人気シリーズ「ロマンスが必要」第3弾!さらに進化したリアリティあふれるラブコメディ ― 「抱きしめたい~ロマンスが必要~」大研究 Vol.1
「抱きしめたい~ロマンスが必要~」は、30代女性の恋愛事情をリアルに描いて人気を集めた「ロマンスが必要」シリーズの第3弾だ。女性の心理描写に定評があるチョン・ヒョンジョンが前2作に引き続いて脚本を担当し、ウィットに富んだ数々の名セリフで女性視聴者の心をつかんだ。
シリーズとはいえ、3つの作品はストーリーも登場人物も、演じる俳優たちも違っている。共通しているのは、女性3人組の友情とそれぞれの恋愛模様が描かれるという点。そして、“33歳”のヒロインが2人の男性に愛され、三角関係の中で揺れ動くという展開だ。
「ロマンスが必要」1&2に登場したのは、一緒にいるのはラクだが、刺激には欠けるというマンネリカップルだった。シリーズ1の主人公は、中学校の同級生で交際10年目を迎えるホテルコンシェルジュのイニョン(チョ・ヨジョン扮) と映画監督のソンス(John-Hoon扮)。シリーズ2では、チョン・ユミとイ・ジヌクが、別れてからも一つ屋根の下で暮らし続ける腐れ縁の男女を演じた。
「抱きしめたい~ロマンスが必要~」の舞台となったのは、激務が続くショッピングチャンネル会社。キム・ソヨン扮する33歳のシン・ジュヨンは、いつでも仕事が最優先のキャリアウーマン。美人でスタイルも抜群、もちろん恋人もいるが、相手に「別れよう」と言われると、理由を聞きもせずに受け入れてしまうクールすぎる女性だ。そんなジュヨンは、6歳年下の幼なじみであるチュ・ワンと17年ぶりの再会を果たす。しかも、子供の頃に「ブサイク」だとさんざん馬鹿にしていたワンは、イケメンでモデルばりのスタイルを誇り、世界中から注目を浴びる作曲家に成長していた! 付き合いの長いカップルが登場した1&2とは設定が異なり、ジュヨンは職場の上司であるカン・テユン(ナムグン・ミン) と、突然家に転がり込んできた幼なじみのジュ・ワン(ソンジュン) と三角関係に陥ることになる。
ジュヨンの仕事ぶりは完璧で、他人に弱みを見せることは一切ない。自他ともに厳しく、社内でのあだ名は“甲殻類”。ただし、固い殻の中には、やわらかくて傷つきやすい心が隠れている。デキる上司、カン・テユンへの尊敬と憧れがいつしか恋心に変わっていくが、自分の気持ちにすら気づいていないジュヨン。そんな彼女は、ワンとのあたたかい同居生活の中で少しずつ感情を取り戻していく。
憧れの上司とデートをし、帰宅すればイケメンの年下男が自分を待っていて、おいしい食事を作ってくれるだけでなく、恋の相談にまで乗ってくれる。ありえないと思いつつも、その夢のような設定にどっぷり浸ることができるのが、「抱きしめたい~ロマンスが必要~」ならではの大きな魅力だ。“理想の年下男”ワンを演じたソンジュンは、多忙な日々の中で癒しを求める女性たちをときめかせ、ドラマをヒットに導いた。「幼なじみのあの子は今頃どうしているだろう」と想像をめぐらせた視聴者も多かったのではないだろうか。ジュヨンはやがて、自分を敏腕社員に育てたテユンではなく、弱さをも包み込み、癒してくれるワンの大切さに気づいていく。
ラブコメディの枠を超えた、胸の痛むようなリアリティあふれる恋愛の描写も本作が大きな人気を集めた理由のひとつ。7話に登場する、ジュヨンのナレーションが印象的だ。「童話ならここで終わり。現実でのハッピーエンドは、ネバーエンディングストーリーの一瞬に過ぎない。私たちはその後の人生という名の物語を生きていかなければならない。童話の主人公ではなく、現実の主人公として」。いかにもドラマらしい展開ではなく、決して思い通りにはいかない登場人物たちの姿も視聴者の共感を呼んだ。
リアリティある恋愛模様を描きつつ、おとぎ話のような設定を巧みに盛り込んだ「抱きしめたい~ロマンスが必要~」は、恋するワクワク感やときめきを思い出させてくれ、前向きな気持ちを呼び起こしてくれる。「あるある!」と登場人物たちのトークに頷きつつ、前2作以上にパワーアップした恋愛描写が楽しめる必見のラブストーリーだ。
シリーズとはいえ、3つの作品はストーリーも登場人物も、演じる俳優たちも違っている。共通しているのは、女性3人組の友情とそれぞれの恋愛模様が描かれるという点。そして、“33歳”のヒロインが2人の男性に愛され、三角関係の中で揺れ動くという展開だ。
「ロマンスが必要」1&2に登場したのは、一緒にいるのはラクだが、刺激には欠けるというマンネリカップルだった。シリーズ1の主人公は、中学校の同級生で交際10年目を迎えるホテルコンシェルジュのイニョン(チョ・ヨジョン扮) と映画監督のソンス(John-Hoon扮)。シリーズ2では、チョン・ユミとイ・ジヌクが、別れてからも一つ屋根の下で暮らし続ける腐れ縁の男女を演じた。
「抱きしめたい~ロマンスが必要~」の舞台となったのは、激務が続くショッピングチャンネル会社。キム・ソヨン扮する33歳のシン・ジュヨンは、いつでも仕事が最優先のキャリアウーマン。美人でスタイルも抜群、もちろん恋人もいるが、相手に「別れよう」と言われると、理由を聞きもせずに受け入れてしまうクールすぎる女性だ。そんなジュヨンは、6歳年下の幼なじみであるチュ・ワンと17年ぶりの再会を果たす。しかも、子供の頃に「ブサイク」だとさんざん馬鹿にしていたワンは、イケメンでモデルばりのスタイルを誇り、世界中から注目を浴びる作曲家に成長していた! 付き合いの長いカップルが登場した1&2とは設定が異なり、ジュヨンは職場の上司であるカン・テユン(ナムグン・ミン) と、突然家に転がり込んできた幼なじみのジュ・ワン(ソンジュン) と三角関係に陥ることになる。
ジュヨンの仕事ぶりは完璧で、他人に弱みを見せることは一切ない。自他ともに厳しく、社内でのあだ名は“甲殻類”。ただし、固い殻の中には、やわらかくて傷つきやすい心が隠れている。デキる上司、カン・テユンへの尊敬と憧れがいつしか恋心に変わっていくが、自分の気持ちにすら気づいていないジュヨン。そんな彼女は、ワンとのあたたかい同居生活の中で少しずつ感情を取り戻していく。
憧れの上司とデートをし、帰宅すればイケメンの年下男が自分を待っていて、おいしい食事を作ってくれるだけでなく、恋の相談にまで乗ってくれる。ありえないと思いつつも、その夢のような設定にどっぷり浸ることができるのが、「抱きしめたい~ロマンスが必要~」ならではの大きな魅力だ。“理想の年下男”ワンを演じたソンジュンは、多忙な日々の中で癒しを求める女性たちをときめかせ、ドラマをヒットに導いた。「幼なじみのあの子は今頃どうしているだろう」と想像をめぐらせた視聴者も多かったのではないだろうか。ジュヨンはやがて、自分を敏腕社員に育てたテユンではなく、弱さをも包み込み、癒してくれるワンの大切さに気づいていく。
ラブコメディの枠を超えた、胸の痛むようなリアリティあふれる恋愛の描写も本作が大きな人気を集めた理由のひとつ。7話に登場する、ジュヨンのナレーションが印象的だ。「童話ならここで終わり。現実でのハッピーエンドは、ネバーエンディングストーリーの一瞬に過ぎない。私たちはその後の人生という名の物語を生きていかなければならない。童話の主人公ではなく、現実の主人公として」。いかにもドラマらしい展開ではなく、決して思い通りにはいかない登場人物たちの姿も視聴者の共感を呼んだ。
リアリティある恋愛模様を描きつつ、おとぎ話のような設定を巧みに盛り込んだ「抱きしめたい~ロマンスが必要~」は、恋するワクワク感やときめきを思い出させてくれ、前向きな気持ちを呼び起こしてくれる。「あるある!」と登場人物たちのトークに頷きつつ、前2作以上にパワーアップした恋愛描写が楽しめる必見のラブストーリーだ。
ライター:藤田麗子
「抱きしめたい~ロマンスが必要~」DVD情報
DVD-SET1 好評発売中
DVD-SET2 2015年3月4日(水) リリース
各15,200 円(税別)
※レンタル同時リリース
(C)CJ E&M CORPORATION, all rights reserved.
発売・販売元:NBCユニバーサル・エンターテイメント
DVD公式サイト:http://kandera.jp/sp/dakishimetai/
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- Kstyle編集部
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