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B.A.P、スターよりも青少年たちの模範を夢見るアイドルグループ(総合)

TVレポート

新人賞受賞がデビューの目標だった。たった1年で彼らの願いは13度も叶った。地球を征服するために宇宙から来たと話していた6人の少年。少し無謀そうだった彼らの挑戦は、少しずつ現実のものになっている。スターではなく、青少年たちの模範になることを夢見ているというアイドルグループがB.A.Pだ。

23、24日の2日間に渡ってB.A.Pはソウルオリンピック公園のオリンピックホールで初の単独コンサート「LIVE ON EARTH SEOUL」を開催した。2回にわたって開催された公演でB.A.Pは韓国はもちろんアジア、ヨーロッパ、南米のファンまで合計で約8千人のファンを呼び集めた。B.A.Pは計2時間にわたって25曲を用意し、多彩なパフォーマンスとステージを披露した。

メンバーたちは中央のメインステージとT型の花道を使ってスタンディング席や1階、2階のスタンド席を盛り上げ、その魅力を思う存分披露した。リーダーのバン・ヨングクをはじめ、デヒョン、ヒムチャン、ヨンジェ、ジョンアプ、ZELOは特別な音楽を地球に広げるために来た宇宙の少年をコンセプトに、公演を盛り上げた。

B.A.Pは宇宙の神秘的な雰囲気で会場を圧倒した。「WARRIOR」「WHAT THE HELL」「NO MERCY」を連続で歌ったメンバーたちは鮮やかな色の衣装を着用し、スクリーンを背景にハツラツとした雰囲気を演出した。その後雰囲気を変え、メンバーたちは強い男性の魅力を披露し、ファンの心を掴んだ。特にコンサートの準備中に負傷したヒムチャンは「I Remember」「秘密の恋愛」などのバラード曲に力を注ぎ、感性溢れるムードを演出した。

「僕たちだけの音楽で勝負する」

韓国内外で大きな人気を博しているメンバーたちは「世界から大きな注目を浴びており、感謝している。実際、韓国よりも海外で大きな人気を博しているという点は僕たちにとっても不思議なことである」と話し、その理由として「僕たちの音楽のカラーのおかげだと思う。実際、大衆性はない(笑) そのような部分が、ファンにアピールしたようだ」と語った。リーダーのバン・ヨングクは自作曲「Sacramental Confession」を初公開し、熱い関心を受けた。

B.A.Pは今年中に中華圏と日本での活動を始めるという今後の予定を語った。B.A.Pのメンバーたちは「今回のコンサートのタイトルでソウル公演を皮切りに世界でもコンサートを開くのが目標だ。2012年の目標は新人賞だったけれど、多くの声援のおかげですでに目標を達成した。今年は一層進化し、世界に僕たちの音楽を広げたいという目標を持っている。ワールドツアーを通じて僕たちの名前を広く知らせたい」と話した。

B.A.Pは様々なボランティア活動や寄付を行っていることについても意識のある発言をした。メンバーたちは「アイドルはスターではないと思う。模範を見せるべきアイコンだ。今後も韓国内外で後援やボランティア活動をたくさんしたいと思う。僕たちは青少年に模範を見せるべきだ。それを実践するために努力している」と伝えた。

B.A.P「コンサートは一本の映画だ」

B.A.Pはコンサートを控えて開催された記者懇談会で「(コンサートは)僕たちが宇宙から地球に来たというコンセプトの元でスタートする。音楽をたくさん聞かせるという意図を持っているので、MCはなるべく控えたい」と語った。実際にコンサートでメンバーたちはファンとのトークよりは音楽的なコミュニケーションに時間を多く使った。

負傷でコンサートへの参加の割合が減ったメンバーのヒムチャンは「参加できるステージが少ないので、コンサート会場やメンバーを観覧客の視線から見てみたけれど、とても素敵だった。まるで一本の映画のようだった。メンバーたちには最後まで力を出して欲しい。今後は6人のメンバーが一つになってステージに立てるようにする」と話した。

「それぞれの魅力を最もよく活かせる順序を準備した」という紹介通りにB.A.Pはソロ、ユニット、グループ全員の曲をバランスよく配置した。ヒップホップジャンルをベースに、ロックとダンスをバランスよく加え、ダイナミックなステージを完成させた。B.A.Pはファンのホイッスルを使った応援でアンコールを始め、「COMA」「CRASH」を最後に2時間のコンサートを終えた。

元記事配信日時 : 
記者 : 
キム・イェナ 写真 : キム・ジェチャン

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