別の大きなアクションがありました」と伝えた。続けて「最後に刑務所の中でヤン・ドングン先輩とやったアクションは、5日間かけて撮影しました。刑務所から脱獄して、再び捕まり、横たわっていたところにヨ・ドクス(ヤン・ドングン)たちが押し入ってきて、僕と乱闘を繰り広げるシーンがあります。そのワンシーンを5日間かけて撮影しました。僕も大変でしたが、先輩も大変で、全スタッフが最後まで絞り出すように撮影したのですが、完成したものを見たら気が抜けて、嬉しくもあり、複雑な気分になりました」とし、「その日の撮影が終わってすぐに『釜山(プサン)国際映画祭』に出席した後、体調不良で寝込みました。本当に辛かったです。『5日間撮影したダメージがこんなに蓄積していたんだ』というのを身をもって感じました」と打ち明けた。126分の映画から12話構成のドラマになっただけに、キャラクターにも変化があったのだろうか。これについてチ・チャンウクは「2時間の映画を、多くの登場人物と物語により再創造できたのは、脚本家さんが多くの部分で力を注いでくださったおかげです。僕はキャラクターを作って見せるというより、その状況で表現できる感情を劇的にきちんと表現したいと思いました。テジュンが苦しむ感情を自分にたくさん投影しました。視聴者がテジュンの感情に共感できるようにしたいと思い、作品全体をテジュンの立場で追っていけるよう、監督と一緒に話し合いました」と語った。続けて「最も気を遣った部分は、序盤でどこまでどん底に落とすかということでした。やむを得ず、主人公をどん底へ引きずり下ろす仕掛けがあります。どん底まで落ちてこそ、後半で視聴者がより没入しやすいと思いました」と明かした。ただし作品の説得力について、一部では否定的な反応もあった。これについては「そうした好き嫌いは仕方がないと思います。どんな作品でも好き嫌いはあるものですし、嫌いを減らす過程だと思います。あるコンセプトに対して、面白く感じる人もいれば、退屈で荒唐無稽だと思う人もいます。どうすればより視聴者に寄り添うことができるかについて、会議を重ねました。『捏造された都市』は、実は『知っている味をどのように効果的に表現できるか』が課題です。固有のトーン&マナーが、どうすれば人々に強い印象を残し、終盤まで違和感なく観られるかを考えました。そのために序盤は監督と打ち合わせをたくさんしました。説得力に欠けると思われるかもしれませんが、この作品というジャンルの中では、それが説得力なのではないかと思いました。嫌いがなければ良いですが、嫌いな方も観てくださったという話だと思います。最善を尽くしました」と明かした。また、ヨハンを結局殺さなかった結末について、チ・チャンウクは「最初から脚本家さんが、『テジュンという人物は土を触り、命を救う人』という表現をされていました。『木のような存在であってほしい』と言われたので、それが最初から最後まで大きな課題だったんです。人を傷つけてはいけないのに、アクションシーンが多いんです。そうした点も監督に何度も相談しました。テジュンは人を救う人間なので、アクションはどの程度にして、復讐する立場ですが、悪党の前でどこまで、どれほどの暴力を振るうべきか、それをどう表現すべきか、とても気になりました。そのような部分がすごく大変で、アクションシーンでは武術監督と最も悩んだ部分です」と悩みを打ち明けた。続けて「最後にヨハンを殺さなかったのも、テジュンはヨハンが最後まで自分が犯した罪の償いをすべきだと思っていたからです。テジュンなら、ヨハンを不幸にして殺したいという気持ちではなく、最後まで罪を償わせることが復讐ではないかと思いました」と語った。また、最後のシーンでヨハンがまるで生きているかのように、意味深に描かれたことに対しては「実は『オープンエンドのような形でよかったのかな?』と心配しました。でも実際に観てみると、むしろ好奇心を刺激して想像させることができるので、満足しています。ヨハンという人物を最後まであのように表現したのは本当に良かったと思います」と満足感を示した。シーズン2に対する話は全くなかったという。シーズン2が制作されるなら参加する意向があるかという質問には、「人の心というのは、全く考えていない状態から生まれることもあるものですから。正直とても大変だった作品だったので、当分アクションはやりたくないんです。でも、自分の作品が成功してシーズン制になるのは俳優にとってありがたいことですので、もしシーズン2のオファーをくだされば、感謝すべきことではないでしょうか。とても嬉しいと思います」と語った。続けて「アクションをやった後は、いつも『本当にもうアクションはやりたくない』と思うんです。すごく大変で体力的にもきついですから。『捏造された都市』の時も、『これが僕の最後のアクションかもしれない』と思いました。僕も年を重ね、思うようにできない瞬間がありますから。でもアクションをする度に『これが最後かもしれない』と思い、終わったら『もうやめよう』と決めていても、必ずまた『これが最後かもしれない』と思いながらアクションをやって、終わったら『もうやめよう』と思います。数年後もこれを繰り返しているんじゃないかな」と言って笑いを誘った。「捏造された都市」に先立ち、「最悪の悪」「江南Bサイド」まで、Disney+の作品に立て続けに出演し、チ・チャンウクにはDisney+の息子Disney+の公務員などの異名がある。これについて彼は「僕はいつも感謝しています。誰かが僕を選んでくれて、自分のために投資が行われ、ギャランティーを受け取ること自体が、俳優としての役目が果たせているということです。それ自体、感謝すべきことです。だからこそもっと欲張って、そして苦しんでいるのかもしれません」と述べ、「ある意味で僕はギャラをもらった以上、最善を尽くしていると思います。被雇用者として僕を雇ってくださった方々に心から感謝しており、僕がその方たちにとって間違った決定にならないようにと願いながら、必死に仕事に取り組んでいるのだと思います」と情熱を明かした。最近出演を伝えた日韓合作ドラマ「メリーベリーラブ(仮題)」も、Disney+を通じて公開される予定だ。チ・チャンウクは「日韓合作作品に出演したくて、2、3年前から作品を探していました。新しいことに挑戦したいと思っていたところ、『メリーベリーラブ』のオファーをいただきました。一昨日まで撮影していて、昨日韓国に戻ってきたのですが、楽しく撮影していますし、新鮮な気分です。日韓合作だけでなく、様々な国との合作ドラマをやってみたいです。この前はインドネシアのバラエティ番組、フィリピンのバラエティ番組の撮影もしました。中国ドラマの撮影もしましたし、様々なことに挑戦してみたいです。様々な経験を積みながら、時には外国で韓国人役を演じるのもいいのではないかと思うようになりました」とし、「相手役とは韓国人俳優のようにコミュニケーションが完璧に取れるわけではないですが、現場ではそれでも楽しく撮影しています。コミュニケーションは円滑ではないですが、お互いに目を見て笑い合い、話し合い、演技するのは悪くないです。面白そうだと思いながら撮影しています」と感想を明かした。また、間もなく撮影を控えているJTBCドラマ「人間×九尾狐」で披露するチョン・ジヒョンとのロマンスへの期待も伝えた。チ・チャンウクは「チョン・ジヒョン先輩とは『群体』という映画で初めてお会いしました。『群体』に続いて『人間×九尾狐』でも共演させていただくことになりましたが、本当に楽しみです。先輩が演じる九尾狐にすごく期待しています。『この役を彼女以上に演じられる人はいない』と思うほど、台本を見た瞬間、チョン・ジヒョン先輩が演じたら最高じゃないだろうかと思いました。共演できること自体が僕にとっては光栄で、楽しみです。先輩と楽しいシーンを作りながら、楽しく撮影したいです」と語った。

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  • EXO ディオ、初の悪役に挑戦!「捏造された都市」に反響”これまでで一番たくさん連絡をもらった”

    EXO ディオ、初の悪役に挑戦!「捏造された都市」に反響”これまでで一番たくさん連絡をもらった”

    EXOのディオが、「捏造された都市」で初めて悪役に挑戦した感想を明かした。ディオは最近、ソウル鍾路(チョンノ)区三清洞(サムチョンドン)のあるカフェで行われたDisney+シリーズ「捏造された都市」(脚本:オ・サンホ、演出:パク・シヌ、キム・チャンジュ)のインタビューで、アン・ヨハンというキャラクターを構築し、演じるまでの過程を公開した。「捏造された都市」は、平凡な人生を生きていた男性テジュン(チ・チャンウク)がある日、凶悪犯罪に巻き込まれて監獄に行き、すべてはヨハン(ディオ)によって計画されたことを知り、彼に対する復讐を実行するアクションドラマだ。これまで悪役に出会う機会がなかったというディオは、「いつもやりたいという気持ちはありました。プレッシャーや心配があったというよりは、むしろ面白そうだと思いました。『捏造された都市』の撮影時も楽しかったです。新しいことを表現できるのは新しい経験なので、楽しく撮影しました。普段、感情表現を強くするとか、大きい声を出すタイプではないのですが、キャラクターを通じて大声を出してみたり、感情を極限まで引き上げるのが面白かったです」と明かした。アン・ヨハンを解釈し、表現しようとした部分としては「悪い人間だと話すより、子供のように単純な方が怖いのではないだろうかと思いました。日常で自分が好きなことが何だったか考えると、美味しい店を探して食べることでした。ヨハンもそのように、それが本当に面白くてやっていると単純に考えて演じました。白い部屋での行動、殺人、いじめる時、設計する時は、楽しいから、面白いからやっていることだと考えました」と明かした。また、「他の作品やドキュメンタリーを参考にしましたが、そのような性向を持っている人のドキュメンタリーを見ると、単純にそれだけを見ていたんです。おもちゃを持って遊ぶ時、ご飯を食べる時、他のところに気を遣わず、それだけに集中する姿そのものが怖いと思いましたし、ヨハンを演じる時も参考にしました。Netlfixの『猫イジメに断固NO!: 虐待動画の犯人を追え』というドキュメンタリーを見ると、子供の頃から社会性が欠如し、動物から始まって、人にまでいくことになります。それを見て、あのような人たちはこうなるんだと参考になりました。子供の頃から見てきた韓国の映画、外国映画でふと思い出すようなシーンがたくさん混ざって、自分の中で考えて模倣したものもあります。正確に思い出せないのですが、ノワールや殺人のシーンを参考にしたと思います」と振り返った。続いて「実際、アン・ヨハンのように人間を設計する人は絶対にいると思います。そもそも人間の命であのようなことをする人間ですから。最初から最後まで、ヨハンが悪かったと思います。やってはいけない行動をしますから。彫刻をする時は楽しそうにして、喜びを感じる時に一番悪く見えました。指を切るシーンが編集されましたが、それを拾ってありがとうと言って車に乗っていきます。人が苦しんでいるのを見て喜ぶ時、本当に悪い人間だと思いました」と明かした。外見的な部分としては、「ヘアスタイルや衣装について悩みました。ヘアスタイルはそう見えたのかは分かりませんが、4時間かけて仕上げたヘアスタイルなんです。ブリーチをして髪の毛にダメージを与えて、パーマをかけて円錐のような形を作ってから、もう一度黒く染めたのですが、それがちゃんと見えないのではないかと心配しました。それでも2人ぐらいからこうやったのかと聞かれ、気づいてもらえて嬉しかったです。ですがよく見えていなかったと思うので残念でした」と伝えた。劇中の狂気めいた姿については「自分の本来の姿を見せたわけではありません。ヨハンの姿を持っていたとしたら、それは大変なことですから。似ている部分は、僕は何かに集中する時に他のことができないという部分があります。そのような部分は似ていると思います。お兄さんたちから狂気があると言ってもらいましたが、自分ではどんな狂気があるのかまだよく分かりません。いいように表現してくれたのだと思います」とし、「親しくしているお兄さんたち(キム・ウビン、イ・グァンス、チョ・インソンなど)はたくさん褒めてくれました。典型的な悪役に見えなかったと。難しい役なのによく表現できていたと言ってくれてとても嬉しかったです。助言を求めたことはありませんでした。お兄さんたちに聞くのも負担になると思って、一人で想像し、たくさん考えました」と打ち明けた。自分でも初めて見た顔と声に驚いたシーンもあったという。ディオは「自分がこんな表情もするんだと思いました。感情を引き上げるシーンを初めて見ました。『捏造された都市』を見てこんな姿もあるんだということを知りました。レインコート男(ペ・ナラ)を殺すシーンの時、急いで撮ったのでモニタリングしていなかったのですが、作品で見た時、新しい自分の姿を見たようでした」と明かした。一方、残念だった部分としては、「むしろ表現すべき部分でもっと感情をたくさん入れるべきではなかったかと思っています。セリフが長い時、高低をつければよかったのに、フラットにした点が残念でした。残忍なシーンを撮影する時、表現をもっと単純に、子供のようにすればよかったのにと考えた部分が多かったです。編集された部分も多かったです」と話した。アクションシーンの裏話も明かした。ディオは「思ったより多くなく、テジュンに比べたらアクションとは言えません」としながらも、「ヨハンが使う剣についてたくさん悩みました。十分拳も使えると思いましたが、どうすればもっと残忍に、単純に見えるかを考えました。剣の種類も多かったのですが、長剣がより残忍に見えるのではないかと話しました。むしろ、ぶつかる回数が多いより、一回で大怪我をさせるのがヨハンに合っていると思って、単純に考えました。10回ぶつかるのを3回に減らしたりしました」と説明した。悪役を演じた後の周りの変化については、「僕のことを変な目で見る方がいました。それだけ作品を楽しんで見てくれたということなので嬉しかったのですが、例えばヘアメイクの方がヘアセットをしてくれた時、こっちを見ないでと言われたこともありますし、食堂でお肉を焼いてくれていたのに、僕には一切れ少ないとか、そのようなことはありました。それは少し寂しかったです」と打ち明け、笑いを誘った。それでも「とても幸せです。多くの方に見てもらえましたし、面白かったと言ってくれる方が多かったです。これまでの作品の中で一番連絡をたくさんもらった作品なので、とても幸せでした。これからもっと頑張れるきっかけになったのではないかと思います。多くの方に好評していただき、成功裏に終えられた初めての悪役として記憶に残ると思います」と満足感を示した。

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  • 「親愛なるX」キム・ユジョン、キム・ドフンとの熱愛説に言及“デビュー後初めてのこと…作品にも関心を持っていただき感謝”

    「親愛なるX」キム・ユジョン、キム・ドフンとの熱愛説に言及“デビュー後初めてのこと…作品にも関心を持っていただき感謝”

    キム・ユジョンが、自身に初めて浮上した熱愛説の相手であるキム・ドフンに言及した。キム・ユジョンは最近、ソウル鍾路(チョンノ)区昭格洞(ソギョクドン)のあるカフェでTVINGオリジナル作品「親愛なるX」(脚本:チェ・ジャウォン、パン・ジウン、演出:イ・ウンボク、パク・ソヒョン)に関するインタビューを行った。「親愛なるX」は、地獄から抜け出し、最も高いところに上り詰めるために仮面を被った女性ペク・アジン(キム・ユジョン)、そして彼女に残酷に踏み躙られたXたちの物語を描く。美しい顔の裏に残酷な本性を隠した韓国トップ女優ペク・アジンの破滅、彼女を守るために地獄を選んだ男の恋を描いた破滅メロサスペンスだ。キム・ユジョンは本作で、生き抜くために仮面をまとったペク・アジンを演じた。危うい幼少期の傷を踏み台に、トップへとのし上がった韓国最高の女優という役どころで、観客の前では誰よりも優しく美しい国民的女優の笑みを浮かべながらも、背を向けた瞬間、冷たく軽蔑する眼差しへと一変する演技で高い評価を得た。キム・ユジョンは「親愛なるX」でキム・ヨンデ(ユン・ジュンソ役)、キム・ドフン(キム・ジェオ役)らと共演した。彼女はペク・アジンの心情について、「タイトルが『親愛なるX』ですよね。ペク・アジンを演じながら感じたのは、彼女にも彼女なりの愛の形があるということでした。一般的で普遍的な愛の形ではないけれど、彼女だけの愛の示し方があり、その関係性の中で彼女と向き合った人たちがいました。ユン・ジュンソ、シム・ソンヒ(キム・イギョン)、そして父親など、それぞれに対してペク・アジンなりのやり方で情を交わしていたのではないかと。人物ごとにキーワードが違っていたように感じます。ユン・ジュンソとは幼い頃からの縁で、関係が深く形成されていたけれど、お互い離れるタイミングを逃し、どうしようもなく渦に巻き込まれるように惹かれ続けてしまいました。一方キム・ジェオは、親鳥とひな鳥のような関係に近く、時には慰めになり、時にはひな鳥が親鳥を待つようにも見えました。そしてペク・アジンは、自分の幼い頃の姿をキム・ジェオに投影していたのではないかと思っています」と明かした。キム・ユジョンとキム・ヨンデ、キム・ドフンは、撮影前から顔を合わせて親交を深め関係性を築いていった。そのケミストリー(相手との相性)は、作品に濃く表れた。キム・ユジョンは、「撮影に入る前から、読み合わせのようにみんなで台本を広げて、気になる場面や意見を共有する時間を作っていました。撮影前からすでに仲良くなっていたので、現場では家族のような雰囲気で撮影できました。だからこそ気まずさもなく、それぞれが自分のキャラクターになって、演技を楽しめていたと記憶しています。2人とも本当に純粋で明るい俳優たちでした。アイデアもたくさん出してくれて、相手を尊重してくれたことにとても感謝しています」と語った。続けて「私が演じたペク・アジンは、ある意味その中で自ら孤立する人物なので、とても心配しました。俳優たちと息を合わせる時、私と交感できないように見えたらどうしようと思ったのですが、それを補うためにあえてもっと親しくなろうとしました。事前に了解を求めたりもしましたが、そうしたことも含めて、撮影は本当に楽しく、感謝の気持ちでいっぱいです。2人だけでなく、出演したすべての俳優がそうでした」とつけ加えた。キム・ヨンデとファン・イニョプはいずれもキム・ユジョンの大ファンであることを明かし、注目を集めた。キム・ユジョンは「キム・ヨンデさんは初めて会った時からファンだと言ってくれました。ファン・イニョプさんはバラエティ番組で会った時に共演したいと言っていましたが、そのように私のファンだと伝えてくれること自体が本当に不思議で、感謝しています。そのおかげで、不便なこともなく楽しく撮影でき、良い思い出として残せたと思います。そのような気持ちで努力しましたが、実際に撮影はとても楽しかったです。ファン・イニョプさんは特別出演ですが、特に苦労が多い出演だったと思います。ホ・インガン役を完璧に演じてくださり、本当に感謝しています」と伝えた。あまりにも親しかったためか、キム・ユジョンとキム・ドフンには熱愛説が浮上した。これについてキム・ユジョンは「デビュー後初めての熱愛説でした。私たちはお互いに、これがきっかけで作品がうまくいけばいいねと冗談を言い合ったくらいです。実際、ユン・ジュンソとの関係だけでなく、キム・ジェオとの関係も楽しんでいただけて嬉しいです。作品も多くの方々に喜んでいただけて、とても嬉しいです」と笑顔で語った。

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  • 「親愛なるX」キム・ヨンデ“キム・ユジョンのファン…共演できることを知って心配が減った”

    「親愛なるX」キム・ヨンデ“キム・ユジョンのファン…共演できることを知って心配が減った”

    キム・ヨンデが、キム・ユジョンに対するファン心で「親愛なるX」出演を決めたと明かした。キム・ヨンデは最近、ソウル鍾路(チョンノ)区のあるカフェで行われたTVINGオリジナル「親愛なるX」(脚本:チェ・ジャウォン、バン・ジウン、演出:イ・ウンボク、パク・ソヒョン)放送終了インタビューで、作品に関する裏話を伝えた。「親愛なるX」は地獄から抜け出し、最も高いところに上り詰めるために仮面を被った女性ペク・アジン(キム・ユジョン)、そして彼女に残酷に踏み躙られたXたちの物語を描く。同作でキム・ヨンデは、救援が愛だと信じてペク・アジンを守ろうと地獄を選んだ男ユン・ジュンソを演じた。視聴者から好評を得た中、キム・ヨンデは作品を選んだ理由の一つとして、キム・ユジョンの出演を挙げた。彼は「ジュンソというキャラクターが好きだったのはもちろん、キム・ユジョンさんと共演できるのも非常に良い経験だと思いました。アジンというキャラクターも魅力的だったので、ジュンソが傍で助力者の役割を果たし、ジュンソのキャラクターだけが持っている多様な姿で、これまでとは異なる雰囲気を視聴者に届けられるという期待がありました」と説明した。原作が強烈だっただけに、撮影前までプレッシャーも大きかったという。キム・ヨンデは「イ・ウンボク監督が演出を手がけるということで心配が減り、アジンをキム・ユジョンさんが演じると聞いてまた心配が減りました。セリフも原作のウェブ漫画と似ている部分が多かったので、自分さえ頑張ればいいと思いました。プレッシャーは撮影していくうちにますます減っていきました」と打ち明けた。ファンだったキム・ユジョンとついに共演することになったキム・ヨンデは、撮影する期間中、感嘆の連続だったと伝えた。彼は「(キム・ユジョンが)僕が難しく感じそうな部分を解消しようと努力してくれました。先輩という感覚よりは、パートナーのような感じで配慮してくれて、楽な気持ちで取り組むことができました」と答えた。キム・ユジョンの鳥肌の立つ演技が怖かったとも打ち明け、笑いを誘ったキム・ヨンデは「同僚として、見ていて心の痛む部分も多かったです。どれほど疲れるだろうかと思い、傍で見守りながら、役割としてどうやって支えればいいか悩みました。とても辛いシーンが多いのに、最善を尽くす姿を見て、見習いたい部分もたくさんありました」とし、「周りのことを気にかけ、理性的にプロらしくやっている姿から先輩らしい面を感じました。カメラがまわっていないところでは兄妹のように慕ってくれました。見習うべき部分が多いです」と褒めた。キム・ヨンデは、前半の純愛から苦痛と痛みが歪曲された愛まで、どのようにユン・ジュンソを表現するべきか悩んだという。彼は「言いたいことは多いけれど言わないということがあるじゃないですか。それがむしろ表現の方法になると思って、ジェスチャーや沈黙、眼差しなどに、ジュンソだけが持っている雰囲気を盛り込もうと努力しました」と準備過程を公開した。理解が難しい場面はどのように準備したのかという質問に彼は、「いつも片方の目に涙が溜まっていて、誰かのことを心配し、気にかけ、負担の中にあるシーンが多くて、撮影現場に行く度に難しいと感じていました」とし、「感情にも体力がありました。今回のドラマを撮影しながらそういうことが少しできたようで、成長したとも思えます。現場でたくさん会話し、台本と違う表現をする時がありました。キム・ユジョンさん、キム・ドフンさんがアイデアをたくさん出す姿に僕も刺激を受け、一緒に修正して合わせていったものが多くありました。みんなの話が合ったら撮影をしました。納得できないまま受け入れて撮影したことはありませんでした」と説明した。ストーリーが強烈だっただけに、同年代の俳優との共演も大きな力になった。キム・ユジョン、キム・ドフンとの共演についてキム・ヨンデは、「キム・ユジョンさんがムードメーカーの役割を果たし、キム・ドフンさんのおかげでより楽に取り組むことができました。本当にあんなに性格のいい人は初めて見ました。誰かが指示しなくても、自分を犠牲にしてまで雰囲気を良くする人です。なんとしてでもポジティブなエネルギーを見せ、周りを明るくしてくれました」とし、「感情的に暗いシーンが多かったので、冗談を言ったりして中和される感覚もありました。ドラマに必ず必要な存在だったと思います」と強調した。これに先立ってキム・ヨンデは、キム・ドフンと一緒にKBS 2TVバラエティ「THE SEASONS-10CMのよしよし」に一緒に出演した。ステージ映像が話題を集めた中、キム・ヨンデは「選曲をドフンさんがして、パートも決めてくれて、簡単な振り付けも作りました。高音が出なくて高いのはドフンさんがやりました」とし、「僕が歌詞を間違えて、2回やったんです。すごく緊張しました。頑張ったことは恥ずかしくありませんが、でもやはり放送は見れませんでした。でも、後悔はありません」と裏話を伝えた。放送当時、キム・ドフンはキム・ヨンデのイメージが王子様だと思ったが、実はお姫様のようだという発言をした。これについてキム・ヨンデは、「家では王子様です。妹が僕より早く大人になって僕のことを気にかけてくれて、成熟しています。しっかりした行動をとりなさいあなたに私のイメージがかかっているというふうに話しますが、気にかけてくれます」とし、「僕はドフンのことが大好きです。僕に兄のようなところはありません。軍隊にまだ行ってないからかもしれませんが、弟たちにあえて兄貴みたいな姿を見せたいとは思いません。そのような部分をお姫様みたいだと表現したと思います」と答えた。「親愛なるX」の公開に先立ち、キム・ユジョンとキム・ドフンに熱愛説が浮上するハプニングもあった。今年5月、空港でキム・ユジョンとキム・ドフンが一緒に目撃され、写真がインターネットコミュニティで拡散し、熱愛説が浮上したが、その後、ドラマチームでの団体旅行中だったことが知られた。キム・ヨンデは「撮影前から3人ですごく仲が良かったんです。僕も一緒に旅行に行きたかったのですが、軍入隊を控えていて、海外に行けない状況でした。ドフンはジェントルマンで、荷物もよく持ってくれます。あいにくその姿が撮られてしまいましたが、僕は十分理解できる状況でした。熱愛説を見て3人で笑いました」と話した。「親愛なるX」を成功させたキム・ヨンデは、長い空白期に負担もないという。彼は「軍隊に行って帰ってきて、オーディションを受け、新人の時のように情熱的に生きていきたいです。僕が成し遂げてきたことがなくなったり、今より下っていくことに対する負担は全くありません。僕にとっては再出発の機会になると思います。軍隊に行ってもやるべきことを準備して、覚悟をしようと思います。新しく、楽しい時間になると思います」と期待した。

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  • 映画「旅と日々」シム・ウンギョン、三宅唱監督からのオファーに喜び“才能がないというセリフに共感した”

    映画「旅と日々」シム・ウンギョン、三宅唱監督からのオファーに喜び“才能がないというセリフに共感した”

    シム・ウンギョンが、日本映画「旅と日々」に出演した感想を明かした。映画「旅と日々」(監督:三宅唱)に出演したシム・ウンギョンは、最近ソウル銅雀(トンジャク)区MEGABOX ARTNINEで行われたインタビューを通じて、作品について語った。「旅と日々」は、もしかしたら終わりかもしれないと思った脚本家の李が、ひょんなことから訪れた雪国の宿で、思わぬ時間を過ごす夢のような物語。「きみの鳥はうたえる」「ケイコ 目を澄ませて」「夜明けのすべて」などで注目を集めた三宅唱監督の新作で、「第78回ロカルノ国際映画祭」で金豹賞を受賞した。これに先立って「日刊スポーツ映画大賞」と「シンガポール国際映画祭」で主演女優賞候補になる快挙を成し遂げたシム・ウンギョン。彼女は2020年、映画「新聞記者」を通じて韓国女優としては初めて日本アカデミー賞で最優秀主演女優賞を受賞した。この日のインタビューでシム・ウンギョンは、「事務所から三宅唱監督の映画のオファーが来たという話を聞いて嘘じゃないでしょう?と何度も聞き返したことを覚えています。飛び上がるほど嬉しかったです。台本を読んでいなかったのですが、やらない理由がないと思いました。今も実感できないほど光栄です」と話した。何よりも「キャラクター李の才能がないみたいですというセリフに魅了され、この役を演じたいと思ったんです」と話したシム・ウンギョン。彼女は「私も毎回感じることであり、感情だからです。李は自分をありのまま見せられる勇気のあるキャラクターだと思って、魅力を感じました」と打ち明けた。シム・ウンギョンは「スランプに陥っていた時期があまりにも長かったんです。そこから抜け出したと今も自信を持って答えることはできません。演技は私を縛る壁のように感じられます」と打ち明けながらも、「それでもなぜ演技を続けているのか。それは、他のどんなことよりも一番上手にやりたいと思うことだし、これからも知っていきたいことだからです。そのため絶え間なく挑戦し、努力するのだと思います」と伝えた。そして「李を演じながら、自分の孤独感から解放されたのではないかと思います。いまだに演技が何なのかよく分かりませんが、それでもずっと何かをやっていけるエネルギーと勇気を得たと思います」とつけ加えた。「いつからスランプを経験していたのか」という質問にシム・ウンギョンは、「11歳の時から演技を始めたが、ドラマ『ファン・ジニ』の撮影をして演技はすごく難しいと感じて、その時から自分の中に怖さが芽生え始めました。それでも心の片隅では欲もありました。私が韓国で一番演技が上手な、最高の俳優になりたいという。理想と欲望の間で迷っていたのです」と振り返った。続いて「そして私が完全に崩れたのは、映画『怪しい彼女』で多くの人に愛され、『百想芸術大賞』でも大きな賞をもらった後です」とし、「当時を振り返ると、何の準備もなく、すべてが私にやってきた気がします。どうすればいいのか分かりませんでした。そこから崩れていったと思います。子供の時から賞をたくさんもらっているけれど、私ってそれに相応しい人なのだろうか?実は天才ではないのではないか?という気持ちになって、落ちこぼれになったみたいに感じました。天才になんてなれなくてもよかったのに。何かに囚われていたようです」と打ち明けた。「演技をやめる・やめないと迷い、カフェでぼうっと座っていた瞬間に、急にこんなことを思い出したんです。子供の時からカメラの前で演技をするのが好きで、その時が一番力になったような気がするのに。好きだという気持ちだけで続けることはできないのだろうか?と。その時を起点に、映画『今日よりもっと!!』という作品を撮り、様々な挑戦を通じてぶつかり始めました。日本活動も一度挑戦してみようかという気持ちで始めたものです」と伝えた。

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  • サバイバル番組「私たちのバラード」優勝者イ・イェジ、SM C&Cと専属契約を締結…活動に意欲“さらなる高みを目指したい”

    サバイバル番組「私たちのバラード」優勝者イ・イェジ、SM C&Cと専属契約を締結…活動に意欲“さらなる高みを目指したい”

    オーディション番組「私たちのバラード」で優勝を果たしたイ・イェジが、喜びを語った。今月、最終回を迎えた韓国初のバラードオーディション番組、SBS「私たちのバラード」は、平均年齢18.2歳の出場者たちが自身の歌声で往年の名曲を届け、感動を与えた。そんな中、「パパのトラック済州(チェジュ)少女」というニックネームで番組に出演した、済州道(チェジュド)新桃里(シンドリ)出身の19歳イ・イェジは、毎回真心の込もった歌声と卓越した感情表現で存在感を放ち、優勝を果たした。音楽の夢を追って1年前に一人でソウルへ上京したイ・イェジは、「最初は怖かったですが、今ではむしろ知り合いがいない環境が自分を強くしてくれました」と語った。第1ラウンドで彼女が選んだ曲はイム・ジェボムの「君のために」。宅配ドライバーとして働いていた父のトラックに乗って通学した思い出から、この曲を選んだと明かした。彼女は持ち前のハスキーな歌声と圧倒的な歌唱力で魅了。涙を見せないことで知られる審査委員チャ・テヒョンさえも感動の涙を流すほどで、絶賛された。イ・イェジは、済州で一人で自身を育ててくれた父への思いをそのまま歌に込めた。ファイナルの生放送ではユン・ジョンシンの「上り坂」を自身のハスキーボイスで再解釈し、深い余韻を残した。番組を通して着実な成長を見せ、没入感を生むステージで注目を集めたイ・イェジは、初代優勝の座を手にし、その存在感を確固たるものにした。バラードにとどまらず、多彩なジャンルへの挑戦まで予告した彼女は、視聴者の熱い声援の中、「私たちのバラード」のエピソードと共に、優勝の喜びを語った。イ・イェジはSM C&Cと専属契約を結び、本格的な活動を予告している。2026年には「私たちのバラード 全国ツアーコンサート」を通じてファンと対面する予定だ。1月10日の城南(ソンナム)公演を皮切りに、1月24日の大邱(テグ)、2月7日・8日のソウル、そして2月28日の釜山(プサン)まで4都市を巡り、ステージを披露する。――「私たちのバラード」の初代優勝者になった感想はいかがですか?イ・ジェジ:実はまだ自分が優勝者だという実感がなく、ただ全てに感謝するばかりです。でもその分もっと頑張って、さらに高みに行きたいという思いが強くなりました。むしろ覚悟が決まった気がします。―― 「私たちのバラード」で披露したステージの中で 一番記憶に残っている瞬間とその理由は何ですか?イ・ジェジ:第1ラウンドの最初のステージで「君のために」を歌った時のことが思い出されます。そのステージをきっかけに私を好きだと言ってくださる方がいらっしゃるようになって、多くの方が涙を流したと伝えてくださいました。だからこそ、あの瞬間が一番心に残っています。―― 競演中、危機だと思った瞬間とその理由を教えてください。イ・ジェジ:第2ラウンドが危機でした。歌いながら思わず涙がこぼれましたし、リハーサルでウンビンさんの歌を聴いた瞬間、『これは負けてしまうかもしれない』と思ったんです。リハーサルが終わった後は、すぐに学校の同期たちのもとへ行って、私のステージに対するフィードバックをお願いしたほど、私にとって本当に厳しいラウンドとして記憶に残っています。―― 「私たちのバラード」を通じて、ご自身が成長したと感じる点はどこでしょうか?また、満足度は100点満点中何点ですか?イ・ジェジ:88点をつけたいです。歌詞や感情表現について本当に多くのことを学びました。様々なバラードを歌う中で、歌詞の深さを感じ取れるようになり、色々な解釈をしながら新しい表現にも挑戦できました。「私たちのバラード」を準備する過程でバラードをより深く学べたことに、とても満足しています。―― 優勝後、お父様はどんな反応をされましたか?また、お父様に伝えたいことはありますか?イ・ジェジ:ファイナルの生放送の時、父が現場まで見に来てくれました。父は「泣かない」と約束をしましたが、私が歌っている間はこらえていたものの、優勝者の発表の瞬間、泣いていました。「本当にお疲れさま」と労ってくれて、誇りに思ってくれたように思います。「まだ驚くのは早いので、これからもずっとそばで応援してほしい」と伝えたいです!―― これからどんな音楽を届けていきたいですか?また、叶えたい夢はありますか?イ・ジェジ:ロックジャンルの音楽を披露したいです。私はギターを弾きながら歌うタイプなので、これからは私自身が好きで、楽しんで歌える音楽をたくさん届けていきたいと思っています。そして、叶えたい夢は5年以内にワールドツアーをすることです。―― 応援してくれた視聴者とファンの皆さんへ一言お願いします。イ・ジェジ:ファンの皆さんが私にくださった愛に、必ずお返しします。これからも見守っていてください。応援してくださり、本当にありがとうございます!

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  • BTOB ウングァン、1stソロフルアルバム「UNFOLD」を発売“内面にあるたくさんの自分を表現”

    BTOB ウングァン、1stソロフルアルバム「UNFOLD」を発売“内面にあるたくさんの自分を表現”

    BTOBのウングァンが、独自の音楽世界を詰め込んだ1stソロフルアルバム「UNFOLD」で帰ってきた。「UNFOLD」は、「人生とは何か、そして僕とは誰なのか」という問いから出発した作品だ。空っぽの自分から始まり、人生の光と影を経て本当の自分を探していく旅路が収められている。タイトル曲「Greatest Moment」は、失われた光と記憶を探して旅に出る道のりを描いた楽曲だ。時の流れとともに霞んでしまった「かつての自分」、そして「輝いていたあなた」への恋しさが、やがて一人の人の内面から再び目覚めていく過程を描いている。この他にも、「My Door」「Last Light」「風が届く時」「Elsewhere」「Parachute」「Monster」「Love & Peace」「走っていく」「Glory」まで、ウングァンの幅広い音楽性を見せる、多彩な10曲が収録された。―― ソロ歌手として初のフルアルバムでカムバックした感想はいかがですか?ウングァン:長い時間をかけて準備してきた僕ならではの音楽を世の中に公開する瞬間なので、緊張よりはワクワクしています。このアルバムでウングァンというアーティストを感じていただけたら嬉しいです。―― 1stフルアルバム「UNFOLD」について紹介をお願いします。ウングァン:僕だけの音楽を作るため、「僕は誰なのか?」という問いから始まり、自ら内面を旅しながら紡ぎ出したアルバムです。僕の中にあるたくさんの自分と出会い、様々な姿のウングァンを表現した作品です。―― 「UNFOLD」をアルバム名に決めた理由やビハインドがあれば教えてください。ウングァン:このアルバムを通じて、翼を広げて飛び立とうという思いと、これから僕の物語が世の中に広がっていくという意味を込めました。―― タイトル曲「Greatest Moment」はどのような曲ですか?鑑賞ポイントを教えてください。ウングァン:「今まで歩んできた全ての過去を抱えて生きている今が最高の瞬間だ!」というメッセージを込めました。1番(現在の自分)と2番(過去の自分)の視点が異なるので、それぞれの視点で聴くと、もっと心に響くものがあると思います。―― 「Greatest Moment」を含む全9曲の楽曲の制作に参加されましたが、どのような物語や感情を込めようと思ったのでしょうか?ウングァン:各曲ごとに、自分の内面にある多くの扉を開き、物語を広げています。全て自分が持っている、僕らしい多様な感性と、今を生きている心の状態だと思います。―― 楽曲制作時、インスピレーションはどこから得ていますか?また「UNFOLD」の制作を通じて、自ら成長を感じた部分はありますか?ウングァン:このように楽曲を作るのは初めてなので、36年間、見て聞いて感じた全てがインスピレーションになりました。そのため成長というよりは「ようやく目覚めた」という「誕生」に近いと思います。―― タイトル曲を除き、収録曲の中で特に愛着を持っている曲はありますか?またその理由は何ですか?ウングァン:最後のトラックである「Glory」という曲です。この曲は「UNFOLD」の最初の曲で投げかけた質問への答えと言えると思います。感謝でいっぱいの自分の心を表現したかったし、この曲が今の僕の心の状態だと言えます。―― 楽曲制作をはじめ、レコーディング、フォト・ミュージックビデオ撮影など、アルバムの準備過程で記憶に残っている瞬間やエピソードはありますか?ウングァン:「Greatest Moment」のミュージックビデオ撮影を海で行ったのですが、満ち潮と引き潮の問題で、朝早くから潮が満ちる前に海でのシーンを終わらせなければなりませんでした。撮影終盤に潮が満ちてきた時は、靴だけ長靴に履き替えて、靴が見えないように撮影しようと努力しました。外から見ると少々面白おかしい現場でした。―― 「UNFOLD」を一つの単語や文章で表現するとしたらどのような言葉になりますか?ウングァン:ウングァンの内面の旅物語。―― 初のフルアルバムを通じてどのような姿を見せたいですか?聞きたい反応や修飾語、あるいは達成したい目標はありますか?ウングァン:僕そのものを感じていただきたいと思っています。ソロアーティストにとって、自分だけの色は非常に重要な部分です。僕も自分だけの色を見つけるために努力してきたので、「ジャンルがウングァンだ」と言われることができれば1番嬉しいと思います。―― 年末コンサート「My Page」の開催も控えていますが、少しだけネタバレをお願いします。ウングァン:公演のタイトル「My Page」にふさわしく、僕の人生の様々なページをお見せする予定です。―― ウングァンさんのフルアルバムを待ってきたMELODY(BTOBのファン)の皆様へ一言お願いします。ウングァン:MELODYのおかげで今の僕が存在しています。こうして存在できるように一緒にいてくれるMELODYに無限の感謝をお伝えします。これからもずっと一緒に歩みながら、新たな僕をお見せしますので、楽しみにしてください。愛しています!

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  • NOWZ、3rdシングル「Play Ball」で野球コンセプトに挑戦“大谷翔平選手からも刺激を受けた”

    NOWZ、3rdシングル「Play Ball」で野球コンセプトに挑戦“大谷翔平選手からも刺激を受けた”

    NOWZが「HomeRUN」で今年を華麗に締めくくる。先月、NOWZは各音楽配信サイトを通じて3rdシングル「Play Ball」を発売した。今年、チームのリブランディングを宣言したNOWZは、7月に発売した1stミニアルバム「IGNITION」以降、4ヶ月ぶりに高速カムバックした。ヨンウは「できるだけ早くファンの皆さんにお見せしようと作品を準備しました。今回も良い音楽とパフォーマンスで多くの方々にエネルギーを与えようと、一生懸命に制作しました。今回の作品で良いエネルギーを与えることができたらと思います」と伝えた。シユンも「前作に続いて今回も新しいジャンルにトライしました。EDMジャンルに挑戦しましたが、多くの方々に気に入ってもらえたらと思います」と話した。リブランディングを知らせた前作が、NOWZのアイデンティティを構築する過程だったとしたら、「Play Ball」はNOWZの跳躍の足掛かりとなる作品だ。抵抗を受けて揺れ動く過程を経て、確固になったNOWZが、自分たちだけのストーリーでトップに辿り着きたいという抱負が盛り込まれた。今作のキーワードをプレーボールとホームランだと明かしたヒョンビンは、「審判が試合を開始する時に叫ぶプレーボールという言葉のように、NOWZの挑戦の一歩を盛り込んだ作品です。NOWZのキャリアにおいて、ホームランが打てるチャンスにするために努力しています」と説明した。野球というコンセプトを選んだ理由についてシユンは、「野球という言葉を聞くと、多くの方々は爽やかなイメージを思い浮かべると思いますが、野球にヒップホップの要素を取り入れて、NOWZの色を表現したいと思いました」と答えた。ユンは「もちろん、野球のシーズン中に公開されたらより曲が輝く瞬間が来るかもしれませんが、野球は常に人々が興味を持っているスポーツだと思うので、僕たちがやりたいジャンルに挑戦することにフォーカスを当てました」とし、「野球のシーズンがまたやってきた時も、僕たちの歌がまた話題になるよう、たくさん努力します。野球のさらなる人気に、僕たちの曲が役立てたらと思います」と期待した。NOWZは経験すればするほどハマっていく野球の魅力に言及し、チームによく合うスポーツだと強調した。ヨンウは「絶え間なく努力し、走っていく選手たちの姿から、NOWZの瞬間や時期が野球に合っていると思いました」と話し、ユンは「『最強!野球』も番組観覧で行って、選手たちについても色々と調べてみました。今回の新曲に野球に関連する動きも入れました」とし、「僕は大田(テジョン)出身なので、ハンファ・イーグルスの試合をたくさん見に行っていました。キム・テギュン選手に『最強!野球』でまた見ることができる喜びもありました」と説明した。シユンも「子供の頃、斗山(ドゥサン)ベアーズの試合を何度か見に行ったことがあります。『最強!野球』を見に行った時、子供の頃に感じた気持ちとスポーツへの情熱を思い出しました。機会があれば斗山ベアーズの試合で始球もやってみたいです」と願いを明かした。NOWZはそれぞれのチームでの役割を野球のポジションに例えた。その中で、CUBEの大谷という修飾語をつけたヨンウは「以前、大谷翔平選手が、他の人が捨てたゴミを拾うと、運が自分のものになると考えているというショートフォームの映像を見たことがあったのですが、それが印象深かったです。もう少し(深く)見てみたら目標達成シートを作成されていました。学ぶことが多い選手だと思います」と説明した。ジンヒョクはタイトル曲の作詞に、シユンは収録曲「GET BUCK」に参加し、意味を深めた。シユンは「ゲームプレイヤーとして自分がこのゲームのチェインジャーという内容をストレートに盛り込みました。前のアルバムでは挑戦する内容を入れたとしたら、今度はすでに達成したけれど、より高いところに行くという姿勢で歌詞を書きました」と明かした。ジンヒョクは「作詞をする時、野球選手たちがどんな意思を持っていたのかを考えながら、NOWZを代入してみました」と話した。作詞だけでなく、メンバーの意見もあらゆるところに反映された。ヨンウは「作詞、作曲についてはメンバー全員がトライし、振付の構成もパフォーマンスチームと意見を調整し、僕とジンヒョクが制作に参加しました。そのような部分で達成感のある作品です」と満足感を示した。続いてジンヒョクは、「歌、振付だけでなく、ヘアスタイル、服のデザインなどでメンバーについてもたくさん意見を出しました。僕たちの色をよりはっきりと表現された作品です」とつけ加えた。メンバーのビジュアル的な変化も際立った。シユンは「外見的な部分も管理しようと運動、食事管理もしっかりやっています。野球のコンセプトに相応しい明るいエネルギー、情熱が見えるパフォーマンスを構成し、ダンスの練習も頑張っています」と話した。ヒョンビンは「前のアルバムでは、ヨンウが情熱の赤い髪をしていましたが、今回は僕がそれを受け継ぎ、さらに情熱的な赤い髪になりました。ダイエットも頑張りたいです」と伝えた。NOWZはそれぞれの好みによって選ぶことのできる、多様性のある作品であることを強調し、見どころを取り上げた。シユンは「野球のコンセプトに合わせて、どうすればエネルギーをしっかり伝えることができるか研究しました。メンバーが5人なので、人数が多いグループに比べてステージで大きなエネルギーを与えるのが難しいかもしれませんが、僕たちだけのエネルギーで満たすためにより一生懸命に研究しました。その部分とメンバーが作詞した部分も注意深く見てほしいです」とコメントした。そしてユンは「僕たちのことを知らなかった方々が、なぜ今知ったんだろうと思えるような作品になればと思います。僕たちの名前を知ってほしいですし、そういったチャンスが多くなれば嬉しいです。来年が楽しみだという評価も聞きたいです」と明かした。

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