「ロマンスが必要2」愛は本当に苦しい

最初から悲しみとは誰かと分かち合って半分になるものではなかったかもしれない。ソクヒョン(イ・ジヌク)はそれを知っていたのだろうか。自分も逃げ切れない遺伝子疾患に対する不安から、ソクヒョンは自分を守りながらもヨルメ(チョン・ユミ)を失わないために沈黙を選んできた。妹の葬儀の後、「一生自分を離れないのは自分自身だけだ」と思いながら、無理に自分の苦しみを無視して、生きている自分の悲しみは死んだ妹の悲しみより大きくないと、悲しむことを埋もれさせる人、それがソクヒョンなのだ。一緒に苦しみを分かち合うことを望んだヨルメにとって彼は、いつも自分の世界の中にいた人で、ついにその理由を知るようになった瞬間、彼女は座り込んでしまった。ヨルメは“本当の愛”が何なのか教えてくれたジフン(キム・ジソク)と別れて、ソクヒョンともう一度やり直すことを決心するが、ソクヒョンは二人の関係が永遠にすれ違うかもしれないと思い、再び自分だけの部屋に閉じこもうとする。
苦しみに対処する彼らの姿勢はそれぞれ違ってした。だから二人の愛は常にドロドロしていた。無理して苦しみを表わさないようにしたソクヒョンはヨルメのせいで苦しみ、ソクヒョンの心の扉をノックし続けたヨルメのせいで彼は疲れ果てた。恋愛の喜びと同じくらいの苦しみに向かい合えず、わざと知らないふりをしている間、彼らの悲しみはそれぞれ大きくなっていた。ジフンが違って見えた理由はここにある。彼も苦しいが、彼は相手を理解しながら自分の心の扉を開けておく。別れを告げた彼女に君のためだという理由で、傷つくことを恐れ自分の感情を隠したり、自分だけのために相手に強引にすがりつくかわりに、“地球を10回まわってもまた会える”ヨルメと自分の未来を信じようとする。“最後まで行ってみないと分からない運命を見よう”や“自分で人間関係を何とかしてみよう”と思う傲慢さはこのドラマで見られない。相手の悲しみを分かち合うことはできないが、悲しみが心の端に追い出される時まで、そばにいようとする。愛の苦しみに対するそれぞれの克服方法をもう一度、問い返す「ロマンスが必要2」はだから、苦しい。
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- 記者:チョン・ジヘ(テレビ評論家)、翻訳:チェ・ユンジョン
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