バン・シヒョク議長、不正取引容疑で検察に告発へ…HYBEがコメント

本日(9日)、HYBE関係者は「当社の上場過程と関連した報道により心配をおかけしたことを申し訳なく思う」とし、「現在提起されている事案について、当社は詳しい説明と共に関連資料を提出するなど、金融当局と警察の事実関係確認に積極的に協力している」と明らかにした。
続けて「多少時間がかかっても、当時の上場が法律と規定を遵守して進行されたという点を十分に証明する」と付け加えた。
これに先立って同日、金融当局は、来週バン・シヒョク議長を資本市場法上の詐欺的不正取引容疑で検察に告発する方針だと明らかにした。
金融委員会傘下の証券先物委員会(以下、証先委)の審議機関である資本市場調査審議委員会(以下、資調審)は最近会議を開き、このように決定し、証先委に関連意見を渡した。証先委は16日に定例会議を開き、バン・シヒョク議長関連の案件を処理する予定だ。
警察は彼がHYBEの投資家に企業公開(IPO)計画がないと偽り、保有株式を知人が設立した私募ファンド(PEF)に売却させた疑惑に関する捜査を進めてきた。
投資業界によると、彼は2020年10月、HYBE(当時Big Hitエンターテインメント)の上場前にスティックインベストメント、イーストンエクイティパートナーズ、ニューメインエクイティなど知人が設立した私募ファンド(PEF)と株主間契約を締結。彼は私募ファンドと持分売却差益の30%を共有する契約を結んだ。HYBEは該当期間にIPOに成功し、彼は4000億ウォン(約400億円)以上稼いだことが知られている。
該当契約は韓国取引所の上場関連審査の結果、金融監督院の証券申告書に明示されなかった。HYBE関係者は昨年「当社は上場準備過程で上場主幹事会社に該当株主間契約を提供したことがあり、上場主幹事会社もまた上場関連法令に基づいて該当株主間契約を検討した。これと関連して上場過程で当社が関連法令を違反した事項はないと判断している」と明らかにした。
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HYBE 公式コメント全文
こんにちは、HYBEです。
当社の上場過程と関連した報道によりご心配をおかけしたことをお詫び申し上げます。
現在提起されている事案について、当社は詳しい説明と共に関連資料を提出するなど、金融当局と警察の事実関係確認に積極的に協力しています。
多少時間がかかっても、当時の上場が法律と規定を遵守して進行されたという点を十分に証明します。
ありがとうございます。
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- パク・ソヨン
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