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【PHOTO】「ザ・グローリー」「涙の女王」の悪役が話題に!パク・ソンフン、日本に持っている印象は?
韓国、日本、そして世界中で人気を得た「涙の女王」「ザ・グローリー ~輝かしき復讐~」で印象的な悪役を演じたパク・ソンフンが、9月15日に来日ファンミーティングを開催。Kstyleではイベント前日にインタビューを行い、悪役演技、プライベート、そして世界中が注目するあの次回作にまつわるエピソードなど、たっぷりと話を聞いた。【インタビュー】「ザ・グローリー」「涙の女王」パク・ソンフン、普段は温厚で涙もろい!?サイコな悪役の誕生秘話が明らかに【メイキング映像】パク・ソンフン、日本でお茶目なハートポーズ連発!Kstyle撮影中のメイキング映像を特別公開【プレゼント】パク・ソンフン直筆サイン入りポラを2名様に!応募はフォロー&リポスト(撮影:朝岡英輔)■関連サイト・パク・ソンフン日本公式サイト・パク・ソンフン日本公式X(旧Twitter)
「ザ・グローリー」「涙の女王」パク・ソンフン、普段は温厚で涙もろい!?サイコな悪役の誕生秘話が明らかに
韓国、日本、そして世界中で人気を得た「涙の女王」「ザ・グローリー ~輝かしき復讐~」で印象的な悪役を演じたパク・ソンフンが、9月15日に来日ファンミーティングを開催。Kstyleではイベント前日にインタビューを行い、悪役演技、プライベート、そして世界中が注目するあの次回作にまつわるエピソードなど、たっぷりと話を聞いた。【プレゼント】パク・ソンフン直筆サイン入りポラを2名様に!応募はフォロー&リポスト 日本はどんな印象?「僕にとって美食の国」――明日は、いよいよ日本のファンの方たちとのファンミーティングですね。今のお気持ちはいかがですか?パク・ソンフン:以前からファンクラブを通じて、「いつか日本のファンのみなさんに会いに行きたいです」とメッセージを送っていました。それがついに現実になったので、とても嬉しいです。今は、すごくドキドキしています。――日本はいかがですか?パク・ソンフン:いいですね~。美味しいものをたくさん食べています(笑)。――もともと、日本にはどんな印象をお持ちでしたか?パク・ソンフン:僕にとって日本は、美食の国。美味しいものがたくさんある国です。これまでも何度か来たことがあって、いつも日本食を楽しんでいます。――どのような料理がお好きですか?パク・ソンフン:麺類ですね。そば、うどん、ラーメン。先ほど、お昼ご飯にそばを食べました。ラーメンも食べなくちゃ。――ラーメンは何味がお好みですか?パク・ソンフン:とんこつですね。塩味も好きです。あと、日本にすごく辛いラーメンがあると知ったので、今回、挑戦してみたいんです。「ナカモト」という。――蒙古タンメン中本ですね!パク・ソンフン:ああ、そうです! 日本にいる間に、絶対に食べてみたいです。――食べた感想もお聞きしたいです。パク・ソンフン:食べたら、Instagramに投稿しますね(笑)。「サイコな悪役」誕生秘話も普段は怒らない性格――では、ここから、作品についてお聞きしていきますね。まずパク・ソンフンさんといえば「涙の女王」でのサイコな悪役、ユン・ウンソン役が大きな話題を呼びました。出演に至った経緯を教えてください。パク・ソンフン:オファーをいただいたのが「ザ・グローリー ~輝かしき復讐~」の配信が始まってすぐの頃でした。チョン・ジェジュンという不良キャラを、監督さんと脚本家さんがご覧になったのかもしれません。何より、パク・ジウン作家という信頼のおける先生の作品ですので、お断りする理由なんてありませんでした。台本も面白かったですし、悪役ポジションではありますが、ヘイン(キム・ジウン扮)への愛、たったひとりの女性に向ける真剣な愛にも魅力を感じました。――確かにヘインに対する愛情はすごかったです。こういったサイコパスな悪役を演じるときは、どのようにアプローチして役作りするのでしょうか?パク・ソンフン:誰の心にも、怒り、恨みや憎しみといったネガティブな感情は存在するじゃないですか。でも社会で生きていくのに、そういった感情を表に出す機会は、めったにないですよね。僕も普段は怒らない性格です。しかし、心の中にある、ずっとため込んできた小さな塊それらを集めて、集めて、膨らませて、感情移入して役作りをしているのかなと思います。悪役を通じた体験で、僕自身もスカッとしたり、満たされりしているんです。――目つき、表情からして悪役! といった雰囲気を出そうと思うと、それなりの準備が必要なのではないでしょうか。どのように練習しましたか?パク・ソンフン:僕の場合は、スマートフォンで自撮りして何度も練習するタイプです。撮っては修正して、モニタリングをしてを繰り返すんです。最初に台本を読むときに、演じるシーンが鮮明に思い浮んでくるので、そのときに感じ取ったイメージを大事に、それをベースにして、目つき、話し方、歩き方、ジェスチャー、それからスタイリングなども作り込んでいきます。――「ザ・グローリー」のチョン・ジェジュン、「涙の女王」のユン・ウンソン。同じ悪役でも、雰囲気はまったく違っていました。パク・ソンフン:ジェジュンの場合は、怒ったときでも、後に引かない単純な怒りだけを表現したかったので、台詞のアクセントを後方部分につけていました。ウンソンの場合は、サイコな雰囲気がでるように全体の力を抜いて、台詞の前の方にアクセントをつけるようにしていました。それで少しトーンが違って見えたのだと思います。――2作とも最終回では壮絶な最後を迎えますが。ご自身がそういった場面を演じるとなると、不安に感じるものですか? どのような気持ちで台本を読まれたのでしょうか。パク・ソンフン:僕自身も視聴者の立場で台本を読んでいたので、ページをめくりながら、「えぇ、こうなるの? うわ~」とか、ドキドキしたり驚いたりしていました(笑)。じゃあ、これをどう演じるべきかと考えることもありますが、それまでの話数のなかで、すでに演じている人物じゃないですか。積み重ねてきたものがあるので、特に不安に感じたりはしないです。自然にまかせて感情移入して演じればいいと思っていました。――ウンソンのラストは、寒そうな雪山で撮影されていましたね。パク・ソンフン:あのシーンは、監督さんが雪がたくさん降り積もる、白銀の光景をイメージされていたんです。江原(カンウォン)道の旌善(チョンソン)まで行って撮影してきました。――かなり感情のこもった印象的な場面でした。パク・ソンフン:感情のレイヤーがいくつも重なっていて、難しいシーンだったと思います。時間をかけて準備して臨んだので、フルショットもバストアップも、すべて一発OKで撮りました。――それはすごいですね。涙を流す顔も印象的でしたが、泣く演技は得意なほうですか?パク・ソンフン:そうですね、普段からよく泣くほうです。雨を見るだけでも涙が出てきます(笑)。笑いが止まらずNGも!?「涙の女王」メンバーとの親交――悪役は、視聴者から悪口を言われることが最高の誉め言葉と言いますが。ウンソン役に対して、何か言われたことはありますか?パク・ソンフン:ええ、たくさん憎まれました(笑)。「お願だから、これ以上、ヘインに関わらないで」「ヘインの前から消えろ!」とか、いろんな書き込みがありました。InstagramのDMから悪口を送ってくる方もいらっしゃいましたよ。――どのような気持ちになりますか?パク・ソンフン:視聴者さんがそれだけドラマに夢中になっている証なので、気分を悪くすることは、まったくありません! 楽しんで読ませてもらいました。――メイキング映像を観たのですが、撮影現場は笑いが絶えないようでしたね。パク・ソンフン:もう、本当に楽しい現場だったんです。キム・スヒョンさんも、それからスチョル役を演じたクァク・ドンヨンさんも、明るくて、すぐ笑いをとろうとする方たちなので、特に3人が揃うと、ふざけすぎて演技ができなくなってしまいます。笑いが止まらず、NGを出すくらいでした(笑)。――キム・スヒョンさんとは、ドラマであんなに神経戦を繰り広げていたのに!パク・ソンフン:もちろん、本当にシリアスな場面や、激しく感情をぶつけ合うようなときは自制します。ちょっと軽めの、ライトなシーンのときはつい、ふざけてばかりでした(笑)。――「ザ・グローリー」は、どういった経緯で出演されたのでしょうか?パク・ソンフン:脚本家のキム・ウンスク先生が、以前に僕が出演した「たった一人の私の味方」というドラマをご覧になったそうです。それで「あんなに善良そうな顔をした俳優に、悪役をやらせてみたら面白いんじゃないか」と、声をかけてくださいました。作品ごとに善と悪を行ったり来たりできるのは、俳優にとってやりがいに繋がる、幸せなことだと思います。――悪役でパク・ソンフンさんを知った方に、素のご自身といちばん近い役を紹介するなら?パク・ソンフン:2018年にKBSで放送された、1時間の短編ドラマで「私の黒歴史~間違いノート」という作品があるのですが、そこで演じた主人公のピルスン役が近い気がします。普段は落ち着いているけれど、ふざけたりするようなところです。――これまでの作品で、特に愛着を感じている役柄はありますか?パク・ソンフン:どれか一つ挙げるなら「ザ・グローリー」のチョン・ジェジュン役だと思います。この作品に出演できたことで、外で僕に気がついてくれた方々が、「チョン・ジェジュンだ!」と役名で呼んでくれるようになったからです。これまで以上に多くの方に認知してもらうきっかけになったので、愛着を感じずにはいられません。監督、スタッフさん、撮影チームのみんなの雰囲気もとてもよくて、楽しみながら撮影できた作品です。「イカゲーム2」出演オファーに驚き!自分だけのジンクスとは――では、少しプライベートなこともお聞きしたいのですが、最近、何かハマっていることはありますか?パク・ソンフン:有名な旅行ユーチューバーのチャンネルで、旅映像を見ています。旅行に行きたくても、忙しくて時間が取れないので、映像で疑似体験をして計画を練っているところです。――少し前に、焚き火映像にハマっていたという話をお聞きしました。パク・ソンフン:そのときは、同時に2作品を並行して撮影していたんです。大変な時期だったので、寝る前にリラックスしようと思ってYouTubeで焚き火映像を見ていました。今は、旅映像ばかりです(笑)。――行ってみたいところはありますか?パク・ソンフン:実は高校時代に外国語学校に通っていて、フランス語を専攻していたんですね。みんなそれぞれにドイツや中国などと、自分が専攻する国に修学旅行に行くのですが、僕は当時、家の事情でフランスに行くことができなかったんです。いまだ行ったことがないのですが、ついに10月、仕事でパリに行けることになりました。Kカルチャーのイベントが開催されるそうで、メンターとして招待いただきました。楽しみにしています。――そういえば、韓国で出演されたトーク番組で、「願いごとをメモしたり、口にすると必ず叶う」とおっしゃっていましたが、最近、叶ったことはありますか?パク・ソンフン:そうですね。「広告モデルの仕事をしたい」と書いていたことが最近叶って、撮影をしました。――わあ、本当に叶うんですね!パク・ソンフン:そうなんです。遠い夢ではなく、すぐ目の前にある現実的な願い事を書くようにしています。以前、釜山国際映画祭に遊びに行った時、とても楽しかったので「次は仕事で来る」と誓ったら、本当にその通りになりました。それで、一緒に参加した監督さんや俳優たちと、「よし、こうなったらみんな、デタラメでもいいから、ひとつずつ願いごとを言ってみよう」と。ある友人は、「家賃住まいから抜け出したい」「Netflixの作品に出たい」と言っていました。僕はその時、ちょっと軽い気持ちで「イカゲーム2に出演したい」と言ったんです。――おお! 「イカゲーム2」!パク・ソンフン:はい。そしたら。――叶っちゃいました!パク・ソンフン:ええ、もう、本当にびっくりしました。制作会社と何の縁故もなかったので。キャスティングのニュースが出たとき、映画祭に行ったメンバーたちがすごく驚いていました。――「イカゲーム2」、楽しみにしています。パク・ソンフン:ありがとうございます。――では、次はファッションについて。「涙の女王」で、素敵なスーツ姿を披露されていましたが、普段はどんな服装が好きですか?パク・ソンフン:そうですね、仕事のときは、かっちり決めることが多いので、普段は楽なものを選びます。スポーティーな上下に帽子を被って、サンダルを掃いて。ラフなスタイルが好きです。――最後に、今後の目標を教えてください。パク・ソンフン:今はみなさんにとって悪役のイメージが強いと思うので、ラブコメディに出演してイメージチェンジをしたいというのが、目標のひとつです。映画もやっているので、いつか主演俳優として、ポスターの真ん中に僕の顔が大きく載って、貼り出される日が来くるといいですね。――ラブコメディ!きっと、韓国中の脚本家がソンフンさんに演じさせたがっているでしょうね。パク・ソンフン:実はいくつかご提案をいただいているので、慎重に選んでいるところです。――ソンフンさんのコメディ演技も映画主演も、楽しみにしています!パク・ソンフン:カムサハムニダ。(取材:野田智代 / 撮影:朝岡英輔)■関連サイト・パク・ソンフン日本公式サイト・パク・ソンフン日本公式X(旧Twitter)
【PHOTO】イ・セヨン、未公開カットを公開!日本でお気に入りの音楽は?「X JAPANや小田和正さんが大好き」
坂口健太郎とイ・セヨン主演で話題の韓国ドラマ「愛のあとにくるもの」が、10月11日(金)よりPrime Videoにてプライム会員向けに独占配信中。小説家を目指す大学生の潤吾と、韓国から日本へ来た留学生のホンの運命の恋と別れ、再会を描いた切ないラブストーリーで息ぴったりの演技を見せる坂口健太郎とイ・セヨン。Kstyleでは、そんな2人にインタビュー! お互いを深める質問は、大いに盛り上がり笑いが絶えないひとときに。2人の愛情あふれる一問一答をお届けする。【インタビュー】坂口健太郎&イ・セヨン、お互いを深堀りするインタビュー!愛情溢れる一問一答に注目【プレゼント】坂口健太郎&イ・セヨン直筆サイン入りポラを1名様に!応募はフォロー&リポスト(撮影:朝岡英輔)■作品情報「愛のあとにくるもの」Prime Videoにて見放題独占配信開始>>「愛のあとにくるもの」配信はこちら話数:全6話出演:坂口健太郎、イ・セヨン ほか
坂口健太郎&イ・セヨン、お互いを深掘りするインタビュー!愛情溢れる一問一答に注目
坂口健太郎とイ・セヨン主演で話題の韓国ドラマ「愛のあとにくるもの」が、10月11日(金)よりPrime Videoにてプライム会員向けに独占配信中。小説家を目指す大学生の潤吾と、韓国から日本へ来た留学生のホンの運命の恋と別れ、再会を描いた切ないラブストーリーで息ぴったりの演技を見せる坂口健太郎とイ・セヨン。Kstyleでは、そんな2人にインタビュー! お互いを深める質問は、大いに盛り上がり笑いが絶えないひとときに。2人の愛情あふれる一問一答をお届けする。【プレゼント】坂口健太郎&イ・セヨン直筆サイン入りポラを1名様に!応募はフォロー&リポスト Q. お互いに見た出演作品は?坂口健太郎:「赤い袖先」イ・セヨン:「余命10年」坂口健太郎:「赤い袖先」です。あと今回の作品を撮り終えた後に「王になった男」も見ました。作品を撮る前だとその印象がついてしまう気がして、終わった後に見たんですけど「愛のあとにくるもの」のホンとはまったく違う印象を受けました。セヨンさん自身、ホンと似ている部分もあれば全然違う部分もあるし「赤い袖先」も「王になった男」でも全く印象が違うので、すごくいろんな色を持った俳優さんだなと感じました。「愛のあとにくるもの」では、2人にとても幸せな過去があって心の距離感も近かったのに、5年後になってからは距離とともに心の温度も変わってしまうのですが、そういったシーンごと、時間の経過ごとにいろんな見せ方ができる俳優さんだと思いました。イ・セヨン:私は今回の作品を準備する段階で、日本語の演技をしなくてはいけないということで、恋人と気楽に会話するならば当然日本語をうまく話す必要があるし、坂口さんの話す速度やトーンを合わせる必要があると思ったので「余命10年」を見返しました。最初に見たときはすごく眼差しがいいなと感じたのですが、今回はストーリーによりハマると同時に「やっぱり眼差しがすごくいいな」と改めて感じました。 Q. お互いのチャームポイントだと思う部位は?坂口健太郎:おでこイ・セヨン:手坂口健太郎:部位? 僕は手ですね。あっ、自分のじゃなくて相手の?――そうです(笑)。イ・セヨン:手です!坂口健太郎:本当に(笑)?イ・セヨン:ホントです。ホントに(日本語で)。白くて細くて長い指。坂口健太郎:僕、手がデカいんですよ。イ・セヨン:ホントにきれい~(日本語で)。坂口健太郎:僕は、う~ん。イ・セヨン:(なぜか両手を丸めてお腹の上に乗せる)坂口健太郎:え~、お腹?イ・セヨン:いえ。手を隠したんです。私の手と比較されるかと思って(笑)。坂口健太郎:そういうことね(笑)。う~ん、おでこかな?イ・セヨン:(爆笑)。坂口健太郎:このバーンとした感じというか、額に明るさが出ていて、とてもすてきなデコだなって。イ・セヨン:(笑)。ありがとう(日本語で)。 Q. 撮影のあと、お互いに誘うならどこに行く?坂口健太郎:北海道イ・セヨン:全羅道(ジョルラド)坂口健太郎:京都は行ったし、北海道かな。ステキだから。僕好きなんですよ。それに北海道は映画とかの撮影でよく使われていて、韓国の方々も観光でたくさん来ているみたいだから。北海道、行ったことある?イ・セヨン:まだ、ないです(日本語で)。坂口健太郎:じゃ北海道だね。小樽とか。イ・セヨン:私は全羅道(ジョルラド)です。坂口健太郎:どういう街?イ・セヨン:京都みたいに古い街で、韓定食がすごくおいしいです。おかずもたくさん出てくるし、私と健太郎さんは味覚が似ているみたいだから、きっとおいしいと思う。ちょっとしょっぱくて濃いめの味が好きじゃない?坂口健太郎:うん、うん。イ・セヨン:全羅道の食べ物は濃いめの味付けだから、きっと合うと思います。あとソウルもいろいろあるし。坂口健太郎:うん。行こう、行こう! Q. お互いの国の好きなエンタメ・作品は?坂口健太郎:「愛の不時着」ほかイ・セヨン:「NANA」ほかイ・セヨン:たくさんあります。「NANA」(矢沢あいの漫画)とか。アニメも映画も見ましたし、音楽も好きです。(「NANA BEST」収録曲の)「ANARCHY IN THE UK」とか「rose」とか。あとX JAPANとかPENICILLINも好きです。男のロマンです(笑)。小田和正さんも大好きです。特に好きな曲は「言葉にできない」です。坂口健太郎:あなたに会えてほんとに~♪(と小田和正のものまね風に歌いだす)坂口健太郎&イ・セヨン:よかった~♪――まさかのデュエット。動画インタビューにしたかったです(笑)。坂口健太郎&イ・セヨン:(爆笑)坂口健太郎:僕は配信で見ています。最初は「愛の不時着」から入って、あとは僕が「シグナル 長期未解決事件捜査班」をやらせていただくことになったので韓国版の「シグナル」も見ました。最近だと「殺人者のパラドックス」とか「D.P. -脱走兵追跡官-」とか。――恋愛ものよりも、わりとディープなジャンルがお好きなんですか?坂口健太郎:そうですね。あ、でも恋愛バラエティはよく見ています。サバイバルリアリティも好きです。 Q. 今作での共演が決まった時の心境は?坂口健太郎:一緒にひとつの作品をやることができてよかったイ・セヨン:この作品にこれ以上ふさわしい人がいないイ・セヨン:「とてもいいな」って思いましたよ。この作品にこれ以上ふさわしい人がいないと思いましたし、とても期待しました。坂口健太郎:本当に僕も今回、彼女と一緒に仕事をしながらすごく助けてもらったので、彼女と一緒にひとつの作品をやることができてよかったと思いました。イ・セヨン:あ、私からも質問があります。次にまたオファーがきたら一緒にやりますか?坂口健太郎:全然違う作品でってこと?イ・セヨン:違う作品ならやらないってこと(笑)?坂口健太郎:なら、逆に聞くけど、次の作品はどんな作品ならやりたい? 今回はラブストーリーだったから。どんなのがいいかな? 最初はすごく犬猿の仲で闘っていて、実は血がつながっていたとか。イ・セヨン:なんか韓国ドラマのにおいがする(笑)。アクションバリバリのとかはどう? 2人ともボクシングをやっていたという設定で、殴り合いの戦いをした後に恋に落ちるとか。坂口健太郎:僕がトレーナーの役っていうのはどう?イ・セヨン:トレーナーと戦うの? いいですね(笑)。――いっそのこと、おふたりで脚本から作るのがよさそうですね(笑)。坂口健太郎&イ・セヨン:(笑)(取材:安部裕子 / 撮影:朝岡英輔)■作品情報「愛のあとにくるもの」Prime Videoにて見放題独占配信開始>>「愛のあとにくるもの」配信はこちら話数:全6話出演:坂口健太郎、イ・セヨン ほか
Billlie、完全体でカムバック!デビュー3周年の感想も「7人でステージに立つことが本当に幸せ」
Billlieが、10月16日に5thアルバム「Of All We Have Lost」をリリース! Kstyleでは、約1年7ヶ月ぶりとなる完全体カムバックでファンを喜ばせた彼女たちにインタビューを敢行。今回のアルバムに込めた思いや、ファンへの愛情、メンバーたちが最近ハマっていることなど、たっぷりと話を聞いた。【プレゼント】Billlie 直筆サイン入りチェキを各1名様に!応募はフォロー&リポスト待望のカムバック!ファンからの言葉で嬉しかったのは?――今回、久しぶりの7人での活動です。ファンも待望のカムバックになりますが、どの様に準備してきましたか?ムン・スア:Billlieの音楽を楽しみにしてくださっていた皆さんのために、完成度の高いアルバムをお届けしようと努力しました。インディーポップ、ニュージャズ、シティポップ、ニューウェーブ、トロピカルR&B、エモポップなど、さまざまなスタイルの音楽を融合させて、Billlie独自のジャンルと音楽を作ろうと思って、新たに挑戦してみました。つき:そして、メンバー全員が小さなところから1つひとつ一生懸命準備しました。収録曲の中には新しいジャンルもあるので、ボーカルの研究も頑張りました。また、今回のタイトル曲「remembrance candy」ではメンバー全員がハンドマイクを使用するので、細かい部分からハーモニーを合わせるところまで練習して、最善を尽くして準備しました!――ファンからの言葉で印象に残っていることは?ムン・スア:本当にすべてが記憶に残っていますが「Billlieのメンバーみんなといる時が1番幸せそうに見える」という言葉が特に嬉しくて心に残っています。全員揃っていることでシナジーが生まれ、より多く笑顔になれると思うので、私はメンバーみんなで一緒にいる時が1番幸せです。スヒョン:「ステージの上で歌って踊っているスヒョンを見ていると、とても幸せそうに見える。それを見て私まで幸せになる」という言葉を聞いた時は、本当に嬉しくて感動しました。ハラム:ファンの皆さんからいただいた言葉の中で、「Billlieの音楽が私にとって大きな励ましになってくれた」というものが特に心に残っています。自分の声が誰かの力になればと思って歌を始めたので、その言葉を聞いた時は私自身も大きなパワーを貰いました。自分のしていることが、誰かにポジティブな影響を与えられることに感動しました。つき:「もう十分頑張っているよ」という一言が印象に残っています。もっと頑張りたい気持ちがあって、物足りなさを感じていた時に聞いた言葉です。おかげで、さらに力を貰えた気がします。「これからももっと頑張ろう」という思いが強くなりました。ション:「私の人生において、ションが占めている部分がとても大きい」という言葉が心に響きました。光栄な気持ちと責任感を感じて「それならもっと幸せにしてあげなきゃ!」と思いました。シユン:「Billlieがこれからのアルバムで乗り越えなければならないのは、他の誰でもなく、自分たちの曲」という言葉が印象的でした。常に新しい挑戦を通じて多様な音楽をお届けしてきたので、努力を認めてもらったようで誇らしかったです。はるな:「Billlieとしてデビューしてくれてありがとう! Belllie'veになって良かった」という言葉が心に残っています。これからも皆さんが「Belllie'veになって良かった」と思えるように、最善を尽くして素敵な姿をお見せしたいです。IUが収録曲の作詞に参加!「感動で胸がいっぱいです」――5thミニアルバム「Of All We Have Lost」は、どのような仕上がりになりましたか? スヒョン:私たちの5thミニアルバム「Of All We Have Lost」は、「いつの間にか失っていた大切なものたち」に関する物語を描いています。これまでのBilllieのアルバムストーリーとは異なり、「付録」という意味を込めて私たちの内面に焦点を当てました。それぞれの状況によって一時的に忘れていた美しい記憶や、大切な感情を思い出していく旅を音楽で表現しました!ハラム:今回のタイトル曲「remembrance candy」をはじめ「trampoline」「dream diary ~ etching mémoires of midnight rêverie」など、思い出を呼び起こすような素材を使って「Billlieらしい童心」をお届けするために工夫しました。ファンの皆さんもその感情を感じ取っていただけるように、ステージ上の表情やジェスチャーなど、細かい部分にも気を配りました。実際にファンの方々がその部分に気づいてくださったことが、とても嬉しかったです。――ミニアルバムの全曲紹介をお願いします! 1.「remembrance candy」シユン:「remembrance candy」は、それぞれの理由で「いつの間にか忘れてしまっていた美しい記憶」をキャンディに例えてみました。曲には「それぞれの困難な旅の中でいつの間にか忘れていた美しい記憶キャンディを再発見し、その大切さを忘れずに共に前に進んでいこう」というメッセージが込められています!スヒョン:この曲は、皆さんもご存じのIU先輩が作詞してくださったんです! BilllieのメンバーとBelllieveのことを想いながら作業されたと伺いました。「辛い時間は過ぎ去り、もう私たちを失うことはない。これからもどんな試練があってもみんなで一緒に進んでいこう」というメッセージが込められているそうで、私たちもその気持ちを深く感じながら準備しました。また、この曲を通じて「Billlieらしい童心」もより深く感じていただけるのではないかと思っています。2.「trampoline」ハラム:「trampoline」は、私たちの初めてのダブルタイトル曲です。トランポリンの上で、怖がることもなく、空に届きそうなほど高く跳び上がっていた子供の頃の記憶を呼び起こす曲です。ソウルファンクとジャズヒップホップの要素がミックスされていて、Billlieのまた違った一面を感じていただける楽曲となっています。つき:トランポリンで高く跳び上がった時に下を見ると、世界がだんだん小さく見えますよね。今は大きくて難しく感じるようなことも、いつかはすべて乗り越えられるという希望のメッセージが込められています。3.「Bluerose」ション:「Bluerose」は、80年代のシティポップをBilllieらしいグルービーでソウルフルな感覚で表現した曲です。夢で見た青いバラが幻想であっても、その瞬間だけは青く咲いたバラが本物だと信じたいという物語が込められています。ムン・スア:私とシユンが作詞に参加しました! 「実現できないような幻想的な夢であっても、その夢を追い続けることで不可能は可能になる」というメッセージが込められた、特別な曲です。4.BTTB (Back to the Basics)はるな:「BTTB(Back to the Basics)」は、エモポップトラックとポップパンクをベースにした曲で、ハイパーポップとオルタナティブヒップホップを融合させてBilllieらしい別の色合いを表現しています。スヒョン:さらに、歌詞にはこれまで私たちが披露してきた曲のタイトルも含まれています。どの曲がどのように登場するのか、その部分をじっくり見ながら聴いていただくと、より楽しめると思いますよ!5.「shame」シユン:「shame」は、80年代のニューウェーブ系、ニューロマンティックジャンルの曲です。他人の視線を気にして生きてきたけれど、もう隠れたり恥ずかしがったりせず、真の自分を歌うというメッセージが込められています!6.「dream diary ~ etching mémoires of midnight rêverie」ション:よく夢で見た内容を日記に書くことを「dream diary」と言います。「dream diary~etching mémoires of midnight reverie」は、本当の自分を知るために夢で発見したことを日記に綴る物語が描かれています。歌詞と一緒に楽しんでいただけると嬉しいです!――「remembrance candy」は、IUさんが作詞をされましたが、どのようなお気持ちでしたか?スヒョン:今まで多くのアルバムを準備してきましたが、こんなにワクワクして緊張したのは初めてだと思います。デビュー前から尊敬していたIU先輩が一緒に作業してくださり、久しぶりのカムバックということもあって、より頑張りたい気持ちがいっぱいでした。練習中にも「私たちBilllieがIU先輩と一緒に?」と思うと、感動で胸がいっぱいになることが多かったです。ハラム:IU先輩が作詞した「remembrance candy」を初めて聴いたとき、先輩の感情的な歌詞と繊細な表現が見事にマッチしていて、聴く人に深い余韻を残す曲だと思いました。IU先輩は私たちのロールモデルでもあるため、今回のコラボレーションがより意味深いものに感じられました。私たちのアルバムを特別なものにしてくださったIU先輩に、心から感謝の気持ちを伝えたいです!――「Bluerose」では、ムン・スアさんとシユンさんが作詞に参加されていますが、どんな思いを歌詞に込めましたか?ムン・スア:既存の歌詞とどのように上手く調和させられるかをたくさん考えました。表現することが難しかったですが、「Bluerose」の由来や花言葉を調べながら歌詞の方向性を見出したように思います。「불가능이란 없어 I made it 기적까지도(不可能なんて無い I made it 奇跡までも)」という歌詞が好きで昔は「不可能」だった青いバラの花言葉が、今は「奇跡」に変わっているということを知ってとても感動して、ぜったいに歌詞に入れたかったので取り入れてみました。シユン:私は「Bluerose」の視点から歌詞を書いてみました。前に説明したように、花言葉が「(現実には存在しない)不可能」から「奇跡」へと変わり、それを通じて「それぞれが抱いている想像や追いかけていた幻想は、実は希望だったんじゃないか」という内容を込めてみました。日本のお菓子が大好き!「買いだめしてみんなで食べます(笑)」――カムバック準備に活動でお忙しいと思いますが、どのように過ごしていますか? メンバー間で最近流行っていることなどあれば教えて下さい。はるな:私たちはみんなでゲームをするのが大好きで、活動中も待機室でよくやっています。あとは来日公演の時に買ったお菓子をそれぞれ持ち帰って、カムバック前にはスケジュールの合間に少しずつ食べながら頑張っています(笑)!シユン:最近、メンバーの間で流行りの言葉があります! ションオンニの「글쿤(そうなんだ)」やスヒョンオンニの「肩ダンス」、私の「깔깔깔깔(笑い声)」もみんなで真似しています(笑)。――7人での来日も楽しみにしています。久しぶりに訪れる日本で、やりたいこと、楽しみにしていることは?ムン・スア:以前日本に来た時にみんなで焼肉を食べに行ったのですが、楽しい公演を終えた後にみんなで食べたからか、さらに美味しくて楽しい時間でした。これから日本でもっとたくさんのBelllie'veに会いたいし、コンサートも開催したいです! 温泉にも行ってみたいですね!つき:その時はメンバーを代表して私が注文したんです。みんながとても美味しいと言ってたくさん食べてくれたので、私もとても嬉しかったです!はるな:オンニたちに簡単な日本語を教えながら、韓国のメンバーたちが自分たちで注文もしてみたりして、とてもかわいかったです(笑)。日本でみんなで焼肉を食べるのは初めてだったので、とても楽しかったです!スヒョン:本当に久しぶりに行く日本だったので、とてもワクワクしました。公演が一番印象に残っています。これからメンバーと一緒に、日本でもさらに多くのBelllie'veの皆さんに会いたいです!ハラム:来日公演ではイントロ部分をアレンジして準備していたのですが、ステージに上がって自分たちの立ち位置に立った瞬間が忘れられません。日本のBelllie'veの皆さんと、もっと色んなイベントで頻繁にお会いできれば嬉しいです!ション:私もステージがとても楽しかった記憶があります。終わった後も、メンバーとみんなで本当に楽しいステージだったと話しました!シユン:これから日本でリアリティやバラエティにも出演してみたいです! 次の活動では、日本の音楽番組にも出演したいです!――Billlieの皆さんは、2月に開催した「KstylePARTY」も盛り上げてくれました。ライブパフォーマンス、ステージで大事にしていること、楽しみにしていることは? ハラム:ライブパフォーマンスでは、ファンの皆さんとコミュニケーションを取りながらステージ上のエネルギーを一緒に感じることが最も大切だと思います。ステージに上がる前にはメンバーと一緒に掛け声で緊張をほぐして、より素晴らしいパフォーマンスを見せるために励まし合っています!つき:会場によってはBilllieのファンの方だけでなく、私たちのステージを初めて見る方もいらっしゃると思います。状況は様々ですがステージは一度きりなので、その機会を大切にしながら常に最善を尽くしています。また、すべての方々にBilllieが本当に素晴らしいパフォーマンスをするチームだと記憶していただけるよう、細かい部分にも気を配りながらパフォーマンスするよう心がけています。デビュー3周年を迎え思うこと「7人一緒にいることが幸せ」――11月にはデビュー3年を迎えます。これまでを振り返ってグループとして1番記憶に残っている思い出は?ムン・スア:もう3周年だというのが信じられませんが、私が一番印象に残っているのはやはりステージです。毎回のパフォーマンスが本当に楽しくて幸せです。その中でも、デビュー後初めてメンバー全員で行った単独ファンコンサート「Your B, Im B (Belllieve You) 」が一番記憶に残っています。ファンコンサートの時はとてもワクワクして感動的で、「これが本当の幸せなんだ」と感じました。スヒョン:私はステージも好きですが、振り返ってみるとメンバーと宿舎で一緒に過ごした時間が1番思い出に残っています。ハラム:「the Billage of perception:chapter one」デビューショーケースのステージで感じた緊張感や、その後のファンの皆さんとの出会い、簡単ではない瞬間も一緒に乗り越えた思い出、アルバムをリリースして続けた活動のすべてが印象に残っています。つき:私も初めての全員でステージに立った単独ファンコンサートが1番印象に残っています。初ということで一生懸命準備しましたが、本番前は少し不安もありました。実際にステージに立ってみると、心配していたことがすべて忘れられるほど楽しくて、とても誇りに思いました!ション:みんなで一生懸命練習して汗を流した思い出も、時間が経つにつれて楽しさや大切さを感じるようになりました。やはり簡単にできたことよりも、一生懸命努力して成し遂げたことの方が大きく感じると思います。これからも自分との戦いに勝ちながら、自分の限界を超えたいです!シユン:私も「初のファンコンサート」が1番の思い出ですね! 私たちが一生懸命準備した多くの曲をファンの皆さんに見せられた瞬間を忘れられません。ステージに上がるまではとても緊張しましたが、終わってみるとメンバーと息を合わせながら本当に楽しく遊ぶように過ごせたステージだったと思えます。はるな:私は、4thミニアルバム「the Billage of perception:chapter three」のタイトル曲「EUNOIA」でデビュー後初の音楽番組1位を獲得した時が特に印象に残っています。アルバムを準備するたびに音楽番組での1位を目標に頑張ってきたので、その目標を達成できて本当に幸せでした。――Billlieとして、デビュー時から掲げている大切にしていることはありますか?3周年を迎えて今その思いに変化はありますか?ムン・スア:やはりみんなで過ごす瞬間が1番の思い出です。また全員で活動して、Billlieのメンバーの大切さを再確認しました。7人で一緒にステージに立つことほど幸せなことはありません。もちろん、その思いは今でも変わりません。Belllie'veの皆さんとも大切な思い出を作りながらずっと一緒にいたいです。スヒョン:デビューから今まで大切に思っているのは、やはり「幸せ」だと思います。今でも変わらず、私たちBilllieのメンバーとファンの皆さんが健康で幸せでいてほしいです!はるな:私たちがこうしてずっと活動できるのは、全てBelllie'veの皆さんのおかげだと思っています。デビューした日から今まで、Belllie'veの皆さんを何よりも大切に思っています!――最後に、Kstyleをご覧のファンの皆さんに一言お願いします。ムン・スア:日本のBelllie'veの皆さん! いつも私たちBilllieを愛して支えてくださってありがとうございます。これからも日本でもっと頻繁にお会いできるように努力しますので、これからもビリーと長く一緒にいてください! いつも感謝しています。아건밥행(体に気をつけて健康で、しっかりご飯を食べて幸せに)!スヒョン:日本のBelllie'veの皆さん、こんにちは。スヒョンです! いつも応援してくれてありがとうございます。もっともっとがんばります。めちゃ大好きです。ハラム:日本のBelllie'veの皆さん、いつも温かい応援と愛を送ってくださって本当にありがとうございます。皆さんの応援のおかげで、もっと一生懸命に活動できる気がします。これからもより良い音楽とパフォーマンスでお返しできるBilllieになります。愛しています!つき:日本のBelllie'veの皆さん! いつも応援してくれてありがとうございます! 日本での舞台ではいつも駆けつけてくれて、沢山の愛で応援してくれて本当に感謝でしかありません。これからも日本での活動や日本でのカムバックも一生懸命準備していくので、見守っていて下さい!ション:皆さんが送ってくださる大きな愛と応援、本当にありがとうございます! 日本に行くたびにとてもワクワクして、楽しい気分になります。これからも日本での活動を活発にできるようにもっと努力するので、ずっとずっと一緒にいてくれますよね?シユン:皆さん、シユンです! いつも可愛い笑顔で挨拶してくれてありがとうございます。私の心が温かくなります。私たちBilllieは、色々なところでかっこいいパフォーマンスお見せします! これからもよろしくお願いします。はるな:Billlieを愛してくださる日本のBelllie'veの皆さん! いつもBelllie'veの皆さんのおかげで大きな力をいただいています。これから日本でも今以上に多様な活動ができるように頑張りますので、私たちBilllieにたくさんの愛と応援をよろしくお願いします!■リリース情報Billlie 5thミニアルバム「Of All We Have Lost」 好評リリース中!【収録曲】1.remembrance candy2.trampoline3.Bluerose4.BTTB (Back to the Basics)5.shame6.dream diary ~ etching mémoires of midnight rêverie■関連サイト・Billlie日本公式ファンクラブ・Billlie日本公式X
映画「対外秘」イ・ウォンテ監督にインタビュー!悪役イ・ソンミンとはかなり親密?“家が近くて気が合う(笑)”
大迫力のアクションと怒涛の展開で大反響を得た「悪人伝」のイ・ウォンテ監督による最新作「対外秘」が、いよいよ日本に上陸! 謀略の渦巻く絶対予測不能サスペンスは、すでに世界中の映画ファンを魅了している。Kstyleでは、このたび「対外秘」のジャパンプレミアイベントで来日したイ・ウォンテ監督にインタビューを実施。撮影の裏話や俳優との意外な親交など、たっぷりと話を聞いた。【プレゼント】イ・ウォンテ監督&チョ・ジヌン&キム・ムヨル「対外秘」直筆サイン入りポスターを1名様に!東京国際映画祭に感謝「一同本当に光栄に思っています」――韓国初登場1位を記録したほか、カナダ、イタリア、ハワイ、オーストラリア、イランなどの映画祭にも出品されました。その間、どんなお気持ちで過ごしていましたか?イ・ウォンテ:実は、この作品はコロナ禍が長引いたことで、なかなか公開日が決まりませんでした。その間にも海外の映画祭からいくつか声をかけて頂いたのですが、コロナ禍ということもあり、踏み切れませんでした。そのような経緯で、海外の映画祭としては今回の東京国際映画祭が初となります。新型コロナウイルスによってそもそも招待が制限されていた上に、数少ない招待にも応えることができなくて俳優たちとしても、ようやくこの作品を背負って映画祭に来られました。一同本当に光栄に思っております。ありがとうございます。――韓国だけでなく、世界各国で鑑賞した方々からの絶賛が相次いでいます。その要因はなんだと思いますか?イ・ウォンテ:私が耳にした感想で最も多かったのは「この映画はノンフィクションのようだ」「実話を基にした作品だと思った」というものです。特に、フランスでは配給会社の方から「私たちの国の事件をベースに作りましたか?」なんて声もありました。本当に、様々なシーンで特定の事件をベースにしているのでは、と尋ねられました。というのも、私はこの映画を作る時に「時代や国を越えて、人間の本性や権力の本質を描こう」と心掛けたのです。実際に、これらは数千年の歴史の中で繰り返されてきた争いの種ですよね。権力を巡って争ったり、騙しあったり、人間の良心が欲望を前にした時に崩れ去ったり昔の古典文学を目にしても必ず出てくる題材なので、それだけ多くの共感を得たのだと思います。私自身も、見る人々の共感を誘うような、普遍的な感情を抱くような作品にしたいと思っていましたし。権力の本質を人々に伝えたいという部分は、特に強調しています。――キャスティングには監督の希望が反映されていたのでしょうか?イ・ウォンテ:まず、主演の男性陣3人は演技が世界トップクラスだと思っています! 韓国でも皆さんトップクラスの人気を誇っていますし、まさに私の希望が反映されたキャスティングでした。一緒に作品を作っていく時間がとても幸せでしたし、監督としてとても光栄でした。俳優同士の調和も見事なもので、劇中で対立するシーンをはじめ、すべての工程が物凄く良かったんです。たとえこの作品が興行的にイマイチだったとしても、きっと素晴らしい映画になるだろうと思っていました。そして、実際に見ていただくとわかるのですが、3人の役柄もぴったり合っていますよね? 顔立ちもそうですし、本当にキャラクターとの調和が素晴らしいです。――キャスティングをする上で心掛けている、監督ならではのポイントはありますか?イ・ウォンテ:私は、キャスティングをする上で重要視していることが3つあります。まず1つめは、役柄に合っているかどうか。適役かどうかという部分ですね。キャラクターとのシンクロ率は常に念頭に置いています。2つめは、俳優同士のアンサンブルです。1人ひとりが素晴らしくても、組み合わせとして違和感があるとキャスティングに成功したとは言えませんよね。そして、3つめは新鮮さです。「この役はあの俳優が演じそうだな」という予想を裏切るような意外性がなければ、作品はつまらなくなってしまうと思っています。意外性を感じる部分は1人の俳優でなくても良いんです。組み合わせとして見た時に新鮮だなと思えるようにしても良いですし、とにかく見た人たちが俳優の新しい魅力を見つけられるようにと心掛けています。イ・ソンミンと気が置けない仲に「地元が一緒で家も近い(笑)」――今作でのキャスティングにまつわるエピソードがあれば教えてください。イ・ウォンテ:イ・ソンミンさんは今回初めて一緒にお仕事をさせていただいたのですが、彼をキャスティングして本当に良かったです。演技はまさに言うことなしでしたし、チョ・ジヌンさんとキム・ムヨルさんの間に立って両者を引っ張ってくれるような、強いパワーを持った人でした。彼は3人の中で最後にキャスティングしたのですが、いざ決まった時は本当に良い気分でした。この映画は上手くいくぞ、と思いましたね。そして、実は私とイ・ソンミンさんは同い年で同じ町内に住んでいるんです。家も本当に近くて、現場では演技に圧倒される場面がたくさんありましたが、今では良い友達でもあります(笑)。さらに、生まれ育った土地も同じなんですよね。なんだか感性が合うなと思う場面がたくさんあって、そういった点も満足のいく作品になった要因だと思います。――チョ・ジヌンさんが演じる弱小政治家・へウンが、物語が進むにつれて変わっていく姿も圧巻でした。イ・ウォンテ:今回チョ・ジヌンさんが演じたヘウンは、ごく普通の平凡で真面目な人間が悪人になっていくというキャラクターです。この人物は、堕落するにつれて地位を得ていきますよね。良心を捨てて、信頼を捨てて、人間的に堕ちていく一方で、地位や権力といった社会的地位は上がっていくすごく矛盾しているものの、これが現実だということを突き付けてくるようなキャラクターなのです。チョ・ジヌンさんは骨太な演技が強みの俳優ですが、それと同時に細かいディテールを見事に表現する人でもあります。今回のように矛盾した人物を演じる上では、彼の演技が不可欠だったと言えます。外見的にも骨太な印象があるので、そのような人物がどんどん崩壊していく姿も、見る人に強い印象を与えられるのではないでしょうか。衝撃の劇中ワード納品の誕生秘話「殺しを文学的に」――劇中で印象的だった「納品」という言葉は、どのように生まれたのでしょうか?イ・ウォンテ:「納品」はご存じの通り、劇中で「殺人をすべて終えました」という意味で使っていますが、これは殺人が完了している感じを強烈な一言で表現したいと思ったんです。ただ「殺しました」と言っても、面白くないし文学的じゃないですよね。あまりにも直接的だと何かしら引っかかる部分もあるでしょうしそういった懸念をすべて緩和させるような単語をずっと考えていました。「清掃しました」とかも思い浮かびましたが、よりしっくり来るのは「納品」だなと思って決めました。「殺しは彼らにとってビジネスに過ぎないのだな」という感じを上手く出せた気がします。――前回の「悪人伝」に続き、ハードなアクションや残酷なシーンは思わず目をそらしてしまうような迫力があります。あれだけのシーンを練るとなると、精神的にも負担がかかりそうですが。イ・ウォンテ:シナリオを書く時に、残酷なシーンやハードなシーンは当然想像しながら書くわけです。私は元々善良な人間ですしね(笑)。以前撮った「悪人伝」という映画もハードなアクションが展開される作品でしたが、必要な作業とはいえ残酷なシーンを想像するのは結構辛いものです。シナリオを執筆中に出かけて、街中で気に食わない人がいたりすると「こいつをどのように殴ってやろうかな」とつい考えてしまうとか、そのぐらい追い込まれる作業ではありますね。もちろん、楽しさもあるのですが、アクションというものはとにかく消費されやすいジャンルで、どのように構成を練っても同じように見えてしまいがちです。そのような中で、いかにして差別化を図るかという部分は常に気にしています。――監督のこだわりが反映されて、あれだけの迫力になっているのですね。イ・ウォンテ:加えて、韓国には素晴らしいアクション監督がたくさんいらっしゃるんです。シナリオが完成したらアクション監督と一緒に細かい部分を詰めていくのですが、実際に出来上がったシーンを目にしていただくと独特な質感がわかると思います。劇場を訪れる皆さんには、ぜひ唯一無二のアクションを体感していただきたいですね!■作品概要映画「対外秘」11月15日(金)シネマート新宿、ヒューマントラストシネマ渋谷 他全国公開【出演】チョ・ジヌン「工作 黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男」「警官の血」イ・ソンミン「KCIA 南山の部長たち」「復讐の記憶」キム・ムヨル「悪人伝」「犯罪都市 PUNISHMENT」【監督】イ・ウォンテ「悪人伝」2023 / 韓国 / 韓国語 / 116分 / カラー / スコープ / 原題:대외비(英題:THE DEVIL'S DEAL) / 5.1ch / 字幕翻訳:鷹野文子 / 映倫区分:G(C)2023 PLUS M ENTERTAINMENT AND TWIN FILM/B.A. ENTERTAINMENT ALL RIGHTS RESERVED.<あらすじ>1992年、釜山。党の公認候補を約束されたヘウンは、国会議員選挙への出馬を決意する。ところが、陰で国をも動かす黒幕のスンテが、公認候補を自分の言いなりになる男に変える。激怒したヘウンは、スンテが富と権力を意のままにするために作成した極秘文書を手に入れ、チームを組んだギャングのピルドから選挙資金を得て無所属で出馬する。地元の人々からの絶大な人気を誇るヘウンは圧倒的有利に見えたが、スンテが戦慄の逆襲を仕掛ける。だが、この選挙は、国を揺るがす壮絶な権力闘争の始まりに過ぎなかった。■関連リンク・映画「対外秘」公式サイト
KENTA SANGGYUN、来日インタビュー!サンギュン入隊前の思いを語る「むしろ気が楽になりました(笑)」
2017年にJBJのメンバーとしてデビューし、2018年からは2人でユニット活動を行っているケンタ(髙田健太)とサンギュンが、約5年ぶりにKstyleのインタビューに登場! ユニット活動6周年を迎えた彼らは、KENTA SANGGYUN名義でのリリースとしては初となるデジタルEPにまつわるエピソードや、10月20日に開催された来日公演に関する話、サンギュンが入隊を控えた中でのお互いの心境など、たっぷりと語ってくれた。【PHOTO】KENTA SANGGYUN、2年ぶりの来日公演で張り切ったことは?「ビジュアル管理を頑張っています(笑)」【プレゼント】KENTA SANGGYUN 直筆サイン入りポラを2名様に!応募はフォロー&リポスト6周年はあっという間!「大人っぽい姿も期待して」――まずは、6周年おめでとうございます!ケンタ&サンギュン:ありがとうございます!――6周年を迎えてみて、いかがですか?ケンタ:本当にあっという間でした。半分ぐらいは活動できず休んでいた時期でも多いんですが、でも6周年自体は喜ばしいことなので、ファンの皆さんとしっかりお祝いしたいなと思っています。サンギュン:時間が経つのが本当に早かったように思います。休んでいた時期も、僕にとってはこれまでの活動を振り返る時間になりました。2人でKENTA SANGGYUNという名義でデジタルEPを出すことができてとても嬉しいですし、これからも素敵な音楽をお届けしたいと思っています。――カレンダーの発売もされました。ケンタさんがディレクションをされたとのことですが。ケンタ:そうですね、今は僕たちだけですべてのことをやっていて、基本的に音楽的な部分はサンギュン、それ以外の企画的な部分は僕がしているという形です。今回のカレンダーも、僕がディレクションさせていただきました!――撮影時のエピソードも気になります。ケンタ:カレンダーは今回で2回目なんですけど、去年は表現したいものを上手く出せなかったっていうのが心残りだったんです。そういった背景があったので、今年は「やりたいことを全部やりきるぞ!」と意気込んで取り組みました。その分準備は大変だった記憶がありますね小物とか細かいところまで全部自分たちで用意したので本当に大変だったんですけど、現場のスタッフさんたちからの反応がすごく良かった時は、本当にやってよかったなっていう達成感がありました!サンギュン:準備期間はケンタが本当に頑張っていたので、まずはお疲れさまと言いたいです。僕はスタッフさんたちの温かさも忘れられなくて、自分のことのように頑張ってくれた皆さんの姿が今でも記憶に残っています。自分たち以外の人たちとお仕事をするのが久しぶりだったっていうこともあって、楽しい撮影でした。ケンタ:スタッフさんの中には7~8年一緒にやってきた方もいらっしゃって言葉を交わさなくても通じ合える空気感が良かったです!――先にビジュアルが先行公開されましたが、ファンの反応はいかがでしたか?ケンタ:僕だと今回クルクルヘアのカツラを被ったんですけど、それに対して「ビジュアル大正解」「求めていたのはこれだよ~!」って反応を見かけた時は本当に嬉しかったですね! ファンの方が求めてくれていることと、自分がやりたいことのバランスはすごく重要視してた部分でもあったので、心底良かったって思いました。ちなみにビジュアルは2パターンあって、子供と大人それぞれのテーマで撮っています。僕たちの大人っぽいスーツ姿もいい感じなのでぜひ手に取ってみてほしいです!――まさに100点満点の仕上がりになったのですね!ケンタ:あんまり自画自賛しても良くないと思うので、99点にしておきます(笑)。サンギュン:残りの1点は、ファンの皆さんに評価してもらうということで(笑)。ケンタ:次に向けた期待値という意味でも、1点は残しておきたいです!サンギュンのセンスが光る新曲も!「初めての挑戦だったけれど」――単独での来日公演は2年ぶりとなりますが、楽しみにしていたことはありますか?サンギュン:2年前よりもっと良いステージをお見せしたいと思っていました。僕たち自身も期待でワクワクしていましたし、ファンの皆さんにも喜んでもらえるような公演にしたいと思って準備しました。僕は今回が入隊前最後の単独公演になるので、1つひとつのスケジュールを大切に、全力を尽くそうと思いました。――今回の公演で初披露する新曲も、サンギュンさんがとてもこだわって制作されたと伺っています。サンギュン:そうなんです!僕は今回作詞だけでなく作曲もやってみました。新しい挑戦にドキドキしましたが、自分が予想していた以上に素敵な仕上がりになったので、力添えしてくれたすべての人に感謝を伝えたいです。ケンタ:サンギュンは今回、ミキシングもしたんですよ! 作曲に初挑戦ってなるとその後のミキシングは専門家に任せるのが一般的だと思うんですけど、もう1歩踏み込んだところまでやってくれたんです。サンギュン:ミキシングは僕にとって専門外の分野なので、お願いしようにも説明が上手くできないんですよ。なので、実際にスタジオに行って自分が納得するまでサウンドに耳を傾けて、理想の仕上がりを追求しました。一緒に作業してくれたスタッフの方々に対して「たくさん迷惑をかけたな」という申し訳ない気持ちもありますが、本当に満足するサウンドが完成したという達成感もあり、色んな感情が入り混じった挑戦になりました。――「また挑戦したい」or「大変だったから二度とやりたくない」だと、ずばりどちらが勝りますか?ケンタ:正直な気持ちでいいんだよ(笑)!サンギュン:(笑)。正直な気持ちでいうと、作業する過程は本当に大変でした。何度も「今日は休みたい」と思ったしそれでも、「また楽曲を作ろう」「ミキシングをやってほしい」、という話が来たら僕はやると思います! 今回の挑戦で学ぶことがたくさんありましたし、「次はもっと素敵なものを作れそうな気がする」という自信も湧いてきているからです。自分磨きに余念なし?「お肌にダイエット、頑張りました(笑)」――今回の公演に向けて、特に力を入れた部分はありますか?ケンタ:僕は、とにかくビジュアルに気を使いました! 95年生まれなんですけど、早生まれなので実質30歳の代なんですよね。20代から30代に突入するということをひしひしと感じていて、最近「もう自分って若くないんだな」と思うシーンが何度もあったんです(笑)。ファンの皆さんの前では若々しくいたい! ということで、まずはトレーニングを始めて、皮膚科でお肌の管理もしました。色々、がんばって準備しました!サンギュン:僕は、まず体調管理ですね。公演とデジタルEPリリースのタイミングが重なっていたので、体力作りはしっかりやろうと思いました。もちろん、ダイエットもしてビジュアル的な部分でも頑張って準備しましたよ! 髪の毛もこうして久しぶりにハイトーンにしました。ファンの皆さんが喜んでくれたら嬉しいです!――ファンの皆さんもすでにおっしゃっていましたが、とてもお似合いです!サンギュン:ありがとうございます(照れ笑い)。――公演の中で、ファンの反応が特に気になっているコンテンツはありますか?ケンタ:僕はオープニングですね! 今回は公演の演出とかもやらせていただいたんですけど、1曲目をデジタルEPの収録曲にしたんです。「氣合」っていうバンドテイストの曲なんですけど、この曲は初めて聴いた時から絶対公演のオープニングにするぞって決めていて。幕から登場する演出を取り入れたのも初めてなので、この曲と登場時の演出の組み合わせに「わー! きゃー!」ってなるファンの皆さんの反応がとっても楽しみでした。サンギュン:僕もまったく同じです! オープニングは絶対に盛り上がってほしいと思いながら準備しました。「氣合」という曲はステージパフォーマンスが映えるように作った曲なので、ファンの皆さんが目の当たりにすると気絶するんじゃないかな? という自信もちょっとあります(笑)。K-POPというよりは、少し日本テイストのJ-POPの雰囲気を感じられるような曲なので、日本の皆さんが喜んでくれるのではないかなと思いました。パフォーマンスへの並々ならぬ情熱「最高のステージを更新し続けたい」――お2人がパフォーマンスをする上で大切にしていることはなんですか?ケンタ:僕が最近よく掲げているのは、「衰えを感じてほしくない」ということですね今年に入っても台湾でファンミーティングをしたりとか、色んなイベントをやらせてもらっているんですけど、その都度、肝に銘じていることです。例えばですけど、長く活動しているにもかかわらず、あまり努力が感じられないステージを目にした時って「なんだか残念だな」って思いますよね。ファンの方からしたらすぐにわかってしまうだろうし、見え方の部分は常に詰めていきたいと思っています。この振付は腰に負担がかかるから、今のコンディション的には無理だなというパートがあったとすれば、手を抜くのではなくて今の自分に出来る範囲で演出の工夫をするとか。踊るんじゃなくて移動に変えてみようとか、それは手抜きじゃなくてブラッシュアップと言えると思うんです。中途半端に見えちゃうのが1番良くないと思っているので、常にサンギュンと2人で「前回のステージよりかっこよくやろう」と話しています。サンギュン:僕は、第1にエネルギーをしっかり伝えなければと思っています。公演のセットリストによっても楽曲の解釈は変わってきたりするので、その場に合わせて解釈を整理したり常に楽曲に込められたメッセージとエネルギーが観客の皆さんに伝わるような公演を心掛けています。それと、公演の時はパフォーマンスもボーカルも、いつもよりダイナミックにしようと心掛けています。ステージに立つたびに新しい挑戦をするような、その時その時で異なる魅力を伝えられればと思っています。――異なる魅力と言えば、サンギュンさん自らチケット購入方法を説明するショート動画は「可愛すぎる」と大反響でしたね。ケンタ&サンギュン:(爆笑)。サンギュン:あれもケンタが全部プロデュースしました!ケンタ:あの動画、僕の友達からも「これ神~!」って言われているんです。最近はこういった部分にもやりがいを感じてきていましてあれっ、僕ってもしかしたらプロデューサーに、向いてるんじゃないかな? と思ったり(笑)。ファンの皆さんに求められていることと、僕のやりたいことのバランスを見ながら形にしていく作業が楽しくて、おこがましいかもしれないけれど「ビジネスとしてちゃんとプロデュースをやってみたい」という思いもあります。あとは、日本の皆さんにとってはサンギュンの頑張って喋っている日本語も「好き~!」ってなるポイントだと思っていて、K-POPアーティストさんが日本語を喋っている時って大前提として可愛らしいんですけど、サンギュンだけの可愛さがあると僕は思っています。その可愛らしさをどう伝えようかと考えた時に、あのチケッティング解説動画を思いつきました(笑)。サンギュン:僕はケンタの言う通りにすればいいだけです(笑)。毎回ケンタが予想していた通りの反響がファンの皆さんから返ってくるので、不思議ですね。ケンタ:今回のチケッティング動画は第2弾で、シリーズごとに良い反応を頂けている感じですね。また作る機会があれば、頑張りたいと思います!J-POPカバーにも意欲!「日本の感性あふれる曲に挑戦したい」――最近はチャレンジ動画などもかなりブームですよね。今後挑戦してみたいコンテンツなどはありますか?サンギュン:最近僕たちのYouTubeチャンネルを開設したので、これから色んな姿をお見せしたいです! 今考えているのは、僕たちの日常を近くで見てもらえるような、ドキュメンタリー形式の動画です。ケンタ:僕たちが運営する初めてのYouTubeチャンネルということでどうしたらアイドルらしさを残しつつ、大人になった僕たちの姿をお届けできるかな、どうしたら僕たちをまだ知らない人にしっかりアプローチできるかなと、ずっと考えています。アイドルらしいダンスチャレンジはもちろんなのですが、そこからもう一歩踏み出したような、リアルで正直なコンテンツもあったらいいなと思ってドキュメンタリーを準備することになりました。――サンギュンさんは以前のインタビューで「家で服を着ない」とおっしゃっていましたが、大丈夫でしょうか?ケンタ:(爆笑)。サンギュン:以前はそうでしたが、今はお見せするのが恥ずかしいですねただ、トレーニングの様子をお見せする動画を公開するようなことがあれば、脱いでいるかもしれませんが(笑)。――最近はJ-POPカバー映像なんかも流行っていますが、カバーしてみたい曲はありますか?サンギュン:僕は優里さんの「ドライフラワー」をぜひ!ケンタ:「ドライフラワー」は韓国でもかなり人気だよね!サンギュン:そして、個人的にはVaundyさんの「踊り子」も歌ってみたい。ケンタ:おお~! 新鮮で良さそう。僕も絶対やってみたい曲が1つあるんです! 最近韓国でもバンドブームが再来していて、日本のバンドだとLET ME KNOWさんの人気が凄いんですよ。僕も大好きなバンドさんなので「LAD浪漫's」という曲を1度カバーしてみたいです! Jロックの全盛期の感性があるというか、聴いていて本当に好きだな~って思うんです。サンギュン、この曲をやるのどう?サンギュン:ケンタは上手に歌えそうだよ!ケンタ:(笑)。サンギュン:僕は日本の音楽の感性をまだ把握しきれていないので、未熟な部分がたくさんありそう。ケンタ:1回頑張ってみよう!サンギュン:そうだね、挑戦はしたい!サンギュンは来日公演を最後に入隊「むしろ気持ちが楽になりました」――サンギュンさんは入隊を控えていますが、現在の心境は?サンギュン:すでにファンの皆さんが「サンギュンに会えなくなっちゃう」と残念がってくれていて、皆さんからの愛を実感しています。ただ、僕はむしろその時が待ち遠しいなと思っていたりします。つかの間の休暇というか、1人になって自分を見つめなおす期間になりそうです。これからどうしよう? とか、ちゃんとやれるかな? とか、そういった心配はないですね。ファンの皆さんにも「まったく心配する必要はないからね」とお伝えしたいです。帰ってきたら日本の皆さんに会いに行ける機会がもっともっと増えると思うので、僕もその日が楽しみです!――ケンタさんはその間お1人での活動となりますが。ケンタ:そうなんですよ~。僕自身もサンギュンの入隊に関しては「いつ行くんだろう」「いつその日が来るんだろう」ってずっと気になっていたのですが、こうして実際に入隊日が迫ってくると「サンギュンが帰ってくるまでの間は僕が準備を進めておけばいいんだ」と思えるようになりました。これまでは「スケジュールを決めた後に入隊が決まっちゃったらどうしよう」と思うことが多くて、ある種宙ぶらりんな状態でもどかしかったんです。そういう部分を気にせず、やりたいことをやれる状況になるという点では気持ちが楽になりました。今も2年前に比べてスッキリした顔をしていると思うんですけど、どうですか(笑)?サンギュン:(笑)。――サンギュンさんが帰ってきたら、またぜひお2人のお話を聞かせてください! 最後にKstyleをご覧の皆さんにメッセージをお願いします。ケンタ:はい! これはいつも言っていると思うんですけどKstyleさんは僕らが紆余曲折あった数年間の間でも、いつも記事に取り上げてくださって、その記事を見て僕たちの近況を知ってくれている方も本当にたくさんいらっしゃいました。読者の皆さんは僕たちにとっても特別な存在です。これからもKstyleさんを通して僕たちの近況をたくさん知ってほしいですし、もっともっと良いニュースを届けられるように頑張っていきたいと思います!サンギュン:僕たちのリアルで正直な話をたくさんしたので、インタビューを楽しく見ていただけると嬉しいです! また僕たちがKstyleを通じて皆さんに元気な姿をお見せできるよう、頑張ります。ありがとうございます!(撮影:前手秀紀)■リリース情報KENTA SANGGYUN デジタルEP「LOVE COUNTDOWN」好評リリース中!【収録曲】1.LOVE COUNTDOWN2.氣合(Spirit/Kiai)3.Dreams4.LOVE COUNTDOWN-Sped-up Version■関連サイト・KENTA SANGGYUN 公式X・KENTA SANGGYUN 公式YouTube
【PHOTO】ソ・イングク、未公開カットを大公開!赤いカーディガン姿でオトナの魅力
昨年、日本デビュー10周年を迎えたソ・イングクが9月6日(金)にMini Album「SIGnature」をリリース。ソ・イングク(SIG)の本質に迫り、自然体そのもの(nature)を表現したアルバムであり、タイトルからコンセプト、音楽まですべて本人が制作に参加している。Kstyleでは「SIGnature」のプロモーションのために来日したソ・イングクを直撃! アルバムの誕生秘話や、ファンへの想い、作品やプライベートに至るまでたっぷりと話を聞いた。【インタビュー】ソ・イングク、日本での活動はファンのおかげ「僕が愛されるだけの行動をできたと感じる」【メイキング映像】ソ・イングク、日本でキュートなポーズ炸裂!Kstyle撮影中の様子を特別公開【プレゼント】ソ・イングク直筆サイン入りポラを2名様に!応募はフォロー&リポスト (撮影:朝岡英輔)■公演情報SEO IN GUK JAPAN FAN CONCERT TOUR 2024 <名古屋公演>日時:2024年11月4日(月・休)1部 12:30開場/13:30開演(予定)2部 17:30開場/18:30開演(予定)会場:名古屋国際会議場 センチュリーホール<神戸公演>日時:2024年11月5日(火)17:30開場 / 18:30開演(予定)会場:神戸国際会館 こくさいホール<横浜公演>日時:2024年11月7日(木) 17:30開場 / 18:30開演(予定)会場:パシフィコ横浜 国立大ホール【チケット】 全席指定:12,500円(税別)■関連リンク・ソ・イングク日本公式サイト・ソ・イングク日本公式X・ソ・イングク公式Instagram
ソ・イングク、日本での活動はファンのおかげ「僕が愛されるだけの行動をできたと感じる」
昨年、日本デビュー10周年を迎えたソ・イングクが9月6日(金)にMini Album「SIGnature」をリリース。ソ・イングク(SIG)の本質に迫り、自然体そのもの(nature)を表現したアルバムであり、タイトルからコンセプト、音楽まですべて本人が制作に参加している。Kstyleでは「SIGnature」のプロモーションのために来日したソ・イングクを直撃! アルバムの誕生秘話や、ファンへの想い、作品やプライベートに至るまでたっぷりと話を聞いた。【プレゼント】ソ・イングク直筆サイン入りポラを2名様に!応募はフォロー&リポスト すべて日本語での歌唱「発音がいつも難しい」――「SIGnature」はタイトルからコンセプト、音楽まですべて、ご自身が制作に参加されていますが、どのような経緯で誕生したアルバムでしょうか?ソ・イングク:まずは「アルバムを出さないと」と思って周囲の作曲家の方々から曲をたくさんいただき、歌手のJueunさんからもらった曲がとてもよかったので「この曲をタイトル曲にしなければ」と思い「空のかおり」が誕生しました。家でひとりでお酒を飲みながら何度も曲を聞くうちに「MVはこんな感じで流れていくといいな」とストーリーが頭に浮かんでシナリオを書きました。僕と親しいイサンドク監督と一緒にMVの演出をして「SIGnature」というアルバムが完成しました。――タイトル曲「空のかおり」のMVはいろいろなことを想像させられました。なにもなくなった世界を背景にしているそうですね。ソ・イングク:音楽を聞きながら頭の中に浮かんだのはアポカリプスの滅亡した世界にいる少年少女が出会って愛を育むということ。そして大人になることを恐れつつも自然と大人に成長していく過程を作っていきたいと思いました。――虫がお嫌いなのにMVで虫が登場していましたね。ソイングク:滅亡した世界にひとりでいたら、どんな時間を過ごすだろうかと考えてあえていれたシーンです。虫は苦手ですが、飛んでいる虫じゃなければ大丈夫です(笑)。――日本オリジナルアルバムであり、すべて日本語での歌唱ということで日本のファンにとっては最高のプレゼントとなりますが、決して簡単なことではなかったと思います。制作の過程でご苦労があったでしょうか?ソ・イングク:僕が書いた歌詞が日本語に翻訳される段階で少し意味が違う部分があったのですが、その部分に対する僕の考えを伝えて、幸いにもその部分がうまく修正されて僕が意図したことに近い形になったのでよかったです。――日本語のレコーディングはいかがでしたか?ソ・イングク:いつも難しいですよね。やっぱり発音の面で「つ」や「ざ」とか。全体的に見たときにメロディやボーカルのスタイリングがよく仕上がったとしても「つ」の発音がうまくいかなければ再度レコーディングして、「つ」の発音がよくできたなと思っても他の発音がイマイチだったらまたレコーディングし直してという繰り返しの作業が大変でした。――収録曲のうち4曲に作詞、作曲に参加されていますが、制作秘話を教えてください。ソ・イングク:特にビハインドといえるものがないんですよね。これまでにたくさんの音楽を作ってきたので自然に流れていく感じというか。エピソードというよりも、今回のアルバムでおもしろいのは曲ごとに映像を準備しているということです。映像を撮るためにわざわざ鎌倉まで行ったんですよ。楽しみながら映像を撮影して今作業をしているところなので期待をしていただきたいです。――鎌倉はいかがでしたか?ソ・イングク:楽しかったです。「SLAM DUNK」の名所があるじゃないですか! そこに行ったら人があまりにもたくさんいたので見学だけして帰ってきました(笑)。――なにか食べたりは?ソ・イングク:僕はどこにいってもおいしいものを食べるのが好きです(笑)。鎌倉ではデザートを食べました。とても甘くてスイートでした(笑)。――ダブルタイトル曲「運命の糸」は「空のかおり」のMVがあまりにもせつないから、これで終わらせないようにMVを制作したと聞きました。ソ・イングク:最初はMVを1本だけ制作する予定だったのですが、ひとりでいるときにふっと思ったんです。「空のかおり」は美しい物語を表現したかったけれど、どうしても結果的に悲しい話が込められていたなと。このまま悲しい雰囲気で終わるよりも、次に少年と少女が大人になった時の愛をお見せしたい。そんな考えで楽しい絵が頭にたくさん浮かんで撮影をしました。「空のかおり」にも出演してくださったキム・ジョンウンさんと、キム・サンドク監督と一緒に力を合わせて制作しました。 日本で朝番組「DayDay.」のエンディング曲に起用!――「空のかおり」が日本テレビ系「DayDay.」の9月エンディングテーマに起用されましたが、感想をお聞かせください。ソ・イングク:とても光栄なことです。1ヶ月間、日本の地上波の朝の番組に僕の曲が流れるなんて。本当に考えてもみなかったことなので気分がとてもいいです。――MCの山里亮太さんはメガネがトレードマークなんですが、ソ・イングクさんもメガネをよくかけているから、ファンの方々が「ぜひ番組に出てほしい」「コラボしてほしい」と言っていました。ソ・イングク:(笑)。もちろん機会があったら是非。――アルバムのリリースイベントを東京、大阪、福岡でリリースイベントを行いますが、超多忙なスケジュールの中でファンと近い距離でイベントをされることに正直驚きを感じます。ファンに対するお気持ちをお聞かせください。ソ・イングク:僕が日本で活動できるのはファンの皆さんがいらっしゃるからです。もしファンの皆さんがいらっしゃらなければ、いくら曲を出しても聞いてくださる方がいないのですから。だから僕にとってファンの皆さんと過ごす時間を設けることは当然のことです。ファンの皆さんと一緒に楽しい時間を過ごして思い出を作って、僕の曲を聞きながら一緒にたくさんのことをしたいといつも思っています。だから、そうしているんですね。――逆にソ・イングクさんがファンとの交流の中で得るものは?ソ・イングク:とても大きな癒しを得ています。僕は僕がしている作品や音楽について本当にいつも迷いが大きいんです。「果たして皆さんがいいと思ってくれるだろうか? 僕自身が満足できる音楽なのだろうか?」とか、迷いがあるのですが、ファンの皆さんと会うとその迷いがきれいさっぱり消えます。「僕がうまくやってきているんだな。僕がこの方々に愛されるだけの行動、作品を持って来たんだな」と。そして「ならば次はもっといい音楽を作りたい」という原動力にもなっています。――11月に名古屋、神戸、横浜でファンミーティングを開催されますが、どんなファンミーティングになりそうですか?ソ・イングク:ファンミーティングやコンサートをするときは、ファンの皆さんが喜んでくれることはなんだろうかって悩むのですが、今も悩んでいるところです。どんなことをしたら楽しいか、よい思い出になるのはどんなことだろうかと悩んでいるので、たくさん期待してください! YouTubeでは寝起きやすっぴん姿も「楽しんでやる趣味に(笑)」――YouTubeで普段の姿をマメにアップされていますが、超多忙なのに映像コンテンツまで発信するなんて、そのアグレッシブさはどこからくるのか不思議です。ソ・イングク:(笑)。僕は楽しくないことはやらないんですよ。本当に本当におもしろくないなと思ったらあえてはやらないタイプなんです。実は一時期、音楽が楽しくないと思った時期があって実際にやらなかったのですが、今はどうしてか音楽に関しても自信がわいてきたのか楽しくやっていますし、YouTubeも楽しんでやる趣味になりました。最初はファンの皆さんに飾らない僕の普段の姿をVlogとかでお見せしたらどうだろうか。ファンの皆さんとコミュニケーションをとりたいという考えで始めたのですが、特に負担になることもなく、むしろだんだん趣味みたいに楽しくなってきたんです。――寝起き姿とかすっぴんを堂々とさらしていますが、まったく抵抗ないんですね。ソ・イングク:まったくないですね(笑)。――YouTubeコンテンツの中で特に反響が大きかったものを教えてください。ソ・イングク:どうでしょうかかね? やっぱりゲストコンテンツの「間奏ジャンプ」(ゲストを招いてカラオケをするコンテンツ)の反応がよい気がしますね。あとはVlogとソ・イングク飯(食べる様子に密着した動画)とか、日常生活や食べる様子を楽しんで見てくださっているようです。――YouTubeには姪っ子さんや甥っ子さんも登場していましたが、彼らにとってソ・イングクさんはどんなおじさんでしょうか?ソ・イングク:わからないですね。聞いてみないと(笑)。でも会う機会がそんなには多くなくても僕にとてもなついて、よく言うことを聞いてくれます。――出演作について感想を言ってくれたりしますか?ソ・イングク:いいえ。そういう話はしません。もし家族がそういう話をしたら僕は逃げます(笑)。仕事の話をするのは嫌いなので(笑)。――家族の反応は聞かないとしても、ファンの意見はどうですか? 作品に出た時やアルバムを出した時に反応をエゴサするほうですか?ソ・イングク:それはしますね。僕が意図した部分をキャッチしてくれるファンの方がいると、とてもうれしいです。今回の「空のかおり」のMVも人によって受け止め方が違うじゃないですか。結末も想像力を働かせて推測をしてみてという感じのMVになっていますが、たくさんの方々が僕の意図を把握してくださったようなのでとてもうれしかったです。――妹さんが経営するカフェで1日アルバイトをされましたが、どういったきっかけでされたのでしょうか?ソ・イングク:パク・ボヨンさんとか、周りの俳優さんたちが家族とか親戚が経営しているカフェを手伝っているのを見て、とてもいいなって思ったので、僕も妹のカフェで一度アルバイトをやりつつ、YouTubeも撮影してみようと思ったんです。――やってみていかがでしたか?ソ・イングク:楽しかったですよ。といっても実際に僕ができるのは注文を受けて決済をするくらいですけど。僕が注文を作ったら時間がかかりすぎちゃって、待ち時間が長くて妹の店の評判が悪くなっちゃうかもしれませんからね(笑)。カウンターからお客さんたちの様子を見たら、たくさんの方々が楽しんでくださっていたようだったのでよかったです。 ドラマも続々ヒット!「作品選びは僕の好みとカン」――8月末にブラジルでファンミーティングを開催して大盛況でした。ブラジルはいかがでしたか? どんなものを食べたり買ったりしましたか?ソ・イングク:ブラジルに行くのは初めてでしたが、ファンの皆さんがとても情熱的だったので大きなエネルギーを得てきました。プライベートの時間はまったくなかったから買い物とかはしていません。食べた料理の名前は覚えていないですが、シチューのようなものとか、海老やバナナなどを串に刺した焼き物、肉がぎっしり入ったハンバーガーを食べました。マデロだったかな? (ブラジルで世界一美味しいと言われているハンバーガーショップといわれているMADEROのこと)。そのお店がとてもおいしかったです。――ブラジルは飛行機に乗っている時間も長いですが、いつも機内ではどう過ごしますか?ソ・イングク:台本を読んだり、編集するものがあれば編集したり、あとはずっと寝ています(笑)。――ブラジルや南米では「ある日、我が家の玄関に滅亡が入ってきた」の滅亡が大人気だそうですが、日本のファンからはどの作品が人気があると感じますか?ソ・イングク:わからないですね。なにが人気なんだろう。ファンの皆さんはさまざまな作品が好きだと言ってくださいますし、人によって「この作品のこの部分が好き」とおっしゃって、ある人は僕を「滅亡」と呼ぶし、「ミンソク(『ナイショの恋していいですか?』)」と呼ぶ方も「ユンジェ(『応答せよ1997』)」とか、「ムヨン(『空から降る一億の星』)」と呼ぶ方もいます。でも、やっぱり原作が日本の作品だからか「空から降る一億の星」を愛してくださる方が多いように感じます。――最新出演作「もうすぐ死にます」も大ヒットしました。息をつく暇がなく想像がつかない展開の数々や作品全体のテーマなど見ごたえが多い作品でしたが、ソ・イングクさんにとって本作はどのような作品になりましたか?ソ・イングク:実は、僕ととても不思議な縁がある作品なんですよ。ウェブトゥーンを読んだ時にとてもおもしろかったので事務所の代表に「これを制作してみたらどうか」と提案したんですが、すでに違う会社が制作をしているということだったんですね。そうするうちに数年後、僕に出演のオファーが来たんです。そんな運命的な縁があって一生懸命に取り組んだ作品です。――12人に転生するという役柄でたくさんの俳優さんがソ・イングクさん扮する主人公イジェを演じましたが、他の俳優さんたちの演技を見て感じたことは?ソ・イングク:大変だろうなって思いましたね。なぜなら僕が他の俳優さんたちのキャラクターを演じるのではなく、他の俳優さんたちが僕のキャラクターを演じなくてはいけないからです。だから俳優の皆さんに「本当にすばらしい」と言いたいし、心から「ありがとう」と言いたいです。――作品選びをする時のポイントを教えてください。ソ・イングク:僕の好みとカンですね。まず最初に見るのは演じるキャラクターと魅力、台本に描かれたストーリーやエピソードが僕の興味をそそるものであるか、それが一番重要です。もしキャラクターがとても魅力的だけどストーリーが少し残念だなと思ったら少し考えますし、2つともいいと思ったら即決する感じです。 MV出演でワールドゲイブームに衝撃――K.willさんの「Please Don't」のMVでのアン・ジェヒョンさんとの共演が話題を呼びました。今回11年の時を経て「僕に似合う別れの歌がない」で再びアン・ジェヒョンさんと一緒にMVに出演してワールドゲイブームを巻き起こしていますが、11年前の反響と現在の反響について感じたことを教えてください。ソ・イングク:11年前の反応が衝撃的な逆転劇だったとしたら、今は視聴者の方々が2人の関係を知っている状態じゃないですか。だから「待っていました」とか「せつない」とか「心が痛い」とか、そういう反応があったのがおもしろかったです。実際アン・ジェヒョンさんとはよくお酒を飲んだり、お互いに役立つことを話したりする、とてもいい関係の友達です。――現在、原始部族の野生食文化を直接体験し、韓国料理文化をジャングルの隅々まで伝播するグローバル食文化交流記「ジャングル飯」がOA中ですが、なかなか過酷な番組ですよね。出演を決めた理由は?ソ・イングク:以前「ジャングルの法則」に出演したことがありましたが、とても楽しかったんです。よい思い出として残っているから今回もやることにしました。移動時間が長いので大変ではありましたが、その部分を除いてはむしろなにか1つのことに集中してやることが楽しかったです。僕ひとりだけで海外でそんな経験をすることはできないだろうと思うとすごく楽しかったですね。――これからの活動の展望をお聞かせください。ソ・イングク:展望とかはそんなに考えていないですね。ただ今のように与えられたことに対して最善を尽くすソ・イングクでいること。それが一番です。――プライベートでやってみたいことは?ソ・イングク:家にいる時間がとても好きなので、仕事以外では家にいて好きなことをしています。さっき話したようにYouTubeも今や趣味になったので楽しいですし、スケジュールの合間にWebマンガを読んだりゲームをするのも楽しいし、僕が楽しいと思えることをちょこちょこと探しています。――Webマンガはどんな作品を読んでいますか?ソ・イングク:異世界ものがおもしろいですね。日本の作品にも異世界ものが多いじゃないですか。Netflixで配信されていたアニメ「痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います」とか「転生したらスライムだった件」とか、そういうものを楽しんで読んでいます。――異世界ものの魅力はどんなところにありますか?ソ・イングク:自分が経験できないのはもちろん、漫画上でも経験できるわけではないですが、ゲームみたいな感覚で、主人公が徐々に成長していく様子を数値化して見られることが面白いですし、一つ一つの技術がスキルになっていくのも面白いです。最近の僕の人生作品(人生に影響を及ぼすほどの作品)は「進撃の巨人」で、漫画も全巻揃えました。――興味深いお話をたくさんありがとうございました。最後に読者にメッセージをお願します。ソ・イングク:Kstyleには何度か取材していただいて僕とは縁が深いですよね。今日もこのようインタビューをしていただいてとても楽しかったです。今回「空のかおり」という曲をリリースしましたので、読者の皆さん、ソ・イングクのファンの皆さんも、たくさんたくさん愛してくださったらうれしいです。そして、これからのソ・イングクの活動にも期待してください!(取材:安部裕子 / 撮影:朝岡英輔)■公演情報SEO IN GUK JAPAN FAN CONCERT TOUR 2024 <名古屋公演>日時:2024年11月4日(月・休)1部 12:30開場/13:30開演(予定)2部 17:30開場/18:30開演(予定)会場:名古屋国際会議場 センチュリーホール<神戸公演>日時:2024年11月5日(火)17:30開場 / 18:30開演(予定)会場:神戸国際会館 こくさいホール<横浜公演>日時:2024年11月7日(木) 17:30開場 / 18:30開演(予定)会場:パシフィコ横浜 国立大ホール【チケット】 全席指定:12,500円(税別)■関連リンク・ソ・イングク日本公式サイト・ソ・イングク日本公式X・ソ・イングク公式Instagram
「シュリ」「オールド・ボーイ」チェ・ミンシクが新作『破墓/パミョ』で来日!彼が日本でいつも楽しみにしていることは?
2024年の韓国大ヒットムービー『破墓/パミョ』が、ついに日本上陸。10月18日より、ロードショー公開されている。Kstyleでは、ジャパンプレミアのために来日したチェ・ミンシクに単独インタビューを敢行。作品、風水師という役柄についてはもちろん、お気に入りグルメから日本の思い出、映画人として思うことまで、幅広く語ってくれた。【プレゼント】チェ・ミンシク直筆サイン入り「破墓/パミョ」パンフレットを1名様に!応募はフォロー&リポスト 韓国でメガヒット「完成度の高い映画に出会えた」――映画のプロモーションで来日されたのは、18年ぶりとのこと。昨日はジャパンプレミアで舞台挨拶をされましたが、いかがでしたか?チェ・ミンシク:とても幸せな気分でした。映画の舞台挨拶に立つということは、俳優として最後の作業。私がすべき当然の役目です。劇場に集まってくださったお客さんたちと感想を分かち合えるというのは、何よりもうれしいことです。緊張の瞬間で、幸せで、爽快な時間でした。――韓国では、今年2月に公開されて約1200万人動員というメガヒットになりました。この間、どんなお気持ちで過ごしていましたか?チェ・ミンシク:たくさんの方に観ていただけて、よい評価もいただけたので、幸せな時間を過ごしていました。お酒も美味しく感じました。どの作品もそうですが、苦労して作った映画が観客から愛されたときほど、やりがいを感じることはありません。 ――これほどまでヒットした理由は、なんだと思いますか?チェ・ミンシク:久々に、完成度の高い映画に出会えたからではないでしょうか。韓国はサスペンス・スリラーのファン層も厚いので、チャン・ジェヒョン監督に対する期待もありました。『プリースト 悪魔を葬る者』『サバハ』と、スリラーを得意とする監督です。多くの観客が、次はどんな作品を見せてくれるのかと、楽しみにしていました。――出演を決めるにあたっては、チャン・ジェヒョン監督が決め手になりましたか?チェ・ミンシク:もちろんです。絶対的な判断材料でした。この映画に出るかどうか、俳優として一緒に仕事をするかを考えたとき、私はこの監督がどんな人なのか、分からないじゃないですか。だから、成果物となる作品を見るしかないのです。すごく面白かった。能力がある。ならば一緒にやりたい。そうやって出演を決めました。 土を食べるシーン「美味しくてずっとツマんでいました(笑)」――演じられた風水師キム・サンドクについて、役づくりで準備したことはありますか?チェ・ミンシク:特別、何かをしたわけではありません。韓国は、土俗信仰が根付いているので、風水という情緒も、自分の中に染み込んでいました。最近は、迷信だと思う人、悪いことに利用する人もいて、否定的にとらえる人も多いのですが、私が考える信仰とは、こういうものです。たとえば、私の祖母の話です。私が軍隊に入ったとき、庭にある味噌甕に井華水というキレイな水を浮かべて、一生懸命祈ってくれました。「私たちの大切な孫、ミンシクがどうかケガをせず、事故を起こさず、無事に任務を終えて除隊させてください」と。私が知る信仰とは、こういう祖母の心です。誰かのために、家族のために、幸せと無事を祈る切実な心。韓国の土俗信仰は、本来は、そういうものだと考えています。――風水師とは、どんな仕事をしている人なのでしょうか?チェ・ミンシク:その土地で生きる人のために、自然と人間の調和を鑑別して診断する人たちです。単純にここが良い、悪いというものではなく、自然や人間との相互作用を熟知する必要があります。とても深い研究が必要で、木や草、山を見つめる目が、普通の人とは違って深いのです。――自然に対する視線が違うのですね。チェ・ミンシク:はい。昆虫に触角があるように、全身で感知するレーダーがあるんです。このレーダーは、誰もが持っているんじゃないでしょうか。例えば、引っ越しをするとします。ボロボロなのに、なぜか落ち着く、居心地がいい家。逆に、10分もいられない場所もあります。つまりレーダーが、細胞が、その場所と調和していないと反応しているんです。私は、そういう感覚を信じています。今日はなんだか運転したくない、そこに行きたくない、とか。論理的に説明できない何かがあるのです。――土を食べるシーンが気になる観客も多いのではないでしょうか。実際に風水師がしていることですか?チェ・ミンシク:一般的なことではないようです。土の味を確かめて、その土地の良し悪しを判断しているのですが、ちょっと映画的な表現でしたね。土を食べるって、何かそれっぽく見えませんか(笑)? 専門家らしいというか。中には、実際に食べる風水師さんもいらっしゃるようですよ。――ちなみに撮影で食べていたのは、本物の土ではないですよね?チェ・ミンシク:もちろんです(笑)。実はチョコパイとチョコクッキーです。チョコだけを省いてつぶして、美術スタッフさんが上手に作ってくれました(笑)。――なんと、甘いお菓子だったのですね!(笑)チェ・ミンシク:はい。美味しくてずっとツマんでいました(笑)。――サンドクは、桁違いの報酬で墓の改葬依頼を受けますが、墓を見に行ったあと、一度は断ります。そんなサンドクについて、どんな人物だと感じましたか?チェ・ミンシク:俗物的な一面も持っているけど、サンドクは自然の摂理には決して逆らわない人。自然に対する造詣が深く、禁忌に触れれば祟りがあることも知っているからです。風水師という仕事は、ただお金を稼ぐ手段ではないんですね。生涯かけて土地に礼を尽くし、見極めながら生きてきた、職業倫理をもった人だと思います。 釜山で1ヶ月間の合宿生活をしながら撮影――撮影で大変だったことはありますか?チェ・ミンシク:私よりも、もっと大変だった人がたくさんいます。例えば、あるシーンで登場してくれた俳優さん。背の高い役者が必要で、身長が2m20cmもある元バスケットボール選手の方がキャスティングされたんです。彼は何時間もかけてメイクをして、待機していました。指の先まで扮装していたので、食事もできずにいて。だからいつも、横で冗談を言っていました(笑)。「つらかったら無理せず。早く逃げちゃいな」と(笑)。でも最後まで音を上げずに頑張ってくれました。過酷な状況にも堪えてくれた人たちを思うと、自分の苦労は、なんでもなかったと思います。――では楽しかったエピソードがあれば教えてください。チェ・ミンシク:釜山市の機張(キジャン)という場所で、1ヶ月間、合宿生活をしながら撮影していました。キャストとスタッフが、毎日毎日、顔を合わせてご飯を食べていたので、情も移り、家族のような雰囲気で楽しかったです。機張には美味しいものもたくさんあるので、食事も楽しみのひとつでした。――どんなものが美味しいですか?チェ・ミンシク:ミョルチサンパプ(イワシの包みご飯)、ワカメスープ、ヌタウナギの炭焼き、もうたくさんあります。ヌタウナギは、藁で包んで焼く藁焼きが名物です。――どれも美味しそうですね!チェ・ミンシク:海沿いの街なので、海の幸が豊富なんです。――長く滞在されたということは、セットがあったのですか?チェ・ミンシク:はい。映画に出てくる山の上のお墓は、オープンセットで作ったものです。すごく広い場所に美術チームさんが、木を運んで植えて、土を盛って、お墓の空間を再現してくれました。大変な苦労があったと思います。 キム・ゴウンとの共演「僕がさんざん、おごってあげたから(笑)」――キム・ゴウンさん、イ・ドヒョンさんとの共演はいかがでしたか? チェ・ミンシク:二人とも責任感のあるプロフェッショナルな俳優でした。でも責任感だけでは務まりません。役を正確に的確に表現するために、ものすごく努力されていて、その姿を誇らしく感じました。これ以上にない素晴らしい演技だったと思います。どの作品でも、完璧なチームワークができるわけではないんです。不協和音が起きることもあります。幸いにも、とてもいいアンサンブルでした。人間関係としても、作品の完成度としても。――イ・ドヒョンさんは、キャスティングされた当時はまだ新人だったそうですね。チェ・ミンシク:今では次世代のトップ俳優です。現在は兵役についていますが、除隊したらきっと、オファーが殺到すると思います。――キム・ゴウンさんは、あるインタビューで、「チェ・ミンシク先輩と一緒に撮影していた時、この瞬間が、まさに私が出演した理由だと思った」と語っていました。チェ・ミンシク:ははは。そうかやっぱり。僕がさんざん、おごってあげたからね(笑)。――今回、キム・ゴウンさん、チャン・ジェヒョン監督と3人で来日されましたが、来日が決まったとき、どんな会話をされたのですか?チェ・ミンシク:いいね! 早く行こう! 美味しい蕎麦も食べよう! と(笑)。――お蕎麦がお好きなのですね!チェ・ミンシク:日本は、映画『シュリ』のPRで来たのが初めてで、いい思い出ばかりです。そのとき広報を担当してくれた方が、とても良くしてくださって、滞在中、一緒に食事をしたり、お酒を飲んだりして親しくなりました。私はにしん蕎麦が大好きなんです。京都にプロモーションに行った時、美味しそうに食べていたのを見て、帰国の際に、ギフト用のセットまで持たせてくれました。 好きな日本料理は?「看板を見たら、どこでも入ります(笑)」――韓国料理では、チャプチェやマッククスがお好きだと伺っています。チェ・ミンシク:マッククスは、まさにコリアン蕎麦ですから! 蕎麦が好きすぎて、首にも巻いちゃいます。というのは冗談で(笑)。――(笑)。ほかに好きな日本料理はありますか?チェ・ミンシク:ラーメンも大好きです。 ――やはり麵が!(笑)チェ・ミンシク:長いものが好きだから(笑)。醤油、みそ、豚骨、ラーメンはなんでも好きです。 ――お気に入りの店はありますか?チェ・ミンシク:看板を見たら、どこでも入ります。それだけ反応してしまうのです(笑)。――お店によっても、けっこう味が違うんですよ。チェ・ミンシク:もちろん、違いはあると思うのですが、どこで食べても美味しいです。って、なぜ映画のインタビューが蕎麦とラーメンの話に!?(笑)――にしん蕎麦がお好きという話から(笑)。チェ・ミンシク:ははは! 好きすぎるせいですね。京都で毎食、食べていたんだから。――プライベートで、日本にいらしたことはありますか?チェ・ミンシク:もちろんです。家族旅行で来たことがあります。――お気に入りの場所はありますか?チェ・ミンシク:箱根、熱海。温泉によく行きましたね。初めて温泉に行ったのは『シュリ』のときです。日本の配給会社の社長さんが、「ここでゆっくり疲れをとってください」と、箱根の強羅花壇に連れて行ってくれました。老舗の高級宿で、今思えばすごく贅沢な経験でしたね。最初から、いい温泉を知ってしまいました(笑)。――『シュリ』のお話がでましたが、ちょうど今、4Kデジタルリマスター版が上映中です。1999年の作品ですが、この間、韓国映画を取り巻く環境は、どう変化したと感じますか? チェ・ミンシク:新世代の俳優や監督が出てきて、ジャンルも広がり、感覚的なこと、多くのことがアップグレードされてきました。ただ、映画産業を取りまく環境は。コロナ禍では劇場に行くことができなくなりました。そしてOTTサービスやYouTube。家の中で気軽に映像コンテンツが鑑賞できるようになり、劇場文化や映画産業にも影響を与えています。でも、これは一時的な現象で、いつか必ず回復すると思っています。だって、スマートフォンの小さな画面で観ていたら、飽きてくるでしょう? 劇場で、大勢の人たちと同じものを観るのとでは、感動がぜんぜん違います。一緒に笑ったり泣いたり。家でリモコンを握っているより、もっと興奮できるんですから。映画人のひとりとして、早く回復してほしいと願っています。――ではそういった意味も込めて、最後にメッセージをお願いします。チェ・ミンシク:『破墓/パミョ』を観に、ぜひ、劇場にお出かけください。この映画はまさに劇場で見るべき作品です。サウンドが違います。大きなスクリーンで鑑賞してこそ、楽しさが伝わりますよ。日本の皆さん、カムサハムニダ!(取材:野田智代)■上映概要映画「破墓/パミョ」10月18日(金)より新宿ピカデリー他にて全国ロードショー【出演】チェ・ミンシク「オールド・ボーイ」キム・ゴウン「トッケビ~君がくれた愛しい日々~」ユ・ヘジン「コンフィデンシャル/共助」イ・ドヒョン「ザ・グローリー ~輝かしき復讐~」監督・脚本:チャン・ジェヒョン「プリースト 悪魔を葬る者」「サバハ」提供:KADOKAWA K プラス、MOVIE WALKER PRESS KOREA配給:KADOKAWA、KADOKAWA K プラス2024 年/韓国/134 分/ビスタサイズ/5.1ch/原題:??/英題:EXHUMA/字幕翻訳:根本理恵(C)2024 SHOWBOX AND PINETOWN PRODUCTION ALL RIGHTS RESERVED.■関連リンク「破墓/パミョ」公式サイト
バン・イェダム、日本アーティストとのコラボにも意欲「おすすめのJ-POPをよく聴いている」
2012年に韓国で放送され大人気を博したオーディション番組「K-POP STAR2」で、若干10歳で登場、準優勝を果たしバン・イェダム(優勝はAKMU)。その後、TREASUREとしてデビューし、現在はソロアーティストとして活動している彼が2枚目のMini Album「GOOD ViBES」では全曲を作詞・作曲・編曲。幼い頃から音楽が常に身近にあったという彼の音楽的なルーツと考え方、最新アルバム「GOOD ViBES」と9月に開催した日本で初めてのファンコンサートについて、たっぷり語ってもらった。【プレゼント】バン・イェダム直筆サイン入りポラを2名様に!応募はフォロー&リポスト 日本での公演に喜び「ステージにいる時は楽しくて笑っちゃう」――4月のファンミーティングに続いて9月8日には日本で初めての単独ファンコンを開催されました。まずはファンコンの感想から教えてください。バン・イェダム:いつも日本のBY:D(バイディ/ファンの名前)のみなさんと一緒にステージの上でコミュニケーションするのが僕の夢だったんですが、早くに実現できてとてもうれしかったし、楽しかったです。――ファンコンでは誕生日のファンの方にバースデーソングを歌ったり、一緒にゲームを楽しんだり、イェダムさんが考えたという企画がたくさんあって楽しかったです。こうした企画を考えるのは好きですか?バン・イェダム:ファンのみなさんと一緒に楽しめることを、できるだけたくさんしたいと心がけていますね。それに僕だけの力ではなくて、いろんな方からいいアイデアをいただいて作ったファンコンなので、とても楽しくできました。――当日、抽選で選ばれたファンの方をステージにあげて、ペットボトルの蓋を飛ばすゲームをしていましたが、日本のファンのみなさんにとってはやり慣れないゲームだったせいか、テーブルから外れてしまう人が続出しました。バン・イェダム:これってそんなに難しいのかな?と思いながら見ていたんですが、実際にやってみたら意外に難しいんですよね。普段あまりやらないから(笑)。でも、ファンの方が参加できるゲームがあったら面白いと思ったんですよ。ただステージにいる僕を観るイベントではなくて、一緒にステージに上がって、一緒に面白いことができれば、少しでも思い出に残るんじゃないかと思ったんです。――ゲームもそうですが、歌っている時もみんなと一緒に歌おうとする姿勢がたびたび見られて、イェダムさんはみんなと一緒に何かをすることに喜びを感じる人なんだなと思いました。バン・イェダム:僕もコンサートや音楽フェスを観に行くので、そういう時、ただ音楽だけを聴くというよりは、ステージにいるアーティストから一緒に歌ってほしいと言われた時、一緒に楽しんでいるという感覚を覚えるんです。なので、僕もステージに立つ時はステージを観てくださる方々と一緒に楽しんでいるということを感じてもらいたいんです。そういう感じをずっとお見せしたいですし、そういうのが一番面白いと思います。――ファンのみなさんの声はどうでしたか?バン・イェダム:すごくよかったです! 僕も、最初の頃は「みなさん、一緒に歌ってください!」みたいなことって言えなかったんですよ。でも僕自身も徐々に楽しくなって気持ちが盛り上がったし、最後には客席のみなさんも立ち上がって一緒に歌ってくれました。一緒に楽しく遊んでくれたようで、うれしかったですね。BY:Dのみなさんは、僕の雰囲気に合わせて、いつもついてきてくれるんですよね。僕も、はじめは楽しすぎて、こんなに楽しく遊んでいてもいいのかなと思ったりするんですが(笑)、BY:Dのみなさんが一緒に楽しく遊んでくれるから僕ももっと楽しくなるんです。――ファンコンではイェダムさんがたくさん笑っている姿が印象的でした。歌っていてもおしゃべりしていても楽しくてつい笑ってしまうという印象がありましたが、普段から歌う時には笑いながら歌うタイプですか?バン・イェダム:普段、一人で歌う時は笑いながら歌わないです(笑)。でもステージの上にいる時はすごく楽しくて笑っちゃうんだと思います。それに普段はこうやって人前で歌う機会があまりないですし。でも、僕はみなさんの前で歌うために生きているので、ステージの上でみなさんと一緒に歌っている時、生きていることを実感するんだと思います。それに、観客のみなさんの反応もステージからよく見えるんですよね。そういう反応がうれしいですし、いつも来てくれるみなさんを見つけることもあるし、そうしてこうやって笑ってしまうんだと思います。 日本での楽しみ「まずは食べ物!生ビールは最高!(笑)」――日本のファンの方の印象はどうでしたか?バン・イェダム:今回、特に感じたことがあります。日本のファンは落ち着いていると聞いていたんですが、でも今回のファンコンで僕が「立って、ジャンプして!」と言ったらみなさんやってくれたんですよ。だから、聞いていたのと違うなって(笑)。お願いしたらやってくれるんだなと思いました。だからすごく楽しかったです。――ファンコンサートの会場だったEX THEATER ROPPONGIはステージと客席の距離が近かったと思うのですが、緊張はしませんでしたか?バン・イェダム:僕、緊張はあまりしない方なんですけど、みなさんの顔がすぐそこに見えるから、緊張するというよりはちょっとぎこちない感じがありましたね。でも時間が経つほどより楽しくなりした。みなさんの表情が見えるから。――ファンコンサートでは刺身としゃぶしゃぶを食べておいしかったという話をしていましたよね。日本に来たら必ず食べたいものはありますか?バン・イェダム:僕は、牛丼をほぼ毎回食べます。今日の朝もテイクアウトしたものを食べたんですけど、すごくおいしかったんです。味も濃すぎず、おいしくて、牛丼は必ず食べていますね。韓国ではあまり食べないんですけど、日本に来ると食べたくなるくらい、好きな味です。――では食べ物以外でやりたいことは?バン・イェダム:僕はショッピングにもそんなに興味があるわけではないので。アニメや映画に出てきたところに行ってみるのが好きですね。最近、また『君の名は。』を観たんですけど、渋谷か新宿が映画に出てくると聞いたので、そこに行きたいんですよね。昨日は『SLAM DUNK』に出てくる湘北高校の近くの海にも行きました。すごく暑かったです。野球が好きなので、東京ドームにも行ってみたいですね。――日本に来る時に楽しみにしていることは何ですか?バン・イェダム:まず1番は食べ物ですね。日本の食べ物は僕の口にすごく合うんです。それに日本独特の雰囲気も好きですね。食べ物でいうと寿司が大好きで、焼肉も大好きで、とにかく日本の食べ物は大好きです。そして日本の生ビールは本当に最高ですよね!(笑) 「ステージに立って音楽をして、それだけで僕は人生が楽しい」――1st Mini Album『ONLY ONE』にはじまり、最新の2nd Mini Album「GOOD ViBES」と、ソロ活動をスタートさせました。ソロアーティストとして活動を始めて、これまでを振り返ってみていかがですか? ソロになる前に思い描いていた活動はどれくらいできていますか?バン・イェダム:1人で曲を作ってきましたが、僕がやりたいこと、よりかっこいい曲を作るにはどうすればいいか、そしてファンのみなさんがより喜んでくれるにはどうしたらいいか、そういったことが少しずつ分かってきた気がして、すごく面白いです。できることに限界がない感じがしています。ソロデビューをするにあたって思い描いていた目標も、今ではかなり実現できていると思います。僕がやりたかったことをやって、ファンのみなさんと喜びを分かち合って、ステージに立って音楽をして、それだけで僕は人生が楽しいんです。もちろん、その過程の中にあるいろんなことを僕が考えて、そうやって作り上げたステージでも見せられるというのもうれしいですし。でも、まだまだやりたいことは多いです。――イェダムさんがアーティストとして1番大切にしていることはなんですか?バン・イェダム:やっぱりステージの上で歌うことですね。アーティストとしてアルバムを出して、たくさんの方に聴いていただくことももちろん大切ですが、ステージに立ってライブをするのが1番、アーティストとして生きているという感じがするんですよね。なので、よりかっこよく、より楽しいステージをやりたいです。ステージのことを考えて、よりライブを面白いものにするにはどうしたらいいかを考えて曲を作ったりもします。――そんなイェダムさんの音楽的なルーツについて教えてください。バン・イェダム:僕は両親が2人とも音楽の仕事をしていて、僕が母のお腹の中にいた時もレコーディングで歌っていたりして、僕が生まれてからも音楽に接する機会が本当に多かったんです。子どもの頃から洋楽を聴いて育って、そういう環境だったので僕もいつか音楽を仕事にするんだと思っていたんです。僕自身、音楽を聴くのも歌うのも好きでしたし、5歳からはレコーディングもしていましたし。もし僕が音楽を仕事にしていなくても、僕にとって音楽は自分の人生の大部分を占めるものなんだろうな、といつも思っていました。そのせいか、音楽以外に何か他の職業を持つということが考えられなかったです。小学校で将来の夢を書く時も、常に音楽を仕事にしたいと書いていました。だから今がすごく幸せです。――今もこうして長く音楽を続けていられる原動力はなんですか?バン・イェダム:僕は音楽を通じてたくさんの思い出を作っているんですよね。そういう楽しさが1番大きいと思います。例えば、僕には一緒に曲を作っている人たちがいるんですが、彼らとの思い出もありますよね。そういったものがまるでアルバムを見るように、曲を聴くと思い出されるんです。「この曲は作曲する時にこんなことがあって楽しかったな」というふうに。そしてさらにその思い出に、今度は「この曲はステージで歌った時にみんなの反応がよかったな」といった思い出がどんどん足されていって、僕の人生の記憶になるんですよね。そういったことが僕にとって1番の原動力になっているんだと思います。 バン・イェダムとはどんなアーティスト?――2nd Mini Album「GOOD ViBES」では、全曲の作詞・作曲・編曲はもちろん、バックグラウンドボーカルまでこなしたそうですが、このアルバムで一番表現したかったものはなんですか?バン・イェダム:前回のアルバムと比べると、もっと大人っぽいR&Bのようなニュアンスを出したかったんですよね。バン・イェダムという人間はこういう音楽をする人なんだ、こういうことができる人間なんだということを見せたかったんです。――今回のアルバムは自分自身でもバン・イェダムというアーティストを知る過程だったんじゃないかと思うんですが、アルバムが完成した今、改めてバン・イェダムとはどんなアーティストだと思いますか?バン・イェダム:できることがすごく多い子だと思います。今回のアルバムは特に、ジャンルとしてはR&Bヒップホップに近いですが、他の曲を作る時はジャンルにこだわらず、いろんなことをやりたいと思っています。なので、いろんな方面に個性があるし、それだけステージでみなさんに披露できるものも多いということを改めて感じました。これからも僕のいろんな面をお見せしたいですし、また大衆の方々が期待する部分もあると思うので、そのような部分もそのニーズに合うようにまたこのようにお見せしたいです。僕が思うに、今回のアルバムには楽しい音楽がたくさん収録されています。バンドの生演奏だったり、ライブで披露したときに面白そうな曲をたくさん作りました。そこから始まって、これからよりインパクトの強い音楽、そういう類の音楽も一度やってみたいと思いました。――「GOOD ViBES」というシンプルなタイトルが、今回のアルバムにぴったりですね。バン・イェダム:これは、実は今回のアルバムを制作する中で作った曲のうちの1曲の仮タイトルだったんです。今回は曲を作る過程も楽しかったし、僕は音楽を楽しく作ることを優先したいんだなと改めて分かったんですよね。僕が音楽を聴く理由も、同じ楽しさを感じるためでもあるし、みなさんと気持ちをシェアしたいという思いもあるし。僕は自分の気分に合わせて音楽を聴くタイプなんですが、僕自身、楽しみながら作った曲なので、聴く人も同じように感じられるだろうという確信があったんです。そういう想いを込めて、「GOOD ViBES」というタイトルになりました。僕は曲を作る人でもありますが、それと同時に曲を聴く人でもありますよね。だから僕自身が曲に満足できないとダメなんです。それにプラスして、僕と音楽の好みが似ている人なら喜んでくれるんじゃないかなと思いながら曲を作っています。――表現を仕事にしている方がたまにおっしゃることですが、自分の満足を追求すると、その基準が高すぎて満足ができなくなるという話をよく聞くのですが、イェダムさんはどうですか?バン・イェダム:どちらでもあると思います。正直に言うと、僕はいつも満足していますが、その反面、満足できないところもあります。ある時はすごくいい曲ができたと思い、一週間後にまた同じ曲を聴くとイマイチに感じたり。でも自分の満足のためだけに曲を作り直すことはしないようにしています。僕が一度は満足したということは、その時点で曲は完成しているんですよ。また別の視点から曲に修正を加えたら、はじめにいいと思っていた感じが全部消えてしまったことがあったんです。なので、次のアルバム、もしくは次のプロジェクトの時に、ちょっと物足りないと思った部分を補う曲を作ればいいと思っています。音楽を作るという行為は試験とかテストではないので、正解がないものですよね。だからこそ面白いんだと思います。音楽を作ることを楽しみたいので、後から聴いてもうちょっとこうできればと思ったことは次の機会にそうすることにしています。 「K-POP STAR」で準優勝その時の幼い僕に学ぶべきことも多い――イェダムさんといえば、「K-POP STAR2」での幼いながらに天才的なステージを披露した姿が今でも思い出されます。当時の活動を振り返ってみて思うことはなんですか? 自身の成長したところ、褒めたいところを教えてください。バン・イェダム:子どもの頃の自分を振り返ると、当時は生まれ持った何かしらの才能があったんだなと感じますね。当時の動画を今の僕が観てもすごく上手いなと思いますし、ステージに立つことを怖がらず、緊張もせず、堂々としているなと感心します。でも、その才能をどう伸ばせばいいのか悩んできました。今の僕の基準で見たら、その時は何も考えずにステージに立っていたんですよね。そんなにものを知らないからこそ、自信があったとも言えます。でも、その時の幼い僕に学ぶべきことも多いです。今はいろんなことを知りましたが、それでもあの時と同じアティテュードでステージに臨むことがアーティストとしては正しいのではないか、と思うことがありますね。――成長して、たくさんの経験をしていろんなことを知った今だからこそ、怖いという感情も生まれたということですか?バン・イェダム:そうですね、それはどうしようもなくあります。――では、その当時の自分に言ってあげたい言葉はありますか?バン・イェダム:ただ「がんばれ」と言ってあげたいですね(笑)。でも本当に、当時の自分はすごいやつだったなと思います。――逆に、当時のイェダムさんが今のイェダムさんを見たら何と言うと思いますか?バン・イェダム:きっと「がんばってるじゃん」って言ってくれると思います(笑)。楽しそうだよね、人生を楽しんでいるねって。僕の周りには音楽を長く続けている人が多くて、僕の父もそうなんですが、音楽を長く続けているといつかはスランプが訪れると言うんですよね。どんなに音楽が好きでも、ある時に突然、音楽を聴くのも嫌になることがあるって。でも幸い、僕にはそういうスランプが来たことがないんですよ。この世界にはフレッシュな音楽が溢れていますし、僕自身がまだ知らないことも多いので、今もまだ新しい音楽を探して、僕になじませることがとても面白いんです。だから僕にはスランプは一生来ないと思います(笑)。これは僕の独自のノウハウなんですけど、あまり強く「絶対にこれは成功させたい」とか、「これだけやり遂げたい」という気持ちが強すぎるとスランプになるんだと思うんですよね。なので、そういった考えからは少し距離を置いています。そもそも僕は音楽を仕事だと思っていないんですよね。僕は音楽で遊ぶ人だから(笑)。――これからイェダムさんはどんなアーティストになっていきたいですか? 理想とするアーティスト像は?バン・イェダム:最近、もっとライブを上手にできたらと思って考えていたことなんですけど、「叫んでください」とか「一緒に遊んでください」ってみんな言うじゃないですか。そうやってみんなの反応を引き出すよりも簡単な方法が、実はあるんです。それは、まずは僕自身が楽しむこと。そうやって僕が楽しく遊んでいたら、みんなも僕につられて楽しく遊んでくれるんですよ。これはまさに気づきでしたよね。まずは僕が心から楽しめば、それがみなさんの反応になるだろうという。なぜなら、客席にいるみなさんはステージに立つ僕だけを見ているわけじゃないですか。だから、ステージに立つ僕自身が楽しんで、走り回ったりしないと、観ているみなさんは気恥ずかしいだけですよね。だから僕がまず「ここまではっちゃけちゃっていいんだよ」というのを見せないと、と思ったんです。これからも、いろんな方法で楽しむ方法を試してみようと思っています。 日本アーティストとのコラボにも意欲「おすすめのJ-POPをよく聴いている」――日本での活動も期待しています。日本でどんな活動をしてみたいですか?バン・イェダム:日本はすごく好きな場所でもあるので、これからはたくさん来て、日本のBY:Dのみなさんと一緒に楽しめる場があればと思います。また機会があれば、日本のアーティストの方々とコラボしてみたいという思いもあります。僕は藤井風さんが大好きで、1stアルバムをリリースした時から全部聴いているくらいです。すごく歌が上手ですよね、アーティストとしてすごくかっこいい方だと思います。そして日本で一番大きな会場のステージに立ちたいです。夢はいつも大きくないとダメですからね(笑)。――最近よく聴く日本の曲はありますか?バン・イェダム:日本のバンドの曲をよく聴きます。僕の友人にJ-POP好きな子がいて、たくさんおすすめしてくれるので、自然と僕もよく聴くようになったんですが、SEKAI NO OWARIさんも好きですし、ヒゲダン(Official髭男dism)さんも好きですし、優里さんも好きです。あまりにも有名ですがONE OK ROCKさんも好きです。――それでは、最後にKstyleをご覧のみなさんにメッセージをお願いします。バン・イェダム:Kstyle読者のみなさん、こんにちは。これからは日本でもたくさんライブして、みなさんとたくさん交流できればと思っています。よりよい姿、より楽しい姿をお見せできるように努力しますので、少しだけ待っていてくださいね。これからもよろしくお願いします。(取材:尹秀姫)■リリース情報2nd Mini Album「GOOD ViBES」【収録曲】1. Lovey2. We Good3. O-HE4. Lovin' Ya5. Fallin'6. T.M.B■関連リンク・バン・イェダム公式Instagram・バン・イェダム公式X・バン・イェダム公式TikTok
Vol․2 ― 유키사다 감독, 한국 배우들에게 많이 들은 말은? 차기작도 검토중 "김지원과 함께 하고 싶네요"
※이 기사에는 드라마의 스토리에 관한 내용이 포함됩니다."Go" (2001), "세상의 중심에서 사랑을 외치다" (2004), "리볼버 릴리" (2023) 등으로 알려진 유키사다 이사오 감독이 한국 드라마 연출에 도전한 "완벽한 가족"이 Lemino에서 일본 독점 방송 중이다. 고명한 변호사와 전업주부의 아내, 고등학생의 딸. 갑자기 일어난 살인 사건으로 행복해 보이던 가족들이 무너져 간다... 일본인 감독이 한국의 연속 드라마를 연출한 것은 이번이 처음이다. 부산국제영화제의 단골이자 한국에 많은 팬을 가진 유키사다 감독에게 영화와 TV 드라마의 차이, 일본과 한국 배우의 차이, 그리고 촬영 현장에서의 에피소드 등 많은 이야기를 들었다.Vol․1 ― 유키사다 감독, 한국에서 최초로 지상파 드라마 도전"외국인이라고 모르게 하고 싶었어요" 촬영장에서 제일 들었던 한국어는 "제 생각에는"—— 촬영장은 어떤 분위기였나요? 배우들과는 어떻게 소통하셨어요?유키사다 : 이번에 제가 배우들에게 제일 들었던 말은 "(한국어로) 제 생각에는"이라는 말이었습니다. 아침에 현장에 가면 배우들이 번가라 가면서 "제 생각을 말씀드리자면.."라고 말을 걸어줘요. 게다가 사람마다 다른 말을 하는 거예요 (웃음). 그걸 다 듣고 나서 "그럼 저의 제 생각에는을 발표할게요. 이렇게 하는 건 어떨까요?"라고 말하는 게 제 일과였습니다. 배우들이 "제 생각을 말씀드리자면.."이라고 선언하고 나서 본인의 생각을 딱 제시한다. 이건 한국만의 특징이에요. 일본에서는 먼저 상대방이 어떻게 나오는지 상황을 봐요. 그래서 일이 더 복잡해지고 쓸데없는 일도 일어나죠 (웃음). —— 자신의 연기 플랜을 말하러 오는 배우들을 감독님은 어떻게 생각하셨나요?유키사다 : 솔직히 처음에는 당황했죠(웃음). 배우들끼리 의견이 너무 다르니까요. 하지만 그 과정에서 생각을 바꿨어요. "이게 한국인의 심정이구나"라는 생각이 들더라고요. 이 대본에 있어서 배우가 어떤 역할을 한다는 건, 이런 심정이 있어서가 아닐까라고 이해를 했어요. 저는 배우들을 너무나도 믿고 있어서 각자의 "제 생각에는" 을 어떻게 살려야 될지, 그것을 소중히 여겨야겠다고 생각하게 되었습니다. 그리고 "당신의 생각은 알겠고. 하지만 다른 의견도 있다. 이거를 바탕으로 하면 어떨까요?"라고 배우들에게 말씀드리면 "알겠습니다. 한번 해보겠습니다" 이렇게 되는 거예요. 이게 너무 좋은 방법이었어요. 하지만 후배는 선배에게 희망 사항을 말하지 못 한, 그런 상하 관계 같은 것도 보이더라고요. 그럴 땐 제가 연출을 하는 사람의 입장에서 젊은이들의 의견도 받아들이고 반영하려고 했어요.—— 여기서도 한국인의 심정을 소중히 하셨군요.유키사다 : 그래도 저는 한국에서는 외국 감독이잖아요. 배우들이 생각하는 역할의 심정=한국인의 마음속에 있는 진짜 감정이라고 생각하거든요. 그게 일본과는 전혀 달라요. 예를 들어 얼마나 화가 나더라도 겉으로 드러내지 않고 아무렇지 않은 척하는... 그게 일본인이죠 (웃음). 한국인은 그러지 말고 감정을 명확히 드러내니까 당연히 스토리도 바뀌고 제 상상을 넘어와요. 그것은 거리를 걷고 있어도 느꼈고, 재미있다고 생각했어요. 애초에 사람들끼리 부딪치는 정도가 다른 것 같아요.—— 그 외에도 촬영장에서의 에피소드가 있다면 알려주세요.유키사다: 김병철 씨와의 대화는 참 인상적이었어요. 병철 씨는 과묵한 분이신데 어느 날 원래 있었던 시나리오에 대해 "갈등이 좀 부족하다"라고 말씀하셔서. 현민의 갈등은 그려져 있지만 진혁의 딸에 대한 갈등, 남겨진 자신, 양부모로서의 갈등이 부족하다고 말씀해 주셨거든요. 그것은 시나리오 전체의 힌트가 되는 이야기였기 때문에, 얘기뿐만 아니라 문장으로도 남겨주셨어요. 근데 그거는 절대 위압적인 것이 아니라 "저는 이런 흐름을 상상했습니다"이런 식이었죠. 일본 촬영장에서 이런 일이 생기면 모두가 혼란스럽게 느낄 거예요. 스토리의 착지점에 왜 갑자기 그런 아이디어를 내냐고(웃음). 하지만 병철 씨는 자신의 갈등 때문이기보다는 가족 세 명의 갈등을 위해 대표해서 의견을 말씀하신 거였어요. 촬영 중이었기 때문에 큰일 났다고 생각했는데 주택의 세트장을 해체하는 관계로 며칠 후에 그 장면을 찍어야 했고, 시나리오를 개편하면 그만큼 분량도 늘어날 테고, 짧은 시간에 해결해야 되니까 고생했지만, 되돌아보면 그 과정이 정말 창의적이었다고 생각해요. 병철 씨는 익센트릭한 역할이 많으신데 실제로는 되게 착하고 치밀하고 진지하고 신중한 분이에요. 촬영 마지막 날에는 "어휴 끝났다! 잘 마무리돼서 다행이다~" 이런 느낌이었습니다 (웃음). 겉으로는 안 보였지만 뭔가 짊어지고 있는 부분이 있었나 봐요.첫 한국 드라마 도전인데..."70일 만에 찍었거든요 (웃음)"—— 연출 관련해서, 유키사다 감독님이라고 하면 영상의 아름다움과 음영을 중시하는 것으로 유명하지만 이번에는 어떠셨나요?유키사다: 영상을 중시할 수 있을지 없을지는 카메라 감독에 따라서 달라져요. 스태프 선택은 좋은 작품을 만드는 데 있어서 중요한 부분이니까 이번에는 면접을 엄청 많이 했어요. 봉준호 감독님 팀에서 촬영 어시스턴트를 하신 유일승 씨는 어떨까 싶어서 봉준호 감독님에게 물어봤어요. 그러다가 "몇 년 전에 데뷔해서 좋은 평가를 받은 러브 스토리를 찍고 있다. 영화에 대해 굉장히 성실한 사람이다"라는 답장이 왔어요. 봉준호 감독님께서 그렇게 말씀하시는 분이면 재미있는 카메라 감독에 틀림없다고 직감하게 되더라고요. 면접을 봤더니 굉장히 겸손하고 정말 성실하고, 제가 연출한 영화 작품도 봤다고. 저와 동갑내기 카메라 감독도 두 명 소개받았지만 왠지 이 젊은 친구에게 맡겨보고 싶다는 마음이 들었어요. "일본 영화가 자신의 밑거름이다"라고 하는 그 친구가 만드는 그림에 제가 얼마나 다가갈 수 있을까, 한번 도전해 본 거예요. 결과적으로 많은 도움을 받았어요. 정말 멋진 카메라 워크로 만들어주셨어요. "완벽한 가족"은 70일 만에 찍었거든요.—— 12화를 70일 만에? 게다가 TV 드라마는 처음이셨는데요?유키사다: 네. 제작회사가 70일 만에 찍어 줬으면 좋겠다고 해서 (웃음). 예산을 낮추고 싶은 마음은 알지만 "현실적이지 않다"라고 얘기했었어요. 카메라 감독은 그건 할 수 없다고 하고, 한국 영화도 TV도 하고 있는 조감독님에게 물었더니 "120일은 걸리네요"라고. 다른 어떤 현역 스태프에게 물어도 "1편을 5일 만에 찍을 수 없다. 100-120일은 봐야 한다"라고 했는데 결과적으로 70일 만에 찍어버렸네요(웃음). 제작회사도 예상하지 못해서 놀랐을 것 같아요. 아마 누구보다 빠르지 않았을까?—— 그 속도로 촬영할 수 있었던비결은 뭐였을까요?유키사다: 저도 카메라 감독도 "계획대로 되지 않으면 절대 안 된다"라는 생각은 버리고 다른 일정을 소화하면서도 준비한 스토리보드는 그대로, 무슨 일이 있어도 그 현장에 맞춰서 만들어 가자는 촬영 스타일로 정했기 때문이라고 생각합니다. 그리고 카메라 감독, 조명 기사, 미술감독 모두가 뛰어난 분이셨어요. 미술감독님은 TV도 영화도 하시는 분이었는데 메인 무대인 단독 주택 세트를 정원도 포함해서 스튜디오 안에 통째로 세워 놓았어요. 덕분에 컷이나 편집을 할 필요 없이 촬영할 수 있어서 스피드를 올릴 수 있었어요. PD님께서도 예산을 많이 잡아주셨다고 생각합니다. 보통 일본이면 세트 말고 촬영지를 찾아서 진행해달라는 말이 나올 것 같은데 그러려면 시간이 더 오래 걸렸을 거고. 단독 주택의 배경은 다 합성인데 오히려 그게 좀 불온한 분위기를 자아내고 있어서 하나의 세계관이 만들어진 것 같아요."한국 드라마는 초반 단계를 좋아하는 것 같아요"——한국의 영화 팬들은 물론 관계자들도 감독님의 작품을 많이 사랑하시는 것 같은데요. 그런 분들이 보기에는 감독님은 청춘 영화나 멜로 영화의 이미지가 큰가요?유키사다 : 이번 TV 스태프분들께선 "세상의 중심에서 사랑을 외치다"의 감독이라고 하더라고요. 하지만 영화계 사람들의 이미지는 압도적으로 "GO"라고 합니다. "GO"는 재일교포의 모습을 그리는 작품이기 때문에 큰 충격이었다라는 말을 지금도 들어요. "GO"는 제 데뷔작에 가까운 작품이지만 당시 번역을 담당해 주신 분이 이번에도 번역을 해주셨어요. 그런 의미에서도 매우 감회가 새로운 것 같아요.——감독님은 원래 한국 드라마를 좋아하셨다고 들었어요.유키사다 : 한국 드라마를 좋아한다는 게 결과적으로 그렇게 되어 버렸다고 할까... 한국 드라마는 4화나 5화까진 재미없어도 참아야 하잖아요. 근데 그건 한국 사람들도 다 그렇게 느낀다고 하더라고요 (웃음). 그걸 넘으면 급속히 재밌어져요. 더 간결한 구성이 되면 좋겠다고 매번 생각하지만... 스토리에는 사고를 당한다든가, 과거에 비밀이 있다든가, 재벌, 빈부격차라든가, 가족의 꼬이고 꼬인 관계가 있다든가.. 계속 쓰이는 배경이나 루틴이 있죠. 한국 드라마는 전반에 등장인물들의 관계가 조금씩 밝혀지는데 그 과정을 넘으면 갑작스레 시동이 걸린 듯이 재밌어지는 패턴이 많아요. 그렇기 때문에 몇 회 보다가 포기해버리는 사람도 많죠. 전 그걸 계속 신기하게 생각했었어요. 다만 제 취향이 좀 독특할 수도 있는데 마지막의 재미있는 부분보다, 사람들이 재미없다고 하는 초반 단계를각 등장인물이 어떤 사람인지 얘기하고 있는 장면을 좋아하는 것 같아요 (웃음).——"완벽한 가족을 연출할 때 그런 드라마 시청 경험은 참고가 되셨나요?유키사다: "완벽한 가족"에 관해서는 참고를 안 했어요. 뭔가 항상 스토리를 잡기가 어려운 느낌이라 할까 어떤의혹이 다시 새로운 의혹을 만들면서 이야기가 전개 되어가고 마지막은 어딘가 다른 곳에 끌려가는 작품으로 하고 싶었더라고요. 11화, 12화쯤에선 상상도 못했던 결말에 착지하는 시나리오를 만들었는데, 아마도 기존의 한국 드라마와 또 다른 느낌의 작품이 되어 있을 거예요. 긴 영화처럼 하나의 산을 만들어 가는 느낌? 이 부분에 관해서는 실제로 연출해 보면 어떻게 느끼게 되는지 관심도 있었어요. 지금까지의 한국 드라마와 비슷해지지 않게 찍었지만 결과적으로 여러분들이 어떻게 보셨는지는 저도 잘 모르겠네요. 봐주신 분들의 반응을 들을 수밖에 없다고 생각합니다."눈물의 여왕"도 정주행! 김지원에게 러브콜도——앞으로 또 한국 드라마를 제작해 보고 싶나요?유키사다 : 얘기가 오면 하고 싶네요. 모처럼 좋은 경험을 했기 때문에 이번 작품을 뛰어넘는 드라마를 만들고 싶어요. 이번에는 한국 제작진에 대해서 "이런 걸 바라는구나. 그럼 처음부터 설명해 주면 좋았을 텐데..." 이런 경우가 굉장히 많았거든요. 일본인은 처음부터 문제점을 털어놓는 사람이 많다고 생각하지만, 한국인은 숨기려고 해요. 하지만 이번 경험으로 그런 경향을 잘 알았기 때문에 다음에는 한국 쪽이 하고 싶은 것을 먼저 명확히 한 후에 도전할 수 있으면 좋겠습니다.——이번 기회를 통해 글로벌한작업이 많아질 것 같나요?유키사다 : 실제로 그런 얘기도 조금씩 들어오고 있어요. 대만에서 찍을 기획도 생겼고요. 근데 합작인 경우 좀처럼 얘기가 잘되지 않아요. 저희도 엉덩이가 무거운 느낌도 있고.. 이제 시나리오도 나왔으니 빨리하면 좋을 텐데..라고 생각하지만 (웃음). 그런 의미에서 "완벽한 가족"은 정말 드문 경우라고 할까요, 어쩨서인지 얘기가 스무스하게 진행되어서 실현할 수 있었거든요. 그만큼 상상과는 전혀 다른 곳으로 끌려갔지만... (웃음). 그래도 그것도 그것대로 좋은 경험이었다고 생각합니다.—— 앞으로 같이 작품을 하고 싶은 배우가 있나요?유키사다 : 저는 예전부터 계속 이선균 씨를 좋아했어요. 홍상수 감독님의 영화를 굉장히 좋아하고 이선균 씨도 홍상수 감독님의 팀원이었고, 자연스러운 분위기가 재미있었어요. 그래서 비보를 들었을 땐 너무 충격이었어요. 그 와중에 이번에 "완벽한 가족"을 연출하면서 통감한 게 있는데요. 한국에는 제가 모르는 뿐이지, 다양한 배우분들이 많이 있다고. "완벽한 가족"의 배우들 도너무 좋았고 넓은 스팩트럼을 가진 배우들이 많아요. 최근에 본 드라마 중에서 고르자면 "눈물의 여왕" (2024)의 김지원 씨. 그분은 작품에 따라 전혀 분위기가 달라져요. 사실 지금 한국과 일본의 합작 같은 것을 생각하고 있는데 꼭 김지원 씨가 출연해 주셨으면 좋겠어요. 김지원 씨는 아름다운 뿐만 아니라 꿋꿋함을 가지고 있는 것 같더라고요. "눈물의 여왕"은 다 봤는데 주인공 두 분이 정말 훌륭했어요. 꼭 실현하고 싶네요.■방송정보"완벽한 가족"Lemino에서 일본 독점 방송 중!>>Lemino 공식홈페이지를 확인하세요!