「タンタラ」TEENTOPのL.JOE“元々俳優になるのが夢だった”
TEENTOPのメンバーで、地上波ドラマに初めて挑戦し好評を得て、俳優というタイトルを獲得したL.JOEは、ドラマの中から飛び出してきたような、特有の明るく健康的な魅力を存分にアピールした。多少変わり者だけれど、だからこそより可愛く愛らしい魅力に溢れている。
L.JOEは、SBS水木ドラマ「タンタラ」(脚本:ユ・ヨンア、演出:ホン・ソンチャン)でドラマーのソ・ジェフン役を演じた。このドラマは崖っぷちな状況で出会った傍若無人なマネージャーシン・ソクホ(チソン) と、ルーキーバンドの“タンタラ”の成功プロジェクトを描いたドラマだが、ソ・ジェフンはこのタンタラバンドのメンバーとして活躍した。
第6話から登場したジェフンは、ドラムの天才と言って良いほど優れたドラムの実力を持っている。しかし、彼の前には絶対に超えられない山のような存在の母(チェ・ジナ) が構えていた。5歳の時から母に手を引かれてあちこちを連れ回されながら“創りあげられた優等生”として生きてきたのだ。しかし、願書の趣味欄に「ドラム演奏」と書いたためにドラムを学び始め、その過程でシン・ソクホに出会ってタンタラバンドのメンバーに加わり、母に初めて反旗を翻す。そんなジェフンの魅力は、思いも寄らない突飛な発言と行動だが、これが「タンタラ」の面白いポイントの一つになった。
15日、ソウル合井洞(ハプチョンドン) にあるOSENの社屋で会ったL.JOEは、前日に最後の撮影を終えたとし、万感の思いがこもった表情をしていた。撮影が終わるからといって残念な気持ちにはならないと思ったが、いざ最後の撮影を終えたら、虚しくもあり、そのため眠れなかったという。
彼は「家に帰ったら雨が降った。寂しくもあり、虚しかった。僕は遅く合流したので、やっとスタッフや俳優たちと仲良くなったのに、別れてしまったような気分がしたためだと思う」としながらも「でも残念な気持ちよりは、良い記憶として残っており、嬉しくて幸せだ」と感想を明かした。
―「タンタラ」に出演することになったきっかけは?
L.JOE:オーディションを受けた。演技を始めた以上、役を選んではいけないと思う。だからどんな役でも忠実な気持ちでやりたかった。
―この役のために今回ドラムを学んだと聞いた。大変ではなかったか?
L.JOE:実は、最初は何とかなるだろうと思っていた。しかし、いざドラムを学んで叩いているうちに、プレッシャーが生じた。そのためストレスを受けたが、だから尚更頑張るようになった。ストレスがかえって役に立った。
―ドラムを初めて叩くとは思えないほど上手だった。共演したCNBLUEのカン・ミンヒョクさんも上手だと褒めたそうだが。
L.JOE:ドラムは今回「タンタラ」をきっかけに叩くようになったが、2~3週間ほど学んだ。ドラムは容易な楽器ではない。バンド演奏の中心的な役割をするし、拍子感が良くなければならない。だから一生懸命に学んだ。元々叩いていた人だと言われるとなんだか寂しい。それくらい本当に一生懸命に努力したことを知っていただきたい。
―本業は歌手だが、演技を始めたきっかけはあるのか?
L.JOE:元々俳優が夢だったので、演技がしたかった。しかし、何事もタイミングと機会が合わなければならないが、TEENTOPの活動で忙しかったので、それがうまく合わなかった。それが今回の「タンタラ」は運良く両方がうまく合って、出演できるようになった。
―俳優が夢だったのになぜ歌手活動を先に始めることになったのか?
L.JOE:演技を学ぶ塾に通っていた時に、歌手のオーディションに合格したケースだ。実は練習生は好奇心で始めた。また、すぐにデビューできると言われて好奇心が大きくなった。デビューさえすれば芸能人になれるのだから、すぐに成功できると思ったけれど、違っていた。いざ始めてみたら、デビューした後のほうが大変だった。生き残らなければならないから。そうやってTEENTOPの活動を頑張ってやっているうちに、演技に対する思いは遠い夢になっていったのだと思う。しかし、これからは演技の夢をもっと広げていきたい。
―ジェフンは変わったところのあるキャラクターだが、演技を助けてくれた人はいたか?
L.JOE:ジェフンが第6話で変な格好で登場するが、僕なりに準備をした。しかし、チソン先輩が僕の計算し尽くされた演技を見て、そうじゃない方がいいとおっしゃって、個人的に演技指導をしてくれた。チョン・マンシク先輩も、気持ちを楽にやればいいとアドバイスしてくださった。そのおかげで手にキスするシーンが誕生した。先輩たちが本当にたくさん助けてくれた。
―先輩としてチソンさんが大きな力になったみたいだ。
L.JOE:先輩には本当に色んなことを勉強させてもらった。本当に尊敬する。たくさん気を配ってくださって感謝している。僕がもっと成長した後、チソン先輩ともう一度共演してみたい。
―「タンタラ」のメンバーたちと演技以外に実際にも本当に仲良くなったと思う。そんな姿がドラマにも出ていて良かった。
L.JOE:メンバーたちと本当に仲良くなった。だから終わるのが残念だった。元々はそんな気分にはならなかったけれど、最後の撮影が終わって本当に残念だった。
―今回、演技しながら一番大変だった部分は?
L.JOE:一番大変だったのは慣れることだった。僕はみんなより少し遅く加わったので、現場の雰囲気やスタッフ、出演者たちに適応するのが大変だった。皆、長くこの仕事をしてきた先輩たちで、現場のオーラに気後れしていたと思う。でも適応した後は、楽しみながら撮影した。
―撮影分の中で一番記憶に残るシーンは?
L.JOE:お母さんが事務所に来てサポーターをしてくれるシーンがあった。お母さんと外で仲直りならぬ仲直りをすることになるが、そのシーンが元々はそんなに可愛いものではなかった。実は、あのシーンをどうすればいいか分からず、先輩に合わせていこうとだけ思って、セリフだけを覚えた。しかし、先輩が可愛く駄々をこねる母親のように演技をなさったので、僕も駄々をこねる息子のように演技した。そうやって、可愛くアプローチすることができた。
―演技の夢を広げていきたいと言ったが、これから一番やってみたいジャンルや役は何か?
L.JOE:僕が一番やりたいのは、ジャンル物の演技だ。しかし機会とタイミングが合わなければならないので、今は僕が一番やりたい役でなくても何でも頑張ってやってみたい。そうすれば、いつかは自分がしてみたいジャンル物の演技もできるのではないかと思う。
―OCN「失踪ノワールM」に少し出演した経験がある。出演分量が多くはなかったが、撮影当時はどうだったか?
L.JOE:僕がジャンル物が好きなこともあり、イ・スンヨン監督が素敵な方だったので、オーディションを受けたかった。だらかカメオでもいいから出演したかったし、頑張らなきゃという思いが強かった。あの時は、本当に緊張していた。一日中待機して撮影したが、とても緊張した。僕はモニタリングをたくさんする方だが、僕が思っていた以上にセリフの失敗が多かった。感情にだけ集中しようとしてそうなったと思う。残念だった。
―俳優として自身の強みは何だと思うか?次回の演技のために自身をアピールするとしたら?
L.JOE:僕は実は、大変でも我慢して頑張るほうだ。何事も忠実に取り組むことが最高だと考えている。他の人より劣らないようにしなければという思いが強く、そんな自分自身に疲れてしまうタイプだ。直さなければならないと思っているけれど、これは成功してから直す(笑)
L.JOEは、SBS水木ドラマ「タンタラ」(脚本:ユ・ヨンア、演出:ホン・ソンチャン)でドラマーのソ・ジェフン役を演じた。このドラマは崖っぷちな状況で出会った傍若無人なマネージャーシン・ソクホ(チソン) と、ルーキーバンドの“タンタラ”の成功プロジェクトを描いたドラマだが、ソ・ジェフンはこのタンタラバンドのメンバーとして活躍した。
第6話から登場したジェフンは、ドラムの天才と言って良いほど優れたドラムの実力を持っている。しかし、彼の前には絶対に超えられない山のような存在の母(チェ・ジナ) が構えていた。5歳の時から母に手を引かれてあちこちを連れ回されながら“創りあげられた優等生”として生きてきたのだ。しかし、願書の趣味欄に「ドラム演奏」と書いたためにドラムを学び始め、その過程でシン・ソクホに出会ってタンタラバンドのメンバーに加わり、母に初めて反旗を翻す。そんなジェフンの魅力は、思いも寄らない突飛な発言と行動だが、これが「タンタラ」の面白いポイントの一つになった。
15日、ソウル合井洞(ハプチョンドン) にあるOSENの社屋で会ったL.JOEは、前日に最後の撮影を終えたとし、万感の思いがこもった表情をしていた。撮影が終わるからといって残念な気持ちにはならないと思ったが、いざ最後の撮影を終えたら、虚しくもあり、そのため眠れなかったという。
彼は「家に帰ったら雨が降った。寂しくもあり、虚しかった。僕は遅く合流したので、やっとスタッフや俳優たちと仲良くなったのに、別れてしまったような気分がしたためだと思う」としながらも「でも残念な気持ちよりは、良い記憶として残っており、嬉しくて幸せだ」と感想を明かした。
―「タンタラ」に出演することになったきっかけは?
L.JOE:オーディションを受けた。演技を始めた以上、役を選んではいけないと思う。だからどんな役でも忠実な気持ちでやりたかった。
―この役のために今回ドラムを学んだと聞いた。大変ではなかったか?
L.JOE:実は、最初は何とかなるだろうと思っていた。しかし、いざドラムを学んで叩いているうちに、プレッシャーが生じた。そのためストレスを受けたが、だから尚更頑張るようになった。ストレスがかえって役に立った。
―ドラムを初めて叩くとは思えないほど上手だった。共演したCNBLUEのカン・ミンヒョクさんも上手だと褒めたそうだが。
L.JOE:ドラムは今回「タンタラ」をきっかけに叩くようになったが、2~3週間ほど学んだ。ドラムは容易な楽器ではない。バンド演奏の中心的な役割をするし、拍子感が良くなければならない。だから一生懸命に学んだ。元々叩いていた人だと言われるとなんだか寂しい。それくらい本当に一生懸命に努力したことを知っていただきたい。
―本業は歌手だが、演技を始めたきっかけはあるのか?
L.JOE:元々俳優が夢だったので、演技がしたかった。しかし、何事もタイミングと機会が合わなければならないが、TEENTOPの活動で忙しかったので、それがうまく合わなかった。それが今回の「タンタラ」は運良く両方がうまく合って、出演できるようになった。
―俳優が夢だったのになぜ歌手活動を先に始めることになったのか?
L.JOE:演技を学ぶ塾に通っていた時に、歌手のオーディションに合格したケースだ。実は練習生は好奇心で始めた。また、すぐにデビューできると言われて好奇心が大きくなった。デビューさえすれば芸能人になれるのだから、すぐに成功できると思ったけれど、違っていた。いざ始めてみたら、デビューした後のほうが大変だった。生き残らなければならないから。そうやってTEENTOPの活動を頑張ってやっているうちに、演技に対する思いは遠い夢になっていったのだと思う。しかし、これからは演技の夢をもっと広げていきたい。
―ジェフンは変わったところのあるキャラクターだが、演技を助けてくれた人はいたか?
L.JOE:ジェフンが第6話で変な格好で登場するが、僕なりに準備をした。しかし、チソン先輩が僕の計算し尽くされた演技を見て、そうじゃない方がいいとおっしゃって、個人的に演技指導をしてくれた。チョン・マンシク先輩も、気持ちを楽にやればいいとアドバイスしてくださった。そのおかげで手にキスするシーンが誕生した。先輩たちが本当にたくさん助けてくれた。
―先輩としてチソンさんが大きな力になったみたいだ。
L.JOE:先輩には本当に色んなことを勉強させてもらった。本当に尊敬する。たくさん気を配ってくださって感謝している。僕がもっと成長した後、チソン先輩ともう一度共演してみたい。
―「タンタラ」のメンバーたちと演技以外に実際にも本当に仲良くなったと思う。そんな姿がドラマにも出ていて良かった。
L.JOE:メンバーたちと本当に仲良くなった。だから終わるのが残念だった。元々はそんな気分にはならなかったけれど、最後の撮影が終わって本当に残念だった。
―今回、演技しながら一番大変だった部分は?
L.JOE:一番大変だったのは慣れることだった。僕はみんなより少し遅く加わったので、現場の雰囲気やスタッフ、出演者たちに適応するのが大変だった。皆、長くこの仕事をしてきた先輩たちで、現場のオーラに気後れしていたと思う。でも適応した後は、楽しみながら撮影した。
―撮影分の中で一番記憶に残るシーンは?
L.JOE:お母さんが事務所に来てサポーターをしてくれるシーンがあった。お母さんと外で仲直りならぬ仲直りをすることになるが、そのシーンが元々はそんなに可愛いものではなかった。実は、あのシーンをどうすればいいか分からず、先輩に合わせていこうとだけ思って、セリフだけを覚えた。しかし、先輩が可愛く駄々をこねる母親のように演技をなさったので、僕も駄々をこねる息子のように演技した。そうやって、可愛くアプローチすることができた。
―演技の夢を広げていきたいと言ったが、これから一番やってみたいジャンルや役は何か?
L.JOE:僕が一番やりたいのは、ジャンル物の演技だ。しかし機会とタイミングが合わなければならないので、今は僕が一番やりたい役でなくても何でも頑張ってやってみたい。そうすれば、いつかは自分がしてみたいジャンル物の演技もできるのではないかと思う。
―OCN「失踪ノワールM」に少し出演した経験がある。出演分量が多くはなかったが、撮影当時はどうだったか?
L.JOE:僕がジャンル物が好きなこともあり、イ・スンヨン監督が素敵な方だったので、オーディションを受けたかった。だらかカメオでもいいから出演したかったし、頑張らなきゃという思いが強かった。あの時は、本当に緊張していた。一日中待機して撮影したが、とても緊張した。僕はモニタリングをたくさんする方だが、僕が思っていた以上にセリフの失敗が多かった。感情にだけ集中しようとしてそうなったと思う。残念だった。
―俳優として自身の強みは何だと思うか?次回の演技のために自身をアピールするとしたら?
L.JOE:僕は実は、大変でも我慢して頑張るほうだ。何事も忠実に取り組むことが最高だと考えている。他の人より劣らないようにしなければという思いが強く、そんな自分自身に疲れてしまうタイプだ。直さなければならないと思っているけれど、これは成功してから直す(笑)
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- パク・ジニョン
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