「風の便りに聞きましたけど!?」イ・ジュン“MBLAQ脱退後のドラマ出演、負担が大きかったが…”
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
イ・ジュン:出演俳優や制作陣たちと放送終了記念のMT(Membership Training:仲間で親睦を深めるために行く1泊2日の遠出)に行ってきた。打ち上げパーティーの司会を務めるためにお酒は飲めなかった。実は最終回は本番死守(リアルタイムで番組を見ること)ができずすぐにMTに行って、その後はインタビューのスケジュールを行う強行軍だ。撮影する時は上手く演じたいという考えでストレスが多かったが、すべてが終わったら何とも感じない。
―第1話の演技がとてもインパクトがあった。模範生でありながらも、自分が好きなものに向かって突進する意外な面が披露されてドラマ序盤に注目度が高かったと思う。
イ・ジュン:僕が演じたい通りに演じた。監督が特別な指示を与えず「俳優が考えているものが一番正しい」と言ってくれて、安心して演じることができた。でも、後から少し叱られたこともある(笑) 演技をする時、とても役立つ話をたくさんしてくれた。
―第1話で妊娠したソ・ボム(コ・アソン)とタクシーに乗った後、タクシーの運転手に後ろの座席でキスしてもいいのかと聞くシーンは圧巻だった。
イ・ジュン:僕にとっても最も強い印象を残したシーンだ。実際の撮影現場では撮影がとても早く終わった。本当に放送に出た分量だけ撮影した。撮影の1回目でオーケーが出て「もう終わった?」と思った。その時は(コ)アソンと出会ってから間もないぐらいだったので、早く終わってよかったとも思った。振り返ってみると、「風の便りに聞きましたけど!?」に出るすべてのシーンはほぼ1回目で撮影が終わった。
―ある意味、ドラマ自体がハン・インサンという青年の成長期にも見える。
イ・ジュン:キャラクターにもどかしい面があって最後までそんな姿を見せたらどうしようと少し心配したが、後半にそれが解消されてすっきりした。誰も思いつかなかった部分まで、台詞ごとにも深い意味が細かく盛り込まれていて、面白い一方、負担も感じた。もし僕が脚本家の意図を十分に生かせなかったらどうしようという負担だった。
―まるで映画の撮影現場のような雰囲気や演劇俳優出身の錚々たる先輩たち、テレビの画面で主に使われるショートカットではなく、ロングテイクを主に使用したという点でも、今回の撮影は俳優イ・ジュンにとって新しかったと思う。
イ・ジュン:どの環境よりも気楽で、僕が感じる通りに演じられるように配慮してくれた。後ろ姿だけ出ることが多かったという点も新鮮で、主にフルショットが使われた点も不思議だった。もうロングテイクに慣れてしまって今後、他のドラマに出演する時はむしろぎこちない感じがしそうだ。普通、他のドラマはカットの構図が事前に決まっていて特定の空間を抜け出してはならず、公式のように演じなければならない時も多い。でも、「風の便りに聞きましたけど!?」は主にロングテイクとフルショットで撮影されて、体を使うことにおいてもすごく気楽だった。カメラが僕を撮っていることさえ意識しなかったこともある。
―インサンの父親であるハン・ジョンホ(ユ・ジュンサン)が大きな家に一人だけ残されたドラマの結末は気に入ったのか?今後、インサンとボムはどう生きていくと思う?
イ・ジュン:余計なもののないシンプルな結末だと思う。ハン・ジョンホが一人で家の中に歩いていくシーンに多くの意味が盛り込まれている気がした。そして、インサンとボムの前に置かれた状況は正直大変だと思う。幸せである一方、家族を恋しがるだろう。でも、僕の願いでもあるが、2人は幸せだと思う。いつかは両親とも再び会うだろう。
―模範生として温室の中の草花のように育てられてきたインサンと芸能界に早くデビューして自ら人生を築いてきたイ・ジュンは非常に違うように見える。インサンに共感できる部分があったのか?
イ・ジュン:秀才だが、厳しい父親のもとで作られた剥製のように生きてきたインサンが、異性に目覚めて新しい世界を見る設定は十分共感した。自分の人生を生きていなかったインサンにとってはとても大きな衝撃だったのだろう。それで、ボムを見てすぐにタクシーに乗せて家に連れてくるシーンなどは十分理解できた。
―一目惚れした経験があるのか?
イ・ジュン:中学校や高校の時、そんな感情を多く経験した。恋愛感情がすごく盛んな時じゃないか(笑) あの時を想像しながら演じた。
―インサンを演じながら、もどかしさを感じたようだ。
イ・ジュン:頭がよくて金持ちだが、常に抑圧されているように感じたはずのインサンがまったく羨ましくなかった。人にとって最も重要なのは、やりたいことをやりながら平和に暮らすことだと思う。父親の目もまともに見れないインサンがかわいそうな気がした。優柔不断な面がハン・インサンにとっては一つの表現方法だが、イ・ジュンの立場から見るとそんな彼がもどかしく感じられた。
―実際のイ・ジュンは断固とした性格なのか?
イ・ジュン:決めたら実行し、そうでなければ終わりだ。選択する時は決断力がある方だ。
―また、俳優だけではなく、錚々たる演劇、映画界の先輩たちと共演したことも特別な経験だったと思う。
イ・ジュン:現場にいただけでも勉強になった。「あのような演技がとこから出るんだろう」と思ったことも多かった。演技について先輩たちに質問すると、一つ一つ説明してくださり、意義深い作業だった。分からない部分は恥ずかしがらずに妹役の(パク)ソヨンさんにも聞いた。歳と経歴とは関係なく学ぶことが多かった。
―撮影現場でも非常に積極的だったと聞いた。
イ・ジュン:分からない時は何でも聞く。僕のキャラクターだけど僕の視点と他人の視点が違うこともあるので、色んな意見を聞いていると参考になる意見が出てくる。面倒をかけて申し訳なかったけど、質問し続けた。あまりにもたくさんの質問にコ・アソンさんからはいい加減にしてほしいと言われた(笑)
―「やると決めたことは必ずやる」という意志が伝わった。
イ・ジュン:できなくても最後まで努力はする。そうしないと、僕の損だから(笑) 何か考え事ができると、考え続ける。だから、よく眠れなかった。キャラクターのことを考えていたら、1時間ごとに目が覚めた。
―長かった作品だったが、途中でスランプにならなかったのか?
イ・ジュン:演技から来るストレスというか……どんな変化を与えるべきなのかたくさん悩んだ時期だった。同じセット場で同じ言葉遣いで繰り返して演技をしながら「今、何をやってるんだろう?」と思った。そうしているうちに欲張ってはいけないと思った。欲張ると演技もダメになる。1シーン1シーン意味があるし、パートナであるコ・アソンさんと息がぴったり合う演技をしようと思った。重要ではないシーンは一つもないから。
―作品をしながら、それなりに悩みが多かったようだ。
イ・ジュン:監督が「他の俳優にすればよかった」と思ったらどうしようと思った。実は僕の顔が模範生の顔でもなく、遊び人のようだと言われたことが多かったので、純粋なイメージとはほど遠かったのでたくさん研究をした。実際に模範生だったこともなかったし、周りから意見を収集して目を優しく正面を見る練習もしたし、ポケットに手を入れたり、足を組む癖も直した。真っ直ぐ歩き、顔は下を向いてへこんでいる感じを与えようと努めた。
―実際には4歳年下のコ・アソンとの呼吸はどうだったのか?
イ・ジュン:撮影の間、僕が彼女の弟になったようだった。実は、実際にもそうだ(笑) とても楽になって色んなことを学んだ。NGを出しすぎて申し訳ないと思っている。アソンさんはNGがほとんどなかった。
―アイドルグループの練習生生活を経てデビューをし、本格的な演技者として転向するまで様々なことを経験した。振り返ってみるとどうなのか?
イ・ジュン:まだよく分からない。僕が経験した人生のすべての経験がいつか役に立つと思う。むしろ、今は周りの友達からたくさん学びたいし、変化したいけど、人ってそんなに簡単に変わらない。成熟したいし、大人になりたけど、まだまだだと思う。
―特に、「風の便りに聞きましたけど!?」の撮影に入る前にグループを脱退するという大きな変化もあったし、心配も多かったと思う。
イ・ジュン:負担が大きかった。でもやるべきことはやらなければならないので、一生懸命努力しなければならないと思った。
―本格的に演技領域に入りながら以前と変わったことはあるのか?
イ・ジュン:「風の便りに聞きましたけど!?」のアン・パンソク監督が俳優という職業は本当に良い職業だと言いながら「例えば、ある役を演じる時に達人になれるほど練習をしなければならないが、1年に3つの作品をしていると、3つの分野に詳しくなれるのは楽しいことだし、良いことだ。幸せな職業だ」とおっしゃった。「そうだな」と思った。確実なことは、どんな作品をしても、僕だけのものを作らなければならないと思った。お決まりのものではなく、何をしてもたくさん悩んで、もっと集中したい。
―どんな作品に惹かれるのか?
イ・ジュン:簡単なものよりは遠回りした方がいいと思っている。僕とは関係ないことがかえって僕と融合して新たな姿を見せることもある。悪口を言われても大胆に挑戦して、ワンステップずつ成長して行きたい。「風の便りに聞きましたけど!?」もそのような面で新鮮だった。以前、OCN「カプトンイ」でサイコバスの役を演じた時は皆から似合うと言われたけど、僕が見てもそうだった(笑) あ、イム・シワン(ZE:A)が「弁護人」に出た時は本当に羨ましかった。素晴らしい演技だったとたくさん褒めてあげた。
―出演作品が映画とドラマを合わせていつの間にか10作になった。撮影現場で習得した自分だけのノウハウがあるとしたら?
イ・ジュン:僕はただ感じるままに演じる方だ。何かに集中した時は体が動くままにしておくのが良い。
“アイドル出身の俳優”と言われているが、厳密に言うと、演技デビューが先だった。2009年、ハリウッド映画「ニンジャ・アサシン」で華やかに演技を始めたイ・ジュンはその後、グループMBLAQのメンバーとしての音楽活動と演技活動を並行してきた。多種多様な表情の変化が可能なマスクと直感的な演技力で最も成功したアイドル出身の俳優として位置づけられた彼は、今年グループを脱退して俳優活動に専念することを宣言し、本格的にドラマや映画に進出した。グループの脱退という痛みを経験した後に初めて挑戦したSBSドラマ「風の便りに聞きましたけど!?」は、そんな意味で彼にとって忘れられない作品に残るだろう。ドラマで模範生のハン・インサン役に扮した彼は「心残りだらけ」と言いながらも、顔には満足げな安堵感を浮かべていた。
―冬に始まったドラマが春と夏を経て、約6ヶ月にわたる大長征が終わった。放送終了後、どう過ごしているのか?イ・ジュン:出演俳優や制作陣たちと放送終了記念のMT(Membership Training:仲間で親睦を深めるために行く1泊2日の遠出)に行ってきた。打ち上げパーティーの司会を務めるためにお酒は飲めなかった。実は最終回は本番死守(リアルタイムで番組を見ること)ができずすぐにMTに行って、その後はインタビューのスケジュールを行う強行軍だ。撮影する時は上手く演じたいという考えでストレスが多かったが、すべてが終わったら何とも感じない。
―第1話の演技がとてもインパクトがあった。模範生でありながらも、自分が好きなものに向かって突進する意外な面が披露されてドラマ序盤に注目度が高かったと思う。
イ・ジュン:僕が演じたい通りに演じた。監督が特別な指示を与えず「俳優が考えているものが一番正しい」と言ってくれて、安心して演じることができた。でも、後から少し叱られたこともある(笑) 演技をする時、とても役立つ話をたくさんしてくれた。
―第1話で妊娠したソ・ボム(コ・アソン)とタクシーに乗った後、タクシーの運転手に後ろの座席でキスしてもいいのかと聞くシーンは圧巻だった。
イ・ジュン:僕にとっても最も強い印象を残したシーンだ。実際の撮影現場では撮影がとても早く終わった。本当に放送に出た分量だけ撮影した。撮影の1回目でオーケーが出て「もう終わった?」と思った。その時は(コ)アソンと出会ってから間もないぐらいだったので、早く終わってよかったとも思った。振り返ってみると、「風の便りに聞きましたけど!?」に出るすべてのシーンはほぼ1回目で撮影が終わった。
―ある意味、ドラマ自体がハン・インサンという青年の成長期にも見える。
イ・ジュン:キャラクターにもどかしい面があって最後までそんな姿を見せたらどうしようと少し心配したが、後半にそれが解消されてすっきりした。誰も思いつかなかった部分まで、台詞ごとにも深い意味が細かく盛り込まれていて、面白い一方、負担も感じた。もし僕が脚本家の意図を十分に生かせなかったらどうしようという負担だった。
―まるで映画の撮影現場のような雰囲気や演劇俳優出身の錚々たる先輩たち、テレビの画面で主に使われるショートカットではなく、ロングテイクを主に使用したという点でも、今回の撮影は俳優イ・ジュンにとって新しかったと思う。
イ・ジュン:どの環境よりも気楽で、僕が感じる通りに演じられるように配慮してくれた。後ろ姿だけ出ることが多かったという点も新鮮で、主にフルショットが使われた点も不思議だった。もうロングテイクに慣れてしまって今後、他のドラマに出演する時はむしろぎこちない感じがしそうだ。普通、他のドラマはカットの構図が事前に決まっていて特定の空間を抜け出してはならず、公式のように演じなければならない時も多い。でも、「風の便りに聞きましたけど!?」は主にロングテイクとフルショットで撮影されて、体を使うことにおいてもすごく気楽だった。カメラが僕を撮っていることさえ意識しなかったこともある。
―インサンの父親であるハン・ジョンホ(ユ・ジュンサン)が大きな家に一人だけ残されたドラマの結末は気に入ったのか?今後、インサンとボムはどう生きていくと思う?
イ・ジュン:余計なもののないシンプルな結末だと思う。ハン・ジョンホが一人で家の中に歩いていくシーンに多くの意味が盛り込まれている気がした。そして、インサンとボムの前に置かれた状況は正直大変だと思う。幸せである一方、家族を恋しがるだろう。でも、僕の願いでもあるが、2人は幸せだと思う。いつかは両親とも再び会うだろう。
―模範生として温室の中の草花のように育てられてきたインサンと芸能界に早くデビューして自ら人生を築いてきたイ・ジュンは非常に違うように見える。インサンに共感できる部分があったのか?
イ・ジュン:秀才だが、厳しい父親のもとで作られた剥製のように生きてきたインサンが、異性に目覚めて新しい世界を見る設定は十分共感した。自分の人生を生きていなかったインサンにとってはとても大きな衝撃だったのだろう。それで、ボムを見てすぐにタクシーに乗せて家に連れてくるシーンなどは十分理解できた。
―一目惚れした経験があるのか?
イ・ジュン:中学校や高校の時、そんな感情を多く経験した。恋愛感情がすごく盛んな時じゃないか(笑) あの時を想像しながら演じた。
―インサンを演じながら、もどかしさを感じたようだ。
イ・ジュン:頭がよくて金持ちだが、常に抑圧されているように感じたはずのインサンがまったく羨ましくなかった。人にとって最も重要なのは、やりたいことをやりながら平和に暮らすことだと思う。父親の目もまともに見れないインサンがかわいそうな気がした。優柔不断な面がハン・インサンにとっては一つの表現方法だが、イ・ジュンの立場から見るとそんな彼がもどかしく感じられた。
―実際のイ・ジュンは断固とした性格なのか?
イ・ジュン:決めたら実行し、そうでなければ終わりだ。選択する時は決断力がある方だ。
―また、俳優だけではなく、錚々たる演劇、映画界の先輩たちと共演したことも特別な経験だったと思う。
イ・ジュン:現場にいただけでも勉強になった。「あのような演技がとこから出るんだろう」と思ったことも多かった。演技について先輩たちに質問すると、一つ一つ説明してくださり、意義深い作業だった。分からない部分は恥ずかしがらずに妹役の(パク)ソヨンさんにも聞いた。歳と経歴とは関係なく学ぶことが多かった。
―撮影現場でも非常に積極的だったと聞いた。
イ・ジュン:分からない時は何でも聞く。僕のキャラクターだけど僕の視点と他人の視点が違うこともあるので、色んな意見を聞いていると参考になる意見が出てくる。面倒をかけて申し訳なかったけど、質問し続けた。あまりにもたくさんの質問にコ・アソンさんからはいい加減にしてほしいと言われた(笑)
―「やると決めたことは必ずやる」という意志が伝わった。
イ・ジュン:できなくても最後まで努力はする。そうしないと、僕の損だから(笑) 何か考え事ができると、考え続ける。だから、よく眠れなかった。キャラクターのことを考えていたら、1時間ごとに目が覚めた。
―長かった作品だったが、途中でスランプにならなかったのか?
イ・ジュン:演技から来るストレスというか……どんな変化を与えるべきなのかたくさん悩んだ時期だった。同じセット場で同じ言葉遣いで繰り返して演技をしながら「今、何をやってるんだろう?」と思った。そうしているうちに欲張ってはいけないと思った。欲張ると演技もダメになる。1シーン1シーン意味があるし、パートナであるコ・アソンさんと息がぴったり合う演技をしようと思った。重要ではないシーンは一つもないから。
―作品をしながら、それなりに悩みが多かったようだ。
イ・ジュン:監督が「他の俳優にすればよかった」と思ったらどうしようと思った。実は僕の顔が模範生の顔でもなく、遊び人のようだと言われたことが多かったので、純粋なイメージとはほど遠かったのでたくさん研究をした。実際に模範生だったこともなかったし、周りから意見を収集して目を優しく正面を見る練習もしたし、ポケットに手を入れたり、足を組む癖も直した。真っ直ぐ歩き、顔は下を向いてへこんでいる感じを与えようと努めた。
―実際には4歳年下のコ・アソンとの呼吸はどうだったのか?
イ・ジュン:撮影の間、僕が彼女の弟になったようだった。実は、実際にもそうだ(笑) とても楽になって色んなことを学んだ。NGを出しすぎて申し訳ないと思っている。アソンさんはNGがほとんどなかった。
―アイドルグループの練習生生活を経てデビューをし、本格的な演技者として転向するまで様々なことを経験した。振り返ってみるとどうなのか?
イ・ジュン:まだよく分からない。僕が経験した人生のすべての経験がいつか役に立つと思う。むしろ、今は周りの友達からたくさん学びたいし、変化したいけど、人ってそんなに簡単に変わらない。成熟したいし、大人になりたけど、まだまだだと思う。
―特に、「風の便りに聞きましたけど!?」の撮影に入る前にグループを脱退するという大きな変化もあったし、心配も多かったと思う。
イ・ジュン:負担が大きかった。でもやるべきことはやらなければならないので、一生懸命努力しなければならないと思った。
―本格的に演技領域に入りながら以前と変わったことはあるのか?
イ・ジュン:「風の便りに聞きましたけど!?」のアン・パンソク監督が俳優という職業は本当に良い職業だと言いながら「例えば、ある役を演じる時に達人になれるほど練習をしなければならないが、1年に3つの作品をしていると、3つの分野に詳しくなれるのは楽しいことだし、良いことだ。幸せな職業だ」とおっしゃった。「そうだな」と思った。確実なことは、どんな作品をしても、僕だけのものを作らなければならないと思った。お決まりのものではなく、何をしてもたくさん悩んで、もっと集中したい。
―どんな作品に惹かれるのか?
イ・ジュン:簡単なものよりは遠回りした方がいいと思っている。僕とは関係ないことがかえって僕と融合して新たな姿を見せることもある。悪口を言われても大胆に挑戦して、ワンステップずつ成長して行きたい。「風の便りに聞きましたけど!?」もそのような面で新鮮だった。以前、OCN「カプトンイ」でサイコバスの役を演じた時は皆から似合うと言われたけど、僕が見てもそうだった(笑) あ、イム・シワン(ZE:A)が「弁護人」に出た時は本当に羨ましかった。素晴らしい演技だったとたくさん褒めてあげた。
―出演作品が映画とドラマを合わせていつの間にか10作になった。撮影現場で習得した自分だけのノウハウがあるとしたら?
イ・ジュン:僕はただ感じるままに演じる方だ。何かに集中した時は体が動くままにしておくのが良い。
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- 記者 :
- チャン・ソユン、写真 : ク・ヘジョン、翻訳 : ナ・ウンジョン、チェ・ユンジョン
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