HYBE
記事一覧
HYBE バン・シヒョク議長、資本市場法違反の疑いで金融監督院が召喚調査
HYBEの上場と関連して詐欺的不公正取引の疑いが持たれているバン・シヒョク議長が、金融監督院の調査を受けたことが分かった。本日(3日)、金融投資業界によると、HYBEの上場過程における資本市場法違反の疑いを調査している金融監督院は、先月末にバン・シヒョク議長を召喚し、調査を行った。韓国メディアが報じた内容によると、バン・シヒョク議長は、2019年にHYBE株の上場を推進しながら、同社株を保有していた投資家たちに対して「上場計画はない」として株を売却させた疑いが浮上している。彼はHYBEの上場以前に知人が設立した私募ファンド(PEF)と持分売却差益の30%を共有することで契約を結び、上場後に約4千億ウォン(約422億4,846万円)を得たとされている。韓国メディアは現在、金融監督院だけでなくソウル警察庁もこの件に関する捜査を進めていると報じている。ソウル警察庁の金融犯罪捜査隊は最近2回にわたり検察に押収捜索令状を申請したが、ソウル南部地検がこれをすべて却下。その後、3度目の申請で令状が受け入れられたが、押収捜査は未実施だという。・バン・シヒョク議長、HYBE上場前に約430億円を取得か未申告が議論に「違法性はない」(公式)・HYBE バン・シヒョク議長、資本市場法違反の疑いで調査捜索令状は検察が却下
HYBE、日本・アメリカに続きインド法人設立へ…K-POPのグローバル戦略を展開
HYBEが、今年下半期にインド法人を設立する。6月30日、HYBEは「9月から10月頃の立ち上げを目標に、現地市場調査と法人設立実務を行っている」と明かした。HYBEのインド法人設立は、人口14億人の巨大市場にK-POP方法論を輸出しようという、バン・シヒョク議長の意志が作用した。実際、バン・シヒョク議長は「マルチホーム、マルチジャンル(Multi-home, Multi-genre)」戦略を自ら指揮している。「マルチホーム、マルチジャンル」は現地文化と特性を反映し、現地音楽市場における主導的事業者の地位を確保しようという戦略だ。普段から強調してきた「K-POPのビジネスモデルを他の音楽ジャンルに輸出し、適用しなければ生き残ることはできない」という危機感の打開策をグローバル市場で実現する方式だ。同戦略はインド市場に先駆け、先に進出した主流の音楽市場で成果が表れている。最も顕著な成果を見せているのは、アメリカだ。HYBEアメリカが発表したガールズグループKATSEYEは、まだデビューから1年も経っていないにもかかわらず、夢のチャートと呼ばれる、米ビルボードのメインチャート「HOT 100」にチャートインした。KATSEYEはバン・シヒョク議長が音楽、振付、ビジュアルクリエイティブまで全過程を指揮するグループだ。1st EP「SIS(Soft Is Strong)」のダブルタイトル曲「Touch」はビルボードの「Bubbling Under Hot 100」で22位を獲得。イギリス「NME」の「今年最高の歌50」にも選ばれた。今年4月に公開したデジタルシングル「Gnarly」は、世界2大チャートと呼ばれる米ビルボード「HOT 100」とイギリスのオフィシャルシングル「HOT 100」に共にチャートインした。KATSEYEは新人発掘を通じてトレーニングし、アルバム制作、マネージメント、マーケティング公演企画までを一体化して運営するK-POP方法論を採択して披露した多国籍グループだ。HYBEは世界最大の音楽市場であるアメリカへ進出するため、2021年にアリアナ・グランデやジャスティン・ビーバーが所属するIthaca Holdingsを買収した。同年、ユニバーサルミュージックグループ(Universal Music Group, UMG)傘下のGeffen Records(ゲフィン・レコード)と合弁レーベルを設立し、2023年にはLil BabyやMigosらが所属するトップヒップホップレーベルQC Media Holdingsも買収した。バン・シヒョク議長と主要経営陣が1年の半分以上を海外で滞在しながら買収作業を行った。こうして現地拠点を確保した後、現地のインフラとネットワークにK-POP式のアーティスト発掘・育成システムを融合。ここにバン・シヒョク議長のプロデュースノウハウが加わり、KATSEYEブームを巻き起こしている。南米の拠点を確保するために2023年下半期に設立されたHYBE Latin Americaの事業が軌道に乗り始めている。現在、南米では2つの大型アーティスト発掘プロジェクトが進行中だ。1つは、メキシコ最大の放送局テレムンドと共同で制作中のバンドオーディション番組「Pase a la Fama」。同番組は現地で多くの人気を集めている。現地の視聴者たちは音楽への情熱で各地から集まり、スターの道を目指すヒューマンストーリーに多くの視聴者が共感している。もう1つは、ラテン系ボーイズグループのメンバーを選抜するオーディションも準備中だ。どちらのプロジェクトでも、メンタリングが含まれたトレーニングを受ける予定だが、アーティストの才能を最大限に引き上げるK-POP方法論をラテン音楽ジャンルに初めて導入する試みだ。2024年時点で年平均成長率22.5%を記録し、南米だけではなくアメリカでも急成長しているラテン音楽市場をHYBEのノウハウで攻略するためだ。HYBEは現地市場への攻略と迅速な定着のために現地の音楽レーベル「Exile Music」を買収。バン・シヒョク議長の個人的なネットワークを活用し、安定した現地体制を整えている。HYBE JAPANでも成功事例が出ている。ボーイズグループ&TEAMは、3rdシングル「Go in Blind」で累計出荷量80万枚(2025年4月基準)を突破し、日本レコード協会から「トリプルプラチナ」(75万枚以上)の認定を受けた。同シングルはオリコンの「週間シングルランキング」と「週間合算シングルランキング」(5月5日付)で1位を獲得した。オリコンは当時「『週間合算シングルランキング』で&TEAMが獲得した43万1000ポイントは、男性アーティストの中で今年度最高週間ポイントである」と明かした。&TEAMが2022年12月に発表したデビューアルバムから今まで発売した全てのアルバム(デジタルシングル除外)は日本レコード協会から認証を受けた。HYBE JAPAN傘下のYX LABELSが&TEAMに続いてローンチした2番目のボーイズグループaoenも、今月のデビューと同時にオリコンランキングで1位を記録した。aoenは、今年2月から4月にかけて日本テレビにて放送されたオーディション番組「応援-HIGH ~夢のスタートライン~」を通じて誕生した。HYBE式のマルチホーム戦略の日本国内での成果である。HYBE側は「K-POPが単にポップの1ジャンルとして音楽を意味するのではなく、大衆の好みを正確に読み取り、スーパーファンに基づいてスーパーIPを創出するための方法論そのものになるべきだというのが、バン・シヒョク議長の普段からの考え」とし「世界の主要音楽市場で拠点を確保し、こうした方法論を採用していく戦略が、成果を生み出している。現在の傾向が続けば、グローバルビッグ3が掌握しているグローバル音楽市場の勢力図は大きく変わるだろう」と見込んでいる。・HYBE、約2年ぶりに株価が最高値を更新BTSの完全体カムバックへの期待高まる・HYBE JAPAN、組織改編を発表傘下のレーベル機能を強化
HYBE バン・シヒョク議長、aoenとの記念ショットを公開!一段とスリムになった姿が話題
HYBEのバン・シヒョク議長が、再び引き締まったボディラインを披露した。バン・シヒョク議長は昨日(15日)、自身のSNSを通じて「Congrats on your new voyage!」という書き込みと共に写真を公開した。公開された写真には、HYBEの新人ボーイズグループaoenと一緒にポーズを取る彼の姿が収められている。aoenと似た雰囲気の衣装を着用したバン・シヒョク議長は、さらに引き締まったボディラインで目を引いた。バン・シヒョク議長は最近のダイエット成功により、SNSに写真を投稿するたび話題を呼んでいる。aoenは、HYBEが手掛けた新世代J-POPボーイズグループプロジェクト「応援-HIGH ~夢のスタートライン~」からデビューした7人組グループだ。6月11日にデビューシングル「青い太陽(The Blue Sun)」を発売し、ヨーヨーパフォーマンスで目を引いている。彼らは、6月21日に放送されるNHK「Venue101」に出演する。
HYBE バン・シヒョク議長、資本市場法違反の疑いで調査…捜索令状は検察が却下
警察がHYBEのバン・シヒョク議長の資本市場法違反の疑いと関連した捜索差押許可状を申請した中、検察がこれを差し戻したことが明らかになった。本日(16日)、法曹界の関係者によるとソウル南部地検は最近、ソウル警察庁金融犯罪捜査隊が申請した、HYBEに対する捜索差押許可状に対して最近、差し戻し決定を言い渡した。バン・シヒョク議長は2019年、HYBEの従来の投資家にIPO(新規公開株式)の計画はないとし、本人の持ち分を知人が設立した私募ファンドに売るようにした後、上場を進めた疑い(資本市場法上詐欺的不公正取引)で警察の捜査を受けている。また、同私募ファンドから持分売却による差益の30%を共有する契約を締結して上場した後、4,000億ウォン(約422億4,846万円)を精算してもらったという疑惑が提起された。ただし、同契約は証券届出書に記載されていないという。金融監督院も同事件を調査している。・バン・シヒョク議長、HYBE上場前に約430億円を取得か未申告が議論に「違法性はない」(公式)・HYBE、不当利益の疑いで検察捜査バン・シヒョク議長に不正行為疑惑も浮上
HYBE、約2年ぶりに株価が最高値を更新…BTSの完全体カムバックへの期待高まる
BTS(防弾少年団)が軍白期(入隊による活動空白期)を終えて完全体でのカムバックを控えている中、所属事務所HYBEの株価が約2年ぶりに最高値を記録した。本日(10日)、ネクストレードによると午前8時30分、プレマーケット(午前8時~8時50分)でHYBEは前日に比べ8,500ウォン(約907円、2.81%)あがった31万5,000ウォン(約3万3,614円)で取引されている。31万ウォン(約3万円)台を回復したのは2023年6月22日の場中効果31万2,500ウォン(約3万3,347円)以来、約2年ぶりだ。このようなHYBEの株価上昇は、BTSの完全体での復帰に対する期待によるものとされる。RMとVは2023年12月11日に入隊し、本日除隊した。1日違いで2023年12月12日に入隊したジミンとジョングクは明日除隊する。これに先立って彼らの入隊発表があった2022年6月、HYBEの株価は1日で25%近く下落し、時価総額約2兆ウォン(約2,135億円)が蒸発するなど、軍白期が株式市場に反映される異例を作った。BTSが産業の投資指標そのものとして機能していることがわかる。流通、消費、観光とブランドを動かす文化大型株BTSの完全体カムバックに証券業界も相次いでバラ色の見込みを見せている。10日、サムスン商圏はHYBEの目標価格を9%あげた36万5,000ウォン(約3万8,960円)に調整すると明かした。投資意見も買収維持だ。BTSは今月13日と14日、京畿道(キョンギド)高陽(コヤン)市のKINTEXでデビュー12周年を記念する「2025 BTS FESTA」を開催する。前年に比べて規模が大きくなった上に、J-HOPEのアンコールコンサートがデビュー日に開催されるだけに、市場の注目も高まると期待される。・BTSのRM&V、本日除隊!凛々しい軍服姿で登場・HYBE JAPAN、組織改編を発表傘下のレーベル機能を強化
HYBE JAPAN、組織改編を発表…傘下のレーベル機能を強化
HYBEの日本本社である株式会社HYBE JAPANが、日本における事業強化および拡大を目的とした、6月1日付の組織改編を発表した。2024年8月に発表されたHYBEの新成長戦略「HYBE2.0」に基づき、HYBEはアメリカ、日本、ラテンアメリカを中心に、各地域の文化や特性に合わせた事業を展開し、各市場をリードする存在となるため、「マルチホーム・マルチジャンル(Multi-home,Multi-genre)」戦略を推進している。その一環として、今回、HYBE JAPANにおいても、日本本社としてのプレゼンスを高め、アーティスト事業を強化するため本社組織を改編する。HYBE JAPAN傘下のレーベル機能を強化するため、HYBE JAPAN傘下のレーベルを統括するChief Labels Officerに島賢治が、すべてのクリエイティブの責任者となるChief Creative OfficerにJEFF MIYAHARAが就任。Chief Labels Officerの島賢治は、ソニー・ミュージックなど複数の音楽関連企業にて、アーティストのマネジメント、A&R、マーケティング、レーベル運営に携わってきた。その後、2017年に株式会社fearlessを設立し、音楽・ライブ・映像・ファンクラブ・ECなどを含むトータルプロデュースを通じて、アーティストのブランド戦略を手がけてきた。Chief Creative OfficerのJEFF MIYAHARAは、これまで音楽プロデューサーとして少女時代、安室奈美恵、ONE OK ROCK、BoA、クリスハート、BOYZ II MEN、などアメリカ・日本・韓国を中心としたアーティストを含む約330組のアーティストによる700曲以上の楽曲をプロデュースしてきた。また、「エンターテインメント×テクノロジー」の分野にも豊富な経験を持ち、関連企業やプロジェクトも複数立ち上げ、エンターテインメントとテクノロジーの融合にも注力している。新しく就任したChief Labels Officerの島賢治とChief Creative OfficerのJEFF MIYAHARAの豊富な経験とノウハウを生かし、アーティストの発掘・育成からアーティストの価値を高めるコンテンツ制作やマーケティングなどのソリューションを強化することによって、アーティストのブランド価値向上と強力なパワーを持つIPの開発に注力していく。島賢治は、「HYBE JAPANのレーベルは、日本から世界で活躍できるアーティストを創出することを最大の目標に掲げている。そのために、クリエイティブからマーケティング、ライブ、ファンクラブ、ECに至るまで、あらゆる要素を統合したソリューションを構築し、アーティストの価値を総合的に高めていく。さらに今後は、こうしたHYBE JAPANのソリューションを外部パートナーにも展開することで、日本のエンターテインメント産業全体の価値向上にも貢献していきたいと考えている」と伝えた。また、JEFF MIYAHARAは「HYBE BRANDは、素晴らしいアーティストと才能が創り出す芸術性によって成し得る世界で最も忘れられない体験の代名詞といえる。日本特有のカルチャー、アート、エクスペリエンスが世界から注目されている中、次世代のスーパースターを輝かせるためにこの旅路に加わることができ光栄に思う」と感想を述べた。グローバルグループ&TEAMやJ-POPボーイズグループaoenが所属するYX LABELSは、今回の組織再編によりHYBE JAPAN傘下に配置された。YX LABELSの代表取締役はHYBE JAPANの代表取締役兼CEOであるハン・ヒョンロックが兼任する。そして、HYBE JAPANは今後、傘下に独立性を持った複数のレーベルを擁するマルチレーベル体制を確立していく計画だ。また、様々なアーティストとより豊かなエンターテインメント経験を提供し、そのコンテンツや体験を日本はもちろん、国外にも発信していくBeyond Japanの実現に向けて、邁進していく。
ミン・ヒジン、HYBEを相手に約27億円規模の訴訟…6月12日に初の弁論期日
ADORのミン・ヒジン前代表とHYBEの法廷争いが続く中、260億ウォン(約27億円)規模のプットオプション行使に伴う代金請求訴訟の初弁論期日が12日に行われる。ソウル中央地方法院第31民事部は12日、ミン・ヒジン前代表がHYBEを相手取って提起した代金請求訴訟の初の弁論期日を開く。先立ってミン前代表は昨年11月、ADOR社内理事職を辞任した後、HYBEに株主間契約に基づくプットオプション行使を通知した。該当契約によると、ADORのプットオプション金額は直前の2年度平均営業利益の平均値に13倍を乗じた値で、取引当事者が保有している持分率の75%の金額をHYBEから受け取ることができる。ADORの監査報告書によると、ミン前代表は昨年コールオプションを行使してADORの株式18%(57万3,160株)を買い入れたため、算定期間に基づいて約260億ウォンをHYBEから受け取ることができるという。しかしHYBE関係者は昨年7月、ミン・ヒジンとの株主間契約が解除されたと主張し、双方の法的紛争が本格化した。また、昨年4月にソウル中央地方法院第31民事部は、HYBEがミン前代表らを相手取って提起した「株主間契約解除の確認訴訟」の2回目の弁論期日を進行した。同日、裁判部はこの訴訟とミン・ヒジン前代表が昨年提起したプットオプション行使に伴う代金請求訴訟との関連性があるか確認。HYBE関係者は、ミン前代表がプットオプションを行使した時、すでに契約が解除されたと主張し、「誰の責に帰責事由により解除されたのかは法律要件が異なるため、該当訴訟に対する利益がある」と明らかにした。しかし、ミン前代表関係者は「株主間契約がプットオプションを行使した時に解除されたとは見うけられない」とし、該当訴訟で法律的に争う必要はないと主張した。裁判所は、ミン前代表側が提起したプットオプション関連訴訟を一緒に進めることを決めた。
HYBE、不当利益の疑いで検察捜査…バン・シヒョク議長に不正行為疑惑も浮上
HYBE事務室を対象とした家宅捜索が行われた。韓国メディアは昨日(29日)、2021年にYGエンターテインメントの子会社YG PLUSの株価が急騰した件について、HYBE職員による不正行為があったと報道。ソウル南部地検が28日に同社の家宅捜索を行ったと明らかにした。当時YG PLUSの株式が急騰した要因は、HYBEの前身であるBig Hitエンターテインメントとその子会社が700億ウォン(約70億円)規模の投資を行うとしたためだ。今回報じられた内容によると、当時Big Hitエンターテインメントの役員を務めていたA氏はこの情報が公開される1ヶ月以上前から、20回以上にわたってYG PLUSの株式を買い入れていた。3億ウォン(約3000万ウォン)近くを投資したA氏は、投資の事実が公開された当日に株式を全て売却し、2億4000万ウォン(約2400万円)以上の利益を得たという。HYBE側は現在、A氏による不当行為に対するコメントを発表しており、「退社した職員が、当時単独で行った逸脱行為」と立場を表明。今回の家宅捜索については「検察の資料提供要請に協力した」と説明した。この他にも、先だって28日にHYBE創業者のバン・シヒョク議長が、資本市場法上の詐欺的不正取引などの疑いで金融当局の調査を受けていると報じられた。報道によると、バン・シヒョク議長は、2019年にHYBE株の上場を推進しながら、同社株を保有していた投資家たちに対して「上場計画はない」として株を売却させた。これによって得た利益は、4000億ウォン(約400億円)に達するという。金融当局は近く調査を終えた後、検察にバン・シヒョク議長の捜査を依頼する方針だ。・HYBE、SMの株式を中国テンセントに全量売却へ総取引規模は約243億円・HYBE、過去最高の第1四半期に!初めて売上高が約500億円を突破
HYBE、SMの株式を中国テンセントに全量売却へ…総取引規模は約243億円
HYBEが保有していたSMエンターテインメント株式の全量を、テンセント・ミュージック・エンターテイメント香港法人に売却する。昨日(27日)、金融監督院の電子公示システムによると、HYBEは保有中のSMエンターテインメント株式全量に該当する221万2,237株をテンセント・ミュージック・エンターテイメントに売却した。価格は1株当たり11万ウォン(約1万1,000円)で、この日のSMエンターテインメント終値(12万9900ウォン(約1万2,000円))より、15.32%安い。総取引規模は、2433億4607万ウォン(約243億円)で、30日の取引終了後に時間外大量売買(ブロックディール)方式で取引が行われる予定だ。これによりテンセント・ミュージック・エンターテイメントは、カカオに続いてSMエンターテインメントの第2位株主となる。HYBEは2023年、SMエンターテインメント経営権買収競争に参入し、創立者のイ・スマン前総括プロデューサーから14.8%の株式を買収した。しかし買収戦でカカオが勝利したため、HYBEは保有していたSMエンターテインメント株式の半分程度を公開買収方式でカカオに売却していた。また昨年5月にもブロックディール形態でSMエンターテインメント保有株式を売却した。今回のテンセント・ミュージック・エンターテイメントとの取引を通じて、残りの株式をすべて処分することになった。一方、中国のテンセントはSMエンターテインメント最大株主であるカカオの株式相当量をすでに保有している。現在はテンセント・ミュージック・エンターテイメントの子会社であるMAXIMOはカカオの株式を5.95%保有中だ。・HYBE、SMの株式を大量売却発表に注目「投資資産管理の効率化のため」・SMを買収HYBE バン・シヒョク議長の経営戦略に再注目相乗効果に期待
HYBEアーティストを誹謗中傷するコンテンツを制作…FAST VIEWの元職員を検察に送致
HYBEのアーティストを誹謗中傷するコンテンツを制作・流布した疑いが持たれているコンテンツスタートアップFAST VIEWの元職員が起訴意見で検察へ送致された。昨日(22日)、捜査当局によると、ソウル水西(スソ)警察署は最近、FAST VIEWの元職員A氏を情報通信網法上の名誉毀損および侮辱の疑いで検察に送致した。A氏はチーム長レベルであり、すでに退社したが、容疑が認められ、今後の捜査にも注目が集まっている。昨年、HYBEはYouTubeチャンネル「People Box」と「Daissue」に投稿された映像が自社および所属アーティストを誹謗中傷したと判断し、告訴状を提出した。同コンテンツにはILLITのメンバーがNewJeansのメンバーを狙って特定の食べ物に言及した、HYBEのアーティストが特定の宗教と関係があるなど、事実が確認されていない刺激的な内容が多数含まれた。HYBEはこのような行為が特定の企業とアーティストを意図的に貶めるとし、捜査を依頼した。実際に問題になった映像は推測や確認されていないデマなどを事実のように語り、世論を歪曲したという指摘を受けた。これにとどまらず、HYBEは昨年8月、7つのチャンネルを相手に損害賠償訴訟も提起した。さらに9月には、米カリフォルニア州北部地方裁判所にYouTubeチャンネル運営者の身元確認のための申請を行い、運営者を特定した。今回の事件で注目される点は、A氏が単独で該当の映像を企画し、実行したかどうかだ。会社の指示があったとすれば、組織的に特定のアーティストを誹謗中傷するコンテンツが作られた可能性も排除できない。
HYBE バン・シヒョク議長ら、米ビルボード「グローバル・パワープライヤーズ」に選定
バン・シヒョク議長を含むHYBE経営陣の5人が「2025 Billboard Global Power Players」に選ばれた。アメリカの音楽専門媒体ビルボードは19日(現地時間)、ホームページを通じて「2025 Billboard Global Power Players」を発表した。「Billboard Global Power Players」は、アメリカを除くグローバル地域で音楽事業を先導するリーダーを選ぶリストで、昨年までは「Billboard International Power Players」だった。今年選ばれたHYBE経営陣は、バン・シヒョク議長とイ・ジェサン代表、ラテンアメリカCEOのカ・ジョンヒョン、ミュージックグループAPAC代表のシン・ヨンジェ、Three Sixty事業代表のオ・ユジンだ。バン・シヒョク議長は2018年と2019年、2021年に続き、4度目に選ばれた。シン・ヨンジェ代表は4年連続、オ・ユジン事業代表は昨年に続いてリストに含まれたのは2回目だ。イ・ジェサン代表とカ・ジョンヒョンCEOは初めて選ばれた。ビルボードは、HYBEがBTS(防弾少年団)、TOMORROW X TOGETHERなど、華麗なアーティストのラインナップを誇ると同時に、AI技術を通じて会社のグローバル拡張を加速化していると明かした。これと関連し、HYBEが2023年に買収したAIオーディオ企業のSupertoneは、バーチャルポップグループをローンチさせ、TOMORROW X TOGETHERのコンサート映像にSupertoneの多国語発音技術を適用し、向上されたコンテンツも披露したことがあると付け加えた。イ・ジェサン代表は、ビルボードとのインタビューで「音楽産業全体がいまだに低評価されている」とし「ストリーミングの1時間当たりの費用は、違う形のエンターテインメントやサービスに比べて著しく低い。これは企業の収益だけでなく、創作者から現場で働くスタッフに至るまで、音楽産業に従事するすべての人が自分の本当の価値に見合う報償を受けていないことを意味する」と強調した。イ・ジェサン代表はAIがミュージシャンに役立つと言及し、「これから音楽産業の未来は、どれほど慎重かつ適切に技術を活用し、同時に規制できるのかによって変わると信じている」と明かした。
HYBE LATIN AMERICA、メキシコで新たなボーイズグループの発掘へ!超豪華メンターに注目
HYBE LATIN AMERICAが、メキシコで新たなボーイズグループをローンチする。バンドサバイバルオーディション番組に続く2度目の大型プロジェクトとなるだけに、業界では「ラテン音楽市場の攻略に拍車をかける」と関心が高まっている。同社によると、最近メキシコシティの某所で次世代グローバルボーイズグループを輩出するリアリティシリーズの撮影がスタートした。このシリーズを通じて、現地に新たなボーイズグループを誕生させるう予定だという。HYBE LABELSの公式SNSにも、同プロジェクトの予告映像がサプライズ公開された。情熱的で優れた才能にあふれ、まさに実力派と呼ぶにふさわしい参加者たちの姿は、グローバルなファンの注目を集めた。今後は、数多くの志願者の中から最初に抜擢された300人のうち、16人がキャンプに合流し、約6ヶ月の間本格的なトレーニングを受けるという。ボーカルコーチや振付師、プロデューサー、フィットネスコーチなど、約30人の専門トレーナーが彼らをサポートする予定だ。プロジェクトのメンターも、豪華な顔ぶれとなっている。総括プロデューサーを務めるのは、Disneyのハイティーン向け人気シリーズ「ハイスクール・ミュージカル」「ディセンダント」といったヒット作の演出を手掛けた監督兼振付師のケニー・オルテガだ。彼は「スーパーボウル」「アカデミー授賞式」「オリンピック開幕式」といった大舞台での振り付けを担当したことに加え、マイケル・ジャクソンの死後ドキュメンタリー「マイケル・ジャクソン THIS IS IT」の演出を手掛けたことでも知られている。首席振付師は、チャーム・ラドンナが務める。ケンドリック・ラマーの「スーパーボウル」公演をはじめ、ブルーノ・マーズ、セレーナ・ゴメス、ビヨンセなどとコラボした実績も光る人物だ。ボーカルトレーニングはジャスティン・ティンバーレイク、リアーナ、シザ(SZA)など、世界的なアーティストと呼吸を合わせるボーカルコーチのロバート・スティーヴンソンが担当する。コロンビア出身のベテランクリエイターであるハイメ・エスカロン(Jaime Escalĺn)とルーカス・ハラミヨ(Lucas Jaramillo)は、共同フォーマットのクリエイター兼統括プロデューサーとして、シリーズのクリエイティブ全般をリードする。HYBEは体系的なK-POPトレーニングシステムにラテンアメリカ特有の文化・芸術の感覚を融合させ、ユニークなグローバルアーティスト開発モデルを構築する方針だ。伝統的なテレビフォーマットから脱し、ストリーミング・SNS・音楽プラットフォームなど多様なチャンネルを活用するという。HYBE LATIN AMERICAのCEOであるカ・ジョンヒョン氏は、「このプロジェクトはラテン系の人材をどのように発掘して成長させ、全世界に披露できるかを新たに想像するという挑戦」とし、「創造性と最高水準の制作力を基に、次世代グローバルラテンアーティストの基盤を構築している。ラテンの声をより大きく、より広く響かせて広めるのが私たちの目標だ」と語った。HYBE LATIN AMERICAは、アメリカのスペイン語放送局Telemundoと提携してバンドオーディション番組「Pase a la Fama」も制作している。この番組はメキシコのバンドを発掘する大型オーディションで、6月8日(米国時間)に放送をスタートする。・HYBE LATIN AMERICA、米・人気テレビ局とタッグ!大型バンドオーディション番組を制作・HYBE、日本で新グループ誕生!「aoen」デビューメンバー7人が決定