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STAYC、デビュー5年目に第2幕をスタート「本物のSTAYCの姿を見せる」

マイデイリー
写真=High Upエンターテインメント
「デビューして5年目だが、私たちはまだ若く、これから活動できる日が多いです。『どうして今になってコンセプトを変えたの?』と思うよりは、STAYCの第2幕だと考えてください」(ユン)

3月、5thシングル「S」でカムバックしたSTAYC。「S」は、STAYCが目指す新しい方向性を込めたアルバムだ。従来の“TEEN FRESH”を、STAYCだけの新しい視覚で変化させ、進化したコンセプトを予告した。大胆なショートヘア、白金髪などギャップのある斬新なビジュアルとともに、予測できない新しいアイデンティティで音楽界を染める。

写真=High Upエンターテインメント
この日、シウンは「5thシングルアルバム『S』でカムバックすることになりました。新たに挑戦するコンセプトでもあり、ユニークで斬新な魅力がいっぱい込められた、しっかりした3曲を収録したアルバムです。私たちも楽しみにしているから、皆さんの関心をお願いします」とカムバックの感想を語った。

アイサは「今度は新しい挑戦が多いです。これまでのアルバムの中で、各収録曲の感じが一番似ています。アルバムの色がもっとはっきりしている感じがして楽しみです」と笑顔を見せた。スミンは「私たちが明るいイメージが強いから、このようなコンセプトへの挑戦が怖く、不安も感じました」とし「実際にやってみたら、すごく似合って楽しく作業しました。人々の反応が気になります」と語った。

2020年にデビューしたSTAYCは、これまで「SO BAD」「ASAP」「RUN 2 U」「Teddy Bear」「Bubble」など、特有のラブリーでキッチュな魅力で大人気を博した。そのような彼女たちが、今度は新しいコンセプトと音楽的カラーを披露する。いつの間にかデビュー5年目のガールズグループになったSTAYCの、新しい方向性を引っ張って提案したのは、プロデューサーのブラック・アイド・ピルスンだった。

写真=High Upエンターテインメント
「プロデューサーさんが『もう変化を与える時点になった』と言いました。私たちはいつもティーンエージャーだったのに、前作から『Twenty』という収録曲を通じて、みんな10代から20代になったということを知らせました。みんな大人になったし、成熟したし、アーティストとしても非常に成長したタイミングでもあったし。プロデューサーさんとともに音楽も聴いてみて、コンセプトについても話し合いました。みんなが新しい変化の挑戦に同意したので、アルバム作業を始めました」(シウン)

STAYCの変化を一番はっきりと見せるタイトル曲「BEBE」は、他人が望む姿だけを見せていた“私”から脱して、その中に隠れている“本物の私”を見せようとする欲望を歌う。ファンキーでダンサブルなリズムと中毒性あるドロップが、ユニークなボーカルトーンと調和をなして圧倒的な感じを与える。

ユンは「STAYCは、可愛くて精力的で明るい音楽で有名です。しかし、私たちが『DDU-DU DDU-DU』(BLACKPINK)のような楽曲をカバーしたとき、『こんなにいいのにどうしてこんなコンセプトに挑戦しないの』という反応が多かったです」とし「『私たちも自信あるのに』と何度も考えました。新曲『BEBE』を通じて見せつけることができます」と自信を示した。

写真=High Upエンターテインメント
ジェイの早いラップで始まる「BEBE」のイントロも、前作とは違う。ジェイは「新曲のイントロは、全部私が務めることになりました。プレッシャーがないと言ったら、それは嘘です」とし「プロデューサーさんが『変化を確実に見せよう』と強調しただけに、私も確実にスタートを切りたくて一生懸命に練習しました。全部低音だったので、自分らしく録音しようとしました。満足しています」と自ら評価した。

このほかにもアフロリズムのコンテンポラリーR&Bトラックの「DIAMOND」は、未来への不安を捨て、ダイヤモンドのように明るく輝く未来への期待を歌った。ブラスサウンドが強い中毒性を与えるポップR&Bジャンルの「PIPE DOWN」は、重厚なボーカルと黙音(mute)ボタンを活用したセンスある表現が、STAYCの堂々としたプライドを証明する。

このような変化は、STAYCの「BORN」と「ON AIR」バージョンの、2つのコンセプトフォトからも垣間見ることができる。モノクロイメージから強烈に感じられる挑発的な眼差し、ブラックのレザースタイリングのファンキーでシックな雰囲気は、完全に変わった彼女たちを見せつけた。スミンの華やかな白金髪とユンのショートヘアへの変身など、ビジュアル的な変化も目を引く。しかし、単純にビジュアル的な変化が、STAYCの“変化”ではなかった。

写真=High Upエンターテインメント
シウンは「アーティストとして完全に新たに挑戦するので、声のトーンはもちろん、呼吸一つまで変えなければならなかったんです。パフォーマンスでも、私が使わなかったラインがありました」とし「これまでやっていなかったので『こんな部分が足りなかったんだ』と分かるようになったし、補うことができました。逆に制限なしに、自由に表現することができました」と説明した。

スミンは「私はデビューして、個人的な歌い方を直し、磨かれました。新曲は、デビュー前の歌い方と発声を持ってきて、低音をたくさん使ってテクニックもたくさん入れました。これまで高音を中心に歌ったとしたら、今度は低音を中心に一風変わったトーンを聞かせることができるようになりました」とし「これも私が成長できるきっかけとなりました」と、嬉しそうに語った。

「これまでレコーディングする時は、シンプルに歌えばいい感じでした。私がテクニックを使いたいとしても、限界にぶつかるときがあったんです。今回は、好きなようにしてもいいとプロデューサーさんから言われました。『もっとオーバーしてもいいよ。思いっきり!』というディレクションは初めてでした。私の夢を広げるようにレコーディングすると、いい結果が出ました。『こんなに歌うと面白いんだ』と改めて感じました」(ユン)

写真=High Upエンターテインメント
このように彼女たちは新曲を通じて、変化、挑戦、志向、新しいさについて語る。人々が持っている偏見と固定観念から脱して、本物の姿で感覚的な(Sensual)魅力をアピールするという意気込みを示した。彼女たちだけの音楽的アイデンティティと存在感も予告した。これまで“TEEN FRESH”という修飾語で代表されたSTAYCが説明する、“本物のSTAYC”は何だろうか。

セウンは「決まっている、一つの視線ではありません。私たちは、いつも人々や他人に喜ばれる音楽を少しずつやってきました。ニューアルバムでは、大胆に私たちの本物の姿を見せよう、という気持ちで作業しました」と説明した。ユンは「本物のSTAYCは『BEBE』」と短く強烈な一言を残した。

「“TEEN FRESH”ではない、新しい修飾語ですか? 私は“FRESH”にしたいです。私たちがもう“TEEN”というイメージは薄くなったと思います。だけど、いつも新しい分野に挑戦するのは同じだから。今度は“FRESH”が私たちに似合うんじゃないかなと思います」(スミン)

写真=High Upエンターテインメント
元記事配信日時 : 
記者 : 
カン・ダユン

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