「その電話が鳴るとき」ユ・ヨンソク“キスシーンは毎回異なる感情で演じた”

MBC金土ドラマ「その電話が鳴るとき」は、脅迫電話から始まった政略結婚3年目の仮面夫婦のシークレットロマンススリラーだ。
ユ・ヨンソクは劇中、最年少の大統領府報道官ペク・サオン役を演じ、妻のホン・ヒジュ(チェ・スビン)と互いの心を確認し、仮面夫婦の生活を終えて純粋な愛を見せた。
最近、ソウル江南(カンナム)区にあるキングコング by STARSHIP社屋で、ユ・ヨンソクと「その電話が鳴るとき」の放送終了のインタビューを行った。
同作は、テレビ‐OTT(動画配信サービス)全体のドラマ話題性1位、世界78ヶ国のNetflix TOP10にランクイン、Netflixグローバル2位を記録するなど、高い人気の中で、最終回の視聴率は8.6%を記録して有終の美を飾った。
彼は、同作の人気秘訣について「僕は疎通ができないカップル、夫婦は多いと思います。そのような方々が、自分の夫、または自分が愛する男性が、自分に言わなくても、昔から自分を愛していて、今も愛しているはずだ、という期待を満たすセリフを、サオンが代わりに言ってくれたので、反応が良かったのだと思っています」とし、「疎通に問題があるカップルは、満足感を覚えたのではないかと思います」と自身の考えを伝えた。

実際に付き合う可能性はないか、という質問には「僕の思い通りになることではないと思いますので」と笑顔を見せ、「心から応援しているんだなと思います。スリラーですがロマンスを強調したいと思いました。ラブストーリーをつないでくれる媒体がスリラーですから。視聴者の方々にそのような印象を与えたかったのですが、意図通りになった気がします」と語った。
同じ事務所である2人はキスシーン、ベッドシーンなどを撮影する時、恥ずかしくなかったのだろうか。彼は「最初は気まずかったです。スビンさんも人見知りをする方で、時間がかかりました。それでも意外に明るい部分もあって、僕にたくさん頼ってくれたと思います。美味しいものをたくさんおごったからだと思いますが……。大変な中でもついてきてくれてありがたかったです」と回想した。

最終回のベッドシーンについては、「会話がなく、3年間疎通できなかった夫婦が脅迫電話を通じてお互いの心を知り、また紆余曲折を経て再会することになりますので、これが2人の初夜だと考えました」とし、「そのため力を入れて美しい初夜のシーンを作り上げようと思いました。そのシーンについて深く悩んで、ヒジュにも共有して『このようなトーンでやろう』と話しました。参考になる動画も共有しました」とし、「南米で反応が良いと聞きましたが、満足しています」とも述べた。
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- パク・ソヨン
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