JYJ ユチョン、喜怒哀楽が交差した日

父を亡くしたユチョン・ユファン兄弟…悲しみを乗り越えより成熟した姿に
14日の夜は、JYJのユチョンと俳優のパク・ユファン、そしてその遺族には大きな衝撃と悲しみの日だったであろう。取材をしていた記者も、粛然とした雰囲気で現場を取材していたとのことだ。兄弟が遺体安置所で弔問客を迎えて悲しみに沈んでいる頃、KBS 2TVでは「トキメキ☆成均館スキャンダル」のスペシャル編が放送されていた。それは何とも不思議な気分がする瞬間であった。安置所で悲しみに暮れているユチョンとは違い、画面の中で熱演をしている彼の姿がとりわけ目を引いた。
この日放送されたのは、ドラマのクライマックス部分を集めた映像で、ドラマの中のイ・ソンジュン(ユチョン)がキム・ユニ(パク・ミニョン)と恋に落ちるシーンであった。視聴者にとっては、もう一度見ても胸がときめくシーンだったであろう。


偶然の一致であったとは思うが、14日のその夜は人生について考えるきっかけにもなった。喜怒哀楽というのがまさにその瞬間にあった。成均館(朝鮮王朝時代、儒教の教育を司った最高の国立教育機関)の儒者から、リゾート業界のエース役を演じ、今度は王世子を演じるユチョンに心からお悔やみを申し上げたい。
歌手として、また俳優として、これまで少なからぬ事件・事故を経験したことは、その分人生で成長できる可能性も大きいであろう。悲しみを越えて、テレビ画面でにっこり笑うユチョン、そしてパク・ユファンのこれからの活躍を期待したい。

- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- イ・ソンピル
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