TWICE チェヨン、本日ソロデビュー!日本バンドとのコラボに“家族のような温かさを感じた”

ナヨン、ジヒョ、ツウィに続くTWICEの4人目のソロアーティストとなったチェヨンは、自身の個性そのものを描いたアルバムでアーティストとしての実力を示す。彼女が作詞・作曲・編曲に参加したタイトル曲「SHOOT(Firecracker)」は、アーティストとしての力強い抱負を叫ぶ楽曲だ。これから積み重ねていくキャリアへの自信を歌っており、キッチュなメロディーラインにジャズやディスコのバイブスが融合したパフォーマンスでも注目を集める。
チェヨンはタイトル曲「SHOOT(Firecracker)」をはじめ、「AVOCADO(feat. Gliiico)」「BAND-AID」「GIRL」「RIBBONS(feat. SUMIN, Jibin of Y2K92)」「DOWNPOUR(with Kai)」「BF」「影遊び」「私のギター」、そしてCD限定のトラック「Lonely doll waltz」まで、計10曲のクレジットに名前をあげ、自身の個性を音楽で表現した。
TWICEとして世界の舞台を駆け抜け、唯一無二のキャラクターと魅力でファンを魅了してきたチェヨンのソロデビューに、世界中のファンが注目している。

チェヨン:Netflix「K-POPガールズ! デーモン・ハンターズ」のオリジナル曲「TAKEDOWN(JEONGYEON、JIHYO、CHAEYOUNG)」に参加したことや、「ローラパルーザ・シカゴ」にヘッドライナーとして出演したことは、どれも新しい挑戦であり、とても良い機会だったと思います。多くのファンの方々から大きな反応をいただき、とても嬉しかったです。その中で、私の初のソロアルバムまで披露できることになり、本当に幸運だと感じています。いつも感謝の気持ちでいっぱいです。
―― 全世界のファンが、強い個性を持つアーティスト・チェヨンのソロ作品に大きな期待を寄せています。今回のアルバムを通して、どのような姿を見せようと思いましたか?また、メンバーたちの反応も気になります。
チェヨン:一つ二つと集めてきた宝物を取り出して見せるような感覚です。アルバム名「LIL FANTASY vol.1」の「LIL FANTASY」とは、私の中にある小さな世界の名前です。私がこれまで積み重ねてきた趣向や考え方、態度をぎっしり詰め込んだアルバムなので、より率直に私の内面をお見せできると思います。そして「LIL FANTASY」の後に「vol.1」を付けたのは、この物語がここで終わるのではなく、いかなる方向にもずっと続いていくという抱負を表しています。メンバーたちも、私のスタイルが反映された音楽やコンセプトだったので気に入ってくれて、私と同じくらい胸がいっぱいになったと言ってくれました。それが大きな力になりました。
―― “TWICEのチェヨン”と“ソロアーティストチェヨン”の違いは何でしょうか?
チェヨン:グループではなくソロアーティストとして、チェヨンという人間のすべてをお見せするという点が大きな違いだと思います。長い時間をかけてじっくりと準備してきた作品ですが、ぜひ多くの方に愛され、聴いていただけたら嬉しいです。
―― 今作は、アルバム名から全曲の制作、ビジュアルまで、アルバム全体にチェヨンさんの意見が反映されています。「チェヨンらしい作品」を作るために全力を尽くしたそうですが、特に注目してほしいポイントがあれば、理由とともに教えてください。
チェヨン:アルバム全体のクリエイティブの中でも、イメージやビジュアルはほとんど私自身のドローイングから始まりました。あちこちに散りばめられたディテールにも注目していただきたいです。また、アルバムに収録された10曲それぞれについて、私が感じた気持ちをセルフカメラで撮影して動画を作るぐらい、一曲一曲に愛情を込めて丁寧に制作しました。ぜひ、聴いてくださる方々に私の音楽を楽しんでいただきたいです。

チェヨン:実はすごく悩みました。どの曲をタイトル曲にするか考える中で、やはり踊れる曲がいいのではないかと思うようになりました。また、「SHOOT(Firecracker)」には、私の抱負とともに「みんなで一緒に爆竹を鳴らしてパーティーを楽しもう、お祝いしよう」というメッセージが込められており、「LIL FANTASY vol.1」のアルバム全体をみんなで祝おうという意味も含めて、タイトル曲に決めました。
―― チェヨンさんのソロデビューを知らせる予告映像には、日本のバンドGliiicoも登場し、期待を高めました。映像ではリラックスした自然な姿が印象的でしたが、Gliiicoとのコラボはいかがでしたか? また、ソロアーティストとしてのチェヨンさんの作業スタイルについても教えてください。
チェヨン:Gliiicoの皆さんとは、気楽に遊ぶような雰囲気で自由に会話をしながら作業しました。おかげで制作のすべての過程がとても自然で、同時に家族のような温かさも感じられました。作業環境がリラックスした雰囲気だと物事がうまく進むタイプなのですが、そのおかげか今回のアルバムも、すべて親しい友人たちと一緒に制作した楽曲で構成され、満足度も高いです(笑)。
――「SHOOT(Firecracker)」のパフォーマンスも楽しみです。全体の振り付けについて教えてください。
チェヨン:ミュージックビデオの予告映像にも少し登場していますが、ジャズ的な要素を取り入れつつ、すっきりとした動きをたくさん盛り込むよう工夫しました。80~90年代のディスコの雰囲気も加えているので、その点にも注目して見ていただけると嬉しいです。
―― 最後に、チェヨンさんのソロアルバムを楽しみにしていた全世界のONCE(ファンの名称)に向けて一言お願いします。
チェヨン:私のアルバムを楽しみにしてくださったONCEの皆さんに、心から感謝の気持ちを伝えたいです。私にとって大切な初のソロアルバム「LIL FANTASY vol.1」を、それぞれが自由に楽しんでいただき、皆さん自身の夢のようなファンタジーの世界を広げていってほしいです。
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- ソン・ミギョン
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