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映画「聴説」IZ*ONE出身キム・ミンジュ“手話と水泳を学んだことで視野が広がった”
IZ*ONE出身のキム・ミンジュが、役のために手話や水泳などを学んだ過程を伝えた。キム・ミンジュは最近、ソウル鍾路(チョンノ)区安国洞(アングクドン)のカフェでOSENに会い、映画「聴説」(監督:チョ・ソンホ)のインタビューを行った。同作は愛に向かってまっすぐに突き進むヨンジュン(ホン・ギョン)と、自分の本心と向き合うヨルム(ノ・ユンソ)、2人の恋を応援する妹のガウル(キム・ミンジュ)が繰り広げる青春ラブストーリーだ。キム・ミンジュは、水の中でだけは誰よりも自由を感じる聴覚障害をもつ水泳選手で、健常者と試合をするほど実力のあるヨルム役を演じた。IZ*ONEとして活動した後、女優に転身したキム・ミンジュは、映画「昨日のことは全部大丈夫」、ドラマ「コネクション」「禁婚令、朝鮮婚姻禁止令」などの作品で安定した演技を披露し、「MBC演技大賞」で新人賞を受賞した。演技だけでなく、水泳、手話など、キム・ミンジュが「聴説」のために準備しなければならないことは多かった。彼女はまず水泳について「得意でもないのに、2ヶ月習ってできるものなのか疑問だったのですが、ガウルは選手ですし、はっきりとした目標があるので、これくらいはできないといけないという気持ちで臨みました。最初は水に親しみを持つ練習をたくさんして、その後からは選手たちのトレーニングのように準備運動も事前にして、姿勢も映像を見ながら習いました。自分が泳ぐ姿も撮影して練習しました」と語った。キム・ミンジュは「デビュー後、初めて肩より上に髪を切ったので、慣れなかったんです。私はいつも長いウェーブのかかった髪や、カラーリングをした髪ばかりでした。初めてそのキャラクターに近づくために髪を切ったのですが、鏡で見た自分が新鮮でもあり、ガウルはこんな感じなんだなと思いました。それがスタートでした。実際に泳いでいたら、髪が短い方がすごく楽でした。水泳の練習を毎日していたので、朝髪を洗って乾かして、泳いでからまた洗うという過程があったためです。水泳をすると、多くのカロリーを消費します。空腹で泳いで、アスリートみたいに食べようとしていました。本当にバランスの取れた食事をしていて、ガウルだったらこれくらいはしないといけないと思いました。筋肉がつきやすい体質ではないのが残念だったのですが、小さな筋肉はできたんのではないかと思います」とつけ加えた。手話については、より責任感を持って取り組んだ。キム・ミンジュは「責任感を持って学びました。軽い気持ちで臨んだわけではありません。そのため文化から理解しようと思いました。ろう者の先生に教わって、話をたくさん聞きました。どのような部分で、どのようなことを考えているのかを聞くようにしました。そのため単語一つを覚えるにしても、この文章がどのようにできたのか、どのように使うのかなど、細かく確認し、たくさん考えました」と説明した。また、「水泳も手話も、どちらも簡単ではなかったんです。しかし、大変で疲れるよりも、新しいことを学ぶのが好きで、どちらも上手になりたいという気持ちが大きかったので、楽しく頑張れました。手話は言語を学ぶという意味もありますが、文化を学ぶという気持ちで理解することから始めようと思いました。ホン・ギョンさん、ノ・ユンソさんと一緒に学んだので楽しかったです。脚本中心に勉強しましたが、より自然に身につけるため、日常生活で使えるようなことも学びました。手話は台本を中心に覚えましたが、これまではあまり馴染みのなかった文化でした。でも、学ぶうちに彼らの苦しみを理解するようになり、そのようなテーマが出てきたら、以前よりもっと注目するようになりました」と語った。彼女は今作について、「本当に勉強になりました。手話、水泳だけでなく、学びながら自分自身も視野が広くなり、新しい文化を学びました。自分の世界が広くなったと思います。表情、手振りを使いながら、自分が表現できることが増えたと思います。『聴説』を撮った後、より豊かな表現ができるようになったような気がして、そのようなことを得られたと思います」と語った。キム・ミンジュは「もっと頑張って、うまくやり遂げたい気持ちが大きくなる時期だと思います。好奇心半分、不安半分でやっていたものが、今はもっと上手くなりたいし、表現したいと思うようになりました。まだ不安や怖さはありますが、もっと上手になりたいという気持ちの方が大きいです。演技をしながら、もっと学びたいという気持ちが大きくなりました。『聴説』では水泳と手話を学んだので、次は何を学べるだろうかとワクワクしています」と語った。特に彼女は「アイドル出身だからと言って、負担を感じてはいません。私がやってきた活動ですし、アイドル活動をする時も心を尽くして努力しました。過去に対しては、よくやり遂げたと思っているので、ずっと応援してくださる方がいることに感謝しています。私は何をやってもキム・ミンジュなので、当時と比べて気持ちが変わってはいませんし、今やるべきことを頑張っていることに変わりはありません。ありのままの姿を見守ってほしいと思います」と話した。
「トランク」コン・ユ、大胆ベッドシーンを回想…過去発言に自身の考え明かす“ハプニングとして捉えている”
コン・ユが、「トランク」で見せた露出シーンについて、俳優としての考えを語った。最近、ソウル市鍾路(チョンノ)区小格洞(ソギョクドン)にあるカフェで、Netflixシリーズ「トランク」に出演した俳優コン・ユのインタビューが行われた。「トランク」は、湖に浮いてきたトランクによって明かされた謎の結婚サービスと、その中の二人の男女の不思議な結婚ストーリーを描くミステリー恋愛ドラマで、コン・ユは劇中、過去の傷のため不安と孤独に浸食された音楽プロデューサー、ハン・ジョンウォン役を演じた。彼は、まだ恋しい元妻ソヨン(チョン・ユナ)が申請した期間制配偶者サービスを通じて、2番目の妻インジ(ソ・ヒョンジン)に出会う人物を演じた。この日、コン・ユは「トランク」への出演を決意した理由について「僕は様々な話に対する好奇心がある俳優です」とし、「様々なキャラクターを演じていきたい気持ちがあります。同じようなストーリーには好奇心があまり湧かないんです。そういう意味では、愛に関する新しい視線に好奇心が湧きましたし、ジョンウォンというキャラクターは少し病を患った人物ですが、心が時々自分の深淵をのぞき込んだ時に、彼と自分がつながる部分がありました。そのような部分に惹かれたんだと思いますし、哀れみがあったと思います」と説明した。ただ、「トランク」は公開後、視聴者の間で難解な主人公の姿、憂鬱な雰囲気などで、作品に対する評価が分かれた。これに対して、彼は「脚本をもらってから、短期間でやると決めました。すでに決めた瞬間から、賛否両論があるだろうと思って出演しました」と語った。コン・ユは「(視聴者の)観点や賛否両論について、あまり違和感はありません。尊重すべき部分だと思います。ネガティブに評価される部分に対して、僕はそのようには思わなかったので出演を決めました。あくまでフィクションで、極端な設定があってこそ伝えたい話があったと思うので、この作品をやることになりました」と語った。具体的に「極端な設定で伝えたいこと」とは何であって、どのようなところに共感したのかという質問に、コン・ユは「作品を終えてから、自分自身について考えさせられました。愛や関係に対する部分や過去についても振り返り、どうしたらいいのかを作品を終えながら考えました」と答えた。また、彼は「愛には正解もないし、様々な形が存在すると思いますが、愛とはこういうものだと提示するのではなく、『あなたが信じている愛とは、どのようなものですか?』と問いかけるものだと思いました。僕にとっては、良い関係とは何かを改めて考えさせられるきっかけとなったので、好評してくださった方だけでも、そのようなことを考えていただけたら嬉しいです」と付け加えた。また、コン・ユはイ・ソヨン(チョン・ユナ)、ユン・ジオ(チョ・イゴン)と比較して節度のある、ノ・インジ(ソ・ヒョンジン)とのベッドシーンについてもコメントした。彼は「特に無理がないと思ったのは、ソヨンとインジのキャラクターが全然違いますし、ソヨンの狂気を説明する上で十分なシーンだと思います」とし「それとは反対に、インジとは感情的な交流が必要なので、ベッドシーンで監督がそのように演出したのではないかと思います。適切な演出だと思って、演技しました」と伝えた。そして、コン・ユは「僕がもう少し脱ぐべきだったでしょうか?」と冗談を言って、笑いを誘った。彼とのインタビューは、12月5日に行われた。2日前に尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領による戒厳令が宣布された影響で、インタビューの中止が議論されていたが、幸い、戒厳令の解除と共に芸能界も沈静を取り戻し、予定通りに開催された。この状況で、一部ではコン・ユの20年前のインタビュー内容に再び注目が集まっていた。当時、彼は最も素敵だと思う男性3人を選んでほしいという言葉に「僕の父、マイケル・ジョーダン、そして朴正熙(パク・ジョンヒ)元大統領」と答えた。これについてコン・ユは、20年前のインタビューが引っ張り出されることに、悔しいと思ったことはないのかという質問に「悔しいというより、政治的な問題や状況が浮上するたびに、むしろ利用されていると思いました」と口を開いた。続けて「また、YouTubeのようなSNSで、僕の意図や意志を一言も発した事がないのに、拡大解釈され、解釈が付け加えられている気がしました。僕の心が実際、そうではないので、あまり反応をしないようにしないとと思いました」とし「また、引っ張り出されるのを見ながら、20年以上、芸能界で多くの状況を見てきましたが、個人的に一人の人間として疑問を抱いたりしました」と明かした。彼は「僕はそのように生きてきませんでしたし、そう生きてもいません。20年前に、この芸能界がどのような場所かも知らずに、考えが甘く慎重ではなかった時に書面で受けた、ファッション誌のインタビューでした。深みのあるインタビューでもなかったのですが、書面で作成したその一言が20年間、まるで荷札のように、何か問題が起きるたびに、それもある一部から出てきているものだと思っています」と、もどかしさを吐露した。しかしコン・ユは「結果論的な話ですが、どうであれ一部の方の気分を不快にさせてしまったという、誤解を生む余地があったとは思います。慎重を期するべき単語だったとも思います。間違った歴史的意識、倫理的意識では生きていませんでした。2日前の事件についても、ここにいらっしゃる全ての方と同じ気持ち、もどかしい気持ちで見守っていたと言いたいです。結果的にはミス、ハプニングとして考えています」と伝えた。また、有名税がもどかしく感じる時もあるのでは、という質問に「僕だけでなく、僕と同じ立場の全ての方が、まったく同じ気持ちだと思います。僕がただ我慢するしかないと思っています。僕はもともと受け入れようとする性格ですが、僕も人間ですので、たまに裏で不貞腐れることもあるでしょう。ただただ、受け入れているのだと思います」と付け加えた。それを聞いた記者は「それではあまりにも辛すぎるのでは」と言うと、コン・ユは「あまりにも辛いのであれば、いつか離れるのではないでしょうか?」とし「ただ軽く、僕も人間ですので。辛ければ休むこともあります。引退、活動中断ではなく、抽象的な意味で。旅行することだってあります」と答えた。彼は「長い間応援してくれるファンの皆さんが、俳優にとって力になります。皆さんが僕の動機付けになり、各自の立場、位置で辛いことも経験しているので、僕だけが辛いのだとは思いません。ファンが存在だけでも無言の力になる時もあります。その力で耐えていると思います」と、ファンへの感謝を述べた。Netflix「トランク」は、11月29日に公開された。
「Mr․プランクトン」ウ・ドファン“役のために運動を休んだら7kg痩せた”
自己管理を徹底した俳優ウ・ドファンが、本人と180度異なる「Mr.プランクトン」のヘジョ役を演じながら感じたことを話した。マイデイリーは最近、ソウル三清洞(サムチョンドン)のあるカフェで、Netflixシリーズ「Mr.プランクトン」に出演したウ・ドファンに会い、作品に関する話を交わした。同作は、間違って生まれた男ヘジョ(ウ・ドファン)の人生最後の旅行に、世界で最も不幸な女性のジェミ(イ・ユミ)が無理やり同行してから起きる話を描くラブコメディだ。この日ウ・ドファンは、「ヘジョの第一印象により、この作品をやりたいと思いました」とし「ヘジョにはどんな行動をするか分からない自由奔放さがあります。しかし、すごく大きな傷を抱えている人です。愛していた人に裏切られ、捨てられました。とても寂しそうに見えました。僕に最もよく合う姿は、そのような凄然さだと何度か言われたことがあります。寂しさを持った子供のような姿こそ、僕が上手く表現できる姿の一つだと思いました。1歳でも若い時に、少しでも自由な時に、このようなキャラクターを表現してみたいと思いました。学校、軍隊、仕事。ある瞬間、自由を忘れて生きていました。ですがヘジョは人目を気にせず、世間と妥協しないため、魅力的でした」と語った。ヘジョと異なり、ウ・ドファン本人は「毎日規則の中で生きている人」であるとし、「長い間そのように生活をしてきましたし、そのような生活が好きです。運動や自己管理に対する強迫観念があるんです。自由なヘジョを描くために、僕が毎日やっていたことをやめてみようと思い、撮影中は運動をしなかったんです。いつもやっていたことをせず、本当に今日だけを生きてみました。元々人にあまり会わない方ですが、あえて約束をしたりもしました。ヘジョを理解するためにはそうしなければならないような気がしたんです」と伝えた。彼が話した強迫観念について詳しく尋ねると、「Netflixシリーズ『ブラッドハウンド』のゴヌのように、規則的に生きてきました」とつけ加えた。続けて「人生の楽しみが運動なんです。撮影のない日は運動をする日になります。無名時代はすることがなく、台本の勉強、ディクションを練習する時間の他に、準備が足りないような気がしたんです。毎日運動することが役立つと思って挑戦しました。19、20歳の時に始めたので、かなり長い間やってきました。大学の時も9時の授業なら、6時に起きて一人で運動をしていました。ヘジョに出会う前は、一生このように生きていかなければならないという考えが強かったんです。今はヘジョとゴヌの中間くらいのバランスを取りたいですね」と話した。今作を撮影しながら運動を休んだところ、かえって体重が減ったという。ウ・ドファンは「10年以上運動してきたので、休んだら体重が減りました。太りにくい体質だからだと思います。『ブラッドハウンド』の時に78kgだったとすれば、『Mr.プランクトン』では71kgでした。筋肉をつけるために努力をたくさんする方なので、少し悲しかったです。『ブラッドハウンド』の時の筋肉を作るためには、1日4食とも鶏のささみを食べなければなりません。しかし、僕は俳優であり、変化する職業です。自分が好きでこの体を維持するのは、俳優としては違うと思いました」と打ち明けた。自己管理の一環として、お酒も飲まないという彼は「なぜお酒を飲むのか、分からなかったんです。しかし、へジョは美味しいものを食べると、ビールを飲みたくなる人です。へジョを演じながら、『お酒を飲むのには、理由があるんだな』と思いました。そのようにして撮影を終えたら、お酒が飲みたくなりました」とし、「いつも運動することでストレスを解消していたとすれば、今回は運動をしなかったので、特にやることがなくて、余計にそうだったような気がします。運動をせずに、自分が決めた規則を守らないと、俳優として成功できないと思っていました。それが正解だと思っていたのですが、必ずしもそうではありませんでした。自分が選んだ生き方に過ぎません。今作は僕の人生の強迫観念を和らげてくれた作品であり、人に対する理解の幅を広げてくれた作品です」と定義した。
「Mr․プランクトン」イ・ユミ“ウ・ドファン&オ・ジョンセとの演技が楽しみだった”
女優のイ・ユミが「Mr.プランクトン」のジェミ役を演じた感想を語った。彼女は最近、ソウル鍾路(チョンノ)区三清洞(サムチョンドン)にあるカフェで行われたNetflix新シリーズ「Mr.プランクトン」(脚本:チョ・ヨン、演出:ホン・ジョンチャン)のインタビューで、ジェミに惹かれた理由と共に、自身が分析したジェミの感情について語った。「Mr.プランクトン」は、間違って生まれた男ヘジョの人生最後の旅行に、世界で最も不幸な女性のジェミが無理やり同行してから起きる話を描くラブコメディだ。イ・ユミはジェミについて「台本を読んだ時、とても魅力的だと思いました。珍しいキャラクターでしたし、素敵な女性だと感じました。裏表がない感じで。こんなに魅力的なのに、私にできるのかと思うほど、私があまりにも欲張りではないかと思いました。私の欲なのかと思いましたが、それでも一度は欲を出してみようと思って臨み、さらに頑張った部分もありますし、それが原動力になって、疲れることなく撮影できました」と話した。役作りの過程については、「ジェミは欠乏が多い人だと思います。寂しさに端を発した欠乏が、オフン(オ・ジョンセ)には理解できないけれど、ヘジョ(ウ・ドファン)は理解できる欠乏の痛みがあるのではないかと思います。私の中にある小さな欠乏を大きく育てて新しいものを探してやってみようと思いました。私にも寂しさがありますが、寂しさを楽しむ人ならどんな人になったのだろうかと思いながら演技しました。生まれた時から家族が全くいないことを感じながら、自分でも理解できるようにたくさん想像しました」と説明した。ヘジョに揺れる気持ちについては、「最初から感情的に悩んでいた人だと思います。子供が産みたいのに産めない状況になり、自分だけの家族を作ることができないという絶望感があり、逃げようとしましたが、逃げられなかった気持ちがあります。それを否定してオフンの気持ちだけを見て近づくのは利己的だと思いながらも、その中でたくさん迷ったと思います。元恋人への感情もあるでしょうし、現在の自分の状況から来る葛藤もありますし、複雑な気持ちがジェミの感情になったと思います」とし「私は安定を追求する人なのでオフンを選んだと思いますが、ジェミとしては仕方のない選択だったと思います。ヘジョとジェミは生まれた時から独りぼっちじゃないですか。その同質感と人は知らない気持ちをお互いに共有するのはなかなか難しいことだと思います。そのような人に出会ったら、ジェミのような気持になると思います」と伝えた。元彼との再会は理解できたかと聞くと、「ジェミの立場から考えれば、あり得ると思います。ジェミが生きてきた人生が彼女をつくったのだから、そういった考え方や対処方法が可能だったと思います。撮影中に理解できない部分があったら質問したり、悩んだりもしました。撮ってからはあまり理解できない部分は残っていませんでした。私が生きてきた人生とジェミの人生は違いますし、生まれた時から一人ぼっちという気持ちは一度も経験したことがないですし、理解できないと思いましたので、そういった部分についてたくさん質問し、寂しさに端を発した感情についてコミュニケーションしていたと思います」と答えた。ヘジョとオフンの愛し方の違いについても語った。彼女は「お互いに愛を交わしたと思います。ただ、オフンからもらった愛の質と方法は違う感じがします。オフンの愛は温かく、大切にしてくれる美しい愛だとすれば、ヘジョの愛は人生のどん底に落ちても認めてくれる荒い愛だと思います。イ・ユミとしては半分ずつ混ぜてほしいですね」と明かした。ウ・ドファン、オ・ジョンセとの三角関係の演技はどうだったのだろうか。彼女は「とても楽しみでした。ジョンセ先輩をとても尊敬し、共演したいと思っていたのですが、三角関係でしたので、どれだけ純愛な姿を見せてくれるだろうかと期待しましたし、ドファンさんもどれほどヘジョの自由な姿と病弱な姿を見せてくれるだろうかと楽しみにしていました。早く演技したいと思って、わくわくしていました」とし、「心配はしませんでした。ジョンセ先輩の笑顔を見ていると、年齢が感じられませんし、澄んでいて良い機運が感じられます。それを壊さないように、美しく見せようと思いました。そうしたらよいケミストリー(相手との相性)が見えてくるのではないかと思いました」と語った。続けて「とてもわくわくしました。現場で最初の撮影がジョンセ先輩と2人で撮るシーンでした。ジェミにコッシン(韓国の伝統的な靴)を履かせるシーンでしたが、とても緊張しました。でも、先輩はとても面白かったです。私の緊張をほぐすためだと思いますが、ふざけたりして撮影する時に面白かったエピソードも聞かせてくれたので、とても笑いました。そうして緊張がほぐれて、俳優としてコミュニケーションしている感じがしました。撮影現場に行くといつも楽しかったです」とし、「先輩に柔らかさを学んだと思います。アクションシーンを撮る時も、極端な状況に置かれている時でさえ、いつもテンポが変わりませんでした。いつも良いエネルギーをずっと持っていく方ですが、それが一番難しいのに完璧にやり遂げるのを見て、私も頑張らなきゃと思いました。良い先輩のお手本を見たような気がしました」と話した。さらにウ・ドファンとの共演については「たくさんおしゃべりして仲良くなっていったと思います。同じチームとして仕事している戦友、友人、同僚だと思ったのは、田畑で撮ったシーンでした。一緒にやっているうちに間が空くことがなくなるほど息ぴったりだったと思います」と満足する様子を見せた。
映画「満ち足りた家族」ソル・ギョング“子供と一緒に観てほしい作品”
映画「満ち足りた家族」で主演を務めた俳優ソル・ギョングが、作品について語った。最近、ソウル三清洞(サムチョンドン)のあるカフェでは映画「満ち足りた家族」で主演したソル・ギョングのインタビューが行われた。同作は、それぞれ異なる信念を持って生きてきた4人が、子供たちの犯罪現場が収められた防犯カメラの映像を見てから、すべてが崩れてしまう姿を描いたウェルメイドサスペンスだ。オランダの作家ヘルマン・コッホの小説である「冷たい晩餐」を原作に制作され、すでにオランダ、イタリア、アメリカなどで映画化された。「世宗大王 星を追う者たち」「ラスト・プリンセス 大韓帝国最後の皇女」「春の日は過ぎゆく」「八月のクリスマス」などを演出したホ・ジノ監督の新作だ。この日、ソル・ギョングは前日に行われたマスコミ向け試写会を通じて作品を観た感想を聞くと、「映画はトロント映画祭で初めて観ました。自分の作品は、どの作品を観てもハラハラします。今作もハラハラしました。監督も様々な映画祭でずっと作品を観てきたと思います。映画祭をまわり、少し編集された感じでした。そのような先入観のためか、昨日はあまりハラハラしませんでした」とし、「試写会の時は顔色を伺いながら観るようになります。記者の方々と観る時は『どのように観て頂けるだろうか』と反応を見ますし、ため息でも出たら『どうしよう』と思います。それでも昨日は皆集中してご覧になっていたようで、よく観て頂けたような気がしました」と冗談を言った。彼は作品に出演したきっかけについて、「前からホ・ジノ監督の作品に出演しなければと思っていました。(僕が監督の)心の中にいたのかどうかは分かりません。そして監督が準備したのが『満ち足りた家族』でした。僕は漠然と、ホ・ジノ監督と一緒にやりたいと思っていました」とし「かなり古い知り合いです。日本に行った時のことです。1999年くらいだったでしょうか、『八月のクリスマス』を撮影していた時でした。海外のある授賞式に行った時、監督に会って、仲良く過ごしました。僕たちの部屋に来て3日間一緒に過ごしたりもしました。そのような縁に比べると、作品でご一緒するのは遅かったと思います」と説明した。彼は初めて台本を見た時を思い出し、「ホ・ジノ監督でなければやらないと言ったかもしれません。どの監督が演出するかによって、明確に変わる作品だと思います。ホ・ジノ監督の繊細さ、信頼があったのでジェワンを演じると言いました」とし「実は、僕は『満ち足りた家族』は曖昧だと思いましたが、監督を見ました。この監督ならよく混ぜることができるだろうという信頼が強かったんです。ややもすればシーンがうるさい感じがしますし、騒音になるかもしれないと思いました。劇中、多くの台詞が出てくるじゃないですか。いわゆる口腔アクションと言われますが、これが自分の耳に届かないと集中できません。集中させるのが演出力だと思います。微細な作業なので、(演出が)とても繊細でなければなりません。ホ・ジュノ監督は集中させてくれるだろうと思いました」と伝えた。彼は劇中、物質的な欲望を優先する弁護士のジェワン役を演じた。彼は殺人者の弁護も厭わない冷徹な弁護士だ。いつも理性的な態度で乱れない姿を見せる人物で、子供たちの犯罪現場が盛り込まれた防犯カメラを見た時も動揺しない。しかし、後半に進むほど変化する姿を見せるという。これに対してソル・ギョングは、「人はみんなそうなのではないでしょうか。役者で言えば、舞台の上と舞台裏の姿が違うこともあると思います。人は、みんな二面性がありますから」とし、「おそらく、子どもたちが法廷にまでは行かないでほしいと思いつつも、可能性を考えたと思います。様々な可能性を考えた時、ジェワンの後半の選択は、彼の選択肢のうちの一つだったと思います。ジェギュ(チャン・ドンゴン)は態度が豹変する人物ですが、ジェワンは一貫している人物です。また、親として子供の犯罪現場が映った防犯カメラを見た時、『このままでは問題が深刻になるかもしれない』と思ったのでしょう」と分析した。ホ・ジノ監督との相性も伝えた。彼は「プリプロダクションを丁寧にやる監督だったんです。『春の日は過ぎゆく』の時は有名でした。現場で俳優とたくさん会話をされるそうです。バスの中でイ・ヨンエさんと一日中会話をしたとお聞きしましたが、僕もたくさん目撃して、それを俳優4人とたくさんしました」とし、「主に現場で冗談のようにアイデアをぽつんと言うんです。そのようなディテールが、ジェワンの二面性を表現する上で役に立ったと思います」とコメントし、「実は監督に初めて会った時は、恋愛映画をしたかったのですが、いい年になって台本をもらえないですから。(そのようにして)こんなに強いものをやることになりました」とし、笑いを誘った。「第48回トロント国際映画祭」をはじめ、海外有数の映画祭に19回も出品されるという驚きの成果を見せ、海外で好評を博した「満ち足りた家族」。しかし、韓国で公開される時は、同じように緊張したという。ソル・ギョングは「海外での好反応は、実は期待していなかったんです。後でグループチャットにシェアされるレビューを見て、『あれ?』と思いました。反応が良くてテンションが上がりました。そして『後は韓国のマスコミだ!』と思いました。そのため昨日の記者会見は、本当に裁判所に行くような気分で、すごく緊張しました」と語り、「(トロントでは)すごく好評していただきました。評価も細かくしてくれて、アンサンブルの話が一番多かったと思います。(それを見て)『1次関門は通過した、問題は韓国だ』と思いました」と笑った。最後にソル・ギョングは、「『満ち足りた家族』は、1回観て終わるのではなく、両親であればぜひお子さんと観てほしい映画です。ある海外の観客も必ず子供と一緒に観たいと言っていました。どんな教育よりも良い作品だと思います」とつけ加えた。
映画「満ち足りた家族」スヒョン、デビュー後初めて韓国映画に出演“ホ・ジノ監督に対する信頼があった”
デビュー後初めて韓国映画に出演し、「胸がいっぱいです」と語ったスヒョン。ハリウッドの大作映画で活躍した彼女は「韓国作品に出演するために出演を諦めた海外作品が数本あります」とし、「韓国の映画人になりたいという願いが大きかったんです」と喜びを表した。映画「満ち足りた家族」(監督:ホ・ジノ)は、それぞれの信念をもって生きていた4人が、子供たちの犯罪現場が映った防犯カメラ映像を見てから、すべてが崩れていく姿を描いたウェルメイドサスペンスだ。スヒョンは映画「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」を通じてハリウッドに進出し、「ダークタワー」「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」などハリウッドの大作映画に出演し、世界的に認められるハリウッドスターに浮上した。このように韓国国内外で精力的な活動を続けているスヒョンは、「満ち足りた家族」で初めて韓国映画に出演した。スヒョンが演じたジスは、普段から自己管理を徹底し、クールな性格の人物だ。ジスは子供たちが犯罪を犯したことを知った後、冷静に状況を見守り、真実を把握しようと努力する。最近行われたインタビューでスヒョンは、韓国映画デビュー作として「満ち足りた家族」を選んだことに対して、「ホ・ジノ監督に対する信頼がありましたし、日常的なキャラクターだという部分もよかったです。自分に合った服だと思いました」と話を始めた。また、「初めて映画界からオファーが来た時は、露出があったり、ダークな役ばかりだったんです」と明かしたスヒョンは、「しかし、『満ち足りた家族』のジス役ははっきりとした色が決まったキャラクターではなく、状況を見ながら行動する人なのでそこがよかったですし、未熟な若い母だということにも共感しました」と話した。実際に(韓国の年齢で)5歳の娘を育てている彼女は、「未熟で若い母の演技は、本当の母親でなくてもできると思います。しかし、赤ちゃんを抱くことだけは本当に上手にやれると思いました。赤ちゃんもまるで演技指導を受けたように泣いてほしい時にちゃんと泣いてくれたんです」と伝えた。2019年にシェアオフィス「wework」元代表のチャ・ミングン氏と結婚したスヒョンは、結婚5年で離婚を伝えた。「映画公開の直前にプライベートなイシューが知られ、困惑しなかったか」という質問にスヒョンは、「そこまで慌てませんでした。公開のタイミングを自分で決めたわけではないですから。水が流れるように受け入れました」と話した。続いて「最近、映画市場が厳しい状況ですし、公開自体が自分にとっては幸せな過程なのに、自分の私的なことが迷惑をかけたり、そのせいで気分が曇る必要なないじゃないですか。楽しい気分で公開を待っています」と伝えた。「第29回釜山(プサン)国際映画祭」の開幕式で大胆なデザインのドレス着て話題になったスヒョンは、それも5歳の娘が選んでくれたものだと話しながら、「運命だと思いました。レッドカーペットに立つ時に着るドレスを探す過程で、CHANELから2着のドレスを提案してもらったんです。コレクションで見て個人的に気に入っていたドレスがその中にあったので、試着もせず、『これを着ます』と言いました。試着には娘も同行したのですが、娘も綺麗と言ってくれました」と話した。娘のために「女性としてもっとかっこよく、できることを最大限成し遂げたい」というスヒョン。彼女は「女性としての存在感、自尊心を重要視しています。娘にもっとも見せたい姿でもあります。受動的で順従な女優にはなりたくありません。挑戦して変えられるもの、違うようにやれる部分があれば挑戦したいです。女性たちにとって正しくないことがあれば、それにぶつかってみたいです。そのような女優になりたいです」と覚悟を語った。自ら決めた今年のキーワードは「成長」だというスヒョンは「韓国作品に出演するために諦めた海外の作品はたくさんありました。キャスティングが確定したものの、スケジュールのために諦めたこともあります。リアルな演技を見せたいと思っています。果敢な、それがルックスでも感情でも、整えられていないものを見せたいです」と目標を明かした。
韓国で大反響!高田夏帆、チェ・ダニエルとの共演に「初恋を思い出す」の声も!韓国生活のエピソードを大公開
「日韓ロマンス 婚前恋あい」が、日本(ABEMA)で好評配信中! 韓国にやってきた3人の女性が、自分の理想のタイプに合った韓国人男性と仲を深めていく様子を描いた韓国発の恋愛リアリティ。韓国で放送された当時は、初々しい日韓ロマンスが多くの視聴者をときめかせた。そんな「日韓ロマンス 婚前恋あい」に出演した高田夏帆が、Kstyleのインタビューに登場! 番組内でカップルとなったチェ・ダニエルとの裏話や、韓国での生活、最近ハマっていることなど、たっぷりと語ってくれた。 韓国生活を満喫!「グルメにコスメ、コンビニも大好き」――「日韓ロマンス 婚前恋あい」が日韓で大好評ですね。初めて本格的に韓国に進出されたかと思いますが、現地での生活はいかがでしたか?高田夏帆:日本での仕事がある時は日本に戻り、終わったらまた韓国に来て、2拠点生活をしている感覚でした。外から家に帰ると福田未来ちゃん、太良理穂子ちゃんがいて、「おかえり」「ただいま」を言い合ったり、今日は「おかえり」が聞こえないから私が先に帰ってきたのか、寂しいな、とか、1人暮らしに慣れていたので毎日心が温かかったです。朝まで秘密のガールズトークが止まらなかった日も。楽しかったな~シェアハウス。そうそう、私の2ヶ月に渡る舞台も2人は観に来てくれて。今だに続いているご縁、大切にしていきたいです!――韓国でオフの日はどのように過ごしていましたか?お気に入りのお出かけスポットなどがあれば教えてください。高田夏帆:せっかくなら家に籠るより色んな場所に繰り出したいなと思って、バスに乗ってたくさんお出掛けしました。聖水(ソンス)は若者の街という感じでオシャレだったな。ふらっとコスメ屋さんに入ってみたり、洋服屋さんに入ってみたり。そこで買ったfweeのリップ&チークは、今もずっとお気に入りです。――韓国で食べて美味しかったものは何ですか?高田夏帆:韓国は海鮮が本当に新鮮で美味しい! 動いているタコを目の前で調理するんです! せっかく食べるなら美味しいものを食べたい性分なので、韓国に詳しい友達に聞いてグルメを楽しみました。次は釜山(プサン)に行ってみたいです。――韓国のコンビニも日本とは異なる雰囲気がありますが、韓国でコンビニに行ったら必ず買う! という商品は?高田夏帆:ヨーグルトに丸いクッキーが入ってるviyott! 流行っていると聞いて、食べてみたら美味しかった! 三角牛乳も、甘くて大好きでよく飲んでいました。それとT-moneyカードが可愛くて、毎回どんなデザインがあるのかチェックしちゃいます。本当に可愛い!――日本との違いに驚いたことがあれば教えてください。高田夏帆:撮影スタイルが全く違う事に驚きました。女性のスタッフさんが多くて、距離も近くてなんでも話せちゃう! とても刺激的でした!――その他、韓国関係でハマっていることなどあれば教えてください。高田夏帆:これを機に韓国語を喋れるようになりたいと思って、耳から慣らしていこうと韓国の音楽を沢山聴いています。番組で使われていた音楽も良いものばかりで、気になって調べたり。最近はキム・ピルさん、赤頬思春期さん、AKMUさんの曲を聴いていますね。 チェ・ダニエルとのカップルが大反響!「終わるとき悲しかったのが本音」――「日韓ロマンス 婚前恋あい」の放送時は「日本の有名女優さんが、なぜこんなところに?」や、「彼女のキャスティングを成功させた番組側の人脈がすごい」という声もあり、皆さん出演の経緯が気になっているようです。以前から韓国でのお仕事に興味はあったのでしょうか?高田夏帆:6年前に「仮面ライダービルド」のヒロインを務めてから、有難いことに国境を超えて色々な国に愛されて認知が広がりました。私のInstagramのフォロワーさんは、日本の方が50%もいなかったりします。そういった経緯から、「日本を超えて海外」と言うことは頭の片隅に常にあります。だけど、まさか韓国でお仕事いや、デートをする事になるなんて思いもしませんでした。きっかけは、「韓国の方とデートをする恋愛リアリティショーがあるんだけど出てみない?」と事務所の人に声を掛けられたこと。私の事務所は韓国の芸能の方とたくさん提携していて、韓国とのお仕事の窓口が広いんです。学生の頃は「テラスハウス」を観ながらああでもない、こうでもないと喋っていた私でありますから、デートする側に回るということには興味津々でした。――韓国では番組を機に高田さんのファンになったという方が続出していますね。高田夏帆:妹の友達が韓国に住んでいるのですが、たまに私の話題になるらしくその度に「友達のお姉ちゃんなんだよ」と話すと驚かれて、「ファンですって伝えて!」と言われるとの事。なんか照れくさいですね、嬉しいです。「日韓ロマンス 婚前恋あい」のYouTubeのコメントでは「この番組を見て妻と恋愛を再開する事にしました」「2人を見ていると初恋を思い出す」なんてコメントも。感情が動き出す素敵なきっかけになっていることが本当に幸せです。一生懸命日本語でDMを送ってくれるのも、可愛らしくて嬉しいですね。――チェ・ダニエルさんとの微笑ましいデートも「お似合いカップル」と大反響でしたが、裏話などが気になります。高田夏帆:「日韓ロマンス 婚前恋あい」の撮影が終わって、スタッフさんから私の荷物の配送の準備をしていると聞いた時は「本当に番組が終わってしまう実感がするから、荷物よ日本に届かないでくれ~!」と少し悲しかったのが本音です。そしてこれもまた裏話なのですが。ダニエルさんは僕よりかほちゃんが良く映っていればそれが1番良い、とスタッフさんに言っていたみたいで。それを耳にした時本当に本当に感動しました。デートのチョイスも見てわかる通りずっと私ファーストでした。ダニエルさん自身はアピールする事をせず私の良さを引き出せるようなデート場所にいつも連れて行ってくれました。私は韓国で初めて本当の意味でのレディーファーストを体験したかもしれませんっ!――現在も韓国での活動を望む声がたくさん寄せられていますが、これから挑戦してみたいことなどはありますか?高田夏帆:私にできる事、なんでも挑戦していきたいです! 実はとある韓国の歌番組に呼んでもらい、12月に韓国で歌わせてもらう事になったんです。これは私にとって正真正銘大きな挑戦の1つ。日本の歌を歌いたいなと思っているんですが、選曲がこれまた迷いに迷い中。韓国の番組は後々YouTubeにUPされる事も多いので、おそらく日本の方は公式YouTubeで番組を観られるかも? 気長に待っていて下さい!こうやっていろんな事に挑戦していける環境に感謝しなくてはいけないですし、伝えたいなと思った時に伝えられるように韓国語を勉強したいと思っていて。一旦今の現状を勝手に報告しておきますね? 参考書1冊やり終えましてDuolingoを始めてみたり。今ぼんやりとですが、ハングルが読めるようになりました〜! そして家庭教師さんを付けて韓国語を教えてもらってます。神! これがまた1人でやるより断然進むんです! 神! 久しぶりにノートを作ったり、単語帳を作ったりこういう勉強は学生ぶりでして、まだまだ道のりは長そうです。韓国でもまた心踊る事をやれたら楽しそうだなぁと夢見て、今は黙々と勉強中です。 映画、CM、バラエティにマルチに活躍!「忍者選手権」優勝も――以前からドラマや映画、CM、舞台、バラエティ、特撮などマルチに活躍されています。ご自身が活動するうえで、意識していることなどはあるのでしょうか?高田夏帆:お芝居、歌、バラエティ、スポーツ気付いたら色んなジャンルの道を歩いてきました。自分で決めるのではなくて、自分が求められているのなら120%で返すのみ。お声がけ頂いたものには、出来る限り挑戦していきたいんです。思いがけない景色と感情に出会えるから。時には失敗して傷付いたとしても、それを次の自分の力に変えて、バネにしていく。もし辛い事が起きたとしても、「最初からやりたい事だけやってる人なんていない。やりたい事をやる為にやりたくない事をやるんだ」いつも自分にそう言い聞かせています。――「全日本忍者選手権」優勝という経歴も、かなり気になります。高田夏帆:全日本忍者選手権大会は、当時レギュラーで出ていた「Rの法則」と言う番組の企画で参加させていただきました。運動神経が良いという理由だけで選ばれたのですが、たまたま前回優勝した人が応募し忘れて大会に出られなかったので、ポッと出の私が優勝しました(笑)。何を練習をすれば良いのかわからず、とりあえず2週間走り込みをしてましたね。やれる事はやりたいなと思っていました。――走り込みといえば、東京マラソンで自己ベストを更新されていましたね!高田夏帆:人生で1番最初のフルマラソンの参加は、横浜マラソン。それも、密着系のテレビ番組を撮りたいけどフルマラソンに参加してくれる人が見つからずという経緯で挑戦することに。当時は忍者選手権大会優勝? どういうこと? 運動神経良いってこと? って感じだったと思うのですが、本番3週間前というギリギリのスケジュールもあって「高田さんはどう?」となったようです。当時フルマラソンの知識が全くなかったのですが、学生時代に陸上部だったという理由だけで「走れます! 挑戦したいです!」の一点張りを貫きました。周りは「ろくに練習もせず参加して、まさか完走できると思ってなかった」と驚いていました。無知って強いですね(笑)!――アクティブな一面も魅力的な高田さんですが、元気の源はなんですか?高田夏帆:こうして振り返ると、私は運が良いんです。たまたまなんです。ただ、その運を努力と根性と忍耐力で形にしてきたつもりです。頑張れば、必ずいつか何かに繋がってくる。その瞬間が自分を褒めてあげられる唯一の瞬間だと思っています。心から喜べるし、自分の手で自分を幸せにしてあげられたのだなって思えます。自分で自分をたくさん褒めてあげたいんです。だから、ひたむきに頑張れるのかな。――最後に、ファンの皆さんにメッセージをお願いします。高田夏帆:新しく私を見つけてくれた人も、古株だぜって人も。高田夏帆を楽しみの一部にしてくれて、いつもありがとうございます。言葉が違えど愛情表現が違えど、皆で優しく分かち合っていただいて、そんな姿を見て私は幸せな気持ちになるんです。環境は移りゆくものだけど、私は何も変わりません。ただ、進化はしていきますので、安心して推し活して下さい(笑)。あまり先のことは考えすぎずに、小さな幸せに気付けるように一歩一歩丁寧に大切に歩いていきたいです。そんな私にそっと付いてきて下さいね。■関連情報ABEMA『日韓ロマンス 婚前恋あい』好評配信中■関連リンク・高田夏帆Instagram・高田夏帆 X・高田夏帆 プロダクション尾木オフィシャルサイト
映画「満ち足りた家族」チャン・ドンゴン、6年ぶりのスクリーン復帰に“セリフ一つ一つが大切に思えた“
チャン・ドンゴンが6年のブランクを経て、「満ち足りた家族」でスクリーンに復帰した。好評を博している新作への期待、そして2人の子供たちへの愛情、妻コ・ソヨンに関する話まで公開した。ソウル鍾路(チョンノ)区昭格洞(ソギョクドン)のカフェで、映画「満ち足りた家族」の主演俳優チャン・ドンゴンのインタビューが行われた。同作は、それぞれの信念をもって生きていた4人が、子供たちの犯行現場が映った防犯カメラの映像を見ることになり、すべてが崩れていく姿を描いたウェルメイドサスペンスだ。原作となったオランダの作家ヘルマン・コッホの小説「冷たい晩餐」は、すでにオランダ、イタリア、アメリカなどで映画化されている。「世宗大王 星を追う者たち」「ラスト・プリンセス 大韓帝国最後の皇女」「春の日は過ぎゆく」「八月のクリスマス」などを演出したホ・ジノ監督の新作だ。「満ち足りた家族」は「第29回釜山国際映画祭」の「韓国映画の今日-スペシャルプレミア」セクションに公式出品、「第48回トロント国際映画祭」のガラプレゼンテーションセクションにも公式出品され、プレミア上映された。また、「第26回ウーディネ極東映画祭」「第18回ロンドン韓国映画祭」「第35回パームスプリングス国際映画祭」「第26回台北映画祭」など、19回も公式出品された。そして、「第44回ポルト国際映画祭」では、監督週間最優秀脚本賞、「第39回モンス国際映画祭」では脚本賞を受賞し、世界中の評論家たちから好評を博している。チャン・ドンゴンは劇中、道徳的で正義感の強い人物ジェギュ役を演じた。ジェギュは原理原則を重視し、名誉に関わることであれば苦労も厭わない道徳的で優しい小児科医だ。人を救うことを仕事とし、それらに関連する確固たる価値観を持っているが、ある日、息子の衝撃的な犯行現場が収められた防犯カメラの映像を見ることになる。自分が正しいと信じる信念と強くぶつかる事件に立ち向かう人物だ。チャン・ドンゴンは2018年に韓国で公開された映画「王宮の夜鬼」以来、6年ぶりにスクリーンに復帰した。先立って彼は2020年、親しい同僚の俳優チュ・ジンモと交わした私的な会話の一部がハッキングで流出し、議論を呼んだ。彼はインタビューが始まると同時に、「実はこの場にとても緊張しています」とし、「映画を楽しんでくださり感謝しています。映画について気になることも多いと思いますが、私の個人的なことも気になることが多いと思います」と語った。彼は作品より個人的なことで注目されることを心配しながら、理解を求めた。続いて、「遠まわしな話ですが、これは自分一人の映画ではありませんし、みんなで作った映画の雰囲気も良いので、もしかしたら映画に悪い影響を与えるのではないかととても心配しています」と語った。数日前のマスコミ向け試写会で「裁判所に入る気分だった」と明かしたが、これについて「久しぶりの映画ということもあり、最近の作品で好評を得られなかったので、そのように思いました。好評とヒットを渇望していました」とし、「楽屋からマスコミ向け試写会の会場に入る通路が暗くて短かったのですが、一瞬そのように思いました。配給の際には『トロント映画祭』のような反応が出なかったので心配しました。でもマスコミ向け試写会では、笑いもたくさん起きて、良かったと言ってもらい、俳優4人が急にホッとした瞬間がありました。よかったです」と当時を振り返った。そして、「最初にシナリオをもらったときはどうだったか?」という質問には、「ソル・ギョング兄さんが先にキャスティングされていました。僕が今まで演じてきた役柄ではなく、本当に現実にいそうなキャラクターでした。『こんな役をやったことがなかったんだ』と思いました。しかも、ジェギュという人物が、どのような人物なのかわかるような気がしました。自分をこのキャラクターに映し出すことができると思いました」と明かした。また、彼は「僕も子供を育てているので、その心情が理解できました。映画でキャラクターについて説明する時、兄のジェワンは冷徹で、弟のジェギュは善良だという先入観がありました。それを少しひねって人間のあり方を見せることもできると思いました」とし、「単に外見的な善良さではなく、すべてを引き出して見せることができそうでした。そして、ホ・ジノ監督とは、前作を一緒にやった経験があるので、良い作品になると思いました」と話した。2010年にコ・ソヨンと結婚した彼は、韓国を代表するトップスター夫婦として知られている。同年に息子を授かり、2014年には次女が誕生した。「満ち足りた家族」を撮影した際、父親としてさらに没頭する点もあったという。彼は「映画の中の子供たちが、あまりにひどく描かれるのではないかと心配しました」とし、「僕は娘が初めて幼稚園に通っていた時のことも鮮明に覚えています。小さな問題でも『大変なことになるんじゃないか』と思いました。他の人にとっては大した問題ではないことが、大事に見えました。この映画も親の過度な悪い想像が、キャラクターに設定されています」と明かした。オファーを受けて、妻のコ・ソヨンと話をしたという彼は、「シナリオをもらって、こんな映画があると妻に話しました。すでにリメイクされていた映画2本を2人で一緒に観たのですが、映画を観た限りでは、ジェワン役の方がうまく演じられると思いました。ただ妻が『あなたには弟のジェギュ役が似合っている』と言ったので、ジェギュをもう少し深く観察したら、その言葉の意味がわかりました。ジェワンとジェギュだと、ジェギュの方が自分に似ていると思いました」と説明した。彼らは、普段は作品に関する会話はあまりしないという。「僕たち夫婦は、あまりたくさん話す方ではないんです。オファーを受けたらシナリオを一緒に読むのですが、完成した作品を観ながら、あれこれ会話するほうではありません」と言及した。妻のコ・ソヨンの空白期については、「妻の空白期が長くなり、僕も残念に思っています。妻も演技をしたいようです。たまにオファーを受けることもありますが、簡単ではありません。期間が空けば空くほど、出演することがますます難しくなります。『自分にうまくできるかな』など、あれこれ考えることが多くなり、時間がより空いてしまいます」とし、妻の苦しみに理解を示した。中学生の息子と、小学生の娘を持つ父親チャン・ドンゴン。今回の映画には、親として共感できる部分が多かったという。「俳優同士でこの映画のタイトルを何にすればいいか考えてみましたが、『子なしが最高』という結論に至りました(笑)。それほど子供の問題については、親として共感できるところが多かったんです。息子と娘が一人ずついるのですが、息子はまだ思春期ではないので、仲が良い方です」と語った。また、「娘とは相性が良く、よく遊びます。娘はお茶目で面白い子です。会話が弾み、冗談もよく言い合います。娘と過ごす時間が楽しいです。子供たちがまだ赤ちゃんだった頃のパパの厳格な姿はほとんどなくなりました」と告白して笑いを誘った。また「『満ち足りた家族』がチャン・ドンゴンの再起作のようだ」という言葉に対し「俳優としてやり直す気分です。映画を撮影しながら演技をする心構えが大きく変わりました。今までの映画は、何か自分ではないものから取り出して、付け足しながら作っていました。でも『満ち足りた家族』では、自分の中にあるものから何かを見つけ、それを表現しましたが、このような経験は初めてだったように思います。久しぶりに俳優としてこの映画を撮影しながら、期待が少し芽生え始めました」と打ち明けた。最後にチャン・ドンゴンは、「あのこと(私生活をめぐる騒ぎ)があってから、再び撮影現場に立ったのですが、不思議で新しい気持ちが生まれました。大切な気持ちでした」とし、「20代前半にデビューして有名になり、多くの人から愛されたのですが、現場やセリフ一つ一つが、以前より大切に思えました。当たり前のことではないということを知りました。だから逆に自分の中でこのような変化が生まれているようです」と笑顔を見せた。映画「満ち足りた家族」は、2025年1月17日に日本でも公開される。
映画「満ち足りた家族」キム・ヒエ“現在進行形で活動している女優として記憶されたい”
女優キム・ヒエが、映画「満ち足りた家族」のビハインドと自身の話を語った。最近、ソウル三清洞(サムチョンドン)のカフェで映画「満ち足りた家族」で主演を務めたキム・ヒエのインタビューが行われた。「満ち足りた家族」は、それぞれ異なる信念を持って生きてきた4人が、子供たちの犯罪現場が収められた防犯カメラの映像を見てから、すべてが崩れてしまう姿を描いたウェルメイドサスペンスだ。オランダの作家ヘルマン・コッホの小説「冷たい晩餐」を原作に制作された。「ラスト・プリンセス」「春の日は過ぎゆく」「八月のクリスマス」などを演出したホ・ジノ監督の新作だ。この日、キム・ヒエは「『八月のクリスマス』『春の日は過ぎゆく』などを私も観ました。俳優なら誰でも一緒に仕事をしてみたい監督だと思っていましたが、これまでは誘ってもらえず、こんなに年をとってから誘っていただいて、本当に嬉しかったです」と笑った。また、「ホ監督は監督だけのノウハウがありますし、ユニークだと思います。すごく悩まれる方で、とても純粋な気持ちで作品に対する熱意をお持ちなので、自分も頑張らなければならないと思いました。僕もホ監督の演出世界にどっぷり浸かる機会になりました。シナリオも文学的でしたし、俳優たちも豪華で、その一員になれたことがとても嬉しかったです」と参加のきっかけを明かした。キム・ヒエは、ジェギュ(チャン・ドンゴン)の妻で、すべての仕事を完璧にこなすワーキングマザーのヨンギョン役を務め、家族を守ろうとする両親のリアルな内面を描いた。これに対してキム・ヒエは、「これまで台詞も演劇的でドラマ的な役柄を多く演じてきましたが、今回は生活に密着した台詞を話しました。もちろん、みんな専門的な職業がありますが、より母親というポジションに合わせた役柄でした。かわいいところもある役だと思います」と語った。続けて、「ヨンギョンはどこでも最善を尽くしますし、素直で、熱い人です。前向きに考えたら、全てが肯定的に見えるものです。子供のためならできないことはないですが、スヒョンさんと対立するシーンでは我慢せずに、言いたいことは全部言うのを見ると、性格がいいとか悪いとかよりも、その瞬間に忠実で、最善を尽くす人物だと思います。ストレートでわがままに見えますが、良いことをする時は後ろに下がりません。後ろでぶつぶつ言うこともできるのに。それよりは卑怯じゃない人だと思います」とキャラクターを解釈した。撮影中、大変だったエピソードについても語った。特に食事のシーンのために何度も撮影を繰り返したと明かしたキム・ヒエは、「私も最初は、この演技はご飯を3回食べれば終わると思っていました。しかし本当にくたびれるまで撮影しました。感情も維持しなければならないですし、簡単な方法より、過程が少し苦しい方が結果的にやりがいを感じることが多かったように思います。欠かせない名シーンだとも思っています」とし、「実を言うと、私はいつも最初のテイクが好きで、たくさん撮るのはあまり好きじゃありません。しかしそれぞれのスタイルがあるので、尊重しますし、喜んでいくらでも撮りました」と笑って見せた。共演した俳優たちとのケミストリー(相手との相性)も伝えた。特に「THE MOON」「旋風」に続き「満ち足りた家族」まで、3作連続で共演したソル・ギョングについて彼女は「とても素晴らしい俳優です。一緒にカメラの前で演技するのが楽しかったです」とし、「運命だったのだと思います。『旋風』も、『THE MOON』の最終日にオファーをいただいて共演することになりました。(相次いで作品が出ることで、)今まで集めておいたものを全て使ったような気もします」と話した。またソル・ギョングが、キム・ヒエとの現場撮影のエピソードについて「ベテランなのに、新人のように頑張っている」と言及したことにも答えた。彼女は「私は自分が頑張っているなんて分かりませんでした。でも、みんなそうするんじゃないですか? そのために来ているのだから、しっかりやらないと」と話して笑った。また、「今思えば、4人がそれぞれ担当したパートがありますが、最初は兄弟の物語だと思い、『迷惑をかけてはいけない、頑張らなければいけない』という気持ちもありました。撮影してモニターの前まで行ったり来たりすると大変なんです。だから座ったままポジションを守っていたのですが、頑張っているように見えたようです。私は他の作品をやる時もそうしています」と説明した。スヒョンとの共演も良かったと伝えた。彼女は「トイレでスヒョンさんと心理戦をするシーンがありますが、トロント映画祭の時も、外国の方もそのシーンをよく理解して、楽しんでくれました。世界的にも感じる気持ちは同じなんだなと思いました」と語り、「私も撮影していてとても楽しかったです。スヒョンさんはモデルのように綺麗で美しい方ですが、サバサバして性格も良くて、妹じゃなくて友達のように思いました。彼女がいるとその場が楽しくなりました」と称賛した。作品以外のキム・ヒエの話も聞くことができた。彼女は、華やかだった「釜山(プサン)国際映画祭」の瞬間を振り返りながら、自分の人生の信念を伝えた。彼女は「女優としてカメラの前に立ち、人々と一緒にいるのも幸せですが、完全に自分自身でいる時、自分自身のための時間を過ごす時、充実していると感じます」とし、「理由を考えてみたのですが、女優として人気があればたくさん呼んでくださいますし、『私がトップに立っているんだ』と思いますが、振り返ってみれば、何でもないのです。しかし、それとは違う自分だけの人生を持っていると揺るがないんです。演じているその瞬間はもちろん幸せですが、劇からすぐに戻ってきて生きる、素朴な暮らしが幸せです。女優として歓声を浴びることも幸せですが、毎回そのような瞬間ばかりだったら、たぶん私は精神病になっていたと思います。たぶん、他の人もそうではないかと思います」と自身の考えを明かした。演技の心構えについても語った。彼女は「経歴は長いですが、むしろプレッシャーが増したように思います」とし、「若い頃と違ってプレッシャーというものを感じていて、そのプレッシャーから脱却しなければならないというプレッシャーも感じます。(今は)もっとリラックスして、もっと自然で、もう少し大人になって、もっと(周りを)サポートしよう。このような様々な考えを持っています。自分だけが頑張ってもダメですし、みんなで一緒にやっていかないといけないと思います。演技以外のことも考えるようになります。もう少し自然体でやっていきたいという思いがあります」と伝えた。今後の計画についても語った。彼女は「作品のオファーをたくさん受けていそうだ」という質問に「ありません」と笑い、「最近、ある有名な監督に会ったのですが、その方がさり気なく、社会的な話題になっている女性について話し、『そういった役もできますか?』と言われました。私は価値があれば出演します。私が今まで見せたことのない、新しい自分を引き出すことができる役ならやりたいです」と熱意を見せた。また、彼女は「『このような女優として記憶されたい』という考えは持ったことがありませんが、現在進行形で活動している女優として記憶されたら、ありがたいことだと思います。どのように残るのかまでは考えていませんし、むしろ忘れられるのも悪くないと思います。私は今までそうやって選択してもらいながら生きてきました。偉大な俳優たちも、公平に時代の前に消えていくのを見ると、私もそうなるんじゃないかと思います」と淡々と語った。最後に、「最近は映画がヒットするかどうかに非常に敏感で、ダメージが大きい状況です。そんな中、真正性のある作品が完成しただけでも大きな価値があると思いますし、感謝しています」とし、「映画がやや暗く題材が重いので、海外の映画祭では退屈されるのではないかと思ったんです。しかし、こんなに多くの映画祭に招待され、評価も良くて驚きました。もちろん演技も頑張りましたが、これほどまでに楽しく観ていただけるとは思いませんでした。一方では韓国的な物語だと思いましたが、笑えるところでみんな笑ってくれました。ただ、韓国の観客はどのように受け止めてくださるか気になっています」と明かした。
Daybreak、ニューアルバム「SEMICOLON」を発売”今年はターニングポイントだった”
バンドDaybreakが、ニューアルバムで今冬を豊かに満たす。彼らは最近、ソウル江南(カンナム)区のあるカフェで、新しいミニアルバム「SEMICOLON」の発売を記念するインタビューを行った。今回のアルバムには「共にしてきた昨日と近づく明日をつなぐセミコロン」というメッセージが盛り込まれた。同名のトラック「SEMICOLON」と「Old&Wise」がダブルタイトルに選ばれ、「Rhythm,この夜は」「Forever」まで全4曲が収録された。Daybreakは「久しぶりにご挨拶するのでワクワクしていますし、緊張もしています。新曲の発売は本当に久しぶりです。楽しく聴いて頂きたいです」とカムバックの感想を語った。今回のアルバムにはイ・ウォンソクが全曲の作詞に、メンバー全員が曲の制作に参加し、彼らならではの率直な音楽をが完成した。新曲についてイ・ウォンソクは「久しぶりに発売するアルバムであるだけに、EPアルバムですが、フルアルバムに劣らず僕たちが伝えたい話をぎっしりと盛り込みました。Daybreakの昨日と今日、明日をすべて味わえる歌です。『SEMICOLON』というタイトルを提案された時、ピリオドやコンマなど様々な含みを持たせることができるだろうと思いました」と話した。イ・ウォンソクは、具体的にタイトル曲と収録曲に込められた意味を説明した。彼は「タイトル曲『SEMICOLON』は別れの歌です。相手は気持ちを整理したかもしれませんが、僕の感情は整理されていない時に訪れる後悔や未練を表現しました。『Old&Wise』は、今僕たちが置かれている現実の中で、これからこのように生きたいという話を込めた楽曲です。10代の初々しく、熱かった瞬間を満喫している人々には共感できない話かもしれませんが、現実に押されて多くのことが削られている人なら共感できる楽曲だと思います」と伝えた。続けて「3、4番トラックは以前作っていた楽曲を新しいプロデューサーたちとコラボして新たに制作しました。『Rhythm,この夜は』は、Daybreakの現在の姿を込めた楽曲で、『Forever』はファンに伝えたかった話です。僕たちが同じ音楽を聴いて共感し、永遠にこの感情を共有したいという希望を込めたファンソングです」とつけ加えた。4曲のうち、なんと2曲をタイトル曲に選定した彼ら。タイトル曲に集中するより、グループが伝えたいメッセージを優先にして決めたことだという。イ・ウォンソクは「音楽作業の終盤にダブルタイトルに決まりました。作業を始めた時にデモが完成して、絶対に『SEMICOLON』がタイトル曲だと思いましたが、歌詞がついてレコーディングが終盤に差し掛かった時、『Old&Wise』も多くの方に共感して頂ける話だと思いました。そのためダブルタイトルにしました」と答えた。「SEMICOLON」はポップロックジャンルのタイトル曲で、Daybreakの代表曲とはコントラストをなすユニークな雰囲気の楽曲だ。アルバムに盛り込まれた彼らの過去、現在、未来のうち、この曲は未来を意味する。イ・ウォンソクは「作業方式の多角化を試みた曲です。これまで多くの方がDaybreakの楽曲と言えば、明るく軽快でポジティブな楽曲を思い浮かべるじゃないですか。そうでない曲もこなせるという表現の拡張性から、現在と未来だと思います」と伝えた。メンバーたちが「SEMICOLON」に対してタイトル曲だと確信した理由は何だったのだろうか。キム・ジャンウォンは「色々な楽曲がタイトル曲の候補になりましたが、『SEMICOLON』が圧倒的な支持を受けました。メンバーたちが皆、この機会にマイナーな楽曲を試みたいと考えました」と答えた。キム・ソニルも「季節感も重要でした。悲しい楽曲なのですが、平凡なバラード曲のリズムを持っていないので。ムードはある程度維持しながら、洗練されたDaybreakの姿をお見せすることができると思いました」と説明した。「Old&Wise」は、2007年に発売されたDaybreakの1stアルバムの収録曲「Bumper Car」の次の話で、再びn番目の青春を歌う。曲の雰囲気は異なるが、2曲の中で「傷だらけ」という話者が繋がる。イ・ウォンソクは「僕たちが生きていく中で嬉しいことも多いのですが、傷はなかなか消えません。そのような状況で前に進むことが重要だというメッセージを盛り込んだのが『Bumper Car』です。そのように進んでいるうちに、ずっと僕の姿が消されたり、諦めなければならなくなり、スピードが遅くなるのです。ある時は後ろに行くような気がしますし、僕がよく生きられているのか混乱する瞬間が来ました。結局『一番守らなければならないことは何か?』について悩んだ話が『Old&Wise』です。悲劇で終わらないメッセージですので、希望的だと思います。10年ほど後には『Old&Wise』の次の話ができると思います」と語った。この時期に「Bumper Car」の次の話をすることになった理由を聞くとイ・ウォンソクは「十数年休むことなく走ってきました。今後ろを一度振り返ってみたら『こうだったんだ』『今僕たちはこうやって生きているんだ』という風に見ることができました。今年がDaybreakのターニングポイントになる時期でした。そのため、今話せる内容だと思いました」と答えた。彼らは今回のアルバムをきっかけに、より多くの新曲でファンに会いたいと希望を語った。イ・ウォンソクは「新曲をたくさん発売したいです。これまで積んできた話を来年には新曲で頻繁に発売したいと思っています。それが実現するかどうかは、見守ってください」とし「新曲を発売すると、あまりにも煙のように消えてしまう時代ですので、意欲がなくなってくる時もありますが、来年は疲れず、頻繁にご挨拶したいと思います」と強調した。
YOUNITE、1stシングル「Y」でカムバック“僕たちの存在の理由を証明した1年だった”
YOUNITEが、1stシングル「Y」をリリースし、急成長を証明した。先立って彼らは、これまでと差別化されたコンセプトのオフィシャルフォトと、より幅広くなった音楽スペクトルを誇るハイライトメドレーやミュージックビデオの予告映像などを次々に公開し、アーティストとして一段と成長した姿でカムバックの雰囲気を盛り上げた。さらにYOUNITEは、韓国で11月に放送終了したMnet「ROAD TO KINGDOM:ACE OF ACE」でENHYPENの「Bite Me」、aespaの「Armageddon」など、K-POPのヒット曲を自分たちだけのカラーで再解釈し、毎回素晴らしいステージで実力派グループとして注目を集めた。この勢いに乗って、YOUNITEはこれまでの爽やかな魅力に加え、洗練されていながらも大胆な試みで、生き生きとしたエネルギーに満ちた今作「Y」を完成させた。タイトル曲「TASTE」は、YOUNITE特有の爽やかな魅力に成熟したセクシーさを加えたヒップホップトラックだ。この他にも、愛の魅惑的な力を香りになぞらえて感覚的に表現したポップR&Bトラック「Perfume」と、YOUNITEのこれまでの旅を応援してくれたファンに感謝の気持ちを伝え、これからの旅も一緒に歩んでいきたいという気持ちを込めた「Episode」まで、計3曲が収録された今作は、一段と成長したYOUNITEの音楽的成果を存分に感じることができる。―― 11月に放送終了したMnet「ROAD TO KINGDOM:ACE OF ACE」以来、1ヶ月ぶりのカムバックですが、お気持ちはいかがですか? ウンサン:様々なステージを経験することができた、僕たちにとってとても貴重な番組でした。番組で学んだことをもとに、今回の活動でさらに成長した姿をお見せするため一生懸命に準備したので、これからYOUNITEが披露する多彩な姿に期待してほしいです。ヒョンソク:「ROAD TO KINGDOM」を通じて本当に多くのことを学びました。今回のカムバックはそこでの学びをもとに準備したので、たくさん期待してください!シオン:番組を通じて貴重な経験をしましたし、その経験をもとにさらに成長したYOUNITEをお見せできるカムバックになると思います。―― 今回のシングル「Y」は、YOUNITEの成長が際立つ作品だと思いますが、紹介をお願いします。ウンホ:シングルですが、それぞれ異なる魅力を持つ3つのトラックで構成されているので、YOUNITEの新しい姿を十分に確認できると思います。どの曲も完成度が高く、本当に充実した作品だと思います。DEY:YOUNITEが新しいスタートを告げる作品なので、これまでのアルバムとは雰囲気が大きく異なります。ファンの皆さんに一段と成長したYOUNITEの姿をお見せできると思います。―― タイトル曲「TASTE」の紹介と、メンバーが考えるリスニングポイントを教えてください。STEVE:「TASTE」は、中毒性のあるホイッスルサウンドとグルーヴィーなムードが際立つ曲です。今まで経験したことのないYOUNITEの新しい味を感じることができると思います。ウノ:メンバーたちの個性的な声色が詰め込まれた曲なので、いつでも気軽に聴ける曲だと思っています。特に、ささやくパートが魅力ポイントです! ―― タイトル曲「TASTE」は、Mnet「ROAD TO KINGDOM:ACE OF ACE」に参加したプロデュースチームINHOUSEと初めてコラボした曲として期待を集めましたが、曲を準備するにあたってエピソードがあれば教えてください。ウンホ:以前から個人的に親交があったチームなので、デビュー当初から一緒にコラボしたいと思っていて、「ROAD TO KINGDOM」をきっかけに直接連絡しました。コラボする度に良いシナジー(相乗効果)が生まれたので、今回の作業も本当に楽しかったです。これからもずっと一緒に作業できることを願っています。ギョンムン:「ROAD TO KINGDOM」の時から息を合わせてきたので、僕たちに対する理解度が高く、作業しやすかったです。レコーディングの過程でメンバーに合う発声や潜在能力を引き出してくれて、より完成度の高い曲が誕生したと思います。―― タイトル曲の他におすすめしたい曲を教えてください。STEVE:「Episode」をおすすめします。歌詞が本当に感動的で、YOUNITEの旅を思い出すことができる曲だと思います。ウノ:「Episode」です。ファンの皆さんのための曲でもありますし、叙情的な歌詞とメンバーの優しい歌声が調和して、YOUNIZ(YOUNITEのファンの名称)に大きな感動を与えると思います。―― 3番トラック「Episode」は、ウンサンさんが作詞・作曲に参加したと聞きましたが、きっかけを聞かせてください。ウンサン:「ROAD TO KINGDOM」を応援してくれたファンの皆さんとメンバーを見て感じた気持ちをもとに書いた曲です。「ROAD TO KINGDOM」のエピソードは8話で終わりましたが、YOUNITEとYOUNIZのエピソードはこれからも続くというテーマの曲ですが、「続けていこう、新たなエピソードに向かって」という歌詞のように、これからも一緒に物語を書いていきたいです。一緒にいてくださってありがとうございます。―― シングルで2024年を締めくくることになりましたが、今年はYOUNITEにとってどんな一年でしたか? シオン:2024年を含め、デビューしてから今まで、時間が経つにつれてよりカッコよく成長してきたYOUNITEとシオンの姿をお見せするために突っ走ってきた日々でした。そのため早く過ぎた一年でしたが、後悔のない時間だったと思います。ギョンムン:「ROAD TO KINGDOM」に参加し、本当にあっという間に一年が過ぎました。その分、情熱を燃やした一年だったし、ファンの皆さんにYOUNITEの存在の理由を確実に証明した2024年だったと思います。―― 2025年の計画と抱負を聞かせてください。ヒョンソク:今回の活動を一生懸命に、そして楽しく終え、来年はもっと成長した姿で、様々なステージを通じてファンの皆さんにお会いできるように努力します。―― YOUNITEといつも一緒にいてくれるYOUNIZに一言お願いします。ユンホ:YOUNIZ! 今年も本当にたくさんのことがありましたが、最後まで応援してくださって本当にありがとうございました! これからも一緒に幸せでいましょう! 愛しています! STEVE:YOUNIZ! すごく久しぶりに会えると思うととても楽しみです。早く新曲を披露して、もっと楽しい思い出を一緒に作りたいです。ウンサン:人として、そして音楽で、長く付き合う友達になりたいと思います。ヒョンソク:YOUNIZ! ずっと待ってましたよね? 今回のカムバックを一生懸命に準備したので、YOUNIZはただ楽しんでください!!ウノ:YOUNITEを輝かせてくれる存在、YOUNIZ! いつもありがとうございます。DEY:いつも僕たちを応援してくれて、素敵な言葉をたくさん言ってくれて、本当にありがとうございます。僕たちがYOUNIZを通じて原動力を得るように、YOUNIZにとってもYOUNITEが人生の原動力になったらうれしいです。ギョンムン:YOUNIZ! 今年ももうすぐ終わろうとしています。今年も僕たちと一緒に歩んでくれて本当にありがとうございます。傍にいてくれると思うと本当に力になりますし、いつも皆さんの愛をもらっています! いつも感謝の気持ちばかりです。これからももっと大きな力を与えることができる、最も素敵なYOUNITEになるので、傍にいてくれますよね? 待っています。愛してます!シオン:YOUNIZがいてくれるから、もっとかっこよくて美しい、そしてさらに成長していく姿だけを見せたいという気持ちが僕を動かし続けます。これからもよろしくお願いします!
「組み立て式家族」ペ・ヒョンソン、パク・ボゴムに似ているという反応は“ありがたいけれど恥ずかしい”
「組み立て式家族」に出演した俳優ペ・ヒョンソンが、パク・ボゴムと似ているという反応に「ありがたいですが、恥ずかしいです」と語った。最近、ソウル江南(カンナム)区駅三洞(ヨクサムドン)のあるカフェで、JTBC水曜ドラマ「組み立て式家族」に出演した俳優ペ・ヒョンソンの放送終了を記念するインタビューが行われた。同作は血が繋がっていないが、家族だと思って10代を共にした3人の男女が10年ぶりに再会し、繰り広げられるストーリーを描く青春ロマンスだ。ペ・ヒョンソンは劇中、カン・へジュン役を演じ、ある事情で幼い頃、母親のお見合い相手だったユン・ジョンジェ(チェ・ウォニョン)の家で実の息子のように生きてきたキャラクターを演じた。この日、放送終了を控えた感想を聞くと「実は放送がスタートしてあまり時間が経っていないような気がしているのに、もう放送終了のインタビューをしているなんて寂しいです。まだ未解決の話が少し残っていますので、最後の方も面白そうです。楽しみです」と語った。今回の作品であだ名が「泣き虫」であったほど、泣くシーンが多かった彼は「1話につき1回は泣いたと思います。涙を流すのが大変じゃないかとよく言われました。もちろん大変でしたが、演技をしてから感じるやりがいの方が大きいと思います」と伝えた。バスケットボール選手を演じるため、一からバスケットボールを習ったというペ・ヒョンソン。彼は「バスケットボールは昨年8月から準備を始め、高校の最後の部分を撮る頃に撮影してくださいました。そのため4月頃に撮影し、その時も練習しました。『京城クリーチャー』の撮影の最後の方だったのですが、撮影のない日にバスケットボールを習いながら一緒に撮影しました。週に2、3回ほど、1、2時間ずつ練習して準備しました」と説明した。続けて「バスケットボールは全くできませんでした。基礎から学びながら一生懸命に準備しました」とつけ加えた。方言の演技も目を引いた。彼は「方言もバスケットボールと一緒に学びながら、慶尚道(キョンサンド)出身の演技の先生のところに行って、撮影が終わるまで練習しました。撮影現場でも、撮影チームのスタッフの中に慶尚道出身の方が多かったんです。イントネーションが間違っていないか聞きながら、録音したものを送ってチェックしてもらい、練習しました」と語った。ペ・ヒョンソンの方言には反応が分かれた。彼は「僕は方言だけではなく、様々な部分で残念なところがあると思います。その地域出身ではないので僕も足りない部分がありました。次にまたやることになったら、もっと準備しなければならないと思います」と率直に明かした。劇中、慶尚道の方言を使わなければならなかったが、ペ・ヒョンソンの実際の故郷は全羅道(チョルラド)全州(チョンジュ)だ。そのため、慶尚道の方言を使うことは難しくなかったのだろうか。これについて彼は「僕に方言を教えてくださった演技の先生は、地方出身の人の方が、方言を習得するのがはやいと言っていました」と話した。彼は今作で、19歳の高校生から29歳の成人までを演じなければならなかった。演技においてどのような差別化を図ったのだろうか。彼は「19歳のへジュンは、感情を表に出さないことが多かったです。一人で我慢して泣いてはバレて、後から状況を説明したりしました」とし、「成人してからは、人前で泣いても隠さず、表現しました。状況が悪化する前に自分の感情を表して、高校生のへジュンとは異なる姿を見せようと思いました」と語った。今作を撮りながら彼は「パク・ボゴムに似ている」と言われた。特に「応答せよ1988」でテク(パク・ボゴム)の父親役を演じた俳優チェ・ムソンが一緒に出演したことも注目された。これに対してペ・ヒョンソンは「そう言っていただけるとありがたいですね」と言いながらも、「恥ずかしいです」と答え、笑いを誘った。