「Rain Effect」感動の最終回…RAINの最終目標とは?

23日に韓国で放送されたMnetリアリティ番組「Rain Effect」の最終回で、RAINはファンのためにナチュラルコンサートを開催した。ナチュラルコンサートとは、パフォーマンスが中心となるこれまでの公演とは異なる、気さくでシンプルな公演だ。RAINはナチュラルコンサートを通じてファンと真っ直ぐに向き合う時間を過ごした。

この日、RAINは公演のほかにも人生グラフを公開しながら自身の過去を振り返った。RAINは幼少期を思い返しながら「この時はどん底に近い。殴られながら生きていた時代だ。僕はすごくナイーブだった」と言い、笑いを誘った。続いて「親が粉屋を営んでいた。家事をすごく手伝っていた」と付け加えた。RAINはパク・ジニョンに出会った時、ドラマを撮影したことなどを思い出しながら「僕の人生には起伏も多かったけど、良いこともたくさんした」と言い、笑いを誘った。また軍隊に服務していた時期にはクエスチョンマークを描きながら「各自で考えなさいという意味だ」と言い、笑いを誘った。

RAINのファンサービスにファンも応えた。ファンはRAINのためにファンや知人の姿が収められた映像メッセージを用意した。最後にRAINの父が映像に登場した。RAINの父は「大変だっただろう? 父親なのに力になってあげられなくてすまない。母さんが亡くなって大変だったと思うけど、必死に耐えながらしっかり成長してくれてありがとう。仕事もいいけど、ひたすら前を向いて走ってきた君だから、今後は隣も見て、自分自身も振り返ってみてほしい。愛してる」と伝えた。父の姿を見たRAINは涙を流した。RAINは「父が老けたような気がして涙が出てきた」と話した。続いてRAINは「次の曲は『La Song』だ。どうしよう」と心配した。しかし、どうして心配したのか分からなくなるほど完璧なステージでファンに感動を与えた。

6週間の放送でRAINは隠していた本来の姿を露出しながら大衆に近づいた。大衆の反応はどうだっただろうか。大衆は初めて見るRAINの姿に首をかしげながらも、彼の抜け出せない魅力に夢中になった。ステージ上のワールドスターRAINではなく、チョン・ジフンという一人の人間を愛するようになったのだ。さらに気になるのはその後の姿だ。ファンは彼、チョン・ジフンに「Rain Effect」の終了後も親しいイメージを期待している。放送終了と共に顔を変えるRAINではなく、いつまでも親しみやすいチョン・ジフン、あるいは近所に住むお兄さんのような姿でいてほしい。
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- キム・カヨン
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