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IU、IVEら所属レーベルも関連…カカオエンターテインメントに売却説が浮上

TVレポート
写真=TVレポート DB
カカオが、子会社であるカカオエンターテインメント売却の噂について立場を明らかにした。

本日(9日)、カカオは公式コメントを通じて「カカオエンターテインメントの持続的な成長とカカオグループ全体の企業価値向上のため、様々な可能性を議論中だ」とし「現時点で確定したことはない」と伝えた。

先立って業界では、カカオがカカオエンターテインメントの主要株主に経営権売却に関する書類を送付したという情報が伝えられていた。現在、カカオはカカオエンターテインメントの持分66.03%を保有する筆頭株主であり、他にもAnchor PE(12%)、パブリック・インベストメント・ファンド(5.1%)、テンセント(約4%)などが株式を保有している。

一部では、カカオが計画していたカカオエンターテインメントの企業公開(IPO)が市場状況により難しくなったため、経営権売却を代替案として検討中だという見方も出ている。同社の企業価値は11兆ウォン(約1兆円)と推定される。

同社は音楽プラットフォームMelOnをはじめ、芸能マネジメント、コンテンツ制作、ウェブ漫画・ウェブ小説など多様な事業を展開中だ。北米のウェブ小説プラットフォームRadishとTapasの買収、ドラマ制作会社BARAM PICTURESの買収などを通じて急速に規模を拡大した。

関連会社としては、IUら所属のEDAMエンターテインメント、IVEら所属のSTARSHIPエンターテインメント、イ・ビョンホンら所属のBHエンターテインメント、チョン・ドヨン・コン・ヒョジン、ペ・スジら所属のマネジメントSOOP等がある。また大手プロダクションSMエンターテインメントの株式を19%も保有している。

一方、SM買収に関連した捜査、BARAM PICTURESの買収過程での背任疑惑などで一部経営陣が裁判にかけられた点も、同社の変化に作用していると推測される。

また、カカオがカカオエンターテインメント売却で確保した資金を人工知能(AI)など、核心事業に集中するための戦略だという分析も出ている。しかし、事業規模が大きいだけに一括売却は容易ではないという見解と共に、一部持分をプライベートエクイティファンドに譲渡する方式が有力だとも言われている。

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元記事配信日時 : 
記者 : 
ジン・ジュヨン

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