アーティストのユ・ダビン、所属事務所から3億ウォンの損害賠償請求「契約を無視した無理な主張」
写真=ユ・ダビン SNSBILLYBEAN MUSICは12月10日、所属アーティストであるユ・ダビンに対し「芸能活動禁止の仮処分申請」を提起するとともに、契約違反に伴う3億ウォン(約3,175万4,100円)規模の損害賠償請求訴訟を進めると明らかにした。
これは、現在進行中の「他の事務所であるMPMGと契約期間が満了する前に接触したこと」に関する刑事告訴とは別の件であり、アーティスト本人の専属契約違反および他の事務所からの接触に対する民事的な責任を問うという趣旨である。
これに先立ち、BILLYBEAN MUSICのキム・ビリ代表は「BILLY SHOW」チャンネルを通じて、ユ・ダビン側が現在の所属事務所であるBILLYBEAN MUSICに要求していた具体的な不当事項を公開した。
キム代表が公開した資料によると、ユ・ダビン側は専属契約期間が残っているにもかかわらず、「契約金4千万ウォン(約424万4,200円)の追加支給」「200席以上の公演開催拒否」など、既存の契約を無視した無理な修正案を提示した。
最も論争になっているのは、「MPMG社員の投入」要求である。現在の所属事務所に対し、競合関係の可能性がある他の企画会社の社員を投入するよう求める要求は、業界の常識上到底受け入れ不可能な条件である。キム代表はこれに対し、「会社は数回にわたって譲歩し、調整しようとしたが、結局これは単純な待遇改善要求ではなく、他の事務所と結託して意図的に契約破棄を誘導した手順であった」と強く非難した。
BILLYBEAN MUSICは、ユ・ダビンが他の事務所からの接触に同調して専属契約に違反し、独自の行動を取ったと主張し、3億ウォンの損害賠償訴訟を提起した。契約違反期間中に発生した収益に対する返還請求も併せて行う。
キム代表は「ユ・ダビンはBILLYBEAN MUSICと専属契約が有効な所属アーティストである」と強調し、「今回の訴訟は、会社の莫大な金銭的被害を回復することはもちろん、信義を裏切り、他の事務所との契約的な接触に同調するミュージシャンが二度と現れないように、業界に強力な警鐘を鳴らすためである」と述べた。
BILLYBEAN MUSIC側の法律代理人は、「今回の事件は、健全な大衆文化芸術産業の発展を阻害する典型的な事例である」とし、「アーティストを発掘し、投資してきた現所属事務所の正当な権益を保護するために、法的手続きを最後まで進める」と伝えた。
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- イ・ハナ


