チン・ジェヨン、31歳で亡くなった実兄を想い…SNSで心境吐露「私はあの日から別人に…今でも後悔している」
チン・ジェヨンは最近、自身のInstagramを通して、長文の書き込みを掲載した。彼女は「時々寝る前に、ふと目を覚ましたら世界が変わってしまいそうで、怖くて不安が押し寄せてくるけれど、12月はさらにそうだ」と書き始めた。
続いて「振り返ってみると、15年前の12月のある朝、一本の電話が私の人生を変えた。あの日から私はそれ以前とは別人になった」と当時を思い出した。
当時、チン・ジェヨンは前日に会ったときは元気だった実の兄が、31歳の若さにして心筋梗塞で死亡したという悲報を聞いたとし、「15年が過ぎた今も、一番後悔していることは、一緒にご飯を食べようと誘ってきた兄に『食べないから家に帰って』と言ったあの日が、一生後悔しても取り返しのつかないことになり、3年間は泣いた」と胸を痛めた過去を振り返った。
彼女は「歳月が15年も過ぎたことが信じられないけれど、兄の分までがんばって生きていくという約束を守ろうと、誰よりもがんばって仕事をして、結婚もして、慣れないところで私なりにがんばって生きている」としながらも、「時々眠っている夫の息をする音が聞こえなくなると、心臓が落ちるような怖さを感じるときがある」と大切な人を再び失いそうで不安な気持ちを打ち明けた。
続いて、近況に言及しながら「この世でいくら大変なことでも、愛する人を失うより辛い苦痛はないだろう」とし、「一緒にご飯を食べて、同じ空を見る今が、切実に願う誰かの今日」と付け加えた。チン・ジェヨンは「いつよりも大変な1年だったけれど、病気になったりしないで、元気でいられるだけでありがたい最近」とし、きっとより良い来年が来るだろうと綴った。
この投稿を見たネットユーザーたちは、チン・ジェヨンの告白に「あまりにも心が痛くなる言葉に、慰められました」「私たち、明日もがんばりましょう」という反応を見せた。
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【チン・ジェヨン Instagram全文】
怖くなり、不安が押し寄せてきますが、12月はさらにそうです。振り返ってみると、15年前の12月のある朝。一本の電話が私の人生を変えたようです。あの日から私はそれ以前とは別人になりました。
世の中には、嘘のようなことが本当に多いみたいです。ある日の朝、実の兄が死んだという電話。前日も元気だったのに、それが最後になるとは、あの時は知りませんでした。当時、31歳という若さで(心筋梗塞)、普段どこか痛そうなところもなかったので信じられず、準備もなく別れ、認めることができず、15年が過ぎた今も一番後悔していることは、前日の夜、一緒にご飯を食べようと誘ってきた兄に、食べないから家に帰ってと言ってしまったあの日のことが、一生後悔しても取り返しのつかないことになり、3年間は泣いたと思います。
歳月が15年も過ぎたことが信じられないけれど、兄の分までがんばって生きていくという約束を守ろうと、誰よりもがんばって仕事をして、結婚もして、慣れないところで私なりにがんばって生きているけれど、今私が住んでいるところは人とあまり鉢合わせることのない閑静な場所なので、時々眠っている夫の息する音が聞こえなくなると、心臓が落ちるような怖さを感じるときがあります。このみかん畑の中に、ぽつんと、世の中に本当に私一人ぼっちになってしまいそうで。そういうとき、いつも今日が、この瞬間がありがたくなり、人生の毎日がもったいなく、とても大切です。
最近、厳しい時期で時間が解決してくれるという言葉も、みんながんばりましょうという言葉も大して役に立たないと思うけれど、この世でいくら大変なことでも、愛する人を失うより辛い苦痛はないでしょう。
一緒にご飯を食べて、同じ空を見る今が、切実に願う誰かの今日です。時々、明日がないという思いで生き抜くことも悪くないと思います。今日が最後なら、たった1秒も愛さずにはいられないですから。
いつよりも大変な1年でしたが、病気になったりしないで、元気でいるだけでありがたい最近です。私たちががんばって成し遂げてきたたくさんのことも忘れないようにしましょう。きっとより良い来年が来るでしょう。
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- ハ・スナ
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