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「不可殺」コン・スンヨン“自分とは異なる立場のキャラクターを表現するため妹たちに相談した”

マイデイリー
写真=VAROエンターテインメント
ケーブルチャンネルtvNの土日ドラマ「不可殺」が放送終了となった中、コン・スンヨンが愛情の込もった放送終了の感想と共に、キャラクターのタン・ソルとミン・シホに別れを告げた。

コン・スンヨンは「不可殺」で600年前、タン・ファル(イ・ジヌク)の妻のタン・ソルであり、現世のミン・サンウン(元HELLOVENUS)の妹のミン・シホ役を演じた。彼女は毎話、キャラクターの複雑な心理と感情を細密に表現し、好反応を得た。

多面的なキャラクターを見事にこなし、意味のある記録を残した彼女が「不可殺」とタン・ソル、ミン・シホについて語った。以下はコン・スンヨンの一問一答である。

――「不可殺」放送終了の感想を教えてください。

コン・スンヨン:プリプロダクションから始まって、撮影まで約1年間の間、「不可殺」という作品に没頭してきましたが、長い間スタッフ、同僚、先輩後輩の皆さんと苦楽を共にしてきたからか、未練が残ります。それでも放送中、視聴者の皆さんが応援をしてくださって感謝しています。タン・ソル、ミン・シホと別れる時が来てすごく寂しいです。

――600年のストーリーを行き来するだけに、明確な違いのあるタン・ソルとミン・シホというキャラクターをどんな人物として解釈し、準備しましたか。

コン・スンヨン:「ミン・シホの過去はタン・ソルだ」という事実を忘れて演技しようとしました。タン・ソルとシホがつながっている部分は、監督が十分に説明してくれるだろうと思いました。タン・ソルを演技する時には、夫が受けた呪いのせいで子供を失うことになったタン・ソルの悲しみに集中すして、シホを演じる時には姉と母を失ったけれど、どうにかしてサンウン姉さんと生きるために奮闘するところに集中しました。

――前世の夫タン・ファルと、現生の姉ミン・サンウンの間の接点と言えますが、タン・ソルにとってタン・ファル、そしてミン・シホにとってミン・サンウンはそれぞれどんな存在だと思いますか。

コン・スンヨン:タン・ソルにとってタン・ファルは、一時は愛する関係だったのですが、タン・ファルの呪いを子供たちが受けることになって恨むしかなかったんです。しかし、それでもタン・ソルはタン・ファルにずっと頼っていたようです。シホにとってサンウン姉さんは一人しかない家族であるだけに、とても大事な存在です。たくさん頼りにしていましたし。姉さんのことが心配になって苦言も言ったりしますが、実はシホはサンウン姉さんがいないと、何もできないと思います。一人になるのが怖くて、どうやってでも姉を捕まええおこうとします。2人が危険な状況になっても、シホにはタン・ファルよりサンウン姉さんが優先だからです。これまで一人で上手くやっているふりをしてきましたが、サンウン姉さんがいなかったら辛かったと思います。

――作品に登場するすべての人物とケミ(ケミストリー、相手との相性)が良く、視聴者からたくさん応援されましたね。各人物へのミン・シホの感情をどのように表現しようとしたのでしょうか、特別なノウハウはありましたか。

コン・スンヨン:応援していただき本当にありがとうございます。これまでシホは一人だった時間が多かったので、家族という枠を切実に願っていた人物でもあります。その部分がタン・ソルとシホの似ている部分でもあります。私が特別に何かを準備したというよりは、タン・ソルとシホの周りの人物たちがうまく演じてくれて、自然にケミが完成されたと思います。特にヘソクおばさん(パク・ミョンシン)、クォン刑事(チョン・ジニョン)、ドユン(X1出身のキム・ウソクさん)に感謝の言葉を伝えたいです。

――最も記憶に残っているセリフと名場面を選ぶならどこですか。

コン・スンヨン:第1話の前世のシーンで、山の中でタン・ソルがアチャン(パク・ジュファン)に「今から後ろを向いて精一杯走って。行ってお父さんを探してよ!」と言うシーンがあります。そして第14話の現世のシーンでは、キビ畑でシホがドユンに「後ろを向いて精一杯走って! ファルさんを探してよ」と言うシーンがありますが、この2つのシーンが前世のソルとアチャン、そして現世のシホとドユンの関係を表す、デカルコマニーのようなシーンです。このシーンは監督が完璧に演出してくれて、視聴者の皆さんからも反応も良かったですし、キャラクター間の切ない感情がそのまま伝わったので記憶に残っています。

――コン・スンヨンさんとタン・ソル、ミン・シホとのシンクロ率はどれくらいですか?

コン・スンヨン:タン・ソルとは家族への愛情が似ていると思います。タン・ソルはタン・ファルへの心が憎悪に満ちているように見えますが、その中には家族への切なさと恋しさを持っているキャラクターです。もちろん皆同じだと思いますが、私は特に家族愛が強い性格なので、その部分がタン・ソルに似ていると思います。そして実際には一番年上なので、妹のシホを表現するのが少し大変でした。劇中では、シホが姉に小言をよく言いますが、私は逆によく言われる方です。現実とキャラクターでそのような違いがあるので、プリプロダクションや撮影期間中、私の妹たちに聞いてみたりもしました。たくさん努力したのですが、視聴者の皆さんにも妹としての姿がよく伝わったのか気になりますね(笑)。

――俳優たちとの共演はどうでしたか。

コン・スンヨン:撮影現場でジヌク先輩とナラ姉さん、ウソクさんとも息が合って、撮影を待つ時間もたくさん話してとても楽しく撮影しました。またパク・ミョンシン先輩、チョン・ジニョン先輩と演技する時には、たくさんのことを学べました。同僚、先輩、後輩の俳優の方々の雰囲気が良かったおかげで、私も楽な気持ちで演技することができましたし、視聴者の皆さんの反応も良くて嬉しいです。またチャンスがあったら、一緒にやりたいと思います。

――前世と現世が繰り返されますが、次の人生を送るミン・シホの姿を予想してみるとしたらどんな姿だと思いますか。

コン・スンヨン:現世でのタン・ファル、サンウンほどではないですが、非常に辛く過酷な人生を生きてきましたので、次の人生のシホは、やりたいことをやって、幸せな家庭を持って、温かい人生を生きてほしいです。辛さと痛み、傷は今回で終わってほしいです。

――コン・スンヨンさんにとって「不可殺」は、どんな作品として残ると思いますか。

コン・スンヨン:“韓国版クリーチャー物”という新しいジャンルで、前世と現世を行き来しながらそれぞれ異なるキャラクターを演技する過程を通じて、自分がとても成長できた作品でした。何よりも素晴らしいスタッフ、俳優の方々と一緒に作ることができて、私にとっては光栄な作品として記憶されると思います。

――視聴者の皆さんに一言お願いします。

コン・スンヨン:視聴者の皆さん、こんにちは。「不可殺」でタン・ソルとミン・シホを演じた女優のコン・スンヨンです。放送が開始されてワクワクしていたのが昨日のようですが、もう終了なんて本当に寂しいです。すべてのスタッフ、俳優の方々が精力的に作った「不可殺」を熱く応援してくださって感謝の言葉を伝えたいです。今後新しい作品を通じて継続して活動することができるよう頑張ります。本当にさようなら!
元記事配信日時 : 
記者 : 
パク・ユンジン
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