“80年代の巨匠”映画監督パク・チョルスさん、交通事故で死去

80年代を風靡した巨匠パク・チョルス監督が19日未明、飲酒運転の車にはねられ亡くなった。

京畿(キョンギ)龍仁(ヨンイン)西部警察署によると、この日の午前0時半頃、龍仁市(ヨンインシ)竹田(チュクジョン)洞で横断歩道を渡っていたパク・チョルス監督は、運転者Aさんの車にはねられ死亡した。

1948年生まれのパク・チョルス監督は、1979年「夜になれば降る雨」でデビューし、「301・302」「ビールが恋人よりいい7つの理由」「ステファノとグレチェン」「霧の柱」「学生府君神位」「産婦人科」「家族シネマ」「秘蜜」など様々な作品の演出を務め、韓国の映画界を代表する監督として注目された。2011年には「レッドバカンス、ブラック ウェディング」で話題を集め、昨年には「B.E.D」で第17回 釜山国際映画祭のガラ・プレゼンテーションセクションに招待され、変わらぬ実力を見せつけた。

葬儀場は盆唐(プンダン)ソウル大病院に設けられ、出棺は21日に行われる予定だ。