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少女時代 ソヒョン&2PM テギョンら出演のKBSドラマ、文化財毀損で警察に告発…過去にも同様の行為で議論に

Newsen
写真=Newsen DB、KBS 1TV「大祚榮」
文化財の毀損で物議を醸したKBSドラマ撮影チームが、文化財の保存及び活用に関する法律違反の疑いで警察に告発された。

本日(3日)、慶尚北道(キョンサンブクド)警察庁によると、同日午前、国民申聞鼓を通じて「KBSドラマ撮影チームの文化財毀損事件」という件名の告発状が提出された。

告発人は、文化財の保存及び活用に関する法律第92条(損傷または隠匿などの罪)第1項に基づき「KBSドラマ撮影チームが文化財を毀損した行為は、明らかに法的処罰の対象になる」とし、「復旧の手続きが協議されたとしても、文化財の毀損そのものが法律を違反した行為であることを否定できない。徹底的に捜査し、厳重に処罰してほしい」と伝えた。

警察は、同日午前中に告発状の内容を確認した上で、該当事件を安東(アンドン)警察署に割り当てる方針だ。

先立って昨年12月30日、ある建築家がKBSドラマ撮影チームが、安東屏山(ピョンサン)書院の晩対楼(マンデル)の柱に釘を打ち込んだという目撃談を写真と共に投稿し、議論を呼んだ。建築家は投稿を通じて、スタッフは「すでに安東市の許可を得ている」とし、逆ギレされたと暴露した。

朝鮮時代の代表的な儒教的建築物として知られる屏山書院は、地方の儒学者の子弟たちが集まって勉強していた場所で、多くの学者を輩出した。1978年3月、韓国の史跡第260号に指定され、韓国の書院としてユネスコ世界遺産に登録された書院だ。晩対楼は、景観を利用した伝統的な造園技法を生かし、韓国の書院楼閣を代表する建築物として評価されており、韓国の宝物に指定されている。

KBSドラマ撮影チームに撮影許可を出した安東市役所は、文化財が毀損されたことを後から知り、撤去を指示している状態だ。安東市は1月2日、KBSドラマ撮影チームが小道具用の灯籠6個を吊るすため、晩対楼の木の柱に1個当たり厚さ2~3cm、深さ約1cmの釘跡5個を残したことを確認し、法的措置を検討していると明らかにした。

問題となったドラマは、少女時代のソヒョンと2PMのテギョン主演のKBS 2TV「主役の初体験、私が奪っちゃいました」(脚本:チョン・ソニョン、演出:イ・ウンヒ)で、今年韓国で放送を控えている。

議論を受け、KBSは1月2日、「事態の深刻さを認識し、正確な被害確認と修繕対策を真剣に議論している」とし謝罪した。

KBS関係者は「理由はともかく、現場で発生した状況について、KBSは事態の深刻さを認識し、お詫び申し上げる」とし、「当時の状況と関連し、ドラマ関係者は屏山書院の関係者と現場確認を行い、復旧のための手続きを協議している」と明かした。

また、「今後再発防止対策と追加で発生する可能性のある被害状況についても積極的に議論する予定だ」と付け加えた。

問題は、KBS撮影チームの文化財毀損が今回が初めてではないという点だ。KBSは、2007年の時代劇「大祚榮」の撮影当時にも、韓国の史跡第147号に指定された文化財である聞慶(ムンギョン)セジェ関門の城壁や柱など、あちこちに釘やワイヤーなどを打ち込んで物議を醸した。KBSは当時も責任を痛感するとし、復旧と再発防止を約束したが、再び同じ過ちを犯し、非難を受けている。

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元記事配信日時 : 
記者 : 
パク・アルム
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