ファン・シネ
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「プロデューサー」少女時代 テティソからチョ・ユニまで…豪華カメオ出演陣を公開
KBS 2TVの新金土ドラマ「プロデューサー」の豪華カメオ出演陣が公開された。「プロデューサー」の制作陣は、視線を奪うカメオ出演陣を公開した。女優ユン・ヨジョンとクム・ボラ、ファン・シネ、ヒョニョン、チョ・ユニ、少女時代のユニットテティソ(テヨン、ティファニー、ソヒョン)がその主人公だ。まず「1泊2日」シーズン4のメンバーとして女優ユン・ヨジョン、クム・ボラ、ファン・シネ、ヒョニョンが特別出演して楽しさを与える。彼女たちは公開されたスチールカットでピースサインをして明るく微笑んでいるが、これは劇中ラ・ジュンモ(チャ・テヒョン)の野心作「1泊2日」のオープニングシーンである。ユン・ヨジョン、クム・ボラ、ファン・シネ、ヒョニョンが「1泊2日」のメンバーとしてどんな活躍を披露するのか好奇心をくすぐる。また、チョ・ユニは芸能情報番組「芸能街中継」のプロデューサーで、ペク・スンチャン(キム・スヒョン)の片思い相手として特別出演する予定だ。チョ・ユニが演じるヘジュは、ペク・スンチャンの大学時代の先輩で、ペク・スンチャンがKBSバラエティ局に入社するきっかけになった人物だ。これにペク・スンチャンが新人プロデューサーとして入社し、初めて出会った時に喜ぶヘジュの写真が公開され、目を引く。そしてテティソがカメオとしてサプライズ登場し、人形のようなルックスでKBSバラエティ局の雰囲気を盛り上げた。テティソは劇中でも少女時代として出演し、登場だけでも周囲の視線を奪うなど、彼女たちの出演に対する期待感を高めている。「プロデューサー」の制作陣は「KBSバラエティ局の物語に喜んで出演してくれた出演者たちに感謝する。そのおかげでより豊かで面白いエピソードを見せることができると思う。リアルと仮想を行き来するキャラクターで楽しさを与える予定だ。今週の初放送をたくさん期待してほしい」と伝えた。「プロデューサー」は、毎日続く徹夜、夜更かし、センスと体力で武装したKBSのバラエティ局の、完璧なスペックを持つがどこか抜けている人たちが描くリアリティ溢れるバラエティドラマだ。パク・ジウン脚本家とソ・スミンプロデューサーがタッグを組み、俳優チャ・テヒョン、コン・ヒョジン、キム・スヒョン、IU(アイユー)などが出演する。明日(15日)夜9時15分に韓国で放送をスタートする。
韓国スターのコスメ&ファッション、どこの製品?流行アイテムを徹底分析
スターたちは何を着て、どこの化粧品を使っているのだろうか。スターと関連する質問はキリがない。これがドラマや映画、バラエティ、コメディ番組に間接広告(PPL:テレビ番組や映画に特定会社の商品を小道具として登場させること)が溢れる理由だ。今回は読者が知りたがるスターの衣装やコスメ、彼らが選んだ流行アイテムを隈なく調べてみた。Q. この前、インターネットで見た黒いトレンチコートを着たチョン・ジヒョンさんが持っていたカバンをふと思い出しました。きれいなデザインがオフィスルックによく合いそうですが、どこの製品ですか?A. 最近、イベント会場に登場したチョン・ジヒョンが選んだカバンはrouge & loungeのFLASH VIAバッグです。きれいな四角形のボディにブランドのエレメントであるVカットのモチーフ装飾でアクセントを与えた製品です。前にオープンポケットがあり、小物の収納に便利です。99万5000ウォン(約9万9500円)Q. 付き合ってからあまり時間が経っていないカップルです。MBCドラマ「キールミーヒールミー」でチソンがファン・ジョンウムに婚約指輪を渡していました。シンプルなデザインのペアリングでしたが、鍵に似たデザインが印象深かったです。どこのブランドの製品ですか?A. ドラマでチソンがファン・ジョンウムにプロポーズしながら渡した指輪は、フレンチセンシュアルジュエリーDIDIER DUBOTの製品です。愛の錠で有名なパリの橋ポンデザールからインスピレーションを受け、錠をモチーフにして製作されたこの指輪はポンデザールコレクションです。14Kのローズゴールドとアンティークメッキの高級感ある仕上げが特徴です。69万8000ウォン(約6万9800円)、65万8000ウォン(約6万5800円)Q. 普通のガールズグループよりも綺麗なファン・シネお姉さんのファンです。この前、SNSで化粧品を一つ公開していました。ファン・シネ姉さんが使っている製品なら全部使ってみたいです。詳しい製品の情報を教えてください。A.コンピューター美人と呼ばれる女優ファン・シネさんのファンですね。ファン・シネさんが公開したジンロクリームはNATURE REPUBLICのジンセンロイヤルシルクウォーターリークリーム(Ginseng Royal Silk Watery Cream)です。6年根の紅蔘と純度95%のゴールド、ローヤルゼリー、黄金の繭から抽出したシルクアミノ酸など、大事な栄養成分がたっぷり含まれたプレミアムクリームだそうです。私も一度使ってみたいです!60ml 6万6000ウォン(約6千600円)Q. tvN「ホグの愛」の愛聴者です。ドラマを見ながらいつもAFTERSCHOOLのユイさんが使う化粧品が気になっていましたが、第10話に詳しく出てきました。製品だけ見るとどこの製品なのかよく分かりません。ユイが使ったアイシャドウとリップスティックに関する情報を教えてください。A. ト・ドヒ役を熱演したユイさんのメイクアップを注視しましたね。第10話に出てきたユイの化粧品はジョルジオアルマーニのアイティント8号とルージュエクスタシー512番です。劇中のハツラツとして堂々としたイメージとよく似合うカラーです。実際に放送後、売り場に問い合わせが殺到したそうです。春によく合うカラーですので一度挑戦してみてください! アイティント6.5ml 4万8000ウォン(約4800円)台、リップスティック4g 4万ウォン(約4000円)台Q. 天気も少し温かくなり、アウトドア活動も増えそうで着心地のいいパーカを買おうとしています。偶然、JTBCで放送している「ソナム女子高探偵団」でチャン・ギヨンが着た黒いパーカーを思い出しましたが、数字のプリントが目立ちました。どこの製品ですか?A. 「ソナム女子高探偵団」第11話でチャン・ギヨンが着たJambangeeのパーカーをご覧になったようですね。この製品はベーシックなデザインの黒いパーカーで、スクラッチ加工を施したナンバープリントと両側のタイポプリントが特徴のアイテムです。この製品とロールアップジーンズを合わせれば軽快なキャンパスルックを演出することができます。4万9000ウォン(約4900円)Q. アイドル、特にガールズグループのSNSをよく見ている女子大生です。この前miss Aのフェイがハチミツのようなリップオイルというコメントと共にセルフショットを掲載しました。この頃は季節の変わり目であるためか、リップケア製品に興味がありますが、この製品はどうですか?価格と容量も教えてください。A.miss Aのフェイが公開したリップオイルはクラランスの製品です。正確な名称はクラランスインスタントライトリップコンフォートオイルです。厳選された3種類の濃縮オイルが塗った瞬間、唇になめらかになじみ、栄養を与え、滑らかで健康的な唇になるよう手助けします。オイルなのにべたつかないジェルタイプのテクスチャーで、季節の変わり目に良いアイテムになりそうです。7ml 2万8000ウォン(約2800円)
ファン・シネ、SM C&Cと専属契約を締結…チャン・ドンゴン&キム・ハヌルらと同じ事務所に
女優ファン・シネがSM C&Cと専属契約を締結した。SM C&Cは6日、「ファン・シネと専属契約を締結した。新しい家族を迎えただけに、今後の精力的な活動のために積極的に支援する」と明らかにした。ファン・シネはMBC第16期公開採用タレントで芸能界にデビューし、MBC「シンデレラ」「危機の男」「カン・ホドンのベストカップル」などに出演し、都市的で洗練された魅力で愛されてきた。また最近はケーブルチャンネルStoryOn「Let 美人」でMCに変身し、5シーズン連続してMCを引き受け、関心を受けた。SM C&Cにはコン・ヒョンジン、キム・スロ、キム・ハヌル、チャン・ドンゴン、カン・イェウォンなどが所属している。
ファン・シネ「Let 美人5」でもMCとして活躍“初撮影終了”
女優ファン・シネがStoryOn「Let 美人5」で再度MCを務める。これでファン・シネはシーズン1からシーズン5までMCを務めることになった。StoryOn側は22日、OSENに「ファン・シネが『Let 美人5』のMCになった。すでに先週末に行われた志願者の面接に直接参加し、初撮影を成功裏に終えた」と明らかにした。「Let 美人」は外見にコンプレックスを抱き苦しむ人々のために様々な分野の専門家たちが力を合わせ、外見の変身のみならず、心理的・社会的関係において新しい人生を生きていけるようにサポートするメイクオーバーショーである。昨年放送された「Let 美人4」はニールセン・コリアとCJ E&Mが共同で開発したコンテンツパワー指数(CPI)でMBCバラエティ「無限に挑戦」を押さえて総合1位になるなど、関心を集めた。「Let 美人5」は3~4月に本格的な撮影に突入し、5~6月頃に韓国で放送される予定だ。
MBLAQ ミル「ファン・シネとの初収録後に起きられず…気を吸いとられた」
アイドルグループMBLAQのミルが、女優ファン・シネに愛情を表現した。ミルは28日午後、ソウル麻浦(マポ)区上岩洞(サンアムドン)CJ E&Mセンターで行われたSTORY ON「Let 美人4」の記者懇談会で、「今回の機会を通じて、ファン・シネさんに初めてお会いした」と述べた。さらに「最初の収録の日、ファン・シネさんがシックでカリスマ性があって、実際に近づき難かった。だから収録の翌日はベッドから起きられずにずっと寝ていた。なぜそうなのか気になって母に聞いたら、『気を吸われたんだ』と言っていた。本当に大変だった」と告白し、笑いを誘った。また「幸いにも、次の収録では温かく接してくれた。ギャップが素敵だ。ファン・シネさんのほかにも、ホン・ジミンさん、Lady Janeさんもとてもよく接してくれる。たくさんの愛を受けている」と説明した。2011年に放送がスタートしたSTORY ON「Let 美人」は、外見のせいで肉体的、精神的に苦痛を受ける女性たちが、自身のコンプレックスを克服する過程を描いたメイクオーバーショーだ。韓国内で最高の専門家たちが力を結集し、一般人出演者たちの外的な変身のみならず、心理的、社会的関係など、新たな人生のための内的な変化を引き出し、深い感動と共に好評を受けている。MCファン・シネを中心に、MBLAQのミル、Lady Jane、ホン・ジミンが合流した「Let 美人4」は、韓国で29日夜11時から放送が始まる予定だ。
【PHOTO】MBLAQ ミル&ファン・シネ&Lady Janeら「Let 美人4」記者懇談会に出席“頑張ります!”
ホン・ジミン、ファン・シネ、Lady Jane、MBLAQのミル(左から)が本日(28日)午後、ソウル麻浦(マポ)区上岩洞(サンアムドン)CJ E&Mセンターで開かれたStoryOn「Let 美人4」の記者懇談会でポーズを取っている。ファン・シネ、ホン・ジミン、MBLAQのミル、Lady Janeが出演する「Let 美人4」は、ルックスのせいで肉体的、精神的に苦しんでいる女性たちがコンプレックスを克服する過程を描くメイクオーバーショーで、明日(29日)から韓国で放送がスタートする。
「熱愛」メインキャスト5人のキャラクターが際立つポスターを公開“高まる期待”
SBS新週末ドラマ「熱愛」(脚本:パク・イェギョン、演出:ペ・テソプ)のポスターが公開された。「熱愛」の制作会社は25日、メインキャストである5人の俳優チョン・グァンリョル、ソンフン、チェ・ユニョン、ファン・シネ、シム・ジホのキャラクターごとのカラーが盛り込まれたポスターを公開した。「熱愛」の葛藤の中心に立っているカン・ムンド役のチョン・グァンリョルは、金と権力を取るために家族までも捨てる野心家らしく、冷たい表情でみんなから背を向けている。その反面、カン・ムンドの隠れた女から前妻を追い出し、大企業の奥様になるホン・ナンチョ役のファン・シネは、チョン・グァンリョルを奪われないように抱きしめながらも、何かを求めるような強い眼差しで存在感を見せた。また、父親であるカン・ムンドとは別の人生を生きようとするカン・ムヨルの気持ちを代弁するように決然とした表情をしているソンフンと、悲劇的な運命で絡まった男性と恋に落ちてしまうハン・ユジョン役のチェ・ユニョン、父親と愛する女性を奪われた嫉妬心にとらわれた表情のホン・スヒョク役のシム・ジホがいる。彼らが出演する「熱愛」は、二人の男女の切ない愛と彼らを巡る様々な人物たちの成功と衰退を通じて人生の喜怒哀楽を描く作品である。韓国で28日午後8時45分に初放送される。
【PHOTO】少女時代 ソヒョン&イ・ウォングン「熱愛」制作発表会に出席“お似合いカップル”
23日午後、ソウル汝矣島洞(ヨイドドン)63シティでSBS週末ドラマ「熱愛」(脚本:パク・イェギョン、演出:ペ・テソプ)の制作発表会が行われ、俳優イ・ウォングンと少女時代のソヒョン、ソンフン、チョン・グァンリョル、ファン・シネ、チェ・ユニョン、チョン・ミソン、キム・ユンソ、ジン・セヨン、ウ・ヒジン、オ・デギュ、チョン・スギョン、イ・ハンウィ、ユン・ミラ、カン・ソジュンらがポーズを取っている。「熱愛」は、親世代の対立と運命により悲劇を経験する3人の男女の切ない愛と熾烈な成功を描いたドラマで、28日に韓国で第1話が放送される。
「張禧嬪」キム・ジミから「野王」スエまで…韓国ドラマにおける悪女列伝
55年の韓国ドラマ史上の悪女たちトップ女優には必須最近SBS月火ドラマ「野王」でのスエの悪行が話題になっている。成功と野望のために、自分のことを愛してくれる男性を冷酷に裏切る悪女ぶりが視聴者たちの怒りを買っているのだ。面白いことに劇中のスエの悪行がひどくなればなるほど、視聴者はドラマにはまり、視聴率も上がるという。悪女に対する視聴者の関心が高いという意味であろう。そのため気になった。55年の韓国ドラマ史を輝かせた悪女たちは果たして誰なのか。ここにスエ顔負けの悪女たちを集めてみた。1.恨む女たち:少女の幽霊から九尾狐まで悪女と言えばまずホラードラマの主人公だろう。その中でも最も有名なキャラクターはやはりKBS「伝説の故郷」の九尾狐(クミホ)である。1977年、第1代目の九尾狐、ハン・ヘスクをはじめ、チャン・ミヒ、キム・ミスク、ソヌ・ウンスク、チャ・ファヨンなど当代のトップスターが相次いで九尾狐役を演じた。当時業界では「九尾狐を演じないとトップスターとして認められない」という雰囲気があったほどで、女優の間で九尾狐役を手に入れようと、プライドを掛けたバトルが繰り広げられたこともあるという。視聴者から愛された九尾狐というキャラクターは、1989年に「伝説の故郷」が打ち切りになってから一時的に姿を消していたが、1996年に「伝説の故郷」が復活し、パク・サンア、ソン・ユナ、ノ・ヒョンヒ、キム・ジヨンなどが九尾狐役を熱演した。特に1997年に放送されたソン・ユナの「九尾狐」は、現在までも度々話題に上がるほど、しっかりとしたストーリーとキャラクターを誇る名作である。同作は2010年に制作されたハン・ウンジョン主演の「九尾狐伝~愛と哀しみの母~」のモチーフになっていることでも有名だ。「伝説の故郷」が過去を時代背景にしたのであれば、1990年代にはその時代背景を現代に移したホラードラマが数多く制作された。1994年のMBC納涼特集ドラマ「M」が代表的である。同作はチョン・セホ監督とイ・ホング脚本家が演出と脚本をそれぞれ担当し、女優シム・ウナが主人公に起用され、52.2%という驚くべき視聴率を叩き出した作品である。青色に変化するシム・ウナの瞳と変声された声は複数のバラエティ番組でパロディ化されたほど大人気だった。「M」の大ヒット後、「蜘蛛」のイ・スンヨン、「星」のコ・ソヨン、イ・ソラなどが納涼特集ドラマのヒロインとして活躍し、SBS「ゴースト」のミョン・セビン、KBS 2TV 「RNA」のペ・ドゥナがその後を継いだ。2.歴史上の悪女:張禧嬪から張緑水まで伝説の九尾狐よりひどい歴史上の悪女もいた。粛宗(スクチョン)の悪妻で朝鮮時代最悪の悪女と呼ばれる張禧嬪(チャン・ヒビン)がその良い例である。第1代目のキム・ジミをはじめ、これまでナム・ジョンイム、ユン・ヨジョン、イ・ミスク、チョン・インファ、チョン・ソンギョン、キム・ヘス、イ・ソヨンが張禧嬪役を演じた。張禧嬪もトップ女優なら誰もが演じたがるキャラクターの一つとして挙げられる。今年3月に放送されるSBS「チャン・オクチョン」では美人女優キム・テヒが9代目張禧嬪としてキャスティングされ、期待が高まっている。燕山君(ヨンサングン)の愛妾張緑水(チャン・ノクス)も忘れてはならない人物である。燕山君の寵愛と朝鮮時代の士林(サリム:儒者集団)の憎悪を一身に受けた稀代の妖婦である張緑水は色気たっぷりな妖艶さと強烈な個性を武器に視聴者を釘付けにしたキャラクターである。1971年から「思母曲」のコ・ウナをはじめ、「朝鮮王朝五百年-雪中梅」のイ・ミスク、「燕山君」のカン・スヨン、「王と妃」のU;Nee(ユニ)などが張緑水役を演じ、そのうち、1995年の「王妃チャン・ノクス~宮廷の陰謀~」のパク・チヨンは圧巻と言えるほどの演技で視聴者から絶賛された。「燕山君に張緑水がいたとすれば、光海君(クァンヘグン)には金介屎(キム・ゲシ、後の金尚宮)がいる」という言葉もあるほど、金介屎も何回もドラマ化された歴史上の悪女である。仁穆大妃(インモクテビ:先代王・宣祖(ソンジョ)の継妃)を廃庶人(ペソイン:王族が庶民の位に落とされること)にさせ、大北派(世子(セジャ:王の跡継ぎ)の座を巡り光海君を推す勢力)の窓口として光海君と密な関係であった金介屎は、後に宣祖毒殺説の背後にいた人物とされるなど、宣祖や光海君時代において最も権力に近づいた女性だった。これまで「暴君 光海君」のウォン・ミギョン、「宮廷女官キム尚宮」のイ・ヨンエ、「ホ・ギュン~朝鮮王朝を揺るがした男~」のイ・ジュファ、「王の女」のパク・ソニョンが金尚宮役を演じた。3.怖い姑たち:「旅路」のパク・ジュアから「百年の遺産」のパク・ウォンスクまで世の中の嫁たちにとって九尾狐、張禧嬪より怖い存在は姑かもしれない。歴代ドラマの中には視聴者をヒヤッとさせた姑たちが数回登場した。そのはじまりをたどると、1972年に放送されたKBSドラマ「旅路」のパク・ジュアが挙げられる。嫁入りしてきたテ・ヒョンシルを酷く虐待しいびり続けたパク・ジュアの名演技は、その後数多くの姑キャラクターの手本のような存在となった。1975年のヒット作KBS「馬夫」のヨ・ウンゲも悪辣な姑の典型とも言えるケースである。嫁いびりが酷い姑役を演じきったヨ・ウンゲはあまりにもリアルな演技のせいで、不本意にも視聴者から憎まれた。同作でヨ・ウンゲが口癖のように言っていた「よくもやってくれたわね」という台詞は、当時の独裁政権を風刺する表現として流行したという。1977年のMBC「後悔します」のキム・ヨンリムにも言及しておきたい。1961年にデビューしてからずっと怖い姑や厳しい母親役を演じてきたキム・ヨンリムは、「後悔します」でも嫁キム・ヘジャを誤解し、ひどくいじめる姑役を見事に演じた。キム・ヨンリムの実の息子であるナム・ソンジンは「『後悔します』が大ヒットしてしまい、母が怖い姑だと誤解されて結婚しにくかった」と悩みを明かしたことがあるほどだった。1970~1980年代にはパク・ジュア、ヨ・ウンゲ、キム・ヨンリム、カン・ブジャなど体格の良い中堅女優たちが主に姑役を演じていたが、1990~2000年代にはパク・ウォンスク、キム・ジャオク、イ・フィフャン、ヤン・グムソク、パク・へミのような華麗な王妃タイプの女優たちが悪い姑役を多く演じた。最近MBC「百年の遺産」で主人公のユジンをいじめる役を演じているパク・ウォンスクは、過去にも「星に願いを」「冬鳥」などで二重人格の様なずるい性格の姑役の真骨頂とも言える演技を見せた。2000年に放送されたKBS連続ドラマ「好きだからしょうがない」でのキム・ジャオクの演技も見事だった。若い頃は恋愛ドラマの可憐な主人公を演じていた彼女が同作では息子のチョン・ボソクと結婚したバツイチのチョン・ソンギョンをビシバシといびるヒステリックな役を演じ、視聴者を驚かせた。キム・ジャオクの変身のお陰か、「好きだからしょうがない」は延長に延長を重ね、30%台という高い視聴率を記録した。4.図々しい不倫女たち:「砂の城」のキム・チョンから「私の男の女」のキム・ヒエまで今も昔も不倫ドラマは女性視聴者がよく見るジャンルのドラマである。不倫ドラマの元祖は1969年のMBC「カエル夫」までたどりつくことになるだろうが、不倫ドラマが全国的な反響を呼んだのは、1988年のMBCドラマ「砂の城」といってもいいだろう。言葉のマジシャンと呼ばれるキム・スヒョン脚本家が執筆し、キム・ヘジャとパク・グンヒョンが夫婦役を、キム・チョンがパク・グンヒョンの不倫相手役を演じた。全8話であるため、スピーディーで大胆な描写で大きなセンセーションを巻き起こし、主婦の間では砂の城ブームが起きたほどだった。「砂の城」の放送当時、韓国ではソウルオリンピックが開催されていたが、同作の人気があまりにも高かったため、MBCはオリンピック中継を諦め、「砂の城」を放送したほどである。そのため「砂の城」はソウルオリンピック期間中に唯一通常通りに放送されたドラマとなった。女優キム・ヘジャは同作で1988年の「MBC演技大賞」を受賞した。キム・スヒョン脚本家はそれから20年後の2007年、「砂の城」の拡大版といえるSBS「私の男の女」を世に送り出し、もう一度ブームを巻き起こした。キム・ヒエが大変身を成し遂げ、不倫女役を演じたことで話題になった同作は、刺激的なテーマにもかかわらず、人生に対する深い洞察力と人間の内面の孤独を冷静に表現して高い評価を得た。最高視聴率は36.8%であり、その年のSBSドラマの中で最も高かった。お陰でキム・ヒエは2007年の「SBS演技大賞」を受賞した。その他にもMBC朝ドラマ「妻の復讐~騙されて棄てられて~」のチ・スウォン、SBS週末ドラマ「糟糠の妻クラブ」のキム・ヒジョン、SBS連続ドラマ「妻の誘惑」のキム・ソヒョンなどが図々しい不倫女役をリアルに演じ、ドラマの人気に貢献した。5.復讐ドラマのヒロインたち:「青春の罠」のシム・ウナから「妻の誘惑」のチャン・ソヒまで男に裏切られたドラマの中の女たちの復讐は、何よりも冷たくて怖い。復讐ドラマの元祖を言うなら、1979年にMBCで放送された「青春の罠」を挙げることになるだろう。金と名誉に目がくらんだ男イ・ジョンギルと彼に裏切れた後、復讐を仕掛ける女イ・ヒョチュンの対立で大きな人気を集めた同作は婚前妊娠、未婚の母、復讐など刺激的なテーマが原因で、早期終了となった悲運のドラマだった。それにもかかわらず高い人気で同名の映画や小説が作られ、当時世間で話題になっていた。「青春の罠」が再び注目を浴び始めたのは、それから20年が過ぎた1999年で、原作者のキム・スヒョン脚本家が「1979年にできなかったストーリーを展開したい」と言い、SBSでリメイクに乗り出した。当時のトップ女優だったシム・ウナが主演を務めて熱演した同作は、50%を超える高視聴率を記録し、1999年最高の話題作となった。劇中の「あなたを潰してやる」という台詞は、今でも名台詞として挙げられるほどであり、その年、シム・ウナは「SBS演技大賞」を手に入れた。1988年に放送されたMBC「明日忘れよう」も、「青春の罠」に負けないほどの人気を集めた復讐ドラマだった。当時MBC最高のヒットメーカーだったパク・チョル監督と人気脚本家のパク・ジョンランが手を組んで作った同作は、当時22歳だった女優キム・ヒエを一躍トップスターにしたドラマでもある。婚約者から裏切られた女の壮絶な復讐を描いた「明日忘れよう」は、男の死という悲劇的な結末で視聴者に強烈な印象を残した。チェ・シラの妖艶なダンスで衝撃を与えた1994年のMBC「息子の女」も記憶に残る復讐ドラマである。父親を殺した女に復讐するため、彼女の息子を誘惑してその一家を破滅させようとする内容の同作は、非道徳的で扇情的だという大きな批判を浴びたが、最高視聴率が49.7%に上るほど大ヒットとなった。チェ・シラは同作で1995年の「MBC演技大賞」を受賞した。2000年代に入り、復讐ドラマの女王として登場した女優はチャン・ソヒである。2002年にMBC連続ドラマ「人魚姫」の主演に起用されたチャン・ソヒは、自分を見捨てた父親に復讐するウン・アリヨン役で迫真の演技を見せ、視聴者を釘付けにした。20年の長い下積み時代を終えて同作一本で大ブレイクしたチャン・ソヒは、2002年のMBC演技大賞をはじめ、最優秀演技賞、ベストカップル賞など5冠に輝いた。「人魚姫」の大ヒット以降、スランプに陥っていたチャン・ソヒは、2008年に「妻の誘惑」で復活を果たし、チャン・ソヒが出演する復讐ドラマはヒットするという新しいヒット法則を誕生させた。ドロドロしたドラマだという批判もあったが、連続ドラマとしては驚くべきヒットを飛ばしたお陰で、彼女はその年の「SBS演技大賞」を手に入れることができた。その他にも「太陽の女」のイ・ハナ、キム・ジス、短編ドラマ「沼」で陰湿で暗い演技を披露したパク・チヨンなどが復讐ドラマのヒロインとして活躍したことがある。6.野望の化身たち:「愛と真実」のウォン・ミギョンから「善徳女王」のコ・ヒョンジョンまで女性にも野望がある。金や名誉、権力のために身を投じたドラマの悪女が数多くいるのもそのためだ。1984年に放送されたMBCドラマ「愛と真実」のウォン・ミギョンは、この様なキャラクターの元祖である。出生の秘密を知った妹が、一瞬の嘘で姉と運命が変わり、繰り広げられる葛藤と和解を描いた同作で、ウォン・ミギョンは劣等感と虚栄心の強いキャラクターを見事に演じ高い人気を誇った。「愛と真実」で初めてテーマとなった出生の秘密は、その後様々なドラマで使われる定番のテーマとなった。2003年に韓流ブームを巻き起こしたSBS「天国の階段」のイ・フィヒャンも忘れてはならない。「あんたはどきなさい!」という印象的な台詞がまだ耳に残っているほど、「天国の階段」のイ・フィヒャンの悪行は言葉にできないほど強烈で凄まじかった。チェ・ジウの子役だったパク・シネにビンタを張るシーンは、「天国の階段」の中で最も衝撃的なシーンとして視聴者の脳裏に刻まれた。「天国の階段」と共に韓流の主役となったMBC「宮廷女官チャングムの誓い」(以下「チャングムの誓い」)でチェ尚宮役を演じたキョン・ミリも、イ・フィヒャンに負けていない。2003年に放送され50%を超える高視聴率を記録した同ドラマは、イ・ヨンエのドラマであると同時にキョン・ミリのドラマでもあった。水刺間(スラガン:王の食事を準備する場所)最高尚宮になるための激しい競り合い、様々な策略と裏切り、悲惨な最後に至るまで、キョン・ミリが演じたチェ尚宮役はドラマの緊張感を高め、人気を支えた唯一無二の存在であった。チャングムの反対側で活躍したチェ尚宮がいなかったら、おそらく「チャングムの誓い」は退屈なドラマになっていただろう。「チャングムの誓い」を手がけたキム・ヨンヒョン脚本家による、2009年のMBC「善徳女王」のミシルも印象深い役であった。悪女と女傑の境界にいた、「善徳女王」の実質的な主人公とも言えるミシルは、コ・ヒョンジョンの迫真の演技でさらに視聴者を魅了したキャラクターになることができた。「人は間違いを犯します。しかし私の人はいけません」「すべてあなたののせいです」「天の助けが少し必要です」など、ミシルの名台詞は話題の的となった。同作でコ・ヒョンジョンは2009年のMBC演技大賞を勝ち取ることができた。「善徳女王」と同じ年に放送されたSBS「華麗なる遺産」にも注目すべき悪女キャラクターが登場する。女優キム・ミスクがデビュー以来初の悪役にチャレンジしたというペク・ソンヒ役である。夫が死んだ後すぐ義理の娘と息子を家から追い出して保険金を横取りするだけではなく、実の娘ユ・スンミ(ムン・チェウォン)のため、主人公のハン・ヒョジュを窮地に追い込ませ続ける悪辣な継母役を演じたキム・ミスクは、「二度と悪役はやりたくない」と感想を語ったほど、圧巻の演技を披露し絶賛された。7.恋に執着する女たち:「シンデレラ」のファン・シネから「火の鳥」のチョン・ヘヨンまで1990年代のトレンディドラマの特徴はいい女と悪い女の対立構図が明確だったことだろう。さらにその悪い女がいい女をいじめる多くの理由が三角関係の男性のためであった。1997年に放送されたMBC「シンデレラ」のファン・シネ、1998年のSBS「ミスターQ」のソン・ユナ、1999年のSBS「トマト」のキム・ジヨンもすべてこのようなケースだった。このような極端な設定にもかかわらず、これらのドラマは視聴率40~50%を上回るほど大人気だった。2000年代初めにもこのような設定のトレンディドラマが多く作られた。代表的な作品は2000年にMBCで放送された「真実」だった。主人公のチェ・ジウをいじめる悪い女役だったパク・ソニョンは、鳥肌が立つほど見事に悪女に変身し、ドラマが終わるまで視聴者の目を釘付けにした。パク・ソニョンの役者人生は「真実」の前後で分かれると言われるほど、同作は女優パク・ソニョンを代表する作品として視聴者の記憶に残っている。「太陽の女」「赤道の男」のキム・インヨン脚本家と「華麗なる遺産」「いとしのソヨン」のソ・ヒョンギョン脚本家の初期の作品でもある。「真実」と同じ年に放送されたMBC「イヴのすべて」のキム・ソヨンは、キャリアウーマンの専門性と堂々とした態度を持った新しいタイプの悪女キャラクターを作り上げたケースである。劇中でアナウンサー役を演じたキム・ソヨンは、プロのアナウンサー顔負けの実力で、上手に原稿を読み上げ視聴者を驚かせた。面白いのは当時キム・ソヨンが20歳になったばかりの若手だったことである。彼女は積極的で自信に満ちた悪女役で見事に成人役者になることができた。2004年に放送されたMBC「火の鳥」のチョン・ヘヨンは恋に執着する女の頂点だった。「何か燃えている匂いがしませんか。今、私の心が燃えています」という台詞でも有名な同作でチョン・ヘヨンは、恋する相手に怖いほど執着する悪女役を演じ視聴者の肝を冷やした。特に彼女が車椅子から立ち上がり、ガラスの破片の上を歩くシーンは、「火の鳥」の最高の名シーンの一つである。愛と欲望に誰より忠実なチョン・ヘヨンの演技だけでも「火の鳥」は十分に見る価値のあるドラマである。韓国ドラマ55年の歴史を輝かせた悪女列伝このように数多くの悪女キャラクターたちは韓国ドラマ55年の歴史を輝かせ、視聴者に愛されてきた。彼女たちの存在は物語に緊張感を与え、作品の人気を牽引し、たくさんの話題を作り上げ、視聴者を楽しませた。これまで様々な悪女役を演じ、役作りに励んできた女優たちに拍手を送りたい。そしてこれから彼女たちがどの様な新しい悪女を誕生させるのか楽しみである。
「黙ってファミリー」ファン・シネ、70年代の制服写真を公開“時間が止まっている”
女優ファン・シネの制服姿が公開された。KBS 2TVシットコム「黙ってファミリー」の制作会社は25日、ファン・シネが学生服を着ている写真を公開した。写真に写ったファン・シネは、大きな襟とプリーツスカートが特徴の70年代の制服を着て、おさげの髪型をしている。学生だと言っても信じてしまいそうな童顔が印象的だ。遠くから見ても分かるほどの小顔とくっきりとした目鼻立ちは、彼女の黄金期だった80年代の姿そのものだ。写真を見たネットユーザーは、「ファン・シネの時間、止まっているみたい」「コンピュータ美人と呼ばれるだけある」「あの歳で制服が似合うなんて」などの反応を見せている。
ファン・シネ “本当に48歳? 信じられない脚線美”
ファン・シネが14日午後、ソウル麻浦(マポ)ガーデンホテルにて開かれた、総合編成TVチャンネルAの開局記念水木ドラマ「独身男の八百屋さん」(脚本 ユン・ソンヒ、演出 イ・ジュニョン)の制作発表会で、そのずば抜けた美貌を披露した。「独身男の八百屋さん」にはファン・シネの他にチ・チャンウク、ワン・ジヘ、キム・ヨングァン、パク・スジンらが出演。第一話は12月21日(水)夜9時20分より韓国で放送される。