王になった男
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「王になった男」イ・ビョンホンが考える“本当のリーダー”とは?
骨の髄まで役者のイ・ビョンホンが見た「王になった男」映画のプロモーションが大詰めを迎え、少々疲れた様子だった。韓国で映画の公開日(13日)を控え、2週間にわたるインタビューや舞台挨拶をこなすスケジュールは、トップ俳優のイ・ビョンホンにとっても過酷だっただろう。ハリウッドのアクション映画「REDリターンズ」の撮影のため「王になった男」の公開直前に出国しなければならなかったので、タイトなスケジュールだった。きちんとした食事がとれず、最近では空いた時間にのり巻きなどを食べながら過ごしたそうだが、イ・ビョンホンの筋肉は衰えていなかった。本当のプロとはこういうものだろうか。映画に対する彼独特の愛情が感じられた。マスコミ試写会で好評だったためでもあるだろうが、初の時代劇で、それも一人二役だったので特別だったのだろう。聞いてみると彼の名字の李(イ)は全州(チョンジュ)李氏だった。由緒ある王家の血筋に対して、記者の名字は仁川(インチョン)李氏だ。彼に「王になった男」に登場するホ・ギュンと同じ血筋だと家柄を持ち出した。約400年の歳月を越えて出会った光海君とホ・ギュンの組み合わせだと言おうかとも思ったが、じっと我慢した。由緒ある家柄は、軽々しい行動をとってはいけないから。人間イ・ビョンホンは?威厳のある光海より、お茶目でいきいきとしたハソンイ・ビョンホンは映画「王になった男」の準備をしながら、自分なりに歴史を勉強したという。彼が見た光海君(クァンヘグン)の時代は悲しい歴史だった。朝鮮時代において、燕山君(ヨンサングン)と共に暴君として記録された半人前の王だったが、彼の政治と外交力は後世、再評価された部分もあった。「記録では暴君ですが、素晴らしい業績もあります。相反していると思いませんか? 映画で光海が身を隠している間、彼と似たハソン(イ・ビョンホンの一人二役)が15日間で宮殿で行ったことが、実際の歴史に記録されている光海君の業績です。二人の人物を合わせたのが実際の光海ということです。映画では、光海を演じるときはむしろ暴君としての面を強調し、ハソンはその中で遊ばせました」普段のイ・ビョンホンは光海よりもハソンに近いという。彼のお茶目で愉快な姿から、人々に笑いを与えた道化師ハソンを連想できるようだった。そのためか、彼の知人はハソンよりは光海を演じているときのほうがかっこよかったと言ったそうだ。「王になった男」はリーダーについての映画ファンタジーと現実の共存がもたらす妙な快感俳優イ・ビョンホンが考える「王になった男」はリーダーについての映画だった。民は絶望し、宮殿ではあらゆる中傷が飛び交っていた状況。政治と社会が動揺しているときには、リーダーの考えと行動がさらに重要になる。「ある意味では、この映画はファンタジーと言えると思います。ハソンが王のふりをしていた15日間がファンタジーです。彼の姿を通じて、観客もまた感情移入し、理想の王を見るようになると思います。しかし理想と現実が違うということを映画は見せます。当時の朝鮮時代を見ながら、私たちは現実を覆す痛快な革命を求めると思いますが、そのように変えてしまうのは歴史を歪めることになるでしょう。それでも、この映画で見逃せないのは、望ましいリーダーシップについて考えることができるという点です。チョ内官(チョン・グァン)がハソンに言う言葉は正しいと思います。チョ内官が、王であるなら誰かを個人的な感情で哀れんだり、それに左右される政治をしてはいけないと言うじゃないですか。チョ内官の話が理にかなっているなら、ハソンは王になってはいけない人物です。ハソンが持っている良い価値や考えも重要ですが、時には迅速な判断と、些細なことを犠牲にしてでも決定する決断力も必要なのがリーダーです。映画を見て寂しい思いもするかもしれませんが、光海がハソンのしたことに気づくシーンでは、きっと自分に対して悟ったことがあると思います。現在の恥ずかしい姿、以前の自分との誓いと理想を思い出すでしょう。観客がそのシーンで、そのようなリーダーの姿を発見できればと思います」自分の過ちを恥じる心。羞恥心を覚える心もまた、イ・ビョンホンが考えるリーダーの姿だった。反省があれば、その後はより良くなるという期待、そのようなリーダーの姿はイ・ビョンホンが「王になった男」を見る観点であり、重要なポイントだ。デビューから21年の役者としての人生「マンネリ化しないように気をつけている」俳優イ・ビョンホンは演技一筋に歩んできた。21年間、彼は比較的浮き沈みのない安定した演技で人々から認められてきた。演技において信頼できる俳優として位置づけられたのである。今回の「王になった男」で見せた一人二役は、イ・ビョンホンが今まで見せた演技の中でも屈指の名演技だった。デビュー初期とは違って、イ・ビョンホンはここ5年間、アクションとファンタジーの要素が強いキャラクターを演じた。「バンジージャンプする」「甘い人生」のように、人間性溢れるキャラクターは、最近では見られない。そういった映画を撮りたいと思うはずだが、これから披露する作品もまた「REDリターンズ」「G.I.ジョー バック2リベンジ」など、アクションとSFの要素が強い映画ばかりだ。「基本的に、新しいことに挑戦してみようと誓ったりすることはありません。ただ、漠然と『マンネリ化しないように』『慣れてしまわないように』とは思っています。同じ言葉のように聞こえるかもしれませんが、新しい挑戦というよりは、堂々巡りをしたくないという感覚と言うか。たとえば、僕はずっと演技を続けてきたので、怒る演技、悲しむ演技、恋に落ちる演技など、様々な演技をしてきました。毎回、作品ごとにそのような感情は出ますが、そのたびに同じ感覚で演じようとは思いません。その作品、そのキャラクターに入り込んだ時に感じる感情で演じます。ありのままの僕をカメラの前でさらけ出すと、今まで僕が見ることができなかった感情や表情が出る場合があります。もちろんテクニックとしてする場合もあります。違う映画なのに、似たような感情が感じられる時がありますが、『テクニックで演じたのかな?』と思った時がマンネリ化している時だと思います。そのような時は正直言ってキツイです」表に現れる分かりやすい変化よりは、俳優としての些細な発展と変化を求めているようだ。そのため、意図的に特定のキャラクターやジャンルの台本を選んだりはしないという。作品の中で遊ぶ感覚。自然にキャラクターが出てきて、ひとしきりよく遊んだと感じる時が、イ・ビョンホン自らが最も満足する時だという。彼は骨の髄まで役者だった。
「王になった男」韓国映画初のLACMA試写会を開催“イ・ビョンホンのための映画”
映画「王になった男」(監督:チュ・チャンミン、制作:CJエンターテインメント、リアルライズピクチャーズ)が韓国映画としては初めてロサンゼルスカウンティ美術館(Los Angeles County Museum Of Art、以下LACMA)でレッドカーペットプレミア試写会を開催した。14日、LACMAが開催したフィルム・インディペンデント(Film Independent)イベントでは、「王になった男」を見るためにLACMA博物館長のマイケル・ゴーバンやエバー・チャウ、ハリウッドの映画関係者、評論家及びLACMAフィルムとニューヨークタイムズクラブのメンバー、LAの市民など、600人を超える人々が会場を埋め尽くした。今回「王になった男」を招待したフィルム・インディペンデントは独立映画の制作会社と芸術家を支援するために1981年に作られた非営利芸術団体だ。フィルム・インディペンデントは古典映画から現代映画に至るまで注目すべき作品性のある映画を上映することはもちろん、国際的なイベントを開いたり、特別ゲストを招待するなど、アーティスト、キュレーターそして新人監督と話し合える機会を提供している。フィルム・インディペンデントを通じて招待された最近の作品としては、ジョージ・クルーニー主演の「ファミリー・ツリー」(監督:アレクサンダー・ペイン)、ブラッド・ピット主演の「マネーボール」(監督:ベネット・ミラー)などがある。レッドカーペットイベントにイ・ビョンホンが登場すると、多くの現地記者や一般人たちのカメラのスポットライトが当てられ、歓声が上がった。イ・ビョンホンは20分間レッドカーペットでサインをしたり、写真撮影に応じるなどワールドスターらしい紳士的な態度を見せた。CJエンターテインメントの関係者は「客席では映画の途中に爆笑が起きたり、悲しいシーンに涙する場面もあった。最後にエンディングクレジットが上がった時には大きな喝采が溢れていた。映画終了後、込み上げる感情が落ち着かず、会場にずっと立っていた観客もいた」と当時の状況を語った。また「会場の外に展示された光海の衣装と共に写真を撮ろうと、行列ができる珍しい風景も見られた」と付け加えた。イ・ビョンホンと質疑応答を行ったニューヨークタイムズの著名な評論家、エルビス・ミチェルは「『JSA』(監督:パク・チャヌク)の頃からイ・ビョンホンの演技を見てきた。『悪魔を見た』(監督:キム・ジウン)では恐ろしく深刻な役を演じたが、『王になった男』では一人二役を見事に演じきった。イ・ビョンホンは本当に素晴らしい俳優だ」とイ・ビョンホンを高く評価した。それだけではない。映画を見たハリウッドの映画関係者たちは「国境を越えた上出来の映画だ。イ・ビョンホンはもちろん、俳優たちの演技に終始泣いて、笑った」「韓国の伝統衣装や建築物が美しく、目が離せなかった」と心に響いた感動を伝えた。イ・ビョンホンとの縁で試写会に出席したキム・ジウン監督は「『王になった男』はイ・ビョンホンによる、イ・ビョンホンのための、イ・ビョンホンの映画だ。チュ・チャンミン監督の繊細な演出と俳優たちの熱演、力強いストーリーは、韓国人だけでなくアメリカ人にも大きな共感を得た」と評価した。試写会を終えたイ・ビョンホンは「韓国映画やK-POPなど、韓国の大衆文化がアメリカやヨーロッパに及ぼす影響力のおかげで僕がこの場所にいられるのだと思う。韓国の文化を広めることができるという誇りも感じた。ものすごく意味があると思うし、胸がいっぱいだ」と感想を述べた。レッドカーペットプレミア試写会で熱い反響を得た「王になった男」は、ロサンゼルス及びアメリカの主な都市であるニューヨーク、シアトル、ダラス、ヒューストン、シカゴ、アトランタ、フィラデルフィア、ホノルルはもちろん、カナダのバンクーバー、トロントなどでも21日から公開される。「王になった男」は朝鮮光海君8年、毒殺の危機にさらされた王の光海の代わりに王を演じることになった賤民(最下層の身分とされた人々)ハソンが王の代役を務めることで繰り広げられる、歴史から消えた15日間の隠された物語を描いた作品だ。「あなたを愛してます」「愛を逃す」「麻婆島(マパド)」を演出したチュ・チャンミン監督がメガホンを取り、ハン・ヒョジュ、リュ・スンリョン、キム・イングォンらが出演した。
イ・ビョンホン「イ・ミンジョンは僕の理想のタイプに近い。好きになったのも当然」
俳優イ・ビョンホンが恋人である女優イ・ミンジョンに対して言及した。イ・ビョンホンはファッションマガジン「InStyle」の10月号の別冊「釜山(プサン)国際映画祭特別版」のカバーを飾った。イ・ビョンホンは今回の撮影を行いながら、作品及びハリウッドでの活動、恋愛、プライベートな質問にまで答えた。イ・ビョンホンは「イ・ミンジョンさんのどんなところに惹かれたのか」という質問に「彼女は賢明でしっかりしている。何より話がよく通じる。『一生楽しく対話することができる人』だと思った。僕の理想のタイプに近い女性だ。好きになったのも当然だと思う」と話した。デビュー以来、初めての時代劇にチャレンジしたイ・ビョンホンは、映画「王になった男」で大きな人気を博している。撮影の関係者によると、イ・ビョンホンは最初のカットから最後のカットまで感覚を失わず、プロフェッショナルな姿を見せたという。これに対してネットユーザーは「イ・ビョンホンとイ・ミンジョン、見れば見るほどお似合いのカップルだ」「互いのことを思う気持ちが感じられる」「羨ましいカップル」「とても優越な二人だ」などの反応を見せた。
イ・ビョンホン主演「王になった男」米LACMAでレッドカーペットプレミア試写会を開催!
映画「王になった男」が21日(以下現地時刻)に米国のLAなどの主要都市で公開される。映画「G.I.ジョー」シリーズで米国映画市場に進出したイ・ビョンホンが自身が主演を務めた韓国映画「王になった男」で米国市場に再び進出し、その成果に注目が集まっている。14日、映画「王になった男」の配給会社であるCJエンターテインメントは米ロサンゼルスのカウンティ美術博物館 (以下LACMA)で韓国で初めてレッドカーペットプレミア試写会を開催し、プロモーション活動を展開した。この日の試写会には主演俳優イ・ビョンホンが参加した。これに先立ちCJエンターテインメントは全600席のチケットが完売したと発表した。現地のレッドカーペットプレミア試写会に一緒に参加したCJエンターテインメントの関係者は18日に「ニューヨーク・タイムズの有名な評論家エルビス・ ミッチェルなど、映画界の有識者たちが参加した。また韓国人などの東洋人も大勢参加したが、2分の1は白人、黒人、ヒスパニックなど多様な人種の観客が参加した」と伝えた。続いて「外国人の爆笑ポイントが韓国人と同じだということが印象深かったし、涙をこぼす観客もいた。多くの観客がイ・ビョンホンの演技力を高く評価し、宮廷など韓国の建物や韓服にも関心が寄せられた」と現地の雰囲気を伝えた。さらに「韓国人の観客は最近脚光を浴びているLACMAで韓国映画のレッドカーペットプレミア試写会が行われたことに感動した」と付け加えた。4月にカン・ジェギュ監督「マイウェイ 12,000キロの真実」もLACMAで試写会を開催したが、レッドカーペットイベントは行われなかった。映画「王になった男」は13日に韓国で公開され、公開第1週目に110万人の観客を動員して順調にヒットを続けている。
イ・ビョンホンの探求生活……彼は“梅雨の男”
役者イ・ビョンホンと、自然体イ・ビョンホンその差を尋ねたいくら仕事だとはいえ、大変なのは事実だ。もちろん新しい作品を紹介する上での必須コースではあるが、1日に8時間ずつ、一週間も数多くのインタビューを消化するのは、結構芯の強さなしには耐え難いことに間違いない。演技人生21年のイ・ビョンホンは、そのような面でプロだった。先週末(9日)まで続いたハードスケジュールに疲れた様子だったが、眼差しだけは生き生きとしていた。彼の眼差しに、筋肉もりもりの腕を見たら、すぐにでもトム・ハーディやマット・デイモンと腕相撲をさせても遜色なさそうだった。その前に僕の方から挑戦したくなってしまった。秋の男でない梅雨の男、イ・ビョンホンくつろぐ時は友だちとコーヒーといえば俳優アン・ソンギが思い浮かび、化粧品と言えば女優のイ・ミヨンが思い浮かんだ時期があった。そのように、イ・ビョンホン!と言えばなぜか秋が似合いそうだった。暑さもその勢いが収まり、空も結構高くなった最近の天気を見ながらイ・ビョンホンに聞いた。―もしかして、特に感じる季節がありますか。普通男性は、秋にセンチメンタルになったりするんですが、いつ一番感傷的になるんでしょう。「僕は、秋よりは梅雨ですね。雨が降りまくる期間。適当に降る雨じゃなくて、浴びせるように激しく降り注ぐ時。そんな時は少しそうなります。あ、もちろん、かんばつ期にはそんな雨も必要ですが、それとは切り離して、気分だけ話したらそうだということです」―そんな時、特にやってしまう行動はありませんか。例えば、外へ飛び出してしまうとか。「そんな雨が降ると、それなりに雨を楽しむ方もいらっしゃるようですが、僕の場合はただ何をしていいか分からない状態になってしまいます(笑)」―芸能界で顔が広いことで有名です。豪放な性格だから、仲間や後輩たちから相談されたり悩みを打ち明けられたりしそうですが。「実は、作品を終えてくつろぐ友だちには、中学や高校時代の友達が多いです。酒友メンバーですね。同じ業界では、基本的に俳優たちと親しくしています。誰がいるでしょうか。イ・ボムスやシン・ハギュン、そしてユン・ジェムンとリュ・スンリョンくらいかな。時に酒を飲んで電話したりする友達です」―このようにずっと演技を続けていたら、揺れる時もありますよね。今まで続けているというのは、それなりの確固たる中心があるということだと思いますが、もし鉄則にしている不文律とかがあるんでしょうか。「こうやっていると、1歳でも上の先輩に色んな話を聞きます。ある先輩がこんなことを言いました。『ビョンホン、お前は晴れた日が好きなんだろう。でも、春夏秋冬は、自然のルールだよ』と。季節は決まっている自然の法則だということですね。そこで僕に『どうしていつも晴れることを望むんだ。晴れの日が好きなのはどうしようもないけれど、人生には秋と冬があることもまた、忘れてはならない』と話してくれました。そんな考え方を持っていると、冬のような厳しい状況にも耐えられるというアドバイスだったんですが、本当に非常に役に立った助言でした」―いい言葉ですね。僕の場合は、大学生の時、ポール・ヴァレリーでしたっけ。こんな言葉があったんですよね。「考える通りに生きないと、生きる通りに考えるようになる」これを押しましたね。「あ!僕その言葉知ってますよ。トイレで見たような気がする(笑)」イ・ビョンホンとマスコミ切り離そうとしても離せない、必須不可欠条件どうしてもある俳優がトップスターだということを証明する最も基本的なバロメーターは、記事の分量にある。1日に関連記事が何本掲載されるか、そこに寄せられるコメントはどれくらいか、などだ。記事のクオリティや性格、口調などはスターへの好感度を示したりもするが、とりあえずは記事が多く掲載されることは、それだけホットだということになる。―最近公開恋愛までして、イ・ビョンホンは断然ホットな名前の一つになりました。1日にも数十本の記事がなだれ込んでいる状況ですが、マスコミの反応には気を遣う方ですか。「最近のようにインタビューが多い時は、全部は見れません。1メディアに1時間なら、本当に長いインタビューですよね。それに映画『王になった男』を題材にしているので、皆似通った話にもなりますし。でも、時に探して見ることもあります」―過剰な反応に傷つくこともあるかと思います。特に毎度似たようなマスコミとのインタビューで、攻撃的な質問もあるでしょうし。でも、その中でも感動したインタビューもあったでしょうね。「僕と会話していながらも、まるで第3者が体外離脱して見下ろしているような感じのするインタビューがありました。もちろん、記事も良くて感動しました。ある方は、『王になった男』での僕を置いて、1人2役でなく、4役だったと説明した記者もいました。印象深くその記事を読みました。僕の立場から、僕の話をしているわけですよね。その話の意図と中心を把握することが重要だと思います。話の意図はさておき、僕が口にした単語と語尾までそのまま写した方が望ましいと考える方もいらっしゃるようです。その辺をうまく見据えて盛り込んでくだされば嬉しいですね」
イ・ビョンホンの「王になった男」公開から迎えた初の週末、観客動員数110万人
俳優イ・ビョンホン主演の映画「王になった男」(監督:チュ・チャンミン)が公開から迎えた最初の週末で110万人の観客を動員した。映画振興委員会の映画館入場券統合ネットワークの集計結果によると「王になった男」は、公開から初の週末(14~16日)に110万859人の観客を動員しながらボックスオフィスの1位になった。さらに16日を基準に、累積観客数128万1304人を記録しながら、公開から4日で100万人の観客を突破した。「王になった男」は、朝鮮時代の光海8年、毒殺の危機に陥った光海の変わりに、賤民(センミン:最下層の階級の身分)のハソンが、王の代役になってから繰り広げられるストーリーを描いた映画である。イ・ビョンホンの初時代劇の挑戦作であるだけではなく、王と賤民の一人二役でも話題になった。同期間ボックスオフィス2位は、「バイオハザードV リトリビューション」(24万6855人)になった。続いて「嘆きのピエタ」が3位(14万8558人)、「ボーン・レガシー」が4位(13万5953人)、「共謀者」が5位(9万2743人)になった。
「王になった男」イ・ビョンホンの3つの敵とは?“ひげ、衣装、監督”
ワールドスターになった朝鮮の王、イ・ビョンホンのお出ましだ。急な熱愛の公開は偶然なのか、必然なのか、映画の公開時期と重なった。色々な面で話題作になった映画「王になった男」(監督:チュ・チャンミン、制作:リアライズピクチャーズ、CJエンターテインメント制作)。「彼女より、映画に集中して欲しい」というイ・ビョンホンの度重なる頼み。彼は同僚俳優と映画スタッフに申し訳ない気持ちを隠せなかった。とにかく、今回の映画はイ・ビョンホンのフィルモグラフィーにおいて新たな挑戦だったのは確実だ。熱愛で埋もれるにはもったいない作品だ。「王になった男」でイ・ビョンホンは暴君光海と、道化師のハソンを演じた。一人二役も、時代劇もデビュー以来、初めてとなる挑戦。しかも、珍しくコミカルな演技まで。新しいイ・ビョンホンの詰め合わせだ。「僕よりひどいチュ・チャンミン監督、ワンシーンを20回撮影」私たちはなぜ!!イ・ビョンホンが時代劇に似合う俳優だということを21年間知らなかっただろうか?最初からエンディングロールが上がるまで引き込まれる感じだ。袞龍袍(王の服)を着たイ・ビョンホン。これまで彼が見せてくれたカリスマをすべて集めて一気に爆発したようだ。「なぜ今になって見せてくれたのか」という声に「もともとジャンルに対する偏見はなかったが、なぜかそうなった」と理解を求めた。「シナリオを選ぶ際、まだ時代劇をやったことがないからということで選んだわけではない。どんな作品であれ、まずはストーリーを見るようにしている。そのような部分で、時代劇というジャンルの魅力よりは、繊細に作られたストーリー構成のため、『王になった男』を選んだ」作品へのこだわりが人並みはずれているというイ・ビョンホンは、ファクション(歴史的な事実をベースに作家の想像力を加えた物語)ジャンルである「王になった男」に対する好奇心が強かった。特に、実在人物である光海君の姿を自分を通して見直すことが出来るというところが魅力的だったそうだ。「歴史では光海君が暴君として記録されているが、実は大同法(様々な貢物を米に統一させた法)や民を愛するヒューマニズムもあった。光海も良い人だった。そのような面をハソンをとおして見せたかった。ハソンは暴君光海とは反対に人間的な光海の姿を持っている。この二人を合わせたのが本当の光海君の姿ではないだろうか?」イ・ビョンホンが時代劇でもっとも難しかったのはなんだろうか。彼は「ひげと服」と話しながら、頭を振った。「ひげをつけたが、くすぐったくてすべて剥がしたかった。しかも服も重かった。かなり苦労した撮影だった」経歴21年のイ・ビョンホンも苦労させたのは、王の風貌だった。服のほかにもうひとつあった。「アクションシーンや体を使うシーンがなかったのに、体力的に大変だった。その理由はチュ・チャンミン監督。俳優とアドリブが多い撮影で、同じシーンを何回も撮影した。普段から欲張りな僕が何回も撮影することで有名な人だが、チュ監督は僕より上の人だった。『オッケー、いいよ。でも、もう一度』を叫ぶとき、本当に力が抜ける。あるシーンは20回まで撮ったことがある」「観客が忘れていること僕はもともとコミカルなハソン」極端なキャラクターについてかなり悩んだというイ・ビョンホン。彼は光海を演じるより、ハソンを演じるときが難しかったそうだ。歴史的な記録が残っている光海は分かりやすかった。しかし、ハソンは最初から最後までイ・ビョンホンが作り上げた仮想の人物。「かなり悩んだ。僕が演技をするより、観客が光海とハソンをどう見るかについて研究した。シーンごとに、カットごとにチュ監督と色々な話をして、出来上がったキャラクターだ。だからといって、計算して演じたわけではない。キャラクターの行動を計算する瞬間、きりがなくなる」光海のカリスマ性あふれる姿はまさにイ・ビョンホンだった。どこか抜けているようで、笑いの多いハソンの姿は見慣れないものだった。二つのキャラクターの温度差がかなりある。どう克服したのだろうか?「僕は気を感じた。光海を演じるときは光海の気運を、ハソンを演じるときはハソンの気運をもらった。自然に身体がついていった。特に一人二役に対する難しさはなかった。あの人が自分の身に下りてくると、僕はただ流れるがままに身を任せればよかった」コミカルな演技を披露したイ・ビョンホン。ずっしりとした演技で積み上げてきたイメージを一気に壊した。目で見る前までは信じられないと思うが、コメディまでこなす彼を確認したら、感嘆せざるを得ないだろう。「壊れても大丈夫か?」という質問に彼は大きく笑ってから「知らなかったのか?僕はもともとハソンだった」と返した。「デビュー初期も面白い役を演じていた。かなり昔のことで観客が忘れただけだ。僕のスタッフに聞いてみてくれ。僕は光海だったことが一度もなかった。彼らにとって僕は意地悪なハソンだ。皆僕に騙されていた。ハハ」「水刺床(スラサン:王の食膳)も3回食べると口から出てしまう」意外と(?)面白いところが多いイ・ビョンホン。インタビューの間、終始ユーモラスな発言で場内で爆笑が起きた。まさに、ハソンだった。いくつもの姿を持っているイ・ビョンホンに撮影のエピソードを聞いた。彼は迷わず、咳の音と水刺床を取り上げた。「便殿(王がふだん起居した宮殿)で臣下と神経戦を繰り広げるシーンだった。台詞がある俳優の以外はエキストラが出演した。僕より年が上の方たちだった。僕は座っていて、あの方たちは立っている状況。とても気まずくて、申し訳なかったのにNGもたくさん出してしまった。やはり年を召している方たちなので、咳を我慢できなかったみたいだ。1人がごほんとすると、まるで輪唱のようにあちらこちらでごほんごほんと音が出た。後でスタッフが『咳を我慢してください』と泣きっ面になった」当時の状況が面白いのに笑えなかったとしながらイ・ビョンホンは「僕だけ面白かった状況」とコメントした。続いて彼は水刺床に対するエピソードも明かしてくれた。水刺床は映画で水刺床を担当する宮女サウォル(シム・ウンギョン)とコミュニケーションがとれるようになる重要な措置。そのために水刺床を専門的に研究してきた職人から諮問を受けるなど、心血を注いだ小物だった。映画でもっとも楽しみにしていた部分だと明かしたイ・ビョンホンは「王様が食べていた食膳は本当に違った」と自慢した。もちろん最初だけよかった。「水刺床の撮影がある日、楽しみで食事をしなかった。びっくりするほど豪華な料理にびっくりして、初めては本当に美味しく食べた。しかし、連続で3回食べることになるとまったく食べられなかった。お腹がいっぱいだった。もともと食べ物の広告を撮影するときも最後まで食べていた。出したりはしなかったのに」映画でハソンがお汁粉を美味しく食べるシーンがある。そのため、お汁粉が食べたくなったと伝えてると、イ・ビョンホンは「僕は食べ物を美味しそうに食べる」と嬉しそうに話していた。「昔から僕が何か食べているのを見て、本当に美味しそうに食べると褒められていた。正直、お汁粉はあまり好きじゃない。小豆が入った食べ物は嫌いで、あんパンも食べないが、幸い映画ではそう見えなかった。お汁粉の広告が入ったらどうしよう?ハハ」
「王になった男」米LAで試写会…ケン・チョン&サンドラ・オーなど韓国系俳優が登場
韓国系アメリカ人の俳優ケン・チョンと女優サンドラ・オーが、映画「王になった男」のアメリカLAでの試写会のレッドカーペットに登場する。「王になった男」は14日(現地時刻)、米ロサンゼルスのカウンティ美術博物館(以下LACMA)で韓国映画として初めてフィルム・インディペンデントに招待され、レッドカーペットプレミア試写会を開催する。出演俳優としては唯一イ・ビョンホンが出席し、現地ファンと交流する予定であり、ケン・チョンとサンドラ・オーなどの韓国系アメリカ人の俳優たちも参席する。その他、アメリカの映画関係者たちも参席し、場を一層華やかに飾る予定だ。CJエンターテインメントは、「6日にLACMAのホームページに試写会のお知らせが掲載された後、600席全席が完売した」とし、現地での熱い関心を伝えた。映画「G.I.ジョー」と、まもなく撮影がスタートする「RED2/レッド2」でアメリカの映画市場に進出したイ・ビョンホンが一人二役に挑戦し、時代劇にも初挑戦した映画「王になった男」は13日に韓国で公開される。
「嘆きのピエタ」アカデミー賞出品作に決定!
12日の審査委員会で「資本主義の弊害により崩れた人生への卓越した省察」と満場一致で選定ベネチア映画祭で金獅子賞を受賞した映画「嘆きのピエタ」がアメリカのアカデミー賞に出品される。映画振興委員会(委員長:キム・ウィソク)が、2013年2月にアメリカの映画芸術科学アカデミー主催で行われる第85回アカデミー賞の外国語映画賞に出品する韓国映画としてキム・ギドク監督の「嘆きのピエタ」を選定した。今回の公募に寄せられた作品は、イム・サンス監督の「蜜の味 テイスト オブ マネー」、ホン・サンス監督の「3人のアンヌ」、ユン・ジョンビン監督の「悪いやつら」、キム・ギドク監督の「嘆きのピエタ」、チュ・チャンミン監督の「王になった男」の5作品だった。映画振興委員会は、9月12日に5人以下の審査委員会を設置し、作品の完成度やアメリカでの配給力、監督および出品作の知名度などを考慮し、審査を行った。審査委員会で「嘆きのピエタ」は圧倒的な支持を受け、満場一致で出品作に選ばれた。「全世界が直面している経済危機とそれによる富の二極化、資本主義の弊害による崩れた人生の様相を、キム・ギドク監督ならではの映画的文法と言語で素晴らしく省察した」と評価した。これまでアカデミー賞に出品された韓国映画は、2009年の「母なる証明」、2010年の「裸足の夢」、2011の「高地戦」などがあるが、受賞には至らなかった。第85回アカデミー賞外国語映画賞に出品する韓国映画の選定について(審査総評)どの年よりも幸せだったが、激しい討論もあった審査だった。アカデミー賞外国語映画賞への出品を申請した5作品は、韓国映画の卓越した業績を見せてくれたということが全審査委員の共通した評価だった。出品を申請したすべての作品が甲乙つけがたいほどの高い完成度、芸術性、大衆性を持っているという共通認識の下で、審査委員は「同時代の普遍的な人生の有り様を貫く痛烈な問題意識を有しているか」と「それを独創的な美学と独自の時間・空間的認識によって具現したか」を最優先の審査基準として提示することで合意した。韓国映画の発展レベルと世界での地位を考慮したとき、アメリカ市場での配給および興行の可能性は最も重要な基準ではなく、様々な評価要素の一つにすぎないということも、今回の審査委員らの一致した見解だった。申請された各作品の個性と長所、強みについての激論の中でも、キム・ギドク監督の「嘆きのピエタ」は圧倒的な支持を得て、満場一致で出品作として選ばれた。全世界が直面している経済危機とそれによる富の二極化、資本主義の弊害による崩れた人生の様相を彼ならではの映画的文法と言語で素晴らしく省察したという評価が相次いだ。韓国の現実に基づいてはいるが、貪欲さと貧困が呼び起こした家族との関係の崩壊など、危機の兆しは世界各国に共通して見られる。アカデミー賞の審査委員とアメリカの観客も十分に共感できる題材とストーリーだという点も選定の重要な根拠となった。「富の二極化という資本主義の世界的問題を、韓国のある工業地域で生存と破滅の恐怖にもがく人間を通じて衝撃的に解明している」「大資本の支配力がますます大きくなっている韓国映画界でキム・ギドク監督は、独自の韓国映画的言語と美学を独立映画作家の精神をもって作り出し、最高の芸術作品を完成させた」という評価は、審査委員らの意見を集約したものである。「悪いやつら」と「王になった男」は、ジャンル映画としての完成度が高く、韓国の観客から支持を得て、興行の可能性が高い作品だということが主に議論された。「悪いやつら」は、ギャングスター・ムービーと1990年代の韓国社会の一面を見事に融合させており、「王になった男」はこれまでにも多く扱われてきた王子と乞食という劇的な題材を光海の物語と結び付け、興味深いストーリーに発展させたという評価を受けた。撮影、美術、衣装など、映画の技術的な要素でも良い点数を得た。「3人のアンヌ」は、ホン・サンス監督ならではの映画および現代性に関する美意識とともに異邦人の目に写った韓国人、韓国社会というユニークな題材が重要な強みとして言及され、イム・サンス監督の「蜜の味 テイスト オブ マネー」は韓国の資本主義に対する鋭い批判意識を、優れた色感と構図の映像で表現したという長所が認められた。だが、審査委員らは議論により、痛烈な時代認識と人生に対する省察、審美的な大胆さという点で、韓国を代表して来年のアカデミー賞外国語映画賞に出品する作品としては、「嘆きのピエタ」が最もふさわしいという最終的な結論を出すとともに、アカデミー賞の授賞式で韓国映画史上初の外国語映画賞へのノミネートおよび受賞を期待しながら審査を終えた。2012.9.13第85回アカデミー賞外国語映画賞出品作選定審査委員会一同
「王になった男」ハン・ヒョジュ“王妃のセリフは本当に胸が張り裂けそうでした”
映画「王になった男」で悲運の王妃を演じた女優ハン・ヒョジュは「王妃を演じて胸が本当に痛かった」と明かした。12日、彼女はマイデイリーとのインタビューで「王妃のセリフから本当に悲しかった。初登場シーンのセリフも何気なく微笑みながら言うけれど、その短いセリフだけでこの女性がいかに不幸な人生を生きているのから感じられた」とし、「彼らは私の兄も殺そうとしています。どうも私が死なないと終わらないようです」というセリフを王妃の気持ちで読んだ。「台本を読むときはただ『そうだろうな』と思っただけだったけれど、演じていたらだんだん胸が張り裂けそうな気持ちになった。こういうセリフが少なくない。劇中大声を出したり、激しい感情表現はない。でも、シーンの一つ一つを撮影するたびに感情が大きく揺れた」テレビドラマでは明るい姿を披露した彼女だが、今回は悲しげな女性の姿を披露する。愛する王に捨てられた王妃を演じたハン・ヒョジュは、その悲しい気持ちを見事に演じた。「一度も笑わない女性なので、ただ冷たすぎる女性に見えると思った。でも、冷たい女性ではなく、憐憫の情を感じさせる何かがあると思う。このような王妃を演じるためにビジュアルにも気を遣わなければならならず、撮影監督と照明監督にも気を遣っていただいた。これまで私が演じてきたキャラクターに比べ、ヘアスタイルやメイクにももちろん気を遣った。劇中の王妃が披露できたのは、私の演技ではなくて多くの人に協力していただいたからこそ可能だったと思う」実際傷つきやすい性格というよりは鈍感な性格だという彼女は「私は人運が本当にいい。素敵で良い人たちと仕事をしてきたし、人間関係に苦しんだことはなかった」と語り、劇中の王妃とは程遠い自身の人生に感謝した。映画「王になった男」は13日に公開され、公開初日に観客約17万人を動員して興行成績1位に躍り出た。
「王になった男」公開初日に17万人動員…ボックスオフィス1位でスタート
俳優イ・ビョンホン主演の時代劇映画「王になった男」が、公開初日に圧倒的な観客動員数を見せ、ボックスオフィス1位を獲得した。14日午前、韓国映画振興委員会の統合ネットワークの集計結果によると、13日に公開された「王になった男」は公開初日に全国688ヶ所のスクリーンで3366回上映され、16万9561人の観客を動員した。「王になった男」は、ワールドスターのイ・ビョンホンの時代劇初出演の作品であり、一人二役の初挑戦でも話題を集めている。歴史的に評価が二分する光海に関する仮想から始まるストーリーを描いた。「王になった男」に続く2位は「バイオハザードV リトリビューション」。世界的シリーズ作であるこの作品は未成年観覧不可という弱点にも関わらず、公開初日の13日だけでも全国348ヶ所のスクリーンで1941回上映され、5万7824人の観客を動員した。3位はキム・ギドク監督の「嘆きのピエタ」で、全国289ヶ所のスクリーンで1132回上映され、3万3695人を集めて累積観客数20万5215人を突破した。その他、13日に公開された「おおかみこどもの雨と雪」は全国196ヶ所のスクリーンで495回上映され、6071人を集めてボックスオフィス9位に、「インシディアス」は全国171ヶ所のスクリーンで533回上映されてボックスオフィス10位にランクインした。
「王になった男」米LACMAで試写会を開催“韓国映画初”
映画「王になった男」が、韓国映画として初めて14日(現地時間)に米ロサンゼルスのカウンティ美術博物館(以下LACMA)が主催するフィルム・インディペンデントの招待を受けて、レッドカーペットプレミア試写会を開催する。この席には、「王になった男」で一人二役を演じたイ・ビョンホンが出席して現地ファンに挨拶する予定だ。すでに9月6日にLACMAのホームページを通じて試写会のニュースが伝えられ、ニュースが出るや否や全600席の申し込みが締め切られた。特にイ・ビョンホンは、ニューヨーク・タイムズの著名評論家エルビス・ミッチェルと映画に対するトークも繰り広げる予定だ。「王になった男」を招待したLACMAのフィルム・インディペンデントは、先立ってジョージ・クルーニーの「ファミリー・ツリー」、ブラッド・ピットの「マネーボール」などを招待して試写会を開いた。LACMAの関係者は、「『王になった男』はミザンセーヌ(作品の筋と演出)がとても美しく、韓国の歴史を素材にした映画という点で、LACMAのコンセプトとぴったりだった。フィルム・インディペンデントで気を引くに十分だという理由で、招待するに至った」と伝えた。CJ E&Mの映画事業部門・海外チームの関係者も、「この度のプレミア試写会を通じて、『王になった男』がアメリカはもちろん全世界に韓国映画の名声を知らせるきっかけになれば」とコメントした。「王になった男」は13日に公開した。