My name is チョン・ソグォン「時間は逆に流れる」

「僕の、また違う姿に驚くと思います」


チョン・ソグォン。
1985年5月16日に
生まれた。
アクション映画が
好きだった。ジャッキー・チェン、ジェット・リー、ドニー・イェン、ジャン=クロード・ヴァン・ダムが出演する作品をいつも観ていた。彼らの映画で人々がケンカするのを観ていたら、とても不思議な気分になった。
子供の頃、非常に集中力が散漫で
父に精神病院に連れて行かれそうになった。父は僕が小学生の頃、朝6時くらいに僕を起こして、本を30分読ませて、予習と復習をさせた。でも、兄弟はちゃんとこなしているのに、それにストレスを受ける僕のことを、両親は“突然変異”と呼んでいた。それで、運動を始めると言ったとき、「わかった。そっちを頑張れ」と支えてくれた(笑)
実は“ホダン”(抜けている、天然の意味)だ
いつも抜けていて、そそっかしくて失敗も多い。ご飯もこぼしちゃうし(笑) 運動すること以外は全部“ホダン”だった。最近は一人でよく台本を見ていて、少し落ち着いて来た気がする。
仁川(インチョン)にある住公アパート(韓国土地住宅公社によって建てられたアパート)に
住んでいた。今もたまに仁川に行くと、アパートの隣に唐辛子の畑があって、サッカーをしている子供たちがいるけど、そういったものが好きだ。
“無敵道”
という、海兵隊で特殊捜索隊と武術有段者だけが参加できる団体の助教を務めた。人前に出ることが好きだったんだと思う(笑) 小学校5年生から高校3年生まで、いつも運動部の部長だったし、高校の学園祭のときは(武道の)段証明書を持っている友達を集めて、映画「将軍の息子」と同じような舞台を作った。シナリオは文章が得意な子に書かせて、武術監督、主役を僕が全部やった。
ソウルアクションスクール
から出た後、今の会社の代表に偶然出会った。代表も海兵隊出身で特殊捜索隊に行きたかったけど、行けなかったらしい。僕が特殊捜索隊出身だと言ったら、最初は信じてくれず、ミニホームページを確認した。僕がベレー帽をかぶっている写真を見た後は名刺を渡してくれて、「誰かに名刺を渡されたら、真っ先に私に連絡しなさい」と言った(笑)
どんでん返しのあるストーリーが
大好きだ。「烏鵲橋(オジャッキョ)の兄弟たち」のキム・ジェハも、どんでん返しのある役だった。その役の話を聞いてすぐ、「おお、これはやりたい!」と思った。
あまりにも勉強をしなかったので
分析するということを知らなかった。台本をもらうと、ただ読んでいた。それですごく怒られた(笑) いきなり分析をしようとしたら大変だった。ベンチプレスを数百回あげることより、さらに大変なことだと思う。勉強をしてこなかったことをすごく後悔している。
変な写真を
撮ることが好きだ。ちゃんとした写真を……滅多に撮らない(笑) 小さい頃から写真を撮る時は変なことをするけど、ただ楽しくて面白い。除隊する時も、ベレー帽をかぶってカッコよく一枚撮って、そしてすぐふざけた写真を撮った(笑)
Twitterに変な顔の写真をアップすることを
全然恥ずかしいと思わない。僕が楽しくてやっていることだから。僕はもともと自分だけが堂々としていればいい、というところがある(笑) ただ、これからはそういうことも気にしていかなければいけないのか、と思ってもどかしくなることはある。
お酒、タバコは
中学生のときにやってたけど、それ以後はやっていない。その時はタバコがないと、他の子供たちと仲良くなれなかった。初めて出会って気まずくても「ライターある?」「タバコある?」で親しくなれた。でも、先生にものすごく怒られて、両方ともやめることにした。お酒も中学生の頃すごく飲んだけど、一杯飲んだだけで顔が真っ赤になった。それがとても恥ずかしくて、その時から友達には運動を言い訳にして、飲まないことにした(笑)
RAIN(ピ)兄さんは
すごく義理堅くて素敵な方だ。映画「飛翔」を一緒に撮ったけど、僕をとても気遣ってくれた。映画「The beast(獣)」のVIP試写会の時も、もともと当日に雑誌の撮影が入って来られないかもしれない、と言っていたけど、間に合わせて急いで来てくれた。周りから似ているとも言われているし、兄さんも「僕らは一重まぶたの兄弟だよ」という冗談を言う。あ、シン・セギョンさんもすごく義理堅い。
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- ハン・ヨウル、翻訳:ハン・アルム、写真:イ・ジンヒョク、編集:イ・ジヘ
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