Kstyle
Kstyle 13th

WINTERPLAY、外国曲のようなK-POP…「私たちも“メイド・イン・コリア”です」

oh!my star

5年ぶりにクリスマスシングル「Just This Christmas」をリリース

トランペットとボーカルだけでグループを作ることができるのだろうか? 首をかしげるかもしれないが、彼らの音楽を聞けば疑問符は直ちに感嘆符に変わるだろう。5年ぶりに初のクリスマスアルバムをリリースしたWINTERPLAY(イ・ジュハン、へウォン)の話だ。

韓国で7日に発表したシングル「Just This Christmas」は、2010年にリリースした2ndフルアルバムと2013年にリリース予定の3rdフルアルバムを繋げる意味があると言える。グループを結成した時から作りたいと思っていたクリスマスアルバムを今やっとリリースすることになったところを見れば、どれほど精魂を込めた楽曲なのか察することができる。

「クリスマスアルバムをリリースするためにWINTERPLAYを結成した。だが、せっかくだからそれだけではもったいないと思って引き続きバンドとして活動することになった。今でもクリスマスアルバムだけリリースしたいと思っているけど(笑) まずはここから始まるのだ」


4人組から2人組みに……コリアンジャズポップ

WINTERPLAYは、本来4人組だった。ベーシストが個人的な事情でグループを離れた後、SAZAチェ・ウジュンも音楽の方向性を悩んだ末、ソロ活動に邁進することになり、8月から2人組になった。だが、いつも一緒に活動するバンドがいるためWINTERPLAYは単純に2人組とは言えない。

実は、WINTERPLAYは韓国よりも海外で良く知られている。5日には、香港で2回目のコンサートを開催した。「まだ韓国でのコンサートの日程も決まってないが、香港で2日間1000人以上の観客と一緒に楽しい時間を過ごした」というイ・ジュハンは、「私たちはテレビで見るようなK-POPアイドルスターではないが、“メイド・イン・コリア”のジャズポップが新鮮に聞こえるということが良い」と笑みを浮かべた。

“メイド・イン・コリア”と強調したが、韓国人はWINTERPLAYの音楽をエキゾチックだと感じている。デビューして間もない頃はWINTERPLAYの音楽を聞いて「この曲はどんな外国歌手の曲なのか」と言う人も多かったほどだ。これは、幼い頃海外で生活をしていたイ・ジュハンの影響が大きい。イ・ジュハンは「以前は『なぜ私は歌謡曲の作曲ができないのだろう』と思ったが、今はそれでもいいと思う」とし、「自信も得た」と伝えた。

「この頃のK-POPを聞けば外国の楽曲とほとんど変わらないと思う。WINTERPLAYの音楽が当時は少し時代に先んじていたかもしれないが、今ではこのような音楽が気楽に聞こえるようだ。鍵盤のない音楽なのでユニークだと思われるようだが、これからは韓国でも私たちの音楽を“メイド・イン・コリア”だと思ってほしい」


楽しいコラボレーション、2013年にはたくさんやりたい

2年間ゆっくり休んだだけに、今は忙しく活動する時だ。デビュー後のクリスマスは、いつもコンサートを行ってきたWINTERPLAYだが、「今年は録音スタジオで過ごすことになると思う」と話した。韓国で少なくとも1曲のデジタルシングルをリリースし、2013年3月には3rdフルアルバムまでリリースする予定だと言うから、これまでWINTERPLAYの音楽を待ち望んできた人なら期待してもいいのではないだろうか。

2人はニューアルバムに対する質問に対し「人々はWINTERPLAYに対し『カバー曲が上手い』と言うが、私たちもカバー曲を私たちのスタイルに作ることを楽しんでいる。WINTERPLAYの曲80%にカバー曲20%ほどを入れる予定だ。既存のファンを失望させず、新しいファンも音楽を聞けば好きになれるようにする」と自信を示した。

「曲の作業は70%ほど終わった。WINTERPLAYのサウンドはそのままだと思う。そこにもう少し重量感があり、深みのある歌が加わると思う。ビートも強調される。これまではパーカッション中心だったが、今回はドラム中心になると思う。12月にレコーディングを始め、2~3曲くらいはさらに作業をしなければならない」

WINTERPLAYが2013年目標にしていることは、“コラボレーション”だ。「休んだ時間は来年、全部補う」ということが彼らの覚悟だ。クリスマスアルバムで終わることでなく、夏には楽しいサマーアルバムをリリースしたいと言う。「『いつリリースするのか』という話をたくさん聞いてきただけに『もういいよ』と言われるまで走る」と言うWINTERPLAY。限りなく軽快な感じがするが、時には涙も流せる、感性あふれる彼らの音楽を期待してみよう。

元記事配信日時 : 
記者 : 
イ・ジョンミン、イ・オンヒョク、写真 : イ・ジョンミン

topics

ranking