JJ Project“2人組でも負けないぞ!!”

このようにJJ Projectとして、200%以上のシナジーを出す2人だが、ステージから降りて写真撮影をするために並んでいる2人の姿を見ると、彼らの共通点を探せなかった。「基本的に静かな性格なので1人でいるのが好き」という年上のJBは、口を固く閉ざしたままひたすらカメラに集中し、ポーズを取っている。「いつもうきうきしていて、飛び回ることが好き」と打ち明けたジュニアは、スタジオで流れる曲に合わせて休まず体を動かしている。共通点を探せないほど極端に違う彼らの性格は、インタビューの最中にも自然に現れた。ジュニアが「僕よりは兄さんのほうがずっと愛嬌があります。へへ」と笑いながらそれとなくJBをからかうと、JBは「ちょっと待ってください」とふざけてジュニアを叩こうとするが、すぐに真剣な顔に戻って会話を締めくくった。基本的にそれぞれのエネルギーの種類がまったく違うので、JJ Projectのステージはむしろより一層豊かになるのであろう。
「可能性は自分たちで作ることができます」

「デビューの準備をしながら歌を習うことが大変でした。自分が良くできているのか、できていないのか区別さえできなかったからです。今はある程度の基準ができたけど、まだ全部解決できてないです。ゆっくり解決していくことがもっと面白いから」(JB)や、「正直どうしようもなく歌が下手だったので、デビューするときも結構大変でした。だけど今はJJ Projectで僕が担当しているパートがラップなので、とりあえずラップを自分のものにしてからもう一度歌の勉強を始めたいと思います」(ジュニア)という、言葉に焦りはなくても目標に到達できる答えを知っている人の言葉だ。
これから先、数多くの試練を耐え抜かなければならない彼らには、大きな自信こそが成長の土台となる。「それぞれ違う特質を持っているだけで、一生懸命頑張ればステージの上では皆から上手くやったと褒められます」(JB) デビューして1ヶ月しか経っていない新人に似合わない大人っぽい考えを聞いた瞬間、2人だけのステージがだんだんと狭くなりそうな予感がした。同時にJJ Projectが最終的に到達する完成型がどんな姿なのか予測できなくなる。「生まれつき持った才能は信じていません。本来、可能性がなくてもそれは自分たちで作れるからです」(ジュニア) このようにどんなアイドルたちも、ステージの上で成長する。
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- 記者 : ファン・ヒョジン、写真 : チェ・ギウォン、編集 : イ・ジヘ、翻訳 : チェ・ユンジョン
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